17 吸血鬼の城
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 廊下→広間 ― [どこに行けばいいのか分からないもので、足の赴くままに任せる。
適当に歩いて、城の内装に「へー」とか「ほー」とかよくわからないなりに男は反応を落とす。途中、白薔薇と呼ばれていた従者が広間に集うよう声をかけているのを聞いた>>1:363]
…しまった、宴の前にゃあ間に合わなかったか。 端の方に失礼させてもらいますよっと。
[広間にはいった時には既に始まっていたらしい。端の方に陣取りチラリ、面々を見渡して城主は誰なのか確かめようと。
片目の世界に銀髪が映る>>1。貴族然としたオーラと何か得体のしれない心地を芯から涌かせるような―。]
……っ! [雷鳴によって、その感覚は途切れる。]
(5) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
|
[言葉を途切れさせると、傍らに佇む血を分けた相手へ
薄く笑みを向ける]
勿論、お前も愉しむと良い。
渇きのままに、欲望のままに
もう……
我慢する事は無い。
[語りかける声音は低く甘く
されど其れは人の耳には届かぬ波長を持って響く。
元は人間であった彼女が人間の血を啜るさまを見るのは
城主の愉しみのひとつでもあった]
望みがあれば、何でも叶えよう。
……私のローズ。
|
[>>10城主の言葉が広間の空気を支配していると感じたのは誇張でもなんでもないと肌で感じていた。 肌というより、肩の傷・タトゥーとして身体に埋めた色素・眼帯の奥の左目、より肉に近いそれらが感じていた。 頭の足りない男は言葉に直すことが出来なかったが、それでもこの場の異様な雰囲気には息苦しさを覚えた。
周りの「客」とやらもそれぞれ何かを感じているらしい。客の中で>>2手帳を取り出す友人の姿に、微かに違和感を胸に抱いた。 が、それよりも。]
愉しませる為に、ね。 俺にゃあ特技もクソもねーけど。誰かの努力を期待させてイタダキマス。
(23) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
[くすくすと人間には聞こえぬ聲で笑う]
私もお兄様を楽しませられると良いのだけれど。
[城主を愉しませる為の宴と客人に告げた者に
女は控えめな態度の儘言葉を返し]
渇きのままに、欲望のままに
お兄様は私に甘くてらっしゃる……。
[兄の笑みに嬉しそうに細まる女の眸]
優しい、私のお兄様。
大好きよ……。
[睦言を交わすかのように甘く囁き
切なさを隠すように胸元でぎゅっと拳を握った]
|
>>17 [力が抜けたような様子の女を目にして、不作法にも近づく。]
おう、嬢ちゃん大丈夫か。 …そんなに悲観することでもねーだろ? でかい城ん中で楽しく過ごせると考えりゃあ。
それとも何か、彼氏でも待たせてんの? [迷子と言われていたこと、青ざめてはいたが純朴そうな顔立ち、敬語は使わなくてもいいだろうと判断して話しかける。
軽口をたたくが、女の不安を胸の奥では理解していた]
(26) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
私のローズ……お前は客では無いだろう?
傍に居るだけで、充分私は満足している。
[人間の中では類稀な美しい薔薇を
この手で手折ったその瞬間と
変じた彼女が作り出す新たな犠牲者と
其れを眺める事こそ、城主を愉しませているのだが]
愛しいローズ。
お前に甘いのは、仕方が無いだろう。
永遠に続く孤独の中で漸く見つけた同胞なのだからな。
[人の言う愛は、城主には当てはまらない。
けれどその薄い唇は愛しいとそう何度も彼女へ呟くのだった]
|
[>>24「褒美」「人の身では味わえない快楽」 その言葉に心が揺れた事は、男自身よく分かっていた。 喧嘩騒ぎばかり起こしてきたのも、マフィアのボスの所有物(女)に手を出したのも有り体に言えば――
>>35目の前の女の声で心が戻る]
あ?不安? [その顔を片目でじっと覗きこめば、瞳がうるんでいることを知った。ぎょっと焦った素振りで] …な、泣くなよ?泣いても俺ぁどうしたらいいかわかんねーからな?
(43) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
>>36
[自分の名前が聞こえて男は振り返る。 何故、まさに「馬子にも衣装」状態の時に友人と会うのだろうか。それが一番最初に頭に浮かんだ。]
ベネット、なんでってえのは [俺の台詞でもあるんすけど。 続きの言葉はイアンの勢い>>38に消された。 肩をすくめて二人の行方は知らんぷり]
(47) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
|
客人ではないけれど……
私はお兄様の為だけに存在するの。
お兄様に喜んで貰える事が無上の喜び……。
[目覚めて初めて目にした美しい兄に心酔していた。
長く共にあれど其れは変わる事無く]
愛しいお兄様。
貴方の孤独を私の存在が少しでも埋められたなら……
[薄い兄の唇が紡ぐ言葉に女の心は満たされる。
それは先ほどまでの飢えさえ忘れさせて呉れる魔法の言葉]
|
>>52
…泣きそうだったじゃねーか。 [とは、追い打ちをかけそうで言わないでおいた。
男と比べ、もとから低い位置にあった頭が、ぴょこんと更に下にさがる。 そんな彼女の頭をぽんぽんと軽く叩き]
不安なんて、飯食って酒飲んだら忘れるもんだぜ? それでもまだ不安が残るようなら聞いてやるから、 ほら、酒でも飲んでこいや。 もっちろん恋の話やらなんやらでも喜んで聞くけどな。 [いつもの人の悪い笑みを浮かべ、聞く人にすれば この雰囲気にそぐわない言葉を並べる男はひどく浮いていたかもしれない。]
(60) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
|
|
うおっ。でっけぇ声。
[>>65 少しは「不安」とやらから気が紛れた様子を見て、うし。と声を出した。] あ、俺ドナルド。よろしくな。
…なーんちゅうか変な雰囲気だよな。 「お客サマ」もピリピリしてらぁ。
…ふむ。 城主サマにゃあまだ挨拶してねーけど、そういう雰囲気でもないと見た。 という訳で、俺は酒を飲みに行く。 [決してメンドクサイからじゃねーぞ。と誰に向けているのか分からない言い訳を残して食事の方へ。
―男にこの広間の雰囲気が理解できなかったのには理由がある。一つには吸血鬼の存在をはなから信じていなかったこと。もう一つは片目でしか「吸血鬼」を見なかったこと。]
(72) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
私のためだけに……
[存在する。
鸚鵡返しに囁き、ちらりと視線を投げた。
其れは彼女が真に望むことか
其れとも、己が与えた力によるものか
其の先を考える事はしなかった]
永遠に続くこの命がある限り
孤独が消える事は無いが……そうだな、
お前が愉しむその姿が傍にあれば
私は満たされる。
……喉が渇いているのだろう?
先ずはどれが欲しい。
あの粗暴な男か、其れともこの女が良いか?
|
[>>72視覚的な刺激が他者より小さいものだったから。 この場で雰囲気に飲まれ、吸血鬼に魅了されえなかったことが男にとって幸か不幸か。
酒を求めてテーブルへと向かう途中、先ほど大声を出した男と―その後ろに隠れる子供>>59を目にとめた。歩み寄り、少し屈んで目線を合わせる]
…よう嬢ちゃん、でいいのか? オイタして父ちゃんに怒られたのか?
こんな城に親子連れでくるたぁ、招待客か。 それならこの宴とやらは何のためなのか、教えてくんね? ただ単に貴族様とやらの遊びなんかね。
(87) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
お兄様のためだけに。
[同じ言葉を繰り返す。
過去を失った女は彼の同胞になることを自ら望んだのか
望まぬままそうなったのか知らないけれど
今は望んでそうなったのだと思っている]
貴方に与えられたこの命が尽きるまで
私は貴方の傍にいます。
[満たして差し上げたいと思いながらも
傍にいて愉しむだけで本当に良いのか女には判断がつかない。
渇きを指摘され恥ずかしげに眸を伏せる]
――…お兄様は何方をお気に召したの?
[答えを用意できぬ女は質問を返した]
|
>>95
お。親子じゃねーのか。それもそうだな、 こんな嬢ちゃんがこんなおっちゃんの播いた種とは思え…… いや、教育的にまずい言葉が入った。
[それぞれ顔を見比べて言葉を続けようとした男は、けれども、続きを言うのはやめておいた。]
ガキの扱いに慣れてるぽいから、じゃなくて イケメンって理由でガキの数聞かれたいもんだな。 ガキはいねーぞ、ってか独り身だ。 …で、親子じゃないならなんでこんな懐いてんだ? もしかして…ああ、夫婦…はないな。ありえねー。
(103) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
愛しいローズ。
……私は、多くを望まない。
ただお前が傍に居るだけでも、充分だ。
[まるで己は生ける死人のようだと、常々思うようになった。
刹那に生きる人間達の傍で暮らすうちに。
彼らが己の存在に踊り、狂い
破滅――若しくは自滅する様を観察するのが唯一の愉しみ。
其の後に襲う虚無からは、どう足掻いても逃れられはしないのだけれど、同属が傍に居ると思えばいくらかは紛れる]
――…そうだな、私は
[彼女の問い掛けには汚れたチーフを振り、目配せを一つ。
その血の持ち主に幾らかの興味を抱いたのだと、暗に告げた**]
|
>>102 お?んー?もしかして喋れねーのか? [おびえている様子がよもや自分の格好のせいとは思わずに男は眉を寄せる。 首を縦に振る仕草でさえ、震えてるのかと勘違いをし]
難儀なこったな…。まあ、その、…頑張れや。
>>99 ヘクターと、トーニャな。 [トーニャの方の自己紹介が終わる前に名前を知った。 倣って大声で挨拶するチャンスかと思ったが 面倒くさいのでやめておいた。その代りに近くにいる人―薬売りには聞こえただろうか―には聞こえる音量でドナルドだと名乗った。]
(109) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
>>108 喋れるんかい!
[思わず大きな声を出した。 そのことがトーニャに恐怖を与えるのか与えないのか、 日ごろ思ったことをそのまま口に出して生きてきた男には前もって考える時間はなかった。
>>105 少し憮然とした表情で息をついたときに、近くにいた男を知る。] どーも。あんたも招かれさん? ドナルドだ、さっき聞こえただろうけど。
(114) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
>>118 おー、タダ酒にゃあ有り難くお相伴にあずかります。 吸血鬼……オカルトだな。いるわけねーよ。
>>121 って、おい! いじめてねーぞ。俺はごく正直に突っ込んだだけだ。 ……じゃなくて、…お前なんでここにいるんだよ。 [霧に囲まれた古城は只今街の若者大集合でございってか。 まだ酒を飲んでもいなくても騒がしい。]
(131) 2010/06/20(Sun) 02時頃
|
|
[>>123遠くであのお嬢さんの声がする。 そちらの方向に顔を向けて、ヒラリと手を振る。]
若いんで治りが早いんすよ。 [ローズマリー嬢に向けて笑みを作ったところで>>124トーニャが頭を下げる様子が目に入り] お、えっと、怒ったつもりじゃあ…
[>>125トーニャに謝ろうと、もしくは顔を上げさせようとしたところでトーニャの近くから かの雷鳴のごとき怒号。]
……っあー耳いてえ!! トーニャに追い打ちかけんなよ、泣かれたら俺どうにもできねーぞ。 …ほら泣くぞ。すぐ泣くぞ。 [その言葉はもちろん出まかせなのだが。トーニャの様子をこっそり伺う。]
(135) 2010/06/20(Sun) 02時頃
|
|
[>>138 離れてゆくヘクターもといトーニャの保護者を恨めしげに見る。 入れ替わりのように貴族然の、しかしどこかあどけなさの残る笑みを浮かべた女がトーニャに微笑みかけた>>139
彼女に感謝の印とばかりにヒラヒラと手を振ってからあからさまに溜息をつくと、この城に何故かいる友人>>140にも恨めしげな視線を送る] …お前ね、今の言葉で俺ぁ深く傷ついたぜ…? 俺なりに一生懸命スマイルを張り付けてもいるのに。
……まあ言いたくねーならイーケド。イアンがきた理由と似たようなもんなんだろ。失踪事件。
(144) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
|
[兄の聲は女の耳に心地好い]
お兄様の望むままに。
誰よりも、私はお兄様を想っています。
[自分の知る世界の中心である兄の望む者を知れば
伏せた睫毛がぴくりと震えた]
ならばその者には手出し致しません。
お兄様にとって愉しい宴となりますように。
[女は心得ているとばかりにそう紡ぎ
複雑な思いを心の内に留めおく]
|
>>145 [酒をたしなめるような言葉に、人の悪い笑みを返して] いくらローズマリー嬢がおっしゃられることでも 酒だけは止められないすね。 いつか御一緒に、どうっすか。
>>151 [それだけ言うと、友人の近くに歩いていき。なんら躊躇わず足を上げた。彼が避けようとしなければ踵でグリグリと彼の足を踏むだろう] と・も・だ・ちだろ、俺達。 もっと自信を持って良い人だと言えや。
[既にこの行為が脅しじみたものだと考えていない様子**] …まあいろいろ言いたいこたぁあるが、今じゃねえな。 イアンにも言ったがよ、死ぬなよ。今はこれだけだ。
(159) 2010/06/20(Sun) 03時頃
|
[城主の妹となった女に記憶がないのは幸い。
何故なら人間であった頃の記憶を持ちながら
人間の血を啜ることに弱い心は耐えられないから。
そんなことは露とも知らず女は人間の血を啜る]
――…私はお兄様の同胞。
私は、ヒトではなく闇に住まう者。
昔のことなんて思いだせなくて良い。
[郷愁も思い出の品も捨てられぬのに
自らに言い聞かせるようにして]
私はあの方の妹。
私は――…私以外にはなれない。
[女の耳朶は拾わずともよい声さえ拾ってしまう。
サイモンの呼ぶ声に物憂げに柳眉が顰められた]
お前が望むなら、あの客人も与えてやろう。
――私の同胞……私のローズ。
[言い聞かせる聲に囁きかける。
暗示にも似た言葉
「私のローズ」
彼女が目覚めてから、そう呼び続けてきた]
お前の美しい顔を顰める者が居るようだな。
[影の密告を受け、城主は低く洩らす]
その憂い、私が晴らすが良いか
其れとも、お前が喰らうか……?**
[気高く美しい兄の聲に伏せた睫毛が小さく震える。
幾度となく繰り返された暗示のような言葉]
お兄様……
私はあの客人を望んでなどいないのです。
[興味がないと言えば嘘になる。
けれどその興味はあの客人が兄の目にとまったから。
本当に望むものは口に出来ぬまま――]
…………。
[白薔薇の執事が影を通じなされた密告。
兄の問い掛けに妹は逡巡する]
もうあの声を聞きたくはないのです。
お兄様にあの者の処遇をお任せします。
[憂いを滲ませた聲が密やかに囁かれた]
|
>>168 [友人のまともな反論はどこ吹く風。 多少間が開いた了承の意に、うし。と頷いて]
お前ら2人とも俺より先に死ぬなよ。 タダ酒飲めなくなっちまう。
俺ぁ無茶していいんだぜ?若い内はやんちゃすんのが仕事だから。 [人の悪い笑顔を浮かべる男は、過去に喧嘩騒ぎを起こし友人らに迷惑をかけたことなど知らないように。 またやんちゃするのだと犯行声明を残して去っていった。
その場にいただろう従者からワインをボトルごといただき広間の外へ、そして勝手に自分の部屋だと決めた一室にて、一人酒と決めた。
広間にいた面々、特に城の主人たちを思い出しながら]
(276) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
|
――…私のローズ。
[囁く聲に混じる憂い。
まるで彼女に呼応するかのよう]
お前が望まぬ客人
けれどあの客人はお前を望んでいる
ならば、すべき事はひとつ
お前が楽にしてやるが良い。
[彼女を求めるものが、彼女によって逝かされる
そのとき彼はどのような声をあげるだろう
ざわ、と背筋に走るものを感じ、語尾は甘く震えた]
――…私が、それを為せと…?
[兄の囁きに女の聲が沈む]
意地悪なお兄様。
私の願いを聞き届けては下さらないのね。
[甘い震えを伝える聲の主に女は逆らえない。
望まぬ男の求めに応じる苦痛よりも
兄たる者の悦びを女は優先する]
嗚呼……
[悩ましげな吐息が零れた]
|
―石畳の廊下/現在軸― [ワインボトル一本を空にする頃には大分時間がたっていた。 頭を振り感傷的な気分を振り落とし、着崩した礼服を直す事もせず廊下へと出る。 黒い影のような人物に声をかける。男はそれらを人間だと、召使いだと考えていた]
お、すんません。 ワイン切らしちゃって、お代わり欲しいんすけどありますか? 忙しいならワインセラーの場所教えてくれりゃあ、今後とも便利なんすけど。
[初対面用の胡散臭い笑顔を貼り付け、返答を待つこと1分。 粗暴な男の顔は20秒を過ぎた辺りでひくついていた。 待てども返らぬ答えに] あー、忙しいなら答えないでいいすから! 勝手に探しますお手数かけてすいませんしたっ
[たたみかけるように言葉を押し付けると、階段を探して歩き始め。 ワインセラーは地下に有るだろうという思い込みと、仮になかったら調理場の料理酒をくすねる積もりで]
(283) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
|
小悪党 ドナルドは、詩人 ユリシーズ、しかし名前も知らない詩人が城主サマに刃向かっていたことを思い出し
2010/06/20(Sun) 17時半頃
小悪党 ドナルドは、靴磨き トニーを怯えさせたことを思い出して溜め息をついた**
2010/06/20(Sun) 17時半頃
……意地悪な私は、嫌いか?
[からかうように吐息混ざる笑みを送る。
彼女が己に逆らうなど、考えぬ風]
私に、見せてくれ。
お前に懸想した
哀れな男が壊れ朽ち行くさまを。
[彼女の沈む様子とは裏腹、愉しげな聲が囁き響く。
先に待つ仄暗い悦びを思い、ひとりほくそ笑む*]
――…嫌いになどなれません。
知っていてそんなことを聞くなんて……
[恥じ入る聲はまるで乙女の如く]
お兄様の望みとあらば……
[静々と了承の意を兄に告げる]
|
[あっちへふらりと。こっちへふらりと。 眼帯の男は場内を適当にふらつく。
前方に影が、しかもワインボトルと一緒に立たずんでいるのを見つけて、男は嬉しそうにそちらへ向かった。] 酒持ってきてくれたんすか?ありがとうございます。 では有り難く。
[影が持つワインボトルを2本とも受け取り、 そしてまた、今度は飲める場所を探して歩き出す。 少し歩いたところで暗闇へ続く下り階段を見つけて。 ほんのしばらくの躊躇いの後、それを下る]
―→地下牢へ―
(320) 2010/06/20(Sun) 21時頃
|
|
― 地下牢 ―
わーお、陰気な部屋だこって。 [ボトルの中でパシャパシャと音を立てるワインと共に階段を下りると、 どう見ても牢獄といった風貌の場所がある。
先ほど友人が存在し、そして落胆したことなど知る由もなく 男は鉄格子の向こう側へと足を進める。 マジマジと鉄格子や壁を眺めやると、そこには無数の引っ掻きのようなものと 血の染みじみたものの存在を認めることができる。]
貴族サマの趣味ってわかんねー。
(323) 2010/06/20(Sun) 21時頃
|
|
[礼服のポケットに入れておいた抜き身の ナイフを取り出して、コルクを抉りぬく。 ナイフの扱いに慣れている所作は過去の行動を含有していた。
ボトルの口からワインを飲む。 香りを味わうことのない飲み方は、その道の人物から見たら窘めるであろう] 高くても安くても、酔えりゃあ一緒だよなぁ。
この牢屋は何のためなんだか。 [石の壁は冷たくじめついているように見える。 表面を軽く指でなぞれば、多少の凹凸と ――人工的な鋭く浅い彫りの感触]
(328) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
|
小悪党 ドナルドは、ベネットと、トーニャをなだめてくれた女の存在に気づけば軽く手をふる。人工の傷跡からは手を離して。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
|
>>330
…お前の中で俺がどんな人物像なのかはよっく分かった。 それに、こんな暗いとこにお嬢さん連れでくるたぁ…。 逢引か?ベネットもやるな。ミシェルも喜ぶだろ。
[ぐっと呷るようにワインを飲んで] これは貰ったの。脅迫でもスッたんでもねーぞ。
>>335 [そして貴族然とした女の方に向き直る] 御機嫌ようお嬢さん。トーニャの件、ありがとう。助かったぜ。
…貴族ぽいお嬢さんに聞きたいんだが、 こういう牢屋は貴族さんはみんな持ってるものなんすか?
(337) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
|
小悪党 ドナルドは、趣味悪いなーと思って。と後に続ける。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
小悪党 ドナルドは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
――…違う。
私は……人間のものになんてならない。
貴方のものなんかじゃ、ない。
止めて……
私をそんな風に呼ばないで。
[想いが震える聲となり密やかに響く。
否定の言葉は無論兄に向けられたものではなく
ただ過去に縋る憐れな男へのもの]
私をそう呼んで良いのは……
お兄様だけ――…
[城主には届いている。
彼女に縋る哀れな男の声も、
痛みに揺らぐ彼女の聲も]
私のローズ
[重ねるように
男の声音を掻き消すように、囁く]
お前は私のモノ。
私の為に在る。
そうだろう?
|
>>342
お嬢さんと連れ立ってきて、でも存在に 気づいてなかったなんてぇのは…っはは。 [相変わらず、どこか抜けてる友人の様子に堪え切れず噴き出した。]
>>343 [貴族の女の暗誦に目を白黒させることで答えた。 間髪いれずに] ベネット、訳してくれ。
へぇ、牢獄は城につきもの、すか。 城なんて縁のない生活なんで、どうも。 見たところお嬢さんはお城で暮らしてるような雰囲気をお持ちで。 [友人かどうかには、ベネットに答えさせようと 友人をみる]
(348) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
[城主の聲にはっとする。
紡がれた綴りは同じだというのに
城主からの囁きには安堵さえ覚えた]
お兄様。
[切なく響く聲]
私はお兄様のモノ。
お兄様の為に――…
[そう繰り返しながらも
胸の痛みはなかなか消えてはくれなかった]
小悪党 ドナルドは、暗闇から湧き出たような銀色に、目を丸くさせ。貴族の女と友人はどうかと表情を見る。
2010/06/20(Sun) 22時頃
そう、お前は私のモノ。
……私のローズ
人間に惑わされては、ならんぞ?
[囁きながらも、何処か其れすら愉しむ風に]
|
[出現>>346への驚きが薄まれば、 …しまった、挨拶してねぇ……!! その事が男の頭を支配した。出入り口がない場所からの出現は仕掛け扉か何かなのだろうと一人納得して。 しかし肌を総毛立たせる、城主の纏う雰囲気は説明のつかないものとしてその場を支配する]
あー、すいません。趣味が悪いとかなんとか言っちゃって。 [悪趣味だと言った時には城主はいなかったので、それこそ言わないでいいことだったけれど] お初にお目にかかります、ドナルドです。 勝手にお邪魔したあげく、お客さんと一緒の席に着かせていただけてコーエイです。 [これが義務だと言わんばかりに、礼と紹介を並べ立てておいた。ワインを後ろ手にこっそり隠すことは忘れない。]
(359) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
わかっています。
人間に惑わされなどしません。
[人間の囁きに心乱されながらも
惑わされてはいないと強く言う]
――…私を意のままに出来るのはお兄様だけ。
そう、可愛い私の薔薇。
……食事を終えたら、私の元へ来るが良い。
口直しをやろう。
[己の血を分け与える行為を仄めかす柔かな声音。
吸血鬼の本能を強める為
己の下へ縛り付けておく為
今一度、あの極上の悦楽を共にと誘った]
――…嗚呼。
[仄めかされたその行為は女の望むもの。
込み上げる歓喜が女の聲を切なく震わせる]
記者と黒薔薇が傍におりますが……
滞りなく成し遂げてみせましょう。
愛しいお兄様のために。
黒薔薇か……あれは、
我等の食事を見る時
なんとも言えぬ顔をする。
[愉しげに笑い、何の問題も無いと囁く]
記者が居たとして、従者は何の為に居るのか
上手く使うと良い
愛しい――…私のローズ。
|
[>>362
願わくば、俺に牢屋を使うなんてことになりませんように。 初対面用の胡散臭い笑顔の下、切に男は願った。 >>364 趣味が悪いと評してしまった手前、視界の悪い先にいる 城主が翳った顔をしたらしいことを知り男は本気で焦る。 上手いフォローも見つからないので黙っていたが。]
…ワインいただきます。 [何故バレたと言わんばかりの表情で]
(378) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
|
[ >>370>>379 事件を探りにこの城へ来た友人たち。 案外、イアンもベネットも正解に近いのではないか。 そんな錯覚を引き起こした。
この城主サマはミッシェルを知っているのか。 それを追及するのは友人の立場だろう。自分は―
そう思った男は、チラリとベネットを見る。]
(383) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
折角だから黒薔薇にも見せてあげましょうか。
私の食事を――…
本当に気のまわる従者ね。
命じる必要がないくらいに……
嗚呼、少しだけ憎らしいこと。
[憎らしいといいながら
それは愉しそうに呟かれて]
|
>>384
……実はワインセラー、もしくは調理場があるかと思ったんすよ。 調理場だったら嬉しいなー…なんて。 [意地汚さを全開にした答えであり、紳士さからは かけ離れていて躊躇ったが正直に答えることにした。 正直は美徳。
男には家族はいなかったが、 友人が姉を大切にしているらしい事は理解していた。 友人の質問>>382そして答え>>395を聞いたとき、視線を下に落とした。 肩の傷が疼いた気がした]
(399) 2010/06/20(Sun) 23時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る