人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時半頃


 伝えたいことは 何ですか?



 あなたが本当に伝えたいことは何ですか?
 


 後悔をしない内に、

 どうか、伝えてください。


 「こんにちは。さようなら」

 そんな些細なことでも構いません。


 明日会えない「さようなら」を
 伝えられるのはつらいから

 だから何も、

 伝えないことが最期の言葉ならば



 ――――それでも、構いません。
 


【人】 掃除夫 ラルフ

[中へ入っていったミッシェルの啜り泣きが漏れ聞こえる。

そろそろあちこちで、病に蝕まれた人々がゆっくりと命を失っていくのだろうか?

いつもぼんやりと潤んだ淡い色の瞳は、ただ淡々とそれを眺めている。
みえても、見通せても、何も変えられない。それが…あの扉の向こうで見た自分の背負う運命だから。]

(24) 2010/07/05(Mon) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

お嬢様、あまり長居しない方が…。

[それでも主人が望むならばお伴についてまわり、屋敷へ戻れば自分はいつもの納屋へと下がる。

こんな状況では寝るに眠れず、傾けるのはアイリスから貰ったいつもより質の良い葡萄酒だった。]

(34) 2010/07/05(Mon) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─屋敷へ戻る前─

ソフィア…

[背負った老人の体には生気は感じられなくて。
近寄れば事切れている事は容易に知れた。]

そっか、お爺さん…亡くなったんだ。
[親しくはない。
真面目な人だったから、むしろ母親が生きていた頃には泥棒猫のように追い払われたりもしたくらいだ。
それでも、運ぼうとするソフィアを見ているのはなんだか胸が痛くて。

手伝おうかとも思ったけれど、あの女の息子になど触れられるのも嫌だろうと思えば、結局何も出来なかった。]

(46) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ギリアンに声をかけた様子を確認すると、何処かほっとしたようにその場を離れた。]

(47) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[白薔薇の如き葡萄酒は、芳しき夢へと深く誘う。

いつしか立っていたのは、見覚えのある15の扉の間。
自分の名を刻まれた粗末な木戸だけが、虚ろに開かれたままだった。

歩み寄り、触れるのは蔦薔薇絡まる黒檀の扉。
金に縁どられたその取っ手に、幾度か迷いながら手をかける。]

(66) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…あぁ。

[その扉の向こうに在るのは孤独。
ただ一人きりで消えていくことを何よりも恐れるもの。

共に逝くための契りを、誰と結ぶのを望むのか。]

貴方は…誰と……
[運命はただ、見えるだけ。…変えることなど出来ぬもの。]

(68) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[自分などではどうせ釣り合うはずもない。
そのようなことを望むことすら…畏れ多いことだから。

そんな思いだけが胸に残ったまま酷い頭痛と目眩を伴う目覚めは、未だ空も白む前。
静まり返った街には、蛙の啼く声だけが響いていた。]

(71) 2010/07/05(Mon) 03時半頃

 『生命とは 喪われるもの――』

 生まれた時から人は死に向かって歩いていく。
 
 『冥闇は世界を侵し、人々を連れて行く』

 それでも闇の中で人は必死に足掻くもの。

 『死以外の約束など交わせはしない』

 識っていても、認めない、そんな生き方をしてはいけないのですか?



 風化風葬。
 


 失ったものは一体何だったのでしょうか。
 手に入れたものは一体何だったのでしょうか。


 沢山の悲しみを生むこの病。
 それでもほんの少しの喜びが在ればどんなに良いかと思う。


 この手は悲しみだけを生んでしまうのでしょうか。
 この手は喜びを生むには余りにも未熟でしょうか。


 
 ――…。
 


 サイモンさんは、いつも可笑しな人です。
 橋で彼と出会いました。


 嗤っていました。
 狂気に呑まれてわらっていました。


 彼の未来に、
 希望が見出せなかった。


 待ち受けるのは死、のみ。
 全身が麻痺しても、微かに唇が動くことは知っていますが
 彼には、その唇で伝えるものがないと、
 私はそう判断しました。


 身体が動かず、孤独に死すことは、
 とても悲しいことです。


 苦しんで、逝くくらいならば いっそ。


 だから私は彼を橋から川に突き落としました。
 それだけです。


 彼が幸せであったかどうかは分からない。
 けれど死を予告されて不幸せな狂気に生きるよりは
 まだ、良いのではないかと、そう思いました。
 
 ―――だから、私は。


 ―――…。

 大好きな空 大好きな村
 このまま、同じように明日へ続いてゆくと信じていた。

 乾いた口笛 空を渡る調べ。
 その日風に乗るのは口笛だけじゃないと知った。


 緋い空を見上げていた。
 沈まぬ夕陽を見上げてた。
 幾千の影が森を駈けてゆく。


 私とか、あなたとか、恋とか、愛とか、
 好きとか、嫌いとか
 
 「また話すね」

 叶えられない口約束。


 拒絶も、肯定も、仲良しも、喧嘩も、何もかも

 生きているから、出来ること。

 ――あなたが死んだら意味がない。

 ――私が死んだら意味がない。


 気付いてください。

 生きているから出来ること。

 生きているから尊いこと。

 どうか、気付いてください――**


 あなたが――。
 彼に、死という安らぎを与えてあげた、のね。


 
 私は、彼の狂気を感じて――。


 死病が齎す恐怖に耐え切れないのなら――。
 死病が齎す恐怖に染まり、村をこれ以上破壊するのなら――。



 其の前に――、永遠の眠りをと思ったわ。





 彼に安らぎを与えてくれて、ありがと――…う、


.


――彼女に、嘘は付けない。


――敵わないな。

――かなわない。


―…だから。

好きになったんでしょう?


[ヴェスの中の恐怖も見抜いた上で。
ヴェスに好かれていることを、結局は受け入れていた彼女を。

それは、単純にしかモノをみれない自分だからこそそう思ったのかもしれないけれど。]


ああ―― ああ。

[頷く]

――はじめは、確かに一目惚れだった。

あの子がくれた花。
あの子がくれた笑顔。
あの子の細い身体。
あの子の儚い笑み。

あの子の――





…うん。

[ヴェスの言葉に、頷きを返すだけで。
こちらからは、続きを促すことはせず。]


一緒に――!


─…ヴェス…。


[頭に響くヴェスの声に、目を伏せた。

言いたくて言えない言葉は、自分の胸にもあるから。]


[ヴェスパタインに向けて。
謳うように儚い会話を続けるメアリー――]

 メアリー、あなたは旅立つの?
 この死病に冒された村から、ヴェスパタインを置いて。

[彼女から死の気配を僅かに感じ、始めていた。
この村には死が蔓延し始めていたけど、それよりも僅かに濃い死の気配。

女が幼い時に流行り病で逝った、母。そして、幼いまま同じように流行り病で逝ってしまった弟。
身近な人から感じた――死病による死の気配。

そして、街に住んでいれば、村と違う意味で、死は常に隣りあわせだった。
街特有の鼠などを媒介にした疫病、裏路地での金目当ての強盗による死、ただ享楽のためだけの殺害。死は至るところに溢れていて。

女は、そういう死を見つめ続けていた、だけに。]


[踵を返し、ヴェスパタインの元から去る少女の姿――。

そこに感じた悲しい気配に、眉を顰めた。]


【人】 掃除夫 ラルフ

僕ごときが、何…考えてるんだろ。

[空になった酒瓶を転がし、よろよろと納屋から出る。
既に高くなった日差しは、二日酔いの頭に酷く響いた。

田舎の小さな村社会では、身分の壁はあまりに高い。
卑しく生まれた者たちに、小さな世界はあまりに無慈悲だった。
体を売るくらいしか出来ぬ女たちや、汚れ仕事や兵隊になるしかない男たちや。
まして、娼婦の産んだ父のない子に、未来など最初から用意されていなくて。
せめて兵隊にでもなって、爆弾抱えて敵地に突っ込めば、役に立てたかもしれないけれど、
結局…その戦にすら負けてしまってはそれすらも出来ぬ。]

…メアリー……
[末の妹なのだと、母が言っていた気がする。
酒とクスリに曇った、今の僕のような目で、その家からすらもアタシ見捨てられたんだ、と。

逃げるように去る少女にぶつかりよろける。
二つに結い上げた髪と一緒に、こぼれた涙が揺れたのが見えた。]

(146) 2010/07/05(Mon) 14時半頃

掃除夫 ラルフは、ふらふらとした足取りで、路地の日陰を当て所なく歩く。

2010/07/05(Mon) 15時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 15時頃




 別れは、……
 辛い?


 あなたは、慈悲を望む――?

[ヴェスパタインにも、傍のセシルにも届かぬ声で囁いた――**]


【人】 掃除夫 ラルフ

…おはよう。

[結局、メアリーを追うこともせず、ぼんやりした様子で見知った顔に声をかけた。]

まだ、生きてるんだね。
…セシルも、ヴェスも、コリーンも。

[感慨もなく、ただ淡々とした言葉。]

明日も…生きてるのかなぁ。

(158) 2010/07/05(Mon) 15時頃

掃除夫 ラルフは、歌い手 コリーンの背中で揺れる銀髪が遠くなるのをぼんやり眺めた。

2010/07/05(Mon) 15時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

そうだね。

病気じゃなくたって、人って案外簡単に死んじゃったりするし…
死のうとしても、案外死ねなかったりもするからね。

[小さく肩を竦めて釣られるように淡い笑顔を作る。]

雑貨屋のお爺さん、亡くなったみたい。
他にも…何人か死んだのかな?…まだ確認してないけど。

(162) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…あのさ。
君なら…僕よりもよく判るかなって、思うんだけど…

[いろいろとぐるぐる考えた、そんなことをポロリと零す。]

例えば誰かが…独りで死ぬのは怖くて寂しいと思うなら…

ううん、やっぱいいや。…誰でもいいわけじゃ、無いだろうし。
僕なんかにお情けかけられたなんて思ったら、きっと屈辱だろうから。

(166) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…いいの?
[差し出されたぬいぐるみはだいぶくたびれた古いもので、
抱きしめるとふわりと日向の匂いがした。]

大の大人がこんなの抱いてるって、変じゃない?
…子供じゃ、ないんだし。
[口ぶりとは裏腹に、両腕はぎゅうとそれを抱きしめている。]

(168) 2010/07/05(Mon) 15時半頃

ねぇ、ヴェス。

私さ、やっぱり。
バカだから、こうするしか、出来ないや。

セシ兄に、甘えてきた分。
ちゃんと、一人で大丈夫だよって。

だから、セシ兄はセシ兄のしたいこと、してって。

そう言うことしか、出来ないんだ。


─…ヴェス、やっぱり私、バカなのかな。

でも。
セシ兄のこと、困らせたく、ないんだ。


【人】 掃除夫 ラルフ

…いや、いいんだ。
[問い返され>>169て、伏せる視線にはいつもの如き諦観の色。]

サイモン…殺されたのかな?
死んで当然だったのかも…ね。

[母が生きていた頃は、アイツも客だった。
いい声で鳴くのが萌えるんだとなんどもあちこち噛むから、一緒に寝るのは気持よくなかったけど。

背が伸びて、声が変わったら、もう相手にもしてくれなくて。
たまに道端ですれ違っても、馬鹿にされるだけだった。
どちらかと言えば貧しかったアイツも、僕相手なら優越感に浸れたんだろう。]

(176) 2010/07/05(Mon) 16時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…君ですら、いろんな人の役に立つのにね。

[腕の中で首を傾げる柔らかな感触にそんなふうに話しかけて、そっと顔をうずめた。]

(177) 2010/07/05(Mon) 16時頃

――兄貴のしたいこと、ね。

兄貴は、何がしたいんだろうな。

村を出ていって
オルガンで地位を掴むのを諦めて
この村に篭って
時折お前の顔を見て

――それから?


─…わかんない。


わかんない、わかんない、わかんない。

でも、私が、セシ兄のしたいことの、邪魔になるのは、ヤなの。

私が心配かけてばっかりじゃ、きっとセシ兄は、我慢、しちゃうから。


最後だから、最期だから。
セシ兄が、傍にいたい人のところに、行かせてあげたい。


【人】 掃除夫 ラルフ

そうかな…?
けど…さ。

[ミッシェルとセシルと、二つの手に撫でられながらそっと見上げて。]

必要にも、色々あるから…
ひとつしか選べないならさ、きっと選ばれるのは僕じゃない…だろ?

(179) 2010/07/05(Mon) 16時頃

兄貴の行きたいところ。
兄貴の傍にいたい人。

――どこに?
誰と。

――聞くことも出来ない?

だから―― 送り出すフリをするのか?


───……っ


だ、って。

私は、ずっと。甘えてきたんだよ?
セシ兄が優しいから、それに胡坐かいて、ずっと、ずっと。


そんな私が、どうして、どうやって。

聞けるっていうの。


困らせるって解ってて、どうして、聞けるの。


ごめん。

─…ちがう。



私、きっと、まだ。

あのひとのこと、忘れてないって。

セシ兄から、聞くのが。


こわい。

それだけ、なんだ。


【人】 掃除夫 ラルフ

迷惑になるよ。
…僕なんかに選ばれるなんて、さ…
[そんな風に言う目は、さっき走り去ったメアリーと同じ色を湛えていただろう。
ぬいぐるみを手に、とぼとぼと背を向け歩いていった。*]

(186) 2010/07/05(Mon) 16時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 16時半頃


――。

二年。

長いようで、短い。

兄貴があのひとのことを忘れるってことは

ないだろうな。


忘れるなんて ありえない。

――そんなことは分かり切ってる。

でも――

だからといって 何を選ぶかは別の話だ。


─…うん。

私、それを聞いたら、きっと。

あのひとのこと、恨んじゃう、から。

ずるいって、思っちゃうから。


あのひとは、優しかったのに。

私にも、セシ兄にも。


それを、憎んでしまいそうで、こわい。


ヴェス、は。
私に、言わせたいの?


セシ兄のこと、好きだって。
ずっと一緒に、傍に居て欲しいって。


そんな我が儘を、セシ兄に。
言った方がいいって、思ってる…?


――ふ。くく。

背中を 押して欲しいのか?


別にそれ自体には興味がないんだ。
お前が、兄貴とどうしたって。

でも―― 兄貴は

願わなきゃ 動かなきゃ――叶わない

そう言ってたぜ?


誰しも――怖がってる。

僕も お前も

――兄貴も。


背中…?

─…わかんないや。
押して欲しい気もするし、押さないで欲しい気もする。


だって、結局。
決めるのは、私だもん。


願うのも、動くのも…決めるのは、私。


…セシ兄、も?


【人】 掃除夫 ラルフ

セシルは、何でそんなに優しいの?

[抱かれる腕の中で、身を強張らせて、震えて。]

…僕なんかに、構ってるうちに、
もっと大事なもの、なくしちゃうかもしれないじゃないか。

[それでも振りほどく事は出来ず、
ただ、ふるえていた。]

(197) 2010/07/05(Mon) 17時頃

誰だって一緒だ。

――分からないか?


─…ううん。

わかると、思う。



ごめんね、ヴェス。

愚痴っちゃって。


掃除夫 ラルフは、やがてとぼとぼと、一人屋敷へと…※

2010/07/05(Mon) 17時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[譲り受けたぬいぐるみを胸に抱き、とぼとぼとくぐる屋敷の門。]

…セシルみたいに、なれたらよかったのに。
[首を傾げるぬいぐるみとじっと向き合って。]

セシルみたいだったら、あの人の力になれたのに、ね。

(257) 2010/07/05(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…あ。
[ふと顔を上げたら、丁度主人が外に出てきていて。]

お出かけですか?お嬢様。
[慌ててそばに控えるも、ぬいぐるみを抱えたままではあまりに滑稽か?]

(260) 2010/07/05(Mon) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[せめて服の下にでも隠そうとしたけど意外と大きくて。]

…あっ、その……お伴します!
[結局片手に下げたまま、主人の後を三歩下がって散歩。]

(267) 2010/07/05(Mon) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[主人のゆったりとした歩みにあわせて、街角を行く。
歩くたびにクタクタのぬいぐるみはヒラヒラと揺れる。]

…あ、これは……
セシルが、くれたんです。
よく眠れないなら、これ抱いたら?、って。

[広場近づいてくるうちに、ベンチにいる二人に気づき、軽く会釈した。]

(278) 2010/07/05(Mon) 23時半頃

 祈りは

 どんなに祈っても
 
 届かず

 呟く声は

 微かな喧騒に

 消える


 開幕の合図が響き

 繰り返しを踊る

 この世界をつづる物語

  終末はあなただけのために

  ちいさくいのりつづける

    「ただ、ただ、しあわせに」


掃除夫 ラルフは、良家の娘 グロリアの傍に大人しく控えている。

2010/07/06(Tue) 00時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

…いえ、僕は……
[座るように促されても緩く首を横に振って、ぬいぐるみを抱いたまま立っている。]

(305) 2010/07/06(Tue) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

はい、その…この方が落ち着くんで。

[ずっとそう言う扱いを受けてきたからなのか、やはり周りと対等にされるのは気が引けて。

下であることも対等であることも、どちらも強要しない主人の気遣いが、気まずい中にも居心地が良かった。

屋敷の隅にでもおいてくれたおかげで、路頭に迷わずに済んだから、お嬢様と大旦那様には一生頭があがらないと思う。]

(313) 2010/07/06(Tue) 01時頃

今は、もう少し。

このままで、居たいんだよ。
ヴェス。


…私、頑張る、から。
我が儘でも、なんでも。

─…だから、もう少しだけ。

妹で、いたいんだ。


[何処からか聞こえる囁き]

 ただ、幸せに――…。

 この村を覆う死病の果てに苦しみ、絶える前に。
 あなたは、慈悲を齎すの?


 現世の苦しみから解放された世界へ
 そこで、幸せに、苦しまないで、との祈りを乗せて。


【人】 掃除夫 ラルフ

…残すことって、そんなに大切なのかな?

[才能がないから、そんなことを言うサイラスに、ぽつりと問うた。]

(323) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 ―――分からない。

[死んだサイモンが幸福だったかどうかは知らない]

 慈悲なんて偽善かもしれない。

[生きることに価値があると、説いた]

 此の手は今は未だ、誰にも伸ばせない――

[されど彼女が、苦しみから解き放つ事をするのなら]

 ……委ねるわ。


 そう、偽善、かもしれないわね――…。
 生きる事は素晴らしい、もの。


 たとえ、時間が限られていたと、しても。

[生きる事に価値があると説く彼女に]
 
 でも、愛する村が悲しみに包まれるのはみたく、ないわ。



 今は、誰にも伸ばせない、のね。

 私は、メアリーが死病に伏すなら――…。
 残された人に共に逝ってもらう心算。


 彼女が苦しんでいるのか、否か――…。
 私は出会った事がないから分らない、けど……。


[彼女の声を聞きに向かう心算では、いるけど。
委ねるの言葉に――…]

 私で、いいの?
 あなたの手でなくて――…。


 あなたにその力が無いのなら、それをしてもいいけど。

 私はあなたが死病に冒されるまで――
 それをする心算は、微塵もなくて、よ?

 あなたの想いの強さを感じていた、から。


 メアリー

[ぽつ、とその名を復唱し、
 彼女に執心だった人物を、想う]

 彼女を想った彼は――…

[後を追うことを望むか否か。分からない。分からないけれど。]
 
 異議は無い。


【人】 掃除夫 ラルフ

そう、なの?
[残したいから残す。その答えをきょとんと聞く。]

いつか、誰かが見つけてくれるのかな…、ここで生きてて、みんな死んだってこと。

(330) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 ――−"彼女"の終わりだけは

 委ねません。

[ただ、今はその時ではない、とだけ]


 委ねてもらえるようなら、私が――…

 メアリーさんにご執心だったあの人に旅立ってもらう事にする、わね。

[そう、ヴェスパタインがそれを望むのか否かは分らないけど。
別れ、残される側は辛いものとの、妄執も女にはあって。]

 ラドルフさんも――…
 妹のメアリーさんが死病に逝くの知れば、
 苦しみそう、ね。

 でも、ラドルフさんは誰かをまだ選びきれて、いないわ。
 それを見届けてから、とも想っているの。


【人】 掃除夫 ラルフ

…そう、ですか。
[立ち上がる主人を、見つめて。]

お嬢様は、どうですか?
…本当にしたいこととか、残したい事…とか、
大切にしたい、何か…とか。
[恩返し、というわけではないけれど…
この方の望みが少しでも叶えばいい。そのための手助けができたらどんなにいいだろうと…

ほんの少しだけの心の変化は、未だ自覚されぬままだった。]

(334) 2010/07/06(Tue) 01時半頃

 そう、わかったわ。

[ 其の囁きには、短く]


 ……はい。

 それで、構いません。

[手を汚さないことも卑怯かもしれない。
 だけど誰を選べば誰が笑ってくれるかなんて
 わからなくて。]


掃除夫 ラルフは、下がるように命令されるまでは、おそばに。*

2010/07/06(Tue) 02時頃


 ――…。

[ そう、誰に死を齎せば――…。
誰かが笑ってくれるかなんて、女にも分らない。

でも、今この人を選べないという人はいて――**]


 生まれて来る朝 死んで行く夜

 生まれて来る意味 死んで行く意味

 あなたが生きている現在《いま》。


 泣きながら生まれ

 笑いながら歩み

 どんな顔をして死ぬのでしょう。


 「こんにちは、はじめまして!《Ich freue mich, Sie kennen zu lernen!》」

 「わたしの 可愛いお姫様」

 「握り返す手が愛しかった」

 「あなたがどうか、幸せな道を歩みますように――」




 それが母の、願い。

 


 「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」

 「僕の 可愛いお姫様」

 「笑う顔を見るだけで嬉しかった」

 「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」




 それが父の、願い。

 


 嗚呼 Mutter, Vater...
 
 私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。

 ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。



 毎日、しあわせを、さがしています――**
 


 あなたは、呪うの?

 誰かを――…。



 村の人々が噂するように、本当に。


【人】 掃除夫 ラルフ

[暗くなる頃までには主人を屋敷へ送り届けて、ぼんやりとした足取りで街へ出た。

行く宛は特に無く、ただ…まだ人がいるのか確認したかっただけかもしれない。]

寂しく、なっちゃったな。

[蔑む瞳や罵声すら、消えてしまえば物足りなく感じる。
まだ包帯をまいたままだった手を、ぼんやりと眺めた。]

(411) 2010/07/06(Tue) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…セシルの音、だ。
[漏れ聞こえるオルガンの音色に惹かれるように、教会の方へ。

聖堂の中を、そっと覗き込んだ。]

(419) 2010/07/06(Tue) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[手招きされて、戸惑ったようにあたりを見回す。]

…教会、入った事無いから。
なんか…バチが当たりそうな気がしてさ。

(431) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…ヴェス……?
[聞こえてきた哄笑に振り向き、眉を潜めた。]

(432) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…僕は……、神様に祝福されて生まれてきたんじゃ…ないから。

[促されても、俯いて首を横に振って。]

誰も望んでなかった。間違いだった。
…ドジ踏んだから、生まれてきちゃったんだ…って。

(444) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 あなたは、死ぬのが、怖いの?


 一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?


 あなたの傍には――…。

 あなたを想う人がいたのに、……
 あなたも、その人を想っていたのでしょ?


 選んだ道は正しかったの?


[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。

目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]


[でも、人は弱いから――…。

狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]


 ――…。

[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]


【人】 掃除夫 ラルフ

[俯いたまま、ドアに添えた手が震える。]

…かあさんが、いってたんだ。
子供なんか別に、欲しくなんか無かったんだって。

(447) 2010/07/07(Wed) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…ううん、でも……

神様が決めた色々な約束があって、それが守れないと天国へいけないんだよね?

…僕はきっと、天国へ行けないんだ。
いろいろ、約束破っちゃってるし。

(452) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

母さんが約束破ったから…僕が生まれてきちゃった。
だから、やっぱり神様は、僕のこと…

…こんなことになったのも、バチが当たったんじゃないかなって思ってる。

(454) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…ほんとは、居ちゃいけないのにね。
それなのにみんな、こんな僕にも優しいから…。

[それでも、小さく首を横に振って。]

別に、かあさんは嫌いじゃないよ。
かあさんは悪くない…とはやっぱり言えないけど…

(460) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

…堕落した街には、火の雨が降ったりしたんだっけ。

[俯いたまま、薄く笑う。]

みんな死んじゃうんだもん。これは試練なんかじゃない。
バチが…あたったんだよ、きっと。

(468) 2010/07/07(Wed) 01時頃

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ラルフ
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