人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―イアン客室―

[一切その場から動く気配を見せず
声ならぬ聲で眷族達に囁きかける。
彼等は命令通りに動くだろう。

最上階に主の気配は無く
影が戸口を塞ぐように立ちはだかるだけ]

(255) 2010/06/23(Wed) 21時半頃

――…よほど欲しかったのね。


[獲物をサイラスが見つけた事を影を通じて知った女は
くすくすと愉しげな笑みを漏らした]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 手に入らぬものなど、思いつきもせぬな。

[思いつかぬだけで、手に入らぬものは存在する。
例えば城主の胸に空いたままの穴を埋めるものであったり]

 芸か?
 しかし、私の執着は恐らくひとにしてみれば性質が悪いぞ。

[くすくすと、愉しげに笑ってみせる。
寝台に散らばる銀糸がさわさわと揺れた。
少しの間の沈黙を破り、薄い唇が音を紡ぐ]

 
 ――――…あいしている、イアン。

(263) 2010/06/23(Wed) 21時半頃


 強い執着は時に命取りとなるやもしれんが
 ……さて、あれはどうするのだろうな?


[愉しげな気配混じる声音。
城主の部屋に近い場所、
霧の届く場所ならば全てを見通せる
蠢く影達はあるがままを己が主人たちへと伝えてゆく]






――ああ、つまらない。
最初から、近くにいるのがわかってらしたのでしょうに……。

[少しだけ拗ねたような声音が呟く]


――…そんな聲を出さないの。
あの娘以外にも“獲物”はたくさん居るでしょう?


[拗ねた白薔薇の聲に宥めるような聲が重ねられた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……孤独は私が生まれた時より、傍にあるもの。
 既にてにしたもののひとつ。

[否定が返れば、城主は一度瞬いた]

 人間と言うものは
 こういう時に、そう口にするのではないのか?

[嘲笑を受け、柳眉を寄せつつ首を傾ぐ。
億劫な仕草でゆるりと身を起こし]

 詰まらぬ答えだ。

[一笑に付した]
 
 ひとの言う愛は所詮己の事を第一に置いた醜い独占欲の塊だろう。
 私には理解出来ぬもの。
 執着と似ているようで、そうでないのか
 ……さて、お前は愛をどう説いてくれる?

(273) 2010/06/23(Wed) 22時頃

 ふふ……
 私はお前の拗ねた貌が見たかっただけかもしれぬ。


[白薔薇の声音に、くすくすと笑み混じる囁きが返る]

 
 そう、私のローズが言う通り
 獲物はまだ幾人も残っている。

 宴はまだ続いているだろう?


 ――……ここは、下がってもらおう。

[白薔薇が拗ねた声を出すのとは対照的に、
 暗い声を出して……。



 そう、彼らにとっては、なんでもない、余興の一つ、きっと自分のことも滑稽にみえているのだと、わかっていても。]


 ―――お嬢様、
 この狩りのこの“獲物”はそれのみ、ではありませんか。

[宥める声に答えるは、まるで道理を諭すように]

 ああ、旦那様まで、
 意地の悪いことを仰られて……
 

 ですが、我らが同属は“獲物”に逃げろなどと。

[声音には冷笑の混じる]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 自分を失ってまで手にしたいと?
 其れほどまでに魅力のあるものか


[度の超えた執着。
立ち上がり、窓辺へ向かう
城主の表情からは笑みが消え、考え込む風]


 それほどの執着を
 ……私は未だ得ておらぬのか。

(283) 2010/06/23(Wed) 22時頃

 喰らわぬのですか?
 ―――毒花を。

 いらぬのならば、もらいますよ?

[恐らくその毒は、己が身にも効くだろう。

予感していながら、囁きは流れて]


 まさに
 度を越えた執着、だな。


[なるほど。
薬師の様子が
丁度部屋で話すイアンの喩えに当てはまる気がして
呟きを洩らす]

 
 白薔薇
 今宵の狩りは、薬師が勝ったのだから 
 あれの好きにさせて遣れば良い

 ……しかし、其の娘がひとり逃げるかどうか


 いや、
 彼女を、


 いや、獲物を、


 捕らえれば、いいの  だろう?

[白薔薇の言葉にそう返しながら…。]


――…お兄様もそう仰っているのだから、
別の“獲物”になさい、セシル。


……逃げろ?
この宴から本当に逃げられるとでも思っているの?
逃げられなどしないわ。
そうでしょう……? お兄様。


嗚呼、けれど……
お兄様への捧げものに逃げろ、だなんて……
いけないこ、ね。


[絶望など消えたはずなのに――]


あれが良かったのです。
あの、毒が。


 っふふ……宴から逃れる方法は幾つかあるぞ?


[ローズマリーに]


 ひとつは、魂だけで逃げる方法
 ひとつは、身代わりを置いて逃げる方法


[前者は死を意味し
後者は犠牲を意味する。
魔物狩人と名乗った男が選んだ道を思い出し、
薄く笑いながら告げた]
 

 後は……我が眷族となる道もひとつの逃げではある、か?
 二度とひとには戻れなくなるがな。


[隻眼の男のぬくもりが
失ったぬくもりを思い起こさせた。

同じようでいて違う。
違うようなのに似ている。

白薔薇の呟きにふ、と息を吐く]


それでも……
あの娘はサイラスの獲物なのよ。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 22時半頃


――…そう、なの…?


[兄の囁きに不思議そうな聲。
けれどそうだとしたらサイモンの魂は逃げられただろうか。
それともまだ城の何処かに囚われたままなのだろうか。
あの優しい男のこと。
魂だけの存在となっても妹の事が心配で逃げずにいそう。
そんなことを思いながらも緩く首を傾げ]


如何してそんな話をするの、お兄様。
私は、逃げる為にお兄様と同じになったのでは、
ない……、でしょう……?


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ……与えられるもの……
 与えさせるものでは、無いと


[ならば力尽くで手にいれたとしても、其れは偽りなのだろうか。
整った相貌に翳りが見えるのは、傍の灯りが薄い所為。
黒檀の窓辺に手をかけて、壁に凭れるようにして
傍へと近づいてきた記者をちらりと流し見た]


 ……そのような度を越えた執着など
 枷にしかならぬだろう


[言いながら視線を逸らす]


 別に……――――構わぬ。

(293) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

 ……そうだな
 お前は望んで、私の妹となったのだから。


[無理矢理与えた真実を隠し
城主は彼女の聲に同意を向ける]


 中には、そのような者もいた、と言うだけの事。






 ――ああ、また。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―イアン客室―
[肩を竦める記者の胸元へ、白い指を其の尖った爪先を伸ばす。
視線は落としたまま]


 私が欲しいのは
 お前たちが恐怖に震え、絶望に泣き叫ぶこえ
 私の胸を満たすのは
 お前たちの醜い感情を曝け出すこと

 過剰な執着を持たれるのは構わないが
 私がそのように変わるのは、本意で無いな。

 だから 要らぬ。


[未だ嘗て誰からも得た事の無いもの
これから先も、本当の意味ではきっと得る事の無いもの。
子供は城主が全てを持っていると言うが
己が持つモノなど、本当は]

(308) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、要らぬと言う癖に其の声は苦い。

2010/06/23(Wed) 22時半頃


私が望んだから……
お兄様が与えてくれた。


[疑う事なく記憶のない女は兄の言葉を受け入れる]


……そう。


愛しいお兄様……
如何か私を遠ざけないで……


[切なる聲が微かに紡がれる]


 ――………あ




[最後は、本当に呆気ない、呻きが一つ……。]


――……、


[眷属たる男の呻きに女の翡翠が微かに揺れた]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 其処までして得るほどのものか。
 可笑しなことだ。


[首を振る。
己の部屋の傍、崩れ落ちる眷族の姿は
城主には理解出来ぬもの。
あれもまた過ぎた執着の結果かもしれぬと内心思いながら、爪先だけでなく、指で、掌で、鼓動を聞く]


 恐怖し、絶望した人間の心の音とは違うぞ。
 これでは――足りぬが。


[そういえば未だ、全てを投げ捨て自分の醜い部分まで晒し、命乞いをする姿を誰も見ていない]

 
 啜って欲しいなら、そら……首を出せ

[掌を胸元へ這わせたまま、再びゆっくりと身を寄せる。漂う色香はひとのものに在らず]

(325) 2010/06/23(Wed) 23時頃




 ―――……、

[無言の気配はミセリコルディアを握る]





 白薔薇に求めたのは、何だったのか。


 白薔薇をそれでも、護ったのはきっと…


    


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