人狼議事


82 謝肉祭の聖なる贄

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[しかし――堰き止められたものは、底に沈殿はしても消え去りはしない。]


[それゆえ、]


 ふむ?
 私としては構わないが――精気を吸い尽くしてしまったりしないだろうか。

[年若い白金の同胞が漏らした声が聞こえれば。
角と同じ色をした目を細め、首を微かに傾げた。

人間相手と違い、同胞が相手であれば、受け入れる側でも押し倒す側でもどちらでも構わない性質ではあるので。
相手が茶でも白金でも、人間相手とは違う方向性で愉しむだろうが]


【人】 放蕩者 ホレーショー

 そうさなぁ。
 極上のは真っ先に喰われるか、
 そうでなきゃァ周りに足元掬われて生ゴミ送りだ。

 余程目立たねぇとか不味そうじゃなけりゃぁ、その歳までは残らねぇさな。

[帽子の下からボソリと返答返す様子をニヤニヤと見、]

 おめぇさんは、酒の一つも嗜まねぇのかい?
 わからんのなら、適当なので構わないが…

(131) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[食事の終わった宴台は、祭壇から下ろされて広場の真ん中に晒される。
 華奢な少年の面影を残す、無残な姿の喰い残しの骸。
 人々は神々の力の残滓を少しでも得ようと、
 我先にとその肉を削いで口にし、髪を骨を持ち帰る。

 一人目と二人目に生まれた子供たちにとって、大神は畏怖すべきものではあれど、
 自分達は贄とは違い、喰われることは無い存在だと信じているから。
 村人とプロスフォラの間には、きっと埋めようもない深い深い溝があるのだろう。]

(133) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

[自制の箍が外れ、血に狂乱する銀灰は淫らに咲くが、それを味わった輩は少ない。
その相手が人ならぬ同胞であろうと何であろうと、引き裂き喰らうからだ。

そうでなく――常態の銀灰を口説き落とし、尚且つ血の滾りを抑えた交わりを持てた輩は……果たして存在するのかどうか。]


放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 22時半頃


[銀灰の同胞は美しいが高嶺の花。
 流石に死なぬまでも、手を出した代償の高価さは身をもって知っている。
 あの時は傷が癒えるまでどのくらい掛かったのだったか…]



え、あ、

……まぁ、そういうことー。
だからー、僕は、……あーいうのはもう、懲り懲り。

[いろを微かに取り戻していた灰白の主に向ける声は
それはそれは弱々しい声、で]

あー……うー………うるるるるるるぅ……

[自分で口にした独り言が切欠で、ひとりで唸っていた。
こんな無様な声、背後に在る贄ごときには聞かせられるものではない。]


[何時かのあの年、食前酒ごときで酔って騒いで
様々に度を越したちょっかいを出した白金に齎された
銀灰からの仕打ちが。
――もし、艶伴うものであったのならば。

そのことは、思い出したくない思い出として、
確かに白金の中に残っている筈だ。

五年前から今まで、若い白金が宴に姿見せてこなかったのは
身体に直に受けていた痛手で、出るに出られなかったという故も、どうもあるようだった。]


【人】 放蕩者 ホレーショー

 …ほぅ?

[娘が語る言葉に、太い眉がピンと跳ね上がる。
 その娘の身体の線と、銀灰の同胞の横顔をチラリと見比べた。]

 相変わらず、手が早いねぇ…

[他の奴のモノと言われてしまえば、俄然美味しそうに見えてくるか。
 隙あらば…などと脳裏をよぎったりもしなくもないが、
 最初の贄の命を喰らったからか、それなりに満たされてもいた。
 他の奴が一人仕留めるまでは傍観するつもりでは居る。]

(145) 2012/03/15(Thu) 23時頃


[5年前の騒動の折、堪忍袋の緒が切れて激怒した銀灰は、体躯に劣る白金をこっぴどくどやしつけたが。
その仕打ちというのが、首を押さえつけた上で背後から圧し掛かるという大神の基準からしても屈辱的なものだった。

その上で更に、
「何なら主を犯し喰ろうてやろうか。
ヒトにはあらぬ故、そう簡単に死にはすまい」
と、どすの利いた低音にたっぷりの毒と艶を交えて白金のへたりと伏せた耳に吹き込んだのだったが――]


【人】 放蕩者 ホレーショー

 そりゃぁ、自分から進んで生ゴミになりたい奴ァいねぇさな。
 すり潰されて畑に撒かれて肥やしになるんじゃァ…その歳まで生きてきた意味がねぇ。

[無理して畏まろうとしてボロが出る様子をニヤニヤ眺めて。
 酒杯はあることはあるが、ちょうど姿勢を崩して寝そべった腹の前くらいに置いてあるか。]

 

(148) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

 フッ…フフフフフ。
 茶のも、銀灰のも、贄から懐かれているな。

[同胞にのみ聞こえるように、小さく囁く。
その声が帯びるのは、嘲笑か、羨望か、それとも懐古の情か]


 まぁ、な。

[こうして気安く見せて懐へ招くは、己のよく使う手か。] 

 割りと俺は雑食でね。どっちかってぇと食えりゃいいってところもある。
 あの森のブローリンなんかはかなりのグルメだったがなぁ。

 


【人】 放蕩者 ホレーショー

 今年は、久しぶりに降りてきてる奴も多くてな。
 去年来た奴みたいに年若くて甘いのばかりを食い散らかすようなのは少ないかもしれん。
 …中々に変わり者の通好みが揃ってるからな。
 案外、お前さんの努力次第かもよ?

[周りに聞こえぬようこっそりと囁くのは、この風変わりな贄にどこか食欲以外の興味が湧いたからかもしれない。]

(154) 2012/03/15(Thu) 23時半頃



懐く…?

[同胞の声に、ふ、と嗤いを返す。]

懐いた程度では到底。

[足りぬ、と言いたいのだろう。
昔から贄には、その肉だけでなく、最も苛烈なものを要求してきた。]


[――魂を捧げるほどの希求を。
逆にそれが充たされなければ「何でも良かった」。]

肉であれば。
さしたるものは求めぬ。
食いでがありさえすれば。

[まぐわいに充分であれば。]


[その時、あまりにもひどい取り押さえられ方をした若造は、
じたばたと暴れることもできずに、惨めさに居た堪れなくなりながら
きゃんきゃんと啼いていたものだった。]


……あー、やだやだ。
今思い出すことじゃない。

[ただでさえ格も低く器も小さい大神に、抗う術は無く。
死にも出来ず、一方的になぶられ喰らわれ続ける痛みを得るばかり。
あの時の銀灰の声色の、そのいろやまるで、
己が持つ毒たる病よりもさらに濃い、甘く鋭い毒]



[―――…おかげですっかり、あの花のようなかおりは
小さな白金にとってはつらいものとなってしまっていたのだった。
刻みつけられた屈辱と恐れは、今でも、こうして
銀灰に対する無言の形をとって、此処に在る。]




 フフフフフ。
 私は、人間を手懐ける気も、必要以上のものを要求する気も、起きぬからな。
 だが、同胞のそのような姿を見るのは中々に愉しいものだ。

[茶と銀灰の同胞の反応に、実に愉快そうに笑いを零す。

遥か遠い昔。現在の縄張りへとやってくるより以前。
対である「風伯」を永久に喪う羽目になったのは人間が原因だったから。
「己」を維持する為に、こうして村へ足を運んでいても。人間への憎悪と蔑みの情が消える事はなく。
それが故に、贄を弄り辱める事はあっても。感情まで要求する事はしない]




(……そういえば、ぎんいろさま、今年、居ない)

[ブローリンの名に、ふと、四年に一度来る神を思い出し。
件の大神とすれ違う形でやってきた白金は、特に返事を求めるでもなく、呟いていた。]


 ああ、ところで茶の。
 そろそろ立っているのも飽きたのだが、その膝なり腹なりを借りても良いか?

[寝そべっている同胞と、贄と戯れている他の2人の同胞の様子をちらりと見て。
地に落ちれば汚れ泥水となる雨を司るが故に、地や木などに腰を下ろす事を嫌う性質の大神は、比較的暇そうにしているという理由でそう尋ねた]

 無論、そこの贄や他の者と戯れるつもりであれば、無理にとは言わんが。


 あれは、用事とやらで先に帰った。

[聞くともなく、白金の呟きが耳に入って反射的に応えていた。

死んでも口にせぬが、冷たくあしらっても懲りず構う、ぎんいろの輩には密かに好意を持っていた。
あれには、話しておきたい――相談したいこともあったのだが、と。
そんな思いが、ついうっかり白金への返事となった。]


 おう、構わぬよ。
 …戯れるのは、好きだ。

[単なるじゃれあいで終わらぬものも含めて。
 常のごとく気安い態度で年かさの同胞を招いた。]



ふふっ。
――…あんな目をした元気ないいコの肝が、一番いい。

[この“いろ”が無くてはならない、という訳ではないものの。
贄にはそんな――「蹴落とす」ような激しい心を欲しがる節のある大神。
故に相手が此方を好いているか否かはあまり考えておらず。
そんな大神はどうも、贄から懐かれることは
これまで、あまり無かったのかもしれない。

アクアマリンの瞳を捉えながら、白金は微かに零して――]


【人】 放蕩者 ホレーショー

[あの方のものだと宣言した娘は一人でさみしげに身を丸め、
 件の主は、先程自分が味見した舞手の男にちょっかいをかけている…。]

 相変わらずさ、なぁ…。
 生半可じゃ満足できねぇってのに、手だけは早ぇ。

[苦笑い混じりの揶揄は、何に妬いての事か。]

(164) 2012/03/16(Fri) 00時頃


…………………


 …………… そ  う  です  か 。

[まさか返ってくるとは思っていなかった返事。
しかもそれはよりにもよって、あの かおりの主。
相当の間をおいて、ようやく途切れ途切れに声を出せた白金には、
銀灰の言葉の裏にある思いは、覚れていなかった。] 


【人】 放蕩者 ホレーショー

[帽子の男が酒杯へと伸ばしてきた手を、わしっと掴む。
 未だ末端は獣のまま。鋭い爪が期せずしてその肌に傷をつけるか。]

 中々面白れぇなぁ…お前。

[返答は、満点どころか三角すらももらえないようなもの。
 珍獣を見るような表情が、色濃い瞳に浮かぶ、

 手首握ったまま引き寄せて、ヒゲすら整えてない口元をぺろりと舐めた。]

(165) 2012/03/16(Fri) 00時半頃

 では、遠慮なく。

[同胞の了承を得て、その腿辺りに腰を下ろす。
それ以上の戯れも、同胞とならば好むものなので、何らかのちょっかいを出そうとするだろうか]


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