143 宵を待つ村
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ケヴィンおはよう見えてる?
ごめんね、情報欄については見てるんだけどこれだけ言わせてね。
赤でもう1人が喋ってるの見えないから多分ベネットが首無だと思う。俺もどうしていいのか分からない。
今日の襲撃先はラルフ[[who]]
―集会所前―
あんな証拠もなく疑ってくるからですよ?
[ケヴィンの死体の前で誰にも見られないように笑って見せた]
―回想・集会所前―
[分かったことがあると言って呼び出した相手は、夜暗くなっているというのに現れた。あんなに疑っていたのに、人のいい青年は他の村人を守るためにやってきたのだろうか。それとも人狼の正体が分かっていて退治しにやってきたのだろうか]
ケヴィンさん、こんばんは。
[笑って声をかけ、じっと相手の出方を窺った]
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ー集会所ー
[今まで不安から体調を崩した人々のもとを回っていたがそれも終わり、べネットを背負ったムパムピスの元に近寄る。死者を丹念に葬ってやろうとするその姿にため息一つついて近より]
手伝います。
[その一言は強く有無を言わせない。死を扱うのは自らの仕事でもあると譲らなかっただろう]
(27) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/09/16(Mon) 23時半頃
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ー墓地ー
[別れの言葉をもらったあと、彼を手伝って墓地へ。背負ったその体は弛緩していて重く、深く掘られた三つの穴にこんなことを一人でさせてしまったのか、と唇を噛んだ
暫く黙って二人で三人を埋めてその墓を作り終えて彼が別れを告げたころ、口をゆっくり開く]
ムパムピス君。私は神に告解したいことがあるのです。
....聞いてはくださいませんか?
[その姿は珍しく男にしては自信なさげに見えたかもしれない。]
(62) 2013/09/17(Tue) 11時頃
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私には、医師足る資格がありません。
(63) 2013/09/17(Tue) 11時頃
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[さらりと男の口から出た言葉。それは一生言うつもりのなかった言葉]
貴方は、先ほど私が生を扱う仕事だといいました。ですが、案外死神で大正解かもしれません。
[彼はどういった反応を見せただろうか。どうであれその肩を竦めて ]
正式に告解室でした告解ではありません。貴方が個人としてこの言葉をどう受け取り、誰に話すのも自由です。ただ、私は人狼、なんてそんなファンタジーなものではないことは訴えてはおきたいですが。
[彼が知りたければなんでも教えるつもりでそこまで言ってから黙って彼を見つめる。彼の言葉を待つ瞬間、まさに首に縄をかけられている感覚であった。]
(64) 2013/09/17(Tue) 11時頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 12時半頃
宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 14時半頃
―村長宅―
[2階までよじ登り、窓の一部を割って中に入った。体力の消費と緊張で息が上がる。夜中に一人でやってきた方が遥かに楽だっただろう。
しかし、どうしても昼間のうちに来たい理由があった。夜はオスカーの近くにいたい。……村人の数を減らす時以外は]
これは?
[村長の机を探ると日記が見つかった。ぱらぱらっと捲ると、見覚えのある封筒が挟まっていた。差出人は編集長。封は開いていてる。中身を確認すると、そこには俺が人狼であると書かれていた。処刑の準備が滞りなく行われたのも、村長は誰が人狼であるか初めから分かっていたのだ]
くそっ。
[あの晩、村長を殺していなければ処刑されていた。村長を殺さなければ何も起こらない平和な日々を続けることが出来たかもしれない。そんな夢みたいな話も
ありえない絵空事なのだ。
手紙を握り潰し、急いで日記に目を通す。確認したいことが2つあった]
[第一に、村から出られない。
これは人狼は全ての村人を殺すか、村人は全ての人狼を殺さないと外に出られない。人狼と人間、長きに渡り互いに怨み合う呪いのようなものが原因らしい。
第二に、大量に咲いた待宵草について。
異常な量の花も何か関係していると推測した。
待宵草が狂い咲いた時、想い合う村人同士は固い絆が結ばれる。それが今年のようだ。
困ったことに気づく。俺とオスカーの間に絆はない。俺が人ではないだからだ。
どうして俺は人間ではないのだろうか。こんなに愛しているのに、オスカーが死んでも俺はすぐに後を追うことはない。村人達に復讐を望み、最後まで抵抗して死ぬのだろう]
どうして……なんで……こんなことに……。
[己の不運を嘆いても戻れない。
全ての村人を殺しオスカーとこの村の中で生き続けることを強要するか、人狼だと話し処刑してもらいオスカーには生き続けてもらうのか。
どちらにしろ、自分には彼に幸せな未来を与えることが出来ないのだ]
……村人共め。
[村人に対する殺意が沸き上がる。
絶対に守りきる。なんだって利用してやる]
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....一般的な治療薬と友人から譲り受けたいくつかの薬、それと私の良き先生、という演技をもってしても治る見込みがない、又は本人に生きる気がない場合はこれを投与していました。
[ポケットから出した小瓶に入っているのは透明な液体]
眠るように死ねます。痛みも苦しみも感じないでしょう。これを怠慢、と呼ぶなら返事はイェス、です。
[それは安楽死と呼べるもの。黍炉はこれ以外の方法で患者を看取ったことがない]
流石に、若いと感じる年齢ならばやれるだけやりますが。老いている人間には割りと躊躇はなかったかもしれません。
こんな私を、軽蔑しますか?
[この村で黍炉に助けられた人は少なからずいただろう。だがそれとおなじくらい死んでいった老人もいて。安らかな最期だったと、だから自分も最期は黍炉先生に看取ってほしいと村外れに住む老婆に言われたのはいつだったか。自分はそれになんと返したかどうにも思い出せない。]
(82) 2013/09/17(Tue) 22時頃
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.....ありがとう。君はやっぱり優しいね。とても。
[諦めたような苦笑。彼を見る瞳は暖かく、穏やかで。眩しげにその瞳を細めた
だが、微かに、彼の言葉に眉を寄せる]
貴方の居場所を作ったことなんかありませんよ。それは貴方が作ったものだ。
[その頭を撫でる。なるべく優しく、人を殺す手でも触れるくらいは許されたかった]
ムーピー君。私はこのいつ誰が死ぬかわからない状況で、君にだけは全てを知っていてほしいと思ったんです。
君が神父だからじゃない。君が君であったから。例えなんといわれようとも、君にならいいと思えたから
[その言葉は彼の瞳を覗き込んで丁寧に彼へと落としていく。届けと願いを込めるように、はたまた呪いの言葉をかけて彼を縛り付けようとするように]
(90) 2013/09/17(Tue) 23時半頃
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