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受付 アイリス! 今日がお前の命日だ!
『やだよう』『やだ』『やだ』『やだやだやだやだやだやだ』『やだようぅううう』
[人形の声と地響きはどんどんどんどん大きくなる。
グラウンドに、大きな雨粒がいくつもいくつも落ちた]
[大きな手が、グラウンドに倒れ伏すマーゴを拾い上げた]
『やだよう』『やだ』
[月の光はゆっくりゆっくり青になっていく]
『まま おきて』
[最後にそんな言葉だけを残して、人形はすっと消えた**]
(#0) 2010/08/08(Sun) 00時頃
/*
では、昨日と同じ流れです。
なお、CMですが。
「自分が吊られる時に出して欲しい敵」絶賛募集中です。
現状、お2人方より希望をいただいています。
村立ては、そのうちに「ネタギ・レ」という敵におそわれることが予想されますので、どうぞ遠慮なく。
それでは、また質問などいつでも受け付けています。
(#1) 2010/08/08(Sun) 00時頃
要らない!そんな力要らない!
マーゴに会えないなんて信じない!!
信じない……!!!
[
そんな言葉を繰り返すけれど。やがて]
……ごめん。
3人で、みんなを助ける。約束。
……ちゃんと、頑張るから。
大好き。大好きだよ……。マーゴ。
[それで、もう一度、*泣いた*]
マーゴちゃん、マーゴ、ちゃん、ねぇ、聞こえないの……!?
[彼女の声は、想いは全て届いていた。
それでも現実から逃げたい心が、認めるのを拒んでいる。
ごめん、ごめんね、と何度も謝罪の言葉が零れそうで、
それだけは向けるべきではないと、必死で押し留めようと]
ありがと、マーゴちゃん。ごめんね、ありがとう。
[やっと落ち着いてきた心で、もういないひとに]
わたしも、大好きだよ。
マーゴちゃんもメーちゃんも、みんなも、大好き。
――頑張るから。
[フライパンに触れていた掌を、ぎゅっと握り締めた。
自分の中の守護神の力が強まっている事を、感じながら**]
ここは、星が見えないんだね、メーちゃん。
[ぽつりと、無意識のように呟きが漏れた。
それの声音は、遠い昔を懐かしむような響きを纏っていて、
どこか落ち着いた穏やかささえ感じさせるだろうか]
屋上で、メーちゃんの星の話聞くの、好きだったなー。
たしか前回の時だったっけ。
フィリップくんも、いたような気がする。
[またしたいね、という言葉だけ、飲み込んでしまって]
[カルヴィナの言葉に、少し混乱していたのだろう。
心の声は半ば無意識に紡がれ、メアリーに届いてしまうか]
好きな人って、なんだろ?
メーちゃんはフィリップくんのこと、好きなのかな。
[思い出すのは、アイリスとラルフの寄り添う姿。
助け合い、時には喧嘩をし、それでも離れる事のなかったふたり]
想う力が、一緒に向こうに行けた理由だね。きっと。
[マーゴのおかげだろう。
前よりも力の感じる掌を、僅かに握り締めながら]
[それは言葉通りの意味と、もう一つ。喜びと安堵の涙]
……ありがとうございました。
お幸せに。
[そうして、聞こえてきた声
私も好きでした。
星の話をして、先輩のフルートを聴いて。
色んな話を、して。
でも、過去形で言わないで下さい。
約束したじゃないですか。
[ここへ来る直前の図書室で。
それはほんの少し前の事の様で、もう随分前の事の様で]
また、一緒に見ましょう?
本当の夜の、星空。
(何で、帰らないの……?
私のお願いが、あんまりバカだったから?
それともフィルが、この力を拒んでいるから?
それとも、帰りたく、ないの――……?
どうしたら、いいの?)
[そうして聞こえてきた声
……ほぇ?
えぇっ……!?な、何ですか?急に。
それは、好きですけど。
それはいわゆる、そーゆー意味ではなく?
[そうして、うーっと考えるのも束の間。思考を遮断して、苦笑する]
……フィルは、気付いた時にはもうそこに居て。
居るのが当たり前で。
どんな意味でとか、よく、分かりません。
[それに、もう会えないかもしれないなら。
答えは出さない方が良いのだと思う]
……先輩は?好きな人、居ないんですか?
バークレイ先輩と、ヴェスティ先輩ですか?
そうですね。
[続く言葉
にこり*微笑んだ*]
そうだね。……約束、したから。
メーちゃんが星の話をしてくれないと、吹かないからね?
きっと、マーゴちゃんも、聞きに来てくれる。
[最後の言葉は迷ったけれど、口に出して。
図書館での約束と同時に思い出したのは、
やはり笑い合うメアリーとフィリップの姿だった]
……一緒に、星空を見ようね。
[ありがと。柔らかな声で、心の中でメアリーを抱きしめた]
[自分が思わず問いかけていたと気付いて
あ、いきなり、……こんなこと聞いて、ごめん。
居るのが当たり前、なんだ。
ずっと幼馴染だったんだよね。そっか。
[屋上で話をするとき、フィリップの名を出す彼女の表情は、
とても幸せそうで優しくて、何だか羨ましいと思ったことがある。
時々、ときどき――切なげな時も、あったかもしれないが]
わたし? ……わたしは、そういう人は、いないよ。
[断ち切るように強く言い切った。そして、しばらくの沈黙]
マーゴちゃんの力。
今回は多分、ふたり送り出すことができると思う。
[静かに問いかける]
メーちゃんがひとり、わたしがひとり、で良いなら。
もし、もし、わたしが――。
[貴女に種を、と言いかけて止めた。
メアリーがそれに簡単に頷いてくれるとは、思わなかったから]
ごめん、何でもない。
[言おうとした事に、感付かれたかもしれない。
そうだとしたら彼女は強く反対するだろうか。
まだ完全に決めたことではないけれど、掌のそれを、見つめて]
そ、ですね。マーゴも。
[その言葉を出したら、やっぱり涙は零れて
その後の言葉
……はい。でも。
何か衝撃の展開に……。
[そう言いかけて]
居ない、んですか?
[強く言い切る言い方に、違和感を感じて。そして
[そうして続く言葉
先輩?あのね。衝撃の展開が、あったんです。
だから、今回はフィルに種は植えません。
先輩には、ばれちゃうと思うから。言いますけど。
……私は、先輩を裏切るつもりなんです。
[ホリー先輩は、先に帰る事を望まないだろうと思う。
大好きな先輩。一緒に見た星。
フルートの、澄んだ音色。張り詰めた音色。綺麗で切ない音色。
先輩を、助けたい。
最初から、決めていた。最後まで、私が残る事]
だから。
先輩、好きな人……気になる人が居るなら。
教えて下さい。ね。
わたし、を、裏切る……?
[彼女の決意の込められた声に、言葉に、察する。
それは自分が1番に恐れていたことそのものだった]
駄目、そんなのだめ。許さない。許せないよ……!!
[メーちゃんには生きていて欲しいのに。
それ以上まだ何も言えずに、心の声を断ち切り掌に爪をたてた]
……ごめんなさい。
でも。
私も、帰る事に決めましたから。
本当は、覚悟、してたんですけど。
……フィルと必ず帰りますから。
先に帰って、待ってて下さい。
[その言葉は、『お願い』の形を取ってはいるけれど……]
[まだ、認められなくて。黙ったまま。
でも心の中では、彼女がそれを曲げないことは分かっている。
自分を想ってくれているから。
そしてフィリップを想っているから、ということも]
…………。
[もう少しだけ、時間は必要だった]
[掌をぎゅっと握って、祈る。
3回目ともなれば、そして、『力』を貰った今であれば。
今までよりも、早く作れるかもしれない。
39:40以上で1個、70以上で2個成功]
もうちょっと……!
[31:1以上で1個、31以上で2個成功]
[そっと、メアリーに話しかける]
わたし、メーちゃんのこと、許さないよ。
3時間くらい耐久で星の話をしてくれないと、許さないから。
……絶対に、生きて帰って。
フィリップくんと一緒に。お願い。
―― 命の実 ――
[その実は、大分大きくなった。光もはじめより随分強くなった]
[鼻のするどい人がいるなら、芳香も聞けるかもしれない]
[つまり、大分目立つように、なった]
(#2) 2010/08/08(Sun) 22時半頃
[掌の中には、屋上で作った種がふたつ]
……メーちゃんは、今回はどうする?
出来れば早めに、怪我をしている人から、送り出したいけど。
[強制ではなくて、意見を求めるような口調で、問うた。
いつ自分に植えるつもりなのかは、予測できていなくて]
ありがとうございます。
[我侭を、受け入れてくれて]
……それはもう。
3時間でも、徹夜ででも。任せて下さい。
はい。分かりました。
先輩?……大好きですよ。
[そう言って、種を植えた]
……えっ!?
[もう、一つ植えてしまいました]
私は、私の我侭を通させてもらったので。
先輩の願う人、と思ってたんですけど……。
[ちょっと。いや大分、慌てた]
え、あれ? ごめんね、心の声が重なって……。
[慌てる声に、こちらまで慌てて返す]
メーちゃんがわたしに植えるの、今回だと思ってなくて。
誤解していたみたい。……駄目だな、わたし。
い、いえ!私が。ごめんなさい。
[あわあわしつつ]
もしも、もしも、どうしても駄目なら。
……取ってみます!
[取り外し可能かは分からないが。
少し漫才みたいだ、と思ってきた]
ふふ。何だかメーちゃんとこうして話せるの、嬉しい。
もとの世界に戻っても、このままだったりして。
[それはそれで大変な気もするが。
そこは気にせずに、久しぶりに楽しげな声で]
ううん、大丈夫。……ただ、ちょっと心配な人が、多いから。
ひとりはメーちゃんが自由に、お願い。わたしも、考えるね。
そうですね。
[つられて笑いつつ]
……分かりました。じゃ、先輩に。
[手を引っ込めた。そして]
先輩、もしも決まったら、教えてもらってもいいですか?
一応、その人に私の種もって思うんですけど。
……大丈夫、かな?
[首を傾げた]
[今度の変化は前の2回よりは随分ひっそりしていた]
[もし月を見上げている人がいたら、うっすらとぼんやりベールがかかるように静かに静かに世界の色が切り替わっていくのが分かるだろう]
[月が赤くなっても、『敵』は目に見える形では現れない]
[君たちの周囲にある様々な道具が、きらりと紅い光を反射した]
(#5) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[プールサイドにとぐろを巻いているコースロープが、
皆の背後でしゅるしゅる伸びた]
[もし気付かなければ撒きついて、水の中に引きずり込もうとするだろう]
[そんな君たちの周りを、ビート板や浮き具が徐々に数を増やして飛び交う]
[理科室で選ばれなかった薬品たちが、瓶ごとそろそろ踊りだし、勝手に危険な調合をはじめるかもしれない]
[ビーカー、シリンダー、スタンドが、くるくる宙を飛び交って、人体模型が走り出すだろう]
[保健室。
包帯がしゅるしゅる伸びて、まとわりつこうとする。
シーツは、皆を茶巾包みにしようと頑張るだろう]
[そのほか、皆の体の大きさを越えないくらいの数々の道具が、さまざまな手段で皆に襲ってくるだろう]
(#6) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[ただし、皆が自分の掌で直接触れているものは動かない。
それから、常に身につけているものも皆の支配下だ。
全てがすべて動くかもしれないし、ピンポイントで1つだけが襲うかもしれない]
[とにもかくにも。
今日の敵は、「ポルターガイスト」。様々な小道具たちだ]
[前回までと違うこと。
今回から「敵」のターゲットに、「命の実」も含まれる]
(#7) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
[掌の種を、見つめる。これが自分に埋められるなんて、と。
今からでもメアリーを説得したい自分も、いて]
ごめん、ごめんね、メーちゃん。
[どうしようもなくて、謝るしかなかった]
[さて、そんなことはともかく]
[もし、サイモンがどこかのタイミングで鏡を見たら]
[その鏡面には、あなたと、あなたの首を後ろから抱きつくように胸を押し付けている金髪ボインのお姉ちゃんが写っているかもしれない]
[鏡の外にはいないそのお姉ちゃんは、鏡越しにあなたと目が合えば、色っぽい流し目であなたの耳に囁く]
『ねえ、私、あなた気に入っちゃった。
帰りたい?
帰りたいなら、誰か殺しちゃいなよ。
そうしたら、私があなたを帰してあげる』
[もちろん、あなたは鏡を見ても見なくてもいいし、見たところでお姉さんを見なくてもいい]
[サイモン以外の人がこのような鏡のトラップにひっかかりたければ、それもまた、止めない]
(#8) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
/*
というわけで、今回の敵はポルター・ガイストです。
周囲の小道具が敵です。
といっても、すべての小道具を演出するのは死んじゃうので、適当でよいのです。セルフサービスでお楽しみください。
で、生命の実関係ですが。
生命の実は、大分大きくなってきたので今回から敵は積極的にその実を落とそうと狙ってきます。
村立てが、皆さんのロールを見ながら1日1〜数回[[omikuji]]を振ります。
<今日のレート>
大凶が出たら、生命の実は地面に落ちてptが半減します。
小凶が出たら、生命の実はptが-1d10されます。
なお、生命の実は今回から収穫可能です。
収穫すると、生命の実ptが固定で-10ptされますが、それ以降、村立てのomikujiの対象にはなりません。また、収穫後は生命の実の持ち主をメモに明記してください。その持ち主の振った生命の実ptしか加わりません。もちろん、任意のタイミングで他人に譲渡することが可能です
(#9) 2010/08/09(Mon) 00時頃
何で、謝るんですか。
私の我侭なのに。
絶対、帰りますから。
自分を責めないで。悲しまないで下さい。
……大好きですよ。先輩。
[にこり微笑んで、再度気持ちを告げた]
メー、ちゃん。
[自分は、生きて帰るつもりなど、なかったのに]
ありがとう。
[そんなことをメアリーに言うことは、出来なくて]
わたしも、大好きだよ。
[ぽ〜ん]
[ぽーん]
[グラウンドの片隅で、ソフトボールやテニスボールが跳ねる]
[楽しそうに。はずむみたいに]
[小さなボールは、行きかって、伝説の樹へとぽんぽん転がっていこうとしている]
(#11) 2010/08/09(Mon) 20時頃
メーちゃん、フィリップくんを連れて、逃げて。
わたしは死なないから。お願い。
[必死な心の声は、メアリーに届いてくれるか。そして]
わたし、種を植えに行けないかもしれない。
[自分の足を見る。このままでは、走ることは無理だろうと]
……ごめん。代わりに、誰かに、植えて欲しいんだ。
["誰か"。しかし、頭に直接響くゆえに、きっと想いは伝わって。
講堂の壇上で堂々と話す生徒会長が、にこにこと微笑む表情が、
そしてタキシードにうさみみを着けた光景が、浮かぶだろうか]
先輩!!大丈夫ですか!?
無事ですか!?
……『種』は、無事植えましたので。
安心して下さい。
大丈夫。大丈夫、だよ。
[そうして続けられた言葉に、どこか泣きそうな声で]
……ありがと、メーちゃん……。
[それだけを。自分の想いが届いたとは、気付かぬまま]
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