人狼議事


68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―

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初めて赤い血の生き物を殺したのは、エレメンタリィを卒業する直前だった。

まあ、王道のウサギ小屋。鍵をくすねて、夜中に忍び込んだ。
それからは、猫やら犬やら。それがヒトに替わったのは、少し遅れて21の時。


シリアルキラーに良くあるような、同情すべき身の上なんか、俺には無い。

親父は役人だし、お袋はいいとこのお嬢様育ち。二人の兄貴は弁護士と医者。弟は教師で妹が看護婦。
両親は俺たち全員に惜しみなく、平等に愛を注ぎ、兄妹も皆両親を愛していた。絵に描いたような、幸せな家族。

――俺だけが…俺だけが、こうなった。


一体何処で間違えた?


[それはとても甘かった。
同時に陶酔させるような、引き込んでいく舌の痺れ。
実際この世界に陶然していたのはあるだろう。
グロテスクで、気味の悪いものにあふれた世界。

クラウンのようだと、男は小さく喉で笑った]


でもそれも楽しい。

[そう呟く声は、内容と裏腹に感情が込められない]


[宙に散る赤]

ああ きれい だ

[目を細めて胸中呟く。
耳をつんざくような歓声が聞こえる。]


[孤児院へと走りながら、彼女はある考えを抱いていた。

そういえば、あの、お化け、お菓子を、持っていなかったわ。
持っているお化けと、持っていない、お化けが、いるの?

お菓子、集めなければ。
集めて、お菓子を、食べ――]

シュキィ?
(食べたい?)

[自分の考えに驚く。
この世界から逃げ出すために、必要なのでは。
甘い、甘い、お菓子。
それははるか昔に味わったことのあるような。
恐ろしい、麻薬のような味。

彼女は思い出してしまった。

幼い頃から忘れられなかった、血の味を]


[歯列に舌を這わせる。
獣の血がいまだ口腔内に残って、甘い。]

……これより、あれが。
……――ほしいよなぁ

[酔ったような声音で、間延びした声で。
思い浮かべるのは甘いお菓子。
呟く脳裏にノイズ混じりの音が入るのに、感情をのぞかせない瞳は瞬いた**]


ホウ……。
(ほう……。)

[と、ため息一つ。

彼女は病気だったのだ。
医者は、血が足りない、と放り投げた。
心配した両親は怪しげな宗教家の言うことを信じ、彼女に血を飲ませた。

最初は、スープに混ぜて。赤い肉と共に。
そのうち、血でソースを作り。パンの生地の練りこんで。
やがて、そのまま飲めるように。

気付けば病は治っていた。
何の血だったかは言うまでもない。

10歳の時に彼女の両親が逮捕され、彼女は友人の両親に引き取られた。
それ以来、血など飲むことはできず、彼女はすっかりそれを忘れてしまった]


[懐かしい味。
歓喜の味。
ずっと飢えていた味。

どのお菓子も、こんな味がする。
その感覚は、なぜか確信に近いものだった。

お菓子を持ったお化けを殺せ。
殺して、お菓子を、食べる。

ただただその衝動に駆られ、当初の目的も忘れ、彼女は孤児院へと向かっていた]


[もしかしたら、お菓子を持ったお化けいるだろうか?
そう考えた瞬間、逡巡は吹き飛んだ。

お化けは、殺す。
殺して、あの、甘い、お菓子を……]

ホウ……。
(ほう……。)

[と恍惚のため息を一つ。
彼女は寝室に踏み込んだ]


[この猫は、お菓子を、持っているかしら?

直感が持っていると告げる。
ためらうことはない。
殺すのだ。
どうやって?
武器も何もないのに。

私は、ただの、女よ。
せめて、包丁一つ、あれば……]


[一体、何が起こっているのだろう。
彼女は混乱の極みにあった。

今分かるのは、黒猫が逃げてしまったということ。
目の前のカボチャもお菓子を持っているということ。

けれど、見えない攻撃に彼女はおびえていた。
きっと他のお化けもお菓子を狙っているのだ。

突如吹っ飛んだ黒猫を思い出し、彼女は戦慄した。

どうしたら、戦えるの。
お守り、何かの、役に立ってるのかしら!?]


/*
方針確認の為中の人で失礼します。

・赤COについて
・サイモン襲撃について
・襲撃セットについて
以上三点、ご意見お聞かせ下さい。

当方、キリングと同時に首無COの方向で考えております。サイモンキリングは可能であれば希望します。
また、襲撃は各自セットで通ったら描写、処刑者に関しては都度相談、と考えておりますが如何でしょうか?


/*
・赤COについて
えーと、ローズマリーはまだ自分の力に気付いてません。
気付くと同時に赤COしたいなとか希望しておきます。
その時、誰かを殺すわけですが……特に相手はまだ決めてません。流れ次第でサイモンでもいいかと考えていました。

・サイモン襲撃について
ザックが希望して言えるようなので、お任せします。

・襲撃セットについて
処刑者相手にキリング描写はありなのでしょうか?
のであれば、ザックの提案で問題ないです。
そうでないと、襲撃が通らなかった場合いつまでも覚醒できないので><

そんな感じです。
よろしくお願いします。


/*
・赤coについて
割と早死にする予定なので、今日ではないですが、co するつもりでした。
方法は考えてなかったので適当に対応します。
行動面で赤と村側の違いが襲撃以降でないと見えにくいかな?と思いつつ。

・サイモン襲撃について
希望者にどうぞ。お譲り体勢。

・襲撃セット
各自でいいと思いますよ。逆に私は相談させていただくかもしれません。
赤相談が嫌いな方がいらしたら教えてくださいね。
処刑者に関しては村側の見せ所、とも思うので村側の動向を見てから考えたいですね。村側で積極的に希望者がいない、キャラが動けないなら引き受けてもいいと思います。

数日ですがよろしくお願いしますね。


くそっ……

[本当ならば皮を剥いでやるつもりだったのに。
滴る血を、甘い菓子を、隠すようなら全て剥ごうと思ったのに。

思考に従わない体に向ける苛立。]


[あの、カボチャを、殺すために、武器を。
武器を、見つけなきゃ!

ナイフ一本でもどうにか倒し、お菓子を奪うのだ。

彼女の思考はそれのみに支配されていた。

ナイフを手に、恍惚の吐息]

ホウ……。
(ほう……。)


【人】 長老の孫 マーゴ

― 回想 ―

[モテたいとかの言葉>>46には首を傾げつつ。
 散会の流れとなれば、ぺこりとお辞儀をして自分も自宅へと向かう事にする。
 「海のしずく」とやらの場所を知らないのに気付いたのは、既に自宅の門をくぐる所だった]


…まあ、何とかなるわよね。

[楽観的に言いながら、玄関の鍵を開ける。
 年季の入った、けれど品の良い洋館。それが彼女の住まいだった。
 もっとも、手入れをする人間が居ないので庭は大変な事になっているのだが]

ラッセル?
ねえ、居ないの?

[7つ下の弟の名前を呼びながら、家の中を歩く。
 通った場所は逐一電気をつけていき、最終的に全ての部屋に明りがついても、人影は見つからなかった]

(154) 2011/10/20(Thu) 20時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[弟の性格なら、とっくに帰ってきている筈なのだが、どこにも見当たらない。
 これはいよいよ冗談では済まされないようだった。
 神隠しという言葉が頭を過ぎる]

…困ったわね。
もし、私の方が消えたんだとしたら…あの子、今頃心配してるのかしら。

[しかし考えて見ても埒があくわけでもなく。
 ひとつずつ電気を消しながら、ひょっこり弟が出てこないかと淡い期待をして再度部屋をめぐる。
 最終的に自分の部屋以外の全ての電気を消し終わると、ため息をついた。
 本当はシャワーなりを浴びたいのだけど、なんだかもう疲れてしまって。
 服を適当に脱ぐだけ脱ぎ散らして、ベッドへと滑り込み。
 これからの事を考えたりしたかったのだけれど、睡魔は直ぐに訪れて]

(167) 2011/10/20(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 朝・自宅 ―

[もぞもぞと白い塊が動く。
 身体に巻きつけたシーツから、顔だけを出して、寝ぼけ眼のまま、部屋の中を見る]

…朝?
あれ、私、確か…
夢の中で…あの人に、お菓子を…

[ぼやけた記憶を呼び起こしながら、あくびをかみ殺す。
 ぎゅうっと目を瞑って、再びシーツに包まりなおした。
 「まだ眠い」と「思い出そう」の気持ちが交じり合って、せめぎ合う]

うぅ…

[しかし睡魔に負けてはうつらうつらとしてしまい。
 結局それを3回ほど繰り返した辺りで、ようやっとシーツから這いずり出して来たのだった]

(175) 2011/10/20(Thu) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[下着姿のままで身体をぐっと伸ばして。
 ふと目をやった先、ベッドサイドには、女の子の形をしたクッキー。
 アイシングで綺麗にデコレイトされたそれは、片目しか描かれておらず、どこか歪だった]

これが…おまもり?
何かの揶揄とかかしら…

[目をぱちぱちとさせる。
 そういえば、昨夜は何も食べないままだったからお腹がすいている。
 さりとて弟が居なければ自分で作るのも儘ならない事だろう。
 どうしようか悩んでから、ティッシュでクッキーを包んで。
 着替えを片手にシャワー室まで歩いてゆく事にした。
 とりあえず目を覚まさない事にはどうにもならない]

(178) 2011/10/20(Thu) 21時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[熱いシャワーを身体に浴びると、徐々に目がさめてゆく。
 体中に暖かな血の流れを感じるようで。
 すっきりとした頭で、今までの事、これからの事を考えながら身体を洗い。
 水気を拭いた後は、ドレスというにはカジュアルな、レースのワンピースを身に纏う。
 簡単に身支度を済ませた頃には、今後の方針も大体決まっていた]

よし…。
とりあえず、外に行かないとなんともならないわね。

[両手の拳を握って、気合を入れる。
 表情は決意に満ちているが、どこかしまらない]

…っと、お菓子も忘れない方がいいわね。
今食べるのは、ちょっと怖いけど。

[ティッシュに包んだお菓子を手にして、恐る恐ると、そうっと玄関の扉を開いた]

(182) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 街中 ―

[玄関を出て少しした所で、不意に白いものが視界の端を横切った。
 何だろうと思ってよくよく見ると、それは曲がり角の先、白いシーツのようなもの。
 三角の形になっていて、まるで誰かが被って遊んでるみたいで]

何かの遊び…?

[人に会えたと思い、とことこと近づくけれど、その動きがぴたりと止まった。
 そのシーツは地面から10センチほど浮いていた。
 人が被っていると言う事は、有り得ない]

(191) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

…え?

[背中に寒気がするようだった。
 一歩後ずさろうとすると、バランスが軽く崩れて]

きゃ…!

[ぺたりとその場に座り込んでしまう。
 しかも、間が悪い事にその声でシーツのお化けはこちらに気付いたようだ。
 ぐるりと急に振り返ったその顔は、真っ黒な空洞のような瞳と、黄ばんだ牙だらけの真っ赤な口。
 それはどうみても、シーツそのものについている顔のパーツのように見えた]

(192) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[そのお化けは、形容しがたい叫び声を切り裂くように上げながらこちらへと向かってくる。
 逃げるという発想は既に存在しない。
 あんなものから逃げられるとは到底思えなかった]

…そ、そうだ。
おまもり…!

[隠し持っていたクッキーの存在を思い出した。
 良く覚えていないけれど、これを食べろといわれたような気がする。
 しかし焦っているためか上手く手にする事が出来ず、震える指先でティッシュを開く。

 クッキーを口の中に放り込めたのは、お化けが眼前まで迫っていた丁度その時だった]

(196) 2011/10/20(Thu) 22時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[――キンッ――

 高い金属音のようなものが聞こえた気がして。
 恐る恐る顔を上げると、そこには切り刻まれたシーツの切れ端と。
 そして可愛らしいビスクドールがたっていた]

…お人形さん?

[ふわふわとした緑と黒のドレスを身に纏った、少女の姿。
 髪の毛は地面につきそうなほどに長い。
 体長は赤ん坊程度だし、何よりその瞳はガラス球のように透き通っていて。
 どうみても人間のそれではないようだった]

守って、くれたの?

[人形はなにも答えない。
 けれど、物言わぬ表情がかすかに笑ったように見えた。
 だから自分も笑い返して、人形の頭をそっと撫でてあげることにした]

(209) 2011/10/20(Thu) 22時半頃

[寝室から玄関まで続く血痕。
先程まで叫んでいたカボチャのお化けも姿を見せない。

もうこの孤児院にはいない。
どこかに逃げたのだろう。

理由は分からないが、お化けも傷を負っている。
殺して、お菓子を、奪い取って……。

モニカを探し求める想いと、お菓子に喰らいつきたい思い。
それらが相克していた。

目的が定まらないまま、彼女は、広場へと、向かう]


【人】 長老の孫 マーゴ

[お化けの倒れた後にお菓子がない事には気付かないまま。
 とりあえずどうしようかと思案していると、人形はまるで命令を待っているようにちょこんと立っていた]

…一緒に来てくれる?

[人形は、敬礼するように手をぴしりと動かす。
 くすくすと笑いながらその様子を見てから、歩き出す事にした。
 ちらりと後ろを見ると、人形が歩幅が小さい為か早足になりながらトコトコ着いてきている。
 そんな光景が微笑ましく感じられて、こんな状況にもかかわらず、少しだけ楽しくなってしまった]

(221) 2011/10/20(Thu) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 広場 ―

[幸いな事に、ここまでの道のりでお化けらしきものに会う事はなかった。
 集合先だという「海のしずく」の場所が分からないため、とりあえず昨日来た場所に戻ってきたのだが。
 視線の先では、大きな翼のある悪魔?あるいは吸血鬼?と、ハロウィンおなじみのカボチャのお化けが対面しているようだった]

…?

[立ち止まり、ちょこちょこと真横まできた人形に向かって、首を傾げる。
 気付かれないようにとは思うものの、ここから離れてはどうしていいのか分からず]

(230) 2011/10/20(Thu) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[遠巻きに吸血鬼とカボチャの様子を見つめながら、困ったように人形に問いかけた。
 本来なら静かに響く筈のその声は、しかし、錆付いたドアのような音色で周囲に響いた]


       ――――……シ…
(どういう組み合わせなのかしら?)

…ネ……――――
(ねえ、お人形さん、あなたはどう思う?)

(250) 2011/10/21(Fri) 00時頃

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