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[強奪した酒の代わりを、
手際よく店主がグラスに仕立てればそれも横からかっさらう。
ホレーショーとトレイルでは、
肝臓の機能が大人とこどもほどの差があるのだが。
それでも彼の酒を求めるのは、ひとえに美味いから。
――その濃さ故、ひとくちで満足できるからという理由もある。]
おー…イイ匂いしてきたねえー
[休日手当についてはよろしくーと片手を挙げ。
覚束ない足取り、語尾を蕩かせてもモップ掛けくらいは可能で。
そのうち厨房から香ばしい香りが漂ってきた。
既にアルコールでふわふわの頭で食事をすれば、
血液は消化のために胃に集まり、益々回転が鈍るだろう。
だからといって、食べない選択肢はない。]
コテツー。休憩しよー
[変わらず力仕事をメインに働いている彼へ手招きして、
人間ふたりと、小鬼と、蛇男。
テーブルを囲う面子は何とも奇妙で、むさ苦しいが
今に始まったことでなし。
さすがにワインはやめておこうと、
気に入りの炭酸水をグラスに注ぐ。
茶色をまとったキノコからは芳醇なバターの香りと、
こくのある塩気。]
これが、前に言ってたやつ?
[東洋の神秘、ショウユとバターの融合は、
キノコから滲む旨みと合わさって、成程酒が進む味だ。
オイルパスタも美味い。]
[食べ終わったら食器を洗って、
再び床やテーブルを磨くが動きは更に緩慢になるだろう。
ホレーショーが煽るグラスの中、氷が融ける音には、
瞬き程度の反応をみせて。]
そーそー
東洋の神秘、バターショーユ
誰から聞いたか忘れたんだが、結構旨いんだよコレが
[トレイルに笑って返す]
俺もさー、日本行ってみてーよ
ニンジャとゲイシャがおもてなしとかしてくれんだろ?
[旅好きの蛇も、さすがに日本まで出向いたことは無いようで]
………そこなら、さ
[居るかもしれない。
目の前の人間達を置いていった、奴らが]
[床に何もなければ、酔っぱらいでもモップがけに支障はないらしい。
まずは乾いていく床に満足げ頷いて、漂うバターの匂いに生唾を飲んだ。
小鬼の食生活は、基本人間とあまり変わらない。となれば、この匂いに腹減らすのもまた、同じ。
休憩の声が掛かれば頷いて手を休めた。]
[天邪鬼の家には実家――この国にあるにも関わらず、純日本人の夫婦が住んでいる――から分けられた調味料と、炊飯器がある。
自宅で昼飯を食べるとなれば、アジアンマーケットに出向いてはコメを食べることも多い。
親しんだ醤油の味の、コメの欲しくなることといったら。
けれど酒でも充分美味い。杯が進む。]
ニンジャ、ゲイシャ……
[片手の指でも充分すぎるほどだが、かの国に行ったことはある。幼い頃の話で記憶にも薄いが、少なくともその時に、それらには出会わなかった。
加えて、ニンジャが架空の存在だということも知っている。]
いるよ。
[ただ、酒の力はいないと否定する言葉を、鏡に移す。
無闇な夢を与えたかもしれないが、この顔ぶれがどれだけオレの言葉を額面通りに捉えるか。
ケイの続けた僅かなセンチメンタル
………
まあ、いつか行ってみっか
休暇何日になるんだろうな
アジアンフード巡りとかしてみてえしな
[隠居したのなら、それを探すのはご法度。
そうは分かっていても。
友人を巡りながら、かの人狼達の足跡を辿ろうとする蛇がいる]
日本、かあ……
[多くはないが、多少は知っている東洋の地。
憧れと興味がないわけではないが。]
ゲイシャ、って何するひと?
ニンジャと……サムライはー?
[定期的に食材調達で方々に出向くケイもまだ知らないという。
この中では一番詳しそうなコテツに、
昔養父に教えてもらった東洋の騎士の存在についても尋ね。]
――…居る……?
[ゲイシャが。ニンジャが。サムライが。
姿をくらました人狼が。――冷を纏う、精霊が。
世界のどこかに、もしかしたら日本に。
居るかもしれないという願望は勿論抱いている。でも]
そー、だね。そのうち
あっちのレイコーも飲んでみたい、し
[ケイの提案に、本人ほど朗らかには笑えなかった。
探して、見つからないことが怖いとは、言えない。]**
[人の世の短さについては充分すぎるほど知っている。
ケイや、コテツの人生の中では、信号待ち程度の。
ただ、待つだけで終わっていいのか。
もどかしい気持ちはあれど探しに、会いに行く勇気は――無い。]
じゃー、いつかのための社員旅行に向けて
働きますかー
[数えきれないほどの生と死と出会い、
別れて生きてきただろう彼らの達観が時に羨ましく、眩しく。
ケイの真意や、ニンジャが実在するかは別として。
希望ある未来を語ることは楽しいと、目を細め。
フォークとナイフを、モップに持ち替えた。]**
…欲しいなら作るのに。
[そう連続で没収
手は離れて行ったグラスを名残惜しそうに追いかけて、顔は大変残念そうになっている。
といっても実際の所そう大してショックは受けておらず、落ち込んだ様子は全て演技。その辺りは付き合いの長い店員達の事、簡単に見抜かれていたかもしれない。
その後は、流石に真面目に掃除を再開しただろう。*]
[周囲がワインを飲まずとも、自分は自分で勝手に開ける。
肝臓の強さはそれなりで、アルコールもだいぶ好きだ。かなり好きだ。
故に呑む。ワイン開ける。
オイルパスタには、きっと白がいい。しかしソイソースことショウユには赤が合いそうだし、さて困った所。
二本開けてしまおうにも、自分以外の者が飲むかどうか。
…いいや、どっちも開けちゃえ。
奥から引っ張り出してきたのは店で振る舞う用のボトルだったし、きっちり保管して客に出してしまえばあっという間に消費されるのだ。
そうでなくともこの季節、冷えたサングリアと言うのは大変人気で、ワインは多いに越したことはない。]
へえ、バターショーユねえ。
もし店の定番メニューに入れるなら、
これに合わせて、ニホンシュも仕入れようか?
[ニホンの酒はアジアンマーケットで見るには見るが、良質な物となると中々こちらには流れてこない。
あの小さな島国からはるばる来る客も居る事だし、メニューに組み込んでもよさそうだ。
ニホンシュを使ったカクテル等もあるようだし、その辺りは、要勉強。
合うつまみはケイ店員に丸投げして、自分の本分は酒に関して。
開けたワインを煽りながら、さて他の者達は酒を飲むかな。]
[ニホン、
シャインリョイコウ。
さて店員4人分、旅費は一体いくらになるのだろう。滞在期間は?何処に行く?旅行手続き…は、コンピュータの得意そうなコテツ店員に任せればいいか。
飛行機代と保険と宿泊費を含む旅費とあちらでの飲食費と、なんか、色々。
さて一体何十万になるのやら。
いきなり出た話題に一瞬気を遠くの、遠くの、売り上げを書き込んだノートに馳せて、しかし話題を遮らないのは、中々いいなと思っているから。]
…社員旅行、行ってもいいけど、
暫く給料下がるよ。
[夜の売り上げはそこそことはいえ、旅行に行ける蓄えまでは、ちょっと足らない。
ワイングラスを傾けて、話題の発端の蛇をジトリとみた。]
[そう言えば旅行、した事無いな。
店を任されてからは特に。
探し人を、と言う蛇の真意は知らぬ事。
しかし、トレイルが義父を待っている事は知っている。
会える物なら会わせてやりたいと思うし、遠方から来る客にも、該当する人狼の情報が無いか幾つか聞いていたりもした。
しかし収穫は得られぬまま、彼はずっとこの店に。
トレイルの義父に繋がるであろう前店長は行方知れずで、今はどこかでのんびりバカンスでもしているんだろう。
実際俺に店を譲る時、バカンス行くって言った。
隠居っつって、ホントに引っ込みやがって。
店長は別にどうでもいいけど、――どうでもよかないけど、あんなでも一応自分の師匠の様なものではあるし、まあ会える物なら会って自分の酒を振る舞ってやりたいものだと、少し思う。
去って行った別な男の行方は、それこそ心底どうでもいい。
夜の住人は、気付けばどこかへ行ってしまう。そういうもので、アレもたまたま、そうだっただけ。
虚空に響く「愛してる」の言葉を今度はこちらから返してやってもいいが、それはきっと、彼を傷つける事すらできやしないのだ。]
ゲイシャ……ダンサー?
[何する人か聞かれれば、知識としてはそんなもの。
サムライニンジャには首を横に振ってみたが、それを知らないと取るかいないと取るかその他かは、受け取る側に任された。
日本に行くかどうかは別として、掃除を続けるのには賛成なので、働きますか、に頷いて。
給料が下がるのは困ると、文句たらたらの顔をしてみせた。]
[日本。
分別のつかないくらい子供の頃、親元を離れることができない頃だけ、ごく稀に日本に連れて行かれたことがあるが、それきり。
自然とアジアンに惹かれたり、日本のものに馴染みを覚えるくせに、日本のことはほとんど知らないと言っていい。
顔はまるで日本人のくせに、一言たりとて日本の言葉は話せない。
それは大きなコンプレックスで、何度もからかわれてきたポイント。
だからこそ顔も隠して、名前も伏せ、文字で会話するネットの世界に身を埋めている。
そんなオレが、いざ日本に行けばどうなるのだろう。
そこは故郷なのか。異郷なのか。]
[実は、日本という国のことは、怖い。
好きなくせに、怖い。]
[サムライとニンジャは、コテツは首を横に振った
よく知らないらしい、と判断した]
え、社員旅行なのか?
……いーじゃん、すっげー楽しそうだな!
[いつもの長旅兼仕入れはいつも一人で行っていたから、今回も一人旅と考えていた。
しかし社員旅行となるなら―――それはとても、楽しそうだ。
蛇はよく旅先の風景や料理を写真に撮ってSNSに上げているが
今度はそれを、目の前で、仲間と一緒に楽しめるなら]
任せたぜ、マスター
[ジト目
金は勘定出来る奴が頑張ればいいのである]
[前店長についても探してはいるものの、本気で隠居しているようで。
どうも上手いことスルスルと逃げられているようだった。
あいつはそういう奴である。
嘗て幼かったバーテンの恋事情は全く知らなかった。
知っていたらうざいぐらいにからかい首を突っ込むだろうけれど。
消える人外は数多い。
一所にとどまれないもの、人間を愛して動けなくなったもの
長い年月を生きようとも
心の機微は、人間と案外変わらないものだったりするのだ**]
あのね、一応おかねは有限なの。
[この店、そんなにドッカンドッカン稼いでいる訳じゃなし。
言いながら手を伸ばし、不満げな店員>
そして次はもう一人、にんまり笑った爬虫類
それでも一応、努力はしてみる。
いつもは人に任せる長期出張。今度は全員で、遊びをメインに添えてみようか。
凄く忙しい。と言う訳ではないものの、皆それなりに頑張ってくれているし、これがうまくいけばある程度の間隔をあけて定期的に行くようにしてもいい。
前の店長の時はそんなシステム無かったけれど、今は自分が店長なのだから。]
あー、そういえば、
この中で飛行機乗ったことある奴、居る?
[ふと思い出したのは、関連する別の話題。
きょろりと店員達の顔を見回して、
まー、ケイは乗ったことあるだろうな。コテツももしかしたら。
トレイルは怪しい。]
…あれって、落ちない?よね?
大丈夫?
[自分は、無い。故に怖い。
高所恐怖症では無かったと思うが、ああ言ったものはそれなりに怖いのだ。
ちなみに基本町からあまり出ない為、電車などの経験も薄い。
船も殆どない。
モップを抱き、不安げな顔を浮かべる最年長者。(外見だけは)
人が化物と呼ぶような存在を恐れぬ者も、こういう物は怖かったり、する。]
[この中で一番日本に近しいであろうコテツも、
実のところさほど詳しくはない様子。
彼の、密かやなコンプレックスの起因は知らない。
それなりの年月共に過ごし、気を許しているからといって、
すべてを打ち明けられるほどお互い真っ直ぐは育っておらず。]
ダンサー、ねえ?
[ゲイシャについての曖昧な説明には曖昧に頷く。
酔っ払いの会話なんてこんなものだ。
発端となった旅の話は個人的なものだったのか。
てっきり全員で行くものかと思っていた。
それでも、賛同を得られれば。
んじゃ、お金貯まったら、行こう
[給料が下がるのは困るが、
こんな機会でもなければ外には出ないだろう。ケイ以外。
――実現しようとしまいと、未来の話ができるのは悪くない。
その前の、ニホンシュを仕入れる話についても賛成の手を挙げた。]
いーね。あれ、美味かった、し
[先ほどのグラス強奪事件については
まあまあ、と誤魔化し笑いを浮かべて。
ワインはそのまま飲むよりも、サングリアの方が好きだから
敢えて今は手を出さず。]
[そんな、前向きで楽しい旅行計画。
雲行きが怪しくなったのは店主の一言から。
飛行機……?あるわけないじゃん
[トレイルが養父に拾われたのは、
街ひとつ隔てた離れた森の奥だが、列車で移動できる距離。
鉄の塊を飛ばしてまで行きたい場所なんてあるはずもなく。]
――…落ちない、でしょ
いざとなったらコテツ達が支えてくれるよ
[蛇男と小鬼の秘めたる力がいかほどかなんて知らないからこそ、
そんな無茶振りとも言える信頼を。]*
いっそ、ケイの背中に乗ってとか……だめー?
[アリエナイ提案を重ねて、しゅわしゅわする水をひと飲み。
酔っ払いの話なんてこんなものだ。]
飛行機は、何回かあるなあ……
なんか乗るまでのアレソレがかっこいいんだけど面倒でさ
そっか、皆で行くとなると、飛行機になんだよな
普段は友人に乗せて飛んで貰ってたんだよな…
うーん、あのワイバーンじゃ4人はきついな
[普段は夜間にワイバーンに乗せてもらっている蛇であった。
この店にも時々来る客の一人である]
え、もしかしてマスター
………こえーの?
[にやにや。にやにや。
ゆるい感情しか見せない店長の生の感情。
ニヤつかずにはいられようか]
えっ。ワイバーンて、あのお客さん?
[ケイのフットワークの軽さから、
てっきり飛べるものだと思い込んでいた。
旅の思い出話は語られれば勿論聞くし、
SNSはやっていなくとも、写真を見せてもらうことは日常。
それでも、必要外のことは訊くことがないため
長らく店員同士の付き合いがあれど、知らないことは多々ある。
どう考えても飛行機の方が便利かつ安全なのだが。
人間嫌いと非日常が日常の半分なこともあり、
アナログ極まれりな乗り物への関心が高くなるのは仕方ない。]
そーそ、ワイバーン、時々来るあのオッサンな
[外見は蛇より年上だが勿論実年齢は年下である]
え?
俺に乗んの?
[まさかの振り
身体の大きさは変える事が出来るが
翼を生やそうとした事は実は無いのだ。
欧州文明の蛇に、翼が無いからだ。
自分が翼を持つというイメージが無かったのである]
で、出来んのかな………
翼出した事は、ねーんだけど………
[本気で思案し始めた。
ぱくりとパスタを口にして、うーんと唸り]
可能性はゼロじゃねーと思うんだよな
えーと、アステカのやつ……ケツァコアトル
あーいうの、イメージして……
[ぱらぱらと紙が捲れるように黒髪姿が消え
とぐろを巻いた黒蛇が現れる。
その背中に翼は……やけに小さいのが一つ。
翼に意識を集中したせいか、身体もいつもより小型である]
あーっ、失敗した
[ぺしぺしと尻尾で床を叩いた]
[減給に文句をつければ「それが嫌なら旅行はナシね」なんて展開になるかと思ったのに、なかなかどうしてみんな乗り気だった。]
飛行機、
[乗ったことはある、ので控えめに手を上げた。
ただ、搭乗手続きのどうこうとかは、記憶の彼方。
ケイは経験豊富だろうと思ったら、ワイバーンに乗った、だと。ちょっと羨ましい。飛竜なんて、ゲームの中でしか乗らない。]
もう一人、……呼、べば。
[ワイバーンに4人は乗れないと言うなら、もう一人協力者の有翼を増やせば2人ずつだ。
自分も人外の知り合いを頼ってみるか。その分旅行者が増えて旅費が増えるとかは考えない。]
[その後、ケイの変化が失敗するのを見れば蛇の首とったりといった勢いでげらげら笑った。
あとあと首取られかけることなんて気にしない。]
やー、無理なら別にいいんだけどー
[時折顔を見せるワイバーンと、同僚と。
命を預ける対象としてどちらを選ぶかなんて考える余地はなくて。
そもそも、社員旅行として出かけるのに
ひとりだけ乗り物扱いするのも酷かと気づいたのは後のこと。]
――…おお、おお……?
[そんな酔っ払いの戯言も丁寧に聞き入れてくれる蛇の、
誠実さと優しさと努力の結果として現れた姿に。
べ、勉強しとく…… ……ふは、
[リクエストした手前、コテツほど盛大に笑えなかったが。
悔しそうに床を叩く尻尾と、小ぢんまりとした翼が可愛くて。
近々図書館で旅行に関する本でも借りてみようか、なんて考える。
普段はもっぱら、写真集とかばかりなので。]
黙れ餓鬼っ
[ぴしゃ、と尻尾がコテツの首に向かって振るわれた
これを避けられない鬼ではないし
万一当たっても、鬼ならば首は飛びはしない]
コラそっちもかよ
[トレイルをじろりと睨む
さすがにコテツ相手のような尻尾ビンタは
危険なのでやめておくが]
高いとこから落とすぞ
ごめ、だってさあ……
やーだ、死んじゃう
[コテツに向けて振るわれる尻尾の先に、
矛先は来ないと解っていても半歩退き両手を挙げる。
口元にはへらりとした笑みを浮かべたまま。
ワイバーンに払う旅費がいかほどか解らないが、
何れにしても公共の乗り物で行くのが無難だろう。
働き、お金を貯めてなんなら積立をしているうちに
ホレーショーやトレイルの、
飛行機への偏見も薄くなるかもしれない。
(ならないかもしれない。)]
死なねーよ
あの人狼にサバイバル訓練されてりゃ充分だろ
慣れりゃ受け身ぐらいいけるって
[両手を上げるトレイルに、にまにまと]
[もう一度とぐろを巻き、変身を試みる。
はらりと鱗が捲れるように空間が揺れるも
残念ながら、小さい身体に小さ過ぎる翼がくっつくのみ]
………絶対完成させてやる
[むむう。
プライドが高い蛇は、しっかり練習してこようと心に誓った]
そりゃあ、そーなんだけど、さあ
[ケイが命に関わるようなこと、
するわけがないと信じてる。信じてるったら信じてる。
でも、警戒を怠ってはいけないと養父に教わった。
例えそれが誰であっても――養父自身に対しても。]
ケイって見かけによらず真面目だよねー
試乗第一号は誰だろ?
[もはや彼を移動手段にする選択肢は消えたも同然だが、
自尊心からか、熱心に変化を繰り返す姿にはエールを送って。
もしも、――もしも、その翼が。
二人分の荷重に耐えられるほどの規模にまでなったとしたら。
それはそれで楽しそうだと目を細めた。]
[そんな、酒を交え雑談を交えた夜の大掃除。
終わったのは、普段の営業時間よりは短く。
もしかしたら大差なかったかもしれない。
ふあ、とあくびをかみ殺すことすらできなくなった頃には、
テーブルも椅子も元の配置。
床も、それなりに磨きがかかったことだろう。
ホレーショーが日ごろから、言う通り。
あくまでこの店は、夜の営業が本番だ。
これで明日以降も、
お得意様を招く準備はばっちりと満足げに店内を見渡した。]*
[よし。旅行用貯金、始めるか。
なら昼の営業ももう少しシャッキリ気合を入れて、…客からきちんと代金を徴収する事から始めよう。
グラスを煽りながら一人心に決めたけれど、外見はだらだらした酔っ払いである。]
うっ、…るさいな。
そういうんじゃ、ない!
[
明らかにビビって居るのを何とか取り繕い、しかし付き合いの長さがアレしてコレで、隠せない。
それでも表面上は平気な顔をして、誤魔化しに食事を終え、床を磨き始めた。そそくさと。
つーか客を足に使うなよ。あの人上客だぞ。
ワイバーンの彼の顔を思い出し、そう言えばデカかったなと、旅費が浮くなら頼むかなと、結局思考は皆と同じに落ち着く。
で、]
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