7 百合心中
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[私を呼ぶ声がする]
誰……?
[未だ死んではならない、と]
どうして……?
[使命が、あるのだ、と]
嗚呼――――――
[―――タナトス]
[タナトスの幻想は終わらない。
彼女を永遠にしたいでしょう?
彼女と永遠になりたいでしょう?]
あ、ぁ……リンダと、永遠に一緒に、なりたい……
[それならば答えは簡単よね?]
―――……。
[リンダヲ]
[殺セ、殺セ、殺セ、殺セ、殺セ、殺セ、殺セ、殺セ]
[其レコソガ タナトスノ使者ノ 運命]
[そっと手が伸びる。
眠っているリンダへと両手を伸ばす。
紅く千切れた指先が彼女の首筋を濡らした。
刹那。
目を覚ます、リンダと、
視線が合った。]
あ、ぁ、あ、あ、あ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ
[有りっ丈の力を込めて
彼女が瞳を見開くのも厭わずに
思い切り、首を絞めた。
リンダが今際の時に何かを呟いた気がした。
でもきっとそれを聴いてはいけない。
聴いたら私は、この手を緩めてしまうから]
あぁぁああああああ!!!!!
[ガリ、と厭な音がする。
私の爪が割れて、血がまた溢れ始めた。
リンダの首筋を濡らし、伝い、堕ち、染める。
リンダは最期にどんな顔をしていただろう。
涙で視界が曇って見えなかったのは幸せだろうか。
やがてくたりと、彼女から力が抜ける]
はぁ、はぁ、はぁ……
[肩で荒い息をして、私は顔を、涙を拭う。
この、出来事は、夜の戯曲の様に秘めやかに行われた。]
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>>11 ケイト [出ていく三人を見送る。「気をつけてな」と微笑みともつかない表情で。]
…うん。 それなら何か、お願いしようかな。 ありがとう、ケイト。
簡単な物で良いよ。 ある物、出来る物で、な?
[ケイトの申し出にははっきりと微笑んで答えた**]
(38) 2010/03/29(Mon) 01時頃
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『リンダを殺したのは私』
うそ。
『リンダを殺したのは私』
嘘よ。
『リンダを殺したのは――』
やめて、やめてやめて!!!!
――貴女よ
[虚空から 声が響く]
――貴女が殺した
[それは もう一人のタナトスの使者]
――逃れることは ユルサナイ
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[ケイトと共に食卓に着く。 恐々とした様子で見てくれた彼女には微笑んだ。]
大丈夫だよ、ありがとう。
[出て行った三人の様子を気にかける。]
無事だろうか…? 連絡、入れてみても良いかもしれないが。
[ため息。]
こうして居ると、外で起こっている事がウソのようだけれど…。 ただの逃避なんだ、な……。
(90) 2010/03/29(Mon) 23時頃
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>>93 ああ…マルグリットの連絡先なら、入れてもらったよ。 と、私の携帯、電池がなかったのだっけ…。
やれやれ。 上手くいかないな…。 アドレスを見る間くらいは、もつかもしれないが。
[電源を入れてみる。携帯を耳に当てて操作、マルグリットのアドレスを出して、ケイトに差し出した]
番号、ちゃんと出ているかな。
(94) 2010/03/29(Mon) 23時半頃
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>>97 ふふ、苦肉の策、というか。 メールもひらがなだけなら打てる…と思うんだが。 予測変換されてしまったりで、なかなか上手くいかないよ…。
[マーゴにメールを送ったのなら]
今は静かだな…? 前に比べると、だけれど…。
[もうあまり人も残っていないのだろうか。 殺されたか、自ら命を絶ったか、散ってしまったか…。
部屋の花の香り。 マーゴの花から出ている物か、自分やケイト、人から出ているのか、もう判別できない]
(101) 2010/03/30(Tue) 00時半頃
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[着信音に眉をあげた。 次いで、くすりと笑う。 その表情のまま、ケイトの報告を聴く]
そうか。 良かった。 何もなくても、無事に帰って来てくれれば…な。
[ばつが悪そうに笑う。]
出来ない事がハッキリしている方が良いのかもしれないな。 なんというか…熱が入る、とでも言うか。 まあ、ほんの少し前まで、何もかも諦めてはいたのだけれど、な。
[口元のパンくず。指摘されて取ろうと手を口元にやるが、ケイトの手が触れたので任せてしまった]
と…すまない。 気をつけてはいるのだけど。 ふふ…。
(104) 2010/03/30(Tue) 01時頃
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歌い手 コリーンは、何気なく口ずさむ。「Cry fo me、 君の声がきこえてる叫んでる…」
2010/03/30(Tue) 01時頃
[冷たい唇。
白い頬。
開かぬ眸。]
リン、ダ……
["あなたがころした"]
―――…
[タナトスの使者の声色が胸に刺さる]
わたしが ころし、た ……
[奈落に突き落とされるような気分に、なる]
どうして―――
[幾ら疑問を紡いでも、リンダが帰って来ることはない]
……ッ、
[唇を噛んだ。
ローズマリーに悟られないように、
気付かれないように、声を殺して]
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>>107 参考…になるかな。 ふふ、目の見える君が、見えない私を参考にする事はないと思うけれど。 私は、良くも悪くも開き直っただけだしな。
[曲の事を聞かれると懐かしそうに、寂しそうに。 微笑みを向ける。]
うん。 思い入れのある曲なんだ。 私が書いた曲だし…な。 ふふ。
(116) 2010/03/30(Tue) 15時頃
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>>117 ううん…。 そうだな、簡単に割り切れる人間は、そうはいないのかもな? 私だって、結構な時間がかかったよ。 立ち直るのに…。
[歌の事を聞かれると申し訳なさそうに]
声量も、高域も出せないよ? それでも良ければ、ううん、せめてメロディーくらいでも引いてあげられれば……?
[車の音、ケイトが発ちあがった音に首をかしげるが]
…ああ、帰ってきたのかな。 良かった。
(121) 2010/03/30(Tue) 15時半頃
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[同じく、だがゆっくりと首を振る]
私には何もお返しが出来ないから……。 せめて歌でも、と思っても声も出ない。
ただ感謝するだけでは、な…。
[出て行ったケイトと共にマーゴ達が戻ってくると]
お帰り。 無事でよかったよ。
[と、音のする方に微笑みを向けた。]
(129) 2010/03/30(Tue) 18時半頃
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歌い手 コリーンは、出て行くタバサを何事かと見送った。
2010/03/30(Tue) 20時半頃
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[急いで出て行く様子の音にきょとんとして]
…どうかしたのか……?
気をつけて、な…。
[ついて行く事も出来ない。背中に言葉を投げかけた。]
(135) 2010/03/30(Tue) 20時半頃
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>>143 ケイト [出て行ってしまったタバサ。 戸口のあたりを心配そうに見ている。]
分からない。 誰か…連絡があったんだろうか。
[ヨーランダ達もどこにいるのだろう。 もう居ないのかもしれない。 リンダやローズマリー、イリス。 1人1人、居なくなっていく……]
え? お風呂……。 そう、だな。 入れるうちに、か。 うん。
[手伝ってくれる、との言葉には]
ありがとう。 物の位置を教えてくれるだけでも構わないよ。
(145) 2010/03/30(Tue) 22時頃
|
/*
ァーァー
業務連絡です。
私の襲撃は通らないので、
仮でローズマリーにセットして下さい。
宜しくお願いします。
今からのローズマリー次第で
本決定か否かなのですが、
その辺はRP眺めつつ決めて頂ければ。
以上、業務連絡でした。
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>>153 お湯を出そうとして水が出たり、なんて事がないようなら。
[くすりと笑う。母の話は、深入りしない。 ここにいないということは、おそらく……。]
(158) 2010/03/30(Tue) 23時半頃
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