人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【見】 若者 テッド

― 本邸・廊下 ―

―――…。

[相槌を打ち、問われると一つ瞬いて。]

身より溢れる威厳と風格。
見目麗しくとも、一目で花主とわかる程。

…しかし、少々我侭な面を持つようにも。

[一呼吸置いて、言い切った後。
微かに口角を上げて、ニっと笑った。]

兄弟子がいびられぬようにと願うばかりですよ。

(@0) 2010/08/05(Thu) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時頃


【見】 落胤 明之進

―椿の間―
>>1:699濡れる瞳の中に、焔の揺れる。
眉尻の下がるを映せども、そこに何処の誰を見ていたか]

 そのような言葉、望んでなど……

 ――手折った花など、好きにすればよいのです。
 その覚悟もないのなら、何故。

 何故……

[己から舞を奪った主は、最後の最後、
命をも奪う寸前に、己を手放したのだ。
ああ、けれど主の幻と、目の前の“主”とに、
なんの違いがあろうかと――戻らぬ記憶は囁いて]

  ……慰み者にでも、なんでもすればよいのに。

[薄暗く呟けば、白い指先は“主”が袂煽る様に、すべり落ちて――その身は、ふわり袖を翻す。足元にはつぶれた白い椿]

(@1) 2010/08/05(Thu) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時半頃


【見】 落胤 明之進

[落ちた小袖が、指先はいまだ震えて]

  ―――…なにも、わかって

[詰りかけた唇を引き結ぶ。
見上げた瞳は、いまだ昏い火を燈し]

  あなたは嘘つきだ。 

[鮮やかな色だけを残して、戸口へと向かう。
椿には香がない、その鮮やかな色形があればこぞ、香は必要ないのだという。

残り香ひとつもなく]

(@2) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【見】 若者 テッド

…褒めても何もでねえぞ。

[少し照れくさそうに、華月へと言葉を返し。]

――――さて?
俺の舞は気まぐれですから。

[機会があれば、と微笑んでみせる。
と、そこに飛んでくるは、後頭部への一撃。]

っで!
…何すんだよ、華月!

[先程までの態度は一変、いつもの姦しいものへと。
華月が挨拶するのを見て、漸くやって来た本郷に気付く。
何を言う訳でもなく、ただ視線を向けた。]

(@3) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

良い機会だ。
お前が毒の花ならば、そのまま彼を誑かしてみては?


落胤 明之進は、戸口を開けば、そこに2人の姿はあったか

2010/08/05(Thu) 01時半頃


 …………………彼を?

[苦笑混じる]

 貴方の後では翳みかねる
 が
 ……戯れる程度なら。

 日は未だ高い


【見】 落胤 明之進

 ―本邸・椿の間―
[扉を開けば見知った姿、一瞬の険しい表情は驚愕に紛れる]

  夜光……

[眉をひそめたままでは、うまくは笑えなかっただろう。
それは学院に戻った時に見せた表情に、少し似ていたかもしれない]

(@4) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【見】 若者 テッド

んだよ、心配してやってんだろ。

[ぶす、と口を尖らせて。
目の前で繰り広げられる花主同士の遣り取りには、噴き出すより珍しいものを見るような目で見ていた。
華月が食堂へ行くと言えば、其方を見て。]

…俺も行く。
そういや起きてから何も食ってねえんだ。

[きゅる、と小さく腹が鳴った気がした。]

(@5) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【見】 落胤 明之進

[釣られて鈴の音の先を見やる、
また心配をかけてしまったのだろうか、と揃いのように鵠へと頭を下げた。]

 昨日の…あ、あれか。
 酷い目にあわなかったから、よかった。

[律儀なことを言う友人に、今度は小さく微笑んで。
それから少しだけ困惑を滲ませる]

 ――あの、部屋はちょっと中にまだ刷衛様がいらっしゃるから……

[2人を見比べて、ゆるり俯く]

(@6) 2010/08/05(Thu) 02時頃

 しかし……

 死して満たされるとは
 坊主の言葉だけなのか、それとも

[納得がいかぬ風に呟き洩らす]


【見】 若者 テッド

[仲がいいと高嶺に評されると少しばかり虎鉄の顔が明るくなる。]

一時とは言え、苦楽を共にした仲ですから。
顔も知らぬ両親より、絆は固いと自負していますよ。

[琥珀を高嶺へと向け。
気まぐれに舞ってもらおうと薄く笑む相手には、クッと咽を鳴らした。]

…って、おわ、華月!
髪が、ぐしゃぐしゃに…!

[さっき整えたばかりだと、頭を撫でる華月に抗議する。
まだ湿り気のある髪は先程より乾いてはいたが、ひやりとした冷たさは依然変わらず。]

(@7) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

【見】 若者 テッド

ったく。
んじゃ、早く食堂行こうぜ。
何か腹減ってんの思い出したら眩暈してきた…。

[ぼやきながら、華月を促し。]

……え。
華月、こいつんとこに茶持ってくのか。

[こいつ、が指すのは勿論本郷。
高嶺に対する態度とはえらい違いである。
ふぅん、と唸ってから、食堂へ向かう為に花主達へ一礼を。

頭を上げて踵を返す折。
琥珀は一度鉄色を捉えて。
ふい、と外すと虎鉄は歩き出した華月の後を*追った。*]

(@8) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 02時半頃


【見】 落胤 明之進

[舞いに触れられれば常ならば饒舌になる、
けれど今は、ありがとう、と言葉を返すのみで]

 ――あ、うん。
 離れても大丈夫、忙しくも、ないよ。

[一々気遣うような友人の言葉は、
懐かしさもあいまって、少しばかり心を脆くする] 

 夜光……
  私は、また、主様に――

[言いかけて、続いた伝言にひとつふたつ瞬いて、
やはり小さく微笑って、同時に申し訳なさそうに身を縮めた。]

 華月殿と高嶺様が……
  ――お気に止めていただいて、ありがたいな。
   すごく、申し訳なくも思うんだけど………。

[傾げられた夜光の首には、当然どなたが高嶺様かわからない と首を振っていたのだけれど]

(@9) 2010/08/05(Thu) 03時頃

 刷衛殿、面白い人物にあった。
 天満月 邦夜と言う花主
 人狼病を持つものと口付けると発作を起こすそうだ

 先程発作を起こしてるところにあってな
 ……豚狼に悪戯されて口付けられたのだと。

 獣がその者の力に気付き
 誑かされる前に、何とか協力させたいものだ


【見】 落胤 明之進

あ――……

[視線の動くを見れば思わず、友の手を追いかけた。
おいていかないで、とそんな言葉はさすがにもう口には出ないけれど。それは幼い頃の所作のようで、気づけば少し恥ずかしい。
触れた指先は、けれどその頃とは、もう違う温度]

 いや、きっと、私が主様を探してた姿が、
  何かぼんやりしてたとか、頼りなかったとか、そういう……

[俯いてしまうから、隠されたものには気づくはずもなく。
そして続いた言葉に、ゆるりと首が傾いた]

 髪を結わえて……?

[彼の人の一番印象に残ってる姿は、
髪を下ろした時だったのだ――悩ましい沈黙の後、続いた言葉]

(@10) 2010/08/05(Thu) 03時頃

【見】 落胤 明之進

 似ている、二人……?

[その手が触れていれば、
びくりとした震えはひとつ伝わっただろう]

 ――……いや、うん。
 わかった、どなたかわかったよ、ありがとう……

 そう、あの方が……

[同じく声は落ちるのだけれど、
何ゆえかは己自身もわからないまま]

(@11) 2010/08/05(Thu) 03時半頃

【見】 落胤 明之進

[伝わる温かさに気を抜けば、
滲んでくるものはあるのだけれど、唇をかみ締めて。

「ぼんやり」と「頼りない」をさりげなく肯定されれば、
少しだけ横目で拗ねたように睨んでみせたりも、した]
 
 そう、うん。お話したんだ、その高嶺様と。
 似てる方を知ってる、とかそういうことを……

 ――って、もう、お礼くらいちゃんと言える よ

[言う間でもないこと、にやっぱり少しだけ拗ねた風を見せて勢いよく言いかけたけれど、――けれどわずか自信のなさは滲んでしまって]

 あ、ごめん――
 君まで、冷えるから……

[不吉なつめたさをこれ以上伝えることのないよう、触れる手はそっと引かれた**]

(@12) 2010/08/05(Thu) 04時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 04時頃


[知っている
知っていた
筈だった
行為の数々を、直接其の身に受けて
花は乱れ咲く]

 ……坊主、と謂うは
 皆、こうなのか……

[父親もと謂っていたな
そうぼやき
種を植え付ける事の出来なかった
彼の胸に顔を埋めた。
ぴちゃり、舐め遣る]

 これは、確かに
 喰いでがありそうだ**


[そして、ヨアヒムを確保し、大広間の控え室に放り込んだあと、イアンからの報告を聴く。]

 ほお……
 稀にそういう人物がいるとは聴いたが。

[そして、しばらく考え…。]

 邦夜さんには事情を話して協力してもらうのもいいかもしれんな。


 いや、でも、話すと、それはそれで危険か?
 
[邦夜とは少し、話をした。花祭ははじめてのはず…。もちろん、花と戯れるなども、そう経験はしていないだろう。]

 ともかく、彼はこちらの手中にしておきたい。
 そして、彼は花主だ。

[少し押し黙るが、その先意味はわかるだろう。自分とイアン、花主と花、傍にいやすいのはどちらかと。]

 仕事、として、彼を操れるか?


 何処まで話すかは…
 私も難しいところかと。

[刷衛の言葉には同意するように。
 ……続いた言葉、
 それは自身も現在考えていたこと]    

 媚を売った経験はないが
 なんとか、する。私も花だ。

[相手が花主としての経験が浅いのが救いか。
 先ほどの、振り返れば赤面ものの
 拙い媚を思い出すが……なんとかせねばならない]  


 ああ、じゃあ、頼むぞ?
 というか自信がないのか?




 じゃあ、練習台になってやってもいいぞ?
 ほら、媚売ってみろ。

[そしてすぐにそんな冗談を飛ばす。]


 ……しょうがないだろ!
 今まで私には必要なかった……
 けれど、今必要なのだ……頑張るさ……

[自信がないのかと突かれれば
 声が大きくなって……少しずつ声量が下がる。]


 …………

[声音が冗談を飛ばすものに変わっていることにも気づかず
 真剣にこう言う場合はどう媚を売るべきなのか
 眉を寄せて考えて]

 ……刷衛殿…お主に会いたいと、思うている……

[小さく呟いた]


[正確には息を吐いたというより、噴出した。]

 そ、そうそう、う、うまいじゃねぇか。
 背中につめたいのが走ったぜ。

[イアンの頑張った媚の言葉にそう感想を述べた。]

 不慣れな感じが実にそそる。
 さすが、花だな。

[世辞ではなく、本当だった。]

 よし、まだ何か言ってみろ。

[再度、けしかけてみる。]


 ……笑うなっ!滑稽なのは…己でもわかってはいるのだ…
 さすが花などと……

[聴こえた息遣い。どう考えても噴出された。
 やはり、拙いのだ。媚も一つの芸
 そして、青年はその芸を鍛えてこなかった。
 告げられた評価は、不慣れゆえのなんとやら]

 ――……本気で逢いたいのだ。刷衛殿以外に
 私に、頼る相手もない……だから……

[再度の声に、羞恥心を押さえ込む少しの間の後
 薄く、口を開いて。かすかな声が零した]


 おお


                   いい。

[ちょっとかなりよかったらしい。
 うっかり鼻を抑えた。]

 大丈夫だ。うん、今傍にいたら押し倒してた。
 問題ない。

[むしろ一人で部屋で拝んでいる。]

 よし、頑張れ。見守ってるぞ、というか、
 聴き守ってやるからな。

[よしよし、という声。]

 で、封鎖のための人員はもう呼んだか?
 


 ……本当か……っ

[今度は噴出すような息も、
 それによって不自然にどもる感もなく]

 床まで持ち込めるかはわからんが練習は生かす
 ……報告はするから、聴かんでいい

[聞き守ると言われて苦笑する。
 よしよしという声も相俟って
 どうにも子供扱いされている気配に戸惑いつつ
 仕事のことになれば深呼吸一つ]

 封鎖人員は昨晩の宴直後に
 次の宴目処によこすよう連絡してある
 そこは抜かりはないよ。

[先ほどのよどみは嘘のように
 凛とした声でこたえた]


 おう、頑張れ。
 まぁ、でも相手は新人だ。

 割り切る部分も大事にな?

[そして、手はずが整っていることを聴けば、うむ、と深く頷いた。]

 ――…いや、任せきりですまんな?
 頼りにしてるぞ。相棒。

 じゃ、俺もちらちら各自の様子を見る。





 そうそう、あえぎ声だけじゃ助けてほしいのか、房事に夢中なのかわからんので、助けて欲しいときはちゃんと名前を呼べよ。

[余計なことも言っておいた。**]


 ……そうだな。相手も力の為に利用されて
 溺れてしまうのでは…哀れか

[忠告に邦夜自身のことを考えるのが抜けていたのに気づく
 いかんな、と、ゆるく頭をかいて]

 ……私の仕事であり、私の復讐だ。
 気にするな……お互いうまくいくことを




 ……間違って情事の最中、
 刷衛殿の名を呼ばぬよう気をつけるよ
 駆けつけて、あれ?なんぞ?では、な

[仕事の話で落ち着いたのか、余計なことにも
 からりと笑って言い返した]


[私の復讐で仕事、には黙っておいた。
 この相棒はどうやら猪突猛進のようだ。


 復讐のための仕事……。


 イアンの目的がそうと決まっているのなら、
 自分はなんのためか。さてはて。**]


[そして、そんな恩を売ってまで、己の心を買おうとした男は…
 哀れこの手に引き裂かれ、産まれる子の肥やしにされたという。]


【見】 落胤 明之進

―椿の間・前―
>>109涼やかなる白鳥の人、
案じる言葉には、茫洋とけれど微笑みを作って向ける]

 ……鵠殿、
  昨日と続いて本当に――

 体調が優れぬわけではないのです。
 身を案じていただくのも申し訳なくて……

[そう、身は軽く。舞うには何も支障はない。
まるでそれだけの為に、あるように。
退いた指先を、そっと小袖の中に隠した。] 

(@13) 2010/08/05(Thu) 17時半頃

【見】 落胤 明之進

[窓辺へ寄る人の視線の先を見やる、
“主”は行ってしまったのだろう――ふ とかき消える瞳の彩。
椿についての詫びにはただゆるく首を振る]

 そのように落ちるが、
  あの花のさだめにありましょう。

 散花のことなど、どうぞお気に留めることなきよう。

[部屋につぶれた白花を思う、
八重の牡丹に咲いたあの椿の名は――名は、

―――りん、と鳴る。
沈んだ眼差しのあがる。

何を見たのか。
何に触れたか。]

(@14) 2010/08/05(Thu) 17時半頃

【見】 落胤 明之進


  ―――人の業を。

[去り行く人に頭を下げる。
―――りん、と。
涼やかなるその音は鳴っていた。

傍らの友人は、その言葉をどのように聞いただろう。
眼差しをそちらへ向ける]

 庭に出るなら、
 部屋を抜けて行けば早いと思う……

[誘えば、その室内に潰れた白椿はあったか。
あるいは、葉月の陽炎が如く消えていたかもしれず]

(@15) 2010/08/05(Thu) 17時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 17時半頃


【見】 落胤 明之進

 ―庭・椿の間前―
[陽光に影は濃く、涼を求めて木陰が下に。
虚ろな黒は友に向かえば、けれど笑みを浮かべてみせる。]

 久しぶりなのに、ごめん。
 もっと良い話が出来ればよかったのに、

[詫びながら俯けば、髪の零れる]

 ――その 私は、
    また主様に手放されて……

[“また”と零れた言葉、ゆるりこめかみに指を当てれば、
重なる記憶がぐらりとゆれて、ふたつに割れた。
――そう、手放されるのは2度目なのだと、
記憶と共にゆらいだ体は、幹にそっと手をついた]

(@16) 2010/08/05(Thu) 18時半頃

【見】 落胤 明之進

―庭・椿の間前―
[小さな混乱、最初に誰が己に言ったのだろう。

『明之進殿は、遠く外つ国の主の元に――』

そう、そのように言われたのに、と。
黄泉花は、その透けるような掌でそっと顔を覆う]

 ――そう、あの方は前の主とは違う、新しい遠く外つ国の主で。前のあの方とは違うから、舞うことも禁じられずに――
 触れも、せず。

[ひとりごちるようなそれは友にも気が触れたと、見えるだろうか、
乱れる前髪にくしゃり、とその指先の通れば、撫でられた手を思う。
――まづかきやりし人、唇を小さく掠める呟き。]

 けれど、手放されたのは、おなじ こと……

[友が知る学院に戻された事実と、刷衛の知らぬその事実。
噛みあわぬ事実が揃えば新たに浮かぶ何かもあろうけれど。それはいまだ繋がらず**]

(@17) 2010/08/05(Thu) 19時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 19時頃


 ――望みはひとつ
 願いはひとつ――

 種植え付けて
 腐らせる
 この世の理
 
 幾年もいくねんも
 血を継いで
 肉を喰らい
 種を植える

 二つ心は要らぬ
 惑うては
 いのちとり


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 21時半頃


…一体。

[小さく呟いた。
それは無意識に]


【見】 若者 テッド

― 食堂 ―

だから、はぐっ…らいじょーふらっへ、んぐ。
あぐ…いっへんひゃん。

[食べ物を口に運ぶ手は動き続けるが、喋る口も止まらない。
行儀悪い事この上無いが、どんどん空になっていく皿を見るのは
中々面白い光景だったか。]

……っぷは。

つか、華月は食わなさすぎ。
相変わらず食が細ぇなあ。

[茶を飲んで指摘するのは相手の食事の量。
比べる基準は虎鉄となので、例え常人並だったとしても同じ言葉。
それからは昔話に花を咲かせ、食事を楽しんだ。
やがて華月は席を立ち、虎鉄はそれを見上げる。]

(@18) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【見】 若者 テッド

―――…ん。いってら。

[僅かな沈黙のあと、にっと笑って手を振って見送った。
厨房へ消える背中。
上げたままの手は指を畳んで机の上へと。
手にしていた箸を置くと、虎鉄は頬杖をついて、暫くその場に留まっていた。]

(@19) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【見】 若者 テッド

― 食堂→裏庭 ―

んー、食った食った。
…やっぱ、食った後は昼寝に限るよな。

[大方乾いた髪を革紐で一つにまとめると、んーと伸びをする。
廊下を歩いて向かうのは、庭。
どうやら、昼寝に使うのに良さそうな樹を物色するつもりらしい。]

…んあ?

[裏庭へと着けば、そこに見つけた人影>>288に眉を寄せて。]

―――何やってんだ?

[背後から声をかけた。]

(@20) 2010/08/05(Thu) 22時頃

 ――何、

[呟きは呆然と]


【見】 若者 テッド

……あのな。

[猿、と聞けばカチンときたようで口を曲げ。]

人の名前も覚えらんねえのかよ、この鳥頭!
虎鉄だ。こ・て・つ!猿じゃねえ!

[ズカズカ歩み寄って、鉄色を睨み上げた。]

(@21) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 22時半頃


【見】 落胤 明之進

―裏庭・日陰の椿―
[花は虚ろに目蓋を開く。
芝に横たわる躯、土の匂い。指先を持ち上げれば触れる花びら]

 ……手放したくないなら、
 そのまま閉じ込めでもなんでもして、

 枯らしてしまえばよかったのに。

[くらり、と揺らぐ記憶の端、
思い返すは友の言葉とあたたかな手]

(@22) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 落胤 明之進

[庭の傍らの葉椿には、無論花のひとつもなかった。
眼差しは友の瞬く黒檀に遷ろう。
友へ告げた言葉は、主に禁じられたこと、舞うな笑うな出歩くな。
他にもあったか、それは記憶の定かではなく。

伸びてきた指先が己が指に触れる、
ずるり、と手を落とせば、優しく撫でるその指先。
脆くなる、眸を狭めて、震える口唇を一度かみ締める。

懐かしい名を呼んで続く言葉に、
けれど黒紅はきつと目元厳しく見据えた。
それほどの花だ、と――]

 
「それほど なんて、
   ねえ、その価値は誰が決めたの?」

(@23) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 落胤 明之進

[才能だとか扱いきれぬだとか、“主”に告げられた言葉を思い出す。
花の価値などそれを認める者の裡だろうに、
何故持て余すなどというのか、わからずに。

――わかっているのは八つ当たりじみているということ、
髪に触れた手に引き寄せられれば、つめたい指先は上衣を捉えて小さく縋る。
けれど泣きはすまい、とやはりきつく口唇を噛みしめて、かみしめて――意識は途切れる]


[傍らの葉椿、八重の牡丹咲き
――白い椿花の名を、白拍子という。
踏みにじられるも、またあわれ]

(@24) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 落胤 明之進

[途切れた先に、思い返すは、
一度手放されたときのこと]

 ――けれど、
   ああ、そうだ……

 署名を記されるまでは、まだ、私は――
 
[あの方の花、なのだ と。
――記すべき書などあろうはずもないののだけれど。

途切れた意識も、己の在る場所も不思議を思うことはなく、
黄泉花はふわり 彷徨いうつろう]

(@25) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 落胤 明之進

[やがて、黄泉花は――
あてどなく彷徨うその先で、
再び“主”が傍らに白き桜花の在るを見る。

 されど、その姿は陽炎。

その場にひらり、と舞い落ちた、
踏みにじられた白花の一片も、やがては消える幻]

(@26) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 若者 テッド

なんつー、ヒネた…

[名を呼ばない理由を知り、少しばかり脱力した表情を見せたが。]

―――っだ!

[ぺんっ、と額が小気味良い音を立てると眉間に皺を寄せて額を押さえた。]

いって…お〜ま〜え〜な〜…どんっだけ自由なんだよ!
用も何も、こんなトコでぼーっと突っ立ってっから、何してんだって聞いたんだよ!
そうだよ、質問してんのは俺だっつの!

[不思議なペースに巻き込まれて忘れそうになっていたが、元々問いかけたのは己の方だった事を思い出したようだ。
額の痛みもあって、ぎゃーすかと捲し立てる。]

(@27) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【見】 若者 テッド

い゛っ―――〜〜〜…っの、やろ…ッ

[先程よりいい音が裏庭にこだまする。
虎鉄は額を押さえながら、上半身を丸めた。]

さっきから、人をぺんぺんぺんぺんと!
扇はそういう事に使うもんじゃねえだろが!扇に謝れ!

[涙が滲んだ瞳で睨み上げるが、謝れと言う先は虎鉄ではなく扇だった。
視線を何処かに投げる様を見れば、虎鉄も首を傾げ。]

……何だよ?

[同じように視線の先を見たが、其処にはただ木々が風に揺れるのみ。]

(@28) 2010/08/05(Thu) 23時頃

 すまん、ちょっと遅れるかもしれぬ。

[行かねばならぬが、動こうとしない花。
 仕方なく、小さくそれだけ囁いた。]


 ……?はい、わかりました……
 大丈夫です、やり遂げて見せます。
 舞い手の花なのですから。

[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。
 ただ、通信が入ったついでに
 暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば
 どうせばれること。意を決し話す]

 ……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。
 彼は人を殺そうとしても殺せない人。
 多分獣ではないかと思いまして。

 けれど、職務違反です。
 この件のセンターからの罰は私が受けますので…
 御報告までに


【見】 若者 テッド

細けえ奴だな。
一回叩いたら、二回も三回も四回も大差ねえっつの。

それに…お前の持ち物かもしれねえけど、扇がそんな風に扱われるのを見るのは不愉快だ。

[フン、と鼻を鳴らす。
しかし「出る」と聞けば、口を一文字に結び。
ぎぎぎと首を固く動かした。]

ま…、……まじかよ…。

[知らぬが仏。
まさか自分自身に怖がっているなんて露ほども知らず。
出ませんように、成仏してください、などと拝んで。]

……何、お前も怖ぇの?

[少しばかり難しそうな表情の本郷を見上げた。]

(@29) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

 何?



 そうか。

[職務違反、そういわれればそのとおりで…。]

 その件はのちに。
 本郷さんがそうでないのであれば、問題はなかろうて。

[早まるな、との意味あいもこめて、そう答えておく。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 23時半頃


 はい……勝手な行動申し訳ありません


 邦夜殿の力は
 怪しい人に使ってもらうべきなのでしょうか…
 それとも、人であって欲しい……と
 思う人に使うべきなのでしょうか…ね

[刷衛と邦夜、それ以外は誰が獣か、人か
 確信が持てないなか、そんなことをポツリとこぼした]


[相談を受け、それは怪しい奴に決まっている、と思いつつも、即答はせずに考える。]

 人間であってほしい…と思うというのは、どういうことかな。

[そう、あれだけチャールズに執心していたイアン。
 もしクロならば、どんな相手だろうと殺しそうないきおいだった。
 だが、



                 そうでない人物ができたか?]


 …例えば霞殿…旧友ですから…昔から知っていますし
 獣ではないと思いますが…
 それと、彼の花となった鳥、迦陵
 …霞殿と仲睦まじい様子でしたので迦陵が獣だと……
 霞殿が哀れです……
 それと、本郷殿…理由は先程の通りにロビンですね…
 まだ、ほんの童花ですから……
 ……ロビンはそうは言っても疑いも濃いので
 …まぁ、殺すべきなのでしょうが

[聞かれた質問に、具体的な人物名を聞かれているのかと
 名前を挙げていって
 それは刷衛の思うことと、重なるだろうか?]


 イアン……
 お前は人から騙されたことはないのか?

 クロは人間らしくないわけではない。
 人間らしいクロもいる。

 人間であってほしかった者がクロの場合はどうするのだ?


 ……騙されたことは確かに少ないです…
 昔も、今も。
 今までは殲滅が多かったので考えてませんでしたし…

[今までの仕事を思い出して、小さく首をひねった後
 続いた言葉には朗らかに笑いながら返した]

 ああ……その場合は…殺しますよ。当然です。


【見】 若者 テッド

…―――まあな。

[獲物、には考えた末にそっぽを向いてそれだけ短く返し。
また猿と呼ばれれば眉を寄せ。]

ほんっと、やな奴だなお前!
じゃあ、聞いてやるけど、その幸せな余裕が無い花主殿は何に頭を悩ませておいでで?

[虎鉄は腕を組んで、たっぷり嫌味を込めた口調で尋ねた。]

(@30) 2010/08/06(Fri) 00時頃

 そうか。



 ならば、効率のいいほうを選べ。

[笑い声には眉を寄せたが、見えるわけはもちろんない。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時頃


 効率、の、いいほうですか……んんんん…
 怪しいところ、ですかね。
 それか怪しいのは殺すってことにしてしまって
 まったく判断つかないところか…??
 

 あ、けれど先程の話だと
 騙されていることも考えると
 騙されそうなところのが良いのだろうか…

[眉を寄せているとも知らず
 夕飯を迷うような気楽さでそんな言葉を零して悩む]


【見】 落胤 明之進

 ―大広間・窓辺―
[それは影のように窓辺に佇んでいた。
水干の下の単は勿忘草色、袴も白く涼やかに、
袖括りと頸かみと、2つの緒紐は萌葱色を棚引かせ。

 身に纏う色は春の色。

されどその春は穏やかなるものではなく、
心千々に乱される春の嵐の前の、静けさ]


  ―――…、月の満ちる。
    

[戯れる友と花と花主と、
その姿を遠く見るも、再びうつろに月を見上げた。
それは画に描かれたと同じように――紅色であっただろうか]

(@31) 2010/08/06(Fri) 00時頃

落胤 明之進は、夜光の大声には、はたり、と瞬いて思わずそちらをみたのだけれど

2010/08/06(Fri) 00時頃


【見】 若者 テッド

…んだよ。

[噴き出す声が聞こえると、ムスとした声を一言。]

は、冗談。
初対面の印象から最悪だな。
嫌味、嫌味、暴力、嫌味。
何処にいい所を見出せってんだよ。

[じと、と見上げ。]

―――…はぁ?

[唐突に切り出された話に豆鉄砲を食らったような顔で聞き返した。
相手が本邸へと歩み始めれば、ちらと樹を見た後、背を追った。]

……どうするって言われてもな。
時と場合によるだろ。

………お前、命でも狙われてんの?

(@32) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

 ……息詰まりそうだ
 宴を切り上げるは、駄目か

[次々に増える人に、うんざりと呟く]


 なかなか、可愛らしい花?だな
 なるほど、遅くなるといった理由も理解した

[くすくすっと笑いを零して]


 おう待たせたな。

[シンプルにそれだけ]


【見】 落胤 明之進

[とくり、と湧き上がる畏れと昂揚を押さえ込む。
それは何処からかの視線であったか――。
けれど、それに気を取られるは、ひと時のこと。]

 ―――……、あ

[白を纏う桜花、それを連れる“主”を見れば、
小さく項垂れるも、唇を引き結ぶ。

――なんのことはない、あの花を傍らにあるということ。
扱いきれぬなどと、体よく払われただけなのだろう、と。

されど、花として勤めを果たすべく。
それは主が傍らに歩み寄る]

(@33) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【見】 若者 テッド

笑っといて、何もはねえだろ。

―――…?諦める?

[何を?と眉を寄せたまま問いかける。
相手の言葉が何を指しているのか、わからないと言った様子。
そうして歩むうちに、程無くして大広間が見えた。]

なんだよ、今度は秘密かい。
あーはいはいはい。

…俺は…、俺なら多分逃げないな。
理由も解らず逃げるなんてヤだね。

[へ、と吐き捨てて。
同じように大広間の扉をくぐった。
昨日とは変わって、服装も髪も整えていない虎鉄は、華やかな祭りの席には少々異色だったか。
当人は気にせず、くあ、と欠伸をするだけだが。]

(@34) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

 大丈夫、まだ始まってもない

[狩の高揚からか、だいぶはしゃいだ様子で]


仕方ないだろう。
そういう場所だ。

今のうちに誰を喰うかぐらい考えて気を紛らわせたらいい。

[小さな嘆息。
面倒だと思っているのは自分もだった]


 今宵喰らうなら
 僧で良いと思うのに

[拗ねた声]


【見】 落胤 明之進

―大広間―
[花はいまだ“主”と呼ぶその人の傍らに付き]

 ……その物言い、
 少々失礼ではありませんか?

[会話の間に割ってはいるでなく、
「なにかした」という“主”への言葉に、
ただ一言を静かにロビンに向けて――

どこか怯えたようにも見えたその人の、
様子の変わったことには、気づいた。
とくり、と、また一つの胸騒ぎ]

(@35) 2010/08/06(Fri) 01時頃

乾か。
何だ、二人とも随分執心だな。

[霞も自分好みだと推していた気がする]


  そうか、ならばよかった。

[セシルと明とロビンに囲まれているので、なお、何もそれ以上はいえないらしかった。]


 ええ、はじめますね。

[短い返しに、此方も短く台上で]


【見】 落胤 明之進

>>377 落ち着いたか、
と尋ねるその言葉には、沈黙の降りる]

 ――……いらぬなら、
   いらぬと仰って下さればよいものを。

[小さな呟きを搾り出し]

 されど、書面を記すまでは、私はいまだあなたの花です、
 ご不快であろうと花としての務めは果させていただきますゆえ…

[感情を押し殺した声音、制止する手も相まって途切れる]

(@36) 2010/08/06(Fri) 01時頃

 いや、少し薄味なれど
 美味かった。
 
[思わず笑み零す]

 貴方は?
 喰らうなら誰を


【見】 若者 テッド

― 大広間 ―

……なんつー言い分だ。
我侭太郎かお前は。

ぜっっっってえ、ヤだね!

[与えられた回答に腕を組んで、口を曲げる。
琥珀が一度鉄色を見上げれば、鉄色はちらと動いて。
動いた先へ琥珀を動かす。]


―――…ッ

[其処に在った姿に、微かに身じろいだ。
ざわざわと押し寄せるは――――言い知れぬ不安。]

(@37) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【見】 落胤 明之進

[笑みを見れば、瞬く。
冬の張り詰めた空気のような、
そんな緊張感を抱いていたそれとは異なる]

 ご理解いただければ、私はそれで。
 主様も気になさっておられませんようですので。

[怯えも険も、篭らぬその言葉]

 ……その、随分と、柔らかに。

[けれど、胸騒ぎは止まず。
>>384 交わした言葉をロビンが捉え、
口を開きかけたところで声は響いた、舞台を見やる]

(@38) 2010/08/06(Fri) 01時頃

[その様子をじっと見ている。]


            ――…やりすぎだ。
            煽ってどうする。


薄味?

[何をどうして薄味になるのか、と思わず首を傾げたが]

…今のところはまだ、決めかねている。


…肉饅頭め、しくじりおって……。
[袖下、気取られぬようにきつく爪を立てる。
 彼と…己の囲い主の傘の下。
 今までは気づかれること無く血の宴を続けてきたというのに。

 イアンが無き主の仇を討とうと、そちらの手先になることくらいは想定しておくべきであったか。]


【見】 落胤 明之進

[散った朱に、黒紅を見開く。
かたかたと震えの走る、躯]

 ――――……あ、

[座する膝元のくずれる]

(@39) 2010/08/06(Fri) 01時頃

 ……やりすぎなものか…手緩い。
 仲間をはくまで痛めつけて当然


 その仲間が、尚、暴れるかもだ。
 しかし、やってしまったものは仕方がない。

[そして、この状況に対する各自の変化をみている。]


…だから、逃げろ、なのか。

[は、と。
短い言葉と共に零れた感情は何であったのか。
己にすらわからない]


 ……

[無言。
あるのは憤り混じる念だけ] 


【見】 若者 テッド

な…んだ?

[組んでいた腕を解き、片腕を胸に当てながら舞台上より告げられる話に耳を傾ける。
遅れて琥珀を舞台上に遣れば、は、と息が零れた。
目に飛び込んでくるあかいいろが、きもちわるい。]

……じんろ、う…病…?

[動悸と共に、耳鳴りがして。
ツキと痛んだ頭は、次第に痛みの重さを増していく。
額には微かに汗が滲み、虎鉄はガタと近くの椅子に寄りかかった。]

(@40) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 暴れてくれれば痕跡が残る
 暴れてくれればより見つけやすい

 何が問題がある。


 それに巻き込まれて、死ぬ奴が出るかもしれぬ。




[お前の元主のようにとはいわなかった。]


 ……そうですね。
 けれど、そうでもして捕まえなければ
 羅患者は増え、よりいっそうの犠牲者が出ます。



 違いますか?


[しばし沈黙するが、目を一度伏せてから。]

 もう事態は転がりだした。


                見極めるのみだ。


【見】 落胤 明之進

[容疑と聞いて案じて見上げるその先]

   主様――

[震えた透ける様なその手は、
結局は“主”が元に伸びて、その袖に縋ってしまう。
――縋るようで、
けれどそれは此岸に繋ぎとめることを願うような。
乱れる感情は、四肢の裂かれるが如く]

 ―――……、

[一つの名にふと、一度大広間を見渡した。
虎鉄――知らぬはずのその名、その姿を見出そうと仰ぐ眼差し]

(@41) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

 ええ、そうですね……
 私も観察はしますが
 話すので観察しきれません。
 ですので、観察本当によろしくお願いいたします


 私とて、無実の人間は殺したいわけじゃない


[先程散った赤い血か、それとも赤い月のせいか。
 体の芯に沸き立つ獣を、抱く手に力込めて押しとどめる。]

…堪え切れねば……全て喰い尽くすしかなかろう。
[苦しげに小さく漏らす言葉は届いてしまうか。]


 全員抹殺など
 涼しい顔で謂うて

 非人道的でないと?

 ようやる。

[怯えは半分が演技、半分は底から生じるもの。
けれど
嗚呼、ひとのにおいが、血のにおいが強い]


【見】 若者 テッド

『虎、…すまない。』

[酷く痛む頭。
耳鳴りに混じって、懐かしい声が聞こえる気がする。]

『……もう、お前と…。』

[それは深くに押し込めたはずの―――遠い記憶。]

……ッ

[寄りかかり、俯いたまま。
ぱた、と足に何かが落つ感触。
ハッと我に返れば、零れ落ちたのは雫。
琥珀より出でた雫は、はらはらと頬を伝っていた。]

(@42) 2010/08/06(Fri) 02時頃

……ああ。そうだな。

[堪えきれなければ。
総てを喰らって生き延びるまでの事。
従来と何一つ変わらないはずだ]

総て

[喰らうは狼憑きが故の定め]


【見】 若者 テッド

く、そ……また…ッ

[乱暴に、ごしと雫を腕で拭う。
頭はまだ痛んだまま、椅子に寄りかかっているのがやっと。
顔から腕を離さんとしたその折。

琥珀と黒椿が―――かち合う。

その瞬間、世界が冷え。
音が無くなったような錯覚を覚えた。]

(@43) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【見】 落胤 明之進

[主が言葉に、髪の乱れも構わず首を振る]

 いえ、――いえ、違うのです。
 わたしは、 わたし は――……

[何か言いかけた言葉、
けれど言葉はそれ以上は繋がらず。
撫でられる、その感触に黒紅は滲んで――泣きそうに歪み、
袖から手を力なく落として――その後、交わる琥珀色]

(@44) 2010/08/06(Fri) 02時頃

【見】 落胤 明之進

[琥珀と黒紅の交われば、]

  ―――……、

[冷たい静寂の訪れる。
ひとつ、どこかで扉が開いた気がした――常世の扉。
夢もうつつも交われば、彼の人の真の姿が視える]

 ……そう、私と同じ。

[言葉の意味も把握しきれぬまま、
歪んだ微笑をひとつ送れば、俯いた]

(@45) 2010/08/06(Fri) 02時頃

 総て…………ならば
 順序も考え直す必要あるか

 如何しよう。


【見】 若者 テッド

――――…、は

[静寂を破ったのは、本郷の低い声。
動き出す世界に、己だけが取り残されている浮遊感。
目が、回る。]

な……んでも、ねえ …―――

[言い切る前に、真っ青になった虎鉄の身体がぐらりと傾いだ。
崩れ落ちる中で見るのは、歪んだ黒椿の微笑。
遠く、聞こえないはずの声が耳に届いた気がした。

『私と同じ。』  と。 ]

(@46) 2010/08/06(Fri) 02時頃

如何したものかな。

…イビセラ。
お前、乾についたのだったか。

[付き従っている様子は、視線で見てとれる。
数拍開けてから]

このまま転がせそうであれば、あれはしばらく見送ってもよいかも知れん。
代わりに、誰か。…食指が動きそうなところがあれば。

それか……推測だが、もう一人ぐらいセンターの人間はいそうだな。
そこをあえて食ってやるのも好いかも知れん。
あの花独りで根回ししたにしては、状況が綺麗にまとまり過ぎている。


【見】 落胤 明之進

[己が体を抱くのは、抑えていなければ。
四肢がばらばらになりそうな、そんな錯覚。
――そして ふ、と思い至る]

  ……夜光、も?

[この場にあることは知っているのに、
居なければいいと願う、適うはずもない願い。
その姿を認めるのが、怖くて まなざしを伏せる。

続けられぬ言葉、知っている。
この後、起こるであろうことを、知っていて、]

   私には、なにも、出来ない――…

[存在が希薄になりかけて、
その姿は陽炎のように一度揺らいだ]

(@47) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

 そう、いまは坊主の手に。



 ……センターの、イアンでは駄目なのか?

[小さく笑うは
幾らか平常が戻ってきた故に。
二人の仕草を視界隅捕らえ、からかい混じりにひとつ]

 根回しした相手
 検討もつかずして

 さて……如何したものか


【見】 若者 テッド

[此方を気遣う兄弟子の姿を見止める間も無く。
虎鉄はふっと意識を手放した。

崩れ落ちた虎鉄。
その肌に直接触れる事のあった者は居ただろうか。

もし触れたなら、気づく事だろう。

――――其処にあるはずのぬくもりが*無い事に。*]

(@48) 2010/08/06(Fri) 02時半頃

あれほどつけ上がったことをしてくれるのならば、
最後まで残して苦しむ姿を見るほうが楽しいだろう?

[淡々と告げる。
からかうような言葉など歯牙にもかけない]

…刷衛。もしくは、天満月

[ぽつりと一つ、名をあげた]

ひょっとして、と言う可能性でしかないが…
あの研師、幾らか反応が薄いように思う。


イアンと通じていそうなものか…

もしくは…
[この感情は嫉妬なのだろうか。自らも花を手にしていても尚。]

…高嶺が摘んだ花の、いずれかを。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 02時半頃


刷衛、天満月
どちらも、反応の薄い点では……そうか。

[淡々と謂うに追いかけはしない。
名を呟き乍]

高嶺の摘んだ花ならば、華月を

[どちらかと謂われ、迷わず片方を選ぶ。
意図の説明は出来ず]


【見】 落胤 明之進

[イアンが去る前、“主”が長く彼を見据えていたら、
そっとその袖を引いただろう。]

  主様――、容疑、となれば
   ……余り目立つ真似はなりません。

[傍にある白い桜花の様子はどのようであったか。
名も知らぬその桜、乱れる裡を押さえる。]

 ――…あなたも。

[何者であるかは知らねども、
主が案ずる身であれば、と言葉を添えた]

(@49) 2010/08/06(Fri) 03時頃

どちらも、何かを知っていると言うのは間違いないようにおもう。

[強く視線を向けていた刷衛。
多少の驚きはあれど、それにしては驚きがあとを引いていないよう見える天満月]


…高嶺の?

[その言葉は発想に無く]


 華月

[呟く]

 あれがいい。


【見】 落胤 明之進

[法泉の声、遠く聞く。
呑まれる、呑まれる――
閉ざした目蓋の裏、浮かぶは紅月]

 ―――……、

[そちらを向いて小さく頷いたけれど。
我が身は既に―――……
ひとつ、過ぎったところで虎鉄のくずおれるを知る。

また、ゆらぐ]

(@50) 2010/08/06(Fri) 03時頃

 念のため
 邦夜が来る前に迦陵が私の部屋を訪ねました。
 そして直ぐ立ち去ったのですが
 ちょうど、入れ替わりに邦夜がやってきたので
 邦夜が私の部屋に来たことを
 迦陵は知っていると思って良いでしょう

 些細なことですが、報告までに


【見】 落胤 明之進

[近づく影、我が身をゆる、と抱いたまま見上げる。
一瞬だけ、小さなゆらぎは黒紅の中に過ぎったか]

 ―――あ、高嶺様……?

[友の言葉を思い出し、
また今もかけられたは案ずる言葉、笑みを作って]

 いえ、わたしは大丈夫です。
 主様のお傍に――。

 ……あの、夜光より私を案じて下さったこと聞きました。
 ありがとうございます。
 あの時のことは、もう大丈夫ですので。

[言葉を濁しながら告げる。
捨て犬の心持、より共感が深くなったなど、“主”が前では口には出せず]

(@51) 2010/08/06(Fri) 03時頃

そういえば、もうひとつ…
[ふと思い出した、違和感。]

イアンが…天満月の御子息を、籠絡したい、と。

いや、おかしいか。通じておるなら取り入りたいとは。


【見】 落胤 明之進


 ――……、

[もう一つの月、その言葉に今度こそ、
小さな怯えを滲ませて、霞と朧と2つの月を見比べる]

 いえ…… わたしは
   主様のもとに――…

[縛り付ける妄執のまま、繰り返す同じ言葉]

(@52) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

籠絡…?

[己の居室へと戻るその途中、言葉に微かに訝しんだような返事になる。
天満月を。先程の言動と内容から照らし合わせるに]

…何らかの手駒にするつもりかも知れん。
だが、理由がわからない。
センターにとって都合のいいものだと言うことなのか?

[軽く首を捻る]


 籠絡かどうか
 ……取り入る何かが、かの人にあると?


…そういうことだろうな。
少し、病関係の書籍を探ってみるほうがいいだろう。

理由が転がっているかもしれない。


書籍なら、
広間を出て間も無くの部屋が書庫だった。

[記憶を辿る。
子供が隠れた暗い部屋]


書庫の場所なら…知らねばそこらの使用人に聞いておいたほうがいい。
くれぐれも…ここで通じていることを知られてはいけないよ。


【見】 落胤 明之進

[長く沈黙があれば、一つ思い出す。
“主”と呼ばぬように、言われていたのだと――
慌てたように口を開けども、続く音もなく。

ただ、小さく頷く人の言葉に、
迷いを見せながらも頷いた]

 ―――はい、
 刷衛様のお邪魔にならぬ程度に、
 お傍においていただければ……。 

[呼び名を変えて、憂う表情は隠せぬまま、小さく紡げば。
2つの月、わずか視線は揺れる]

 高嶺様も、どうぞ お気をつけ下さい……。

[案じられた感謝も込めて、丁寧に頭を下げる]

(@53) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

【見】 落胤 明之進

[つきり、と鈍く痛むこめかみを押さえた。
”こんなところに、いるべきではない。”
何処であれば相応しいのか――知っている はずで。

霞と朧、二つの月。
近く親しく交わされる2人の言葉に、高嶺の言葉を思い出す。
良き関係であろう、と思った、その様子。
似ていることにも、違いはないと感じられ。

けれど、異なる]

 ―――……、

[霞の月を見上げれば、とくり、と湧き上がる、
――それは畏れのみならず、己が身を焼き尽くす高揚に似ている。]

(@54) 2010/08/06(Fri) 03時半頃

わかっている。
…必要なら庭から回る。
あちらからなら書庫の位置もわかる。


 全く手間のかかる事
 ……センターの人間など、招くから。

[イアンは彼に招かれた
そう言っていた、昨夜の記憶。
溜息を洩らす]


【見】 落胤 明之進

[ふ―――と、彷徨う意識が引き戻されたは、
霞の月が去った後であったか、下駄の音の響くは既に遠く]

 高嶺さま……

[深い憂いの残るその貌、
案じられる理由――察することが出来れば、
それは複雑な痛みをもたらしたであろうか。

 気づかぬまでも。

“主”が傍らに馳せたまま、
その眼差しは、夜光の姿を探した**]

(@55) 2010/08/06(Fri) 04時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 04時半頃


 報告ごくろう。
 そして、大役、しかと見た。

 邦夜さんの動向は、任す。





 さて、怪しいのはどいつかねぇ。**


 舞うは花の務めですから……お言葉ありがとうございます。
 邦夜殿のお力は判断出来るのは一日一人、
 また、体調の関係等も考慮し判断の先は
 邦夜殿にお任せにするつもりです。


 ……傍目には動揺の少ない刷衛殿が
 怪しく映りましたよ?

[そう言って小さく笑って]
 ……疑われ過ぎる時は、
 名乗り出てくださいね。 ……投票は、絶対ですから、万が一な事態になったら
 私が貴方を殺める*ことに*


 このまま、ひとの気無ければ
 イアン……
 背後から襲って

 ……流石に無謀か

[ちらと視線流し、首を振る]


彼の人は、もののふの舞を得意とします。
目覚めたてのお前で…太刀打ちできるかどうかは。

[慎重に、と促す心の奥底には、やはり旧き友への想いも無いわけではない。]


 ――返り討ちが関の山か。

 坊主にも謂われた。
 喰らうなら報いを着せると

[溜息]


 居心地が、悪い
 視線で犯される気分だ。

[遠くを見遣り、眉を寄せる]


[今も必死でこらえているのは、このまま雛を喰らいたい想い。
 …今喰らえばきっと足が付く。それでは…]

いや、それを逆手に取れば…
花か主かを喰らってしまえば…


[彼を喰らうその日がくるなら
それは人食花散る日]

 ……?
 此処にあるは
 花か、主のみと


つがいの片方食らってしまえば、
もう片方が獣だと…


 ロビンと今話しておる
 ロビンもそなたを疑っており……月瀬が
 お前の傍にあるのを案じておるな。

 それと、どうも法泉殿はロビン曰く
 なにやら不思議な力がある、そうな。

 後、邦夜殿は夜光を確認すると言っておった

 いろいろ、錯綜してきたなぁ…


 いま、つがいと謂うなら
 私と、貴方と、……高嶺の


 片方と謂うても
 如何する


いや、研師と桜の猫も。

あのドラ猫が、彼奴には懐いて寝ておった。


 ああ、そうだった
 が
 研師の彼は、明之進と主がなにやらと

 ……桜の子、
 まだ違うだろう
 私になんの報告も無しに。


[内心は月瀬の傍に刷衛がおるなら
 ロビンと月瀬、ともに獣でなければ
 どちらも安全だろうとか
 こちら側の理由で思っていただけ、なのだが]


明之進など、おらぬよ。
[それはきっぱりと言い切る声音。]

何故ならあれは…去年喰われてしまったのだから。

あの研師を喰らってしまおうか。敵に回せば厄介であろうし。
[それは、夜屋根に潜む猫へと嫌疑をかけることにもなろうか。]


 今からロビンが月瀬を案じに
 月瀬のところへ向かう。
 お前が傍にいるようならば
 二人の様子、観察お願いしたい。

 私は本郷が私と話がしたいと
 大広間で声をかけられているので
 そちらへ向かう


 …………近頃の幽霊は、
 あれほど生者と区別つかぬもの?


 そう、彼でも良いが
 センターの彼が何やらきな臭い。
 私に目をつけて居るのかどうか


喰……?

[聞こえた声に軽く首を傾げる。
名簿に名前がない。
それは解っているのだから]


[喰らって腹へ納めてしまえば、分かれることもあるまいに。
 白いうなじが、紅さす頬が、あまりにやわらかそうにみえて。
 爪立てて裂いてしまえばと、思う心を押し込める。

 …腹の中では、その笑顔は見えぬ故。]


 そうか。まぁ、全身疑わしいからなぁ。

[そういうことには、よくあることだった。]



 ああ、投票か。
 しかし、投票制度を用いるなんて知らなかったぜ。
 
 するってぇと、お前に殺される…のはまだいいとして、俺の刃に殺されるのか。

 そりゃ自殺だな。

[考える。]


 …センターから聞いてません、でしたか?

[投票箱まで持たせて花を仕込んでいるのにと
 刷衛の言葉に首をかしげて]

 ……私が殺すことも厭うてください……
 でも、そうですね。自分で研いだ業が
 くびをおとすのは…ねぇ?

[なので、どうにかなさってくださいと、こぼして]


[ロビンとセシルの様子を…には承諾をする。]

 ああ、わかった。
 ロビンは、

 やっぱり、なのかね。


 ま、いい笑い話にはなりそうだが…。

[どこまでも能天気だった。]


 ……そういう様子なのですか……?

[本郷と話しているときに聞こえた言葉
 頬の痛みを抑えながら話す
 ……頬打つ音は聞こえたかもしれない]


 …血の絡まない笑い話のほうが
 私は良いです……


あいわかった。

[セシルとロビンの話を始終聞きながら、
 二人が去るのを一応見送るが。]

 しかし、お前のところも何か音したな?


 ………わかるぐらい露骨、だったのですかね…

 ああ、今、本郷になぜか殴られました……いたい…


 そうか。
 なんでか本郷の気持ちもわからないではないが…。



 そして、俺も表に出る。
 このスタイルなら、もう潜伏は無意味に思えた。

 お前からもそう皆に伝えてくれ。


[薄く聴こえる会話に、こりゃ大丈夫かいな、とか思いつつ…。]

 とりあえず、お前から殺されるのだけは避けておこう。


【見】 落胤 明之進

>>526 気丈にあれ、との主が言葉に、
揺らいだことを否定するように、一度主を軽く見据え、
膝を正して背筋を伸ばす。]

 ―――……、

[手にした器を見つめる、そのまま口をつけてみれば当然苦い 気がした。眉根を寄せる。一つ足りなかった杯、使用人には己の声が届かないかのよう、そうあの時も。
思いに耽る間もなく、主より白い桜花の名を聞く]

 月瀬殿……

[ぼう、とそちらを見る。
その目に黄泉花が身は果たして何色に見えたであろう。
桜はわずかに笑んだ、淡い 色合い]

(@56) 2010/08/06(Fri) 17時頃

【見】 落胤 明之進

>>623 月瀬が言葉と、離れ行く姿に、
慌てて言葉を募ろうとした。

「己が身は、もう傍らが主の花ではなくなる」と

引き止めようと手を伸ばしかければ、かたり

器に腕をぶつけて――
膝元の珈琲が、手に跳ねた。
火傷する程に熱いそれは、けれど。

熱いような気がしただけで、
冷たい手には腫れのひとつも残らない]

(@57) 2010/08/06(Fri) 17時頃

 ……はぁ…私はちっともわかりません


 それと、表に出ること、わかりました。
 そうですね、出れば食い殺されても
 自殺はなくなりますね


 自殺はいかんよなぁ。

[まるで人事である。]

 チャールズも云ってた。


【見】 落胤 明之進

[冬と桜が去れば、主が呟く言葉に返すは、]

――申し訳ありません、その。
月瀬殿に、あらぬ気遣いを……

あの方を、新たな花と迎えられるのでしょう?

なにか誤解などあるようでしたら、
私の口から解いてまいります から……

[気丈に、と、声音も面も揺らがせぬまま
見上げれば、手を袖の裡にそっと隠して――続いた主の言葉に瞬いた]

(@58) 2010/08/06(Fri) 17時頃

 そうですね、自殺は………



 ……私の今の状態は……自殺、
 のようなもの、でしょうか…

[ぽつり、小さく零して]


 懺悔しにくるか?
 許すぞ?

[何いってるんだか。**]


 ………考えて、おきます

[教会はないからどうするのだろうと
 ちらりとおもいつつ]


【見】 落胤 明之進


 ……では、主様は。

[胸の裡は乱れた、イアンが言葉を告げた時よりも。
――もう遅いと、過ぎるのは。
己が身の救われぬことのないせいか]

 あの、お2人を……
  はい、かしこまりました。
 
 ――……あと、あの……夜光が、さっき一人で

[先ほど、ちらと探した姿、髪の結いが常と異なれど
一人外に出た背は友の者ではなかったか。
友を案じるを否とは言われぬであろう。

黄泉花はふわり立ち上がれば、
一つ頭を下げて――花々の姿を探しに広間を後に]

(@59) 2010/08/06(Fri) 17時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 17時半頃


【見】 落胤 明之進

―本邸・廊下―
[去り際、黄泉花は一度振り返り]

 ―――あ、あと、あの……
 主様は、まず身の証を立てられた方が、とも思うのですが。

 えっと、その恐らく、
 疑われやすいご面相であられますので。

[神妙かつ真面目に告げて、さて、行き先をと考える。
冬と桜の人目も憚らぬあの様子。]

 つまり、
 ……睦言の最中にお邪魔しろ、と?

[それは、ふわりと宵闇の回廊を歩む]

(@60) 2010/08/06(Fri) 17時半頃

【見】 落胤 明之進

 ―庭―
[回廊より、望月を見やれば己ずと庭に、
夜に舞う蛍の、夜に惑う姿を見出した。
羽織は見覚えがある、友が言葉を交わしていた花主の物]

 夜光、

[長い髪の編み崩れ、
夜に凍えるようなその姿に、小さく眉根を寄せる。
指先を伸ばそうとするのだけれど。
この手はつめたく、無力なもの]

 夜光、ひとりで外になんて、あぶない……
 さっきの話、聞いてたでしょう?

[ふわり、一足庭に下りて歩み寄る。
腰に佩いたままの白巻鞘の太刀が、かちゃりと鳴った]

(@61) 2010/08/06(Fri) 18時頃

【見】 落胤 明之進

[友の身を護るになんとしよう。
胸騒ぎがただの勘ではないと知っている。
共にあっても、何も力及ぶことなどないことも]

 一緒にいられればよいのだけれど、
 少し、主様から用を言い付かっていて――

[その用には少々難儀な顔になったが、ふるり首を振って]

 あ、そうだ。
 刷衛様も、管理センターの方、なんだって。
 だから、何かあったら……力になっていただけると、思う。夜光も。

[そして白鞘巻に目を落とす]

(@62) 2010/08/06(Fri) 18時頃

【見】 落胤 明之進

[どの道これは装飾品、抜いて舞はしないもの。
それでも銀で飾られた鞘の内の刃が業物であるは、
かつての主が刷衛をその友人としていたからか。
――その刀もまた黄泉銀花の名を抱く]

 これ、貸すから。
 ……本当に、気をつけて ね。
 
[佩いた太刀を渡そうとすれども、
獣より身を護る術になるかは知れず。
友はそれを手にするか否か。

風が友の乱れた髪を遊べば、
黄泉花はその髪にだけ一度手を伸ばす。
黄泉の温度の伝わらぬよう、夜に舞う光が夜に凍えぬよう願って。

やがてふわりと身を返した]

(@63) 2010/08/06(Fri) 18時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 18時半頃


【見】 落胤 明之進

―A棟・個室前廊下―
[友が花の棟に行くのなら同行し、
そうでないなら案ずる言葉を添えて別れただろう。

黄泉花は、並ぶ花の個室を前に
どの部屋であろうかとしばし思案にくれる]

 ―――……、え と

[何せ声をかけども使用人は捕まらないのだ]

(@64) 2010/08/06(Fri) 18時半頃

 ――……あ、本郷殿に
 刷衛殿のこというの、忘れた…すまん*


…誰も、あの花を喰うことは許さない。
センターの首輪付きは、私の獲物だ。

[ぽつりと。
静かだが、はっきりとした声で呟く。

それは、馳走として見定めた狼の言葉]


 別に、構わぬが
 ……我が身が少し危うい
 
 獲物と謂うならあれの手綱、
 握っておいて欲しいもの。

 嗚呼、望みはひとつ
 願いはひとつ

 叶うなら


危うい?何を仕出かした。

[幾らか呆れ交じりに問いかける]

手綱を取るとは難しいな。
あれは別段、私の花というわけではないのでね。


 ……何も。
 ただ、食事を共に

 何やら視線でまさぐられているような
 妙な心持がした


[抱える不安は漠然と]


 ……若し、私が逝っても
 かの人は


 お前、
 実は俺を殺す気満々だろう。

[少々ドスの利いた声]


…まさぐられる?
お前、どんな会話をしたんだまったく。

[呆れたような声になったのは自分のせいではない。
最後に付け足すように聞こえた声に問いかける]

…かの人?


 普通だ

 った……と、思う。

[少し考える間があった]

 大事なものは、死したものだけ
 復讐に駆られた狗は
 誰で有ろうと、斬るらしい。

 戯れに、研師に疑いを向けてみたら
 本当なら恐ろしいと謂うくせに
 あまり疑って居ない風だった

 一人立ち向かおうと謂うのに
 放り出された。


 ……会話の最中、ずっと
 視線が痛かった


 ――いや、誰でも
 若し私が逝ったとして

 嘆くものは居るだろうかと


【見】 落胤 明之進

―A棟・個室前廊下―
[結局花の個室へ一部屋ずつ声を かけて。
けれど、どの部屋も人の気配はなく――残りは一部屋]

 ……野暮にならぬように、と言われても。

[最中であれ事後であれ。
野暮なことはこの上ない。
難しい表情になりつつ、手を止めた]

(@65) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

【見】 落胤 明之進

 わ――

[扉が開けば、びくり、とあとずさる。
――彼の姿に酷く胸が騒ぐのと、もうひとつ。
なんだかやましいことをしていたかのようで。]

 いえ、少々……えっと、
 月瀬殿に、誤解を解きたいと……

[咄嗟、主がことは、黙ってしまった。
そして自覚がないそれは言葉はしにゆると首を傾ぐ]

 気配がない?
 ずいぶん、人に敏感なのですね。

(@66) 2010/08/06(Fri) 19時半頃

 すまん、すまん!!
 次に会う者からちゃんと伝える!!


 ――……お互いに生きような……
[そう言って朗らかにわらった]


【見】 落胤 明之進

 ―ロビンの個室・前―

 やはり、月瀬殿とご一緒だったのですか。

 主様は……
 いえ、主様は少々所要がありますれば、私が。

[主が望んだだろう花が花同士で睦みあう
その様相に少しばかり複雑な顔をしてみせるものの、
彼にかすかに残る艶めいた色事の気配には、さして動じることもない]
 
 ……置いてゆかれるの ですか。
 彼の方を置いて、あなたはどちらへ?

[主の言葉を思い出し、彼の向かう行方を尋ねる。]

(@67) 2010/08/06(Fri) 20時頃

【見】 落胤 明之進

[冬を真似、花がうたう。
そのうたに違和はあらねども、
業の火を知る黄泉花は――
その花に焔の熱を探せない]

 ――あなたの望みと、
  月瀬殿が望みは、異なると……?

[私の望、その言葉に小さく問えど、
それは返答を期待したものではなく。

ただ月瀬への生きよ、という
その言葉にそっと目蓋を伏せる]

(@68) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【見】 落胤 明之進

[生を願う言葉と、情を語る熱のなさ。
躯を重ねたそれは 焦がれた、
ゆえではないのだろうか、と――]

 法泉様の花――
 ああ、そうその様なご様子でした。

[さらり、答えるその様に、
黄泉花はひそやかに微笑う]

 ……まるで、
 法泉様に知られても構わぬよう。
 口止めなどなさらずに、よろしい?

[黒紅はゆると首を傾いで]

(@69) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

【見】 落胤 明之進

[すり抜けてゆくその人に、
働きかけるべくもない]

 存在を残す――

[その在り様は、様々で。
月瀬に告げれば、どのような反応があろうか。
彼が疲れてる、と臆面なくいうそれに――小さく]

 ……随分堂々とされているというか。
 もう少し、隠そうとしたり、慌てたりとか……

[己の反応を棚に上げて呟いた]

(@70) 2010/08/06(Fri) 20時半頃

思う…ね。
確かに、死んだ主は余程大切だったらしい。
我々の事を獣と呼びそのために死ぬことは厭わないようだったな。

[刷衛のけんについては、幾らか相槌を返し]

…それならばあの研ぎ師、喰ってもいいかも知れん。
本当に独りになった時に後悔させてやればよい。

…ああ、ひょっとしてお前、注視されるのが苦手なのか?

[視線が痛い。その言葉に推論を一つ立てて尋ねた。
自分は逆に視線をそらすことはほとんどしないのだけど]


…あの猫は塞ぐほどに歎いてくれるのではないか。
お前を詰られたあの反応を見ればそれぐらいは推測に容易い。

[そういえば引っ掻かれた傷があったなどと今更思い出す。
随分と控えめな事を言う花の声に男が帰すはそっけない言葉]

人として死ねば、歎くものはあるだろうよ。
狼として死ねば、喜ばれるやも知れん。
死んで歎く者などいないと思っていたほうが気は楽だ。
歎かれて、初めて、幸せだったと思えばいい。

私は、そう思っている。
自分が死ねば、喜ぶ人間は多かろうと。


 ……嗚呼。
 よほど嫌われている様子
 病あれど、人と同じく
 情もあると謂うに

[花開き
色を付け
情を知る

刷衛の事となると、眉を寄せ]


 その研ぎ師の、足音がする。
 注視は好かん
 もとより、この身も

 見透かされるのが、おそろしいと。


 寂しい

 ……この身が咲く前に
 冬の名残が
 未だ、強く根づいているのか

 人を嫌う癖に
 人に歎いて欲しいと思うのは。

[遠く視線映せば
冬の望む遠い峰と
表の情を望んだ坊主の姿
幾人か思い浮かぶのに
随分、欲を張ったと自嘲混ぜた]


あれの亡き主は、喰われたらしい。
酷く慕っていたのであれば、それは酷く憎かろうよ。
…お前にとっては、病なのだな。これは。

[それはぼんやりとした感想だった。
狼憑きを病と呼ぶ。
それは世の中でも同じことだが]

…あまり目立たないようにすることだな。
"ロビン"が振舞っていたように行動することも大事だろう。
目を欺くと言う意味では、だが。

見透かされると思うから怖いのだよ。
己の目は相手を黙する武器の一つ。
目は口ほどに物を語ると言うだろう。

上手く使えば有効に事が運ぶ。
人は、嘘をつくほど視線が泳ぐからな。


懼れは獣を弱くする。
自分の行動に迷いが出れば、それは隙になる。

…命獲りになるぞ。

[小さく息を吐いた]


【見】 落胤 明之進

[執着を望む言葉を口にする
花の言葉は今は少しばかりわが身に染みた]

 悪戯の過ぎること ですね。

 けれど

 あなたが花主様から、
 縁を切られることになるのは、
 ……私も本意ではありません。

 お気持ちは少しばかり、わかりますので。

[隠す必要もない、との言葉には沈黙でその背を見送る。
悋気を誘うこともまた由とするなら確かでそうであろうけれど。
近づくにもどこか怯えを感じられたあの花の、言葉――ぼう、と見る]

(@71) 2010/08/06(Fri) 21時頃

 嗚呼、其れは憎かろう。

 何を今更
 私の存在そのものが、ロビンにとっては病魔

[小さく哂う]

 ロビンなら
 先ず、花主を持たぬ
 人に近づきもせず

 目は口ほどにものを言うが
 己の内を知られるのも、おそろしいと
 あれは口先で総てを拒絶していた

 ……難しい。


 解ってる
 否、解っていた

[溜息]


【見】 落胤 明之進

[足音と共に現れた主の言葉に、
す――と眼差しを滑らせ、その部屋を示した]

 月瀬殿は、こちらに。
 ――お話など、伺う状況では余りないか、と。

[状況はそれで伝わるであろう。
――心根の漣立つは沈められず、
けれどそれは表には出さずに答えた]

(@72) 2010/08/06(Fri) 21時頃

あれと話していると、我々をどれほど憎いと
思っているかが良く解る。
なかなか興味深い。

…病魔、ね。

[やはりそれは病であるらしい。
生まれてこのかた狼であることが
当然の生き方であった自分には、解らない感覚だった]

随分気難しい花だったのだな、お前は。
…それでは急に変れば怪しまれて当然というもの。


…。

理解しているなら、管理するんだな。
お前が斃れたとしても私は手は出さんぞ。
霞はどうかは知らんが…あれも己の欲に忠実。
お前を助ける気になるかどうか。

[自戒しろ、とばかりに告げて念をおした]


 ……本当に。


 ロビンをそうさせたのは、私の才
 技術だけの蕾が
 時折混じる病で色を為し

 噂が噂を呼んで
 押し潰されてしまったから。

 
 変わった理由は作ったが
 主が出来たと謂うだけでは、納得できぬ者も多いだろう


 己の始末は己でつける。
 ……構うことは無い

 私とて
 簡単に逝く心算も無い


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


…成程。

[押しつぶされる。
その間隔は己にはわからねど、言わんとする事は理解できた。
重圧、重責、過度の期待。
それらに押しつぶされて]

納得できぬ者がいるなら、納得させてみればいいだろう。
その、技術とやらで。自信は、ないわけではあるまい?


【見】 落胤 明之進

[一度振り返った花に、
黄泉花は薄暗い緋の浮かぶ、笑み]

 ―――ええ、
 一度手を取るのならば、

 いっそ、黄泉路まで離さねばよいのに、と。

[セシル――その名のやり取りを聞いている。
読んだそれは、特別なもの なのであろうか。

じわり、と燻る灯の揺れる。
されど、“主”が会話の邪魔をせぬよう、
その口はしばし紡がれた**]

(@73) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


 さてに、
 ロビンはお前が俺のこと、ちゃんと教えてくれれば、と云ってるぞ?

 そして、どうも、ロビンとセシルは、一線超えたようだな。

[少し、深刻になる。]

 ロビンがそうでなければよいがな。


 人狼病の者の出生が
 薄ら暗いものになること、
 彼らは知っているのかねぇ。

[そう、それは病気なのだ。
 それにかかり、生命を得たとして、それが無事に産み落とされる確率はそう高くない。
 もし、誕生したとしても、それがまともであるかどうかはわからない。

 そして、もし、まともであったとしても…。]


 ああ、ロビンは随分
 刷衛殿のことを疑っておりました、から

[そのことでしょうね、と刷衛の言葉に頷いて]

 ……そうですか……二人とも、只の人ならいいのですが
 どちらかが獣で…孕ませる性の場合、
 厄介ごとが増えますね


[聞こえた言葉に、こくり、と頷く]

 ……けれど、あの病は…いえ、それ故か
 繁殖を欲する病
 例え知っていても、種の本能に従い
 孕み、孕ませようとする…


[それが、満月の晩に発症し、人殺しと化すとする。
 そうしないためには、

 その人物を存在しないことにするか、
 それとも、存在しても害のない者にするか。]



 ――……


 ………どうか、されましたか……?

[普段はいらないことまで話す刷衛の沈黙に
 通信機越し、緩く首をかしげた]


 ああ、そうだな。


[男は頷いて、そして、考える。
 なぜ、男が管理センターにいるのか。

 答えはそう難しくない。

 なぜなら、男は、そういう出生を持って生まれ、
 そうならぬよう、虚勢(管理)されたものだからだ。]


 うんにゃ。なんでもないさ。

[それでも、全くそういう欲がないわけではないが、
 それは従来のものをかなり希釈して衝動だろう。

 ゆえに、悩むこともあったが、

 男は幸せなことに、己の天職を見つけ、今に至る。]


【見】 若者 テッド

[はらはら はらはら。


舞い落つ 花弁。


あかいいろが ゆれる。


あかいろの向こうにあるものは。]

(@74) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【見】 若者 テッド

― 高嶺の部屋 ―

……―――っ!

[虎鉄は琥珀を見開くと、跳ねる勢いで身体を起こした。
ぐら、と世界が揺れて、片手で顔を覆う。
けれど、何かとても恐ろしい夢を見ていたような気がして。
目が覚めた事に少しばかりの安堵を覚えた。]

…こ、…こは…?

[目を瞑って一呼吸おいてから辺りを見回せば、馴染みの無い部屋。
思い返せば、大広間で倒れた事に思い当たる。
誰かが世話をしてくれたのだろう。
今此処に人気は無く、それが誰なのかはわからないが。
別の部屋に居るのだろうか?
虎鉄は床から出ると、ひたりと音も無く部屋の中を歩いた。]

(@75) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【見】 若者 テッド

―――…?

[人の姿を探して程無くして。
耳に届いたのは、微かな人の声と―――鈴の音。]

…鵠…? …かげ―――

[小さな声で思い当たる名を呼んで。
しかし歩む足は、ぴたりと止まった。

聞こえる声は近づくにつれて艶を増し。
聞こえる息遣いは甘く切ない。]

…っ、……

[思わず零れそうになった声を、寸での所で押し殺した。
聞いてはいけない。立ち去らなくては。
虎鉄はふらりと頼りない足取りながらも、やはりそこに音は無い。
部屋はしん、と静まり返ったまま。
蛻の床を残して、虎鉄は物音一つ立てずに部屋を去った。]

(@76) 2010/08/06(Fri) 22時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 22時頃


 ……なら、いいのですが……

[宴直前の連絡まで相棒の名さえ知らなかった青年は
 当然相棒の出生と管理処理までは知らされていない。
 ……復讐と獣への嫌悪から事前に相棒を知って、
 何らかの切欠でそれらを知ること内容にと言う
 センター側の配慮だったのかどうか……

 何も知らない青年はただ、言われた言葉に
 不思議そうにしながらもそう返した]


 いや、俺の顔はあらためて、酷いよなぁって話だ。

[今回の相棒が徹底して人狼病を憎み、それゆえの教鞭な姿勢をすること、やはり知ってはいなかった。
 チャールズのことは知ってはいたが、その花までは。

 なぜ、この組み合わせをセンターが選んだかは知らぬ。
 されど、男もわかっている。

 虚勢、不妊という処置をとれるのは、本当に幼少時のみ。覚醒し、その行いをしてしまった者は、病気といえども罪だ。

 その罰はたいていの場合、処刑となる。]


 …先日も思ったのですが
 随分顔、気にされますよね……

[突然顔の話しになって、ああ、誤魔化されたなと
 感じながらも、言いたくないのならしょうがないと
 顔を気にすることと、誤魔化されたこと
 二つに溜息一つ]

 ……そちらの様子はどうでしょうか?
 人手が必要なら向かいます


【見】 若者 テッド

― B棟廊下 ―

……。

[裸足のまま、ひたひたと歩く。
青白いままの顔は俯いて、影を背負ったまま、花主達の廊下を当ても無く進んだ。
その足取りは遅く、ゆったりと。
時折、庭を眺めたり、夜空へと琥珀を向けた。
同じ道を通るなら、後から部屋を出た華月と遭遇する事もあるだろうか。]

(@77) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

 ああ、顔か。

[とそのとき、すんごく深いため息をつかれた。
 つかれたんで、ふと、考える。]

 知ってるか?
 管理センターのスタッフで、
 たまにひでぇ顔の奴がいる。

 いや、顔だけじゃなく、体格が異様に太っていたり、痩せていたり。
 異常な鮫肌だったり、骨格が異様に太かったり。

 だからといってそれが病気なわけではない。

 ああ、あれだ。センター副長のギリアン
 あいつも片目がないしな。

[そんなヒント。
 そう、虚勢、不妊処理をさせたものはバランスが一時崩れる。
 結果、決して美形とはいえない容姿や身体つき、衰弱した部分が出るものもいる。]


 ……?ええ、存じておりますが…

[むしろ、センターに所属しているからこそ
 色んな顔があり、人がいるのを見ているからこそ
 同じようにセンター所属の刷衛がきにすることに
 首を傾げていたこともあり頷く]

 それぞれの、個性、ですよね?
 センターには……検査を含め足を運んでおりますので
 ギリアン殿も良く存じ上げております。
 ロミオ研究医殿も、あれで40代だとか伺っておりますし

[どうして突然そんなことを話しはじめたのか
 見当もつかず、ぽかん、と声を返した]


【見】 若者 テッド

―――…華月。

[窓の外を見ていた琥珀を、声がした方へ向ける。]

靴…?ああ…。

[忘れてた、とばかりの声を漏らす。
靴も履いていなければ、チャイナシャツの前も肌蹴たまま。
とても花とは思えないような格好である。]

(@78) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【見】 落胤 明之進

[ぴくり、と小さく動いたそれは、
花の憐れむ目線も知らず。

 ただ、やはり、と。

“主”は、あの白い桜花を迎えるが為に、
己を手放すと言ったのだろうと、
俯く黒紅に揺らぐ緋を灯し。

>>751 続いた言葉に面をあげて、怪訝に眉を潜める]

(@79) 2010/08/06(Fri) 23時頃

 個性にしては、並ぶと、化け物展覧会だと思ったことはないか?

 というか、俺は実はヨアヒムを殺すな、と言った。
 それは、もしかすると、奴が孕んでいる可能性もみたからだ。

 本人は罪を犯しているが、
 もし、そこに繁殖の結果がでたとして、

 その子は罪を持っていると思うか?


 ……化け物博覧会などと……ギリアン殿に
 頭突きされて、ザック殿のメスで切り裂かれますよ?

[何と言う言い草だと、叱るような声を出して
 ただ、続く言葉には……まるまるとした豚狼
 確かにその可能性はなくはないと]

 …………

[理屈では、否だ。
 けれど、感情がそうと答えることを許せなくて
 青年は言葉が返せない]


【見】 落胤 明之進

[ロビンの言葉は友なれば、当然であろう。
けれどどこか疎ましく――
感じる胸騒ぎも、黒い感情に覆われて。
去り行くその小さな背をぼうっと見続ける。

主にとって、唯一の花でありたい、と
そう願うことは、けれど]

 月瀬殿を花と迎えられるから、
 ……私をお捨てになるのではなかったのですか?

[黄泉花は――迷い子は、
“主”が袖を握り、見上げる。
泣けぬ花なれば、涙は決してみせねども]

(@80) 2010/08/06(Fri) 23時頃

[沈黙に言葉を続ける。]

 お前のやり方は、狼たるものを殺すためなら、そこら殲滅タイプだったかもしれん。
 実際、酷い事態であるならば、それは仕方ないこととして認められているしな。

 だが、すべてが死なずとも、狼ではない者が狼の子を孕むケース、逆に狼がそうでないものの子を孕むケースは経験しているだろう?

 その後彼らがどうなってるかは?

[知っているか?ときいてから、]


[無言でいたならば……言葉が続けられる。
 ……青年は何か、凄くいやな予感がして
 動悸が激しくなりつつあるのを自覚する。]

 ……しり、ません………

[かろうじて、それだけ絞りだした。
 これ以上、聞いてはいけない
 そう思いながらも手が強張って
 通信機器を外すことさえままならない]


【見】 若者 テッド

……っ

[肌蹴た胸元を指摘されると、視線を其処へ落として。
その折に、不意に手が伸びてくればびくと肩が揺れて、反射的にその手を弾いた。]

あ…、……

[ハッとして見上げる琥珀。
一瞬浮かべたのは申し訳無さそうな表情。]

悪い、…びっくりした。

―――…体温が、低い?

[微かに俯いて小さく呟くは謝罪。
そして眉を顰める華月の言葉に顔を上げると、虎鉄は不思議そうに首を傾いだ。]

(@81) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 そうか。知らないか。
 そう、知れば、また心痛めるものもいるしな。

 今回、お前と俺を組ませたのは、そろそろお前も知っておくべきだからだろう。

 復讐として、どれほど殺した?
 それでも、まだ、終わらぬのだろう?



 だったら、知れ。
 そういう奴等は、管理センターで管理されている。

 人狼病から起きる繁殖行動を抑えるために、虚勢や不妊と言った手術をするんだ。
 結果、害の及ぶ人間ではなくなる、ただし、副作用として、身体のバランスが崩れ、さまざまな病気もちになたり、身体や顔のどこかを欠損していたりする。

 共通するのは酷い顔だ。


 ――……それは

[耳を塞ぎたい。けれどできない。
 出来ないままに言葉が流し込まれて。
 言葉の意味を理解したくないと、一度強く頭をふった]

 ―――………っ
 
[去勢と不妊][それ以外は獣の遺伝子を持つ]
[100年前はそうではなく排除だったではないか]
[―――………どうして]
[言葉は紡げず、ただ、通信機の先で
 青ざめた青年は床を凝視してた]


 ……腹が空いた

[種植え付けた身が
本能的に血肉を求めている。
きょろきょろと
獲物を探すような視線]


【見】 落胤 明之進


 他に、とは――。
  それは誰なのです……

>>774 主であることを否定され、他にいる、といわれれば、
やはり沈んだ表情をするのだけれど。
見えない、という言葉にはふと身を震わせた――
使用人たちの己に対する態度が過ぎる]

 ――あと、あの……ひとつ
  お詫びせねばならぬことがあるのです。
 先だっての折り、少し混乱して
 
 “前の主様”のなされたことを……
   主様のなされたように、言ってしまったか、と。

[――己の道塞ぐ天の火を望んだ、と、
そのように告げた言葉を思い出して、いまだその袖を掴んだまま見上げる]

(@82) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 今宵喰らうは
 研ぎ師也や?

 ……嗚呼


【見】 若者 テッド

……、…

[赤くなった手。
それを見詰める琥珀はやはり申し訳なさそうに。
しかし、ちろと舌でひと舐めする姿には少しばかり琥珀が丸くなった後、ぱっと視線を逸らした。
続く言葉の意味は、皆まで言われなくてもわかる。]

今のは、ホントびっくりしただけだから…。

でも……ごめ…ん、聞くつもりじゃ…なかった…。

[問いかけには否定を返すものの、それとは別に謝罪をひとつ。
素直に、情事を聞いてしまったと伝えた。]

冷たいって…、汗かいたからじゃねえの?
…そんな冷たいかな、俺……。

[シャツの前を止め終えて、己の手を触ってみるもよくわからないといった様子。]

(@83) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 ――……。

[通信の声があきらかに動揺している。
 なので、あえて、黙っていたが。]

 ロビンが可能性が高いのだよな。
 ならば、俺はロビンに投票しよう。

 ロビンがもしそうなら、セシルは繁殖の繭にされたかもしれぬな。

[仕事だと割り切る形で話をする。]


 …………

[耳に声が届いて。身を竦ませ耳を塞ぐ]
[仕事の話に移っても動悸は治まらず
 なぜなら今話している  は  。
 そう ならば殺さなければ。
 けれど、  は  。]


【見】 落胤 明之進

[強面の眉の寄る表情に、
ちいさく惑う笑みを浮かべて]

 ――記憶は、 記憶は……ないのです。
 ただ、あなたがそのように、呼び、撫でて下さる から。
 私は――、

[友人の言葉に、幾度が眸を瞬いて]

 それは、前の主様のことでしょうか。
 金の髪の、……私を手放し学院へ 戻した 方。
 だから、私は新たな主様の元に――

[呟くように続ければ、
見つめる顔にまた戸惑い、拗ねたように唇を引き結んだ]

 そんな――引き取るなどと、犬猫のように。
 私を望んで下さるのでなければ、嫌です。

[それでも袖は離さぬまま]

(@84) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【見】 若者 テッド

[眉尻を下げて謝る兄弟子に、ゆると頭を振る。]

謝られる事は何にもねえよ。
迷惑かけたのは俺だし…。
……高嶺殿にも、礼言わなきゃな。

[花の為の棟とは違う作り広い部屋。
そこには剪定された二つの花。
虎鉄が寝ていた部屋が誰の部屋なのか、答えに辿り着くのは簡単だった。]

―――…。

[それから、手を差し出されると一度兄弟子を見上げて。
そっと、その手に己の手を重ねた。
伝わるぬくもり。
暖かい、そう思うと同時に酷く胸が締め付けられる気がして眉を寄せた。
じわりじわりと伝わる熱は優しいはずなのに。]

(@85) 2010/08/07(Sat) 00時頃

[返事が返ってこない。
 やはり早かったのかと悟った。]

 一つ、付け加えよう。
 お前の主だったチャールズ。

 彼は命を大事にした。
 もちろん、この管理についても、知っている。

[だから、どうだったとまでは云わない。]


 あの人のことを語るな!!

 ………が……っ け……が………
 …………………っ

[咄嗟に怒鳴る。けれど続く言葉
 通信先を指す言葉。青年は声が出ない]
[言えない?][言いたくない?]

 …………っ

[2〜3度頭を強く振って。
 振るたびに畳みに、袴に雫が落ちる]


 そうか。悪かった。

[呂律もままならぬ様子に、さすがにもう名にも言えず。]


[そのまま、通信は切る。]






[思うのは、イアンの心が狼にならねばよい、と。]


 …………っ

[言葉が耳に脳に届くのを拒否するように
 何度も何度も頭を振る。]
[肯定しても、否定しても何かが壊れる]
[そして、どちらをと言う取捨選択が出てること
 それ自体もまた何かを壊していく。]
[だから、只ひたすら外界から逃避した]
[通信先の願いも知らぬまま……]


【見】 落胤 明之進

[長い沈黙には不安の色の、揺らぎ。
続いた言葉には、少しだけ安堵と不満の過ぎった]

 ―――……、
  ろくに見ていて下さらなかったくせに。

[根に持っていた事実を、
ぽつり、呟き]

 ならば、私の芸事を
 きちんと見ていて下さらないと、
 ……わからないではないですか、主様――

[黄泉花は刷衛その人に儚く微笑み、
わずかの間、その袖にぽふりと顔を埋めた]

(@86) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【見】 若者 テッド

…わかん…ね、…。

[確かにぬくもりは感じても、それが極端な差なのかどうか、虎鉄は測りかねている様子。
気分や痛みはどうかとの問いには暫く沈黙して。]

ずっと痛かったり苦しかったりはしねえけど…。
…主の事を思い出したり、…今こうやって手を合わせてると、胸が…苦しい。

[言って、ゆっくりと手を離す。
微かに琥珀を伏せる表情は常のそれと違って。
風が噴けば消えてしまいそうな儚さを纏っていたか。]

…それよか、華月。
それ、返しに行かなくていいのか?

[一度琥珀を伏せ、再度開いた時にはもうそこに儚さは無く。
それ、と兄弟子が片手に持つ茶器を指で示した。]

(@87) 2010/08/07(Sat) 01時頃

 ……すまぬ

[短い謝罪。
若し己が喰らうとすれば
法泉以外に無い。
短な間、毒孕む花は随分変わった

他の者が喰らうなら、其れを止めはしないけれど]


【見】 落胤 明之進

[主が袖に小さく作った染みは、
きっとすぐに消えるもの。
悩ましげな言葉には、ひとつ頷き――
でもあの時は、と思い返していたけれど口を噤んだ]

 ――…月瀬殿、をですか。今でなければ?
 その、どちらへ?

[情事の名残ののこるであろう部屋に足を踏み入れるは、
さすがに躊躇われたが、その言葉には従って扉にそっと手をかける]

(@88) 2010/08/07(Sat) 01時頃

 今宵研ぎ師喰らうは、二人で。

 私はもう
 喰らう相手はひとつでいい**


[己が選んで喰らうのは、再び躰を重ねた夜に。
 幼き毒花が法師を喰らうとしても、力添えはすれども自ら喰おうとする気は無いか。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:舞台 解除する

生存者
(4人 60促)

イアン
5回 注目
セシル
0回 注目
ズリエル
0回 注目
ヤニク
0回 注目

犠牲者 (5人)

ヨアヒム
0回 (2d)
法泉
3回 (3d) 注目
一平太
0回 (5d) 注目
0回 (6d) 注目
カルヴィン
2回 (7d) 注目

処刑者 (5人)

藤之助
0回 (3d) 注目
ロビン
3回 (4d) 注目
華月斎
0回 (5d) 注目
ベネット
0回 (6d) 注目
ヴェスパタイン
0回 (7d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (2人)

明之進
0回 注目
テッド
6回 注目
村を出た人達

種別

舞台

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび