人狼議事


62 あの、夏の日

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・廊下 ―

 もっとピカピカ、もっとおおきな……。
 わぁお、とても、カッコイイ!

[相変わらずさっぱり内容が分からないのだが、なんとなくカッコイイものであることを想像しつつ、目を輝かせている。
おおきい声を出していたことにはっと気づき、人差し指を唇の前へ。メアリーに悪戯っぽく笑いかけて。]

 んー、そうだネェ……だれも、いない。
 
 ボク、もうすこし歩くネ。
 メアリー、先にスイカ、行っていて?

[ナツはアツいから、と呟きながら、ぱたぱたと扇ぐ仕草。]

(7) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 00時半頃


[男が見つめる太陽は、徐々に傾くにしては余りにも、緩慢]

なあ、メアリー。

[不意に呼びかける男の声は、どこか懐かしげで]

今、俺達が見ている風景は…



――昔の、夢…なのかな。

[どこか、苦しげで]


[ヤニクに背を向け、歩き出した廊下の先を見つめる。
影と光のコントラストにぐにゃりと歪んだ視界。首を振ってそれを掃った、けれど。]

………。

[聞こえたディーンの声。
淡い感情の乗ったその声音は苦く]


――……夢、なんでしょうね。

[目を背けていた事実。
乾いた髪が再びはらはらと舞い]


【人】 さすらい人 ヤニク

 アリガトウ、アリガトウ、メアリー。
 よろしくオネガイします!

[右手をびしっと上げて、ひとつ、敬礼のあと。下ろしている左腕を叩く彼女に、少し真顔で首を傾げて―――]

 スイカ売り切れ、カナシイよ!
 すぐに行く、ネ!

[けれど真顔は一瞬。またにかっと笑顔になって、談話室に向かう小柄な背中を見送った。]

(11) 2011/08/28(Sun) 00時半頃

やっぱり…メアリーもそう、思うか。

[返ってきた言葉に、ほんの少し自嘲する様な声が混ざる]

夢を…見たんだ。

俺達が大人になってて、店らしい所で酒を飲んでて。
皆で「久し振り」「懐かしいな」なんて言いながら笑ってて――

[眠っていた時の記憶がフラッシュバックする。
真面目な少年が知らないはずの酒の味を知っているのは、どう考えても可笑しかった]


でもあれは、夢じゃなくて。

[あちらが現実だったんだ。
ぽつり、言葉がこぼれる]

大学に行って、勉強して。
良い会社に就職しようと頑張って。

社会人になったらなったで。
毎日が同じ様で、気が付けば一日が終わる。



そんな事を何年も積み上げた先に、俺達はもう居るんだ――



[呟く男は、まだ太陽から目を逸らせずに]


はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱりとの声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・自室 ―

[男子部屋がある一角の片隅、自室に入り、真っ先に向かったのは机。ブックスタンドからノートを出し、ペンを取った。
電子辞書を引きながら、ノートに細かく文字を記していく。]

 ナツは……アツい。「夏は暑い」。
 ゴー。……「郷」。
 おれのよめ……「嫁」……femme? オオ!

[自分の馬鹿!と言わんばかりに額をばちん、と叩いていた。
新しく知った言葉をすべてノートに記し終わった後、すこし考えた末に、辞書を引いて。]

 無理……ムリ。ムリをする……。

[じいっとその単語を眺めたあと。
自分のほっぺたを摘まみ、にいっと強く持ち上げた。―――痛い。]

(20) 2011/08/28(Sun) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― →談話室 ―

[ぱたんと辞書を閉じて立ち上がり、ノートをしまった。
寮生の9割が趣味が悪いという評価を下すだろう小豆色のTシャツの上、お気に入りの真っ赤なパーカーを羽織り、自室を出る。]

 ハナビ♪ スイカ♪ ハナビ♪

[調子っぱずれの鼻歌を歌いながら廊下を歩いて、談話室の扉を元気よく開いた]

 ヘクター、待たせました、ダヨー!
 ハナビ! ハナビだヨ!

[満面の笑顔で、きらきらきらーと目を輝かせている。]

(22) 2011/08/28(Sun) 01時頃

――……感覚だってちゃんとあるのに。
ディーン先輩に、手が届くのに。

……これが、夢……

[肩を掴む手に、余計に力が入った。]


[メアリーのもう一つの声は、ほんの少し悔しさに似た感情を含んでいる様に思えて。
その声に、その表情に、胸を締め付けられる思いがした]

…戻りたかった。少なくとも、俺は。

10年前…いや「今」か。
あれから暫くして、皆バラバラになって…

何処か、胸の何処かに穴が開いた…とでも言うのかな。

[少年の姿の男はノートを右手に持ち替え。
少女の姿の女の元へと、寮の窓際に寄って]


[メアリーが体勢を崩した瞬間に、男は咄嗟に対応する事が出来ず。
自分の両肩で、彼女の細い腕を支えた]

ああ、こんなに痛いのにな。

これが夢なんて――思いたく、無いな。

[男には似つかわしくないと思われる、現実逃避を口にし。
両肩に食い込んでいく爪の痛みに、微笑んで]

[唇を噛む彼女の頭を、左手でそっと撫でた]


【人】 さすらい人 ヤニク

 マリア、マリア、ハナビだヨ!
 きらきら、ぴかぴか!

[耳に入ったマリアの呟きに、はしゃぎながら楽しそうな笑顔を向ける。
立ち上がったヘクターと並べば、高身長同士かなりの存在感。寮内では割と並んではいけない組み合わせかもしれない。]

 お母さんは、リョーボさん……?

 だいじょうぶ、マイゴ、もうならないヨ!

[ぐっと、心配ないよ!と言わんばかりに親指立てた。
まさか「お母さん」がディーンを指しているとは夢にも思わないまま、ヘクターと一緒に談話室を出る。]

(30) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[袋を持っているベネットたち一団をみれば、手を上げ返しつつ。なにやら首を傾げる]

 …… お取りましたの、時間?

[不思議そうにヘクターを見た。
一応「お取り込み中?」という質問であるらしいが、伝わるかどうか。]

(31) 2011/08/28(Sun) 01時半頃

ヤニクは、ヨーランダには「センコー!」と手を振った。恐らく意味は分かっていない。

2011/08/28(Sun) 01時半頃


私も、同じです。
寮で過ごした生活が本当に楽しくて。
学年に関係なく、お菓子食べたりお話ししたり
一日中笑い合えて、日が落ちて……

幸せ、だったから。

[落ち着いたディーンの声
こみ上げるものを抑えつつ返す。
こちらに駆けてくる少年と、視線が合って。]


[目の前でどこか幼さを感じる少年が微笑む。
体重を支えるだけで精一杯の少女は、少し目を見開いて]


ずっと……
ずっと、このままでいたいです。

[優しく撫でられる感触が心地良い。
傾き始めた陽が瞳に差し込んで、泣きたくなった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 えええええええええっ!?
 ボク、ディーンの、こども!?

[本日三度目のお約束・ショッキングポーズ!をして。ヘクターに苦笑いを向けた。]

 ボク、ディーンよりも、上のトシ! 本当はおにいさんヨ?
 
[どうせ誰も信じようとしないだろうが。
靴を履いて、にこにこ。にこにこ。笑いながらコンビニへの道を歩く。
背の高い異国人と背の高い少年の2人組。勿論通行人の視線が集まっている。]

 ふぅん? スイカ割り……、は何?
 ベネットもする、たのしいこと?

[反応する声は、なぜか少しテンションが低い。
けれど道の向こうにベネットたちを見かければ、笑顔で腕を上げた。]

(41) 2011/08/28(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 うー……、おとりました、おとり、トリ……。
 ううん。ゴメンネ、何もないヨ!

[ヘクターに確認したのは、3人の空気が何だかひどく重い空気に見えたから。
けれどヘクターは特段何かを感じたわけではなさそうで(半分以上は自分の言葉に問題がある)、まあいっか、と3人に笑顔を向けた。]

 ベネットー、センコー、中にいる!?
 ヒャダルコのセンコー!

[ヨーランダから習った>>39、覚えたての悪い言葉を口にしながら白い袋の中を覗こうとする。]

(44) 2011/08/28(Sun) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ええええええええ!?!

 ボク、ガリガリさんがよかったヨ……!
 ガリガーリさーん!

[ショッキングのポーズ、4回目!!!
それでも受け取ったチューペットを手放しはしない。お礼を言って、とけないうちに、と苦戦しながら栓をちぎった。
落ち着いてちゅー、と吸いながら、ふと合点する]

 テツ、買ったくれた? なつはアツイけど、そと出て。
 だから、カツアゲ……!

[談話室での誤解>>1:29はようやく解けて。
あわててズボンのポケットから財布を出した]

 ボクもお金、渡すヨ。手ください?

(46) 2011/08/28(Sun) 02時頃

そう、か…

[きっと「今」の頃を思い出しているのだろう。
幸せだった。と過去形で言うメアリーから手を離す。
だが、視線は合わさったまま]

――――そうだな。
今は、このままで――

[本来の少年なら、現実を見ろ、と叱咤しているだろう。
だが、少年は男になって、ひとつだけ変わった]

[それは、過去に戻りたい心を持った事]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ヘクターの説明>>45に目を輝かせた]

 おおおおううううう、ジャパニーズニンジャ!?
 シュウレン! タンレン!
 キビシイ道! ハラショー!
 
[微妙なテンションの低さはどこへやら、なんか色々混ぜながらわあわあと声を上げてはしゃいでいる。
しかしその動きはテツの言葉>>47にぴたっと止まり] 

 ウソ……?

[戸惑ったようにテツを見るのだが。]

(54) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

…相変わらず、誤魔化しは下手なんだな。

[メアリーの最後の言葉には、微かな声で苦笑を]


【人】 さすらい人 ヤニク

 ―――――……っ、ブシドー!!!

 セップク! シンガン! ナマクラカタナ!
 みんなでみんなで、サムライヒーロー!?

[セップクがあああ!と、大げさに腹を抱えて苦しそうなポーズ。
楽しそうにしていたのだが、ふとはっとした顔となる。]

 そしたらボク、スイカ割りマスター、なれないヨ……!
「またつまれぬものを斬って……」フッ!
 の前、ボク、斬られる、ヨ……!?

[どうしようどうしよう、と、道端であたふたしている。]

(59) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

[視線を合わせたまま、ゆっくりと頷く。
まだ誰も知らない。この夢の正体に。

だから気づいてしまった彼と、そして自分と。秘密にして飲み込んでしまえばいい。

いつか終わりが来る、それが怖いけれど
一人ではないから。]

ディーン先輩と一緒で、よかったです。

[まだ少し胸は痛むけれど、それもずっと軽くなった。]


……それは言っちゃだめです!

[苦笑されれば恥ずかしげに視線を逸らした**]


【人】 さすらい人 ヤニク

[混乱し始めるよりもちょっと前。
テツからディーンがお金を支払ってくれたことを耳にすれば、ええっ、と声を上げながら目を丸くした]

 おおお……ディーンが。
 ボクちょっと、ブシノナサケね……。
 年下のお母さん、シカタないヨ。

[ちょっとしゅん、と肩を落とす。]

(64) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― そして今 ―

 ……っ、テツうううううう!!!

[切腹なしを言い渡したテツ>>60に、愛をこめて思いっきり抱きつこうとした。成功したらぎゅうぎゅうと、腕で首を絞める勢いで。]

 ブシノナサケ! ブシノナサケね!
 やさしいココロ。サムライタマシイ。

[そこにヘクターが追い打ち>>65をかける。]

 そして、カクゴ……!!
 ジャパニーズ、なんてうつくしい郷!!

[ハラショー! などと叫んでいる。落ち着いて談話室に戻るには、まだまだ時間がかかるのかもしれない**]

(66) 2011/08/28(Sun) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 02時半頃


[そうだ。今はそれで良い。
少しでも長く夢に浸っていたって、良いだろう?
現実に戻るのは、夢を堪能してからでも良いではないか――]

[きっとメアリーも、似た様な事を考えているんだろう。
だから今、こうして二人だけでこんな不思議な会話が出来るのだ。
そう男は結論付けて]

ああ。

俺も仲間が――お前が居てくれて、良かった。

[懐かしむ気持ちは、決して悪くはないのだ。
そうメアリーが肯定してくれている気がして]

[頷く彼女を見て、男は満足そうに笑った]


[談話室に向かう途中、共用の風呂場の前に差し掛かる前]

……ククッ……

[メアリーの恥ずかしがっていた様子を思い出して、悪いとは思っていても、つい笑ってしまった]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 道端にて ―

[テツに抱き着きながら、ユリシーズのドスの聞いた(という脳内補正もかかりつつ)声>>63に、ひいっと身体を反らす。ついでにちょっと首絞めたかも。]

 ハラキリハラキリ!
 ユリシーズ、ジョーク、話せない!
 テツ、ボクにブシノナサケをおおおおっっ!

[どうやら「ブシノナサケ」がマイブームらしい。
そこでテツから文句が出れば、あ、ごめん!と腕を離しつつ]

 ディーン、ママ、ではないヨ。
 んー……「おれのよめ」、ちがう。
 よめちがう、ふぅむ、「おれのだんな」?

[ドヤ顔でまた、誤解を招くガリガリ語を口にするのであった]

(76) 2011/08/28(Sun) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 夜:寮・食堂→ ―

 ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪

[鼻歌を歌いながら食卓に着いた。
今日の夕食の鯖の味噌煮を食べている間も、皆の顔を見渡しながら笑顔笑顔。実はみんなの好物が苦手だなんて、誰にも気付かれてはいけない、のだ。]

 ごちそうさまでしたっ! ハナビー!

[がんばって元気にご飯を食べ終えて、夕食の後、さて花火の為中庭に向かおうかという時。
きょろきょろ見回して。ディーンを見つけたなら歩み寄った]

 ディーン、ディーン。これ、アイスのおカネ。
 テツにボクのためのおカネも、差し上げたでしょう。

[差し出した小銭をディーンは受け取ってくれただろうか。]

(77) 2011/08/28(Sun) 10時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 11時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ディーンと言葉を交わした後、前を歩いているホリーの肩にがっしと回すため、腕を伸ばす。]

 ハナビ♪ スイカ割り♪ ハナビ♪

 楽しみだネ、ホリー!
 ボクも、キミも。寮でハナビはじめてヨ!
 さあ、行こう! ハラキリー!!

[彼女が戸惑いの表情を見せても、ともかくホリーを引っ張って、中庭に向けどたばたと走り出したのだった**]

(78) 2011/08/28(Sun) 11時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 11時頃


もう!
なに笑ってるんですか!

[笑い声はどこか幼く、怒って荒げる声も少女のように。]

…………ふふ。

[それがおかしくて、怒った後なのに笑いがこみ上げた。]


ここから見る星は、本当に綺麗だったな。
……どうして、夢なんだろう。

[これが現実であればいいのに。
そう星に願っても叶えてはくれない。
それでも願わずにはいられなかった**]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・食堂 ―

[手の上に返ってきた小銭を見て、次にディーンを見下ろして。きょとん、と首を傾げる]

 ……オゴリ?

[その言葉を少年は知らない。
半分返ってきた小銭の意味を真剣に考えて――思い当たったことがひとつ。けれどふと真顔になり、不思議そうにディーンを見た]

 ディーン、ボクにアイス。買ってくるほしい?
 でも君は確か、甘いものは……。

       (『僕』の記憶の中では、苦手だったはずじゃ……?)

[一瞬口から漏れたのは、流暢な発音の日本語で――――。]

(99) 2011/08/28(Sun) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ――――……アレ?

[けれど、それは一瞬。
ぽかんとした顔の後、ぶんぶんぶん、と首を横に振った]

 おお、ごめんディーン! なんでもナイ、ヨ!
 アイス、テツ、たくさん買った!
 レイゾウコの中あるヨ!

[にかっと、冷蔵庫を指差して。
引き留められなければ、空いた皿の乗ったトレーを返却しに、早足でその場を去ったのだった。
先程からユリシーズが向けている生温かい視線には、ちっとも気づきもしないまま。]

(100) 2011/08/28(Sun) 20時頃

ヤニクは、ディーンの頭に、去り際に肘をぶつけたかも。

2011/08/28(Sun) 20時頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 20時頃


[メアリーは既に外に居たのか。
星、と聞いて、食堂の窓から外を見る]

夢だから、尚更綺麗と言う事も…あるかもしれないぞ?

[だが、確かにこの頃に見ていた夜空は綺麗だったと思う]

…大人になると、大事だった筈のものを置き去りにしてしまう。

[現実である今では、星も月も――男は大して気にしなくなってしまっていた。
感動する事も、些細な事に興味を持つ事も、少なくなったと思う]

……そんな大人には、なりたくなかった筈なんだがな。

[現実は、無常。
それが大人になる、と言う事なのだろうか――]


【人】 さすらい人 ヤニク

― 寮・中庭 ―

[ホリーを引っ張る手は中庭で離し、ヘクターたちが準備した花火セットの方に近寄った。
バケツいっぱいの水とチャッカマンの横にある、カラフルな棒。ポップキャンディーを思わせるそれがたくさん入ったパッケージに書かれている絵を見て、ようやく何かに気づいた様子で]

 feu d’artifice……?

 ハナビはもしかして、fireworksのこと……!?

[日本語よりは多少できる英語で呟いた。
その呟きは誰かの耳に入っただろうか?]

(112) 2011/08/28(Sun) 21時頃

[皆が呟く「不思議な言葉」を、少年は食堂から退出しながら考える]

…皆、現実を少しずつ引き摺ってるな。

[それは、紛れもなく現実で交わした会話の一端]

暫くすれば、皆もメアリーや俺達の様に、此処が夢だと分かるんだろう。
だが…

[今が夢だと分かれば、中には現実に戻ろうとする。
もしくは現実と同じ様に振る舞おうとする者も出てくるだろう]

……できれば皆、気付かないでいてほしいのだがなあ。
せめて、今だけは…

[それは、男の勝手な願望]


[大人になって、暗黙のルールを知った。
少年の頃は知らなかった、黙認すべき事、排他すべき事。
それが社会での生き方と悟るのは、容易い事だった]

……

[無言で寮の廊下を歩く男は、少年の掌を見た]

[そうだ。この少年は不正が嫌いだった。
それは10年後も変わっていない。変わり様の無い事で]

[だが、社会人になって…無駄に聡い脳は、暗黙のルールを覚えた。
その淀みに、時々やり場のない怒りを覚える事もある。
だが、その界隈で生きる為には「しょうがない事」としてやり過ごさなければならなかった]

[ずっと、そしてこれからも]


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 21時半頃


――きっと

[両手をだらりと下ろし、立ち止まり。
懐かしい寮の廊下の天井を見上げ]

この歳の俺が、現実の俺を見たら…

「貴様なんぞ、俺では無い!!」

…って、激怒するな。

[少年の信じた正義は、清く美しく、どこまでも真っ直ぐなもの]


[現実の男には、それが眩しく、尊く思えた]


 
[故に]


[今はまだ、目醒める心算は――無い]
 


【人】 さすらい人 ヤニク

[ベネットの説明にうんうん、と縦に首を振る。
そして差し出された衣装にはぎょっと目を丸くして、つられて英語で話しだす]

 Oh, Yeah!?
 But, This uniform looks like...

[しかしそこではたり、英語を止めた。
衣装と棒、アイマスクを受け取りながら、うーんと考えて]

 えー……、オンナノコ、のようだヨ……?
 ぴかぴか、ピンク!

 けれど、ジャパニーズ・ニンジャ! そうなんだネ!

[一瞬迷ったが結局騙されたらしい。
その場で赤パーカーを脱ぎはじめた]

(126) 2011/08/28(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[着替えながら、ゆるく考える。
確かに英語は使えば、幾分かは楽だ。しかし楽な方に逃げていたら一生上達しないと、意図的に封印していたのだった]

 それに、大学時代は授業でひたすら……、
 ……ん?

[また、誰かの思考が混ざった。
不思議な状態に首を傾げながら、急いで服を着替える。女子が目を覆ったかもしれないが、取り敢えず急いで着替えてしまおうと。
そのとき。ヘクターの号令>>125と共に、花火が上がって]

 おおう!? 
 ハナビ!? ハナビ……!?

[焦って着替えようとして、頭にピンクの衣装を引っかけたままわたわた。]

(130) 2011/08/28(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[しばらくわたわたしたが、ようやくすっぽりと頭を出してヨーランダ>>133を見た]

 ふぅん、New York?
 ニューヨーク? ジャパンではちがう?
 ヒャダルコ、ボク、ヘンなガイジン……!?

[棒を片手にショッキングポーズ!(本日5回目)
下がスースーする、丈が足りなくて超ミニ状態のくのいち服は、細マッチョな身体に案外似合っていたとかいないとか。]

(138) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ボクもー!!

[叫びながらベネットが騒ぐ方>>137へと突っ込んだ。
手持ち花火を4本程手に取って、火を点けて。]

 ひーー、やっはー!!

[くるくると回り出すミニスカピンクのくのいちさん。]

(140) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

ヤニクは、マリアンヌに、「マリアもやろうよー!」と大声で。

2011/08/28(Sun) 22時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/28(Sun) 22時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ケイト! けーいーとーっ!!

[満面の笑顔でぶんぶんと手を振りながらケイトに近寄って、にこにこと手に持っていた花火を差し出した]

 ハイケイト、差し上げるヨ。
 イッショに、遊ぶ、でしょう?

[どピンクニンジャがにこにこ。]

(146) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[くるくる楽しそうに回ったり、周囲に花火を押し付けたり。フリーダムに遊んでいたが、ディーンの声>>145に振り向いて]

 ディーン、どうしてとてもマジメ!?
 ダメダメ……、今夜は無礼講!

[流暢な発音がさらりと漏れたが、気づかないまま。転がっている缶をひとつ拾って、後ろからディーンの肩に腕を伸ばした]

 さーあイッショに、のんでみましょう♪

[プルトップを上げたハイボールの缶を、ディーンの口もとに近づけようとする。]

(152) 2011/08/28(Sun) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 おおう!? ケイト……!?
 ボク、ジャパニーズブシドーのヤニクだヨー!?

[逃げるケイトの背>>150に、どこに行くのー!?と慌てて声を掛けた。自分が酔っぱらっているせいか、彼女の様子がおかしいことには気づかないまま。]

(154) 2011/08/28(Sun) 23時頃

そうかも、しれないですね。

[夜空に向かってため息をつき
ディーンの声に耳を傾けた。]

全部、ここに置いてきた気がします。
何もかも捨てて、大人になって……。

[社会の波に紛れて、忙しさを理由にして。そんな大人には、なりたくなかったと響く落ち着いた声音に、ゆっくりと頷く。]

びっくりするくらい、冷めてしまって。
子どもだったからって理由もつけて。
でも、それもただの言い訳だったのかもしれません。


皆さん、現実を思い出してきてるみたいですね。
みんな思い出しちゃったら、この夢も終わるのかな……。

[夜空を瞳に移しながら、噛んだ唇。
それは、嫌だ。
いつかそうなるとわかっていても。]

ずっと、気づかなければいいのに。
……なんて、都合よすぎですかね。

[薄暗く翳った声と共に、長いため息。
胸に宿る苦さはやはり完全に消えることは無く燻っている。]


………。

[静かに、頭に流れ込むディーンの声を聴く。
口元に浮かぶのは、薄っすらとした笑み。
夢でない、10年前を思い出してみる。確かに彼は真っ直ぐで、破天荒な行動に何度か怒られたこともあった。
それもまた、良い思い出で。]

でも、それもまた先輩ですから。
怒ったってきっと、わかってくれます。

[それがディーンという人であると、確信しているから。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ディーンに缶の中身(甘くないものを選ぶ理性はあった)を飲ませた後、顔を覗き込んでにっこり。
強引に飲ませたせいでこぼれた酒があったなら、ピンクの裾でぐいぐいと拭く。]

 ん? ボク、ヘンなこと言った?

[自分が口にした言葉も覚えておらず、ディーンの指摘>>157には首を傾げた。ぐらりと傾くディーンの身体をしっかり支えつつ。]

 ボク、18歳。郷ではもうオトナ!
 だからおサケもダイジョウブ! ユリシーズちがうヨ。

 ディーン? ダイジョウブー?

[ぐいっと、ハイボールを飲み干しながら。]

(166) 2011/08/28(Sun) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 え、えー……?

[ケイトの無言の圧力>>164に思わずあとずさる。
一気に飲み干したハイボールのアルコール臭はそれなりに強く、誤魔化せるわけもなかったが]

 えーと、えーと。
 ボク、ニホンゴ、わかりませーん?

[秘儀!ヘンなガイジンごっこで乗り切ろうとしてみた。]

(169) 2011/08/28(Sun) 23時頃

ヤニクは、95個のヘビ花火にひっ!と大きく声を上げつつ。

2011/08/28(Sun) 23時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

― 少し前:中庭 ―

 ン? ホリー、ボク呼んだ?

[自分の名前を呼ぶ声が聞こえた気がして、花火を覗きながらホリーを振り返った。彼女の声を聞いた覚えはあまりなくて、ちいさく消えて行くような声が余計に気になって。
彼女が何も言わないのなら、にこっと笑いかけてすぐに前を向くだろう。]

(173) 2011/08/28(Sun) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 トメラレマセン、カツまでは……、
 え、ディーン?

[にこにことしながら缶の中身を飲み干したが、腕の中のディーンの様子がおかしい>>172ことに気づき、真顔になって覗き込む。
真っ赤な顔をしてぐったりするディーンの頬をぺちぺちと叩いて]

 ディーン? ディーン!?
 おおう、ダイジョウブ、じゃない……!?

[泣きそうな顔でしがみ付くディーンを伺った。]

(179) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

[メアリーの同意する声に、ゆっくりと頷いて。
やがて肺の奥から出すような溜息が聞こえた]

夢が、終わる――

[そうしたら、待っているのは現実。あの飲み会が終われば、また皆は――
きっと、メアリーもそんなのは嫌だと思ってくれるかもしれない。
そうだ…そうでなければ、あんなに明るかったメアリーの声が、翳る筈が無い]

そうなる、前に

[は、と息を吐き]

思い出そうとしている奴が居れば…「それは夢だ」って、言ってやるさ…

[男の思考は、少量のアルコールに溺れていく]


[メアリーの言葉に、揺れる思考を集中させる]

――分かって、くれるかな。

[大人になれば、信じる事に抵抗を持つ様になる。
男も例に洩れず、不意に言葉を零した]

誰かが――分かって、くれる か――――

[それは少年の身体がアルコールに慣れていない為か。
身体の方は眠りについた様だが、意識の方は、徐々に溢れていく]


【人】 さすらい人 ヤニク

 I got it, I got it!(わかった!わかったから!)

[迫りくるケイトに対し、ディーンを抱えたまま後ずさり。]

 飲ませたヨ、ごめんって!
 僕は今からディーンを運ぶから……、ケイト?

[ケイトが苦しそうな顔をするのを見て、首を傾げる。
ディーンの肩に腕を回して支えたまま、ケイトの顔を覗き込んで。]

(181) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

……先輩?

[覚束ないディーンの声に、ちらと顔を上げる。転んだままの体勢で中庭に寝そべっていたから、彼が酒を飲んだことにまだ気がついていなかった。
途切れる言葉を読み取り、薄く笑って]

――……私は、分かりたいです。

[きっと聞こえないだろうからと、密かに零した。]


【人】 さすらい人 ヤニク

 本当に、ダイジョウブ……?

[流暢な日本語を話したのは一瞬で、やはりすぐに元のカタコトに。ケイトの顔を覗き込みながら、心配げに眉を顰める。
どんよりと雲のかかり始めた空を見上げる彼女の表情が、何だか沈んでいるように見えるのは―――?]

 うん、ボク、ディーン連れる行くネ。
 ケイト、カラダ、「ムリしない」!

[空いた方の手でぽんぽん、とケイトの肩を叩いて、ディーンを連れて寮内へと入って行ったのであった。]

(194) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― →寮・ディーンの部屋 ―

[気を失ったディーンを談話室に運べば寮母さんにバレてしまうから、結局こっそりこっそり、彼の部屋まで運び入れた。
ベッドに寝かせ、パタパタと、自分の部屋から持ってきたキャラクターもののうちわで扇いでいる。ホリーやケイトがいたなら、彼女たちに水を用意してもらっただろう。]

 ディーン、ゴメンネ……。
 これではボク、ディーンのコドモ、だネ。

[そこにはいつもの笑顔は無く、語りかける声はひどく落ち込んでいる。]

(196) 2011/08/28(Sun) 23時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/08/29(Mon) 00時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

 ……ディーン。

 僕は――――……。

[小さく呟いた声は、窓の外降り出した激しい雨に掻き消され。**]

(203) 2011/08/29(Mon) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヤニク 解除する

処刑者 (4人)

ヤニク
12回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.117 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび