人狼議事


295 突然キャラソンを歌い出す村3

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視点:




 ああ。

[親切にするよなと言われて頷いた。
攻芸は、本当に、友達かつ、友達のまま躊躇いもなく殺意を向けていると自覚している。今もなお。]

 ………

[期待してると言われ、一人かすかにわらった。
九生屋がどんな風に感じたかなど知らずに、眼球がもどりたての目が弧を描く。見るひとが見れば高揚感さえ感じられる表情をした。]

 期待にはこたえたい。
 任せてくれ。




[呪い級方向音痴は、まさか自分が呪われているというつもりもない。
相手のほうが逃げていなければ、こんなにも辿り着かないわけがない。ある意味常識を元に考えていたが、現実はみていなかった。]

 ……あー……?
 うん。
 色んな音がするようになったな。

[情報量が多くて困く聞き分けが難しい系の可能性を話したが、天性の壊滅的な方向音痴である可能性は決してなくならない。本物なのだ。]

 ……、そうだな。

[先程とは違い、攻芸は自嘲した。
吸血鬼の先輩、というよりはむしろ親?とも言える相手に、『これから』についてを教わっている。
お前を殺した後は次は自分の番だとは、わざわざ言う必要もなかったので言わなかった。]




 ……ん……?

[わざとらしい語尾の質問。
攻芸は再び考える間を挟んだ。]

 団体戦の成績と個人戦の成績、
 どっちで聞いてる。

[少ない語彙からイメージの近い単語を、どうにか選んで聞き返した。]

 手伝ったことは何度もあるが
 一対一で戦うのは始めてだ。

 けど、絶対に出来ないとは思わん。
 頑張ろうとおもう。

[つまり、六合の者や他所のヴァンパイアハンターと結託し倒したものを"自分が"倒した吸血鬼の数として、攻芸にはカウントできなかったのである。]



[色んな音がするようになった、という声に頷いて
 身体能力の変化やらもあるだろうから、
 そりゃ大変だろうなァと納得している。

 六合が自分を殺した後に
 死ぬつもりな事を、オレは知らないままだ。
 吸血鬼の身体能力を使って、
 ハンターを続けるのだろうとすら考えている。

 自分が当たり前のように行う吸血行為の衝動が、
 そこまで元人間を悩ませるとは思っていないのだ。
 自分だって、元人間のはずなのに。]
 


その単語選びのイメージから、
 こいつにとって吸血鬼退治はスポーツの延長線上にあるものなのでは、と思う。 実際には違うかもしれないが、それならば、友人のまま、殺意(ねつい)という衝動をぶつける事にも理解ができる。

 …… なんというか。
 生まれついてのハンターも、
 色々大変なんだな。

 ハンターと殺し合った事は沢山あったが、
 殺(はな)し合った事はあんまりない。

 興味もなかったし、
 考え方もあんまり知らなかったが、
 皆"こう"なんだろうか。

 だとしたら、今までハンターを返り討ちして来たのはやっぱり間違いではなかったなと思う。
 正当な理由を得た気持ちだった。

    ――― まあ実際に。実際のハンターの考え方なんて本当はどうでもいい。ただの言い訳を探していただけだ。]



 団体戦でも個人戦でも、
 勝利は勝利だろ?

 でもそっか。
 実際にハントされちゃった仲間が、
 … きちんといるんだなァ。

[そんなこと、考えた事なかった。

 といっても別の所に居る仲間の事を、
 今まで考えなかったわけではない。]


[キャラソニアからの来訪者、
 そいつと話したのが楽しかったから、
 普通の友達みたいになれたから、
 そいつが帰った後にちょっとだけ探してみた。

 だけどそれから会う事もなく、
 眷属(なかま)を増やしてみた。

   その眷属は――――…

 それから眷属を増やす事もなく、今に至る。

 だから昨日と今日はちょっと楽しくて、
 ……… ………、… ]



[運が悪かったんだ、
 という言葉が脳裏を過った。]
 


[こいつを友達だと思ってしまった事も。
 こいつが友達のまま敵になってしまった事も。
 こいつを眷属(なかま)にしてしまった事も。

 昨日が楽しかった事も。
 今日が楽しかった事も。

 キャラソニアの来訪者を思い出してしまった事も。
 仲間の話をしてしまった事も。
 幼子(なりたて)に技術を教えるのが楽しい事も。

 ── 未来の偶然が、
 ちょっと楽しみになってしまった事も。

 だけど、]

 よかった。

[それはきちんとした言い訳になりそうだ。
 オレだってまだ、死にたくはないのだから。]



[猫として生きた時間、
 日向ぼっこの度に死にかけたけど

 猫として生きたかったから、
 持てる能力をその克服に費やした。

(だから猫に関連性のない十字架とか銀とかは、
 それなりに有効なのである。)]
 


 ああ、そこか。

[ハントされた仲間が居るんだなと言われて、攻芸は素直に頷いた。

人類の血を飲む者として語られてきた吸血鬼に、いつかどこかで殺された人間が居る話をわざわざする必要がないように。ハンターや六合が殺されたことがあったとして語る必要がないように。
攻芸にとって、ハンターに殺される吸血鬼がいつかどこかで居ただけのことだ。]


 いる。意外か?
 九生屋の周りではなかったんだな。

 ……

 吸血鬼は強い。
 それは、九生屋が勝ってきたってことなんだろう。


[良かったと九生屋が言う。
攻芸は、ああ、と頷いた。]


 ――で、結局。
 アンタら二人は殺り(歌い)合うの? どうなの?

[時折聞こえてくる物騒なんだか抜けてるのかわからない会話には基本的に口を挟まないミタシュだったが、何とはなしに声を届かせる。]


 まあ、どっちでも良いんだけど……

[声が聞こえるからと言って、別段仲間意識も無い。
「近い」とはいえ、それだけで仲間意識を持てるような性格でもないし、簡単に他者を信じられるような人生も送ってきていない。が、]


 「こっち」の「吸血鬼」の力に興味はあるし、「ハンター」とやらの戦い方も見てみたいわ。
 歌(や)るなら、観戦しに行くから言ってよね。

[どちらかと言うと気まぐれの戯言に近い。
どうせ二人の気配の位置はわかるのだから、勝手に近くまで寄ることもできる。
方向感覚にはむしろ優れている方なのだから。]


 (というかもう、近くにはいるのよねえ……)

[敢えて口にはしないでおく。]



 う〜〜〜〜ん。
 言っちゃったからねェ。

[六合を上から眺めながら。]


[もちろん声には出さない。
 ミタシュの察した空気を察した。]

 観戦はどーぞご勝手に、てトコだね。
 




[腹をくくるか、と静かに思う。
 こいつと戦ったら無事ではすまないだろうし、
 邪道院には十二課がついてる。

 負けたら死ぬ前に、
 勝っても追跡される前に。
 ─── ここから離れることになりそうだ。

 神様たちの血は惜しいけど、
 せめて一口欲しかったけど、
  ……… 今すぐに欲するまでもない。]



/*
↑方針ですが六合に都合が悪ければ向こうにいくぞの気持ち。(半狼の襲撃フラグもありそうなので)(今日じゃないかもしれないけど)(六合じゃないかもしれないけど)


[キャラソニアという外国(攻芸は異界が理解できない)から来た者が声をかけてきた。]


 当然、俺は殺り(うたい)合うつもりだ。

[※対象が上空にいるとまだ気づいていない。]


 観戦か……?
 ……断っても無駄だな。
 にしても。
 手だしをしないでくれるのか?

[やはりこいつ吸血鬼ではないのではないか?と攻芸は首をかしげた。上空からは完全に道に迷っている人ムーブだ。]


 あー… うん。頑張ってね……。

やる気満々らしかった。
そこまで辿り着けるのか傍目に不安しかないけれど。]


 じゃあまあ、勝手に観させてもらうわ。

[両者からお墨付きをもらった。
貰ってなくても勝手にしただろうが。]


 手だし? 別に仲間でもあるまいし、する理由が無いじゃない。
 見世物としては面白そうだから存分にやると良いわ。
 なんなら負けた方の屍も拾ってあげるわよ。

[魔力リソースとして。
何の事は無い。ただのドロップ狙いのハイエナだった。]


 応援までしてくれるのか。
 ありがとう……?

[一体なにものなんだとばかり、クエスチョンマークたっぷりの礼をいう。]

 なるほどな。
 お前、ほんとうに吸血鬼なのか?
 まあいい。………見つけた。
         (※迎えに来て頂いています)

[攻芸は二対一となるのを警戒していた。
ハンターの戦いを見せることは攻芸にとっては損だが、あちらに加勢されないだけでも利害は一致している。]




 どういたしまして……

 いや、私もちょっと怪しく思えてきたわ……
 血を吸うだけで全然別種なんじゃないかって……
 あの雪女みたいに混線してるだけなのかも……

[気配を辿れるのにそこまで迷える感覚が全く解らない。]


[学校の屋上から、二人の対峙を視界に収める。
直接の声は遠すぎて聞き取れないが、「繋がり」も有るので観るには十分だ。]


[さて。
血生臭い世界キャラソニアに生まれ育ち、冒険者などという荒くれ者揃いの中に身を置くミタシュ。
当たり前のこと、そこそこのバトルマニアだった。]


♪『こちら実況席』

 いよいよ始まります 世紀の一戦!!
 こーにゃん選手 VS 九生屋選手

 聞けばこーにゃん選手のリベンジマッチ
 果たして雪辱を晴らす事ができるのか!!

 (解説)
 『こーにゃん選手も吸血鬼の力を得ています。
  前回のようにはいかないと思いますよ。』

 さあ、間もなくプレイソングです!!



 こーにゃん選手 取り出したるは匕首みっつ
 まずはとばかりに投げ付けました!

 (解説)
 『あれは銀製ですね。
  吸血鬼を相手取るには定番の武器です。
  ハンターの手に馴染んだ得物でしょう。
  ですが、今や自身も吸血鬼となったこーにゃん選手。
  取扱いには注意が必要な筈ですが……
  気にもしませんね。』

 なるほど 日頃の鍛錬の成果でしょうか

 ――おおっと
 言ってる間に本人は地形を利用し駆け上がる!!
 
 はやい はやいぞ!!
 先制点 なるでしょうか――!?



 そうそう、
 たぶんそれ使ったら来訪者の場所も
 解ると思うよ。

[付け加えた
 そうなのだ。いつも六合が行っているはずの学校の三階に常にいたというのにどうしてたどり着けなかったのか。(どうしてあの時学校の外に出てしまったのか)]



[ 聞こえるんだよな〜! ]

[気が抜けかけたけど、気を持ち直した。]

[因みに駆けるくらいなら飛べばいいのに、と
 思ったけどこれから飛ばれても困るので言わなかった。]
 



 対する九生屋選手 マントで匕首を叩き落とし
 いや 3本は厳しい模様!
 攻防に役立つマントを裂かれてしまいましたが――

 (解説)
 『いや、九生屋選手はさすが冷静ですね。
  マントを裂かれながらもこーにゃん選手の進路に
  先回りをして……おお!』

 これは―― 風です!
 こーにゃん選手 この突風にどう立ち向かう――?



 (解説)
 『魅せるプレイでなく、素直に飛行能力を用いれば……
  そう思うと勿体無いですねェ。
  高いポテンシャルを持て余していますよ。』

 吸血鬼としての経験の差 出てしまったでしょうか



[容赦の無い解説。]



 (解説)
 『! いえ、これはこーにゃん選手、思ったよりもクレバーです。
  装備を含めた自らの重量と吸血鬼のフィジカルを計算済みですね。』

 銀製匕首 銀製手槍 銀製鎖鎌
 取り出したるは 銀 銀 銀
 殺意プンプン 金の匂いもプンプンだ!

 (解説)
 『バックに強力なスポンサーがついているのでしょう。
  金満と言って嫌う相手ファンも多いでしょうが……
  アレだけの数の銀製武器を扱えるというのも実力でしょう。』

 おおっと ここで こーにゃん選手
 突然歌い出したぞ!? 攻勢なるか―――――!!


[戦いながら]

 こーにゃんっていうの
 なんとかならないか?

[いまひとつ気が抜けるんだか……。
九生屋と同じような感慨とはしらず、実況席へ。]


― 実況席 ―

 ……あー

 アンタの名前、何だっけ。

から情報が更新されていなかった。]


[戦いながら]

 そういやキミの名前も聞いてないんだよな。

[でも割とそれどころではない。]


 六合攻芸。

[名乗りつつ、キミの名前も聞いていないという九生屋にうんと頷いた。]


 そうだっけ? まあ名乗る程の名前でもなかったから。
 ミタシュ。ミタシュ=セイリュよ。

 六合選手ね。おっけー。



 ミタシュ… セイリュ?

[なんか聞いたことあんな。って声だった。
 が、やっぱり今はそれどころではないのだ。]



[ ――― そしてそろそろ言ってもいいだろうか。

  オレは気付いてしまったのだ。
  この戦い最大の欠点に。

 オレは戦いには慣れているし、
 数々のヴァンパイアハンター達を返り討ちにした実績もある。
 たとえ吸血鬼対策をしていてもただの人間に負ける気は全くなかった。 そう、その相手の身体能力が自分たちと同じくらいだとしても。

 だけど……… ]
 



[ 実は吸血鬼と戦ったことがない! ]
 (ふつうないと思う)
 



[ つまり!!
    吸血鬼に有効な武器を持っていないのだ!! ]
( ※あまりに間抜けなのでこちらに記す )
 



[吸血鬼を殺す方法は多々あるが、
 現実現状で使えそうな方法があまりにも少ない。]

 これ負け確定なのでは?巧く行っても持久戦で負ける。
 迎えにきといて吸血鬼対策を怠るとは何事だ。

 いやしかし、そもそも吸血鬼対策の武器を
 オレが使えない事にも問題はある。

 つまりやっぱり負け確定なのだ…!
 しかし負け確定だと思っているから、思考は先に、逃げる方法へとシフトしていた。]
 



 おおっと 九生屋選手 やや劣勢?
 こーにゃん選手 いえ ただいま情報入りました
 こーにゃん選手 あらため 六合選手
 銀 銀 銀 詩まで吟じて畳み掛けるか?

 九生屋選手も歌い出す
 意地を見せるか 歴戦の吸血鬼の遠さ!
 その超音波 実況席の耳まで痛くなる!

 (解説)
 『九生屋選手も懸命に戦っていますが……
  どうにも決め手に欠ける、そんな様子です。
  まさか対策を怠ってきたという事も無いでしょうが
  どうにも、動きが鈍いように見えますね。』



 世紀の一戦 勝利の女神はどちらに微笑むのか!

 手に汗握る展開 続いてますが
 ここで一旦 コマーシャルです


 (サポーターたちの指笛)

  ピピーヒューピーピープーヒュピーピピピーピーピーピー
  ピピーヒューピーピープーヒュピーピピピーピーピーピー
  ピピピピピーピーピーピー …

  ……

  … **


[血の剣の破片が得られれば。
攻芸は、それを飲む気でいた。

ヒントは実況席のミタシュが『負けた方の屍を拾ってあげる』と言っていたこと。]


[攻芸は吸血鬼対策と不死身の身体があれば、"吸血鬼対策ができない"吸血鬼には勝てるかもしれないと考えていた。

超音波なんて手段もない。
相手の位置もわからない。
壊滅的方向音痴で会えもしない。
けれど、『吸血鬼を殺す』知識だけはある。
攻芸のバスケのシュート技術がやたら高いのも、相手の首を切って股の間にスリーポイントシュートを決めるためだ。
(首を切断して死体の足の間に置くと殺すことが出来るという。)

あとは銀製品を吐くほど嫌でも扱えればなおよい。

攻芸は黙々とパワーアップを図っていた。
産みの親に敗北したこの身が、つぎは勝てるようにと。]


[市街地に落ちた血の剣は破壊され地に落ちている。
 それを呑むというのならば簡単だろう。
 本体から暫くの間離れていたら血液に戻り、地面へと溶けて、その内何もなかったように消えてしまうだろうけれど。

 逃げないと言ったけど、逃げないとはいってない。(?)
 (言った)

 その方法は知っているけどそのためにバスケをやると言う発想が、えげつなさすぎて知ったとしたら肝を冷やすしかない。
 むりむり。

 次は絶対に容赦なく殺されるだろうと心底思う。]



 (絶句)

 (解説)
 『(絶句)』



[まさかの逃走に、しばしの静寂。
のち、サポーターたち(一人)の大ブーイング。
(※キャラソニアのスラングも交えて罵ったが、あまりにも口汚いためカット)]



 にゃっはっはっは。
 いや〜むりむり。
 命のが大事。
 


 ……まあ。
 私でもそうするでしょうけど。

[真正面からぶつかる相手じゃない。
しかもまだまだ伸びしろが有ると来た。
それこそ「暴力」で言ったらBランクどころかAランクに片足突っ込んでるんじゃないかアレ。]



 卑怯じゃない?いっそ。
 いやァあれ強化したのオレだけど。

[小技を覚えたら手が付けられなくなりそうだ。
 そして戦闘技術には貪欲だろうから、あー。
 あいつが本当にあのままハンターになったなら、
 …… 想像して、吸血鬼に絶滅危惧種という名札をつけたくなった。]


 天敵増やしてんじゃないわよ……
 やっぱ私、吸血鬼じゃないってことで良い?

[性能が対吸血鬼特化のピーキー振りではあるだろうけど、だからこそダメだ。
銀なー 効くんだよなーこっちにも。]



 いや〜ワンチャン味方になったら心強いしさァ。
 ダメダメ、くしや みたしゅ きゅうけつなかま…

[語呂も文字も何一つ合っていないがあのリズムである。
 特化型程恐いもんはないという実例である。

 オレを殺したら自殺するんなら最終手段なんて簡単なものなんだが、その事をオレは知らないので気楽なものだった。]




( だから行きたくなかったんだ、 )

[行くべきだと思ったけど、行きたくなかった理由。
 勝っても負けても多分オレには、
 あいつを殺す事は出来ないと思っている。]



( … くしゅん )

[頭の中で、くしゃみの真似をする。

 オレを吸血鬼にした猫は、オレに優しかった。
 なんとなく、それを思い出していた。]


[サポータの大ブーイング。
完全に聞いたことのない半濁音混じりの謎スラングを聞きながら、血液の塊を飲み込んでいた。]


 ……

[それは想像を絶するほど甘くて、酔っ払いそうなほど濃くて、いいにおいがした。]


 逃げないんじゃなかったのか?

[むり、なんて笑ってどこかにいってしまった九生屋。
ミタシュもそうするそうだ。]

 九生屋。
 これは九生屋の血でいいのか?

[何を飲んでるのだかわからずに血の剣を飲んでいる。
次の破片を飲もうとしたら、手の平の上で液状となってしまった。
吸血鬼特化のバーサーカーと化しつつある攻芸は、九生屋に尋ねた。

血液で魔力リソースが回収できるらしいことを、攻芸はこの時身をもって知った。

手の上、こぼれそうな所から舐めてすっかり自分のものとした。]


[攻芸は、暴力のみを特化して、あとの自分の生命などなりふり構わず、吸血鬼を殺す装置として力を蓄えている。

ミタシュの言うランクの概念は攻芸にも不明だが、権力もある程度の知恵も方向感覚もメンタルも、いろんな要素を犠牲にして、吸血鬼特化の暴力として。

敗北から得るものは、じつに多い。]



 ん〜?逃げずに戦ったよ。
 負けたと判断したから離脱しただけで。(?)

 オレはこ〜にゃんとちがって、
 その場で死ぬまで挑むよりも、
 負けてもどうにか生き延びる派なの。

[続く言葉に、ん?という疑問符]



  は?

[剣の話だ。
 なんでそんな事を聞くんだ、と思う半面、
 血についての質問を吸血鬼がする理由は一つだろう。]


 …… 見たろ実際、
 オレの身体からオレ以外の血が
 出てくるモンかよ。

 飲んで、ん?え?食べて? んの?
 


 ……なるほどな。

[そういう戦法もあるだろう。
攻芸はその点は否定しない。
勝てる見込みが0だった時、攻芸はそうする。
九生屋が何パーセントでそれを選ぶかの差だ。]


 ありがとう。
 よくわかった。

[攻芸は九生屋の血を食って、飲んでいた。
今しがた手の平から腕のほうまでいってしまった血を舐め終わったところだ。]

 ?

 九生屋がいったんだろう。
 猫か蝙蝠になれと。

[少し満足気な、いうなれば若干恍惚すら感じられるその声音は、すっかり血液の味を満喫した声といえる。]


[実際限りなく0に近かったんだけど、
 それは言わぬが花だろう。気付かれませんように。]


 言ったけど。
 そういう解釈するゥ??

[吸血鬼特化型バーサーカーが血の味を覚えてしまった。(しかも吸血鬼の)
 これは…。やっぱりヤバいものを生み出したのでは?という気持ちが溢れ出している。]


 …美味しかった?

[声色で解っていたけど、一応。] 


 勝つためなら。

[そういう解釈する?それに対する端的な返答は、美味いか不味いかなど聞くまでもないような声だった。]

 ああ。
 絶対殺してやるからな。

[美味しかったらしい。]


[端的な反応は、もはや知ってた〜☆ミレベルなのだが、]

 待って。殺されたらもれなくオレは
 こ〜にゃんのご飯にゃん?

[恐怖をごまかすために可愛く言った。]


 取らぬ狸の皮算用という言葉くらい
 この俺でも知っている。

[微笑むような、あたたかい声音で返事をした。
つまり、お前を殺してから考えたいと。
とにかく追いかけてブッ殺したいと。
それ以外はないと攻芸は言っていた。]



 わぁ〜〜〜!
 こぉんなにあったかい殺意はじめてにゃ〜☆ミ

[ただし心の底から深くまで、
 肝は冷え冷えと冷え切っていたが。

 殺す気しかない。殺す気しか感じられなかった。
 もう絶対に二度と会いたくないと思う。

 あとちょっと回復したら、
 何の未練もなくさっくりさくりとこの街を出て行ってやるのだ…!勿論そんな事は口にしないけれど。(先回りがこわいので)]


 ん? あれ…ヤマモトじゃん。

[戦いが終わった後も六合が九生屋の血を拾い集め呑み込む様を何となく(ヤバいものが生まれそうなことにゾッとしながら)見ていたミタシュ。
 そこに知っている顔が現れた。



 ん、知り合い?

[ミタシュの気配は先程から動いていない。
 つまりまだ先程の場所を見てでもいるのだろうか。]

 ちゃんとこっちで交友広めてんだなァ。

[えらいえらいの響き。]


 ええ。来たばかりでちょっとお世話になったの。

[確か、]

 ── 聖歌騎士団、公安部怪異対策十二課
 対吸血鬼殲滅執行次官

 だったかしら。


 ウェエッホ!!!

[思わず咽かけて口をめっちゃ抑えた。]

 マルカイ!?!?!十二課!!!?
 えっ 大丈夫なの??!
 


[危機感を覚えた時点で、ちゃんと思い出していたのはミタシュの用心深さ故である。
なっがい肩書きまできっちりと言えるようになっていた。頭は良いのだ。]


 ……さあ? やっぱりヤバいやつらなの?

[二人の会話まではこちらまで届いていない。
この後どうなるのかも、こちらの世界の事情や二人の関係を知らぬ身には予想しようもなかった。]


 でもそれよく覚えたな??

[その長ったらしい正式名称をオレは全く覚えていなかったので、端的に怪異対策やら十二課やらと呼んでいた。
 せい… なんだっけ?となるレベルである。]

 いや〜そっからハンター来たりするし。
 少なくともオレは近付きたくないかな。
 
[他の吸血鬼にあった事がほぼなかったから、
 それについての詳細までは自分の体験でしかないけれど。]


 ふふん。

[ドヤ顔。見えないだろうが。]

 成る程ね……
 ところで私、あいつから「ハッシンキ」持たされてるんだけど、これもヤバかったりする?


[声がドヤってるのは解った。]

 … マジでぇ…?
 キミの居場所筒抜けじゃん…。

 あー、そうか、見た目。

[今回はまだミタシュに会えては居ないが、
 以前来たブルー族の見た目を知っている。
 そう言えば声が聞こえるからそうだと思い込んでいたが、種族名は聞いていなかったが今もまだ気にしていない。]

 オレは絶対持ちたくないけど、
 実際あいつらのコトあんましらないしなァ。
 でも下手に捨てる方が危なそう。


 ああ……やっぱそういうやつなんだこれ……
 失敗したなあ……

 確かに、今更捨てると邪道院のヤツにも睨まれそうだしね……



 知らなかったなら仕方ないよなァ。
 って、邪道院とまで関わってんの???

[逆に何者??という声色だ]


 邪道院付けの宮廷道化師らしいわ。
 あ、アイツがヤバいのは言わなくてもわかる。

 ……あまり考えたくなかったけど、私もしかして詰んでる?


 あいつ趣味悪くない??

[他種族捕まえて道化師て。
 言わなくても解る、に同意しかない。]

 …ブルー族の資料が十二課になかったんなら、
 バレる前に帰る、くらいか。 対策は。

 がんばれ?
 


 うん がんばる……

[こちらの世界でも引きの悪さは健在らしくて、胃が痛くなってきた。**]



 …奏楽神 ディ♪ジアンの導きが
 ありますように…だっけ。

[励ましだと教わったけど、間違っているかもしれない。]



[ミタシュが見ていた方向、
 オレ達が戦っていた方向なのか、
 それとも別のほうを見た時に居たのか。

 … また。
 眷属の気配が消えるのはやだなァ…。

 なんて思いうかぶのは、
 久々に眷属なんて作ってしまったからだろう。]
 



[まさか… まさか…

 キャラソニアから来た異世界転移してきた友人(ブルー族)がキャラソニアに帰ってしまって寂しいからというのを理由に眷属にした友人(ヤマト)がまたキャラソニアに異世界転移してしまったなんて…

 今のオレには理解できない…(実際ヤマトについては知らない)]
 
[一周回って完璧な采配に思えてきたなキャラソニア…一体何者なんだ…(異世界です)]
 



[実際異世界チャンネルががばがばになってたのかもしれない。
 つまりミタシュがきた今は、
 そういった"転移"が起こりやすい状況なのでは―――…?]

/*
今オレもめちゃくちゃ異世界転移したくなってきたんだけど許されるかな…???????


[物心ついてすぐに村を焼かれたミタシュは、自らに八丸十の血が流れていることを知らない……]

/*
実際退場するのにすごい便利よね……笑うけど
ディ♪ジアンの導き次第じゃないかしら……



[そんな偶然があるなんて、
 さすがのディ♪ジアンも真っ青かもしれない。

 その事実をオレが知る可能性は雀の涙ほどもないのだが。]
 
/*
性別明記はしてなかったんだけど…タイミング的に友人二人の子孫だったらどうしよう… ヤマトはオレの眷属だから実質オレの子孫でもあるのでは…?(???)
死なずに平和(?)に退場便利すぎて…一回なら許されそうだな… 導き次第ではルート候補にインしました… サンキュウ…




[攻芸は吸血鬼に向けてあったかい殺意を振りまきながら、ヤマモトと話していた。
ミタシュは恐らくこちらを見ている。
ヤマモトを知っているとは意外だった。]

 ……。

 ミタシュはマルカイ達に目をつけられて
 殺されそうにならなかったのか。
 ていうか、生きてるもんな。

[発信機・邪道院直々に役職付きで泳がされている。
つまり、どうやら攻芸がまだ手をつけていい怪異でなく、吸血鬼かどうかも分からないということなのだろうか?

であれば。
さらに一匹狩る気でいなくてもいいということだ。
九生屋を殺せば自分の仕事は完了する。]


 ていうか……

 キャラソニア人でも帝江(ディジアン)なんて
 知ってるんだな。
 
[中国古代神話の歌舞曲楽に通じる神鳥だ。]

 黄色い袋で
 羽根が4つで脚が6つのやつの事じゃないのか。


 
 外国で信仰されてるなんてな。
 しらなかった。


/*異世界転移の可能性了解!
便利なキャラソニアめっちゃ笑ってる



[※ちなみに上記の理由にてこ〜にゃんとの戦闘後はたくさんたくさん貰ってますのでご了承くださいにゃ☆ミ ハンターさんたちとの戦闘終了後自動回復の仕組みはこうなっています※
(〜副題:眷属になったら失血死もないし治癒力向上が凄いからいいよね〜)]
 


[あったかい殺意を常に感じている。
 これは中々に背筋が凍ってしまうぞ。
 飛びながらも歩きながらも今だって常に殺意に浸っているのだ。]

 へ〜、こっちにもいるんだ。
 ってそんなカタチなの??

[そんなもんに祈るのか〜と。
 でも音楽の神様なら祈ってしまうと思いつつ。]

/*
後は今日の襲撃かな??てとこですね! 別に誰か一緒に異世界転移させてもいいんだけど…(?????????)


 ……間近で見ると、悪くないツラしてるわね。


[何の事は無い。ただの興味で一目見に来ただけだ。
どうせ遠くに逃げる気満々なのだろうし、と。]

[もしかすると、雪女の時に「声」しか知らぬまま別れたのが気になっていたのかもしれない。]


 え…こっちにもいんの、ディ♪ジアン……

 道理でこっちでも引きが悪いと思ったわ…くそ……


/*
ですね!
メイちゃん来たら絡みに行くための屋上待機だったけど、まあまだ初回だし別の人でも良いかな。
流れに身を委ねましょう……
ディ♪ジアンの導きのままに……



[ 気配が近付いて来るのが解った。
 だから歩き出す前に、その場で立ち止まっていた。 ]
 



  … おまえ、

[似ている、と思った。
 懐かしい気配を感じた、そんな、まさか。

 間近に見て解る。声だけじゃ解らなかった。
 向こうには何のことだか解らないだろうけど。]



 お褒めの言葉ありがとな。
 キミも可愛いじゃん。
 
[そういって、真相には触れず。
 また遊園地を歩き出す。]


 ……?
 どしたの?

[もちろん、九生屋が何に驚いたのかなど知らない、わからない。]

 ……? かわいい?
 あー、そのせいでロクな目に合ってない気もするけど……
 まあ良いわ、ありがとう。


[どうやらミタシュも近場にきているようなのだが、
方角が解らぬ攻芸はミタシュの顔を確認しそびれた。

まあ、最早関係のないことだ。
邪道院のおひざもと、マルカイの発信機付きの外国人(頑として異世界については分からない)は今現在攻芸の標的から外れている。

戸高から心配されているとおり『どうせ死ぬし』くらいの攻芸はわざわざ伝えることをしない。
九生屋には、伝えたくないというのも同時にあった。]


/*
襲撃をじりじり考えて何か思いついたらとおもっていたが、ここぞ!という出来そう感があんまりないな。今日は俺はパスっておく。誰か襲撃するならご随意に!




 いや別に。
 昔に来たブルー族と似てんなァってだけ。

[だけでもなかったけど、
 確信も何もないのだ。いうなればずっと昔に消息を絶った気配が様々な色に塗り替わってまた現れたような感覚。
 そして、唐突な気配の消失と出現。

 確信のしようもないけれど、否定のしようもなく。
 だったらそう思っている方がいい。]



 だけど、 八家本、って名字は気を付けた方がいいかも。
 邪道院とかよりそいつらの方が、

 よっぽどアブなそーだから。

[キミにとっては。そんな一言。
 六合がそいつと一緒に居るなんて知らないし、聞かれてマズいこともないと思っている故だ。]

 あ〜。
 大変そーだね、異世界…。

/*
オレはセットしても反映されないマンなので!メイちゃん出来たようだし応援しつつお任せるのだ




 ふゥん?

[似ている、と言われてもそんな昔の者の事などとの関係など知る由も無い。
きっとそれは、「今の」ミタシュには些細な何かだ。]


[奇縁というのは もしかしたら あるのかもしれないけれど。]


 ヤカモト?
 ……わかった。覚えとく。

[と言うか会っているのだが、「ヤマモト」としてしか知らないのだった。]


 ヘンタイ多いのよ。あっち。
 いや、こっちはどうなのか知らないけど。


/*
まあ流れに身を委ねつつ……
メイちゃん噛むとこまで行けるかなー行けなかったら仕方ないね…♡


[奇縁も奇縁、それが真実なのならば、
 それこそディ♪ジアンの導きなのかもしれない。]

 そーして。

[まァ違ったらそれでいいんだけど。
 とは思いつつ。普段を偽名で通しているなんてこちらも知らなかった。]


 あ〜…
 こっちも少なくないんじゃない?
 気を付けてね。

[←ちなみに少女監禁未遂を行った実績を持っている。のは言うべき事ではないと解っている。]

/*
流れに身を委ねつつ…
良いと思うよ!初日だしね…♡ なんやか相談事あったらどうぞだよ…♡


 九生屋。
 "見えたぞ"

 知らなかった。
 おまえ、
 こんなにも美味そうなにおいがしていたのか。


[攻芸は、九生屋の血の味を覚えた。]



 ま〜じで?
 はやかったじゃん。

 …… オレがそういう対象になるとはね。

[う〜〜〜ん、と唸る。まさか吸血鬼の血の味を覚えるとは。どんだけ特性特化するつもりなんだ。
 気配を消してやり過ごす? のは、 血の味を覚えたこいつには通用する気がしない。]

 蝙蝠でも猫でもなく犬なのでは…

[八家本が犬派なのとは何にも関係がないだろうが。]



 犬か。

 別になんの動物だっていいけど……

 犬じゃ不満か?
 蝙蝠でも、猫でもないけど。

 俺としては九生屋のオススメで
 良かったんだけどな。



 ……。

 別に。
 ただオレが猫派ってだけ。

[少し笑うみたいな声だ。]


 ねーねー 九生屋。
 まだ居る? ていうか六合そっち向かったっぽいけど生きてる?

 ちょっとねー
 私はじめて眷属作ろうと思うんだけどー

[どうせ「繋がった」らバレるし、と六合に聞こえていても気にしない。]

 折角だから見に来る? 来ない?
 いや 別に初めてだから怖いとかじゃなくてさー

[吸血鬼歴が長く経験豊富であろう九生屋に呼びかける。]



 ま〜だ〜い〜きてる。

 えっマジで?
 どういう心境の変化??

 いきた〜いけど、
 行ける気がしな〜い。

[既に殺気が近いのだ。
 なんかさっきよりめっちゃ近い。]

 迎えに来てくれるゥ?
 



 なんだー 元気じゃん。

 いや、なんというか……絆された?
 まあ 減るもんじゃないし良いかな って。

 何よ つれないなー
 ていうかこれ、口に舌ツッコんで中で互いの血を混ぜるので合ってるわよね?

[キャラソニア式。 ※地球式でもできます。]

 え、厭よ。
 そっち六合いるじゃん。やだこわい。


 ……
 吸血鬼が新しくうまれるときは……
 きいてしまったら、出産祝いとかを送ったほうが
 いいのか……?

[攻芸は新たな吸血鬼の誕生ときき混乱していた。
中国の出産祝いはおよそ現金だそうだ。
六合攻芸はバカだった。]

 ……

[自分の他に三体。
吸血鬼とは殺すものだが。
今日の仕事を終えれば最早攻芸には無関係だ。
あとは邪道院やヤマモトの管轄であり、六合攻芸というハンターはここで店じまいをする。
攻芸のプランとしては、そういうものだった。]



 いつまで元気でいられるかな??

 お。 …へえ、いいんじゃない?
 減るどころか増えるだけだし。

 つられたいんだけどな〜〜〜。
 


 って待って!!?
 たぶんその方法でもできる気はすんだけどその方法しかないと思われるのはオレが六合にそれやったみたいだから認識を改めて。

[まさかそう思ってたのか??? っぶねえ!]

 オレがやったのは血を混ぜるのはそうだけど、相手と自分の血を口に含んだ状態での吸血だな。そん時に魔力流し込むんだけど解る?

[マジで死にそうだったので戦闘中でも血は奪ったし、口の中血だらけで魔力垂れ流し状態だったのだ。今明かされる方法!]

 まさに今追いかけられてんですよね!
 倒すの手伝ってくれる? 共闘?
 



[うっかり六合って呼んじゃったレベルだ!
 こ〜にゃんを!]
 



 出産祝いがあるなら葬式は取りやめない??

[クソ提案をした。]


[六合攻芸は九生屋を追いながらショックを受けていた。
口の中に舌をつっこまれてお互いの血を混ぜられた記憶がないのだが、どさくさにまぎれてそういう事をされていたんだろうか?
攻芸はまだ高校生であった。]


 ああ、なるほど。
 やる事は一緒かしら。
 ……粘膜の方が効率良さそうな感じあるの、私だけ?

 共闘? ははっ。

[鼻で笑った。] 


 出産…… ああ、そっか そうなるの……?
 貰ったらお返しとかいるのかしら……

 うん? 九生屋ってば冠婚葬祭に強い系吸血鬼なのね。
 私、これまで弔いくらいしか縁が無くて……



 やるコトは一緒だけども!
 粘膜接触の気持ちもわかんなくはないけども!

[まさか真に受けるとは思わず、おもわ、いや… 自分の知る六合攻芸は心底アホだった。 殺されるより余計なことを言われたらどうしよう??という気持ちの方が強くなってきた。]

 くそ〜〜、他人事じゃん。
 


[そーだった!キャラソニアからきた異世界人はこの世界の常識を知らなかったのだ!と思ったけど、それは向こうの世界でも似たようなものなのでは? いや世界が変われば文化も変わるか…。]

 出産だと思うなら…そうしたらいいと思うけど…
 オレはこ〜にゃん眷属にしてもお祝いもらってないしさ?

[だから要らないのでは?という意味を込めた。
 もちろん殺気から逃げながらだ。]


 え…………
 俺はどさくさにチューされて
 吸血鬼になってたのか。

 …………マジか……………………

[葬式はとりやめないか、という提案に]

 親戚みたいな物言いだな。
 ミタシュ。明日出産にしないか?
 出産祝いはお前を殺さないことだ。

[クソ提案をした。]



 キミそれされた覚えある??

[ホ〜ラやっぱり真に受けてた〜〜〜って声だ。]

 それを出産ていうなら
 オレこ〜にゃんの母親だからね?
 親戚だろ。

[出産祝いの物騒さにヒュ〜〜〜と口笛の真似をした。
 わずかな共闘の可能性もこれで完全に費えるのだ。(元からなかった)]


 一応ないんだが。
 必死すぎてあまり覚えていない。
 首を噛まれたと思っていたが……※

[※こちらはあっているのになかったことにされそうになっている事実です。]

 母親や親戚や吸血鬼だった時にすることといえば
 俺が責任を持ち、殺すことだ。



 そっちはあってるからね!?
 痕は消してるけど!

[必死すぎたのはこちらも一緒なので仕方な… いやそうはならんやろ。となっている。]

 … そーですか。
 オレも出産祝いほしかったな…。

[真面目なクソ天然のアホ発言には、多分慣れるしかないと悟った。いや知ってた部分もあるんだけど。]



明日も明後日も眷属つくる事にするわ。
励むから毎日出産祝いお願いね。

[クソだった。]


 ……ふ。なるほどな。通報はしておく。

[めちゃめちゃ怪異を増やす吸血鬼が外国(異界)からやってきたらしい。マルカイさんはよく励んでほしい。]


 ずっっっっっる!!!


[と、叫んだが。六合の返事に]

 ふ

[ざまみろ、の意味を込めた笑い声だ。]


 ……あんたら無駄口叩いてないで真面目に殺しあったら?

[どの口。]



 キミが話しかけたタイミングがさァ!?
 


 ていうかまたやり合うなんて聞いてないわよ!
 私の出産中に何勝手におっ始めてんのよ!
 やるなら実況しなさいよ!!

[バトルマニアとして文句まで言う。]



 いやいやこ〜にゃん完全に諦めてなかったじゃん!
 オレもこんなに早いとは思ってなかったけどォ〜!

 ママ出産がんばってね♡

[などと返すが死にそうである。]


 ミタシュは格闘技が好きなのか。

[バトル、という語彙になじみがないせいで、攻芸の言っていることは微妙にズレている。]

 いい趣味だな。
 キャラソニアではどんなのが流行ってる?

[海賊船を壊してしまったあと、脱出する際、骨組み等にひっかかった脚をぬきがてら、雑談をした。]


 格闘技……?

 いや、私が見るのは酒場での殴り合いとか刺し合いだけど。
 血の気の多いファイタークラスの連中がよくやるのよねえ。

 流行り……
 え、なんだろ。定番だと酒瓶かしら。


 ??????????

[攻芸にはファンタジックケンカを理解するだけの素地はない。ないが。しかし。]

 ケンカみたいな……
 その場にあるものでなんでもアリ?
 ってヤツが好きなのか。

[船内の骨組みを面倒になってブチ折りながら]

 わかる。楽しいよな。

[攻芸は語彙少なに同意した。]



 キミたちさ〜〜〜〜〜〜??

[と思ったけど、
 酒瓶に楽しいと返す六合に ウワッとなった。]

 でも正直オレも好き。

[何でもありの無差別バトルはヤジを飛ばして見物したいタイプだ。自分や友人が関わっていなければ、]


 おっ 話わかるじゃない。
 乱闘を眺めながら飲むマニャプィ酒がまた美味しいのよね。

[今度はたぶんわからない事を言った。]



 マニャプィ酒ってなに?おいしい?

[学園に通っているが、年齢はアレである。]

 おすすめ料理とかもある?
 


 あー、ニホンゴに直せないみたいね…マニャプィ。
 美味しいわよ、ドロシュワッ…ってしてて。 

 マニャプィに合わせるなら、ルニィクッ炒めが好きかな。
 ――…あれ、これも無いんだニホン。

[原材料はあまり聞かない方が良いかもしれない。]


 マニャプィ……?

 知ってるぞ、あれだろ、海に居る。
 ブヨブヨしたやつ。

[マナティ]

 あれで酒を造れたのか……

[マナティ…]

 ルニィ……?
 ……なるほど。
 やはり外国に住むと、
 地元の料理が恋しくなることもあるな。


[ふ、―――と笑って、現実逃避をはじめた。]

 どろしゅわっ…いいなァ
 オレものんでみたぁ〜い。

 ルニィク? 
 ないない、どんな料理?
 



 海にそんなもんいたか??

[マナティ←理解できるわけがない]

 地元料理…、
 オレはかつぶしたべたい。

[大元が猫だ。]


 マニャプィこっちにもいるんだ?
 ふぅん……ちょっと山入って探してみようかな。
 私でも一応絞れなくはないし。

[マナティではなかったらしい。]

 ルニィクッはねえ……
 沼地とかに群れで生息してるんだけど、特に群生地では手でそこらの地面掬うだけで笑えるくらい獲れるのね。
 巣でとれる蜜に四日間くらい浸け込むとねえ……
 なんていうの? ほろっ……ぷちゅ みたいな?
 炒めると良い感じに表面だけ固まって香ばしくなるのよね。


 かつぶし何か知らないけど、無事に次のご飯食べられると良いわね。

 ていうか六合そっち行って結構経ったと思うけど、よく粘ってるわね?
 あー…… やっぱり見たかったわ……。



 山だってよ。
 果物かなんか?

[乱獲されたマナティはいなかったんだ]

 えっまって全く想像できない。
 ナマで食える?
 


 山……
 山にもいるのか。
 陸マニャプィが。

[海マナティ陸マニャプィ。]

 ?

 虫か?

[シンプルなルニィクッへの感想。]



 道具(海賊船)は大事だねって。

 オレは逃げの一手だからにゃ〜。
 でもこれ… ひっどいから多分来なくて良かったわ…。
 
[剣の先で網をすっすっ…]


 六合、正解。

[虫だった。]

 ナマで食べたら全身に赤いブツブツができたわね。
 私の時は。


 かつぶしか。
 網ごともう俺のところに飛び込んでこい。
 際の際に好きなだけ食わせてから殺してやる。

[攻芸はあたたか〜い殺意を向けた。]

 ああ。
 一人、面倒なネットを放ってる人が来てる。
 吸血鬼じゃないから殺せないんだ。



 ミタシュがダメならオレらもダメそうだな。
 素直に炒めるべきかァ。

 でも巣の蜜もないとだめなのか。
 手間かかってるな、名前は簡単そうなのに。
 



 えっ絶対ヤだ…。
 かつぶし食べなくてもいいから死にたくない。

[そろそろあたたか〜いの時期も終わりますしね。]

 ていうかこ〜にゃんなんであんなのと協力してんの???
 マジで死ぬじゃん!(オレが)
 


 虫だらけの沼でいっぱいとれる虫で生食すると
 全身に赤いブツブツが出来るものの炒め料理か。

[要約した。]

 キャラソニアはやっぱりアフリカあたりなのか?

[攻芸はアフリカのことも1ミリもしらない。]


 お前ら同じこと言うの止めろよ

[具体的に言えばである。
 揺れ動く心♪ソングを歌うべきかマジで迷ったが、この声が聞こえない人たちにはちんぷんかんぷんなのでやめた。]




[※です。]


 アフリカ……?

 なるほど……生態系が近い地域なのね?
 それは、もしかしたら……

[ミタシュはキャラソニア帰還のためのヒントとして心のメモに「アフリカ」と記入した。]


 どうしたの。
 てんでばらばらの殺意に満ちた奇跡のデュエットを聴かされたような声して。


 ん……?

[何気ない『飛び込んでこい』がメロディアスなヤマモトとかぶる。]

 九生屋が逃げたから、足が必要だった。
 目的も一致してるしな……
 まあまさか、飛び込めという目的まで一致するとは
 思わなかったけど……



 ……そうだった。

 九生屋。
 吸血鬼で居たいなら、銃には当たらないほうがいい。


 ああ。
 ルニなんとかみたいな虫がいるかはしらんが
 聞いたかんじかなりアフリカだ。

[攻芸はアフリカを1ミリもしらない!!!
風評被害だ!!!!!]



(吸血鬼で居たいなら、銃には当たらないほうがいい?)
 


 ――…ご飯の話してたからかしら。
 おなか 空いてきた……

/*
当然ですが
投票:クシャミ/襲撃:メイ になってます!
ぼちぼち眠くなってきたので一応。


/*
らじゃ!
流れありがとう!
表記用に俺はパスしてます


/*
オッケーいろいろほんとありがとな!
無理はせず…! オレも意味は無いがパスしてる!


/*
うふふ……
二人も無理のないように頑張れ頑張れなのよー 



 どっから なげてんの、
 


[攻芸は観覧車を見上げている。]

 当たったか?
 



 ばぁっちり…、かんつう、
 しにそう、 ……


   しにたくない、…
 



 …
 こーにゃんは、なんでオレを殺したかったの…?
 


 ……、…………

[攻芸は小さく、そうかと返事をした。
聞きようによっては、それは少し寂しげだ。]



 じゃあ、俺は
 お前と共に吸血鬼になった分、報われた。

 


 
 俺に残っているものが、それだったんだ。
 


[寂し気な声に聞こえた。
 そう思いたかったからかもしれない。]

 … 報われたのか、オレの死で
 





[――― ああ、その理由なら…]

     だったら、仕方ないってなるじゃん…
 


[たまたま攻芸という人間には

友達付き合いとか。
学校生活とか。
満たされる食事とか。
大好きな部活とか。
仲間と掴む勝利とか。

そういう、青っぽくて『今、たのしい』みたいな
現在だけを描く花火みたいな一瞬が
みんなみんな、人間のほうに詰まっていた。]


[吸血鬼として、吸血鬼殺しに生まれ変わったこの身で出来る、残った全てだ。九生屋を殺すことこそ、今の攻芸の居場所だった。]


 …………、 ああ。


[報われたのだ。
攻芸にとっての夢をすべてひっくり返してしまった吸血鬼として生きたこの短い時間が。
なんの無意味でもない時間にならずにすんだ。]


 寂しいよ、九生屋。


[こんなのは、殺しておいておかしいかもしれないが。
攻芸にとってはなにもおかしくない。
九生屋は、殺し合いをしても、ずっと友達だったのだから。]




 ――――― は 、
 


[笑うように息を吐いた後、
 今度は小さな笑い声をたてる。そして、]

 オレも。

 ああ、だから、
 … … 死にたくなかったのかなァ……
 


 ――九生屋。

[か細い声が消えるまで。
その笑い声が、吐息が、みんな聞こえなくなるまで]

 ……もっと色々、なんか、話せないか。
 いつでもはなせるんだから、
 もっとやっておけばよかったけど……

 ミタシュが面白い人でよかった。
 さっきまで、楽しかったから。

 俺がすぐに九生屋をみつけられたら、
 もうちょっと一緒に……

 ………

[みんな殺してしまったあとにいうのも、
どれもこれも、仕方がないはなし。全て今更。
滑稽、あるいはゾッとされるような事。]


 ………………。

[それでも。九生屋が死ぬことには、
攻芸という者のなかには、一抹の後悔もない。
そういう風に育ったのだから。]

 ………――

[けれど友達は、
おそらくやり足りなかったのだろう。]



 いろいろって、
 …そ〜だけどさァ。
 オレ死にかけてんですけど。


 …うん。
 ……―― うん。


 … 一緒に?

[続きを促す声は、心なしか優しめで。]


[続きを促されて]

 ……

 あそべたよな。
 色々。

[殺し合いはもうおわったので。
殺し合いでも歌でもなく。
攻芸はあまり賢いほうではない。
単に寂しいので、つい話してしまってるだけ。]



 っはは、ほんと。

 ほんと。

 ほんとにそうだ。
 




 ゴールデンウィークにさ、
 ここ、きたかったよな。
 


 
 きたかった。
 ……きてるけど。
 



 今はそーいうんじゃないじゃん。
 … あ〜ぁあ…。
 


 
 うん。……そういうのできたかったよな。
 ………。 なんか、あらためて、観覧車、でかいな。
 


 
 ……天気いいから。
 こういう日がいいよな。


[相変わらず、大きな金の月が出ていた。]



 わかる〜、
 オレも来た時観覧車の上ではしゃいじゃった。
 ※マジである。

 …明日も 晴れるといいな。
 


死にたくないんだ…



 あ?

  ……
 


 マニャプィ酒飲んでルニィク炒め食ってくるわ。

[それが発した最後の言葉だ。
 因みにルニィクッ炒めはきちんと発音できなかった。*]


 …………、…………?
 


 え?


[初めてわかるようになった気配が
その瞬間、フッと消えていた。**]




[食ってくる、という事は。
 食って、帰ってくる。という意味でもあり。

 それが通じたかは解らないが、
 まあミタシュに怒られても仕方はないと思っている。]*



[さてこの度キャラソニアに行くことになったのだが、
 基本的なスペックはブルー族と同じで、
 外見は限りなく人に近い種族はもしかして―――…

    異世界チートできてしまうヤツなのでは…?
    ※この世界でもチート気味です       ]



[惜しむらくはもっとミタシュから、
 彼女についての話を聞いておけばよかったという事だ。

 オススメの飲食物がきけたことは、
 それなりの収穫だったといえよう。

 あと酒場での乱闘はOKらしいのでそこも参考に。
 血みどろバトルが繰り広げられれば血を貰うのも難しくない。]



[冒険者だのなんだのは聞いてないが、
 きっと転移先で出会った誰かが押してくれるだろう。

 口汚いスラングも聞けたし、
 "異世界の言葉を話す方法"も、知っている。
 実践されたのは随分と昔だが、
 ミタシュがいった"吸った"という言葉をきいて、
 イメージは湧いたので多分使えるだろう。

 向こうの世界に行っても何ら問題ない気しかしていない。
 転移先初めての出会いガチャでSSRをひければこちらに帰ってくるまで可能だろうが、果たしてどのレベルのキャラクターに会えるのだろうか。

 全ては不明であり未定であり、
 … どんなに九生屋がこちらの世界に帰って来たいと思って、恐らくすぐには無理なのだろう。
 それはこちらにいるミタシュも同様に。]




[戻れたらいいな、と思うと同時に、
 オレが戻るまでいればいいのに、とも思う。

 結局どうなるかなんて、本当に誰も知らない事なのだった。]*
 


  ―――――… は?


[お腹空いたって言ってるでしょ食べ物の話すんな ――…なんて文句を言う間も無く。]


 ……え? 死んだ? いや……、


[九生屋の気配が、フッ と "消えた"。]


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