人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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視点:


『ああ……美味しい』
 ああ……不味い。

[重なる聲と血を啜る音。
蕩ける血の味に、爪の先まで満たされて。
今本当に人では無くなったのだと。

泣いていた赤子が笑う代わりに……何故か泣きたくなった。]


 血腥い……。

[翌朝。ベッドの中にいる私を覚醒させたのは鮮やかに漂ってくる血の芳香であった。**]


【人】 ろくでなし リー

[食後のお茶、なんてものは陸に上がった時ですらしない。
食事が終われば、そのまま片付ける。

それから約束通り医務室に寄り、
ミナカがいれば手当てを頼んだ。

そんなに深くもない刀傷。
元は縫わずとも数日で治る程度のものであったが、
引っ掻き、傷を弄んだ結果はどうなっていたか。


治療が終われば、部屋に戻ってそのまま寝る。
今日は見張り当番ではない。
戦闘があった日は、さっさと寝ておく。
翌日、別の意味で修理という戦闘があるのだ。


 小箱は、大工道具を入れている箱に投げておいた。**]

(9) 2014/12/11(Thu) 01時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 01時半頃


[どこからか血の匂いがする。

 淑女とのダンスでこびりついた臭いではない。
 新鮮な、食欲をそそる血肉の匂い。


 一体、誰の仕業か。
 考える必要は、あまりなさそうではあったが。



 絶望の芳香に、ひそかに、喉を鳴らす。*]


[この血生臭さに、どうしても咥内が涎で満たされる。**]


 大方あの仔犬の仕業か…。


[部屋に戻る前、芳香に誘われるよう、船底の牢へ足を向けた。

 引き裂かれた骸は、誰の手に依るものか。
 大方の予想はつくが、無論、責めるつもりなどない。
 かといって賞賛するでもない。


 この捕虜が、人狼がいると騒いだとか、そんなことはどうでもいい。
 身の危険など、今更なこと。



 ただ、絶望の波紋が広がるさまを、この目で見に来たまでのこと。]


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/12/11(Thu) 20時頃


 ……いい貌だ。


[絶望の中、息絶えたであろうサイモンの顔を見て、無機質な声を零す。


 絶望は畏れを産み、畏れは絶望を喰らい、成長する。
 産声あげた畏れの行く末を、愉しむかのように。

 ほんの微かに、唇の端が持ち上がった。*]


【人】 ろくでなし リー

[朝。
水平線に太陽が触れ、白んでいた空を染め上げる。
新しい朝だ。
絶望の船に似つかわしくないほど、清々しい。
天気だけなら、だが。


夜が明ける前には部屋を抜け出し、修理に向かう。
部屋を出る前、同室者の唸り声>>11
煩いと言わんばかりに軽く傍の壁を蹴った。
それで壁に穴が開いたとしても、
修理するのは自分だ。何も問題ない。]

(56) 2014/12/11(Thu) 21時頃

【人】 ろくでなし リー

[道具を持って、甲板に上がる。
被害の酷いところを先にと、道具を広げた。

その為、船長からの号令の際もそこに居た。
どうしたのだろうと、のこぎりを引く手を止めた。]

(57) 2014/12/11(Thu) 21時頃

 そうだ……俺は……ヒトじゃ無くなったんだった。

[舌に食い殺した血の味が蘇る。
同時に胸を締め付けるこの感情は………。]

 は、はははははっ。
 もう人間じゃないのに、何、人間みたいな事思ってるんだか。

[渇いた笑いを絞り出して、最後に1つ自嘲を重ねた。]


【人】 ろくでなし リー

[それが他の用事ならば仕事を優先したが、
他ならない船長の命令だ。
広げ始めていた道具を隅へと置いた。
集まってきた奴らに蹴飛ばされたらたまったものではない。
以前大事なノミを踏んだ相手の目を
潰しかけたことがあった。
道具をきちんと管理していなかったのも悪いと
止められ、それは実行されることはなかったが。

あれは誰が止めてくれただったか。]

(79) 2014/12/11(Thu) 22時頃

 ミナカ、二人きりで話をしようか。

[私は甲板に集まった面々から嗅ぎ分けて仔犬の正体を的確に見抜いていた。なるべく穏やかに聞こえるように聲を風に乗せた。]


 殺ス 殺ス カ ?
 仔犬 仔犬 を

[断続的に拾っていた獣の“聲”は、
船長が云う重罪人に繋がる手掛かりとなり。

皆のざわめきに混ぜて落とした唸りに、
我知らぬまま、薄く困惑の想いが乗った。]


【人】 ろくでなし リー

[道化師が甲板に姿を見せる>>72
途端に朝の空気が更に凍った気がした。

その笑顔の化粧の下。
表情は読み取れないが、
隣にいた下っ端の恐怖で息を飲んだ音が聞こえた。]

 へぇ?
 ルイスね……。

[死んだのか、と口の端が上がる。


以前、大事な道具の一つを海に落としてくれた奴の名前だ。

仲間殺しは重罪。
その戒律がなければ、殺していた。

わざとではないと騒いでいたが、
わざとであったら、戒律があっても殺していたくらいだ。]

(94) 2014/12/11(Thu) 22時半頃

 そうだな、俺は仲間じゃない。

[船長の聲に静かに目を閉じる。
ヒトを、仲間を棄てたのは自分の方。
徐々にヒトで無くなっていたかも知れないが、仲間を棄てたのは
自分の意志だと自嘲を浮かべ。

やっと産声を上げ、紅いミルクを呑む事を許された赤子は死を拒む。
当然死にたくないと思う反面、殺されても仕方ないと、
むしろ死を望んだ方が良いかもしれないと思う片割れである己と。

混ざり合い、自分でも袋小路になった思考を、聲が突然
現実に引き戻した。]


 ……ああ。

[船長が同じ聲を持つ驚きよりも、
犯人を捜し出して殺せと命じた直後の呼び掛けられた事に驚いた。
彼には全てお見通しで、殺されるのだと怯える様に
顔を歪ませ掛けた赤子の感情を殺して、短く返す。
凪いだ波間の様に笑えていれば良いと思いながら。]


 ミナカ、いつ誰がお前を仲間でないなどと言った。

[返ってきた聲にイライラと返す。]

 ギリー……仔犬のことは殺さない。
 私が、殺させないようにする。


[思い出した顔は、当然、血に塗れ、恐怖を張り付かせた惨たらしいものだったが。]


 ……船長……ど、して?

[イラついた感情が届いたのか、一瞬身を固くしかけたが。
言葉の意味を理解すると恐る恐る船長を見つめる。

思ってもいなかった言葉に、多少動揺したのか、
赤子の不安を映した瞳の色は隠せないままだったが。]


 ……別に。
 その、お前には死んで欲しくないと思ってるだけだ。

[ミナカの視線を直視出来なくて私は顔を逸らした。]



 …… あの仔、生きル

[殺しはしない、させはしない、との言葉に、
赤子の泣き声を思い出し
珍しく、感情を滲ませた。
それは殆ど独り言のようなか細い聲で。

その後のふたつの聲による会話は
実際の周囲の声や音に紛れて聞こえなくなった。*]


【人】 ろくでなし リー


 ういーす。
 殺し方、何でも良いんですよねー?

[船長の命>>77に、口端を上げたままそう返事をし。

昨晩縫って貰ったばかりの傷を指でなぞった。
貰った解熱剤も痛み止めも>>75
枕代わりの布の下に溜め込んだまま。

仕事を再開する。]

(120) 2014/12/11(Thu) 23時頃

 …………。

[船長の聲も、ギリ―の聲も聴こえたが、
どんな言葉を口にすれば良いのか。
どんな表情をすれば良いのか、胸に沸くものを形にするものは
探しても見つからない。

ほんの少しだけ泣きそうな嬉しそうな、
困惑を混在させた表情のまま階下へと消える。]


 私が気づいたときにはもう二人の死を揉み消すことは
 叶わないくらいには人が集まっていた。

[船底についた私はミナカに話し始める。]

 だからその、なんだ……泣き聲まで聞こえていたのに
 事が起こるまで気付いてやれなかった私の落ち度だ。

 済まなかった。

[それからおもむろに見張りをやっていた元仲間の死体の上に屈み込むと、]


[その死体を食い千切った。]


 ……船長……あんたが…謝る必要なんて。

[紅い聲が何を語るのか、殺さないと言われても
まだ何処か不安が残っていた。

だが……初めて聞いた彼の謝罪に絶句し、
屈むその背を見つめた。]


[食い千切った肉を咀嚼し、飲み込む。]

 なるほど……これは美味い。
 これでは思わず粗相してしまうのも分かる。

[本当に、舌に染み渡る味に笑みが漏れたほどだ。]

 …ミナカ。私達は仲間だろう?

[それは同じ船に乗っているというだけの意味ではない。
ミナカを、死神の死出の旅路に同行させてやると受け入れた時と同じ微笑みを浮かべた。]


 !? ……駄目だ、あんたまで……ヒトでは無くなる。

[船の仲間であるはずの、肉塊を食い千切る姿に
慌てて駆け寄り止めようとした。
そこに恐怖も怯えも無く、ただ純粋に、彼が船を、仲間を
ヒトを裏切る事になる行為を止めたかった。]


【人】 ろくでなし リー

[のこぎりを引く音は、機嫌が良い。
小さく鳴く声>>122が耳に届き、顔を上げた。]

 あ?
 てめーはさっさと飯でも作ってろ。

[それだけ言葉を投げ、直ぐに修理を再開した。

こことそこの修理が終われば、
次はどこだと頭の中で考える。]

(140) 2014/12/11(Thu) 23時半頃

 ……船長……あんた……馬鹿だろ……。

[肉を食い千切り、咀嚼する音を間近で聞いた。
間に合わなかったと悲しむより早く、
浮かんだ笑みと掛けられた言葉に泣きそうになった。

ギリ―に頭を撫でられた時と同じように
受け入れられ、赦された事を喜ぶ赤子の感情と。
ヒトを止めたのに、仲間を殺したのに。
仲間と言ってくれた事への感謝と、喜びに。]

 ……連れて行ってくれ……死神の元まで一緒に。

[泣きそうな笑みを浮かべたまま、最初に受け入れてくれた時と
同じ笑みに近寄ると、血で汚れた唇を舌で舐め取った。
まるで仔犬が親に甘える様に。]


[船底の牢へ向かった道化とミナカの聲は、ここまでも届いていた。


 ───ただ、男には到底理解できなかった。

 仲間だとか。
 落ち度だとか。
 人でなくなってしまうだとか。

 その身に、より強い力を、恐怖を、畏れを得ながら、何を嘆き、思い悩むのか。


 生粋の獣には、理解できるはずもなかった。]


 誰が馬鹿だ。

[照れ隠しにムッとした表情を浮かべてみせるが、今にも泣き出しそうなミナカの声の震えに表情が崩れそうになる。]

 って、待て。近い近い。

[急に唇を舐められ思わず仰け反る。

本当に彼は仔犬のようだ。
ミナカは大の男のように見えるが、匂いが、本能がこれは庇護すべき仔だと教える。
だから拒絶するのもどうかと思い、唇は舐めさせないように避けつつミナカの頭をぎこちない手つきで撫でた。

そういえば狼は雄も子育てに参加すると聞いたな、と遠い昔のことを思い出す。]


【人】 ろくでなし リー


 あ?どうするって?
 殺すんだろ?
 船長様の命令どおりにな。

[何を当たり前のことを、とジェレミーを見る>>142
開いていた穴が1つ直った。
次の修理すべき場所へと移動する。]

 ただ、まあ。
 重罪の仲間殺しをした奴なんだろ?
 安らかには無理だろうけどな。

[実に楽しそうに笑った。

あくまで、殺す側の立場としての言葉。
事実、自分は殺していないからだ。]

(152) 2014/12/12(Fri) 00時頃

[現在、優先すべき“命令”は、船長の聲と定めて。
仔犬が見つからぬよう、
仔犬が殺されぬよう、
あの仔が行きられるよう、
男は足りない頭を動かし、知恵を絞った。

そして。
真実に近付きそうな者を殺そうと思い付いた。
真実に近付きそうな者を探す頭が自分に無いなら、
可能性を感じる者の傍に在ろうと決めた。

例えば、利口な航海士の傍に在ろうと決めた。

その時が来たら、殺すために。]


[あの瞳……暖かな海のような碧色の瞳、が
“その時”は光を失くしてしまうのかと思うと。

鈍い痛みが身体の何処かを蝕んだ。]

 ゥ゛ゥ゛ ア゛

[深層から湧き出し漏れるものは
言葉にならぬ、泣き声のような鈍い響き。

常々、名と顔を知る者がいくら死んでも
男が表立って感情ひとつ見せぬのは、
この痛みの正体を知らないからでしかない。

知らぬものは、無だ。
この無知な頭は、そう決め込んでいる。**]


【人】 ろくでなし リー

[声を掛けると、また鳴いた>>145
煩いと睨むようにニコラスを見た。]

 あ?寝てる間のことはわかんねーよ。
 寝てたなら、寝てたんだろ?
 俺が起きた時には魘されてたけどな。

[モンドからの問い>>148に、あっさりと答えた。
同室だとしても、それはわからないからだ。]

(161) 2014/12/12(Fri) 00時半頃

[普段ならこんな事を口にするどころか、
思う事すら無いと言うのに。

絶望と呼ばれた道化師の思わぬ姿に、
緊張が緩んだ様に破顔する。

結局唇は舐める事は出来なかったが、
近くで嗅いだ道化の化粧の匂いに少しだけ顔を顰めた。]

 仲間と言ってくれて……ありがとう。


[それでも頭を撫でる手の優しさに目を細め、
それを暫し堪能する。

まだヒトを越えた孤高の命として、誇り高く生きる術を
知らぬ仔犬にとなった今なら判る。

ヴェラと出会った時に呼び覚まされようとした感覚。

彼は目の前の男とはまた別の、
誇り高きいつか目指すべき頂きを前にした本能だったのだろう。]


【人】 ろくでなし リー

[大工道具を入れていた中、昨日投げ入れた小箱があった。
細工は気に入っていたが、気に入らない文字を見つけ
興味を失っていたもの>>1:264
海へと投げ捨てた。]

 はっ。
 煩かったから蹴飛ばしても起きなかったのアンタだろ。

 つーか、俺にそんなの期待するなっての。
 それともホレーショーとグレッグちゃんみたいに
 庇ってほしーってなら考えなくもないけど?

[蹴ったのはモンド本人ではなく、壁ではあるが。

モンド>>163へとあっさりと返す。
同室であっても馴れ合うことは、あまり、しない。]

(166) 2014/12/12(Fri) 01時頃

 ……ギリ―……泣いている? 俺のせい?

[唸り聲が聴こえた気がして顔を上げた。
昨日ぎこちなく頭を撫でてくれた主が悲しんでいる。
そんな気がして問い掛けた。

船長と言い、ギリ―と言い。
普段の彼らとは違う姿。
自分のせいかと船の天井を突き抜けて
甲板にいるだろう彼を思う。]

 ……ギリ―。

[想像通り、自分が原因だとしたら。
名を呼ぶ以外出来なかった。]


[そうして思う。

ヴェラもまた違う姿を見せるのだろうか。

それとも、もっと孤高の本当に美しい狼の姿なのだろうかと**]


【人】 ろくでなし リー

[聞き直され>>164、ああ、と納得した。
木材を切っている手を止め、のこぎりを担いで。]

 誰を?誰をかは俺が決めることじゃねーよ。
 ヤった奴を殺すんだからな。

 まあ、探す方法とかそんなんは
 頭の良い奴が考えてくれや。

[探すことには興味はない。
探し出した後のことに興味があるだけだ。]

(168) 2014/12/12(Fri) 01時頃

【人】 ろくでなし リー

[次の修理箇所へと移動する。
ヘクターが壊してくれた手摺だ。
淑女の持ち物だった中に丁度良い木材があった為、
それを使うことにした。]

 蹴られるのが嫌なら静かに寝てろ。

[その解釈>>169を否定することはなく。]

 ……はぁ?
 アンタ、俺にあんなんなれってか。

 モンドのアニキー、呻き声もいびきも煩いから
 そのまま息止めててくださいよー?
 って?

[グレッグの口真似をしてみたが、全く似ていない。
あんな可愛げは元々ないのだ。]

(173) 2014/12/12(Fri) 02時頃

【人】 ろくでなし リー


 やってないなら、別にどうでも良いな。
 もしアンタがヤってたなら、よりじっくり壊したけど?
 同室のよしみでさ。

[話しながらも、手は止めない。
これくらいの作業は雑談しながら普段しているのだ。
以前より少し丈夫にと修理と補強を終えれば、
とりあえず甲板の目立った破損は終了だ。

あとは陸に上がった時に整備し、美しく飾れば良い。
黒よりも深い絶望に。


甲板を見渡せば、さて誰かいただろうか。**]

(176) 2014/12/12(Fri) 02時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 02時半頃


 む……

[ミナカの礼にどう答えていいか分からず視線をうろうろとさせる。

私は誰をも信用したことはなかった。
強いて言えばギリーだけが心の許せる相手だった。

恐怖で結びつけられた船員たちとの関係は、いつか捨てられるのではないかいつか裏切られるのではないかと疑い合う関係で。
互いに隙を見せないことで保たれる関係だ。

だから……可哀想な仔犬の泣き聲を聴いた時、
むしろ仲間になりたいと思ったのは私の方だった。
いや、それともミナカをこの船に乗せた瞬間からか……?]


 ……。

[自分に撫でられて目を細めるミナカをじっと見つめる。
今までよほど寂しい思いをしてきた仔犬なのだろう。
私はミナカを抱き寄せるとその背中を優しくぽんぽんと撫でた。]

 私は、母も父も私が幼い頃に死んでしまったから
 父性だとか母性だとかいうものはよく分からないが…

[不器用ながらもミナカのことを慰めたかった。
狼なのだし先程のように唇を舐めるようなスキンシップが妥当なのだろうかと真面目に検討する。

牢の血生臭さに満たされた鼻先には、まだ人が人を殺す上層の惨劇は伝わって来なかった。]


 Quand le vin tiré, il faut le boire.

[無意識にマザータングを頭の中で紡いだ。]

 ワインを抜いたら、飲まなければならない。
 そういうことなのか……?

[仔犬を護りたければ犠牲にしなければならないものは多いのかもしれないということを私は予感し始めていた。]


 こいつの名前はドジスンだったか…美味しそうだ。

[先ほど覚えた肉の味を思い出し密かに唾を呑む。*]


【人】 ろくでなし リー

[甲板で騒ぎが起こっている。
ヴェラーヴァルへと詰め寄る船員>>177へは、
心底呆れたような視線を向けた。

結果、自業自得というのか。
襲ったはずの二人が床に転がる>>178

大工道具を抱える。
がしゃ、と道具がぶつかり合う音。]

 馬鹿な奴らだな?

[ヴェラーヴァルと目が合い>>179
同じように肩を竦めてみせた。]

(195) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー

[また、別の場所で同じことが起きた>>181>>182
響く銃声に思ったのは。]

 おい。
 直したばかりなんだから穴を開けるな。

 俺の仕事を増やすな。

[それだけだ。]

(196) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー

[そもそも、だ。
実際仲間殺しの重罪を犯した相手が
素直にそうだと言うだろうか。

だからこそ呆れた。
もし本当にヴェラーヴァルが犯人だとして。
フランクが犯人だとして。
「俺がやった」と答えるだろうか。


しかも。
あんな問い詰め方で。]

(197) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー

[航海士へも詰め寄る連中>>184に、
馬鹿がと零す。]

 本当に航海士さまを見てねーのか?
 オマエ、いつも見張りはざるじゃねーか。
 しかも寝たら滅多に起きねーし。

 まぁ?航海士さまが犯人なら殺さないとだけどな。

[確認するようにと問いかければ、

『何でお前は平気なんだよ!』

因縁をつけられた。
『お前が犯人だから、そんな態度なんだろ』
『拷問趣味め!人狼なんて嘘で、お前が!』
そんな支離滅裂としか言いようのない問い詰めに
深く息を吐いた。]

(198) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー


 拷問趣味?
 そんな趣味はもってねーよ。

[そう答えるが、そんな簡単に引き下がるものでもない。]

 あのっさー?
 俺、まだ仕事が残ってるんだけど。

[苛立ちを隠さず、頭を掻いた。]

(199) 2014/12/12(Fri) 14時頃

[近寄ってきた道化の「美味しそうだ」という呟きに、一瞬だけ、瞳が紅く揺らいだか。]


 殺した理由は聞かなくていいのか。


[短く問う。
 尤も、脚色ない事実のみを伝えるだけなのだが**]


【人】 ろくでなし リー

[相手はそれで怯んだように見えたが、遅い。
手にしたのこぎりで相手の足を切りつけた。
薙いだのこぎりは、足の肉を削ぐ。

不意打ちの攻撃と痛みで倒れた相手の上に腰掛ける。]

 つーかさ。頭使え?
 そんな聞き方で、きちんと答えると思うか?

[大工道具を漁り、金槌と釘を取り出す。]

(200) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー

[顔の横に釘を立て、金槌を思いっきり打ちつけた。]

 オマエさ。聞き方悪いわ。

 教えてやるよ。

[掌を踏みつけ、今度はその指に釘を打ち付ける。]

 本当に航海士さまはいなかったんだよな?
 その目で確認して言ってるんだよな?
 航海士さまを殺して、もし犯人じゃなかったら
 海の上で迷子ちゃんになるってわかってるんだよなあ?

[一言ごとに、金槌を振り下ろす。
最後まで位置つければ、釘を無理やり引き抜き、
別の指に打ち付ける。]

(201) 2014/12/12(Fri) 14時頃

【人】 ろくでなし リー

[苦痛の声が耳に響く。
煩い。
返事はない。
煩い。

次はノミを取り出し、手首に刺した。
手首と足から血が溢れ、甲板を染める。


「仲間」の苦痛の表情に心底楽しそうに笑った。
相手から抵抗する力が抜け。]

 そいつ、死んだわ。

[興味を失ったように、さっさと立ち上がった。
先に飯を食ってから続きをしようと、第二甲板へ向かう。]

(202) 2014/12/12(Fri) 14時半頃

【人】 ろくでなし リー




 あー、楽しいなァ?

[途中、呟いた言葉は誰かに聞こえたか。**]

(203) 2014/12/12(Fri) 14時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 14時半頃


 理由?

[胡乱げな視線をヴェラに向ける。]

 お前があえてこいつらを攻撃したのか?
 違うだろう。

[混乱に乗じて人を切り刻むのを楽しむような性格とも思えない。大方突っかかってきたのに反撃したというところか。]

 それに……少し思うんだ。

 適当な下っ端に罪を押し付けて
 人狼騒動を終わらせるのもいいが、
 仲間じゃない者を一掃して
 仲間だけになるのもいいじゃないかとね。

[それは欲望か防衛反応か。
もう疲れたのかもしれない。恐怖し恐怖させる関係に。]


[血染めの甲板に失意が胸の内を満たしていく。

私は密かに船員たちのことを大切に思っていた。
それは確かだ。

だが本性はこんなものか。
皆恐ろしいと思うものは排除せずにはいられないのか。
それならこれまで通りの航海を続けたところで、
いつか私のことを裏切ろうという者は現れるだろう。

それだったら、仲間以外などいらない。]


 大丈夫か、ギリー…!

[ギリーが刺されたのを見て思わず聲を出してしまった。表情には出てなかったと思いたい。]



 泣くナイ おれ、泣くナイ

[無秩序な乱暴の中で幾人かを殺している間、赤い聲()の残響が頭の中に満ちていた。唸るたび「泣いたりしない」と繰り返したのは、あの聲に向けてか自身に向けてか。*]



―…… 痛いデモ
 おれ、死なナイ

[ナイフを捨てながら()、応える。
血は滴り落ちるが、戦闘で負う刀傷に比べれば拙い傷。到底、この命には届かない。] 


 そうか、死んでくれるなよ。

[返ってきた答えに、ギリーの傷をいちいち心配するなど過保護か、と内心自嘲した。]


[男の目は、いつも彼には従順である。

経年の中で変わることは無く、
この船で過ごした年月ずっと同じ。]

 生きル
 使えるうち、死ぬナイ

[主人に従順に従う、犬の目。道具の目。
そう在れる事が、男にとっての何よりの幸いだった。]


[正直食欲をそそる芳香を放つそれらを海に遺棄するのはどうにも勿体なく思われた。
だからといってこの数の船員を完食する前に腐り出すだろうからいくらかは捨てなければならないのだろうが。]

ああ、いけない。
料理長殿が生きているのなら
早く彼の食事を摂ることにしよう。
そうでないとこの死体たちをつまみ食いしてしまいそうだ。
 


[それは、ヒトに聞こえぬ聲で交わされた、甲板での道化との会話。]


 違うな。

[短く返す。
 だが道化から思うところを告げられれば、意味が分からないとでも言いたげに、僅かに眉が寄った。]

 ……仲間?

 おまえの言う、仲間の基準は、何だ?
 この周章した船で、冷静さを失わぬ智慧者か。
 疑わしきを躊躇わずに屠る残虐者か。

 それとも、おまえに忠実な”犬”か?

[それとも他に彼の基準があるのだろうかと、紅帯びた瞳で道化を見据える。
 畏怖の仮面の裏側を、覗きこもうとするかのように。]


 仲間の基準か。

[紅い月のような瞳を見つめ返しながら、
その瞳の冷たさに私は…少し同情した。
この者には家族がいたことはないのだろうか。

私の場合は、家族さえ未だいてくれれば海賊の船長になることはなかったろう……]

 仲間だと感じた者が仲間だ。
 理屈ではない。

 君は群れを知らないのかな?狼の癖に。

[だとすれば彼は狼よりも豹に近いのだろう。]


[視線を彷徨わせる船長の姿など初めて見た
今まで恐怖と絶望の象徴であった彼は、何1つ躊躇わなかった。
迷わなかった。

今だとて切り捨てられる覚悟もあったのに。
残酷なサーベルを握る手はこの身体を優しく抱き寄せた。]

 ……あんたも一人ぼっちなんだな。
 ずっと……誤解してた。

[初めて聞いた彼の過去の一端に、細めていた目を開けて
道化の下の感情を読み取ろうとする。
彼の手は、こんなにも優しい。]


 俺の母は、物心付いた時には狂っていた。
 色々お恵みでたらい回しにされて。
 何とか頭だけは良かったから命拾いしたけどな。

[眠っていたとは言え、2人分の能力が助けてくれた事は確かだろう。
学者や貴族付きの医者になるには、金も家柄も足りずに
行きついたのが絶望の船。
だが、今は感謝すらしている。]

 あんたの船に乗れた事、感謝している。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2014/12/12(Fri) 22時半頃


[爪と言えば、ヴェラを想像してしまう。
ほとんど無意識に、それを避けようとしていた。]


[名を呟きながら、味を想う姿に釣られる様に喉を鳴らす。]


[道化が、その仮面の奥で何を想っているのかは、まだ分からない。
 まさか、己の境遇を思われ、憐れまれていようなど。

 ただ、彼の推察通り、家族というものの記憶はない。
 しかしそれに孤独を感じたこともない。]


 理屈ではない、か。

[つまり、己の認めたものを”仲間”と呼ぶという意味か。
 成程それなら一理ある。納得もいく。]

 ───群れ?

 いや知っている。
 たとえばこの群れの長は、おまえだろう。

[ただ群れの解釈に、若干の差異が合ったかもしれないが。]


[思わず突っ込んだのは、色々噂が立つ様な内容だったと言うよりも。]

 何故嘘を吐いた?
 ばれたら、あんたも巻き込まれる。

[船長が人狼だと知れば、恐怖に怯えている連中も、
それこそ死に物狂いで命を奪いに来るだろう。
そんな危険な真似を、何故、と視線は咎めるものに。]


 そういう意味ではない。

[ヴェラの答えに苦笑する。
知識としてではなく経験として知っているかと問いたかったのだが。
いや、そもそも群れの概念が違うのだろう。]

 君は私のことは仲間とは認めてないだろうに。

[彼がどんな生を歩んできたのかはまるで想像もつかない。
孤独などものともしないその姿は同族でありながらまた別の違った生き物のように見えた。]


 ギリ―、後でその傷見せろよ。

[泣いていないと言ったギリ―と、彼の怪我に聲を上げた船長。
ヴェラとの会話も耳に入れながら、この聲が繋ぐ者達だけは
助けたいと言葉にしないまま、ギリ―の傷を気遣った。]


【人】 ろくでなし リー

[名前を呼ばれたと思った>>237
振り返ると、ギリアンの名を呼ぶ航海士。

聞き間違えたことに、舌打ちし
歩みを再開する。


道化師から聞こえた自分自身の言葉を繰り返す声>>208に、
口端を上げた。]

(310) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[ああ、そういえば、
船長に聞き忘れていたことがあった。

大事なことだ。]

 ……疑わしかったら、あのピエロも殺して良いのかね?

[誰に聞かせるでもなく、小さく呟き
楽しげに笑った。]

(311) 2014/12/12(Fri) 23時半頃

 巻き込まれたかったからだよ。

[ミナカの問いへの返しに、聲の調子に愉しむような色が乗る。]

 La faim chasse le loup hors du bois.
 飢えは狼を森から追い出す。

[私は歌うように唱える。]

 覚悟を決めるためだ。
 仔を護る為に…船員たちを裏切る覚悟を。

[「仲間たちを裏切る覚悟を」と言いかけたが、そもそも最初から仲間ではなかったなと言い換えた。]


 ……あんた、何でそんな優しいのに、無理するんだろうな。

[唄う様な返答に、また泣きそうになる。
泣きたいのは赤子なのか、自分なのか、もう判らないほど
彼を仲間と慕う想いは強く。]

 俺はあんたを尊敬するよ、ヴェラ。

[2人の会話を聞きながら、その孤高の強さを羨んだ。]


[甲板に一つだけ残っていた死体を抱えるとその死体を海に落とした。
もちろん、一口二口味見をしてからだ。

唇と指についた血をぺろりと舐めとる。
それからはあと吐息を吐き一言。]

 嗚呼……美味。



 ミナカ、

[グレッグが動く刹那、ガリリと左耳を掻いて叫んだ。
現実的な声は間に合わなかったが、
咄嗟に彼を呼ぼうとした思考は、伝う。]


 優しくなんかないし無理もしてない。

[ぴしゃりと言った。
デジャヴを感じると思ったら昨日グレッグにも同じ事を言われたのだったか。
そんなつもりは、断じてない。決して。]


【人】 ろくでなし リー

[掛けられた声>>297に、笑みを浮かべたまま向き。]

 だーいじょうぶだって。
 まだ仕事も残ってるし、痛まないようにしてるからな。

[道具を気遣う言葉に、しっかりと頷いた。
相手の足はのこぎりで切ったが、
それ以外はノミと釘だ。
ノミも一撃だけだった為、汚れを拭えば問題ない。

忠告を受けて以来、きちんとするようにはなったのだ。]

(334) 2014/12/13(Sat) 00時頃

 俺は大丈夫だけど、大丈夫じゃないな。

[ギリ―の呼び掛けに反応はしたが、不可解な言葉の説明をする
理由は今は無かった。]



 ミナカ 死ぬ困ル
 あの仔 生きル

[それが優先すべき何よりの“命令”であり、
男の中に芽生えた細やかな望みだった。]


【人】 ろくでなし リー

[第二甲板に下り、いつもの席へ向かう。
そこで起きていることも、起きたことも気にしない。]

 あ?何で俺の席に座ってんだ。
 汚れてんじゃねーか。

[指定席と化しているそこに、凭れるようにいる死体。
途端不機嫌になり、蹴飛ばした。

それが、いつも仕事を手伝ってくれていた奴と見れば、
それ以上はしなかったが。]

(347) 2014/12/13(Sat) 00時頃

 俺はいい。彼を黙らせないと船長が死ぬぞ。

[ギリ―の想いを嬉しいと思う余裕もなく、
口にしたのは船長に疑惑が向くと言う不安。]


 待った…一体何が起きている。
 何処にいるんだ。

[囁き交わされるギリーとミナカの聲を聞き、
何かが起こったのだと気づく。
私は第三甲板へと降りる足を急がせた。]


 仲間?

 おまえは、おれを仲間だと思っていたのか。

[少しだけ驚いたように問う。
 この船に乗る事になった時から、ずっと変わっていない。]

 ───俺としては、極端な話、おまえが人狼であろうがなかろうが、どうでもいい。

 おまえが、他者を畏怖させる存在であるのなら、それに従う。
 そうでないなら、おれはおまえに牙を剥く。

 それだけだ。

[もし、公に、人狼であることが知れたとしても、それを曲げるつもりはない。

 だから、やがて食事の席でニコラスに問われた時も、そのままに答えたのだった。*]


【人】 ろくでなし リー

[先程、「話を聞く為に」使った
のこぎりとノミの手入れをする。
仕事や命令を滞りなく遂行する為に。

元々、馴れ合いをしていない。
船という狭い空間で過ごすにあたり、
好む好まない相手は出てくるが、基本は一人だ。

モンドに可愛いなど言われた時>>211は、
ぞっとしないな、と軽く返すだけだった。

それ位で良い。
馴れ合いなんざ、面倒なだけだ。]

(365) 2014/12/13(Sat) 00時半頃

[あの時。
あやしてくれたその手が落ちるのは。
その命が、落ちるのは。
この聲を交わせる者が死ぬのは。
嫌だった。]


 ───あの煩い声、止めても構わないか。


[静かな男にしては珍しく、幽かに、感情の乗った聲を、どこかへと響かせる。]


 なんでもいい。好きにしろ。

[煩い声とはどれのことかは分からないが、今はそんな場合ではない。]


 おれ、狼なれナイ
 カシラ 本当の仲間 なれナイ、おれじゃ

 あの仔、大事

[漏れ聞こえていた聲の遣り取りを聞き、
男は漠然とそう思っていた。
所詮、聞こえる“人間”でしかない自分では
彼が求める存在には成れないのだろうと。]


【人】 ろくでなし リー

[オルガンの音を聞きながら、手入れは終わる。

その音色は嫌いではない>>359
好きかと問われても、分からないと答えるしかないが
それでも、酒飲みたちの怒鳴り声よりは何倍もマシだ。

いつもメロディに合わせ、ニコラス>>362と一緒になって
適当に歌い出していた奴も
もう、いない。

普段より静かで、血生臭い。]

(376) 2014/12/13(Sat) 01時頃

[どれだけ血を絞っても、手当もしても助からないのかもしれない。
焦る自分が何を理解しているのか、理解したくなくて。]

 セシルを守る前に、自分を守れ。

[初めて、祈った気がした。]


 ギリー…お前は唯一、私が最初から仲間だと思ってた者だ。
 孤独な船の旅の中で。

[刃を振り下ろしながらグレッグを睨みつける瞳に力が入る。

――けれども、グレッグは自分に恐怖を抱かない貴重な存在だ。
些かの躊躇いも私の中に存在して。*]


【人】 ろくでなし リー

[自然とそのオルガンの方を見ていたが。
同じようにそちらを見ていたヴェラーヴァル>>375
そこから立ち去るのも見え。

その目が、紅く見えたような気がして、
目を細めてその背を見た。]

(383) 2014/12/13(Sat) 01時頃

 違う。違う。違う。同じじゃなくても。

[ギリ―の言葉を必死で否定する。
泣いているのは誰なのか。
震えそうな聲を必死で抑えた。]


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