人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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[響く嘲笑に目を伏せる。
 そうだ。生きている。それがヒトならぬ生であっても。
 
 ――だから、こんなにも苦しい]


……思い通りになる玩具なんて、
つまんねえだろ…?

[そう、小さく肩を竦める。

 見ていてやるという言葉に
 よわよわしく笑んだ。

 ――クレアを見ていたようにか? と
 そう口にのぼせかけ、止めた]


【人】 学者 レオナルド

[その身に纏う気配が。
ヘクターの言葉を聞くまでもなく、彼がヘクターの“子”であり、設定された自分の対戦相手なのだ。

去りゆく吸血鬼の王を目で追うようなことはしなかった。
黙して距離を保ったまま、ドナルドを凝視する。
瞳にあるのは、怒りや憎しみといった敵意や、絶望でもなく、羨望や嫉妬に似た闇(くら)いいろ。
それが、笑んだような穏やかな面に、静かに音もなく燃えてある。]

(95) 2012/05/02(Wed) 21時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 22時頃


【人】 学者 レオナルド

 そうですね。

[薄く笑った。
左手に握った細剣の切っ先をドナルドに向け、それを盾にするように身体を斜めに傾ける。
試験管を握った右手は隠したままだ。]

 でも少し違います。
 ……ドナルドさん、私はあなたが羨ましい。
 あなたに与えられたぶんの血があれば、きっともっと有効に使えるでしょうに……!

[ひびの入ったレンズがギラリと光る。] 

(102) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[能力差は歴然とある。
唯一のアドバンテージは、自分は彼の戦い方と武器を知っているが、彼はこちらの隠し玉を知らない、ということだ。]

(104) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

 それでは、ドナルドさん。
 しばらくお付き合い願います。そんなに時間は取らせませんよ。

[そう言うと、試験管の賦活剤を一息に飲み干した。]

(105) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[間髪入れず、レイピアに気を取られたらしきドナルドに試験管を投げつける。
無論、これは牽制に過ぎない。
賦活剤が全身を活性化させるのを感じながら、素早く右手をポーチに突っ込む。]

(108) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[酸の壜を掴み取り、銀のレイピアを盾に距離を詰める。
それは一級の戦士と変わらぬ速度、
今飲み干した賦活剤が与えた能力上昇の効果。]

(113) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

[飲み残しの賦活剤が、幸運にも思わぬ副次効果を上げたのを見て取る。
が、それを喜ぶほどの余裕はない。
予測していた通りのギリギリ対処できるかできないかの素早さで、ドナルドが迫る。
鞭のように撓る鋼糸が、細剣に巻き付いて絡んだ。

が、それもまた狙いの一つに過ぎない。
酸の壜を、右手で腕を狙って投げつける。]

(121) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

レオナルドは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃



うわっ
な、…何奴、って…なんだこいつ

[叩き付けるような衝撃に驚いて仰け反る。
 ――目の前の大階段を上がる姿を目に留め、
 早口に囁いた]

悪い、取り込みの用が出来た。

アンタが誰かは知らねーが
アイツの眷属か何かなんだろ?

……またな。

[柔らかく笑うような気配を届け、声を切る。

 それが騎士ヒュー・ガルデンである事には
 いまだ気づいていない*]


【人】 学者 レオナルド

[レイピアを構えたのは、攻撃しようとしてではなく、銀製のそれを盾とするためと、相手にそれで攻撃すると思わせておとりとするため。

相手が戦士で、自分の攻撃手段を知らぬのを前提とした策だった。]

(125) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

レオナルドは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃


レオナルドは、ジェフに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃


 
 (どうかあれも姫のために──)
 


 
  (……、こんな心の声まで、筒抜けなのだろうか…)


  ( 主のみならず、さきほど、耳もとを掠めて消えた正体不明の気配にまでもとなると、問題だ。)


  ( あれはいったい誰だ? 予想外に柔らかな感触だったが──)


  ( いかん、筒抜けなんだぞ。)


[しばしは目の前の闘いに集中することにした。]


[くつろぎながら、触れてくる眷属たちの気配と声にも耳を傾ける。
"子供ら"同士のやりとりには、微笑さえ誘われた。

思い悩むさまの騎士には声を掛けてやろうかとも思ったが、
いまは止めておく。
それよりも、戦いの行方を追う方が面白い。]


【人】 学者 レオナルド

[こうなれば、鋼糸を使う彼は剣を取り上げようと、剣に絡めた糸を手繰り寄せるであろうことも予想していた。

――ここまでは、全てが事前の計画どおり、想定内。
むしろここからが、本番。

腕を払われた瞬間、右腕に恐ろしいほどの衝撃が来た。
そのダメージを逃がすため、自分から細剣を手放し、後ろへ飛んだ。]

(136) 2012/05/02(Wed) 23時頃

[二階での戦いは、おおよそ互角。
か弱いと見えた錬金術師の身体能力と、
多彩な薬品を使った攻撃に、感心した声をだす。]

 ハッ。なかなかやる。
 問題は、それがどこまで続くか、だが。

[持ち運べる薬品の数など、たかが知れているだろう、と
冷ややかに観察する。
身体能力の上昇も薬の効果のようだし、
切れるまでにどこまでやれるかが、見物だと唇を歪める。]


【人】 学者 レオナルド

[右腕の袖とともに皮膚が裂けていたが、腱は傷ついていないようだ。
ドナルドが酸のダメージで動きが鈍ることを祈りつつ、左手指に最後の火炎弾を挟む。]

(137) 2012/05/02(Wed) 23時頃

[対して、一階の戦いは、眷属の不利に進んでいるようだった。]

 しっかりやれよ、おら。

[発破を掛けるが、騎士の実力では厳しいだろうことは
最初から承知していた。
神聖魔法の使い手と、手練れの剣士の組み合わせは、
自分ですら、時に手を焼く。

どうするか。
思案の顔で、しばし湯船に沈んだ。]


【人】 学者 レオナルド

[床に飛び散った酸が白煙を上げるのを前に、錬金術師は薄く笑む。
乾いた血のこびり付いた口元が、まるで不釣合いな穏やかな微笑。]

 若くて健康なあなたには分からないかも知れませんね。
 自分がもうじき確実に死ぬと分かって生きねばならない人間の気持ちは。

(142) 2012/05/02(Wed) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[前触れもなくいきなり石床を蹴って、前進する。
死角の左側を狙うと見せて、直前で右へ飛び、

火打ちの指輪を打ち鳴らし、
点火した火炎弾を手に彼のふところに飛び込んだ。]

(146) 2012/05/02(Wed) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[火炎弾を彼の足元で爆発させるために、
可能な限り彼の身体近く、前傾してすり抜けようとする、
が。]

 !!!

[予想よりも速く反応したドナルドの右手が握った火炎弾に伸びる。]

(150) 2012/05/02(Wed) 23時半頃

 
   我が君──
 


[騎士の戦きが伝わってきて、薄く、唇を引いた。]

 どうした?


[伝わってくる声に、微かな笑みの気配を乗せて応える。]


 
 いささか手に余るやも。
 


【人】 学者 レオナルド

[手首が万力のような力で捻り上げられる。
骨が軋む感覚を覚えるが、痛みを感じない以上、苦痛で放棄させることはできない。]

 ……離すと思うんですか?

[ドナルドを振り返り、苦く笑う。]

 だが、これで終わりのよ 

(155) 2012/05/03(Thu) 00時頃

 そうか?

 だらしがねぇなぁ。

[笑う声に、非難の色はない]


【人】 学者 レオナルド

[レオナルドの身体から急速に力が抜け、ドナルドに持たれかかるように倒れる。
力を失った指先から、火炎弾が零れた。]

(156) 2012/05/03(Thu) 00時頃

 ―――ま、ゆっくりしたからな。

 運動したい気分にもなってきた。


【人】 学者 レオナルド

[薄く笑んだ唇から鮮血が溢れて、錬金術師の胸元を染める。

賦活剤の効果時間が切れた今、
衰え切った彼の身体はその負担に耐え切れなかった。]

(158) 2012/05/03(Thu) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

 あ なた の 血 を

[最期の言葉は声にならなかった。]

(163) 2012/05/03(Thu) 00時頃

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