人狼議事


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 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.



 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


【人】 掃除夫 ラルフ

─お屋敷の厨房─
[良く片付いたキッチンは、やや年季は入っているものの清潔で広々としている。
厨房だけではなく、屋敷全体がそう整えられているのは、執事たちの普段の行い故か。

風呂やトイレや下水の掃除の時くらいしか、母屋にはほとんど入らないから、主人の屋敷でありながらどこに何があるか分からないのが情けない。]

セシル、料理とか出来るんだ…。
すごいや。
僕も、ちょっとくらいは習っておけば良かったね。

[母親が家事をする姿などほとんど見たことがなかったし。どうせ何も出来ないと思っていたから。]

今更そう思っても、しょうがないのになぁ。

(405) 2010/07/04(Sun) 15時頃

[サイモンがあげた狂気の哂い声――。

でも、女の耳には、
それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]

 ――…。

[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。

何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]


【人】 掃除夫 ラルフ

今更、だよ。
だってさ、僕らもうすぐ死ぬんだし。
[複雑そうな表情で撫でるセシルに帰す言葉は、清々しいほどにあっけらかんとした絶望。
いや、絶望ですら無いだろう。
最初から無い望みなんて、絶たれる事などないのだし。

それでも、出来そうな事はなるべく手伝い、あまりの要領の悪さにセシルをかなりてこずらせたけれど、出来上がった質素な食事を主のところへ共に運んだ。

食べて良いと言われるまでは拾われたばかりの捨て犬のように隅っこで静かに控えている。
主人の知らぬところでは、先輩たちからの扱いは気まぐれに拾った野良犬のようなもので。
夕飯の残り物を貰えて納屋の隅で寝れるだけで十分破格の扱いだったけど。]

…火事?
[戸惑いつつも皆が行くならお伴について行くつもり。]

(450) 2010/07/04(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[燃え上がる民家を、ぼんやりと眺める。
感慨も何も、ありはしなかった。]

…水、持ってきたほうがいいのかな?
それとも…もう無駄?

[消そうとしてもしょうがないんじゃないか。
そう思うのはまるで、街に助けを求めてもしょうがないんじゃないか。
そんな思いによく似ていた。]

(459) 2010/07/05(Mon) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…やりたい事したらいいって、セシルさっき言ってたよね。
誰か、やりたいから壊しちゃったんじゃない?
捕まって処刑される前にどうせ死んじゃうんなら、幾らだって悪いことできるし。

[やりたいことなんて、別に自分にはなかったけれど。

役人に見つからなきゃやってもいいんだとゲラゲラ笑っていた大人たちを、息をひそめながら幾人も見た記憶はあった。]

(461) 2010/07/05(Mon) 00時頃

掃除夫 ラルフは、うなづいて、バケツを抱えて駆け出した。

2010/07/05(Mon) 00時頃


 鏡…―――

[ぽつ、と呟く。
 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]

 貴女は、

 つらかった、でしょう。

 ぶつけようの無い、想いを抱えるのは

 とても残酷だわ――


 ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を
 食べたくて仕方なくて、
 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と
 魔女に乞いました。


 魔女は生まれてくる子と引き換えに、
 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。
 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。


 子はラプンツェルと名付けられ、
 外に出られないように、塔の上で育てられました。
 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り
 それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。


 ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。
 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。
 口付け、身体に触れ、深みを知る。
 背徳的な逢瀬。


 ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、
 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し
 遠く遠くへとやりました。


 青年はラプンツェルの行方が分からず、
 絶望して塔から身を投げ
 失明してしまいました。


 それから暫しの時が経ち、
 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。


 青年は、ラプンツェルと再会し、
 ラプンツェルの流した涙によって、
 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。


 そうして二人は、しあわせに、なりました。
 めでたし、めでたし。



 ……とってつけたようなハッピーエンドね。
 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。

 ラプンツェルが子を孕んで
 青年が失明して
 かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。


 貴女も、そう。

 姿を消して、
 互いの居場所も分からずに、
 絶望して、
 後悔して、

 ……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。





 そうと分かっていても
 無慈悲な世界に生きても、
 それでも、

 幸せを願うのが、人なのでしょうね。
 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。


[残響が掠める哄笑には、唯]

 ―――…。

[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]


 幸せな、終りは――
 望んでも手に入れられないわ。
 
 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。
 多くの人にとっては、それは儚い願い。

 いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。

 本当は幸せではないのかもしれない、わね。


 でも、縋ってしまう。


 最期だから、特に――。

 幸せな終りを……。


 幸せなんてものは
 憧れる為に在るのかしら。

[ぱちり、と、瞬きをした]

 縋ってしまう、か。
 そうね。

 ……そう。

 なんだかんだ、言っても、
 それを望んでしまうのね――


 そして、私は……。

 終りに怯える人を――…。
 病から逃れたい人が――…


 縋りきれないのなら。
 せめて、永遠の眠りにつかせてあげることで――。
 縋っても得られぬ苦しみから


 ――解放をして、あ げたい、の。

 苦しみに満ち溢れてこの村が終るのは見たく、ないから。


【人】 掃除夫 ラルフ

[手分けして水を運び、火を消し止めて。
煙を吸ってしまったのか、隅っこでケホケホと咳き込む。]

…危ないよ?
[はいっちゃダメかなと聞いたミッシェルを、心配そうにかえりみた。]

(481) 2010/07/05(Mon) 01時頃

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