人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:





          …… ?



[気配が 減った。]




――、ぁ


          な、  に



[――不意に、静寂のような おとが  ]


奏者 セシルは、甘さに、飲まれる。飲まれる――こえを、聞いて [03]

2010/03/05(Fri) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時頃



  見ててあげるね。君の事…
 
  ジェレミー=ジスカールくん



 [ やみ を 一滴の光のように銀色の糸が降りていく。

     影が持つ眼も 銀色 目玉は まだ3つだけ

              するり 糸を伝って くろの うみへ とぷん]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時頃




 声 きえちゃったね

 せっかく 鬼が 増えたのに いなくなっちゃった 




 居なく

           居なく?




 さきに いっちゃったのかな

 はやく いきたいな




『あ アハ  あははハ』

                 『減っちゃった ね』
 



 ああ、視えた 視えたの
 盗み聞きの子

 [彼の影に潜んだ黒壇の蜘蛛は、 
 闇の中、青い燐光をはねのように震わせて、妖しく誘う。

 振り返る彼の目に映る3つの銀色。

 ただ、それだけ。影が甘やかな死を与える前に、
 彼は聞いてはいけないものを聞いてしまった。
 
 それだけ]


 ねえ 盗み聞きの子のビー玉の色かわいいの


 

                      『ちがうか』
             『偶然増えた 鬼が』


『最初に戻った だけ。』




    『何? ……見えたんだ。』

[かわいい 色。]


                     『教えてよ。』





  ね、 ざんねん だ ね…
             さ み し い ね 






    『そうだね さみしいね。』


                      『だから』

                『寂しくないように、皆を送ろう』



              『送ろう』


【人】 奏者 セシル

― 保健室 ―

[――声、
    が、して
       (鬼を、連れに)
      (―――に)

まだ、 かの人影が死んだことを、知らない。

自分だけを 見ろ、と
刻むように 告げてくる声を聞いて。]

――、…ん

[今だけは、触れられる指先にあかを絡めて
押し殺した喘ぎの合間、頷いた。
はたり、と樹液が落ちる。
頬に、額に、髪が張り付いた。

――甘い]

(8) 2010/03/05(Fri) 01時半頃

【人】 奏者 セシル


ぁ、……―ッ!

[甘く噛まれれば声は上がる。
濡れた眼が熱いいろに、溶ける。
どうして、こんなになって、しまうのか
羞恥に、痺れる快楽に、頬をが赤くなる。]

――や、 

[普段触れられることのないところ。
思わず手を伸ばして止めかかるが、
熱を摩られれば抗えない。

ぎゅっと眼を瞑って息を詰めた。]

(10) 2010/03/05(Fri) 01時半頃



  さくらの花みたいな いろ 
                   

               と   もうひとつ
          




    『さくら の 花……』

                『もう一つ?』


『何で、もう一つ あるのかな。』
               『もう一つの色は?』


[いってしまった]


       [いって、 しまった]

  [痺れた意識に、つたわるこえ]

        [――誰が、]  [――だれ が]


 
  ばら色も みえたかな

 
       いっしょに おちて いっちゃった …

 


 


      だれのビー玉だったんだろう



                 『ふふ、両方花の色なんだ。』

『一緒に、落ちて?』

                 [それが誰か 思い至らない。]



『あ ああ、そうか……』ジェレミー君、   聞いちゃったんだね。


[それを理解して 少しだけ、嘆息。]


                    『ま、いいか。』


『あんなに苦しいそうだったんだから、聞かなきゃいいのに。』



 いち に さん し…  ご


               5個も眼が 増えちゃった


 せんせいと 鬼の子2人 盗み聞きの子

 あとひとり、だれだろう…




『さあ、 ね。』

[誰のビー玉も、見ていないから。]


【人】 奏者 セシル

― 保健室 ―

[唇が辿る。くすぐったげに、
もどかしげに息を漏らして、
上手く動かない指先がきゅっと握りこまれる。]

… っ…、?

  …――な、に …

[肌が触れる。 あたたかい。
脈打つ音が伝わる。早鐘を打つ己の音も
伝わっているのだろうか。
熱に浮かされた眸が、]

(19) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 奏者 セシル

――っ…、!

[見開かれる。
――信じられない、ような。
――大きな驚きに、震えるような
薄紫が大きく、揺れた。]

ドナル、ド …、 っん、ぁ…!?

[びく、と腰が退ける。
樹液は、痛みを伝えて、こない。
知識、が薄ければ 戸惑いが先立って]

…め、…っ、だ、めだ…っ、
   そん な、と……ぁ、あ!

[小さな悲鳴のような声。――指は、奥へと飲み込まれる]

(20) 2010/03/05(Fri) 02時頃



 うん いいか
 そのうち わかるし




  『ふふっ』

[実に 愉しそうな 声。]


            『ねぇ、覗き見する子が 解ったよ。』


 
   ああ、蒼 の

               いけない子 わかったんだ ね

      わるいこだあれ?
    


 
                       『そうそう』
   『キャロライナ あの子の瞳片方 蒼 だった。』



『ただ、ね。』

       『バーナバスが危ないって言うんだ。ケイトの手先だって。』

『手先なんかじゃ、ないのに、ね。』



  ……あの子の手先?

   [ ゆれる なみ 一度 ひいて また みちて ]
  
  うそつくなんて ほんとに 悪い子





『ね ひどいね 。色々、聞いてみようか。』




               『ねぇ』


『薔薇色 誰か   解っちゃったかも、知れない。』



  わかったの? ばら色 だあれ?


  ばらいろとさくらいろ
  おなじいろのふたりも

  一緒にいけるのうらやましいなあ…… 




『そうだね、一緒に行けたら 行けたから。』

                『ひとりじゃない よね。』

[さみしくないよね と、闇は優しげに言う。]


『ジェレミーと一緒にいっちゃったのは』
                『いっちゃったのは』
 



『いなくなっちゃった   のは』







                           『ピッパだ』



[もう  居ない。]



  ああ、あの子

      サイモンくんに 希望の色を教えて

                    そして 絶望させた あの子
                           




    きみの    も その子の せい ?                                         


[尋ねられて、闇 が冷える。]



         『なに が?』
 




   ……いたいのでしょう?

     





『い た い?』


[問われて これは いたいの か わからない。
 未練 も 後悔 も あったけれど。

 わからない。]


                    『そうなのかな。』
             『わからないや、ただ。』



『送りたい子 居なくなっちゃった。』

[もう 最後の 望みも ―― 。]


【人】 奏者 セシル

― 保健室 ―
…そば、に、…――

[切なげな響きに、胸奥が痛むような心地がする。
傍に。さみしい。――傍にいて欲しいと願ったのは。
鈍った紫水晶の刃の指先で、頬に触れる。]

 っ、――や、…ぁ、う

[未知の感覚に きつく眼を閉じ ひくり、と震え
ドナルドのシャツをきつく握り締めて
荒く浅い呼吸を繰り返す。
眼の端に涙が滲んで、樹液と混じり溶けた。

それでも。開かれれば。無骨な指が触れれば。
樹液の所為か。触れ合う欲望の所為か。
声は、甘さを帯び始める。

脈打つ心臓が、もっと、もっとと速くなる。]

(37) 2010/03/05(Fri) 03時頃

【人】 奏者 セシル

ふ、ぁ…

[絶え絶えの息。濃紺を見上げる。
――傍に。耳の置くまで染むような声。
指と比べ物にならない熱と質量を奥へ感じれば、
表情に怯えを滲ませた。]

―― ッ、…め、そん、な、
む、り …ッドナ、…――あ、あぁ…!

[きつく、きつくきつく、シャツを、布を
縋るように握り締めた。
貫かれて、わけがわからなくなっても、
泣きそうな、濃紺が見えたから
手を、そっと触れて、口付けを した。
欲望が奥を穿てば、身体は跳ねて。
溶ける。 とける、とけて、――傍に。

甘さ、帯びた声が ドナルド、と
気を失う前に呼んだのは、彼に届いただろうか]

(38) 2010/03/05(Fri) 03時頃

【人】 奏者 セシル

[―― 其処から先は、
セシルの あずかり知らぬところ。

閉じられた眸。
涙の痕は残っていたろうか。
指先を覆う柔さは溶けて。
また、傷つける紫水晶の刃に戻る。

――眼が覚めれば、ひとりだろう。
繁茂していた触手ももはや影はなく。
赤い髪の彼も姿が見えず

痛みにも
熱の残滓にも
構わず
彷徨う薄紫は]

…、 …――ドナルド…?

[*【姿を求めて――揺れていた。】*]

(39) 2010/03/05(Fri) 03時頃


      ――そう、それは さみしい ね……


 [ 背後の影より白い腕が ]
               
           [ 闇色の少年の肩をそっと抱いて ] 


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 03時頃


(いない)

 (いない) (もう、いない)

            ――…、   いない?

[届く声に、ぽつりと呟く。
ジェレミーは、ピッパと一緒に行ってしまったという。

分かる。
分かってしまう。
賑やかな声がいない。
気難しげな声がいない。
――が、    いない。]




   …、―― ……何処へ。


[少しだけ遠い声で*呟く*]



     『…… ん。』


                    あり がと。

[それは 小さな もう微かに残った      自身の*声*]




   [ 囁きは あえかに ] [ 腕と共に とけ消えた]                                                             


バーナバスさん。
このビー玉、あなたが持っていてください。
もし誰かにビー玉を見せろ、といわれたら。

代わりにこれを――…

[手をとって、握らせる。
その毛深さには少し驚いたかもしれない。]

――忘れないで、下さいね。
大事なこと、ですから。


【人】 奏者 セシル

―保健室―
[かつん。


硬質の音が、した。
揺れて彷徨う薄紫の双眸が、
良く似た色の滅茶苦茶にひび割れたビー玉を映したのと

――――鐘がなるのは、同時。]

……チャイム…?何で、

[わすれられた、
とおいとおいひづけが
光射す校舎に訪れて
彼方の喧騒が近づいてくる。
――おはよう。
――おはよう。
誰かの声が、]

(51) 2010/03/05(Fri) 09時頃


 うう

[しばらくぼんやりしていた。
 急に頭がやっぱり鉛のようになってた。

 手にもらったビー玉はポケットにいれる。
 元あったのとかちん、とそれはぶつかった。**]


【人】 奏者 セシル

―保健室―
……、…

[陽射しが、シーツのずれ落ちて覗いた肩を
白く浮き上がらせる。
窓の外を見やる。

明るい。
生徒が、登校してくる]

……どうなっ、て……

[声が少し掠れている。
喉に手をやれば触れた皮膚が薄く裂けた。]

…――――

[眉を寄せ、血のついた紫水晶の指先を見る。
終わってなど、いない。
なら、ここは]

(53) 2010/03/05(Fri) 09時頃

【人】 奏者 セシル


……ここは、…何処《いつ》なんだ…?

[―――遠くないところで、
聞き覚えのある少女の声を聞いた気がした。]

(54) 2010/03/05(Fri) 09時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 09時頃


【人】 奏者 セシル

―保健室―
[ビー玉を拾い上げ、握りしめた。
きしり、と少し体が痛む。
そこで気がつく。服を着ていない。]

…―― ッッ!!!!

[――囁き、吐息、触れる肌。
一気に記憶が鮮明に蘇った。
ひとりで紅くなり声にならない声を上げる。

視線が彷徨って行き着く先に、汚れてしまった服。
眼が泳ぐ。

まさかシーツお化け状態で
この場を彷徨くわけにも行くまい。
背に腹は代えられぬとはこの事か。

水で大撒播に注いだ服に袖を通す。
――まだ少し、甘い香りが残るような気がした。]

(60) 2010/03/05(Fri) 09時半頃

【人】 奏者 セシル

―保健室→南棟1F廊下―

[思うところあり、両の手を包帯で巻いてみる。
不慣れながら巻いたその出来栄えは――*半凶*

生徒が居るなら教師も居るだろう。
(――しあわせに)
合間の囁きがふと過ぎった。
あれは、スティーブンだった、と。

職員室も騒がしくなる。
保健医が来ると面倒だ。
保健室の扉を開けて、視界に入ったひと、に
眼を見開く。]

…、  っ   
       ケイト… 、!?


[――お下げが揺れたのが 見えた。>>@15]

(61) 2010/03/05(Fri) 10時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 10時頃


【人】 奏者 セシル

―保健室前―
[確かに、それは ケイトだった。けれど]

…、――、ぁ

[向けられたのは、 薄紫  の、 眼。
それは、セシルの色によく似ている。
紅くない。
紅く ない。]

…おは、…よう。

[その在り様があまりに、普通で。
あの哀しげな顔をしていた少女に一瞬重ならない。

制服に一本のライン。
通り過ぎて行く生徒の制服にも。]

(62) 2010/03/05(Fri) 10時頃

【人】 奏者 セシル


っ、…わ、わらうな。

[――手が上手く使えないんだから仕方がない。
とは、飲み込んだ。
或いはもとより然程器用ではないのか。

手で手を隠すように、覆った。

明るい弾けるような笑い声。
遠い日常で聞いた、
シャッターを切るメアリー
からかわれて怒ったオスカー
自分は、関わりを避けてきたけれど。
――そうか、これはケイトの日常。

“生きていた”日付。]

(63) 2010/03/05(Fri) 10時頃



   ――どう、 なって る。

 


【人】 奏者 セシル

― 保健室前 ―
……似てる。

[薄紫色。
こんなふうに見えていたんだろうか。手を覆い、隠すようにしながら。]

や…これは、

[怪我、ではなくて。]

……大丈夫だ。…――、卒業式?

[(もうすぐ卒業だったのに)]

 ケイト、…  今日、…何日だ?

(64) 2010/03/05(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

誰が痴呆症だ…

[む、とした顔をしながらも
続いて口にされた日付に、息を飲む]

2月……25日……

[――異常な空間に巻き込まれた日
――私立議事台高等学校生徒失踪事件
――わたしの/(kate is dead)/殺された――日
(ここは、くらくて)(さみしい)]

や、…、いや、…行く、

[(「せんせ」)]

…、今日。気をつけろ、ケイト。
…おかしなところに、行ったら、だめだ。

[――無駄かもしれないと、わかっていても。そう謂わずにはおれなかった]

(65) 2010/03/05(Fri) 10時半頃


 晴れてる……。
 


【人】 奏者 セシル

――、…別に、変じゃ…

[――聞く筈も無い。ケイトは知らないのだ。
無邪気な笑みが、闇孕む嗤いに重ならない。

 ああでも
“ケイト=グリフィス”と呼んだ時の
 笑いには、少し。]

……、

[薄紫色は、一度振り返って
見知らぬ人の群れの中
――赤色を。濃紺を探して]

(67) 2010/03/05(Fri) 11時頃

【人】 奏者 セシル

To:Donaldo=Barbieri
Subject:No title


   どこにいる?



[――一言だけ。そんなメールを打った。
遅れてついて行く。――体の違和感は否めない。

ケイトのクラスは2-Bで、
そこにグロリアが、見知った者たちが居れば、
*この状況に戸惑ったような顔をするだろう*]

(68) 2010/03/05(Fri) 11時頃



――、…  ああ。


 


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 11時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 11時頃



 ケイトが
      いる。

  いきてる。
 
[それは、適切な表現ではないかもしれないが]



 ケイトが?
 
 って生きてる?
 
 [うまく飲み込めない。]


……――此処は… 多分、

  ケイトが 居た「過去」 だ

[受け入れられる、受け入れようとするのは。
侵食されて、在った筈の常識が蝕まれているせいか。]

…外、でたら 分かる。
制服が…違う。



 過去  だと?

[窓から外の風景を見る。制服が



                    違う。]





             『あれ、空。』


『ああ、       そうなの。』


[過去。納得する。
 戻れたわけじゃない、この身体が 闇 に変わって居るのは変わらない。]




                『北棟     二階建てだったんだ。』


[図書室に居た筈なのに  いつの間にか 外 の 畑。]


[体の変化は 浸食は そのまま]

――… 3-Cの教室も、ない。

 



 へ
 二階なのか……。

[いろいろ見回るべきか。]


…、二階建て…

  …全然、違うな…


…俺、…ケイトとクラスメイト、みたいだ。

…「せんせ」見つかる、だろうか。


奏者 セシルは、教室の席も

2010/03/05(Fri) 12時頃


奏者 セシルは、どうやら、窓際だった。

2010/03/05(Fri) 12時頃




『何でキミ、居るの。』
            『ああ、C組が無いって  そう言う事。』

 



 おう
 
[知り合いがいることに安堵した。]
 


【人】 奏者 セシル

―3-B―

…、…

   ……  おはよう


[窓際の後ろの席。
なんとも、複雑な表情をして
フィリップを見上げた。]

…C組が 無いんだ。

[ケイトの席は何処か。バーナバスの姿を視界の端に捉え、また1つ、瞬いた。]

(80) 2010/03/05(Fri) 12時半頃


…そういうこと。だ。

[困ったような顔。]

……、用務員は
用務員のままなのか…?

[同じようなことを考えていたとは知る由もない。]


奏者 セシルは、問題児 ドナルドに逢っても、どういう顔をしたらいいか、きっと、分からないが。

2010/03/05(Fri) 12時半頃


[多分 他の人よりも違和感が薄いのは。
 大分闇に溶け始めて、順応しているからか。]

 『バーナバスは、ばかのままだよ ね。』


[憎まれ口の後。]


『せんせ ?』

             『用具室じゃ、無くて。そっちも、見つけるの。』
 


【人】 奏者 セシル

―3-B―

…――

[フィリップの、闇。侵蝕する。
或いは、誰よりも深い、かもしれない。
――彼がああなら。
――自分は鉱石になってしまうのだろうか。]

そうみたいだ、な…
そして…、今日は…2月25日で。
……――…

事件の日、だ。

(83) 2010/03/05(Fri) 13時頃




   ばかだな


[同意した。
せんせ。「せんせ」――ケイトが呼んだ、]


  ――……どんなやつか
……すこし。気になっただけだ。

 それに、用具室何処か
 聞けるかも、しれない。



 ばかっていうなぁ
 
[でもいそいそ……]



[そして、ふと考える。
 さっき誰かに忘れないでっていわれた。]


[誰か、と思ってその姿を見れば思い出す。

 先生だ、先生に、ビー玉はこちらを出すこと…。
 そういわれたのを思い出した。]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
[包帯の巻き方が拙くてほどけて来た。
口と指で締め直す。
作業をするバーナバスを見遣り、
奇妙な幻想の日常に戸惑いを隠せない。
――机の中には、教科書が在る。
見覚えの無い、読み込まれた教科書。]

…至れり尽くせり…

[呟いた。冷えたフィリップの青碧。]

…――思い出して、…そうかもな。

[―――卒業式、もうすぐだねぇ。

あの日、異変が広がる前と
同じ言葉が、聞こえた。>>0:1]

(91) 2010/03/05(Fri) 13時頃



          『そうだね、用具室の場所――』


[用務員を見た。]

『ねえ、鍵。取り替えちゃえば。』
          『って、無理かな、これ。』

『過去に戻った、って言うより……記憶、っぽい気もする。』


――…。生徒も知っているものなのかな。

[用具室、と呟く。聞いてみる価値はありそうか。]

   …記憶。 だろう、かな。

ケイトに 気をつけろ、と謂ったが
……一笑に付された。

 あたりまえだな。
   知らないん、だから。


[何か確かめるようなバーナバスを見遣る。
そういえば少し、手の甲に体毛が多いような]


… …――どうした?



 ああ、それはいい手だ。頭いいな。
 やってみようか。

[鍵の場所など一緒だろうか。]



 どうしたって窓直してる。

[ボケていた。]




  …みればわかる。
   そうじゃなくて。


[視線で示す、手とか。]


『知らないのかな。“この”ケイトに聞いてみれば早い気もするけど。』

[彼女の記憶なら。]

『確信は無いよ、ただ、実際タイムスリップしたなら。』
      『僕を見て平気な人たちが居るとは思い難いね。』

[くすり、と自嘲う。]

『あ、あ、そうか。』

[一笑に付された、知らない。
 なら用具室もわかるか、どうか。
 バーナバスの体毛は、気に留まら ない。]

『それとも今なら、見取り図とか、残ってるのかな。』



 ああ、手……

[見た。
 人間の手…にしては、もう、かなりふさふさだった。]

 ……増えたな。

[ぼんやり]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
[手伝いを申し出られても、大丈夫だと断って>>93
何とか結びなおした時には包帯は一部裂けている。]

…――なんだってそんな、
手の込んだ事。

[――闇が揺らぐのを見る。
驚きも、しなくなった。
かすか、かすかに闇の声
(ここは つめたい)]

[ケイトと よく似た、 薄紫色の双眸を彼女の背に向け、眉を寄せた]

(96) 2010/03/05(Fri) 13時半頃


 見取り図、というよりも見に行ったほうがよかろう。
 


…――
 そう、知らない可能性が、高くて。
…一応、聞いてみるか。

[緩やかに1つ瞬く。]

――…、…タイムスリップよりは
記憶の幻影、と謂ったほうが…
幾らか合点がいきそうだ。

[自嘲を見、少し眼を伏せて]

見取り図か。…学校案内とかに乗ってないのかな…


……――

  ……それが、異変か。お前の

[ふさふさと、けもののような手。
大丈夫かなど 聞けるはずもなく。]

…――

[小さくため息をついた]




…そうだな。学校散策、か?

 


[答えながら]
[気配が少ない]
[それに 気づいて]

[ディーンは メアリーは ]


[居ない]

[もう居ない]


[甘さに飲まれた虚ろな記憶の中で、交わされていた赤色会話がぼんやりと浮かんでは消える。]



 なんか、お前が好きそうなのがいるな。

[蛇みて思い出すのが触手というのは、何かおおいに間違ってた。]


『まあ、知らないなら、知らないで。』
  『当たる相手を変えれば いいって、ことで。』

[例えば その“せんせ”とか。]

『……だよね。まあ、本当に彼女の記憶化は 保証出来ないけど。』

[学校の記憶かも痴れに、闇の記憶かもしれない。
 その辺は今答えが出ようもないので、横に置いた。]

        『そだね。』

見てまわる、それに賛成の意を見せる。]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
[そういうことじゃない、と
わらうフィリップには答え。>>99]

……手袋か、…そうだな、…
そのほうが、いいか。

[――包帯巻きの出来栄えに、がっかりしつつ。]

  …無意識に。

…ずっと、…居たなら。
つめたいところにいて 見ていたなら。
…――そう、思っていたかも な

[薄紫は、少し――くらく、哀しげに揺れた
ホームルームは、グロリアが担当なのだろうか。]

(103) 2010/03/05(Fri) 13時半頃



  …どういう意味だ


[ろくでもない連想をされた気がして
声がとてもとげとげしい。]


[異変 言われて、バーナバスを見て。]

『ハゲそうにないね、よかったね。』

[軽口。
 戻れたら、元に、なんて希望はもう――抱きたくない。
 彼が去ってから。]


       『何が居たの。』

[答えが聞ければ笑いを噛み殺すか。
 仲間も ―― も 居なくなっても笑える  狂気。]


…、「せんせ」、を見つけたいが
先生 は いっぱいいる か。

……――、

[さてどうしたものか。]

…探るしかないな。
…体調不良で抜け出すか?

[ふと、言葉途切れ。
記憶を辿る。――5個も目が増えちゃった]

…、――
  ……―― 

[減っちゃったね]

……―― 、ぁ


…、
    ……、


 ……、  


    [――――  いない。]


…ああ、…そうか


           いなく、

    なった、 のか

おに、…ふたり





           『うん。』


『でも、向こうには皆居るし。』


[少なくとも彼は、自分が殺した。
 もう  戻れなかった から、と。
 闇 が覆う。]


              『よかったのかも ね。』


『クラスの人に、ケイトがそう呼んでる先生を訊く、とか。』

[どうかな、と。
 何となく直接本人に、聞き辛いと思うのは。]


『ン、そうだね。』

[体調不良で、と言う声に同意の気配。]



 いないのか?
 ディーンに、あの、子。

[蛇を見つつ……]





  もう君たち…
  仮病の相談は先生に聞こえないところでしなさい。



[携帯を閉じると 立ち上がる。]

『と言うわけで、行って来る。』
            『何か、北棟の一階に会議室があるんだってさ。』


『結構改装入ってるみたいだね、階も増えてるし。』




『仮病も病気だよ、センセ。』


[教室を出た所、これから逢う人物を思い出して。]

            『そうそう、これからキャロライナに逢って来る。』
『彼女、おっさんのビー玉が赤いって、言ってたよ。』

『良く、知ってるね。』

[正しくは黒の印なのだが、彼女が覗き見る範囲までは知らない。少なくとも、バーナバスのビー玉は、赤で合っている。]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
[手の甲を手で覆い、
見上げた青碧は幾らか柔らかく>>106]

……そうだな

[それでもきちんと巻けない事には
少々口惜しげに]

――嗚呼…

[頷く。声がきっと、呼んでいるから。
グロリアの声が、する。瞬く。まるで《此処》の先生のように]

(114) 2010/03/05(Fri) 14時頃

皆、 いる……


  [みんな。ふたり。ピッパ。ジェレミー。
  きこえた、それから、――だれ]


 (鬼を連れて)


…――…、 わから、ない。
……そう、なんだろうか。





  ビー玉が赤い……
  キャロライナ……


…。……?

 

    先生?



[――様子がおかしい、と不思議そうに]


奏者 セシルは、理事長の孫 グロリアの様子を、不思議そうに見た。薄紫色がひとつ、瞬く。

2010/03/05(Fri) 14時頃



 あ
 


嗚呼、北棟――あそこ、古いんだな。
……二階建てだったなんて。


[立ち去る姿を、見送る。
矢張り体調不良といっておくべきだったか]


――キャロライナに?


     ――、…

赤、……


     [――“覗き見する、悪い子が居るよ”]


[制止する担任。成り切っているのか。
 ともあれ。]

『セシル、フォロー頼む。』
        『って、何、……センセ?』


        [低い 短い 声。]

                   『?』



 あれ
 




…、――
  ……、――

[鬼は、 鬼 を、  見つけて]

 バーニィを《覗き見た》…の、か

[あの子の心《あお》を砕いた、
 その欠片が自分だとは知らない
 しらない、まだしらない。]


 …嗚呼、わかった。

[フォローと謂れ頷くが。]

……?バーニィ?



 噛まれたんだけどなぁ。
 


【人】 奏者 セシル

―3−B―

――いいえ、気のせいです。
聞こえた気がするって。
……何も、聞こえなかっただろ?

[グロリアに謂いきった。>>113
それから、周りに目配せ。
周囲の生徒が頷く。
聞こえない。聞こえるはずが、ないのだ。]


……体調が悪そうでしたよ、…本当に。


[グロリアを見て、謂い。
どうしたのかと、少しだけ、首を傾いだ。]

(119) 2010/03/05(Fri) 14時頃



『そうみたい、だね。』
            『おっさんを覗くなんて、いい趣味してる。』


[見た理由は知らない。
 一瞬だけ、あの放浪画家のクラスメイトが過ぎったが
 闇に塗りつぶされていく。

 そして あお が壊れたことも、知らない。]


…噛まれた?

   っ、なに

 してる …!

[この世界にもやはり異変があったのか、と]





          『? 何に。』

 



 いや、蛇
 
 大丈夫なんだけど。




 それより、
 俺、鏡見たほうがいいかもなぁ。

 [手もふさふさだった。]





  蛇にかまれた?
  それこそ保健室に、じゃなくて病院に、


[割と間の抜けた声に緊張感は感じられなかった。]

          『大丈夫なら、いいけど。』

[この世界で 噛まれたりしたら、どうなるのだろう。思いながら。]



『そだね、その無精ひげ、剃った方がいいよイロオトコ。』


[鏡を見たほうがと言う言葉に、軽口。
 身体の変質を気に留める様子はない。]



 無精ひげ……

 ああ、無精したから、こんなになったんかな。

[思考が……]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
…、……

[どうして。と。グロリアの天青色の眼を見る。
この世界に飲まれてしまったのか。]

…――、仮病じゃない、です。

[包帯で不恰好に包まれた手。
卒業式。弾くはずだったピアノ。
けれどそれは、今は。自分の手を見て、眼を伏せた。]

……
楽譜?…、…――、…は、…今は、持って、な…

[無くした楽譜。職員室に置き去りの鞄。]

――どうしたんです、先生。

(124) 2010/03/05(Fri) 14時半頃

…  大丈夫

 なのか?…それ


……、

[病院に?出られるのか、出られるはずなく。]



 ああ、噛まれたけど、噛まれてないから……。

[それがどういう意味なのかと]
 




           『 …… ああ。』


[いつだか見た彼の剛毛。
 噛まれたのに、噛まれていない その言葉の意味を。]

――……

      『怪我がなくて、よかったね……?』

[闇 は、一瞬だけ揺らめいて、けれど。そう言った。]



 ああ、確かに痛くないなぁ。

[声もなお低く、響くような……]


――、…

   …バーニィ…?

[おかしい。おかしい――なにか、おかしいのだけれども]


【人】 奏者 セシル

―3-B―
…――……、せんせ、


[グロリアの様子に腰を浮かせかけた時
元気な、大きな声で、
ケイトが返事をし、立ち上がった。

瞬きを幾度かして、
其方を見る。]

(131) 2010/03/05(Fri) 15時頃



  …… …いたくない… 

  [ 低い声 ひびく ふるえる ]




         『どうしたの。』
                『…… いたいの?』


 




  だいじょう ぶ
  まだ、心配してくれるの…?

  [ やさしい子 ] 

  [ 気配は かすかに 微笑む ]
  


【人】 奏者 セシル

― 3-B >>@25

[グロリアの天青が、曇る。]

…、――あ、ぁ。
…行く。

[好都合、だろうけれど。
似ている。けれど、違う眸の色。
席を立つ。ざわめき。
教室を、後にする。]

(135) 2010/03/05(Fri) 15時頃

――、

   せんせい。





     『センセは、いつだって、心配だよ。』

       『あぶなっかしー、じゃない。』


奏者 セシルは、理事長の孫 グロリアたちの方を気にした様子で、廊下に出た後向き直る。

2010/03/05(Fri) 15時半頃




  もう。
  ――…もう、先生にまたそんなこと、言って。


[少しだけ 冷たい 声音。]

『覗き見の子  鬼 が解るって言うよりも。』


          『赤 いのが わかるん だって。』


『それで、その人たちを説得して ケイトに協力しないようにしてもらって』


               『遊びを止めさせるんだって、さ。』




『…… 心配 だよ。』



[このまま 闇 に飲まれて消えてしまったら。
 貸す手も今は 闇 の向こうで。]


                おっさん、しっかり、してよね。


[セシルはまだ、大丈夫そうだと。]


【人】 奏者 セシル

―南棟2F廊下→保健室―

[――手を隠すように、長めの袖を引きおろし
ポケットに入れる。ひび割れた硝子玉に触れた]

…… 先生、…、

[掛ける言葉が、上手く見つからない。
手を差し伸べるのは、傷をつけるから
少し歩み寄って]

…、や、…俺の手は


 …大丈夫だから、
 巻きなおして、貰えれば。

[此方を気にするケイトに、そう謂った。]

(140) 2010/03/05(Fri) 15時半頃

――、…

      …、

  ――気にかけるのは 多分

…立場、…関係、ない。


  だから、 …、先生。

気にかけたら
…気にかけられておいて ください


[嗚呼。らしく、ないと 思う。
言葉が、聞こえる。覗き見の子。キャロライナ。
紅いのが、わかる。 どういうことなのか。]


…遊びを

   とめる


[その意味は。]

       ……――


 ――死、



[――しねってことですか、
と、叩きつけた言葉 が、]



  セシル君にまで言われちゃった。
  君、変わったね。



            ―――…ね、お願い、2人とも。
                     こわれないでね**                                          


――…、


  [変わった、  という 言葉に]
  [――― 沈黙が、]


       ……  わかりません


 いえ


   …、きっと、

(お節介が伝染ったんだ。)

  [――声にならない。]


―――

   ……、…


[こわれないでね]

  [こわれないで。――嗚呼]

[わからない。]

  [わからない。わからない。]





    [担任の声には ただ、微笑む、空気だけ。]
 


【人】 奏者 セシル

―保健室前>>@28
……、…。

[眼を、伏せて。
グロリアを見ることが出来ない。

保健室に戻れば ――思い出して少々目が泳ぐ。
特に寝台は極力視界に入れないように。
ロミオ――当時の保健医に、かなりきつく巻きなおされた。]

……、乱暴医者。

[呟く。白衣。化学教師も、着ていた か。
おぼろげに思い出す、あの、あかいこえが]

…ケイト、聞きたいことが。
…――用具室、って、何処か、知らないか?

[――さようなら、と告げた名前は]

(146) 2010/03/05(Fri) 16時頃

奏者 セシルは、――何処からか闇の声を、聞いた気がした――(07)(侵食)

2010/03/05(Fri) 16時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 16時頃


奏者 セシルは、いきもの係 キャロライナはどうしたろうか、と 何も知らずに、思う。

2010/03/05(Fri) 16時頃


[死ね、と 言わずとも。
 思っているのか、と。]

『そうだね、仕方ない、仕方ないよね……。』

                『でも、見つけるのは 鬼 だから。』




『皆 みつけて 送ってあげよう。』


[   皆 を    そうすれば  さびしく ない から   ]


[闇から声が

   聞こえた。 聞こえ、]


 …――嗚呼、

     …… さみしくは


[おにさん、  こちら。  手の、]
[おに、 はんぱものの、  おに ]
[力のない、 鬼は どうして   ]

[かえるばしょなんか、 ない  のに]




  ……、   ――


[――ないのに。]





              『皆』  


            *『送ってあげよう』*


【人】 奏者 セシル

―保健室―

 ――…、―― 北。

[謂い、窓の外を見遣る。
改築された、其処。三階がない。]

そうか。

[包帯の隙間覗く指は透ける紫水晶。
同じような侵食が、かれ を
苛み始めているとは知らず]

詳しくは、わからない、か。
いや、……ちょっと、…用がある、だけだ。

…わらうな。

[――緩く指先を握りこむ。それから、少しグロリアの方を気にしてか眼を向け]

(152) 2010/03/05(Fri) 16時半頃

【人】 奏者 セシル



[――窓向こう。廊下。]



[歩いていく、 
――「国語教師」 を、 見た。]
 

(154) 2010/03/05(Fri) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

― 保健室 ―

…――ああ。

[知らない。知るはずが、ない。
だってここは違うのだから。]


…――  

   ……卒業、  か。


[――先が見えない。ない。在りはしない]

…別に。

[謝る様に、そう返す。]

(159) 2010/03/05(Fri) 17時頃

【人】 奏者 セシル

―保健室―
……、

[考え込むように薄紫の双眸を伏せる。]

…、ん、いや、俺は――

[何気なく見た、筈だった
1人の、教師。ケイトの反応に視線を流す]

…――… 今の、…先生って ?

[誰だったか、というようなニュアンスで訊ねる。
スカートのポケットの中、
何か握り締めるのに不思議そうな顔をした。

自分のポケットの中には、
ひび割れたビー玉が、あって]

(167) 2010/03/05(Fri) 18時頃

奏者 セシルは、美術部 ミッシェルらの、耳を打ったキャロライナの叫びを――窓の向こうからかすかに聞いて眼を向けもしたか。

2010/03/05(Fri) 18時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 18時頃


…、
   ……用具室は

 北棟にある、みたいだ。
 


奏者 セシルは、ケイトの呟きには、―― そうだな、と曖昧に口籠もる。

2010/03/05(Fri) 18時頃


【人】 奏者 セシル

― 保健室 ―

……、…少し、用がある。

[グロリアの方をちらと見る。
咎められても振り切るつもり。]


 ――“チャールズ「せんせ」”…か。


[あれが――と。去る背を見遣る。
取り繕うように笑うケイトへ、
緩やかに1つ瞬くと]

…、嗚呼、…

[行くつもりだ、と薄紫を合わせる。]

(169) 2010/03/05(Fri) 18時半頃



   ……、チャールズ「せんせ」…

 


【人】 奏者 セシル

――ああ、…  はい。

[グロリアに頷く。
ポケットの中に携帯電話。
布の上から押さえ――取り出す。
――返事は ない。]

…、…
     …――ぁ、

[拍子に、落ちた罅割れ薄闇揺れる薄紫の硝子玉一粒。
包帯の巻かれた指先を伸ばし、拾い上げ]

(172) 2010/03/05(Fri) 18時半頃


  ……彼女の夢の住人に、
  なっていてあげたかったけれど。

  そう、そうね。
  探さなくちゃ、早く…



  ……用具室は北棟、ね

              そしてあの せんせ……                 




   だって。

     この夢は

  2月25日《今日》

     終わる夢なんだ。


…――
    そう

  あれが

     「せんせ」  か


[せんせ  は  きらい]
[「せんせ」 は ――きらい。]



 ……――。


奏者 セシルは、拾い上げたビー玉の中――わらうような薄闇が揺れるのを、 見る。

2010/03/05(Fri) 18時半頃






  ――…あの人と話、できるかしら。追ってみます。



――…、はい。
 お願いします。
 
 



 誰だ?


            [自分が誰だろう。]


【人】 奏者 セシル

―中庭―

[――浮かぶ、浮いては沈む 闇の いろ]

…、キャロライナ…?

[香りたつ、花。
笑い声。わらいごえ。
わらいごえ。花の香り。]

よせ、…“このケイト”は…なにも、しらない

[静かな声で、そう告げる]

(176) 2010/03/05(Fri) 19時頃




  ……誰が、誰なの?                          



 ああ、


      俺が誰だろう?
 


【人】 奏者 セシル

―中庭―

[終わらせて、連れて行って、
その意味は――(鬼さん此方。闇が笑う)]


…キャロライナ!
よせ、


[手は握ったまま、
触れられない、触れたら傷が。]

(178) 2010/03/05(Fri) 19時頃



…――?


   …バーニィ?





  バーナバスさん、しっかり。



 あ、はい、

[その声にちゃっかり反応する。]

 大丈夫です。覚えてます。

[姿勢を正した。]




  ……、もう。

  口だけだったら許しませんよ。


【人】 奏者 セシル

―中庭―
[薄紫に困ったような薄紫が合う。
――包帯で巻いたものの切れ味は鋭く。
服なら大丈夫かと手を伸ばしかけて
キャロライナの怒声に眼を瞠る]

…、っ、なに、謂って。

[わけが分からない、と困惑の表情を浮かべる。
拒絶。拒絶。
――手を伸ばせる彼ほど強くなく
――おに、にそんな資格はなく]

そんなこと、思ってない
……、どう、したんだ。

[問いかけと、ケイトが逃げ出すのは、同時か。]

(184) 2010/03/05(Fri) 19時半頃


 いえ、大丈夫です。
 
[そこんところの回答は早かった。
     が、声は低く響くものになっている。]


【人】 奏者 セシル

―中庭―

[駆けて、行って。おさげが揺れる。
顔は一度其方を向くが声に
キャロライナの声に視線を戻し。
うつる あお は 砕けた青だと 知らない。]

………、…莫迦になんて、して、いない。
…、…どうして。

[――ミッシェルの長い髪が揺れるのが視界の端見えたか。]

何処行くんだ、

(191) 2010/03/05(Fri) 19時半頃




  ――……、こえ が 少し、
  ほんとうに、だいじょうぶ、ですか?



  …、――


[なにか、おかしいと 思うのだけれども。
形にならない。]





 ――いやらしい感じの人。
 絶対腹黒いわよ、タヌキだわ。

 [不機嫌そうな声がぶつぶつ]



   ……、
  ……?

    件の「せんせ」 …ですか?



 お、俺は、いやらしいですが、
 嫌わないでください。

[盛大に勘違いしてます。]


【人】 奏者 セシル

―中庭―
[――関係ない。]

……、

[そう謂われてしまえば、それ以上は動けない。
分からない。わからない。
理不尽に感じられた責めの言葉に、刺された様で]


ッ…、―― 勝手にしろ


[捨て置いた言葉はごく小さい。

――心ぶつかるのも怖ろしく
――距離をとってきた身は脆弱だ。
ミッシェルが駆け寄って行くのが見える。踵を返した。]

(201) 2010/03/05(Fri) 20時頃

……きたわ。

お手伝いしてほしい、ですって。



[――ぴくり  と反応するが、今はそれだけ]


奏者 セシルは、演劇部 オスカーの声に、ちらとそちらを見遣る。怒ったような、――不機嫌そうな顔で。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


【人】 奏者 セシル

―中庭―

[掛ける言葉を持たない探しきれない
鬼は行けない。どうして、今更。
オスカーの立った出入り口へと歩いていく。>>213]


…キャロライナの様子がおかしい。
……見れそうなら見てやれ


[――オスカーに、それだけは伝える。
不機嫌に。
どうしたらいいのかわからないと言った態か。]

(215) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

奏者 セシルは、問題児 ドナルドのあか、が視界を掠めればびくり、と少し固まったろう。

2010/03/05(Fri) 20時半頃


放課後、北棟の東階段下。
そこで待ち合わせだって。
隠れて待ち伏せでもする?


――って、そうそう。
セシル君とキャロライナさんが喧嘩したって、
あの子飛び込んできたわよ?どうしたの?**


【人】 奏者 セシル

―中庭出入り口付近―

…、ああ

[自分が行くよりずっといいと、
それは口にせず。>>217]

…――何が。…別に、大丈夫だ。

[問いかけ。顔を薄紫の双眸で流し見る。
腕の状態、には一度眼を瞠ったようだった。
黒い花びらが舞うのは見えず。
ドナルドの声には一度だけ見たあと、微か赤くなって眼を逸らした。]

(220) 2010/03/05(Fri) 20時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 20時半頃




――って、何言ってるんですか。
あなたの話じゃありませんってば、もう。


……ほんとうに、だいじょうぶ です か? 
 [ こえ には 不安の色が 滲んだ ]


【人】 奏者 セシル

―中庭出入り口付近―

[少しだけドナルドを窺い見れば
微かな笑みが見えて、狼狽し、紅いまま睨む。
――その指先には気付けるか否か。]


――…、――


[オスカーの答えには>>223
少し怪訝そうな顔をして]

…、そうか……よく、わからないが。
…――大丈夫、だ。

[鉱石の手を握り締める。
花の残り香。ふと振り向けば手を振るミッシェルが、見えた。]

(225) 2010/03/05(Fri) 21時頃


 ――………

[大丈夫じゃ、なさそうだった。]


【人】 奏者 セシル

―中庭・出入り口付近―

…別に。

[謝罪には、そう謂って。]


   ……キャロライナは


[――行ってしまった、ようか。
落ちた花びらが風に攫われた。
ミッシェルがよいなら、よいのだろうかと、思う。]

妙なもの   …狼男?

[――怪訝そうに、眉を寄せた。
まだ、知らなかったから。]

(231) 2010/03/05(Fri) 21時頃


 がうがう
 


奏者 セシルは、理事長の孫 グロリアから伝え聞いた話しには、神妙な顔で頷いた。チャールズに関しては見事に刷り込まれた。

2010/03/05(Fri) 21時半頃


…狼って、もしかして…


【人】 奏者 セシル

―中庭入り口付近―
…空間が、というなら間違いなさそうか…、
…、?

[ドナルドの、宙で止まった手を訝るように見る。
深まった笑みにはひと睨みの後、眼を逸らす。
―――壊す、の怖れ知らず。
あか、は。見えない。]

…―――、ああ。

[様子を見に行くと言うなれば、
止める理由も、持たない。
否、少しだけ。
分からない感覚に、自身の胸の辺りを鉱石の指先が掴んだか]

…ぇ?

[去り際の指先が、濃紺に煌めいて見え、一瞬、息を詰めた。]

(247) 2010/03/05(Fri) 21時半頃


 いま、うなり声、みたいなの

 ――…バーナバスさん、だいじょうぶですか? 
 


【人】 奏者 セシル

―中庭出入口付近―
[なにやら微笑ましいやり取りの、
マーゴとオスカーを見、
――否、マーゴを]

…――― 、…

[見ない姿を。
こえ、で聞いた、
気がするだけで、確りとは]

……先生は?

[―――悲鳴が上がるのと、どちらが早いか]

(249) 2010/03/05(Fri) 22時頃


 ぐるるるる   がるるるる
 




  ………!


奏者 セシルは、問題児 ドナルドの行く先、を気にとめながら。バーナバスの姿を視界におさめる。

2010/03/05(Fri) 22時頃


な、ん


…バーニィ…!?



 うううううう
     うううううう

          んがぁ……
 




バーニィ!!!


 





  バーナバスさん! 聞こえてますか!





  み、みんなついてきちゃった……
  セシルくん……

  [ おろおろしてます ]




      る……がる……


[グロリアの姿を見れば、ぴたりと動きは止まるけど。]



―ぇ、
            あ

  [死を、しってから、 間が]

  ……、こ、まりました。
     なんとか、正気には戻さない  と。




 そ、そうよね。
 正気に返ってもらわないと。

 ……まだ、まだ こわれてないよ ね……?


【人】 奏者 セシル

―中庭―

[ドナルドが かの教師の死を、
隠していたことも、知らず。
尋ねた声に、少女が答えた。>>256]

――、…   …、消え、

[暫し、呆然と見得る表情を浮かべて。

(――鬼を連れて)
(さようなら)
(しあわせに)

わからない。わからない。わからない。]

(270) 2010/03/05(Fri) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[あれから。
会いはしなかったから、
仔細、知らず。想い、知らず。
ただ最後、たしか、しあわせに、と]

は、……、   


[ただ渇いたような息、を。
漏らし、背後の壁に、凭れ]

          何処まで

  勝手、なんだ

あのひと  は…


[――わからない。
裡で、ひび割れるような音が、した(04)]

(271) 2010/03/05(Fri) 22時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 23時頃


【人】 奏者 セシル

―中庭 → 畑 傍―

[――しばらく、眼を伏せて。
それを訝しげに見られもしたろうか。]

…――、…

[吼える、獣のような声。
何処か、反応鈍く。
皆に遅れて、其方のほうへ顔を、向けた。]



   ……、  バーニィ  …?

(274) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 うう

    うう


      うう


[ぼんやりと、 そら を眺めていた。
 たかい  たかい  あおい そら。

 光 が 闇 を作って。]



                 何やってんだよ   ばか。




[聴こえてきていた 唸り 声 に。]



 わ、

   わりぃ   こ


 だ   れ    だ?


バーニィ、


 [動揺のこる、声で]


 ……  しっかり、 しろ。



 お  に

        みつけて  るの


  だ   れだ?

[だって、この連中を護らなきゃだから]


[首を振るう、今まで 聞こえて来た情報を整理する。]


           『チャールズ せんせ か。』


[自分が 担任を呼ぶ 呼び方に似ている。
 日誌で見た内容。椅子の準備など遅くまでかかるはずもない。

    闇 は  さらに 濃く 。]




『送るかい? あの子。』
          『でも、ねえ。送るなら。』



                  僕がやるよ。


【人】 奏者 セシル

―畑>>281

[少し離れたところからでも分かる、
異様な光景。
ミッシェルが、問いかける。]


  ――…、…?


[多分。動揺で、揺れたのだ。
バーニィと、呼んで。

――頷いた]

(285) 2010/03/05(Fri) 23時頃


 がる………

        わりぃ   こ

    わりぃ    こ



    悪い子、…――


 [わるいこ。おにを、見つける悪い子。
 そう、なのか。どうだろう。
 勝手にしろ、と言葉を投げつけたあの、]


   …、お前が?


[送る、と謂われれば。そんな風に、問うて]


 
『そうだね、―― 悪くないとでも?』
           『僕らだって……好きで鬼になったんじゃないのに、
                     彼女たちは自分たちだけが被害者とでも言いたげで。』

[まるで悪者のように。
 冗談じゃない。]


『ゲームに乗りたくなきゃ死ねばいいじゃないか、
                 ラルフみたいに。』

『なのに鬼を探して 協力するなと言いながら』


                  『心の中では死ねって思ってるんだ。』



   おちついて、見つけたのは、
         
                  蒼、よ……              


 あ
          お


   あお



       あおが  わりぃ  こかぁ



『…… お互い様 さ。』


[だけど、でも。]

                   『俺はもうディーンを殺した。』

                  『簡単さ。』


[鬼が勝って。鬼が勝とう。
 戻れた時の為に。その時の為に。

 汚すことなんて、無い。]




   ……ッ いいよ!!

              お前は、ばかに戻ること考えろよ!


[たのむから。]


【人】 奏者 セシル

―畑>>289

…、――…

[嗚呼。そこで思い至る。
“聞いてしまうもの”が聞いたという、
ある一人の呼び名。
薄紫の奥、揺れるのは。
(――俺さえいなければ。俺が呼んだ所為で。)
――自責。僅かに、眉を寄せる。]

…、っ、  気を、確かに持 て …!

[声は、届くか。]

(293) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

嗚呼、……
   …――「ケイトの手先」呼ばわりだったか

           …、――

  …、――ケイト も  違うのに
           ……、酷い言い草だ な

[――でも自分は何も。半端に。力なく。]

  ……バーニィ、 …やめろ

…、 …戻ること、…考えろ…!




            『ケイト…… 似てるな、セシル。お前にさ。』


『お前になら、きっと……解るんだろうなあ。』


[似てる、と思った。
 自分にも、でも、きっと違う。
 過去に来て、彼女は人の中で笑っていた。
 だから――。]




          … …センセ。


[この男の鍵は恐らく彼女だから。]

『頼んだ。』



             『俺は、あのコ送りに行って来る。』

『異論、あるなら、聞くよ?』


『あ、セシル? セシルにはケイトを頼む。』


【人】 奏者 セシル

―畑―

[マーゴが叫ぶ。
目の前にいるのはもはや獣。]

バーニィ、…!

[確認を取られた理由が分かっても、
呼び名は いつもの呼び方で、
――何処か、泣きそうな、顔で]

何してる、… ッ、しっかり、  し、

[グロリアの声に、言葉が詰まる]

(301) 2010/03/05(Fri) 23時半頃

――似てる


   …――、…


[似てる。何処か、似ているのだと思う。

鬼、は

多かれ少なかれ、“彼女”に似たところがあるものと
“彼女”が強く、想うた欠片を持ったものが
選ばれたのでは、ないかと――]


    …、さっき、先生の声で、
少し、おとなしくなった。


――、あの、キャロライナのところに、は
……ドナルド、が


[いるのでは、ないかと。そう。]


…、――   ケイト。


[走り去ってしまったままの彼女。
時間は迫るか。]




『ああ、 どうしようか。もうパメラは居ないしなあ。』

[彼らの事は知らないし、彼女の言ったあいつ、も彼のことだとは知らない。]

『…… それ なら』

[絶望の色濃い彼女は自ら消えるのでは。
 それなら、その男を   と 思って   闇 が止まる。]


[一瞬 弱まった 闇 は 反動のように、色濃さを増して戻る。]


『どうしようかな、呼び出せば来るかな。』

                   『力の事を話すなんて、信用されてるみたいだし?』

[くすり、くつり、歪んだ わらい。
 どうせ 傷つけるしか出来ない自分だ。

 その信頼は 必要ないよと 教えてあげようか、と。]


【人】 奏者 セシル

―畑―

[――いたい]


やめろっ…た ら、


   [痛むのは   だ。]


バーニィ…!! 

[バーナバスは、“俺たち”を 攻撃しは、しないだろう]

  ッばか、お前ら、 退け…

(314) 2010/03/06(Sat) 00時頃


  ……  、 っ、…

      [闇の声が聞こえた気がして、
             背が冷える。ドナルドは、

          駄目、だめだ、]

 [形《こえ》にならなければ 口にすることは、ないけれど]





 『…… どうしようか、誰にしよう。』

                   『別に僕は誰でも構わないよ。』


[鬼が勝てばいい。
 もう ケイトを見つけて、出来るだけ皆で、なんて浅はかな望みは 抱いてない。]


                 『……    ね。』


『バーナバス』、あんたの声が聴こえないよ。


[どうしたの。
 少し、少年のような声音は、困惑と不安の、色。]


【人】 奏者 セシル



   バーニィ!!!!


[悲鳴のような声が。

   だめだ。 だめだ だめだ だめだ
 このままじゃ、

“お前が捕まって(ころされて)しまう”]

(318) 2010/03/06(Sat) 00時頃



   あお を   キャロライナさん を……

      [ ふるえる こえ ]

   あのこが きえれば もどってくれ る … ?


奏者 セシルは、給水塔から、見下ろされていたとは知る由もなく。

2010/03/06(Sat) 00時頃




[覗かれたから?]

         ――バーニィ…

             [蒼が、  覗いたから?]

[震える声が、沁みるよう]


(あお  は  わりぃ こ)


奏者 セシルは、転げ落ちた硝子玉に、――息を飲んだ。

2010/03/06(Sat) 00時頃




『…… そうだね、あの子は。』

                 『バーナバスを』


             『ケイトの手先だなんて 言ってた。』


『悪者みたいに。』


[違うのに、違うのに。
 こんなに 闇 に囚われても 尚 優しいのに。

 護る って ばかな こと 言うくらい。]
 



  ばかやろう、


           もどって、 こい…!!



 だめ  いや  

     や め て                   


    どうして
            どうして

     どうして 


         あの子達は 行ってくれな い の ?


【人】 奏者 セシル

[ミッシェルに向かうバーナバス。
赤い眼の獣。それは、グロリアがふたつの硝子玉を
拾い上げた、その隙にだったろう。

闇 で 少女が  わらう。>>@51]


ドナ、… ルド、
  
    …、っ 駄目だ、来るな。


[視界にあか、を捉えて。
咄嗟に制止しようと、した。]

(332) 2010/03/06(Sat) 00時半頃


  鬼

                  だから?

 


[担任の、泣きそうな、声。]

『あのこ たち?』


            『センセを困らせてるのは、だぁれ?』

                    『だぁれ。』


[低く   冷たく  闇 が  訊いた。]


[その人の言葉には少し、理性なのか、
 何かが戻る。]





がぁあああああ

    向こうに    いけええええええ

  鬼   なんて

         なりたくてなったわけじゃねぇえ

     先生は

         だれよりも

       やさしいひとなんだぁあああああ





                 …… ッ   。

 




 むこ  うに


               いけええええ
 




 
   ……――!!!!



 




   鬼じゃない子 た ち … みんな                                                              


【人】 奏者 セシル

ドナルド…!!



[鉱石の、 きらめきの宿る、 手。
どうして、と一瞬眸が 問う が]


っ、め、…  やめ…!!



[手を、止めようとした、けれど。]

(341) 2010/03/06(Sat) 00時半頃


  わ た し ?
      
      ち が う  わた し だいじょう ぶ 

   だ か ら   い い の  

       あ な た も    ここ か ら    に げ    て                                


[鬼じゃない みんなが。]



             『そう ……    そう。』


[鬼 だから  鬼 だから。 鬼、だからなのか。
 バーナバスの 慟哭(こえ) が 頭の中残響している。]





 おれはばかだけど、
 まもるんだぁぁあああああ




[それは先生を、フィリップを、セシルを]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 00時半頃





         …ぁ



 





    ………ゃ、ぁ ……


【人】 奏者 セシル

[紫水晶は
濃紺を止めるには、至らない か
否、――ひとつを、とめたとしても、他が]


   
[――刃  が、     

      玩具みたいに、 刺さって]


      バ ……、……



[――悲鳴に、掻き消される。
暴れた拍子、 血が、 頬に飛び散って、落ちる。] 

(355) 2010/03/06(Sat) 00時半頃




    [驚きに 満ちた 声。]


                   [何が、 問うことも、できない。]


ああ  ああ  ああ


              いでえええ
 




 いでええ

           いでええ


    いでええ


         ああ  ああ   はは


 いでえ  はは  はは


     はは  はは





               ぅ


         あ

                      ア゛

 や





  さみぃ


              つめてぇ


     くれぇ




            ああ





    ケイトもこうだったのかなァ



   







 あと、ばかで   ごめん   なァ




  


【人】 奏者 セシル

― 畑 ―

[いたい。 いたい。 いたい。
聞こえる、 聞こえる、 聞こえる。
力失せたように 座り込む]


―  …―なん   で


[おにさん。 こちら。
嗤うこえが、きこえる。
グロリアが泣く声が聞こえる。

呆然と。呆然と――薄紫を、見開いたまま。

見上げた  あか。
映る    泣きそうな  濃紺]

(367) 2010/03/06(Sat) 01時頃



    ぁ

                  いや

        だ

いくな

               いやだ

 






 かえれると  いいなァ





 







おめぇらが  好きなんだ





 








 で、せんせいが 大好きなんだ






 





            … … ば か     や





                           


【人】 奏者 セシル



[呆然と 見開いた、薄紫から。


     表情変わらないまま、 涙が落ちる]


 

(373) 2010/03/06(Sat) 01時頃




         なんで



 




『ああ  ああ   どうして』


            『お前は誰も 送ってないのに 殺してないのに』



         [ただ、 鬼 と言うだけの理由。]





           ――   ッ…!!


 





 
  ……わたしも、あなたが好きです。


【人】 奏者 セシル




[濃紺の鉱石 が  泣くような こえ を  
聞いた気がした。]


 

(377) 2010/03/06(Sat) 01時頃

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