人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


[ 灯りが消えた、暗闇の中で ]

『逃げて』

『お願い』

[ 搾り出すような、声がする ]


【人】 見習い医師 スティーブン

[謝罪の言葉を紡ぐ耀と珀に、ゆるゆると首を振り]

 何よりですよ、大事無いようで。

 耀君、少し横になりますか?
 それとも、何か食べておきますか?

[もし暫く眠るようであれば、自分は食事を後回しにしてついていようと思ったが。
 その矢先、不意に周囲が暗くなった]

 あ……。

(0) 2011/05/18(Wed) 00時頃

 日向っ!?

[暗闇のなか、搾り出すような儚い声。
胸の痛みは、一層ひどくなるけれど、何も見えなくて]


お前も、百瀬探しに行かないの?
すっげー雨だし。

[出てゆく石神井を見て、土橋にも声をかけてみたり]


[まさか。
そんなわけがない。

けれど、胸の痛みは治まらない]

 日向、……蛍紫……っ!


いきますよ、もちろん。

[何を当然、といった表情になった]


はいはい、はぐれないよーにね。

[ついでに一緒にフロでも入ったら、とは言わなかった]


【人】 見習い医師 スティーブン

[明かりはすぐについたけれど、代わりに感じられたのは、今までここになかったはずの薔薇の香り。
 そして周囲の喧噪から、大須の姿が忽然と消えたことを知る]

 大須君、鳴瀬先生達を呼びに行ったんじゃないんですか……?

 え? 違う……?

[耀の様子を伺い、立てそうならば近くの椅子へと着席を促し]

 本当に、さっきまでそこにいたんですか?

[再度、皆に確認してみる]

(19) 2011/05/18(Wed) 00時半頃

 ……何があったんだよ、日向ぁっ!

[彼女の姿が在った場所には、ただ雨粒が打ち付けるだけで。
生きている者は当然、死んだ者の姿も見えず]


はい!

[元気よく答え、外へと。
…もし、言われていたらジト目で見たかもしれない。]


[元気の良い反応に、土橋はわんこみたいで可愛いなーと思った]

俺も、どーにかなる……のかなあ。
ウーン。


[多分、ワンコならきっとハスキー犬だと思われる。]


[そこだと判ったのは、初めに日向と会った場所だから。]

 楓馬……。

[苗字でなく、名を呼んだことは、きっと無意識に。]


[犬好きなので、帰ってきたら思い切りナデナデするつもり]


 ……。

[濡れて雫の滴る前髪の下から、虚ろげな眼差しが返る。
けい、と呼ぶのは、喉が引き攣って上手く声にならず、くちびるの形だけ]


[虚ろな眼差しに、眉間に皺が寄った。
己は視えて聴こえるだけで、同調はしないから。
だから、彼と日向が抱える苦しみは判らない。]

 ………すまん。
 耀の時も傍にいてやれなくて。
 日向のことも……
 切欠は、おそらく暁様とやらなんだろうが。
 暁様……とやらの霊は、俺には見えてないから
 何がなんだかで。

[起こす為に手を差しのべながら、ぽつりと告げる言の葉。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 えーっと、みんな、落ち着いて……。

[自分も、大須達を探しに行くべきか。
 それともここに留まるべきか。
 大広間に残る生徒達をどうするか……。

 こんな時、鳴海先生ならどんな指示を出すのだろう]

 先生、早く戻ってきてくださいよ……。

[テーブルに手をかけたまま、窓の外を見て、少し情けない声を漏らした]

(35) 2011/05/18(Wed) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、鳴瀬先生!

[鳴瀬の声が聞こえると、安堵の表情を浮かべて振り返り]

 ……良かった。

 あのですね、耀の方は、ひとまずもう大丈夫だとは思うんですけど。
 その、つい先程、停電がありまして。

 大須の姿が、急に見えなくなってしまって、どうしようかと……。

(40) 2011/05/18(Wed) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 甲斐君ですか?
 いえ、彼はまだ……。

[首を軽く左右に振る]

 石神井君達が呼びに行っている筈なんですけれど。
 先生、心当たりありませんか?

(41) 2011/05/18(Wed) 01時頃

[蘭香のことも、――日向のことも。
暁様、という誰かのことは分からないが、ゆるゆる首を振った]

 ……謝るのは、オレ。
 居たのに、分かるのに、……何もっ、出来なくて。


【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、はい。
 すみません。

[最上の声に一瞬驚くも、確かに自分が落ち着かなくてはどうにもならない。
 耀の傍に歩み寄ると、立てるかどうか様子を伺う]

 はい、大須君が……。
 ……先生?

[鳴瀬の顔色が急変するのを見ると、また不安げな表情を浮かべそうになった。
 それではいけないと、軽く首を振り]

 甲斐君、一緒だったんですか。
 ならそのうち、ここに来るんでしょうか……。

[またちらりと、耀を見る]

(55) 2011/05/18(Wed) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 そうですね。
 とにかく、私の部屋で少し横にさせておきます。

[耀の正面に回り込み]

 ……立てますか?

[そう訊ね、立てるようであれば肩だけを貸す。
 もしも立てないようならば、かなり無理はあるが、背負っていくしかないだろう]

 あ……この雨ですし、停電もありましたから。
 他にも、怪我をした人がいたら、早めに治療に来てくださいって。
 これ、みんなにも伝えておいてくださいね。

(57) 2011/05/18(Wed) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[耀を連れて大広間を出る前に、鳴瀬の前で一旦足を止め]

 助かりました。
 私では、こういう時に的確な指示は出せませんから……。
 あと、最上にも……。

[そして軽く頭を下げてから、部屋に戻った**]

(63) 2011/05/18(Wed) 01時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 02時頃


―先の話・栖津井&浜那須の部屋―

栖津井先生。またすり傷作ってしまいましたー
…あと、薔薇の棘、刺さってしまいました

[部屋の中に耀はまだ横になっているだろうか。部屋の扉を叩き、返事を待たずに中に入る]

……あれ、先生居ない?

[辺りを見回せば、布団に寝かしつけられている耀独り。胸の辺りがゆっくり上下しているので、静かに眠っているのだろう。
先輩や先生からはどれぐらいのことを教えて貰ったのか]

………そうだ


――………蘭香


[ふと思い付いて。耀の傍に寄ると、耳元でそっと名を囁いた。

さて、彼は『誰』と勘違いしてくれるのだろう]



[じいと眠る顔を見ていると、不意に母の顔と重なった。驚いて目を擦り、改める。

どうして…。

手を伸ばして、顔にかかる髪を横に払う。見える火傷の痕に息を飲んだ]


―3年前のある日―

[TVのニュースを見ていた母が、小さく悲鳴を上げた。
何事かと、手を止めてTV画面を見ると、どうやら火事で家が全焼し、一家族が死亡と重傷だという]

…ふぅん

[『ただのニュース』だと思い、再び宿題のプリントに鉛筆を走らせる。暫くすると、母の押し黙った嗚咽が聞えてきた]

奏音さん、どうしたの?

[心配になって声をかけると、母に強く強く抱き締められた。しがみつかれたというのが正しいのやも知れぬ]

『…調音ちゃん、調音ちゃん……。死んじゃった。ママの…従姉妹が、死んじゃったの…』

[震える背を撫でることしか出来なくて]

…苦しかっただろうね

[そんな事しか。言えなかった]


―時は流れる―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ヨーカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[そうして決まって母は、調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ヨーカちゃん』の代わりに**]


―現在―

[火傷の痕。『ランカ』という名前。微かに見える母の面影]

…はんっ


まさか

[打ち消した。髪に頬に触れる手は、何故だか止まらない。
起きぬ気配にもう一度、耳に唇寄せて]



         ら ん か
       



[*名を呼んだ*]


―時は流れるリテイク―

[そうして。火事のニュースを見る度に、母は呟く]

『ランカちゃん、無事かなぁ…』

[先の火事で、唯一生き残ったという従姉妹の子供の名を呟く]

『心配だけど、連絡できる訳じゃないしね…』

大丈夫だよ。奏音さんがこんなにも心配しているんだから
きっと元気に過ごしているよ

『うん…。そうだね。そうだと…良いね』

[ニュースの後、決まって母は調音を抱き締める。
直接触れられない代わりに。
『ランカちゃん』の代わりに**]


―― 少し先の話・夢うつつ ――

[倒れた体は思ったより体力を消耗していたようで。
横になればそのまま意識は夢の中へ沈み。
……誰かが、現れても。
触れられても。声をかけられても。
目を覚まさず]

……ー……く、ん……

[唇は勝手に音を紡ぐ。
耳元で名を呼ばれれば、僅か、口元が緩み**]


【人】 見習い医師 スティーブン

―回想―

[甲斐を探し、呼ぶ耀に、少し困惑の表情を浮かべ]

 あ……。
 先生、それと、皆も。

 もし甲斐君を見かけたら、私の部屋に来てほしいって、伝えておいてくれませんか?

[そう言伝し、広間を出ようとした辺りで、静谷から電話のことを聞かされ]

 電話が?
 雷で、一時的に……とかなら良いんですが。

[あとで確認してみますと告げてから、部屋へ**]

(118) 2011/05/18(Wed) 09時頃

 ……どう、しよう?

 日向は、誰にも……言えなかったんかな。

[禁断の恋。身分の差。祟りと目されたほどの、想い。
それに比べれば、些細だろう痛み。
けれど気づいてしまえば、抜けない棘のように、その存在を、ちりちりと感じずにはいられなかった]


あ?


くっそ、それじゃ誰の名前かわっかんねー

唇んとことか、目元とか、奏音さんに似てる気がするのに、な

[その箇所に、*指を伸ばした*]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 18時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 1階自室 ─

[甲斐が部屋に到着すれば、簡単に事の成り行きを説明する。
 症状などについては、いちいち事細かに告げなくても、彼になら分かるだろうか]

 ……はい?

[邪魔にならぬようにと、少し離れようとしたところ、甲斐が何か言ったような気がして振り向いた。
 護る───とか、聞こえたような気もするが]

 あの、甲斐君……。
 なにかありましたか……?

[気難しげな顔をする甲斐に、控え目に訊ねてみる]

(220) 2011/05/18(Wed) 18時半頃

スティーブンは、セシル(鳴瀬先生)が、甲斐を部屋によこしてくれたことに、感謝した。

2011/05/18(Wed) 18時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

 中止に、ですか?

[数度瞬くも、この天候に加え、体調の良くないものも出ているし、大須の件で不安が広がっているようにも思えた。
 しかし、皆は納得するだろうかと考え込む]

 そうですね……。
 あとで、鳴瀬先生と話してみます。

[中庭にいたかと問われると、緩く首を振り、耀に視線を向けながら]

 いえ、私は大広間にいましたから。

(222) 2011/05/18(Wed) 19時頃

――……

[触れられればぴくりと震え。
それでも深い眠りに落ちているのか、瞳を開く気配は無い。
唇は何か言葉を紡ぎたそうに幾度か震えるけれど、音にはならず。
深い、夢の檻に、閉じ込められたまま]


[おそらくは、耀の家族の霊とは珀も共にあっているだろう。

家が近ければ、真夜中の喧噪にはいやでも気がついたし。
それが耀の家と知れれば、父と母が叩き起こしにきたから。
己が珀を呼びにいったのか、珀が来たのが先だったか、耀の家の近くであったのか。
記憶が混乱していて定かではないけれど……。

3年前、珀は、すでに1人だったろうか。
どちらにしても、2人を護らなければ……と蛍紫が強く思った瞬間。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 そうですね……。
 大須君と、彼の叔父さんには申し訳ないですが、鳴瀬先生と話し合って、場合によっては雨が小降りになり次第帰宅するように……。

 ……はい?

[言葉を付け足されれば、頷いて]

 分かりました。
 内緒に、ですね。

[なんとなく鳴瀬先生らしいと思いながらも、やはり怪我は心配である。
 だから、微かに感じた何かは、おそらくは、早く怪我の程度を確認した方が良いという、保健医としての義務感……だと、思う]

(230) 2011/05/18(Wed) 19時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[甲斐の視線が、耀へ向く。
 幼馴染みの彼らの間には、やはり、自分の知らぬものが沢山あるのだろう]

 私、暫く席を外しますから。

 何かあったら、多分ロビーか大広間にいると思いますんで、声をかけに来てください。
 それと、中庭の話。
 私からも皆に聞いてみますね。

[そう甲斐に告げると、一旦部屋を離れることにした]

(231) 2011/05/18(Wed) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[念のために、薬や湿布を少しだけ持って、部屋を出ようとする。
 扉に手をかけたところで、甲斐の声が聞こえて足を止め]

 ……それは、どうでしょうね。

[年若い鳴瀬の方が、自分よりずっとしっかりしているように思えて。
 何かと頼っているのは自分ではないかと]

 ……。
 それでは、後を頼みますね。

[振り向かぬままでそう言って、静かに戸を閉めると、ひとまずロビーへと向かった]

(236) 2011/05/18(Wed) 21時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 21時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[この雨は、明日には止んでくれるだろうか……。
 そんなことを考えながら、ぼんやり窓の外を見ていると、誰かの声が聞こえ、そちらへ顔を向けた]

 あ、土橋君。
 どうしました?

[持ってきた小さな鞄の中を見てみる。
 塗るタイプの絆創膏は1(奇数なら持ってきた)]

(245) 2011/05/18(Wed) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[鞄から、小さなチューブと消毒液、ガーゼをを取り出し]

 土橋君。
 怪我、どこですか?

(248) 2011/05/18(Wed) 22時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 薔薇の刺ですか。
 そういえば、中庭は薔薇が一杯ですからねぇ。

[土橋の指の怪我を見ると、まずは軽く消毒し、それから液体絆創膏を軽く塗ってやる]

 はい、終わりました。
 少しだけ乾かしてくださいね。

 百瀬君も?

[軽く頷き]

 分かりました、見かけたら声をかけてみますね。

(251) 2011/05/18(Wed) 22時頃

―― 3年前 ――

『だって、まだ生きてんだ!』

[真夜中、あかく染まる窓に、ひとり飛び起きて、外へ駆け出した。

蘭香と拓斗の痛みは、伝わってこないから。
ふたりは生きてるって確信してた。
だから、水を被って飛び込もうとした無謀なこどもは、近所のおとなたちに押さえつけられ、何もすることが出来なかった。

彼らの判断は正しい。
こどもひとり、飛び込んだところで、死体がひとつ増えるだけ。

でも。
だけど。

彼らには、『彼』の姿は見えない。
蘭香を残して、揃ってしまった家族の姿は、見えないのだ]


[見えていたら、痛みを感じられていたら。
飛び込まずにいられなかった自分を、止めはしなかっただろうと、何処にもぶつけられない憤りを抱えた自分に、拓斗は。

しっかりしろ、というように額を小突いて。
生前と変わらぬ優しい響きで、弟を頼むと、託していったから。

幼馴染が自分にとって大事だからって理由だけじゃなく、拓斗兄ちゃんの分まで、蘭香を護らなきゃって。
きっと、その想いは蛍紫も一緒だと、交わした眼差しに想った]


【人】 見習い医師 スティーブン

 そうですか、いっぱいでしたか。
 ならば、暗い時に出歩くのは危険ですね。

 ……はい、どういたしまして。

[土橋にお辞儀し返すと、軽く腰を伸ばし]

 それじゃ私、今のうちにちょっと食事をとってきますから。

[そう言うと、大広間へ向かい歩き出した]

(280) 2011/05/18(Wed) 22時半頃

 暁…… って、誰、なんだ。

[部活の誰かではない。
けれど、日向以外の霊の気配は感じない。

もっとちゃんと、あらましを蛍紫から聞いておけば良かったと、ひとり手を握りこんだ]


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 大広間 ─

[温め直したカレーを、皿に盛る。
 折角なので、焼きそばも少しだけ。

 テーブルに運んで席につき、カレーを一匙口に運ぶが、なんだかあまり食欲が沸かない。
 ひとりでの食事だからだろうか。
 しかし、それは普段も同じ事]

 ……いけませんね、こんな事では。

[もっとしっかりしなくては。

 先程の、最上の言葉を思い出し、強く頭を数回振って。
 それから食事を再開する]

(298) 2011/05/18(Wed) 23時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/18(Wed) 23時頃


 『こういうときは、俺より珀のが判るかもな……。』

[眼鏡をかけたとて、想いの残滓が見えるかは謎で。
同調する珀の方が……と、思ったり。
あらましきちんと話していないということは、うっかり忘れてしまっている。]


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 大広間 ─

[終始無言のままで食事を終えると、使った食器を洗い、片付ける。
 そして、そろそろ耀達の様子を見に戻った方が良いかと、部屋へ引き返すが]

 ……あれ?

[そこには誰も居なかった。
 甲斐か珀と一緒に、部屋に戻ったのだろうか?]

(367) 2011/05/19(Thu) 00時半頃

[指にかかる息にはっと我に返る]

…やべぇ、どうかしてる…


[耀に触れた指をぎゅうと拳の中に押し入れて。
その部屋を*後にした*]


 麻雀やると、人間分かるって言うヤツが居た気がすっけど……

[じゃらじゃら]

 日向、麻雀教えたら、付き合ってくれっかなぁ。

[幼馴染が真面目に調査をしている中。
牌をいじりながら、そんなことを呟いているのだった]


 『あー、やはり、判らん。
 後で、珀に見て貰った方がいいだろうな、これは。』

[珀が麻雀を愉しんでいる?とは、知らず、視えなかったことに溜息を吐いたりしている。]


スティーブンは、隣室から聞こえた声と物音に、首を傾げた。

2011/05/19(Thu) 00時半頃


 ……薔薇……、なあ。

[竹の描かれた牌を撫で、ちらりと寧人を見てから]
 なんか、……?

[もっと濃い薔薇の香りを、誰かから感じたような。
けれど、構わないで欲しい様子に、あまり関われなくて、記憶に留めなかった――]

 気のせいか……?

[蘭香がいれば、すぐに分かっただろう答え。
けれど、彼も、本人と対峙している蛍紫もいない自分には、当分思い当たりそうになかった*]


【人】 見習い医師 スティーブン

[気にならないといえば嘘になる。
 かといって、聞きにいくのもいかがなものかと、あれこれ考えを巡らせる]

 …………。
 だから、それがいけないんですって。

[いつも後手後手。
 何もせず、後悔することもしばしば。

 これだから、いつまでもかわれない。

 暫し考え、頷くと、隣室へ足を向けた]

(387) 2011/05/19(Thu) 01時頃

スティーブンは、部屋を出る前、甲斐の置き手紙に気付き、目を通してからポケットの中へ。

2011/05/19(Thu) 01時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 鳴瀬と甲斐の部屋の前 ─

 先生。
 そちら、誰か居ますか?

 あれ、蓮端君?

[同室らしい甲斐がそこにいることは、特に疑問に思わなかったが、蓮端がいたことは少しだけ予想外だった]

 すみません。
 えーっと、あー……甲斐君。
 耀君、具合もう良くなったみたい、ですか?

[ただ気になって覗きに来た……とは言いづらく、無理にそんな理由をつけてみた]

(395) 2011/05/19(Thu) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 あぁいえ、置き手紙も見ましたし……。
 その、耀君がもう何ともないようなら、それで、特には……はい。

 あ……。

[無理矢理作った理由だった為に、若干辿々しい物言いになってしまった。
 鳴瀬の歩き方が不自然なことは、すぐに気付いた。
 甲斐から足のことを聞かされていたから、というのもあったが、やはり、意識が向いていたことは否めない]

 それ、あとで……。

[視線だけを鳴瀬の右足に向け、とりあえずそれだけ告げる]

(407) 2011/05/19(Thu) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[蓮端に「ゆるくなかった」と告げられると、小さく息を吐いて肩を竦め]

 ……そうですね。
 丁度良かったということにしておきましょう。

 大丈夫ですか?

[支えようと腕を伸ばした辺りで、また別な声が聞こえてきた]

 石神井君?

(409) 2011/05/19(Thu) 02時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 今ですか?

[えっ、と、少し驚いた表情になる。
 どうしたものかと、そこにいる面々の顔を見てから、自分の部屋の方を指差して]

 あ、そしたら、ちょっと部屋に……。
 合宿どうするかの相談とか、ありますから。

[あくまで、相談の為であるかのように言う]

(419) 2011/05/19(Thu) 02時頃

スティーブンは、石神井が部屋に入るようなら、少し横にずれて通路をつくる。

2011/05/19(Thu) 02時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

[無理をして歩いているような鳴瀬に、手を伸ばしかけるが、手を貸せば彼が怪我をしていることがしれてしまうだろうと思い、眉間に僅かに皺を寄せ、手を引いた]

 それじゃ、ちょっと行ってきます。

[そう言って、部屋を出ようとしながら、蓮端と石神井を交互に見て]

 あの、そういうわけなので。
 石神井君、すみませんが、蓮端君を少しだけお願いします。

(428) 2011/05/19(Thu) 02時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

─ 自室 ─

[部屋に着くと、あまり誰かに見聞きされたくはないだろうと思い、扉を閉める]

 そうですね……見るからに、だいぶ辛そうですし。

[そう言いながらも、浮かぶのは安堵の笑み。
 もしこのまま怪我を隠されていたらどうしようという気持ちもあったし、鳴瀬がいるという安心感もあった]

 少し、触りますよ。
 痛かったら言ってくださいね。

[湿布やテーピングを用意して彼の前にしゃがみ込むと、患部の衣服を軽く避け、そっと触れる]

(440) 2011/05/19(Thu) 03時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[鳴瀬がびくりとすると、ついつられてこちらもビクッとしてしまった]

 ちょっと冷たいですよ。

[コールドスプレーを吹きかけ、晴れた部分の熱をさます。
 ある程度落ち着いたのを確認したところで、水気を拭き取り]

 一応、普通に歩けるように、テーピングしておきますね。
 けれど、無理はしないでくださいよ。

[言いながら、足にテープを巻いてゆく。
 治療中の表情は、普段のぼんやりしたものと比べると、かなり真剣に見えるかもしれない**]

(444) 2011/05/19(Thu) 03時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 03時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 03時半頃


[ それは薔薇の一つ一つに魂が宿るから ]

[ 誰のものとは判別し難い、無数の死魂 ]

[ この地で死した、誰かの思いの残滓達 ]

[ それらが今、薔薇に輝きを与えていた ]

[ その魂たちは、今はまだ何も語らない ]


[ 屋敷を追われ辿り着いたところ ]
[ そこは一本の大木のうろだった ]
[ わたしは全てから逃れるように ]
[ その中へと入って身をひそめた ]


[ わたしはその中で孤独に泣いた ]
[ 暗く沈む闇に希望はもう無くて ]
[ そのままわたしはそこで死んだ ]
[ でもあの方のこと信じていたの ]


[ 暁様が再びの逢瀬を望むならば ]
[ 有明けの空にわたしは黄泉帰り ]
[ ともに愛でた薔薇の姿になって ]
[ 二人の時間を紡いでいけたのに ]


[ あの方の隣にはうつくしい女性 ]
[ そのままわたしを忘れて幸せに ]
[ どうか幸せになってくれますか ]
[ 嗚呼なんで幸せになるのですか ]


[ *あなたわたしをみすてましたか* ]


[ツキリとまるで薔薇の棘に刺されたような、痛みを胸に覚える。]

 ……俺は、珀と違って同調はしない筈なんだがな。
 波長の問題だろうか。

[その痛みを、幾多の魂の想いの残滓とすり替えて、ポツリと呟いた。]


 ……に、しても……

[じりじわじりり。
肌が焼けるような、痛み。
生きている人間のそばに居る時は気にせずにいられる程度だが、ひとり廊下へ出れば、少しでも距離をとろうとするかのように、壁際へ寄ってしまう]

 ……薔薇の方から、だよなあ。やっぱ。

[何を語りかけてこられる訳でもない。
ただ、無数の想いの欠片を、体質が感じ取ってしまうだけ]


 日向っ!


[たしかに、痛みも感じたのに。
そこに居たのは日向ではなく。

庭の近いせいだと、自分に言い訳することもなく、ただ、静かに諦めの溜息を吐き]

 ……まだ濡れてたか?

[掃除は自分に任せた筈なのに、と言外に問う響きで、首を傾げた]


[1度目、日向を迎え入れた時の雫は珀が拭いたことは知っている。
2度目、日向が化け物に変わった後、珀が気を失って後の事は知らない。

拭かれていたならば、珀が拭いたのか……と。その言葉に思う。

大丈夫か?と視線で問うのは、幾多の薔薇に宿る想いが視えるから。
その1つ1つに同調してしまえば、身がもたなそうだと。]


 あの中に飛び込みたいかっつーと、お断りだけど。
 んな無謀はしねぇし、ひとと居る時はわりと、平気。

[とはいえ、必要とあらば飛び込みもするだろうが。
問われる視線に、へらりと笑って、軽く腕を擦った]

 それよか、悪ぃ。……ちょっと、へばってて。
 お陰でさっぱり何が起きたのか分かんねーから、蛍紫の知ってること、教えてくれ。


[蘭香を……と、話を振ったのは、これまでの説明の布石でもあった。

蘭香を選べといったことに対し、珀がどういう反応を示したとしても、ぼそりぼそりと状況の悪さを紡げば、何故そう言ったかは判ってくれるだろうか。

おそらく、雷が鳴る前に中庭に居た誰か――蓮端が濃厚か、が切欠で、日向が化け物に転じてしまったらしいこと。
その誰かは、暁様――怪談の屋敷の息子に、何か関係があるかもしれないこと。
大須の姿が視えないのは、多分、化け物となった日向の所為だろうということ。

己が判る範囲で、伝えられることは伝えた。
出来れば、蓮端に会って確認してみて欲しいとも。]


 ……話は、分かった。
 夕輝先輩も、探してみる。危なそうだし。

[何故、そう言ったかは分かった。
分かったが、はいそうですかと笑って頷いてやれる言葉ではなく]


 ああ、頼む。
 今は、石神井先輩と一緒に部屋にいると思う。
 でも、少しだけ時間はあけた方がいいかもしれない。

 ……それと、鳴瀬先生には、俺の眼のことは伝えている。
 いい忘れていた。

[激情の色を見返しつつ、淡々と伝え漏れた情報を付け足した。]


[夕輝が哲人と居ると聞けば、広間前での様子を思い起こして僅か、ほころんだ気持ちにもなったけれど。
湧き上がった熱さに、あっという間に掻き消え]

 それで、お前はどうすんだよ。
 士朗せんせを選ぶってか?!

[普段だったら、何も気づかずに居た頃なら、何時の間にそんな仲良くなったんだ、なんて茶化していただろう言葉。
けれど今は、それすら裏切りのように感じて。
士朗へ感じた八つ当たりの憤りと、蛍紫に対するもどかしさの混じった憤りを、叫んだ]


 何故、そこで鳴瀬先生がでてくるんだ?

[きょとんとした表情をしていただろう。
何を言っていると……。

少し息を吐いて、押し倒された格好のまま、手を伸ばす。
怒るとは思っていたけれど、ここまでとは思わなかったので、これ以上は言わない方がいいと、口を紡いで。宥めるように頭に伸ばす手。

触れたなら、それに何かを思い出す。]

 ……そうなったら、俺はお前を選ぶよ。

[けれど、何かを掴むことはなく、その代わり零れる飲みこんだ筈の言葉。はっと、それに気がついて、誤魔化すように]

 お前が蘭香を。俺がお前を……そうしたら3人だろ。

[苦笑を浮かべた。]


[それだけ状況が悪いというのは、蛍紫自身が話したこと。
だから、たとえば、なんて仮定で済ませられるとは、感じられず]

 ……何で?

[きょとんとした表情に、問い返す声は、きっと眼差しに反して冷やか。
そんなつもりも無かったけれど、そうなってしまった。

だから、手が髪に触れたときも。
思わず、つよく振り払ってしまった手のちからだって、そんなつもりじゃなくて]


 ……っ、ごめ 、

[蛍紫より、自分のほうが驚いた。
まるく見開かれた瞳は、いま庭園で雫にうたれている薔薇の葉と、似た潤みを湛え]

 …………それでも、オレは、蘭香だけを選ばない。

[苦笑に、きっぱりと答えた表情は。
おなじ場所で、意識を失う前、ごめんと告げた、泣き笑いに似たそれと同じだった]


[髪を撫でれば、首にかかる圧力に、思わずぐっと喉を鳴らすけれど。抵抗せぬまま、濡れた葉の色を見て、苦笑を深める。]

 何もかも……と思っていると
 そのうち抱えきれなくなって、全部取り落とすぞ?

[つっと眼を細めた段階で、眼鏡が飛んでいることに気がついた。
泣き笑いのような表情から逃げるように、指先が眼鏡を探った。]


 そうなったらなったで、……蘭香とお前には、迷惑かかんねーようにするさ。

[逸らされる視線には、気づいたから。
ちいさく苦く笑って、身を起こした]


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 自室(治療中) ─

 ……きついですか?

 けど、これくらいしておかないと……っ。

[時折漏れ聞こえる小さな悲鳴に、つい手を緩めてしまいそうになるが、それではテーピングを施す意味がない。
 何かを堪えるように眉根を寄せ、きつく、しっかりと巻き付けてゆく]

 はい、終わりました。
 肌色のテープですし、あまり目立たないとは思いますが……。

[言いながら、テープの巻き付けられた鳴瀬の足首を見る。
 ……胸が、軽く痛んだ気がした。
 治療中に覗き見た鳴瀬の目許に、涙が浮かんでいた所為だろうか。
 いや、治療中に痛みの涙を見せるものなど、別に珍しくなどない。そういう時は、確かに若干申し訳なく感じたりもするが……それとは、また違う]

(517) 2011/05/19(Thu) 13時頃

 俺は、別にお前に迷惑かけられても良いのだけどな。
 今更だろう……。

[冗談を言えというから、冗談を言ってみたという声音で、重くならぬように言う。]

 俺が言っているのは、そういうことではないよ。
 お前が心配なだけだ。

[己の放った言葉に、またデジャビュを覚えながら、身を起こす際に揺れる相手の髪を見つけた。]


 もう、十分掛けてるじゃんか。

[これ以上どうしろと、と肩をすくめて笑う。
今更といえば、今更でもあり]

 オレだって、お前が心配だよ。

[甘えている自覚はある。
けれど甘えられた覚えは無い。
迷惑かけようとしないのはどちらだと、思う]


【人】 見習い医師 スティーブン

[治療がすむと、またいつもの、穏やかというよりも少し抜けたような表情に戻ってしまうだろうか。
 それでも、普段よりどこか切なげではある]

 あの。
 いちいち言う必要も、ないかもしれませんけど。
 できるだけ、安静にしておいてください。
 座っていたり寝ていたりの時は、出来れば、少し足を持ち上げて。

 お風呂は、できれば今日くらいはやめておいた方が良いんですが……そういうわけにもいきませんよね?
 あの、なるべくサッとで……それと、右足は湯船に入れないで、くださいね。

 それから……。

[ぽつぽつと、あれこれ注意を促すのは、鳴瀬が無理をしないようにという意味もあったが、それよりも、話がしたいとか、もう少しここにいて欲しいとか、そういった感情の方が強かったかもしれない。
 何故そんなことを思うのか……自分でも、少し不思議だったが]

(522) 2011/05/19(Thu) 13時半頃

 そうか……。

[珀の言葉に、ふっと唇の端を持ち上げた。
その言葉だけで十分だという思いと。
そうでない想いが混ざって。

その話題に関しては、それ以上言葉を紡げない。

まるで無意識に、百瀬の質問から逃げたように。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、そういえば……合宿の件なんですけど……。

[足首の具合を確認している鳴瀬を見て、はっと思い出す]

 甲斐君が、先程言っていたんですけどね。
 この合宿、中止というか……早めに切り上げるように、しませんか?

 大須君の件もありますし、この雨ですし……すぐにというわけにはいきませんけど、体調の良くない生徒もいますし、それに、先生だって………。

[またじっと鳴瀬の足首を見て、切なげな表情を浮かべ]

 私では、部員達をまとめ上げることは出来ませんから……。
 ゲーム部には、先生のような人がいてくれないと……それに……。

 …………。

[だがその先は、口には出せなかった]

(526) 2011/05/19(Thu) 14時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[その後、鳴瀬は、どれくらいここに留まっていてくれたろうか。
 出て行こうとするならば、止められるはずもなく、ただ「お大事に」と小さく言って見送るしかできないのだが。
 けれど居てくれるようであれば、いつも以上に柔らかで安心しきった表情を浮かべ、他愛のない話を続けているかもしれない]


 ───……あ、はい!

[織部が部屋を訪ねてきたのは、どれくらいしてからだろうか。
 壁を叩く音に、ビクッと背筋を伸ばし、少し大きな、驚いたような声で返事をした]

(532) 2011/05/19(Thu) 14時頃

 そうか、世界は3人だけで閉じている訳ではないものな。

[ぼそっと呟いたのは、百瀬が去った後だろうか。]

 決めつけられれば、怒る、か。

[判っていたけれど、実際の所、判っていなかった事実を百瀬につきつけられた形。
世界は3人だけでないということだけでなく、幼馴染達もそれぞれ恋愛をするだろうということも、実際に同性同士に芽生える恋愛感情があるということも。

……と知らされて、ん?と何か引っかかったように、眉間に皺を寄せる。自身については、まだ、判っていないという風。]


 お前まで何言ってんだ。

[調音の言動だけでも分からないのに。
妙なことを言い出す幼馴染を、じとり]

 うん、怒るな。……分かったなら良い。

[脈絡は分からなかったが、多分自分が怒った理由を納得してくれたのかと思って。
うんうん頷いている。

根本的な解決にはならないけれど、それだけで少し嬉しかった]


[じとりと睨む珀に向ける眼差しは……
こいつ判ってないのか?という疑惑の眼差し。]

 ……ああ。

[なんだか、疲れてしまって、頷く相手に合わせた。]

 悪かった。

[ぼそっと接吻けてしまったことを含めて、謝罪した。]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 16時頃


 何だよ?

[疑惑の眼差しに、怪訝げな碧いろを向け]

 別に。

[気にすんな、というように笑ってみせたけれど。
やっぱり少し、寂しいような苦しいようなノイズが、混じってしまった]


[結局、疑惑の内容を告げるも、自信のない分野故にあれが精一杯。
後は自分で考えてくれと、さじなげて、けれど去り際に頭を撫でようとしながら]

 ……1人で無茶はするなよ?

[囁くのは、日向に関して。
暗に何かあったら呼ばないと怒ると告げて、よろよろ去って行く*]


 こっちの台詞。

[にへらと笑って、むしろ心配な背を見送った*]


【人】 見習い医師 スティーブン

 そうですね……。
 どうしても、普段通りにというワケにはいかなくなりますから。

[鳴瀬からあれこれ訊ねられると、そのたびに頷いて]

 多分、少しむず痒くなると思いますけど、なるべく我慢してください。

 はい。
 濡れたり、剥がれたりしたら、言ってもらえればすぐに直しますよ。

[「親切ですよね」と言われると、少し笑い]

 そう言ってもらえると、やっぱり嬉しいですね。

(562) 2011/05/19(Thu) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[合宿の件に関しては、やはり同意見なようで、少し安堵した。
 テレビのことを言われ、先程食事に向かった大広間の様子を思い出してみる。
 そういえば、あったような気がしたが、映るかどうかは、確認していないので分からないと告げる。

 けれど、鳴瀬に手を左右に振られると、困惑気味に眉を寄せ]

 それは、ただのかいかぶりですよ。

 もしかしたら、他の先生から聞いているかもしれませんが、私は本当に、名前だけの顧問だったんですよ。
 顧問のなり手がいないと、部を存続させるわけにはいかないと言われまして……けれど、誰もなり手が居なくて、ですね……当時3年生だった生徒に、泣きつかれてしまったんです。

[そういえば、彼は今どうしているだろう……と、少し懐かしく思いながら]

 ……実際、私は何もしていませんよ。
 部に顔を出すといっても、隅の方で本を読んでいるだけですし、諍いや……その、校則に触れるようなことがあっても……あまり強く言わなかった、というか……言えません、でしたし……。

[後半は、少し声が小さくなってしまった。
 部内にタバコを吸っている者がいることは、服や本の匂いから大体察しがついていたのに]

(569) 2011/05/19(Thu) 18時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 あぁでも、私がこんなだから、逆に彼らに自主性が芽生えたのかもしれませんね。

[などと苦笑し、俯き気味だった顔を上げようとすると、鳴瀬と視線が合った]

 ぁ……。

[目元と耳が熱を帯びたような気がして、硬直した]

 いえその……。
 鳴瀬先生、は、私よりずっと若いのに……とても、しっかりしていて……。
 ですから、頼りにしているのは……私の方、です……よ。

[ひどく辿々しい物言いになってしまった。
 伝えたいことの半分も言えていない。

 けれど、これからも───と言われれば、ほっとしたように笑みを浮かべ]

 ───はい。

[織部が来たのは、その暫く後だろうか]

(571) 2011/05/19(Thu) 18時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、それは……。

[怪我のことを言っても良いものなのかどうかと、鳴瀬と織部の顔を交互に見る。
 幸い、織部はそれ以上追求してこなかったので、何も言わないでおいた。

 のろのろとした動作で立ち上がる鳴瀬の動きを、やや不安げに目で追って、広間のテレビを確かめにいくと告げられれば、軽く頷く]

 はい……。

[足への不安もあるが。
 それよりも、微かに感じた心寂しさから、その声はか細いものになってしまった]

(586) 2011/05/19(Thu) 20時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 え?

[織部の声に、我に返ったようにそちらを向き]

 あ、はい。
 大丈夫ですよ?

 えーっと、大須君は、私も見かけてないんですよ。
 もし、誰か彼を見かけたら、私か、その、鳴瀬先生に、伝えてください。

(589) 2011/05/19(Thu) 20時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[暫くは座ったまま、部屋を出ようとする鳴瀬を見ていたが]

 あの、私も行きますか……?
 人手あった方が、いいかも、ですし。

[立ち上がり、やや消極的に提案した]

(591) 2011/05/19(Thu) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[鳴瀬に背を叩かれると、不安な気持ちが少しだけ和らいだ。
 そうだ、自分達は、生徒達を引率する立場なのだから。
 もっとしっかりしなくては]

 あ、えぇ……。
 でも、そう何時間も外すわけではないですし。

 そう、ですね。
 手分けするなら、私は……。

[織部は大広間を回るようだ。
 ならば、足を痛めている鳴瀬に、あまり階段を上り下りさせたくはない]

 私は、2階を見てきます。

(599) 2011/05/19(Thu) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 はい。
 それじゃ鳴瀬先生、織部君、お願いします。

 …………。

[2人を見送ってから、歩き出す]

 ──なく……で、
         ください……ね。

[殆ど声にならなかったが。
 背中に、そう声をかけてから]

(623) 2011/05/19(Thu) 22時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

─ 2階 ─

[そういえば、2階に上がるのはこれが今日初めてだった。
 まず目に付いたのは、扉のない休憩所のような場所。一応確認してみるが、やはりこんな場所には何もなかった。
 ただ、そこから眺める庭は、1階から見たものとはまた違って───息を呑んだ]

 ……っと、他を回らないと。

[しかし今は、景色を眺めに来たわけではない。
 次の部屋へと足を向ける途中、浜那須の姿を見かけたならば、声をかけ、ラジオか何か無いだろうかと訊ねるだろう]

(628) 2011/05/19(Thu) 22時頃

[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。

只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]

 っ、

[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。

その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]


 ……なにか、

[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]

 っ、

[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。

意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]


[克希の失踪と、日向が無関係だとは思わない。
けれど、暁とやらが関係しているとして、彼女が悪意を持って彼をかどわかしたとも、思えない。
理由が断定できないうちは、何かを幽霊の悪意のせいじゃないと考えるのは、癖のようなものだけど。

怪談だけが彼女の全てでは無いだろうと。
すこしでも、話を聴いて何か、してあげられることがあるなら、してあげたいと。

今でもまだ、思っているから。
彼女の足取りを辿る何かが、それか克希の行方を探る何かが、ありはしないかと、雨の中、薔薇の砂漠に立ち尽くした]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 22時半頃


―2階・耀と珀の部屋―

[鍵をかけてため息一つ。そこに声をかけられ、飛び上がりそうになった。羽根音に目が開き、腰を抜かしてへたりこんだ]

ぅ あ


き、こんにち…わ


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 2階廊下 ─

[浜那須、土橋、石神井の姿を見つけると、そちらへ小走りに近付く]

 あ、皆さん。
 すみません、誰か、ラジオか何か持ってませんか?

[そして、手に握られている懐中電灯に気が付くと]

 それ、他にも何本かありました?

(645) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

―― 自室 ――

……?

[ゆるり、首を傾げて。
へたりこんでしまった後輩に近付き、手を差し伸べる]

大丈夫?
なんだか、逃げてきたみたいだったけど。
どうか、したの?

[焦って鍵までかけるほど。なにがあったのか、と]


[胸にかき抱いていた服は床に散り、手に残ったのは棒付きの飴だけ]

………な、んでも……


[言葉が続かず、強く唇を拭った]


本当に大丈夫……?
何かあったの?
体調、悪いなら。
しばらく休んでいったらいいよ。

[何があって、その胸中がどうかなんて全く知らないから。
本当にただ心配そうに]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あの……。

[不穏な空気に退きそうになるが、とりあえず話は出来そうだと安堵して]

 ありますか?
 そしたら、ちょっと借りて良いですか。

 あぁ、すみません……それじゃ、有難く。

[浜那須から、懐中電灯と蝋燭を受け取る。
 蝋燭は、少なくとも耀のいるところでは使えないが、役立つ場所もあるだろう]

(661) 2011/05/19(Thu) 22時半頃

[差し出される手に自分の手を重ねた。立ち上がれそうにはなかったから]

…お、れ

ばかな、こと






[言葉がなかなか、でてこなかった]

キスを、あ、………

[ぽつと泪が溢れた]


【人】 見習い医師 スティーブン

 はい?

[珀に腕をつつかれ、振り返る]

 あぁ、私はちょっと、ラジオか何か、外の様子が分かるものを探しに。

 そういえば、ここ、蓮端君達の部屋でしたっけ?
 蓮端君、具合どうですか?

[薄く開いた扉の奥を覗き込もうとする]

(670) 2011/05/19(Thu) 23時頃

ばかな、こと?

[上手く紡がれない言葉をなんとか拾おうとして。
手を取ったまま、自分もしゃがみこむ]

……きす?

[そうして聞こえた言葉に、目を丸くして]


先輩が…してて、なんか


いらっときて…俺…僕も、し、た

ば、かだよ、なん、で…


[ぎゅうと拳を握る]


気にするなって、それ、なかったって、なしに、


あ、

ぃや…もぅ、わかん…


[内緒にすると言ってしまったから。

でも。苦しくて、吐き出したくて。
人の名前を挙げずに、あらましを告げた。

掠れる声、途切れる声に、どの程度伝わったかは分からないが。

時折唇を手の甲で拭い、残る感触を誤魔化した]


うん、大丈夫だよ。
ちゃんと、聞いてるからね。
落ち着いて、ゆっくり話してくれていいんだよ。

[優しく労わるように。
そっと相手の背を撫ぜながら。
ぽつり、ぽつり。話す相手の言の葉に耳を傾ける]

[そうして聞き終われば。
今、ここにいるメンツを考えて]

そんなに、気にしなくても……大丈夫、なんじゃないかな。

[例えば、女の子との、キスとか。
そういうのなら、色々とあるのかもしれないけど。
だって皆男だし。仲間だし。
ちょっとした、過剰なコミュニケーションみたいなもの?と。
自分も抱えている気持ちも理解できていない蘭香は無責任にそう告げる。
相手の名前を聞いてないからこその、反応なのだろうけれど]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 23時半頃


 無茶してないだろうな……。

[寝入ったことを後悔するのは、彼が無事か直ぐに判らないから。
中庭に行くといっていたけれど、無茶していないといいと切に願う言の葉は、音にはならない。]


好きだって!



……言ったのに


気にするんなって、同じこと、言うんだ…ね


【人】 見習い医師 スティーブン

[石神井と蓮端が、何か話しているようなので、邪魔にならないようにと少し離れる。

 土橋からラジオを渡されれば、礼を言って受け取って、その場で電源を入れてみる]

 あれ……?

[アンテナを最大まで伸ばし、チューナーを弄ってみるが、聞こえるのは雑音ばかり]

(700) 2011/05/19(Thu) 23時半頃

[相手の大きな声に、そしてそれ以上に真剣な声色に、びくりと驚き。
ごめん、と言ってから。
相手を刺激しないようにゆっくりと声をかける]

好きって……えっと、ここでの、話だよね?
……今ここにいる、誰かの、話なんだよね?

[百瀬の話すそれは、言ってしまえば恋の悩み。
でもここにいるのは全員、同性。
だから、心配になって。そう確認してしまう]


[小さく頷く。そうして、はっと顔を上げた]


…ぁ、ない…しょ  で
だって、これ、そういう…でしょう?

キス、したいなんて


それとも、…誰とでも、出来るもんな、ん?


【人】 見習い医師 スティーブン

 ちょっと、すみませんね。

[土橋に了承を取ってから、一番近くの窓を僅かだけ開け、そこからアンテナだけを外に出してみる。
 けれど、電波が改善される様子はまったくない]

 ダメですか……。

[肩を落とし、ラジオの電源を切って窓を閉める]

(712) 2011/05/20(Fri) 00時頃

合宿前、とか。
来たばっかの時、とか。
百瀬君、車酔いしたの除けば普通だったから。
ここに来てからのことだって、なんとなく分かるよ。

[それでも男同士で……というの以前に、そういった感情自体あまり分からないせいで確認してしまったけれど]

……ごめん、ね。
僕、誰かと付き合うとか……好きになる、とか。したこと、ないから。
なんて言ってあげればいいのか分かんなくて。
役に立てなくて、ごめん。

[キス。
子供の頃に、とか。家族と、とか。
そういう事しか、知らなくて]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あ、はい。
 そうですね。

[蓮端達が食事に向かうようであれば、頷く。
 まだ2階をすべて見て回ったわけではないが、とりあえず懐中電灯と蝋燭は得たし、土橋から借りたラジオが繋がらないということも、一旦鳴瀬らに伝えておいた方が良いかと思った]

(721) 2011/05/20(Fri) 00時頃

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