217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】
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『この小娘……!』
[焦っていたのか、知らぬ間に巳としての行動を誤ったらしい。]
『すまぬな同輩 吾はどうやら誤ったらしい』
[力なく笑う。
いや、まだ終わってはおらぬ。]
『汝を独りにはさせぬ』
[決意は固く。]
『ふむ……』
[眠りし酉へ視線を向け、呪いが掛かりし刻に現れる僅かな気を読み取る。]
『……此者は心の底から【吾等の呪いに掛かることを望んだ】ようだ』
『ほう、彼の者は吾等に与する者か』
[丑を指し、呪いの元凶だと申す午に黒蛇は、愉快そうにくつくつと嘲う。]
『愉快よの 実に愉快』
[さて、見付けし駒を如何とするや。]
『……吾も汝も、かなり危のお橋を渡っておるの』
[やはり先に子を落とすべきだったか。]
『今、子を落とせば、汝の居場所を教えると同じ、か』
[ならば落とせぬ。するならば。]
『吾を睨みし、小娘か翁を落とすべきか』
[どちらか落とせれば、多少は交わせようか。
そう、思考を巡らす。]
『存在するだけで、善ならば。』
『存在するだけで、悪ならば。』
『――そんなもの。己で決めるしかなかろう?』
[示すのだ。存在を。]
『……随分と、寅に疑われているではないか。』
『好かれているではないか。』
『――助ける、と。』
[それは白巳の事を差し。
黒蛇ではないこと等自明なれど。
白と黒の狭間にあったものを引き剥がすよう促したのは黒亥。
奪ったのは黒亥。]
『…―――』
[嗚呼。アァ。
何度聴いてもその言葉は、己に遠く感じるもの。]
『それは………』
[独りにしないと言われ。
独りにされてきた。
独りにしないと言って。
独りにしてきた。]
[言葉を途切らせ。
かりと神光を恐れず齧り。]
『子が落とせぬなら、
独りにさせれば良かろう。』
『辰でも、寅でも。』
『……白蛇を、
呑み込むのが黒蛇のではないか。』
『助けるなどと、愚かなことを』
[くつりと笑い、途切れたことに気付かず。
呑み込むのが黒蛇だと言われれば、にたりと笑い。]
『応 必ず此奴の総てを飲み干してやろうぞ』
[吾等の報復の為に。]
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