人狼議事


7 百合心中

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視点:


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 00時頃


/*
てすてす。
墓でも中発言は推奨しないとのことですけど、こちらではどうなんでしょうね?
襲撃先の相談も必要ですから、使えないと不便なんですが。
*/


【人】 受付 アイリス

―― 商業地帯・雑踏 ――

[タバサのメールを見れば「了解しました」と短文を。
 パチン、と携帯を閉じて空を仰ぐ。
 蒼穹は泣きたいくらいに澄み渡っていた。
 仕事人間の女はこんな休暇に何をすればいいか分からない。
 夜までは時間がある。
 そっと商業地帯を離れ、公園へと向かった。]

(14) 2010/03/24(Wed) 00時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 00時半頃


【人】 受付 アイリス

―― 公園 ――

[さく、さく、と踏む土に、
 桜の花びらが混ざっていた。
 視界は桜色に染まり、
 美しいのに、何故だか悲しい。]

 ……。

[見通しの良い公園。
 一人ぼっちは厭だったから、
 人の姿の方へと、ふらふらと歩いていく]

(21) 2010/03/24(Wed) 01時頃

[携帯を取り出しメールを打つ。
大学で親しくしてもらった先輩――マルグリット]

 『――マルグリット先輩。

 嬉しい事があって、先輩にご報告です。

 今度、寮を出て新しい住所になりました。新しい場所は、共同生活なので、寮と余り変らない感じですけど――…。

 可愛い子と憧れの人との共同生活なんです。

 住所は――…。

 今度、先輩のお家の方に遊びに行きます、ね。』

[メールを送信し、携帯をしまう。]


【人】 受付 アイリス

[>>24 女性の姿、視線が合えば会釈をする]

 ……御機嫌よう。

[バッグと大きな紙袋。
 散歩にしては少し大荷物な女は彼女にそう挨拶をして。]

 ……。

[一寸眸を伏せた後、ゆらりと再度女性に目を向け歩み寄り]

 お暇なら、ご一緒しても?

[ひとりはこわい。]

(27) 2010/03/24(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 ―――ッ

[女性に歩み寄る折、カチ、と一瞬意識がフラッシュした]

 ……。

[この感じは。嗚呼、知っている。
 だけど、今、此処で、どうこう謂うものでも、ない。]

(36) 2010/03/24(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

 好かった。

 …退屈していたの。
 仕事が休みになって…でもいつも働いているから、こんな休暇 どんな風に過ごしたらいいか分からなくて。

[微苦笑で女性に告げ、いい天気、という言葉には
 双眸を細めて空を仰ぎ見る]

 本当に。
 だけれどこんなに澄み渡っていると、
 逆に、なんだか、こわい。

[そんなことを思うのは、自身の心理状態の現れかもしれない]

 ああ、いえ。
 大丈夫。

[荷物もちの手伝いの申し出には、ゆるり首を横に振って]

(39) 2010/03/24(Wed) 01時半頃

【人】 受付 アイリス


 ――……。

[>>37 女性に近づけば近付くほど、感じるこの感じ。
 立ち話で訊くのも何だ。]

 ベンチに座りませんか?

(41) 2010/03/24(Wed) 01時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 01時半頃


【人】 受付 アイリス

 ええ。
 …――お休みなら、休めばいい、んだけれど、ね。

[昨日の今日で急に変えたシフト。
 そしてリンダとのこともあり、
 晴れ晴れと休みを謳歌することなど到底出来なくて。]

 空があんなに綺麗だと、
 天国がどんな場所なのかを知りたくなる
 ……なんて、そんな空想をしてしまって
 怖いのかしら。

[続く微苦笑。
 彼女が目を伏せる様子の理由は分からなかったけれど、
 手を退く彼女には頷いて]

 ……、

["感覚"に複雑そうな顔をしながら、ベンチへと向かい
 そっと桜の花弁を落として腰掛けた]

(51) 2010/03/24(Wed) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

[やわらかく告げて呉れる彼女に淡く頷いて。
 続く言葉には、再び空へ視線を向ける]

 死んだら、どうなる、か。
 天国に行けるのかしら。

 "帰るところ"、か。
 人は、人生という旅をして、
 死という家へ戻るのかもしれないわ。

[ゆらぁり、女性へと視線を戻せば、
 気遣わしげな眼差しに気づき、少し慌てて]

 ご、ごめんなさい。
 実はその。上司と喧嘩をして、それでずる休みしてるの。
 だから気分が晴れなくて。

 ……、そんなことよりも、一つ、訊いても良いかしら?

(60) 2010/03/24(Wed) 02時頃

【人】 受付 アイリス

 ええ、誰も知らない。
 知ることの無い世界だからこそ、
 行ってみたいとも思うし――うぅん、だけど
 そんなこと思いたくない。

[生きている今。尊いこと。いつも祈っている。
 姉様が健やかでありますように、と。
 失うことが、こわいのは、誰だって同じ]

 等価。そうね、不幸も幸福も無いのかもしれない。
 お父様は哲学的な方ね。

[静かに笑んで。仲直り、の言葉には、
 一寸思案げに沈黙したが、こくりと頷くに留めた。]

 あの―――
 貴女の、近しい人が。
 奇病か、何かで。 ――亡くなっていませんか?

(67) 2010/03/24(Wed) 02時頃

【人】 受付 アイリス

 いつ終わるか分からない命でも。
 だからこそ大切にしなくっちゃ。

[お父様の事を語る彼女は何処か悲しげで。
 それは感覚を確信に変えるだろうか。
 彼女をじっと見つめ、やがて、肯定が返る]

 ―――最近。
 本当につい、最近。

 死に何らかの関係がある人を見ると、
 頭の中に星が浮かぶの。
 
 貴女のような近しい人の死の場合は、まだ小さな惑星。
 死に近い人の場合は、月の様な星。
 実際に死んでしまった人は、
 ―――未だ見たことが無い、けれど。

 それもただの事故死や病死では見えない。
 具体的には私も分からないけれど、……奇病、としか。

(80) 2010/03/24(Wed) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

 ごめんなさい、お父様のことを思い出させてしまって。

[悲しいでしょう、と言葉にはせずに彼女を見て
 星が、と復唱する言葉に頷き]

 死、――なんて。 見たく、ないのだけれど、ね。

[少し切なげに笑んだ。
 けれど、続く彼女の言葉には]

 ――…え?

 星を……見て、しまう、ことに

[それはつまり。
 奇病で死す者が、

 "たくさん"

 ―――…]

(90) 2010/03/24(Wed) 02時半頃

受付 アイリスは、長老の孫 マーゴに、ただ、絶句するのみ。

2010/03/24(Wed) 02時半頃



 私は―――。

[眸がゆらり
 悲しみの色で、揺れる]

/*
 基本的にはどのログも中発言禁止だとは思いますので
 此れを最後の連絡にします、ね!

 襲撃はなるべく表優先でいいのじゃないか、な!
 打ち合わせ、というか思い思いで動けば
 理由はロールで重ねられる訳ですし。
 
 相談らしきものはロールを通して、という形で。
 
 以降、数日間宜しく御願いします!
*/


【人】 受付 アイリス

 ―――…。

["Lilium"
 それが人々に死を齎すのか。
 どれくらいの規模で?
 どのくらいの人数を?
 ――彼女は謂った、 "沢山" 、と ]

 ……そう。

[余りにも突然過ぎた、死の予告。
 彼女を気狂い呼ばわりして否定してしまえればどんなに楽か。
 けれどそれが出来ないのは、彼女がとても、悲しそうだから]

 ……教えて呉れて有難う。

 私は、イリスと謂うわ。お名前を訊いても?
 …これが最後の会話ではないことを祈って。

[そう告げると、絵本の入った紙袋とバッグを持って立ち上がる]

(97) 2010/03/24(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 最良の事態より
 最悪の事態を把握して動くべきだわ。

[謝らないで。と彼女に告げて、芯のある瞳を細める。]

 …有難う。
 マルグリット。貴女の名前も綺麗。

 ……ええ。 "また" ね。

[淡くマルグリットに笑み掛けると、
 重い荷物を手に駆け出した。

 会いたい。 
 あのひとに、あいたい。]

(102) 2010/03/24(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

――PL×PL前――

 リンダさ、ん……?

[自動ドアを開けて中に入ると、
 代替のバイトとリディの姿しかなかった。
 バイトには文句を言われる。元気そうじゃない、と。]

 ごめんなさい、でもちょっと急用があっ……

[チカ、チカ、――]

 ッ。

[見えた星は、何処だ。
 バイトではない、この、きつい気配は]

 リディさん……。

(107) 2010/03/24(Wed) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 リディさん、大丈夫ですか?
 具合が、悪そう、かもしれない……

[そう問うも、リディは不思議そうな貌で返す。
 何もない、と、華の馨りを振りまくのだ。]

 ……。
 具合悪かったら。病院に行って下さい。

[念を押すように謂って、
 それからリンダの行方はと、問いを重ねた。
 有給を取って、早上がりしたと、返ってきた]

(108) 2010/03/24(Wed) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

 もう、こんな肝心なときに!

[PL×PLのメンバーにろくな挨拶もせずに外へ駆け出す。
 PL×PLも含まれる繁華街で、リンダの姿を探す。
 本屋で店番をしているベネットの所に寄って
 見かけなかったか尋ねようとしたのだが、
 本屋を覗いてもベネットの定位置には誰も居ない。]

 ――…!

[カチッ

 見えたのは余りにも。大きな大きな星だった。]

 あ、ぁ……

[分かる、分かってしまう、それが何を意味するのか]

(110) 2010/03/24(Wed) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

[覗ける店という店は覗いて見る。

 喫茶店の窓から中を、
 まるとみのレジのところを、
 雑貨屋のウィンドウを、
 ゲームセンターでリンダが好きそうな機体、―― ]


 ……。

(114) 2010/03/24(Wed) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……見つけた。

[つぶやきはゲームセンターの雑音にかき消された。

 静かにリンダの背後に歩むと、
 クレーンの動きを目で追って

 …――


 す、と彼女の横に立つと小銭を入れ、
 ボタンを押してクレーンを猫のぬいぐるみの真上に遣り
 クレーンが下りて、猫のぬいぐるみに引っかかる。

 ゆっくりと、景品出口に向かっていく猫のぬいぐるみは、


 途中で重みに耐えかねて落ちた。]

(117) 2010/03/24(Wed) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……。

[リンダがまた、小銭を投入しようとする手に
 自らの手を重ねて、止める。]

 これ、詐欺よ。
 あんな重いぬいぐるみ取れるわけない。

[負け惜しみだ。]

(119) 2010/03/24(Wed) 04時頃

【人】 受付 アイリス

[リンダに星は見えない。
 だから平静を装えた。

 視線を合わせれば、
 一寸黙した後で。] 

 ……昨日は、ごめんなさい。
 私、酷いこと謂ったわ。
 頭に血が昇って。
 
 ……。

 でも、莫迦、と、鈍感、は撤回しない。

(121) 2010/03/24(Wed) 04時頃

【人】 受付 アイリス


 貴女が気にしてなくても
 私にとっては大事なことなの。

 もう時間が無い……。

[かちりかちり。
 ゲームセンターの麻雀に興じる男から、
 複数人で音ゲーで盛り上がる女たちから
 星を感じる。]

 どうして鈍感って謂われるか、わかる?

[お金を投入する手は止められなかった]

 ……リンダは見た目ばっかり気にして、中身を見ようとしない。

(123) 2010/03/24(Wed) 04時頃

【人】 受付 アイリス

 お客様へのコーディネイト。
 PL×PLの店員による試着。
 完璧だわ。
 私もリンダが選んでくれた制服を気に入ってる。

 だけどリンダは。
 私の衣服しか見ていない。
 私の中身を、心を、見ようとして呉れない。

[見上げる眼差しには芯が消えない。
 彼女の責めるような言の葉には、一寸苦しげに]

 ごめん。
 仕草や表情から読み取るのが、苦手だし、私も鈍感かもしれない。
 だけど、
 リンダの作り笑顔と本当の笑顔の違いくらいなら分かる。
 私の前で笑ってくれたリンダは心から愉しかったんだって
 そのくらいなら、分かる。

 ……、鈍感同士なら確り言葉にすればいいだけよ。

(125) 2010/03/24(Wed) 04時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……ごめん。
 でも私の思ってること、全部伝え――

[言いかけて、強引に手を掴まれて言葉が途切れる。
 人気の無い場所へ連れて行かれると]

 何……?

(127) 2010/03/24(Wed) 04時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……?

[どん、と壁に背をつく。
 不意に近付く、強引な口接けは。

 だけど、――だけどリンダは気づいているだろうか
 どんなに強引でも、
 顔を近づける時に、静かに距離を詰めるときに
 押し返す猶予をしっかり残していたことを。]

 …――

[そしてきっと彼女は未だ気付かないだろう。
 拒むことをしなかった私の、気持ちに。
 
 強引な口接けの中にも、彼女らしさ、が見えて
 なんでかわからないけれど、 瞳の端から雫が零れる。]

(129) 2010/03/24(Wed) 04時半頃

【人】 受付 アイリス

[深い、口接け、唯、されるがままに。
 プライドなんてものは。
 その時だけは、崩れ去って]

 ッ、は……

[長い口接けの後で息を深く吸い込み、
 彼女の冷たさすら感じさせる言葉に、
 ――淡く笑う。]


 …―― そのくらい、わかるわよ。

[ほんの行き遠い 些細な軋み]

(132) 2010/03/24(Wed) 05時頃

【人】 受付 アイリス

 如何して私がFortunaで働いてるか分かる?
 姉に捨てられタバサさんに拾われた、根っからの同性愛者だから。
 如何して私があの時、リンダに口接けたか、分かる?
 気持ちに気付いて欲しかった。

 ……。

 私はね。知ってのとおりプライドが高いの。
 簡単に他人に心を赦さない。
  
[リンダの背を見つめ、静かに手を伸ばす。
 彼女が許すならば、背後から身体を抱きしめようと。]

 ――…好きじゃなきゃ、心を許さない。
 リンダが好きじゃなきゃ、こんなに必死にならない。

(133) 2010/03/24(Wed) 05時頃

受付 アイリスは、牧人 リンダを抱いた腕は、ほどかないままで。

2010/03/24(Wed) 05時頃


【人】 受付 アイリス

 ……。

 時間が無いの。

[星は未だ見えない。
 でもいつか。
 いつかは見える時が来るのが、怖い。

 だからせめて。あの後悔を、二度と経験したくなかったから]


 私は、大好きよ。

 リンダを愛してる。

 ――…結婚して。

(137) 2010/03/24(Wed) 05時半頃

【人】 受付 アイリス

 厭。

[一刀両断する。]

 言葉にしなきゃ伝わらない。
 行動に起こさなきゃ気持ちは繋がらない。


 ……。

 私はリンダの本当の気持ちを聴きたいし、
 私はリンダにはいつでも正直で在りたい。

(139) 2010/03/24(Wed) 05時半頃

受付 アイリスは、牧人 リンダの腕を取って、此方に身体を向けさせる。

2010/03/24(Wed) 05時半頃


【人】 受付 アイリス


 だから莫迦だって謂ってるの。

[真っ直ぐにリンダを見つめ]

 さっき私にキスした時どんな気持ちだった?
 私とキス出来てどう思った?

 私は嬉しかった。
 リンダに口接けられて幸せだった。

 失うのが怖い?だから手に入れない?
 そんなの唯の現実逃避よ。

 リンダは私を捕まえておけばいいじゃない。
 私はリンダを捕まえて離さない。

 ……。
 それでも私のことが信用出来ないなら、
 逃げないように、首輪と手錠で私を繋いでおきなさい。

(141) 2010/03/24(Wed) 05時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……リンダは
 私が、タバサさんの処に行ってもいいの?
 あの人は、きっと愛したらその分愛してくれる。
 そういう人柄が、人間として大好きだわ。

[きつく抱きしめられると
 自分にはこの人しかいないと、そう思うのに。
 試すような言葉を吐くのは辛いのに。]

 ……リンダは、意気地なしよ。

 本当に好きな人に、辛い台詞吐かせるものじゃない。
 本当に好きな人には、こうやって、

 ぎゅってして、捕まえて、離さなければ、いい。

(145) 2010/03/24(Wed) 05時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……。

 ごめ。

 泣かないで。

 そんなに泣かれると、私、なんか罪悪感覚える。

[責め立てた言葉を、丸くするように、そう続けて]

 ……嬉しい、よ。

(146) 2010/03/24(Wed) 06時頃

【人】 受付 アイリス

 ……うん。
 そんな素直なリンダが好きよ。

[彼女の背に手を回し、ぎゅ、と抱き返した後]

 ちょっと、顔、下ろして。
 キスするみたいに。

[そう上目遣いで見上げて、
 自分も彼女の肩に手を置いて
 背伸びしようとする。]

(149) 2010/03/24(Wed) 06時頃

【人】 受付 アイリス


 うん?

 ……キス、でいい?
 それとももっと?

[悪戯っぽく、囁く声は甘い]

(150) 2010/03/24(Wed) 06時頃

【人】 受付 アイリス

 謂わないと分からないわ…?

[小首を傾げて、素で問いかけた]

 ……えっ

[抱きつきコアラ。
 妙な喩えをされて、すとんと身体が落ちる。]

 ……ば、ばか。

[屈んでくれないから、また背伸びして、強引にリンダの頭を抱いて。
 口接けの前に、唇と舌で、彼女の涙を舐め取った。
 沢山泣いたから、沢山赤くなっているだろうと思って。
 それから唇を涙の軌跡を辿る様に下ろしていって、
 唇に、甘くキスをする。]

(152) 2010/03/24(Wed) 06時頃

【人】 受付 アイリス

[くすぐったがるリンダが可愛くて、くすくすと。
 笑う吐息が彼女の頬に掛かるだろう。]

 ……ん。

[ちゅ、と甘い音を立てて唇同士を離せば、
 リンダの表情に笑いながら]

 恋人っぽくていいじゃない。

 ――…恋人?
 ん、ちゃんと謂ってなかった。

[改まった様に、こほん、と咳払いをして]

 ……。私の彼女になって下さい。

(154) 2010/03/24(Wed) 06時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 06時頃


【人】 受付 アイリス

 …嬉しい。
 愛してる……

[頷くリンダに、幸せの感情が口から溢れて、ふにゃりと笑う]

 でも。
 PL×PLのバックヤードの方がまだ雰囲気あったかもしれないわね。
 見てよ、この殺風景な。
 立ち入り禁止とか書いてあるわ。

[以前に告白の雰囲気云々で話したことを思い出した]

 でもこれから沢山、雰囲気あるところに行こう?

[手を握られれば、しかと握り返し。

 "星が沢山、見える" 未来は、
 今は未だ、見たくない。

 ―――今は生きているリンダを、唯、*感じたい*]

(157) 2010/03/24(Wed) 06時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 06時半頃


【人】 受付 アイリス

[ロミオとジュリエットは悲しすぎる。
 思い違いとすれ違いで逝ってしまうなんて。

 ね、私のお姫様。

 硝子の靴なら貴女の元にあるわ。
 だから、ねぇ、捕まえて離さないでね。

 ほら、私は此処に居るよ。]

(189) 2010/03/24(Wed) 14時頃

【人】 受付 アイリス

―― 繁華街 ――

[リンダと二人でゲームセンターを出て、
 これからどうしよう、などと顔を見合わせているとき、気付く。

 街頭テレビジョンが、緊急ニュースを知らせている。
 テレビの周りに人だかりが出来ている。]

 ……。

[Lilium――その感染の拡大は、猛威を奮っているらしい。
 既に死亡者の数は、世界中で確認できているだけでも四桁、
 明日になれば桁が幾つか増えているかもしれない、と。]

 ……。

[分かっていた。分かっていたからこそリンダに思いを告げたのだ。
 だけどやっぱり、一人になるのが、つらくて、こわくて。
 絡ませた手を、きゅ、と強く繋ぐ。]

(190) 2010/03/24(Wed) 14時半頃

【人】 受付 アイリス


 ―――…姉様。


[ぽつ、と零す、呼称]

 ねえ、さまが、

 今日も、どうか、健やかでありますように―――

[毎日欠かさなかった祈りは、届くのだろうか。
 どんなに離れても祈っていた、あなたのしあわせ]

(192) 2010/03/24(Wed) 15時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 16時半頃


【人】 受付 アイリス

―― 『絵本』 ――

 あるところに、アリスという名のお姫様がいました。

「白馬の王子様なんて 信じてるわけじゃないわ」

 意地っ張りで、見栄っ張りで、
 つっけんどんな言葉ばかりをつむいでいました。

「その風景画(paysage)…素敵ね」

 外に出られないアリスは、風景画が大好きなお姫様です。

(204) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 アリスはある日、おふれを出しました。

「世界で一番綺麗な風景画を持ってきてくれた人と結婚する」

 世界中から、様々な風景画が集まりました。
 しかしアリスの気に入るものは一つもありません。

(205) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 そんな日々が過ぎていく頃、一人の少女がお城を訪れました。

「可哀想なお姫様。
 世界で一番綺麗な風景画なんて、きっと此処では一生出会えない」

「何故そう謂うの?」

「世界の色は絵の具だけでは描けないから」

 少女は、アリスに内緒話を持ちかけます。

「わたしがみせてあげる。だから夜にお城を抜け出して」

(206) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 アリスは少女の言う通り、夜にこっそりお城を抜け出して、
 少女に手を取られ、馬車に揺られ、森を抜けて向かった先は
 綺麗な綺麗な湖畔でした。
 花が咲き乱れ、水面は凪を守り、
 世界の美しさを全て集めた様な場所でした。

「お姫様」

 少女は四つの指でフレームを形作って、アリスの眼前に翳しました。

「これがわたしの思う、世界で一番綺麗な風景画」

(207) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 アリスは初めて見る世界に、
 喜び、笑顔を見せ、少女を抱きしめます。

「ありがとう、だいすきよ。
 でも、あなたは女の子だから結婚が出来ないわ」

「ならばわたしは、一生お姫様に仕えましょう。
 いいえ、命が尽きた果てまでも」

 二人は手と手を取り合って、馬車に乗り込みます。

(208) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 お城への帰りは雨が降り、
 森は深い霧に閉ざされていました。

 泥が馬車の車輪を取り、
 二人は手を取り合ったまま、お空へ旅立ちました。

(209) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

【人】 受付 アイリス

 天国で、アリスはいつも言うのです。

「世界は綺麗ね」

 そして少女もアリスのそばで微笑みます。

「それはきっと、お姫様が天使になったから」

 二人は世界を見守り続けました。
 綺麗な綺麗な世界を見守り続けました。

 終わりの無い終わり。
 Happy Ending《しあわせなおわり》。


 二人は世界を見守りながら、ずっとずっと、幸せに暮らしました。

 おしまい。

(210) 2010/03/24(Wed) 18時半頃

受付 アイリスは、そんなお話が綴られた絵本の入った紙袋を、*揺らした*

2010/03/24(Wed) 18時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/24(Wed) 18時半頃





   ひさしぶり?



[首を傾いで、たぶんそうやって、
唇だけでうたうように謂ったのだった。]


 先輩、お久しぶりです。

[懐かしむように]

 お父さんは――、お元気ですか?

 留学する際には、先輩とお父さんには、よく相談に乗ってもらって。
 
[唇だけで紡がれる、その言葉に。

ハグをしながら傍の二人に聞こえぬくらい、小さな声で囁く。
マルグリットの父親エドワードが”Lilium”によって死去しているとは知らぬまま。]


――せんぱい。
ふふ、学生時代に戻ったみたい。

[うれしそうに謂って。
父のことを聞かれれば目を伏せて]

…――、 …――
…、


…父はね、

    もう、…いないの。病で――

[伏せた眼、すぐに顔を上げて、笑みをつくった。]

ごめんね、…今日はね、引越しの、うれしい日なのに。


 先輩は、先輩ですから。

[くすり微笑むも、父親の事になると目を伏せ、暫く黙る彼女に]

―――…

[告げられた、病に倒れたとの言葉に女の目は驚きに揺れて。
言葉を直ぐに紡ぐ事ができなかったけれど。]

 私こそ――…
 先輩のお父さんの事、知らなくて――。

[謝罪するように言葉を紡ぐも、すぐにマルグリットが笑みを作った事に。
その場のグロリアとコリーンに告げる話題でも無いと思い。]

 冥福をお祈りに、今度……先輩のお宅にお伺いしますから。
 その時に――…。

[後日、彼女の家に伺う事を告げて、ハグする身体を離した。]


そうね。
うれしいわ、わたし、しあわせもの。

[かわいい後輩がいて、と笑む。
病に関しては、首を緩やかに横に振った]

いいの……気にしないで、ね。

[笑みのまま、頷いて]


ええ、…ありがとう。待ってるわ。
父も…きっと、よろこぶの。

[ちいさな、囁きで。]


【人】 受付 アイリス



 ―――ん。

[テレビジョンから視線を逸らしリンダを見る頃には
 いつもの芯のある眸が其処にあって]

 私も、お腹空いたかも。

[くすりと笑って返す]

 リンダのお勧めのお店がいいわ。

[今こうして傍に居てくれる彼女から。
 離れたくない。]

(250) 2010/03/25(Thu) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

 うん。

 何処でもいい。

[リンダと一緒なら何処だって。]

 行こ。

[この一時も、どんな一秒も、どんな刹那も
 大切にしたいと思うのはあのニュースの所為か。

 大胆にリンダに腕を絡ませる。
 友達同士ではしないような、密着のし方で。]

(253) 2010/03/25(Thu) 02時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 02時頃


【人】 受付 アイリス

 オウケィ。
 海を見ながら食事っていいわよね。

[ファミレスのわりには雰囲気のあるあのお店は
 きっと海が見えるから、そう思えるんだろう。
 窓際の席、との言葉に頷きながら
 北の方向へ歩き出す。

 リンダの笑みは、何故だかどきりとする。
 "恋人"の笑顔にときめくのは当然だけれど
 それ以外の、何かが、ある。]

(257) 2010/03/25(Thu) 02時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 02時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 02時半頃


【人】 受付 アイリス

 そうなんだ。

[撫ぜられた頭は心地よくて
 触れ合う体温がやさしくて。
 好きだった、という言葉には僅かに嫉妬心が芽生えるけれど]

 ……。
 私はリンダを置いていかないから、ね。

[おわりのあしおとがちかづく。
 最期まで、最期まで。
 彼女と共に在ろう。]

 何食べようかしら。

 ……、
 ……?

[ファミレスの中は、何処か雰囲気が違った。
 ニュースはファミレスの中にも、伝っていたのだ。]

(264) 2010/03/25(Thu) 02時半頃

受付 アイリスは、牧人 リンダにつられるように、僅かに顔を上げて。

2010/03/25(Thu) 02時半頃


【人】 受付 アイリス

[抱きしめられれば
 彼女を安心させるように
 そして同時に自身の安心を得る為に
 きゅ、と抱きしめ返した]

 …、なんだか――

[ファミレスには明らかな動揺。
 と、そんな折、一人の女がヒステリックな声を上げて
 ファミレスから出てくる。

 『冗談じゃないわ!このまま野垂れ死ぬなんて厭よ!』

 女は、イリスやリンダを睨むようにして、
 だけど同じ桜ヶ丘の住民を責める言葉も無いのか、
 市役所のある方へ行ってしまった。]

 なんだか、怖い……

(268) 2010/03/25(Thu) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 うん……。
 リンダがいるから、――

[大丈夫よ、と、淡く微笑んで。
 握って呉れる手が彼女の優しさ。]

 悲観的…か。
 そうね、――だって、……

[死、という現実。
 未だ現実感の無い現実。
 近付いてくる、近づいてくるのだ。

 リンダと同じ方向へ視線をやれば
 一組のカップルが見えた]

(271) 2010/03/25(Thu) 03時頃

【人】 受付 アイリス

 だって …… 、大事な人たちが、
 死んでしまうかもしれない。

[そして自分が、リンダが。
 それは口には出せなくて。]

 え?

[よく見れば女性が男性を引きずって――]

 ……ッ!

[崩れ落ちた、二人が、
 砕けて花弁の様に]

 あ、…ぁ……

[初めて見る、人間の、 死。]

(277) 2010/03/25(Thu) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

[リンダに手を掴まれて
 駆け出した。]

 ッ……ぅ……

[こわい、こわい、こわい
 泣きそうになるのを堪える
 
 連れ出して、 叱られるほど遠くへ]


 は、ぁっ……リンダ、…リンダ……

[用事があるわけでもないのに
 名前を呼ぶのは
 存在を確かめたいからだろうか]

(282) 2010/03/25(Thu) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

[裏路地。
 ここなら人が死ぬ姿を見なくて済むかもしれないと。
 荒い呼吸で、リンダを見上げ
 潤んだ目をきゅっと瞑る。]

 ッ―――

[また、まただ。
 聞こえる、劈くような悲鳴。

 せかいが、こわれていく。]

 も……やだ……

[弱音が、こぼれる。]

(285) 2010/03/25(Thu) 03時半頃

【人】 受付 アイリス

 …――

[リンダに両耳を塞がれる。
 世界がリンダだけになる。
 彼女の手、彼女の姿。

 すん、と鼻を鳴らして
 そのまま彼女の胸元に凭れた。

 それは香水の香りなのだけれど
 今際の時の華の香を思い出させる様で、
 ぞく、と寒気が背筋に走る。]

 リンダ。

 うちに来て。
 ご飯はうちで食べよう。
 汚いアパートだけど、
 私の部屋なら誰にも邪魔されない。 

(293) 2010/03/25(Thu) 04時頃

【人】 受付 アイリス

 ……う、うん。
 アパートの場所は住宅地の――

[場所を伝え、リンダが離れると
 僅かに不安げに瞳を揺らすけれど。
 こんなんじゃいけない。
 強く在ると決めたのに。]

 ……待ってる。

[リンダの背にそう投げかけると、
 踵を返し、暴動が各地で起こる町を駆け
 住宅地へ向かった。]

(296) 2010/03/25(Thu) 04時頃

【人】 受付 アイリス

―― 住宅地・アパート ――

[しん、としていた。
 不気味なほどに静まり返っていた。

 二階建ての、六部屋しかないアパート。
 他の住民と仲が良いわけではないが、
 管理人のシビルには良くしてもらっていた。]

 ……、?

[管理人室の扉が、開いている。
 部屋の中から物音は聞こえない。

 また―――白く、堕ちている可能性は考えた。
 けれどシビルの結末だけは見届けたいと思い、

 部屋を覗いた先には、それ以上に残酷な光景が待っていた。]

(299) 2010/03/25(Thu) 04時頃

【人】 受付 アイリス

[ ゆら  ゆら  ――― 

 まだ、そう、時間が経っていないのかも、しれない

 彼女の身体は幽かに、揺れていた。

 床には、転がった椅子。

 高い壁に打ち付けた釘から、ぶら下がる

 ロープと 女の、からだ。]



 あ、―――――

(301) 2010/03/25(Thu) 04時頃

【人】 受付 アイリス

 ―――…

[受け入れられる、はずも、ない。
 病死ならまだわかる。
 だけど――自害なんて。

 目の前の光景は何かの悪夢なのではないか。
 しかし何度瞬きをしたところで
 見得るものは、変わらない。

 かち、かち、と 星が点滅する。]

(303) 2010/03/25(Thu) 04時頃

【人】 受付 アイリス

[それから少しの間夢中だったのだと思う。
 どうやってあの忌まわしい光景から逃れて
 二階にある自分の部屋まで戻ったか覚えていない。

 気付けばベッドに座って、カチカチと爪を噛んでいた。]

 ……。

[爪が歯に当たってマニキュアを刻む。
 感覚が麻痺している。
 畏怖に呑まれて、おかしくなっているのだ。

 嗚呼――]

 リンダ……。

(304) 2010/03/25(Thu) 04時半頃

【人】 受付 アイリス

[部屋にテレビは無い。
 震える手でアンティークなラジオをつけた。

 チューニングせずとも聞こえてくるLiliumの被害。
 そしてそれが、自分に、

 ―――最悪の事態を知らせることになるなんて]

(305) 2010/03/25(Thu) 04時半頃

 先輩――。

 先輩が、このアパートを出て一旦、自宅へ戻る決断をしても。私は先輩の決断を信じて見送るつもりです。

 私はグロリアとコリーンのいるこの場で事態の推移を見ようと思いますが。

 何かあったら、携帯で連絡を下さい。
 使い方が難しいようでしたら、短縮設定だけはしておきますから。

[マルグリットに、そう語り。
許されるようなら、簡単に自分の携帯にメールや電話が繋がるように設定をするだろう**]


【人】 受付 アイリス

『Liliumの被害は
 フランス全域に及び
 国内の生存者は 無し』

 ……、……、

[見開いた瞳から、光が、消え]

 おとうさま、おかあさま、
 ねえ、さ、 ま…―――


 あ、……ぁッ……

[余りにも過酷な現実を、受け入れられない時に
 人間はこんな風に出来ているんだ、なんて
 思う暇もなく、
 ―――ベッドの上で、意識を手放し た* ]

(306) 2010/03/25(Thu) 04時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 04時半頃




Lilium…


[小さなつぶやき。
ヨーランダだけには届いたか。]


……うん。

ごめんね、  ありがとう。


[首を傾いで、申し訳なさそうな笑みを浮かべた。]

うん。連絡、するね。
短縮、っていうの、おねがいして、いいかしら。

やっぱりわたし、
機械ってにがて。

[ごめんね、ともう一度謂って
言葉に甘え、設定を頼んだ。]


件名:
内容:

あかるくなったら
公園にいるのよ
いまは、だいじょうぶ。

けがも、してないわ。
いえも、無事だった。

あなたは、あなたたちは、だいじょうぶ?

[――定時連絡のように、
彼女らは大丈夫だろうかと、
そんなメールを打って]


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 12時頃


【人】 受付 アイリス

―― 住宅地・襤褸アパート ――

[いつ意識を覚醒させたのか覚えていない。
 気付いたらベッドに座り込んで泣いていた。

 シビルが死んだ、恐怖。
 姉様のいるフランスが沈黙した、恐怖。
 リンダがいない、恐怖。]

 ……く、ぅ……

[気付けばFortunaのバイト開始時間はとうに過ぎていて。
 こんな事態に開店しているとも思えなかったけれど。
 タバサの顔が、ちらついた]

(357) 2010/03/25(Thu) 12時頃

【人】 受付 アイリス

[虹は神とノアが、世界を滅亡させないと約束した証らしい。
 そう謂えば此処最近、虹を見ていないと思った。]

 ……でも、私がいるじゃない。

[イリス――虹の名を冠する者]

 それでも、ダメだって、謂うの……?

(360) 2010/03/25(Thu) 12時半頃




Lilium……?


[この騒乱の原因にあるのは確かだけど。
小さな呟きが洩れるのを不思議そうに見つめただろう]




――…、

     病気の、 名前。


 …――。

父もね

       あれで しんだの


[小さなつぶやきは、彼女にだけ伝わるか。]


【人】 受付 アイリス

[膝を抱くように座り込み
 ちく、たく、ちく、たく
 時計の秒針の音を聴いていた]

 ……遅い、わ。

[幾らなんでも。遅すぎる。
 リンダの身に何かあったのではないかと
 不安に瞳を揺らした。

 携帯電話にリンダのデータは入っていない。
 PL×PLの連絡用には店とオーナーとバイトの子しか入れておらず
 社員と直接連絡を取ることはなかったのだ。]

 …聞いておけば、 よかった。

(374) 2010/03/25(Thu) 12時半頃

 お父さんは――…

 病気で、Liliumに罹って……

 お亡くなりに……。

[小さな呟きが届く。

伝わる言葉に、マルグリットの父の職業を思い起こす。
留学する際、フランスの学会に彼女の父が良く行っていたので、お世話になったのだ。

あぁ―――…。

瞑目する。
彼女の父はその研究で倒れたのかも、知れないと悟った]


…うん。
……――、…話しはね
少し前に届いてた手紙で 読んだの

…でもね、わたし。
なにも、いえなかったわ。

皆に伝えても、…きっと、…

[口を噤む。
この惨状を見れば、どうなるかなんてわかっていた。
フランス。綺麗なところ。
花の都は花びらにうもれているだろうか]

…ごめんなさいね。


【人】 受付 アイリス

[携帯電話を握る手がかたかたと震える。
 この携帯に登録した何人が、何十人が
 既に花になっていることだろう。]

 ……。

[不安に駆られ、狂った様にメールを送信する。

 「生きてる?これを見たら返事して」
 「今何してる?」
 「ねえ、どうしたらいいんだろう」

 ……――最早無作為のメールの一通が、
 電波が未だ生きているのなら
 タバサの元に届くかもしれない。

 「たすけて」――]

(384) 2010/03/25(Thu) 13時頃

[何も謂えなかったと、ごめんなさい、と語る先輩に首を振った。]

 先輩――…

[父を奇病で失い。その事実の重さを背負った彼女。
口を噤むマルグリットの心の辛さを思って。]

―――…。

フランスは今どのようになっているだろうか、パリ左岸にあるカルチェ・ラタン――学生達が行き交う街の景色。モンパルナスの古く落ち着きのあるカフェが思い起こされる。

かの街は今、どのようになっているだろう、か。

白い花に埋もれていると知らずに。]

 約束の人と逢える事、祈ってます。

[搾り出すように、彼女に告げた。]


[ マルグリットの携帯の短縮設定を行う。
機械が苦手な彼女でもわかりやすいように。

ごめんね、と語る彼女に、大丈夫ですよと謂うように微笑んで。]

[ 彼女から届いたメールを見て、怪我も無く、家も無事な事を知る。
公園は無事らしいと]

 『先輩が無事でよかったです。
 公園の方は大丈夫なのです、ね。

 私達は大丈夫です。
 グロリアが、また外の様子を伺いに行きましたが。

 私は彼女を信じているので。
 また、何かあったら連絡します。』

[定時連絡のようなメールだけれども。
この連絡が通っている間は、二人とも無事と知れるのだから――**]


[短縮のおかげで、連絡は取れる。
内容を見ればほっとしたように。]

『うん。
さくら、きれいよ。
こんなときだけど、とてもきれい。

グロリアさんは、
きっと、だいじょうぶね。
あなたたち、支えあえてるみたいなのだもの。
家から、お菓子ももってきたから、届けるのよ。

うん。
コリーンさんにもよろしくつたえてね。
またピアノとうた、聞けたら嬉しいのだわ。』

[――そんなふうに、そんなふうに。
終わりに近づいていても、いつものように在れればと
出会いにも感謝しながら、願いながら文章を、打つ。]


【人】 受付 アイリス

[あれから
 何時間経ったかわからない。

 空は白んで、次の朝が来る。]

 リンダ……

[携帯は 沈黙を守る。
 メールを送った先全員が死んでいるなんて思いたくない。
 きっと、メールどころじゃないんだ。
 きっと、そうだ。

 タバサだって―――無事に、きまって、る]

 ……。

[すんっ、と鼻をならしたあと。
 緩慢な動きでベッドを降りた。]

(399) 2010/03/25(Thu) 14時半頃

【人】 受付 アイリス

[街に出るのは怖かったけれど
 リンダの安否が気になって。
 約束から、もう、時間が経ちすぎた。
 彼女に会えなくなることの方が、ずっと怖い。]

 ……。

[肖像画が此方を見ていた。
 描かれている人物が生きている可能性は低い。
 それでも呟くのだ。
 いつもの口癖の様に呟くのだ。]

 今日も姉様が健やかでありますように。

[口にすると涙が零れた。
 だけど手の甲で拭って。
 携帯だけを握り締めて自宅を後にする。]

(401) 2010/03/25(Thu) 14時半頃

【人】 受付 アイリス

[彼女の小指にコンビニで売っている赤い糸を結んでおけば良かった。
 いつでもどこでも辿ればに行けるようにしておけば良かった。

 どうしてあの時一緒に居なかったんだろう。
 どうしてあの時、リンダを置いてきたんだろう。]

 ――…

[花の馨が、町中に充満している。
 白い粉が所々で視認できる。

 空はあんなにも澄み渡っているのに。]

(405) 2010/03/25(Thu) 14時半頃

【人】 受付 アイリス

―― 商業地帯 ――

 いっしょにくらそう

 ちらかってるけど
 ふたりでねむれるばしょはあるわ

[虚空になげることば]

 ふたりは しわくちゃになっても いっしょにいるの

[こわいこわいこわい]

 うまれかわっても ずっといっしょ

(414) 2010/03/25(Thu) 15時頃

【人】 受付 アイリス

―― 本屋 ――

[ベネットが居ないのは分かっている。
 働いていた頃の残滓を掻き集めるように 訪れた。

 ベネットがいつも座っていた椅子に、
 白い粉。]

 …――

[その時不意に、ピリリ、ピリリ、と
 テーブルに置かれた携帯電話が鳴った。
 すぐに止んだからメールだと思う。

 ベネットの携帯だ。
 そっと手に取ると、ぱちりと開く]

(425) 2010/03/25(Thu) 16時頃

【人】 受付 アイリス

[メールの差出人の名前は、聞いたことがある。
 ベネットが時折、照れくさそうに話していた
 彼の、幼馴染の、女性の名。

『何度もメールしてごめんなさい。
 あなたの無事が知りたくて。

 でもこれで最後にします。

 ベネット。
 あなたのことが、好きでした』

 ――…]

(427) 2010/03/25(Thu) 16時頃

【人】 受付 アイリス


 なん、で

[言いようの無い、 行き場の無い思いが、 蟠る]

 ベネット……好きだったんじゃないの。
 なんで応えてあげないの。

 こたえ、なさいよ
 応えてあげなさいよ!!

 なんで、なんで、なんでッ……!!

(429) 2010/03/25(Thu) 16時頃

【人】 受付 アイリス

[泣きそうになるのを堪えて
 彼の携帯電話を白い粉の中に置く。
 せめて。せめて向こうで想いが通じますようにと。]

 早く……
 早く、会わないと……

 リンダが、死んで、しまう、前に―――

[街を彷徨い、リンダの姿を、*探し回った*]

(431) 2010/03/25(Thu) 16時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 16時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/25(Thu) 20時頃


【人】 受付 アイリス

―― 商業街 ――

[その瞳は辺りを見渡し、
 ある人物を探しながら歩いていく。
 
 然しながら人影は少ない。
 居るのは暴徒が主だったがそれも減ったか
 余命を残されている人々は自宅などに居るのだろう。

 佇む女性の姿>>434に瞬いて]

 ……あの。

[おずおずと声を掛けた]

 人を探してるの。背の高い女の人。
 薄ピンク色の帽子を被った……見て、いないかしら。

(436) 2010/03/25(Thu) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……?
 リンダを、知っているの?

[見ていない、という返答には肩を落としつつも
 自分が挙げた特徴だけで人物を言い当てた彼女に驚き]

 もし、リンダに会ったら
 イリスが探しているって。
 そう、伝えて呉れるかしら。

 昨晩別れてから、すぐ会える約束だったのに……
 まだ会えなく、て。

[困惑したような、悲しそうなほの暗い笑みを彼女に向け、
 荒れ果てた町並みに視線を遣る]

 貴女は此処で、何を?

(439) 2010/03/25(Thu) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

 そうだったの…。

 リンダのお店って、PL×PLね。
 私はあそこのバイトだったんだけれど、……こんな事態じゃ、ね。

[シフトを確認するまでもない、と微苦笑。
 オーナーに電話するのも怖かった。
 近しい人が、逝ってしまっている可能性を突きつけられる様で]

 連絡先。私とリンダのお互いの携帯番号、知らないの。 一応、貴女に教えておいてもいい?リンダに会ったら、この番号にかけて欲しいって伝えて。

[携帯を取り出すと、赤外線機能で彼女の携帯に情報を送ろうと。
 既に充電の残りが少なかった。]

 どうしようかな、か……

[彼女の危機感のない口ぶりに、淡く笑い]

 一人なの?一緒に過ごす人は?
 居ないなら、少し一緒に行動しない?

(443) 2010/03/25(Thu) 21時頃

【人】 受付 アイリス

 うん…。

[それ以上の関係だとまで言う必要は無いと判断して]

 早くお店に来て呉れていたらね。リンダと貴女と、私も一緒に、貴女のお洋服が選べたのに。なんて、今更謂っても仕方ないか。

[もう、そんな平和な頃には戻れそうに無い。
 世界は少しずつ、否、急速に、終わりへ向かう。]

 ありがとう。貴女のお名前は?

[データを送受信して携帯を閉じ、続く言葉には]

 勿論。
 こんな世界に一人だと、なんだかおかしくなってしまいそうで。

 ……怖い? 

(446) 2010/03/25(Thu) 21時半頃

【人】 受付 アイリス

 …――

[遠くを見るような眼差しの彼女に、それ以上、例えばの話をすることは出来なくて。僅かに眸を細め、彼女の視線の動きを追う]

 うん。さっきも言ったけど私はイリス。
 宜しく。

[充電を気にした所為かすぐに携帯を閉じてしまったので、そこに表示された名前にまで頭が回らなかった様だ。]

 …こんな桜ヶ丘を見ているとね。
 過去の桜ヶ丘を求めるが余りに狂ってしまいそう。

[荒れすぎたセカイは、私たちに何を齎すのか]

 ……、好きな人が、いるの?

(450) 2010/03/25(Thu) 21時半頃

【人】 受付 アイリス

 そう、本当に此れは長い夢を見ているだけで
 目を覚ましたら当たり前の日常が在ればどんなにいいか。
 奇跡――ね。

[奇跡は起こらないから奇跡だと、謂う。
 彼女の言葉に滲む諦観を察した。]

 ……。うん。

[彼女の"怖い"という感情に同調するように頷く。]

 一緒に居たくない人だと"選ばれ"たら 花のように散る前に、己の命を絶つかしら。それとも絶望を感じながら、死を待つかしら。

 ……そう、それは貴女が"選ばれる"可能性があるとしても
 同時に"選ばれない"可能性があるからこそ、恐れて当然。

 でも、ね。
 後悔しながら死んで逝くのも、とてもつらいと思うわ。

[そっとローズマリーの手を取って、確かめるように、握る。]

(453) 2010/03/25(Thu) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 ……不真面目な大学生なのね?

[彼女の言の葉にプロフィールを知れば、窘める様な視線を向ける]

 貴女の想い人が、どんな答えを返すかは私には分からない。
 だけど――

[先刻交換したデータの入った携帯を軽く揺らし]

 何かあれば相談くらいには乗るわ。
 死にたいなら死にたいって謂いなさい。
 暴れたいなら暴れたいって謂いなさい。
 私は必死でそれを止めに行くから。

[芯のある、真摯な眼差しで彼女を見つめて謂う。荒れた街で、ぐらぐらと、揺れて、崩れ落ちそうだった心を、理性的に戻してくれたのは、彼女の存在だったから。その恩を静かに感じていた。]

 出逢ったばかりの私が言うのも何だけど。
 ローズマリー。貴女は一人じゃないから、ね。

[彼女が拒まぬならば、ふわりと。その細い身体を抱き寄せようと]

(455) 2010/03/25(Thu) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

 おかしくなんか、ないわ――。

[片手でローズマリーの髪を撫ぜながら]

 怖かったんじゃないかしら。
 寂しかったんじゃないかしら。

 こんな世界で独りぼっちで、
 怖くない方が、寂しくない方が可笑しいの。
 
[自分だって。こうして人の体温に触れていないと、気が狂いそうな程に怖かった。]

 頼ってくれるあなたの存在に、救われてるのは実は私。
 だから、お礼も謝罪も要らない。
 ……人は一人じゃ生きていけないもの。

(460) 2010/03/25(Thu) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

 そう、考えることを放棄するのは簡単なこと。
 何も考えずに居れば何れ終焉の音が聞こえる。
 でも――それじゃ、…やっぱり悲しいわ。

[寂しい、と。思いを語る彼女に、淡く微笑んで。]

 気付けたのなら、それでいいの。
 ―――…うん。

[彼女の微笑みは、とても柔らかな印象を受けた。
 そっと手で彼女の顔に触れ、親指で涙を拭う。]

 終焉の音はおそらく、誰しもに等しく訪れる。
 私も、貴女も、いつかは――――

 ……だから、こそ。

 後悔しない、最期を。……ね。

(465) 2010/03/25(Thu) 23時頃

【人】 受付 アイリス

 ……ん。

[後悔しない、という彼女の言葉に、確りと頷いて]

 ローズマリー…

[優しく抱きしめられる。
 胸が締め付けられるような切なさを覚えながらも、笑んで見せ
 そっと手を、握るだろう]

 うん。有難う。

   ――リンダ…

[彼女と離れてから随分経ってしまった。 
 無事を祈りながら、ローズマリーと共に歩く。
 あの時入り込んだ裏路地も覗いたけれど
 矢張りそこにリンダの姿は無く。
 それでも、それでも探すんだと、瞳に芯を、宿して。]

(467) 2010/03/25(Thu) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

[――リンダの家。
 意識にはあった、だけど、だけど…]

 ……うん、行ってみよ。

[―――彼女の居そうな場所に近付く程に、
 白い粉が堕ちていないか、不安になるのだ。
 しかし、そうも謂っていられない。]

 此処から、わりかし近いの。

[少し歩けば純和風の家が見えてくる。
 道場と家屋、どっちから入ってみようか、と
 ローズマリーに目で問いかける]

(469) 2010/03/25(Thu) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

 うん。私も最近、連れてきて貰ったばかりなの。
 その時は、まだ、こんな惨事にはなっていなくて……

[なんだか遠い昔のことのように思える。
 道場を指差すローズマリーに頷いて、
 横開きの扉を、静かに、開けた。]

 リン、……

[呼びかける様に口にする名前が、途切れる。
 道場の一部に白く降り積もるもの。]

 ――ッ

[目を見開いて。
 これがリンダだったら、もし、そうだったら
 可能性で、考えれば、ここは、彼女の家なの、だか、ら]

(471) 2010/03/26(Fri) 00時頃

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