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[キィィィィィィイイイイイイイイイン]
[突然、大音量が空から、周囲から、降って来ます。
それは一瞬のようで、永遠のような時間。
皆さんは音の渦に飲み込まれて、いつの間にか次々と意識を失っていくでしょう。それは、ほぼ、同時におきたこと]
(#0) 2010/08/02(Mon) 00時頃
[意識のない間、皆さんは何か大きな音を聞いたかもしれません。
何か大きな衝撃を感じたかもしれません。
何か熱を感じたかもしれません]
[けれど、やがて、一人、また一人とゆっくり意識を取り戻すでしょう。それは気を失ったちょうどその場所で、ちょうどその形で]
[ただし。
そこに教員はいません。猫もいません。兎もいません。
はじめからそこには何もなかったかのように、影も形もありません。アリも、鳥も、ゴキブリも、鼠も、いません。ここはあなたたちだけの世界です]
[……いいえ、あなたたちと、『伝説の樹』と、『青い月』だけの]
(#1) 2010/08/02(Mon) 00時頃
[そこは夜の世界。
青白い月の光だけがふりそそいでいます。
太陽はありません。星もありません。
風の音も、近くを流れる小川のせせらぎもありません。
もちろん、もう航空機の音も聞こえません
建物の電気は、一度全て消えています。
スイッチ入れればつきますが]
[皆さんは、特に希望がない限り五体満足です。
希望があれば、不調が体に出ていても構いませんが、後々のことを考えると、あまり今からハンディキャップを持たないことをオススメします]
[時計はぐるぐる好き勝手に動いています。
逆周りかもしれないし、止まっているかもしれないし。
携帯、PC、電話、TV、外の世界には繋がりません。
この学校の中だけなら繋がります。
……でも、いつもと同じようにかは分かりません。
ノイズが入るでしょうし、遅配や未来からの着信当たり前。電池だって、どのタイミングで切れるかはさっぱり読めないでしょう。内蔵時計も諦めてください]
(#2) 2010/08/02(Mon) 00時頃
[不思議な点は、まだまだあります。
伝説の樹。
周囲に光源が何もないのに真っ白くはっきり見えることでしょう]
[校門や、周囲を囲むフェンスの外。
そこには見たこともない虚無空間に巨大な渦巻きが描かれているように見えます。そこに手や足や、体を入れようとするならば、根源的な、本能的な恐怖があなたを襲い、あなたの意思に関係なくあなたをそこから遠ざけるでしょう]
[いつしかあなたは気づくでしょう。
空腹、睡眠欲、その他、時間の感覚を知らせる全ての感覚が麻痺して、なくなってしまっていることに――*]
(#3) 2010/08/02(Mon) 00時頃
―― 伝説の樹 ――
[薄闇の中、ぼうと鮮やかに浮かび上がる桜の樹。
それは、はるけき彼方に打たれた楔。
その根元、ぼうと立ち尽くす銀の影が一つ]
[それは奇妙に背の高い、男のような、女のような影。
銀の髪が足元までするりと落ち、その表情を隠す。
身にまとうは、漆黒の見慣れない衣服。
明るい色など何も持っていないのに、桜と同じくどんな暗闇の中でもぼうと浮かび上がって見えるだろう]
……力が、足りぬ
[守護神とも呼ばれるそれは、ぽつりと呟いた。
咳き込む。髪は、いつの間にか半ばほどまで灰色になっていた]
(#4) 2010/08/02(Mon) 08時頃
[銀の人影は、そっと桜の幹に手を当てた。
みるみるうちにその影が薄くなって……
半透明の分身が、いくつもいくつもその身からはがれおちた]
[分身たちの姿は、あなたの目にも見えるだろう。
これまでかたくなに隠されていたその姿。
今は、頓着せずに曝される]
[半透明の分身たちは迷うことのない、物理法則にとらわれることない足取りであなたたちの前に現れる。あなたたちが一人だろうと、複数だろうと、それは同じ]
[3人以外にとってはその姿を目にするのははじめてだ]
(#5) 2010/08/02(Mon) 08時頃
―― あなたの目の前 ――
[皆の視線を受け止めると、分身たちは口を開く。
それは、対話ではない。
どちらかといえば、分身の口を借りた一方的な放送。
ただ、髪の奥を覗き込む人がいるなら、その目に悲しげな色が浮かんでいることを見てとる事ができるだろう]
…… ここは、お前達の場所ではない。
『ここは、生と死の狭間の世界。お前達は、生の世界よりはじき出された』
[分身の口から、この世ならざる声が出る。
あなた達の中で、この銀の人影と以前出あったことのある人物は、その声とサラウンドに、音にならない声を聞くだろう]
[つまり、『 』の中は、赤陣営にしか聞こえません。
聞こえるというか、以前出会って、願いをかなえてもらったときに飲んだ「契約」の水が、銀の男の心持ちをダイレクトに響かせてくる感じです]
(#6) 2010/08/02(Mon) 08時頃
お前達は、本来、ここにいてはいけない。
だから、お前達を狙って「敵」が来る。
『空虚な悪意が襲い来た。
それがお前達を生の世界、命の世界からはじき出したのだ。
お前達を死の世界に引き渡さないためには、こうするしかなかった』
[銀の分身たちは、図上か、窓の外か、青白い月を指差した]
あの月が青から赤に変わるとき。
それは、「敵」が襲い来る時だ。
『「敵」は、世界の理。
情のない、ただ淡々と論理に従い動く機構の僕。
それは、生の世界から弾き出されたお前達が本来行くべき場所、死の世界に引きずりこもうとするだろう』
(#7) 2010/08/02(Mon) 08時頃
―― 「敵」につかまってはいけない。
戻って来られなくなってしまう。
『―― 「敵」に見つかってはいけない。
口に真実を乗せてはいけない。
言霊は強大で、「敵」にすぐに感づかれてしまう』
逃げよ。
あの月が赤くなったなら、この箱庭の中、必死で逃げよ。
決して「敵」に捕まってはいけない。
「敵」に私の力は及ばない。
『私には、「敵」の目を少しの間欺くことしかできない』
(#8) 2010/08/02(Mon) 08時頃
[銀の分身は、白く浮かび上がる樹を、その天辺を示した]
元の、あの光り輝く太陽の世界に戻りたいのなら、あの樹に「命の実」が生るまで逃げ延びよ。お前達ならば「命の実」の熟し加減は見れば分かるだろう。お前達が一人でも多く、少しでも長く逃げ延びれば逃げ延びるほど、「命の実」は早く熟す。
『ただ、「命の実」が熟しきるまでには時間がかかる。
それまで、私は「敵」の目を欺ききれないかもしれない』
だから、お前達はそれまで「敵」につかまってはいけない。逃げて、逃げて、お前達自身と「命の実」を守らねばいけない。
『だから、お前達に私の力をやろう。
お前達だけにしか、託せない。
真実を知るものが多ければ多いほど、「敵」に感づかれやすくなる』
[銀の分身たちは、あなたたちを瞳の奥の光で射る]
(#9) 2010/08/02(Mon) 08時頃
『もし赤い月が襲い来たならば、逃げ延びよ。
「敵」が諦め、引き上げるちょうどその時、世界の境が揺らぐ。その瞬間だけ、お前はお前以外の人物を「生の世界」に押し戻すことが出来る。ただし、全員ではない。1度のチャンスに、たった1人』
『お前達は私と契約を結んだ。私と同じものを体に入れた。
お前の胸に聞けば、やり方全てを知っているはずだ』
[銀の人影は、輪郭からぼんやりぼんやり消えていく]
幸運を、祈る。
『幸運を、祈る』
[最後には、ぼんやりとした声が耳に、体に残るだけ**]
(#10) 2010/08/02(Mon) 08時頃
/*
【命の実】
通常、赤陣営に「襲撃」された人物のみエピローグで生還します(ただし狼勝利時には、狼が襲撃可能な人物で狼が襲撃するとエピローグで宣言した人物1人も生還することが出来ます)。
しかし、以下の条件が村進行中に満たされれば、エピローグまで生存している全キャラクタが生還endを選択することが出来ます。
【条件】
「エピローグ突入段階で、「命の実ポイント」が累計220ptを越えていること」
【命の実ポイント】
全PCはゲーム生存中、1日に1回任意のタイミングで「日常に戻りたい」と願うロールをしながら1d6をactにて振ることができます。[[1d6]]を半角にして発言してください。ここで出た数値が、「命の実pt」として加算されます。もちろん、振らなくても構いません。出たptはメモに明記してもらえると村立てが超喜びます。PCにはゴールとなる数値や現状の数値は分かりませんが、視覚的に「まだまだ」「半分くらい」「あとちょっと」「完成」などの状態は大体分かります。
【こころがけ】
期待値よりも目標値が大きいので、あんまりムキにならないことをオススメします。
(#11) 2010/08/02(Mon) 08時半頃
/*
★★赤陣営の皆様へ★★
銀の分身と遭遇し、『 』の台詞を聞くと、本格的にあなたたちの体の中に「守護神」と同じ力が目覚めます。
●何をしゃべってよくて、何をしゃべってはいけないのか
●その他、進行上必要だと思うこと
上記の事柄は、『 』に入っていなくても何故か察せられるでしょう。守護神と契約したときに飲んだ水の力で、あなたたち同士で相談も出来るでしょう。
【襲撃について】
あなたたちは、他人には見えない不可視の種を掌から生み出すことが出来ます。その種を襲撃したい人物に向かって飛ばせば、種は目的の人物の体内でそっと根を張り、更新時間にその人物を「生の世界」に押し出します。
種を精製するのはかなり疲れますが、何個でも精製し、植えつけることは出来ます。ただし、種をいくつ撒いても、襲撃できるのは1人だけです。そして、次の更新時間までには、前日種を植えた人物と同じ人物を襲撃しようと思うならばまた改めて種をまかねばいけません。
なお、種を植えるときは接触する必要はありません。視界ないに目標の人物がいさえすればOKです。
ダミー(そも選択肢にないけど!)に種をまくRPは不要です。
(#12) 2010/08/02(Mon) 08時半頃
[先程まで人影のあった場所を、まだ呆然と眺めて]
(ああ、わたしはこのひとを知っている)
[豊かな銀の髪を靡かせ、自らの願いを叶えてくれた]
(――伝説の樹の、守護神)
[頭の中に響く言葉。すぐには飲み込めるはずもないもの。
それでも守護神が告げるのならば、それは真実だから。
...は誰にも気付かれないように息を吐き、手を握り締める。
だんだんと現実感を取り戻す頭の中、
この声がどこかへ届くような気がして、"誰か"に問いかけた]
わたしの声、聞こえる――?
ひたり。
ひたり。
[あの日飲み干した、契約の水のように。
身体の奥底に満ちていく"チカラ"が感じられ、微かに手が震える。
視線の先の伝説の樹。
いつも傍に寄り添い、時に音色を響かせたそれを見つめた]
"空虚な悪"って、なに。
"命の実"って、なに。
――"死の世界"って、何なの……っ。
[押さえきれない感情が心の声となる。
まるで、お願い誰か答えてと、助けを求めるかのように。
そこにいつもの...の面影は感じられないだろうか]
――誰かが死ぬのは、嫌。
[小さな小さな呟きは、闇に飲み込まれていった**]
[ふと頭に問いかける声が響いて
そして一緒に強い心の叫び
……ホリー先輩?
[屋上でよく空を見ながら、語りあった声を思い出して。
そして守護神の言葉を思い出す]
先輩もだったんですね。私も。
……私も居ます。
[悲痛な声に泣きそうな声で、返した]
[頭の中に響いてくる泣きそうな声。
それは星の輝く夜空の下、星座の説明をしてくれた少女のもの]
……メーちゃん。
[声が届いたという安堵。同じ気持ちという共感。
そしてこの世界に彼女まで来てしまったことへの、――]
どこにいるの?
わたしたち、離れてても話せるみたいだけど。
……他の人は、そうじゃないから。
[先程までの動揺が嘘のように、落ち着いて聞こえるだろう声で]
(考えなくてはいけない)
(敵から逃げて。命の実を大きく育て。皆が生きて帰れるように)
(……ひとりずつ、だけれど)
[自分の仲間であるメアリーに、そして"もう1人"に語りかける]
だいじょうぶ。きっと、大丈夫だよ。
[なんの根拠もない。それはいつも通り。
それでも魔法の言葉であるように繰り返して]
わたしも、まだ落ち着けてない。混乱してるけど。
[触れられない。それでもメアリーの頭を撫でるように]
(でも、もう頼ってばかりじゃ駄目)
[自分が"願った"あの日の、守護神の姿を思い出す。
力をなみなみと蓄え、気圧されそうだった。
先程見た灰に染まっていく髪を脳裏に描き、目を伏せる]
(ありがとう、守護神様)
(わたしのあの願いを叶えてくれて)
(――もうきっと、……だから)
[力を託してくれたことに感謝するように、窓に額をつける。
メアリーも何かを願い、そして叶ったのだろうか。
今はそこまで考える余裕もなく、すぐに通り過ぎた思考]
[『メーちゃん』と呼ぶ声が聞こえれば、声の主は確信に変わり。
涙が溢れそうになった]
今、屋上に居ます。
ズリエル君……えっと、同じ学年の友達と一緒です。
[そして姿を現していたなら、フィルと]
先輩は?
先輩の傍には誰か居ますか?
[そうして続く言葉
ありがとうございます。
……先輩?
身体は傍に居なくても、先輩の声、いつでも届きますから。
何かあったら、言って下さい。ね?
[その声が、優しくて、切なくて。
涙を抑えて笑顔で返すように、話す。
例え姿が見えなくても、いつでもそこに居る。必ず*届くから*]
[メアリーからの問いには
わたしは、いまはひとり。購買に向かってるの。
図書館には会長と彼氏…サイモンくんと、水泳部のマーゴちゃん。
そちらにはズリエルくんもいるんだね。
[そうして、状況を報告しただろう]
そう、ですか。
……そんなに、居るんだ。
[ホリーが一人でなくて良かったと思う反面。
名前を聞いた人達は死の境界に居るわけで……]
……全員、助けられるんでしょうか?
[敵の時間が終わる刹那に返せるのは一人。
そんなペースで、全員逃げ続けて帰せるのだろうか?
命の実は熟してくれるのだろうか?
不安は沢山襲うけれど]
……ううん。でも。頑張りましょう……ね。
[ぽそりと、そう言う]
夢じゃ、無いなら――。
まさか。そんな。
[意識した瞬間。ここまでの二人の声が、囁き声のように、心に直接響いて来るのを感じた]
……。その声。
メアリーちゃんと。ホリー先輩、ですか?
マーゴです。
これ、夢じゃない、のかな。……。
わたし、ひとまず着替えてきます。
ルーカス先輩が一緒なので、多分またすぐに、図書館に戻ります、ね。
[こうで良いのかな、と思いながら、心に言葉を思い続けた]
…シャワーの水はちゃんと出るみたいですね。
へんな色とかもしてないみたい。
……まだ、信じられないです。今もこれ、夢なんじゃないかなって思ってます。
でも、水浴びしていると少し落ち着きます。
……アレ、守護神様、ですよね。
本当の事、言ったらダメって、言ってましたけど。
……いえない、ですよね。こんな――重い、話。
……でも。
わたし達が、皆を助ける事ができるのなら。
わたし達にしか、できないのなら。
わたしは――あきらめないです。一人でも多く。助けたい、ね。
わたし、独りじゃなくてよかった。
わたしも……頑張ります。
[再び聞こえてきた声。
メアリーではない、柔らかなこれは――]
マーゴちゃん。……起きたんだね。
[安心したように、息を吐く。
そして更衣室に向かう説明を受けて]
いつ敵が来るか、わからないから。
ひとりにならないように。
会長が一緒なら、一安心だけど。
[ふふ、と、優しく笑う。
そして最後、ふいに真剣な声音で言ったのは]
一度に、ひとりだけ。
……わたしたちは選ばなければならない、ね。
[それは真実を知る者にとって、あまりにも残酷で]
マーゴ……?
[友達の声が頭に響いて
うん。メアリー、だよ……。
うん。気をつけて、ね。
[今は青い色の月。『敵』は襲ってこない様だけれど。
シャワーを浴びるというのには、そう言って]
そうだね。3人で、がんばろう、ね。
[そう頷きながらも、ホリーの言葉が重なれば
心臓がズキリ、とした。気がした]
[
ご心配をおかけしました。…ありがとうございます。
はい。わたし、でも一応、脚力には自信ありますから、最悪逃げるのは出来ると思いますけど、可能な限り、一人にならないようにしますね。
ホリー先輩も、気をつけて。
[少し、真剣な雰囲気を感じれば]
……はい。重い、ですけど。それでも、誰も救えないよりは、いい、ですよね…。
メアリー、大丈夫?
[
わたし、今シャワー終えたところ。
図書館に戻って、様子を見るつもり。
頑張ろう。うん。落ち込んじゃうと、運が逃げるっていうし。
……元気、出していこう、ね。
[マーゴの言葉
わたしも、諦めない。独りじゃなくて、よかった。
……ありがと。頑張ろう。
メーちゃんも言っていたけど、何かあったら言ってね。
[そして
足速いんだね。じゃあ、安心だ。
会長を引っ張ってもらわないとね。置いてかないように。
[その後の台詞には、うん、と頷いて。
裏庭に入る直前、仰ぐように青白い月を見上げた]
うん。大丈夫だよ。
ごめんね。
[元気な声(と思う声)で返す]
うん。私も今、下に降りてる所だよ。
うん。そうだね。ありがとう。
[そう言うマーゴの声が、先程の自分と同じく力ない声に感じて。
会ったらぎゅーしようかなと思った。
『貞子攻撃』に*阻まれなければ*]
はい。ホリー先輩も、お気をつけて。
……敵ってのがどんなのかわからないし。
無理はしないで、くださいね。
わたしも、基本的に逃げ回るつもり、ですから。
(一度に、ひとりだけ)
(ふたりには偉そうに言ったけれど、誰を選ぶの)
(それは、大切な人?)
(――わたしの大切な人って、だれ)
うん。合流できるといい、ね。
……。
[何となく、心の声のさらに心の声が聞こえた気がした。この守護神の力の、ある意味で弊害だろうか]
(……髪、準備しておこうかな)
[
[そういえば、マーゴはどこに居るのかと]
もう、図書館に戻ったのかな。
[肯定の返事が返って来ただろう。それならば]
テーブルの上の飲み物、飲んでいいからねー。
[いつもの調子でそう言う。
まだ自分の渇きがない異常には気付かずに]
わたしも、逃げるよ。
みんなを帰すまで、絶対に生きていなきゃ。ね。
[何となく彼女の"貞子姿"を思い出し、笑っただろう]
あ、これ先輩が用意してくれたんですか?
ありがとうございます。いただきますね。
[そう言って、何度か口をつけているだろう**]
どういたしましてー。
[マーゴにそう返し。決意を込めるように、手を握った]
そういえば自動販売機、破壊したなー。
弁償させられたらどうしよう。
[この状況に似つかわしくない呟き。
それは空気を明るくしようという作戦だろうか]
よし。生きて帰って、みんなのせいにしよう。
[しかし、どこまで本気か分からないのがスタイルなのであった]
外の渦巻きにだけは、触れては駄目。
……嫌な感じが、するから。
[心の声で、ふたりに警告を送った**]
―― 伝説の樹 ――
[いつからだろう。はっきりはしない]
[けれど、いつの間にか、伝説の樹の様相は変わっている]
[樹の中央。ちょうど樹を人に見立てれば胸の辺り。
ぽっかりといつの間にか大きなうろが開いていた。
その中央。
うろの中に鎮座するように、まだ小さな小さな木の実が生っていた。
それはさくらんぼのような、林檎のような、赤い実]
[未だ固く、小さく、何の匂いも光も発しない]
(#14) 2010/08/03(Tue) 08時半頃
[なぜか不穏な気配
心の中で両の手を頬にあてて、再び級友の言葉を借りる]
(『逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。』)
……て、先輩。破壊しちゃったんですか。
この力じゃ、自販機の再生はできませんよね。
そうですね。生徒会費で予算組んでもらいましょう。
[
渦巻きの話
赤い月が来て、『敵』が来て。
『敵』が諦めた境界に押し戻せる、って言ってましたよね。
……赤くなるまで、どの位時間、残ってるのかな。
[そうなれば、逃げて。逃げて。
あまり話す余裕はないかもしれないとそう思って、*きり出した*]
先輩とマーゴは、一番に帰したい人、決まっていますか?
[メアリー
生徒会費、か。
ソフィちゃん、そこはしっかりしてるからなー。ううん。
まずは会長を抱き込むのが、先だね。
[ふふ、と笑う。自動販売機の話はそこで終わりにして。
渦巻きは北門で感じたことを説明しただろうか]
[青い月。それを見上げながら
どれくらい時間があるのか……。
[説明されなくても、方法は身体が知っている。
隣のサイモンに気付かれぬよう、そっと掌を見つめて]
"その人"が見えている時しか、飛ばせない。
それだけは覚えておかないといけないね。
[質問の問い。なかなか返答をしないまま、時は過ぎる]
[ズリエルに会ったなら]
メーちゃん、裏庭でズリエールくんに会ったよ。
[と、伝える。右手の傷については、何も言わずに]
[そっと、そっと、メアリーに問いかける。
マーゴのことは深く知らないけれど、彼女は屋上仲間だったから、
色々な話を少しは聞いていたのかもしれない]
……メーちゃんは、1番に誰を選ぶの?
[脳裏に甦るのは、まだ新しい記憶。
夕方の自習スペースで、仲良さげに会話するふたりの影]
フィリップ、くん――?
[声にするつもりではなかったのに、つい零れてしまって]
[北門と渦巻きの話
……そうみたいですね。
[守護神に説明されなくても、なぜか分かった事。
やはり先輩も同じ事を思ったのだと思って。そして]
携帯もおかしいみたいだから。
帰す人とは、『種』を植えるまではできるだけ一緒にいた方がいいかも、しれませんね。
[『敵』が襲ってくるというのに、それは叶うか分からないけれど。
そして、ズリエルの話
そうですか!屋上で別れてしまったので。
無事で良かった。
[月は青いから、敵に襲われたはずはないのだけど。そんな事を言って。
手の傷の事は知らず。そして、零れた問い
……。
――……はい。
[ごめんなさい。謝って、済む事ではないけれど。
私はフィルを、助けたい……]
[全員の幸せは望めない力。
フィルを苦しめていた力。なのに。
私も同じこと、するんだ……]
(……なんて、思うかな)
[胸をぎゅっと掴む]
(ごめんね。でも。今回だけは。願う事を、許して)
[ううん。例え許して、*もらえなくても*]
[帰す人とは出来るだけ一緒のほうがいい。
そのメアリーの言葉
そうだね。出来るだけ、そのほうがいいかも。
それか、チャンスを逃さない事が大事、かな。
[ただ"敵"は対抗出来るものなのか、などと、
メアリーと同じようなことを考え込み、そして――]
[メアリーの肯定する声
それでも強い意志を感じさせるそれに、きつく手を握り締める]
謝る事なんて、ないんだよ。
[雰囲気から、それを察して。彼女を包むように]
大切な人がいるって、――素敵、だよ。
助けたいと思うのは、罪なんかじゃない。
わたしは、そう思う。
[彼女の葛藤が、全て分かるわけでは決してない。
だから自分に掛けられる言葉はこれしかなかっただろう]
(でも、現実は無常だ)
(助けられる力を持つ者は、3人いるのに)
(1度のチャンスに、ひとりだけ)
[保健室の窓越しに、闇に浮かぶ伝説の樹を見つめる。
まだ月明かりは青白くグラウンドを照らしていた。
長い長い沈黙。そして心の中で、ふたりに問いかける]
……種、いくつ蒔いても、ひとりだけ。
どうする? 3人で1人に決めてから、植える?
それともバラバラに植えて、――運命に任せる?
[密やかで、真剣な声。それは非情にも聞こえるか]
わたしは……バラバラで、いいのかなって思うけれど。
[大切な人をこの上選択するなど、出来るのか、と。
そうして静かにふたりの返答を待ち続けるだろう。
自分自身の答えは出さない……出せないまま。時は過ぎていく]
ありがとうございます。
でも、いいんです。
本当の事だから。
[そうして、『種』の事には]
分かりました。そうしましょう。
[本音はどうしても、帰したい。だけど。
そう自分が思う様に、2人も誰かの無事を願うのだろう。
ぎゅっとする胸を抑えて、同意した]
[
外の渦巻きは、危険なのですね。
……つまり、物理的な脱出は、やはりほぼ、不可能なのですね…。
[
一番に、か。…んふ。いまだと、メアリーとホリー先輩は、帰してあげたい、かな。
…でも、私にはそれは、できないような気がする。なんとなくだけど。
守護神様の力、二人より私の方が弱いかも。
優しくしてくれたルーカス先輩や、助けてくれたっていうカルヴィナさん…助けたい人でいっぱい過ぎて、なかなか、決められないね。
[誰かを救う事を、3人で決めるか、という話は]
……その時、その時でいいんじゃないでしょうか。
基本的には、助けられそうなとき、助けたい人、目の前にいる人に――。
何か、この人を助けなければ、と思えることがあったら、その人を。
わたし達、こうして心で相談できるんですから、困ったら話しあえば、いいと思うんです。
[メアリーとマーゴに、頷いて]
答えてくれて……ありがと。うん、そうだね。
[そしてマーゴには、これも伝えておく]
保健室でソフィちゃんが起きたの。
もうすぐ、図書館に戻るね。体調は大丈夫?
[空気の色が揺らぐ]
[伝説の樹が、警告するかのように静かに静かに光を強めている。
どこからか、かすかに獣の匂いが空気に混じってくるのを感じるかもしれない。
―― 部屋の中にも]
(#15) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
よかった。ソフィアちゃん無事なんですね。私は大丈夫です。
…じゃあ、私は多分、ここを動かない方がいいかな。
あ、こちら、メアリーも来ましたよ。
[そう、ホリーには答えた]
敵が、来るの? ――気をつけて!!
[メアリーとマーゴに、心の中で叫んだ]
そっか。ありがとう。
[帰してあげたいと言われて。それしか言えなかった
同じ力を持つ2人だから、今すぐにはとは言えないけれど。
手遅れにならない内に、2人は自分が帰したいと思っていたから。
そして
……そうだね。
[こくりと頷いた]
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sol・la
ななころび
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