25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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/* 色々と考えましたが、やはりあまり良くは思われていないようなので申し訳なく。
なんとか切り抜ける方法を考えるなりしましょう。
私が最後に残っても構いませんから。
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[不在の間に雛鳥が気を回してくれていたことがありがたく。 つめたく冷やされた淡い果汁は、乾いた喉に心地が良かった。]
おや…… かりょう。わたしの手鏡を知りませんか? このくらいの大きさで黒檀縁の…
何処で落としてきてしまったやら。 宴席か、それとも庭ででしょうか…
[本当は、そんな鏡など元より持ってなど居ない。 ただ、今一時は傍から離す必要が。]
(303) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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…探してきて、貰えないか? [頼み込んで送り出せば、暫くは戻ってこないはず。
そのうちに着替えるは武家風の地味な羽織。 化粧っけの無い顔に、長い髪をキリと結い上げれば、 余程親しい物以外は、同じ顔の片割れと区別は付くまい。]
(310) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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[先程使用人に託した書状は、そろそろ夜光の名を継ぐ若き花の元へと届くか。 名前を伏せたそれは、イアンの件で折り入って話が、と。
閑話休題。 この時代、指紋や遺伝子解析などの鑑識の高度な技術は既に絶えて久しい。 そうでなければ、皆の勘に任せて投票で処刑するものを決めるなど、そんな馬鹿げた手段をこのような重大な事件の中で取りうるはずがないのだから。]
(318) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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[ひとりで来るよう指定したのは、人のあまり通らぬ裏庭の納屋。]
(320) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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…まずは夜光を。
裏庭の納屋に呼び出して喰らいますから、これそうならば落ち着いた頃に。
…本郷殿?
[かける声には僅かに心配の色。
元より、同胞とは言え利害でしかつながりのない仲のはずだったが、
…それだけでは無くなってしまいそうで、それが少し恐ろしい。
情に流されれば、きっと仕損じる。]
/*大丈夫ですかー?寝おちてはおりませんかー?
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[納屋の中は、たとえ昼であろうと薄暗い。 灯火ひとつが目を引くように少し奥の行李の上に置かれ、己は影に身を潜めて待つ。]
(328) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[奥の灯火へと進んでいく夜光。 身を潜めたその前を通り過ぎたのを見計らい…
ガタリと倒される古い戸板は、袋の鼠の退路を断つか。]
(335) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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イアン……
お前、大丈夫か?
[明から何か報告を受け、話しかけた。]
………えーと……
[もう、人がいないのに声が聞こえることに驚かない。]
貴方は……何方でしょうか……?
[けれど、知らない声に困惑して]
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…わざわざここまで呼びつけてしまって、すまなかったね。
[ゆるりと物陰より姿を現す。 同じ顔の片割れのごとき装いではあるが、その艷めいた笑みは別な姿で見覚えのあるものだろう。]
我らにも色々と事情があってね。…恨むなとも、許せとも言いません。 ただここで、我らが糧になってもらうまで。
(342) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[一方、こちらを知らないとするイアンには困惑いているが、
今はどこにいるのかもわからず、返事が返せない。]
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…天満月殿は、獣を探すことが出来る。 イアンはそれを手先として利用しようとしている。
そしてそれは、我らに取っては…とても都合がよろしくないもので。 [ざわり、室内の空気がざわめき、灯火が揺れる。 一歩一歩と、彼のところへと歩み、その白い手を首元へと伸ばす。]
(347) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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…………?
[返らぬ声に首をかしげて。
その表情は今までの青年よりもずっと幼い。]
[通信機器。それから聞こえる声。
……刷衛のもたらしたセンターと去勢、避妊された
獣の話やその他は、
事実であり正しかったのかもしれない。
けれど、それは青年にはとても有害で。
とてもとても有害で。加速してほつれた心。
心は自己防衛で壁を作る。現実への。
特にほつれの加速の原因には
幾つもの壁を隔てて。
その壁に刷衛の存在も通信機器も置き去りにして。]
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"それ"が、そこにあるはずはない。 "それ"をお前に貸してくれるものなど、居るはずもない。
何故なら、"それ"の持ち主は、去年の夏の祭りの夜に…
[握ろうとした白鞘巻は、霞のごとく夢のように消える。]
ここで、みなの糧に饗されましたから。
(352) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[そうして置き去りにされた通信機と刷衛の記憶。
けれど通信機を通して聞こえる声。
人の姿なく聞こえる声。
それは、幻聴を聞いているのでは
ないかと言う恐怖を植えつける。
繰り返された恐怖。
……ほつれた心は理屈で答えを出せないまま圧縮される]
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[振られた刀は、避けもせぬ。 なぜならもとより最初から、刀はそこには無かったのだから。 祭の夜の夢の名残が、己が散ったことを受け入れられなかっただけ。]
(354) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[人と約束を交わし生きることを考え始めた心は
生きたいと少しづつ思え始めた心は
悲鳴を上げる。生きたい。狂いたくない。と。
でも、声が聞こえる。それは狂っていると?]
[疲弊した心は、軽く背中を押される。
常であれば、それは快方に
押し出すものだったかもしれないが]
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恨むならお恨みなさい。 憎むなら呪い殺すほど憎んでかまわぬ。
…先の夜光から、聞いているでしょう。 あの男は、己が為ならどんなことでもする、と。
[がしりとその手は夜光の肩へ。 凄惨にして獰猛な、獣の笑みが灯火に映える。]
(358) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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そなたも逝くが良い。 …共に学んだ友の元へ。
[白い頬へ、鮮やかな返り血が飛んだ。]
(360) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[その言葉は、青年がずっとずっと逢いたくて
でも、逢えないと思った存在を彷彿とさせて。
ほつれた心は、ただ、その存在に縋ってしまう。
それまで、生きたいと、狂いたくないと思ったことも
そのために痛みに耐えることも置き去りにして。]
/* ご心労かけ、申し訳なく。独断が過ぎたでしょうか?
見ていらしたらご返事頂ければありがたい。
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[食い荒らされて尽くして暫く後、誰かにそれが見つかる頃、 無惨になった亡骸はくしゃくしゃになった書状を握っておりました。
そこには、誰が書いたともつかない平凡な字で、
「イアン」 「折り入って話が」]
(371) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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[通信機からはあれからまともな反応はない。
そう、彼には早すぎた。
のだと思う。
悲しいと思う。
チャールズほどの男に愛された花であるなら、
きっと、わかってくれるはずなのだ。
そう、早すぎただけ。]
[そう、早過ぎた。あまりにも早過ぎた。
まだ、視界からの現実を
きちんと受け止めることさえできないほど
突然の主の死に打ちのめされた青年には
正しいこと、事実、それを受け止めるのは早過ぎた。]
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[友が、主が、それに気づいて辿り付く頃には、
もうそこには、獣の姿は、無い。]
(374) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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[血塗られた花主が己の花を屠ったことが広まる頃、 その花主の姿に似せた男は、僅かに血の香を匂わせて、そっと南端の自室へと戻る。
扉を閉め、一人であることを確認して、満足そうに己の腹を撫でた。 雛鳥が巣へと戻る前に、湯を浴び痕跡は全て隠した。
いまだ、見つかるわけには行かぬ故。 果たせていない約束がある。]
(376) 2010/08/08(Sun) 03時頃
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ランタン職人 ヴェスパタインは、小僧 カルヴィンを待ちくたびれたか腹が満たされたせいか、寝台に突っ伏して眠っていた。*
2010/08/08(Sun) 04時頃
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