人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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視点:


[森に近い、村外れの粗末な小屋の中。月光を浴びながら、一人の女が糸を紡ぐ。

時に、銀色の光が注ぎ込む窓辺から――。


森から村へと続く小途を、慈しむように眺めながら]


 あの人の生まれた村を静かに見守ってきたわ。
 あの人の愛した村を、私も愛してきたわ。


 でも――。

 もし、村が悲しみのうちに滅びるようなら――。
 どうすれば、いいと思う?

[誰ともなく問いかけて]





[そんな事は起きないで――


   そう、願いながらも。]


.


愛する人の死を告げられるのは、辛い、わ。

自分の命が天に召す神様の御手により、刈られるよりも辛いこと、よ。
魂が千切られるような、痛みと悲しみに晒される、の。



埋めきれない空白を、疵を、魂に深く残すの。
それを埋めることなんてできるものでは無いわ。


 あの人が愛したこの村が悲しみにくれるのなら――。
 あの人の愛したこの村の人々が、身近な人を、村の人を失い。

 魂に喪失という残酷な疵を受けるのなら。

 私の手でできる事を――。

 し て、あげる――。

[例え、自らの手を赤く染めたとしても――

丸い銀の円盤を、静かに眺めながら心の奥で思って。]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 01時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 牧場 ―

誰かがあの子達の面倒を見ないといけないし……。
うん、期待して待っているから。

[三頭引きの馬車の上で手綱を握る牧場主。
病の件を聞いた彼の行動は素早く、馬車を用意すれば街に行く村民達を纏めて準備を整え、第一陣として出発しようとしていた。

自分を共に町へ連れていこうとする彼にやんわりとした言葉だが明確な意思を込めて拒否の言葉を返す。

遠のく蹄の音。
馬車が丘を越え見えなくなるまで見送り、ふと溜息を漏らした]

(8) 2010/07/03(Sat) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 通り ―

……?

[村の方へと歩いていけば話が嘘のように日常が保たれていた。
たちの悪い嘘だったのかも――そんな考えさえ浮かぶ。]

パニックが起きないように教える人を選んでる……?

[比較的現実的なラインの答えを頭の中で引出しながら陰鬱な表情を浮かべて通りを歩む]

(15) 2010/07/03(Sat) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

みんな嘘。

[ぽつり呟いてみる。
そういえば、この日常がずっと続くような気がした。
変わらぬ生活を続ける皆を改めてみれば、突きつけられた事実の方が冗談のようで――待ち受ける苦痛から逃げるよう楽な方へ思考を逃がした]

(20) 2010/07/03(Sat) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 酒場 ―

……っ。

[自警団員が酒場から足早に出てゆく姿を目にすれば
辛い現実へ引き戻される精神的な苦痛で目を細める]

やっぱり弱いんだなぁ……。

[逃げるだけで向き合うのが怖い。
そんな自分を自覚しながら酒場へと入る]

マスター?

[力のない声で酒場の主を呼んだ]

(23) 2010/07/03(Sat) 02時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 02時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

>>27

こんばんは、マスター。
牧場の運営にも人が居るから私は残ることにしたの。

誤診だったり、意外と生き残れたりするかもしれないしね。
ああ……昨日の御代、忘れちゃってた。

[ごめんなさいと微苦笑を浮かべる]

お店、やっていないのかな?
飲みたいな。
そんな気分。

[店先に座るマスターの頬に手を添えて優しく撫でる。
笑顔を浮かべて酒をねだった]

(32) 2010/07/03(Sat) 03時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>37

そのときが来るまで信じられない、かな。
まだ誰も死んだわけでもないしね。

人間、そんな逃げ道があれば幾らでも現実逃避できるみたい。

[暗いことを考えるのも嫌になったのかくすくすと明るく笑う]

そうね。確かに。
時間はあるし、酒場娘でもはじめようかな。

(41) 2010/07/03(Sat) 03時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 03時頃


【人】 流浪者 ペラジー

恨みは水へ流し愛を墓標に刻んで……かな。
本当、後悔せず死ぬ為の……死のための準備か。
らしいといえばらしいかな。

手がかかる時間帯が微妙に違うって事。
邪魔かな?
ならお酒だけもらっちゃう。

[くすり笑ってマスターの傍を通り過ぎる。
棚なに並ぶボトルに勝手に手を伸ばし始めた]

(47) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

凄く現実的なのか逃避してるのか……。
何か達観してるよね。

私は――其処まで割り切れないな。
やっぱり、怖いし、やりのこしたこともある。

普通に結婚して、子供を生んで、子供達に見送られて逝く。
平凡だけど、そんな未来が待ってると思ってた。

未来なんてないと宣告されて
そこまで現実を割り切れるマスターは凄いね。


[白ワインのボトルを抱えながら
呆れとも感嘆ともとれる様子で彼を見る]

(49) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>48

ラス?
ああ……聞いてないんだ。
私達には明日はないって事かな。

[微苦笑を浮かべ、何処か投げやりな言葉を返した]

(51) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

飲む?
それとも大切な人の傍に居る?

[表情をゆがめるサイラスとは対照的。
何処かからかうように言葉を向けた]

(54) 2010/07/03(Sat) 03時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>53

私もそれくらい捻くれてたら楽なんだけれど。

せめて結婚ぐらいはしたかったなぁ……。

[消えてしまった未来を思い溜息が漏れる]

最後ぐらいはちゃっかりやらないとね?
なら、手伝いたい時に来るね。
このワインはその分の先払いって事で。

[勝手な事を言いながらにこり笑い店先に出れば周囲を見回した]

(60) 2010/07/03(Sat) 04時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>62

もちろん、酒場娘というなの飲み放題というオプションもつけて、ね。

[バツの悪そうなマスターのオデコを撫で
安売りする積もりはないらしくそんな言葉を付け加える]

それじゃ、またね。

[ゆらり手を振って酒場を後にする]

(64) 2010/07/03(Sat) 04時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>61 ソフィア


[ワインを抱いて大通りを歩く。
流石に話が広がっているのか何時もは閑散とした通りも出立の準備を進める人たちで雑然とし始めている]

……っ。

[視界に入る後ろ姿。
まるで周囲から浮き上がるように視線が惹き付けられる。
同時に感じる原因不明の違和感に声を漏らす]

ソフィ……。

[その人物が誰かと認識できれば、不思議な違和感を胸に抱えたまま後をつけるように歩みを進めた]

(66) 2010/07/03(Sat) 04時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>69

……わ。

[いつの間にか気づかれていたらしい。
振り向きざまの一喝にびくりと震えて硬直してボトルを落としかけるが続く言葉に安堵した様子で硬直が解けた]

うん。ペラジー……だけど。
普段からストーキング、されてるの?

[不思議な違和感は胸に残るまま――近づく事で更に高まる。
どこか息苦しさのようなものを感じて微妙に言葉が乱れた]

(73) 2010/07/03(Sat) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

気にしないで。

それは――面倒な事になってたんだね。
ええと、お疲れ様。

[微苦笑を浮かべて自分でも微妙と思える言葉を返す]

何か――ソフィが何時もと違うように見えてね。
自然とつけてしまったの。

何だかよくわからないけど、見てるとざわざわした感じになる……。
ついていかなきゃって……。

[正直に話しはするけれど、あまりにも感覚的すぎて言語化されていない答えに自分も首を緩やかに傾げた]

(77) 2010/07/03(Sat) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

リンダが?
この病気で……?

そっか。そっか……。
ピッパが……どうしたの?
まさか、ピッパも?

[答えを貰えば、納得はできた。
でも本当にそれを感じ取っていたのだろうか?
自分でも不思議そうに内心首を傾げるけれど
ソフィアの表情が歪むのを見れば反射的に頬に手を伸ばして温もりを分け与えるように、癒すように撫ぜた]

(79) 2010/07/03(Sat) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

持病?
そんな……隠してたのかな。

傍に居れば死者に囚われてしまう。
直ぐに追えるような立場になってしまうならなお更……。

思い出を囚われそれを否定せず胸に抱いて逝く事は、誰も止められないような気がする。

それもソフィアは嫌なのかな……。

そんな、気にしないで。
勝手に私が後をつけた事ではじまったんだから。

[頬を伝い落ちる雫。
また1つ増えた違和感にもどかしさを感じつつも
ソフィアを包むように抱き寄せて優しく背中を摩った]

(83) 2010/07/03(Sat) 05時頃

【人】 流浪者 ペラジー

普通に接してほしかったのかな。
腫れ物扱いは辛いものね。

[続く言葉の強さには、少し呆気にとられるように間が開く]

……。
まるで、恋をしてるみたい。
リンダを恋敵のように見て、独占欲で苦しんでるみたい。

[続く凛とした言葉感じる彼女の感情。
違和感に自分なりの答えを出す。
鼻を啜る彼女を抱きしめたまま耳元で淡々と呟く。
髪が彼女の鼻先を擽るようになぜた]

(87) 2010/07/03(Sat) 05時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[自嘲する彼女に向ける言葉はなく
礼を返してくる彼女に「気にしないで」と、緩やかに首を振った。
フードを撫でる手の感触を最後に彼女が離れてゆく。
ワインボトルを改めて胸に抱いて彼女の後ろ姿を見送り溜息を漏らす。]

(91) 2010/07/03(Sat) 05時半頃

【人】 流浪者 ペラジー



死者には誰も勝てないんだよ。
     

(92) 2010/07/03(Sat) 06時頃

流浪者 ペラジーは、ソフィア哀れむような呟きを漏らし牧場へ続く道を歩み始め**

2010/07/03(Sat) 06時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 06時頃


 初めて目を覚ましたときにあったのは、
 幸せそうな笑顔と自分の泣き声でした。


 子どもの頭を撫ぜる親はどうしてあんなにも幸せそうなんでしょう。


 もうこれ以上は無い、と思える平凡。
 当たり前のことが当たり前にある奇跡。

 理解したらもう失っているもの。


 病気になった、と聞きました。
 詳しいことは分かりません。
 誰が病気になったのでしょうか。
 パパとママじゃありませんように。
 せめて私でありますように。


 パパもママも隠れて出てきません。
 必死に探し回るかくれんぼ。
 外は雨が降っていました。
 雨はいつも通りに音を奏でていました。


 パパとママは死んだらしい。
 嘘だ。


 何度も呼びました。
 パパ。
 ママ。
 隠れてないで出てきてよ。
 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。


 その日初めて、私は本当に、
 パパとママの為に泣きました。
 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。


 パパとママはびょういんで
 なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。
 そんなの聞きたくなかった。


 墓前に立つと涙が溢れます。
 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。
 どうして楽に逝けなかったんだろう。
 何を責めたらいいかわからない。


 パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。
 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。
 私は私だ。


 いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。
 だけど今、鮮明に思い出せます。
 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。
 パパとママを蝕んだ病気。
 最後に頭を撫でて貰った刻。


 すべてはしあわせで
 すべてはふしあわせな
 おもいでです。


 わたしに できることは
 くるしまずに いかせてあげること。


 こんなときなのに、不謹慎だけど
 どうか、わらってください。**


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 13時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[何時もの仕事を終えれば母屋へと戻り夕食を取る
時折聞える馬の嘶きの他に風音だけしか聞こえない静かな空間。
独りという事を実感して溜息を漏らす
何時もと大差ないメニューなのに酷く味気が感じられず食はあまり進まなかった]

(168) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……っく。

[おそらく生きては会えはしないだろう。
だから連れていこうとしたのだと思う。
現実逃避をするように、簡素な最後の別れから逃れた自分の行動に今更後悔の念が湧く。

戦場での生活で感情が摩耗していた私を日常へ連れ戻してくれた夫婦の事を想い、独り静かに泣いた]

(170) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……?

そう。もう、終わっちゃったのかな……。

[響くノックの音に現実に引き戻された。
瞼を擦り、扉を開けばリンダの葬儀が行われた事を村人が教えてくれた。
感謝の言葉と共に村人を見送れば、せめて手向けの花だけでもと花壇からキンセンカを摘み始める。]

(172) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

さ、いこう。

[体が重く、徒歩の移動が酷く億劫に感じる故に
鞍を引出し、シャイアーの巨体に馬具を手早く取り付けて行く。
花束を抱えて鞍に跨れば、太股で馬の胴を締めて走らせる。
使役馬故に速度は無いが風が頬を撫で、地を蹴り丘を越えて行く力強さが孤独を紛らわせてくれた]

(174) 2010/07/03(Sat) 13時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 墓場 ―

ギリアンちょっとこの子をお願い。

[墓地が視界に入れば減速を行い鞍から降りる。
騒がしい蹄の音を墓地に響かせないように手綱を引いて墓地へと歩き始める。

ギリアンの姿が見えれば馬をギリアンに任せてリンダの眠る場所へと歩みを向ける。]

お疲れさまリンダ。
また、直ぐに会えるよね。
みんな……死んじゃうんだから。


[既に居る面々に会釈を行い脇を通りすぎればキンセンカを供え、静かに祈りを捧げた。]

(178) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[祈りを捧げ終えれば周囲を見回すがピッパの姿は見えない。
既に帰宅したのかと首を傾げる。
話をしている人々に視線を向ければ――唐突に目眩を感じて数歩よろめいた]

な、に?

[なぜか「あの二人」を見れば違和感を通り越して訳の解らない不安感のようなモノを感じてしまう。
側に居る3人目――ラルフからは何も感じられないのに何故?
そんな考えが浮かぶけれど、見続けているとどうにかなってしまいそうなので視線を逸らして呼吸を整えた]

(179) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ラルフ?

ああ……。ありがとう。

[声が認識できていなかった様子で、手を差し伸べられると僅かに身を震わせる。
どこか不安げに上目でみたけれど、吐息を漏らし差し伸ばされた手を握りしめて自分の頬に寄せる。
手の温もりに安堵するように少し呼吸が落ち着いた]

(186) 2010/07/03(Sat) 14時頃

【人】 流浪者 ペラジー

ちょっと、気分が悪くなっただけ……。
熱とかは無いと思うよ。ありがとう。

[額に重なる手からもそれが感じられるだろう]

ひ……っ。

[だが、ラルフの肩越しにコリーンの緋色の瞳を見てしまう。
何時もの柔らかみのある翠とは対極に有るような禍々しいその色に怯えの声が漏れる。
反射的に声を漏らし、怯えを隠す事無く少しでも遠くコリーンから離れようとかけだした**]

(188) 2010/07/03(Sat) 14時頃

 ねえ、あなたは何を望む?

 あなたの大切な人が――。
 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。
 共に行く事を望む、かしら?

 それとも、その人を看取って――。
 短くとも、その死を悼んであげたい?

[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。

自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 14時頃




 これは私の進化の過程の一頁です。

 


 生まれてから、23年。
 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。


 ねぇパパ、ねぇママ。
 私は恋をしたんだよ。


 一人で息をするのがつらいから、
 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。


 手が生えました。
 人に触れたいと思う手です。

 すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。
 なのに何故だろう。

 この手はあの人を包みたいのに、
 傷つけるナイフに変わってしまうんです。


 触れれば触れるほどに傷を付けて、
 あの人を殺してしまいそうだ。

 じゃあナイフを放つその前に
 あの人を殺してしまおうか。
 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?


 そんなの厭だ。


 一層、二人息絶えて。
 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。

 だけど、私は進化する。
 私はまだ、進んでいく。

 あの人を失っても、私は未だ終わらない。


 
 だから 私は生きたい。



 そう、あなたは生きたい、のね。

[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。
静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 18時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 川辺 ―

はっ……はっ。

[墓場の近くを流れる川の辺りに膝を付き、酷く荒い呼吸と共に肩を揺らす。
月明かりが照らす水面に写る歪んだ自分の顔を見れば、水面に手を差し込んだ。]

あれは――何。光の加減……かな?
[冷たい水の感触で多少冷静になったのか少し考えれるようになってきた様子でコリーンの双眸を思い出しながら呟く。]

……色は光の加減としてあの違和感は何なのかな。
これも病気の症状なのかな。

[呟きながら馬をギリアンに預けたままなのを思い出し、ゆっくりと立ち上がり手を拭けば来た道を戻り始めた]

(210) 2010/07/03(Sat) 18時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 18時頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 墓地 ―

[墓地に戻ればギリアンと話すコリーンの姿が視界に入る。
訳のわからない行動で不快にさせてしまったかもしれない。
素直に出て行き謝罪をするべきか、このまま様子を見続けるべきか――彼女の近くにくれば相変わらずの違和感が心をかき乱し、判断力を低下させる。]

(212) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

流浪者 ペラジーは、歌い手 コリーンの瞳を見ようとするが角度が悪く色の確認はできなかった。

2010/07/03(Sat) 18時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

>>ギリアン コリーン

……うん。

[意を決するようにギリアンとコリーンの側へ歩いてゆく。
出来る限り何時もの調子で二人に声を掛けた]

ギリアン。
あの子の面倒を見てくれてありがとう。

コリーン。
ええ、と。
ごめんね。いきなり逃げたりとか……。

[ギリアンとコリーンの目を直視するのには躊躇いがあったがしっかりと二人を見て謝意の言葉を紡ぐ]

(214) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 18時半頃


 だけれど、

 もしも、


 "その時" が 在るならば

 私など切り捨てて下さい。


 それも、私の、願いです――――


【人】 流浪者 ペラジー

村の住みやすさ……か。

行き倒れを拾って面倒見てくれるような奇特な人達が居るような所だから……やっぱり良いところだったんだろうね。

勿体無い、なぁ……。

[柔らかい微笑を浮かべる彼女に少し安堵して緊張は和らいだ。
二人の話を聞けば自分も口をはさむが、過去形なのは、もう村の終わりが直ぐそこに近づいているからか]

(218) 2010/07/03(Sat) 18時半頃

 ”その時”

 あなたがどの道を選択するにしても。
 あなたが何を望むにしても――…。

 私が、その時に生きていられたら――…。


 あなたの希望に添うように、するわ。


【人】 流浪者 ペラジー

>>217

ええと……。うん。

[彼女が言う不安と自分が感じる不満は大きくすれ違っている事が何となく解る。 言語化が難しいソレを問うのも難しく、口篭りながら結局彼女の言葉に頷く。
ちらりと見えた彼女の瞳は緋では無く何時もの翠。

胸の中に澱のように沈殿していく違和感の正体が掴めない事に不快感のようなものを覚えながらも彼女の顔を不躾に見つめ続ける]

(221) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>220 ギリアン

あの子は無理かもしれないけど、普段うちの牧場でつかってるシャイアー種ならギリアンも乗れると思うけどね。
頑丈だし、大人しいし……脚は遅いけどね。

気が向いたら……おいでよ。

[そんな冗談に何処か真面目にそして寂しげに言葉を返す。
そんな調子に自分で気付いた様子で付け足すように気マズげに笑った]

(222) 2010/07/03(Sat) 19時頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>225
それいったら私だって行き倒れてたよそ者だけれど?
それに一番最初に馬車で街に向かったからもう居ないよ。
……そっか。

[微苦笑を浮かべて彼の言葉を否定するが
彼がやんわりと断れば小さく頷いた]

あ、うん。私。
お墓の管理してもらってるからね。

[気にしないでと今度は自然に笑う]

(226) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

>>223

世の中は何処までも理不尽だね。
神の慈悲なんて何処にも無い。

え?
ええと……。
うん。瞳が綺麗だなって。

……。

[とっさにでた言い訳が自分でも軽薄な男のヘタな口説き言葉のようなものだと気付いてさすがに渋い顔になったが、唐突にギリアンに縋るようにして尋ねる彼女の変貌に数度瞬いたく。]

ギリアン?

[どもる彼に自分からも続きを促した]

(228) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

大丈夫。
徐々に野に放していくから負担は減ってるの。

心配してくれてありがとう。
多分、なんとなかると思う。

ギリアンこそ……だね。

[近いうちに彼の世話になるかもしれない。
状況が状況だけに直ぐに話が暗くなる。
困った様に微苦笑を浮かべて髪を指先でいじった]

(230) 2010/07/03(Sat) 19時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

仕方がないね。

で、また逃がした馬を追いかける日々になるんだね。

[続く言葉はまるで先程の自分を見るようで
緩い笑みを返し、儚い願望をのせて小さく頷いた**]

(232) 2010/07/03(Sat) 20時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/03(Sat) 20時頃


ヴェス。
愚図ってても、死んじゃうんだろうけど。



私には、何もできないよ。
セシ兄は、私のこと、見てないもん。


私は、ヴェスみたいに。

まっすぐに気持ちを伝えることなんて、出来ない。


どうすればいいか、わかんないもん。


だから 諦めるのか?

だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。
言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?

モラトリアムは 長くないぜ


─…っ

[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。
何故、と思わなかった自分もいて。]


…諦めたく、ない。

私のこと、見てなくても、子供扱いでも。
セシ兄に、笑ってて欲しい。

…ありがとね、ヴェス。

ヴェスも。諦めないんだね。


さて――

[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]

どうだかな。
願っても動いても叶わないことは あるからな。
要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。

だから――礼を言われる筋合いはない。

[いつものようにざくりと切り捨てて]

まぁ――脈はなくもないんじゃないか?

[皮肉るように言って話を打ち切った]


うん、それでも。
ありがとう、ヴェス。

脈?
─…ないよ、絶対。

セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。

[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。
儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 02時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 03時頃



 私は何を誤っているのだろう。
 


 好きなのに、こんなにも大切なのに
 私の言葉はナイフになってしまうんです。

 器用な恋愛なんて出来なくて。
 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。


 甘い誘惑でもなく、
 快楽でもなく、

 もっともっと純粋なものが私には分からない。


 腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。

 私は正直です。何処までも正直です。

 そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。



 もう、一層―――死んでしまいたい。
 


 そんな、絶望感に、苛まれています。

 だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。

 大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど

 それでも…――


 もしも、万が一
 
 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと

 その可能性がある、限りは

 私は、未だ、死ねない。



 私は……

 私は、

 何を、誤っているんだろう。
 


 パパ、ママ。
 はじめての恋で、めげそうです。

 だけれどパパとママが病に苦しみながらも
 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。

 私も苦しみながら、もがきながら、
 大切な人の幸せを――**


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 12時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

― 回想 ―

……。

[「また今度」そんな風に話を打ち切り彼女は歩いてゆく。
銀糸を思わせる髪は柔らかく揺れ、月光で柔らかく輝いていた。
見惚れるように、別れのあいさつもせずに無言で彼女を見送る]

え?
ああ、うん。
ペラジー牧場を宜しくね。

[ギリアンに声を掛けられてようやく我に返った様子でどこか抜けた言葉を返す

「それじゃまた」そんなあいさつと共に彼に預けていた馬の鞍に跨り墓地から離れてゆく]

(391) 2010/07/04(Sun) 13時頃

【人】 流浪者 ペラジー

― 通り ―

[さすがに時間が経った事で出立する面々で雑然としていた通りは静かになり、人気の少ない通りを簡素な装備を纏う自警団の面々が巡回する姿が目立つようになった]

……?

[向けられる視線と囁く自警団員。
状況が状況だけに気がたっているのかと視線を逸すが獣性を感じさせる酷く不穏当な言葉を耳にしてしまい失望感と恐怖から馬を加速させて通り駆けていった**]

(392) 2010/07/04(Sun) 13時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 13時半頃


[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]

 あなたは、立派よ?
 逃げなかったんですもの――。

 真っ直ぐに向かったんでしょ。

 思うところを、気持ちを伝えるため、に。


 私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。
 好きだったの、愛していたのに。



 怖かった、から。


 逃げた結果――。





 生まれたのは、別れ。

 あの頃に戻って、自分を変えたいと。

 何度後悔の涙を流したかしれない、わ。



 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.



 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


[サイモンがあげた狂気の哂い声――。

でも、女の耳には、
それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]

 ――…。

[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。

何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]


【人】 流浪者 ペラジー

何?
火事……?

[青空に昇る黒煙。
目を細め手綱を操り火元と思われる場所へと駆けさせる途中で覚束ない足取りの男を見つけた。]

サイモン……?

[名を呼ぶが明らかに様子がおかしい。
定まらぬ視点、血走った目、奇妙な笑い声を上げるその姿は以前戦場で見かけた恐怖に耐えられず麻薬に溺れた人間を思い起こさせた。

名を呼ぶが反応も無く、あまりに奇怪な様子にさすがに警戒感が湧き火元と思われる場所への移動を再開する。
すれ違いざまにサイモンを一瞥をすれば、にたりと狂気に満ちた笑みをこちらに向ける彼と視線が合い体が硬直しまうが馬上だったのが幸いして高速で彼の姿は後方に流れていった]

(421) 2010/07/04(Sun) 20時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

……ふ。

[息が詰まるような緊張から解放させれば手綱を引いて馬を止め呼吸を整えるように吐息を漏らす。
落ち着いた所で後方を振り返るが既に彼の姿は消えてた]

何、あれ。

[思わず声が漏れるが、戦場の恐怖で壊れる人間も居るのだから病気による死を恐れてサイモンみたいになってしまう人間が居てもおかしく無いと自分を納得させた]

(422) 2010/07/04(Sun) 21時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 21時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 21時頃


 鏡…―――

[ぽつ、と呟く。
 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]

 貴女は、

 つらかった、でしょう。

 ぶつけようの無い、想いを抱えるのは

 とても残酷だわ――


 ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を
 食べたくて仕方なくて、
 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と
 魔女に乞いました。


 魔女は生まれてくる子と引き換えに、
 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。
 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。


 子はラプンツェルと名付けられ、
 外に出られないように、塔の上で育てられました。
 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り
 それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。


 ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。
 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。
 口付け、身体に触れ、深みを知る。
 背徳的な逢瀬。


 ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、
 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し
 遠く遠くへとやりました。


 青年はラプンツェルの行方が分からず、
 絶望して塔から身を投げ
 失明してしまいました。


 それから暫しの時が経ち、
 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。


 青年は、ラプンツェルと再会し、
 ラプンツェルの流した涙によって、
 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。


 そうして二人は、しあわせに、なりました。
 めでたし、めでたし。



 ……とってつけたようなハッピーエンドね。
 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。

 ラプンツェルが子を孕んで
 青年が失明して
 かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。


 貴女も、そう。

 姿を消して、
 互いの居場所も分からずに、
 絶望して、
 後悔して、

 ……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。





 そうと分かっていても
 無慈悲な世界に生きても、
 それでも、

 幸せを願うのが、人なのでしょうね。
 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。


[残響が掠める哄笑には、唯]

 ―――…。

[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]


 幸せな、終りは――
 望んでも手に入れられないわ。
 
 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。
 多くの人にとっては、それは儚い願い。

 いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。

 本当は幸せではないのかもしれない、わね。


 でも、縋ってしまう。


 最期だから、特に――。

 幸せな終りを……。


 幸せなんてものは
 憧れる為に在るのかしら。

[ぱちり、と、瞬きをした]

 縋ってしまう、か。
 そうね。

 ……そう。

 なんだかんだ、言っても、
 それを望んでしまうのね――


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