78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
― 1000年前 ―
[それはまだ、『セイクリッド・レティーシャ』の名が世に 知られるよりも前の事だった。]
……誰。誰よ貴方。
[何か不審な影を見つけたので近寄ってみたら、いきなり 驚くような声>>43を上げられた。]
何、その…セイクリッドなんとかって。 もしかして私のこと? 私のこと言った? 私の名前は――……
[言いかけて何かに気付いたのか、ああ、と頷いて。]
ていしゃせいか…せいかていしゃ…… せい、ふにゃふにゃ ふにゃ、ていしゃ ――…『セイクリッド・レティーシャ』と、そういうこと?
(63) 2012/02/09(Thu) 23時頃
|
|
許しがたいセンスね。許せないわ。
[チッ、と舌打ち。冷たい視線と共に。]
ダークブレイズ、ってそれも何よ。 私の事知っててケンカ売りに来たのかしら? 買うよ? 買うわよ? 買い叩く。買って叩くわ。
[じろり、身長180センチ弱の鎧男の全身を眺める。]
その鎧……殴るとちょっと、痛そうね。ふむ。ふむ。
――……ねえ、ちょっと。迷子の貴方。
(64) 2012/02/09(Thu) 23時頃
|
|
――……私と一緒に、世界を救ってみない?
ついてくるなら。殴るのはしばらく延期しといてあげるわ。
[それが。渾沌《オスカー》と世界《セイカ》の出会い。]
(65) 2012/02/09(Thu) 23時頃
|
|
[後に、《セイクリッド・レティーシャ》はこう語る。]
あの時はね。使い捨てでもいいから壁役が欲しかった。壁よ。 エリクシエルは後衛だし。私もあんまり前衛好きじゃないし。
(66) 2012/02/09(Thu) 23時頃
|
|
[ともあれ。 使い捨てられずに生き残る事ができたのは、彼の努力の賜物だろう。 いつの間にか、勇者の"相棒"とも意気投合していた様だ。]
……飽きないわねえ。 と言うか、そんな面倒見よかったかしら貴方。
[男同士の友情とでも言うのだろうか。 その日も、ライトニングは"修行">>45とやらに付き合っていた。 それを、じゃれあう犬猫でも見るかのような視線で斉花が眺める。 そんな中で、"それ"は起こった。]
(67) 2012/02/09(Thu) 23時頃
|
レティーシャは、まつ、次号!!**
2012/02/09(Thu) 23時頃
零ノ華《CALL ZERO》……
[桃 茜は機械《ロジック》化していく意識の中、興味深そうに頷く。]
|
― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[今の時代の、話。]
『――この世界を売り飛ばさんとする者よ!』
[その声明>>0:49を、斉花はこの時初めて聞いた。]
ああ……成る程。成る程ね。 私が寝てる間に、こういう舐めた事してくれてた訳ね。
[ティアラのシュークリームを口に運びながら、録画されていた その映像を眺める。]
(113) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『零ノ華』……世界は虚無の果に、ね。 どうでも良いけど。随分と俗な手法だこと。
[ふん、と鼻を鳴らしながら。]
――……面白いわね。
[ちーん、とベルを鳴らした。 部屋の外に控えていた使用人が急いでやってくる。]
準備。準備よ。お願いね。
[いくつか指示を飛ばした。]
(114) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
[――……少しの後、一つの映像が電波に乗った。]
(115) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
― 王都を中心に広がった電波 ―
『――この声を聴く、すべての人たちへ。』
[純白の背景に、ふわりとした金糸を揺らす少女が映える。 演出上、眼鏡はかけていない。]
『――…突然の放送に、驚かせてしまい申し訳ありません。 けれど、皆さんに……この星《セカイ》に生きる皆さんに、 どうしても届けたい想いがあり、今この時間をお借りします。』
『おそらく……皆さんは、私の姿をどこかで一度は見た事が あるのだと思います。 絵本で、教科書で、絵画で……そして、"聖苑"で。』
(116) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『そう――……私は、《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》…… 皆さんがセイクリッド・レティーシャと呼ぶ存在です。』
『皆さんは私のことを、永い時を経ても忘れずに居てくれた。 そして、それと同じだけの間、私は皆さんを見守ってきました。』
『――…つめたい、つめたい氷の中で。』
[少女は、ゆるりと柔らかい笑みを浮かべる。]
『皆さんの幸せそうな笑顔を見たい…… それが、1000年前に戦った私の、夢でしたから。 たとえ封印の中にあっても、長く、長く、見守りたかった。』
[でも、と悲しそうに眼を伏せる。]
(117) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『私が…かつての時代の人々が勝ち取った平和を、望まない 人たちが居たのです。 それは、哀しい事……私の力至らぬばかりに、平和を願う想いを 更なる未来にまで伝える事ができなかったのですから。』
[つつ、と一筋の涙が頬を伝う。 目元を、その繊細な指でそっと拭う。]
『平和を拒み、破滅を望む哀しい人たち――…… "零ノ華"を名乗る、テロリスト集団です。 少し前、皆さんも彼の者たちの声明を目にしたと思います。』
『"零ノ華"は、哀しくも世界の破滅を望み――…… その結果、皆さんもご存知の通りの事態になっています。』
(118) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
[だから、と続けながら、画面の向こうに訴えかけるように 強い意志を瞳に込めて正面を見据える。]
『だから――……私は今、この時代に甦りました。 "勇者"として……この素敵な世界を滅ぼさんとする "零の華"を打ち倒すために、私は眠りから覚めたのです。』
『けれど、"零の華"は……その頭領の持つ力はとても強大で。 目覚めたばかりの私だけでは、とても苦しい……』
『"勇者"は、人々の想いを、願いを、希望を己の力にする者。 私には、皆さんの協力が必要なのです。』
(119) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『私の力だけでは、この星《セカイ》を救えない。』
『だから、皆さんにも、私を助けてもらいたいの。』
『この星《セカイ》を守るために、皆さんと、私で――……』
(120) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『 零の華を征する――… 【 征 華 隊 】 を結成したいの! 』
(121) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『既に、協力してくれる意志を示してくださった方も多く居ます。』
『私と共に、剣を取って戦ってくれる方も』
『疲弊した世界を救うために知恵を振り絞ってくれる方も』
『苦しんでいる人々を癒せる優しさを持った人も』
『みんな、みんな……星《セカイ》を救うための力になる!』
(122) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『何もできなくたって、』
『明日を信じて笑っていてくれるだけでも、それは力になる。』
『疲れた人に、少し優しくしてあげるのだって、立派な力。』
『美味しいご飯を作ってくれる、それだけでも良い! 皆さんができる事を、少しでもしてくれる、それだけで!』
『……恥ずかしながら、私は、戦えても料理はできないから。』
(123) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『【征華隊】に、特別な条件や手続きなんてありません。』
『星《セカイ》を守りたいと思う気持ち……それさえあれば、 もう皆さんは【征華隊】の一員なの。』
『――…繰り返します。 皆さんの想いが、"零の華"の掲げる崩壊を挫く、力になる!』
(124) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『……刻限は、迫っています。』
『数日以内にも、"零の華"は…… 世界のあらゆる都市を攻撃し始めるでしょう。』
『その時までに、どうか…… どうか、一つでも多くの想い-キボウ-が集まって欲しい。』
『よろしく…よろしくお願いします……』
[深々と、少女は頭を下げた。]
(125) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
レティーシャは、言葉を止める。しばしの静寂――、そして
2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
[優しくもどこか儚さを感じさせる、軽妙なメロディーが流れ始めた。]
(126) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
『 世界の灯火-ホシノヒカリ- 』
作詞/セイクリッド・レティーシャ 作曲/ソフィア=ソラウ(王立大学生徒) 歌/セイクリッド・レティーシャ
(127) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
♪ 世界-ホシ-がほら 泣いているよ 見上げれば壊れた空 不安で 怖くて なにも見えなくて 泣きたくなる だけど
たとえわずかな希望でも そこに未来-アス-を願うなら うつむかないで あきらめないで 手をのばせば きっと...
La La 君と私の聖歌よ響け 誰かが元気になれる 私の想いをヒカリにかえて あなたに届けたい my brave story...
Ah Ah 君と私で世界をつくろう 誰も哀しむことのない あなたの願いがチカラになる 聴かせてほしいの your brave story...
宇宙-ソラ-に響かせて brave story...
(128) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
[歌声が止まる。訪れる静寂。]
[想いを人々に届けた少女は、聖女のような笑みを浮かべ、]
[画面は、暗転した――**]
(129) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
……疲れたわ。疲れた。主に、顔の筋肉が。
[一仕事終え、ベッドに転がってマッサージを受ける。]
勇者も偶像-アイドル-も似たような物かと思ってやったけど。 案外楽じゃないわね……もう二度とやらないわ。 けどまあ、最近の技術はすごいわね。自分の歌とは思えない。 私くらい口パクが上手けりゃなんとでもなる。
[音楽も苦手科目であり、本来はドが付く音痴である。 全てはスタッフの皆さんの努力の賜物だ。]
……でも、よし。よし。 結構上手くいったんじゃない?
(130) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
|
[今の放送を、帝舎斉花、あるいはセイクリッド・レティーシャの 本性を知る者が見たなら、きっとこう思うだろう。
『――誰だ、お前は。』
しかし、大多数の民衆は今の放送で流れた物を 『セイクリッド・レティーシャの言葉』として好意的に 受け止めてくれているようだ。 自分に対する信仰心――もとい、期待が高まっているのがわかる。 勇者にとって『人々の想いが力になる』のは、真実だ。>>4:34 ……例えそれが、どのような手段を用いたものであっても。]
……あー、ていうか今思い直すと。 普通に恥ずかしかったなあ……
[ベッドの上、足をじたばたさせた。 誰か、気付く者は居るだろうか。 斉花がここまで形振り構わず力を高めようとしている―― それほどまでに、世界が今追い詰められているという事に。**]
(131) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
|
[半年。半年間だ。すでに経過した時間は。
辛抱強く死女神は待ち続け。
あらゆる眷属を動員し、ひとつの星を探り続けた。
だが居ない。
だが見つからない。
恐怖。孤独。絶望。
死女神は、常にそれを与える絶対存在だ。
だが。今は]
おう……このまま赤フードよぉ。やっちゃっていいんか?
やっちゃっていいなら俺殺らかすぜェェ?
……構わん。
遅かれ早かれ、死は齎されるが運命《サダメ》。
直に、世界の総てに素敵な再生へ至る死を齎すのだから。
へへへ、わかったわかった。盛大に殺らかすさ。
難しい理屈は俺に言ってもよくわかんねエぞ?
俺はただ
「強いヤツを殺りてェ」
だから、俺は協力する。壊れるんなら世界なんて壊れちまえ。
そういうことだ。先の未来は好きにやるといいさァ。
―……それで鎌わねェだろ?
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る