人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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視点:


ヒュー! 今日がお前の命日だ!


【人】 学者 レオナルド

 ――お待ち下さい、公よ。

[朗々と声張り上げ、“不死の王”たる吸血鬼の領主を呼び止めた。]

(1) 2012/05/02(Wed) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

[一つ大きく息を吸い、声に震えの出ないよう、ひとつひとつしっかりと発音する。]

 いかにも。
 私は、貴公のような存在を求めてここに来ました。

[痛んだ身体の許す限りの威厳を以って、両足を踏みしめて立つ。]

(10) 2012/05/02(Wed) 00時半頃

【人】 学者 レオナルド

[吸血鬼の、それも吸血鬼の王《ヴァンパイア・ロード》とも言うべき存在を、真正面から見据えるのはかなりの勇気が必要だった。
だが、ここで恐怖に屈するくらいなら、最初から死に抗いなどしない。]

(11) 2012/05/02(Wed) 00時半頃

[眷属の苦悩を甘露と味わって、低い笑いを漏らす。
どれだけ抗っても、いずれ渇きに流される時は来る。

その時の葛藤と罪悪感にうちひしがれるさまは
また格別な味わいだろうと、ほくそ笑んだ。

いずれにしても、近いうちに血の味を覚えさせる必要はある。
あの男を、永遠に下僕に留め置くためにも。]


学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 00時半頃


【人】 学者 レオナルド

 あなたの血を、いただきたい。

[錬金術師の、笑んだような顔はあくまで穏やか、
だが、双眸は渇望する者の暗い熱を底に宿して光る。]

(16) 2012/05/02(Wed) 01時頃

……。

[どこからか聞こえる、低い笑み。
 耳に纏いつく其れは嘲笑と揶揄を含んで、
 ざらりと男の内側を舐め上げる]


……うる、せえよ。

[ぼんやりと血の抜けた思考の侭、囁きを返す。
 酷く唇が乾く感覚には、経験があった]

(――脱水症状だな、コレ)

[補給の少ない荒地での戦い。
 ぎりぎり足りぬ水を回し飲みした、あの時と似ている]


[もう己がヒトでないことは知っている。
 ……かつての同胞を殺めて、
 それでも、ぎりぎりの正気を保っているのは

 人を殺して、魔物を殺して。
 そうやって今までも生きてきたからかもしれない。

 殺すことを生業にして生きてきた。
 殺せと、そう命じられて。
 今も同じだ、と投げ遣りに思う。

 だから己は共に旅をしてきた仲間も、
 何の害さえもない魔物も、

 ……クレアさえも――殺せる]


(いやだ)
        (なぜ、俺が)

(エリアスが何をした? なぜこの手に、)



       

                  (たす、けて )


[――悲鳴に蓋をする。
 だいじょうぶだと、いいきかせる。

 まだたべていないから。
 その水をあじわってはいないから。
 いつもどおり。


 ――まだ、そちらにはゆかなくていい。]


【人】 学者 レオナルド

 私は、生命の根源に至りたい。
 生命の仕組みを、成り立ちを解き明かしたい。
 ――だが、私には時間がないのです!

[知らず胸の前で手を握り締めていた――賦活剤を満たした試験管を掴んだまま。]

(21) 2012/05/02(Wed) 01時頃

【人】 学者 レオナルド

[ジェフリーとムパムピスの反応はほぼ予想していた通りだった。>>19>>20
彼らが動き出したのを横目で確かめ、自らも予定通りの行動に移る。]

 あなたの前に跪いて希う、
 そんな存在を望むのか、あなたは……!!

[もつれそうな足で、目算をつけていた場所に向かって走る。

分かりやすく床に突き立ったエストックと、目立たぬ位置に転がったレイピア。
そのうちのレイピアを、床を転がるように取って、拾い上げた。]

(29) 2012/05/02(Wed) 01時半頃


――?

[誰かに呼ばれた様な気がして、ぴくりと目線を上げた。]


……アンタか…?
何か…、…


【人】 学者 レオナルド

[レイピアを選んだのは単に、武器に習熟していない自分が使うを考え、両手持ちとなるエストックよりはまだいくらか扱えそうだという判断に過ぎない。]

 それでは意味がないのですよ……!
 弱い血では、
 
[ぎり、と奥歯を噛み締める。]

(31) 2012/05/02(Wed) 02時頃

 なに。ちょっとな。
 上手くやったら褒美をやると言っていただろう?

 その褒美を準備中だ。


[楽しみに待っていろといわんばかりの口調。]


【人】 学者 レオナルド

[だが、残された時間は僅かしかない。
自分に選択肢はあるだろうか?]

 ――殺せたら、必ずあなたに会いに参りますよ。

[レイピアを下げ、吸血鬼に向かい、不恰好に礼を取った。**] 

(33) 2012/05/02(Wed) 02時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 02時頃




……。

[思い切り眉を寄せ、声の流れて来る方向を睨む。

 この男の『褒美』など、
 最初から嫌な予感しかない。]


[睨みつけてくる視線までうすうすと感じて、
押さえきれない笑い声を漏らす。]

 心配すんな。
 おまえもきっと気に入る。

 泣くほど感謝してくれてもいいぜ?



  ……っかし、いてーな。


[うっかりと零れた声には、気付いていない**]



……っ、…。
………誰が泣くか。

[言い返しながらも、声音は僅かに揺らぐ。
 不審と、不安。
 ――同時に、揶揄うような遣り取りが快くて]




……? 
怪我でも、したのか…?

[零れた声に、瞬く。
 ……暫くの無言と、
 どうして良いかと迷うような気配。]

………何処にいる?
俺、行こうか?

[自分が何を言っているか困惑するように
 唇を引きしめる。
 
 ――行ってどうすればいいのかとも、
 わからなかったが]


【人】 学者 レオナルド

[ヘクターが「上」>>25と言うからには、相手をせねばならない吸血鬼は上の階にいるのだろう。
吸血鬼の後から階段に向かって一歩足を踏み出し、]


 ……っ ぐ ば ッ……!

[身体を二つ折りにして、口中から溢れ出した血を床にぶちまけた。
前のめりに倒れそうになるが、細剣を支えに何とか踏み止まる。
石の床に、血の塊が点々と飛び散った。]

(47) 2012/05/02(Wed) 09時頃

 
[深紅の波動が覚醒を促す。]
 


【人】 学者 レオナルド

[痛みがなくても、息の出来ない苦しさがなくなる訳ではない。
一頻り酷く咳き込んだあと、血で汚れた口元を手の甲で拭った。

おそらく、再度の加速もこれ以上の回復も、身体のほうがもつまい、と奇妙なほど冷静な心持ちで判断した。]

(48) 2012/05/02(Wed) 09時頃

【人】 学者 レオナルド

[背筋を伸ばし、おもむろに歩き出す。
何事もなかったかのように振舞うのは、僅かに残った矜持ゆえに。
振り向かず、穏やかな声で修道士たちに話しかけた。*]

 可能なら、あなたがただけでも脱出下さい。
 今、無理に戦わねばならない必要はない。 

(50) 2012/05/02(Wed) 09時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 09時半頃


 あ…?

[呼びかけられ()て、疑念がそのまま声に出た。
ややあって、自分がうっかりと零したこと()に気付く。]

 ……ばかやろう。
 おまえに心配されるほど、落ちちゃいねぇよ。

[投げ返す口調は、普段よりもなおぶっきらぼうなもの。]



 それより、自分の心配でもしてろ。
 怪我しただろ。血の臭いがするぞ。

[自分もまた血にまみれているにもかかわらず、
優秀な猟犬のように、眷属の血を嗅ぎ分けて指摘する。]

 ―――今のおまえじゃ、ほっといても治らねぇぜ。
 ちゃんと喰いな。今、餌を連れていってやるから。

 死にかけの獲物だ。一人でもちゃんと喰えるだろう?

[機嫌良く喉を鳴らす猫のような声音。
獲物を、いたぶるような。]


 
 (姫は── 何処におられる──)
 


 まだ寝ぼけているのか。

 目を覚ませ。ヒュー・ガルデン

[名を呼び、覚醒を促す。]


 おまえを担いでいると、重いんだよ。

[大した負担にも感じていないくせに、
文句を言って、笑った。]


[「目を覚ませ」と、軽佻な口調の命令にも血は沸き立つ。
 
 血の盟約、永遠の君主の「声」。

 世界は裏返り、逆しまになったことを知る。]


 おまえが望むのは、なんだ?

["声"を通じて為された問いは、
もっと魂の深い場所を突くもの。]


 
我が望みは、クラリッサ姫を現世に甦らせ、平穏で幸せな日々に戻っていただくことに他ならず。
 


[目の前に立つヘクターが口にした言葉とは同時に別の「声」が響く。

 それが空気ではなく闇を介して伝わるものであり、それに呼応した自らの「声」もまた、意識そのものの伝播だったと気づいてわずかに動揺した。]


 (意識に直接、語りかけてくるのなら、心を読むのも容易いか…)


[逃れられぬ定めがもうひとつ増えたことを知る。

 まだ闇の領域が「兄弟」ともつながっていることは把握していない。
 そもそも、ドナルドが闇に堕ちたことも知らなかった。
 向うから声をかけられるか、そうと教えられるまで、このまま意識を読まれ続けることになるだろう。]


【人】 学者 レオナルド

[騎士の目覚めを目の当たりにし、驚きに軽く目を見開いたが、当たり前のように吸血鬼に臣下の礼を取るのを見て、胸に暗い感情が湧き上がる。
ひび割れたレンズの奥、細められた眸が嫉妬に似たいろを湛えて強く輝く。]

(59) 2012/05/02(Wed) 11時半頃

【人】 学者 レオナルド

[と同時に、今の動きから冷徹に身体能力を測ることもしていた。
元々手練れの戦士ではあったが、先ほど大広間で戦った時よりも遥かに速く、そして力強い。

ヘクターに比べればまだ、人の目で追えるだけましなのだろうが……階上で待つ“子”も、同程度の能力を持っていると考えたほうが良い、と苦い事実を噛み締める。]

(60) 2012/05/02(Wed) 11時半頃

[騎士が口にした望みには薄い笑みを浮かべたが
内心を露わにすることはせず]

 ならば、連中を殺し尽くせ。
 奴らの血を捧げてやれ。

 ―――おまえとあれは、いまや"血の兄弟"だからな。
 これからもしっかり姉につくせよ。

[方法を示唆して、けしかけるに留め置いた。]


ですが、

姫を姉などは畏れ多い…
おれは一介の騎士のままで充分に──


 そうか?

 ああ、そうだな。
 姉弟では添い遂げられんからなぁ。

[尊重する気もない人間の習俗を口にして、
騎士の忠道を笑い飛ばす。]


 まあ好きにするがいいさ。

 あれが何を望むかは、聞いてみないことにはな。


 ……ぁ、


[小さく意識が洩れたのは、ヘクターのからかうような言葉そのものにではなく。
 とっさに「並び立つのは畏れ多い」という考えが先にたってしまったが、ヘクターの言葉を反芻すれば、わずかに不安が根ざす。]

 (姫が「娘」だというのは──)

[妾腹にせよ実際の、と思っていた。
 だが、「血の兄弟」という言葉には──]


[ヒューにはまだ自分が「吸血鬼」だという自覚はない。
 ただ、ヘクターと「契約」したことにより、人ならざる力を得たことは承知していた。]


 ( 姫…は、 )

[何かが胸にひっかかる。

 去ってゆくヘクターに問うこともできたろう。
 だが、逡巡した。]


【人】 学者 レオナルド

[吸血鬼の王の言葉に答えることも口を挟むこともなく、階段まで一歩ずつ床を踏みしめて歩く。
今や吸血鬼の眷属となった騎士の傍らを、燠の如く静かに燃え立つ一瞥をくれて通り過ぎる。
ムパムピスとジェフリーの顔を見ることは敢えてしなかった。]

(67) 2012/05/02(Wed) 13時頃

【人】 学者 レオナルド

 ――その男は。
 竜牙兵を呼び出すことができます。
 ……気をつけて。

[そうふたりに告げると、ゆっくりと階段を上り始めた。*]

(68) 2012/05/02(Wed) 13時半頃



……心配なんざしてねえよ。
するような状態だったら、俺が何しても無駄だ。

[いつもよりぶっきらぼうになったその口調に
 ふ、と息を吐く。
 
 恐らくは彼のプライドを傷つけたのだろう。
 余計な事をした、という後悔に唇を噛んだ。
 
 気まずさを誤魔化すように、口早に囁く]

……アンタが斃って、俺が困るとでも思うのか?


──。
[右腕の怪我を言い当てられ、眉を顰めた。
 男の能力では『我が子』の全てが筒抜けなのだろう。
 だが己には、この距離では男の怪我はわからない。

 …それが寂しいような気がして黙り込み、
 次の言葉に、息を呑む]


──ふざけんじゃねえっ!
余計な世話だ…っ!


[──死に掛けの獲物。

 階下からの人声の詳細はわからない。
 ただ、恐らく己の知らぬ戦闘があり
 怪我人が出たのだ、という事を理解する。]
 


………
アンタが殺せってのなら、殺す。
それで充分だろう…!?


[悲痛を含んだ掠れた囁き。
 ──飲むつもりはない。
 誰かを自分と同じモノにするつもりもない。
 
 わかって欲しいと訴えるような。
 
 無駄だとは思いながら叩きつけ、
 苛立たしげに袖のカフスに手をかけた]


 オレがいなくなったら?

[どこか慌てたような口調の問いに、片眉を上げる]

 そりゃ、困るだろうさ。
 まだなンも知らないおまえが、ひとりで取り残されて、
 どうにかなるとでも思ってんのか?

[当たり前だとばかりに切って捨てる。]


[ゆっくりと息を吸い、戦いに向かう神経を研ぎ澄まさせた。

 刹那。
 闇が揺蕩う気配を、ふと感じる。]
 
(──誰だ…?)

[見覚えのない気配。
 獰猛な巨躯を横たえる獣に似た、あの男とは違う。

 火球の様な熱さと、鋼の硬さ。
 昏く燃える熾火に鍛えられた、鎧]

……。おい。

[声を掛けようか逡巡したあと、短く呼びかける*]


[獲物をくれてやると言ったのに、激しい口調で拒絶された。
そのこと自体に、喉の奥で笑う。

嘲笑うように。
可愛いものをみたとでもいうように。]

 そうは言うがな、おまえ。
  ――― そのままだと、死ぬぞ?

 飢えに狂ってのたうち回って
 自分の身体を引き裂けるだけ引き裂いたあげく
 野垂れ死ぬぞ?

[実際に吸血を拒み、静かに衰弱して死んだ眷属も知っている。
しかし、そこまで親切に教える気はなかった。]


 衝動を殺すな。
 身体の欲求に応えてやれ。

 ――― 喰らえ。奪え。飲み干せ。


  …わかったな?


[手放すつもりはない。
死なせるつもりもない。
それは命令であり、宣言でもあった。]



持ち主が死んで、玩具が困るのか?

[なにかを嘲る様に、喉をならし]

ただ壊れるだけだ。
わかってんだろ?

[玩具が壊れても持ち主は困らない。
 またつくれば良いだけだから。
 
 持ち主がいなくなっても、玩具は困らない。
 打ち捨てられて壊れるだけ。
 ──クレアのように]


…ッ、……。

[自分を抱くように腕を回し、歯噛みする。
 ──異端狩りとして、
 飢えた吸血鬼を見た事がないわけではない。

 男が口にしたような、青黒く干乾び
 灰にすらならずに消えた魔物の末路も。
 
 本能的な恐怖に喉が震え、
 引き攣る様に息を呑み込む音が響いた]

……俺はもう、死んでるようなモンだろうが…ッ

[其れでも震えを押し殺し、声を絞り出して]


…ぁ、……

[何かを反駁しようと口を開きかけ。
 男の声音に、それが千切られる。]
 
……。っ………。

[肯うこともしない。
 否むこともしない。

 じくじくとした痛みに耐え、
 ただ黙って唇を噛み締める。

 それだけが今の唯一の抵抗だった*]


 死んでるようなモン、か。

[平坦な声で呟き、思案の間を挟む。]


 ―――だが、生きているだろうに。


[嘲笑。]


 玩具なら玩具らしく、
 最後まであがいて、オレを楽しませろよ。
 オレは死んでも消えねぇ。
 見ていてやるから。

[仮定を口にして、
その仮定がナンセンスだとばかりに鼻を鳴らす。]

 おまえより先に死ぬなんてことはねぇか。
 当分、死ぬ予定もねぇしな。


 しかしまぁ。
 人間っつーのは、面倒な生き物だよな。

[誰に聞かせるでもなく、言葉を零す。

既に人間とは違う生き物になったというのに、
人間を殺すことを拒み、殺してしまったと嘆く。
全く、面倒な生き物だと思う。

その苦悩を眺める楽しみもまた、
眷属を増やす理由のひとつではあったが。]


 呪われた? 忌まわしき?

 ハッ。
 だれに呪われたっていうんだ。

[背中に聞こえてきた修道士の言葉を笑い飛ばす。]

 兎が狼を恐れるのと変わりゃしねぇ。
 妙な理屈こねまわさねぇで、素直に怖いって言えばいい。
 そっちのほうがまだ可愛げがあるってもんだ。


  ―――ま、人間共には理解できないんだから、
  しゃーねぇか。


[呟きに滲むのは、超越者の自負。]


 ――――……。

[あいつが生き残って帰ってきたら、
もう一度血をやってもいい。
まともな闇の狩人に仕立てるために。

そんなことを、ふと思った。]


【人】 学者 レオナルド

[修道士の糾弾>>69に答える言葉はなかった。
まるで耳に入っていないかのように、省みることなく階段を上っていく。]

(75) 2012/05/02(Wed) 18時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 20時頃


[対峙するその間隙に、闇の領域から、手探りするような揺らぎが伝わる。
 それは、言葉を伴って触れてきた。
 主とは明らかに違う声。]


  ── 何奴っ !!

[閨に踏み込まれたかのごとく驚き、その衝撃を叩き返す。]


【人】 学者 レオナルド

―大階段―
[吸血鬼の後ろから大分遅れて宴会場に足を踏み入れた。
二度目に訪れたそこは、アヴァロン伯が姿を現した時とは異なり、調度は倒れて散らばり、床にも焼け焦げた跡が残るという酷い有様だった。

立っていたのはドナルドだけだった。
彼は愛用のクロスボウを所持しておらず、怪我をしたのか、血染めの布を腕に巻いていた。
そして何より、]

(88) 2012/05/02(Wed) 21時頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 21時半頃




[響く嘲笑に目を伏せる。
 そうだ。生きている。それがヒトならぬ生であっても。
 
 ――だから、こんなにも苦しい]


……思い通りになる玩具なんて、
つまんねえだろ…?

[そう、小さく肩を竦める。

 見ていてやるという言葉に
 よわよわしく笑んだ。

 ――クレアを見ていたようにか? と
 そう口にのぼせかけ、止めた]


【人】 学者 レオナルド

[その身に纏う気配が。
ヘクターの言葉を聞くまでもなく、彼がヘクターの“子”であり、設定された自分の対戦相手なのだ。

去りゆく吸血鬼の王を目で追うようなことはしなかった。
黙して距離を保ったまま、ドナルドを凝視する。
瞳にあるのは、怒りや憎しみといった敵意や、絶望でもなく、羨望や嫉妬に似た闇(くら)いいろ。
それが、笑んだような穏やかな面に、静かに音もなく燃えてある。]

(95) 2012/05/02(Wed) 21時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 22時頃


【人】 学者 レオナルド

 そうですね。

[薄く笑った。
左手に握った細剣の切っ先をドナルドに向け、それを盾にするように身体を斜めに傾ける。
試験管を握った右手は隠したままだ。]

 でも少し違います。
 ……ドナルドさん、私はあなたが羨ましい。
 あなたに与えられたぶんの血があれば、きっともっと有効に使えるでしょうに……!

[ひびの入ったレンズがギラリと光る。] 

(102) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[能力差は歴然とある。
唯一のアドバンテージは、自分は彼の戦い方と武器を知っているが、彼はこちらの隠し玉を知らない、ということだ。]

(104) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

 それでは、ドナルドさん。
 しばらくお付き合い願います。そんなに時間は取らせませんよ。

[そう言うと、試験管の賦活剤を一息に飲み干した。]

(105) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[間髪入れず、レイピアに気を取られたらしきドナルドに試験管を投げつける。
無論、これは牽制に過ぎない。
賦活剤が全身を活性化させるのを感じながら、素早く右手をポーチに突っ込む。]

(108) 2012/05/02(Wed) 22時頃

【人】 学者 レオナルド

[酸の壜を掴み取り、銀のレイピアを盾に距離を詰める。
それは一級の戦士と変わらぬ速度、
今飲み干した賦活剤が与えた能力上昇の効果。]

(113) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

【人】 学者 レオナルド

[飲み残しの賦活剤が、幸運にも思わぬ副次効果を上げたのを見て取る。
が、それを喜ぶほどの余裕はない。
予測していた通りのギリギリ対処できるかできないかの素早さで、ドナルドが迫る。
鞭のように撓る鋼糸が、細剣に巻き付いて絡んだ。

が、それもまた狙いの一つに過ぎない。
酸の壜を、右手で腕を狙って投げつける。]

(121) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

レオナルドは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃



うわっ
な、…何奴、って…なんだこいつ

[叩き付けるような衝撃に驚いて仰け反る。
 ――目の前の大階段を上がる姿を目に留め、
 早口に囁いた]

悪い、取り込みの用が出来た。

アンタが誰かは知らねーが
アイツの眷属か何かなんだろ?

……またな。

[柔らかく笑うような気配を届け、声を切る。

 それが騎士ヒュー・ガルデンである事には
 いまだ気づいていない*]


【人】 学者 レオナルド

[レイピアを構えたのは、攻撃しようとしてではなく、銀製のそれを盾とするためと、相手にそれで攻撃すると思わせておとりとするため。

相手が戦士で、自分の攻撃手段を知らぬのを前提とした策だった。]

(125) 2012/05/02(Wed) 22時半頃

レオナルドは、ドナルドに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃


レオナルドは、ジェフに話の続きを促した。

2012/05/02(Wed) 22時半頃


 
 (どうかあれも姫のために──)
 


 
  (……、こんな心の声まで、筒抜けなのだろうか…)


  ( 主のみならず、さきほど、耳もとを掠めて消えた正体不明の気配にまでもとなると、問題だ。)


  ( あれはいったい誰だ? 予想外に柔らかな感触だったが──)


  ( いかん、筒抜けなんだぞ。)


[しばしは目の前の闘いに集中することにした。]


[くつろぎながら、触れてくる眷属たちの気配と声にも耳を傾ける。
"子供ら"同士のやりとりには、微笑さえ誘われた。

思い悩むさまの騎士には声を掛けてやろうかとも思ったが、
いまは止めておく。
それよりも、戦いの行方を追う方が面白い。]


【人】 学者 レオナルド

[こうなれば、鋼糸を使う彼は剣を取り上げようと、剣に絡めた糸を手繰り寄せるであろうことも予想していた。

――ここまでは、全てが事前の計画どおり、想定内。
むしろここからが、本番。

腕を払われた瞬間、右腕に恐ろしいほどの衝撃が来た。
そのダメージを逃がすため、自分から細剣を手放し、後ろへ飛んだ。]

(136) 2012/05/02(Wed) 23時頃

[二階での戦いは、おおよそ互角。
か弱いと見えた錬金術師の身体能力と、
多彩な薬品を使った攻撃に、感心した声をだす。]

 ハッ。なかなかやる。
 問題は、それがどこまで続くか、だが。

[持ち運べる薬品の数など、たかが知れているだろう、と
冷ややかに観察する。
身体能力の上昇も薬の効果のようだし、
切れるまでにどこまでやれるかが、見物だと唇を歪める。]


【人】 学者 レオナルド

[右腕の袖とともに皮膚が裂けていたが、腱は傷ついていないようだ。
ドナルドが酸のダメージで動きが鈍ることを祈りつつ、左手指に最後の火炎弾を挟む。]

(137) 2012/05/02(Wed) 23時頃

[対して、一階の戦いは、眷属の不利に進んでいるようだった。]

 しっかりやれよ、おら。

[発破を掛けるが、騎士の実力では厳しいだろうことは
最初から承知していた。
神聖魔法の使い手と、手練れの剣士の組み合わせは、
自分ですら、時に手を焼く。

どうするか。
思案の顔で、しばし湯船に沈んだ。]


【人】 学者 レオナルド

[床に飛び散った酸が白煙を上げるのを前に、錬金術師は薄く笑む。
乾いた血のこびり付いた口元が、まるで不釣合いな穏やかな微笑。]

 若くて健康なあなたには分からないかも知れませんね。
 自分がもうじき確実に死ぬと分かって生きねばならない人間の気持ちは。

(142) 2012/05/02(Wed) 23時頃

【人】 学者 レオナルド

[前触れもなくいきなり石床を蹴って、前進する。
死角の左側を狙うと見せて、直前で右へ飛び、

火打ちの指輪を打ち鳴らし、
点火した火炎弾を手に彼のふところに飛び込んだ。]

(146) 2012/05/02(Wed) 23時半頃

【人】 学者 レオナルド

[火炎弾を彼の足元で爆発させるために、
可能な限り彼の身体近く、前傾してすり抜けようとする、
が。]

 !!!

[予想よりも速く反応したドナルドの右手が握った火炎弾に伸びる。]

(150) 2012/05/02(Wed) 23時半頃

 
   我が君──
 


[騎士の戦きが伝わってきて、薄く、唇を引いた。]

 どうした?


[伝わってくる声に、微かな笑みの気配を乗せて応える。]


 
 いささか手に余るやも。
 


【人】 学者 レオナルド

[手首が万力のような力で捻り上げられる。
骨が軋む感覚を覚えるが、痛みを感じない以上、苦痛で放棄させることはできない。]

 ……離すと思うんですか?

[ドナルドを振り返り、苦く笑う。]

 だが、これで終わりのよ 

(155) 2012/05/03(Thu) 00時頃

 そうか?

 だらしがねぇなぁ。

[笑う声に、非難の色はない]


【人】 学者 レオナルド

[レオナルドの身体から急速に力が抜け、ドナルドに持たれかかるように倒れる。
力を失った指先から、火炎弾が零れた。]

(156) 2012/05/03(Thu) 00時頃

 ―――ま、ゆっくりしたからな。

 運動したい気分にもなってきた。


【人】 学者 レオナルド

[薄く笑んだ唇から鮮血が溢れて、錬金術師の胸元を染める。

賦活剤の効果時間が切れた今、
衰え切った彼の身体はその負担に耐え切れなかった。]

(158) 2012/05/03(Thu) 00時頃

【人】 学者 レオナルド

 あ なた の 血 を

[最期の言葉は声にならなかった。]

(163) 2012/05/03(Thu) 00時頃

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