3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[誰か、と 言われ。行った方がいいと思うのに。
今、自分は動けるのに、相手の名前を聞いて。行くとは言い出せなかった。
とは言え、今、そうとは知らずに向かっている。
考えてみれば、彼がどこに居るか把握してなかった。]
…………、……
――勝手に心配しておきます。
[ 矛盾を孕んだ教師のこえ で ]
……もう!なにしてるんですか!
もっと心配する相手 いるでしょ。
[勝手に、その言葉に くす と笑って。]
『本当に心配いらないんだ、ちょっと見た目気持ち悪いけどね?』
[心配しないでいいよ、と、もう一度。]
|
[ どろりと 校舎を包む闇が 深く 濃く ]
あ、ぁぁああぁ …っ
( さみしいの )
( ここは 冷たくて くらいの )
( ずっと、 ずっと )
[ 熱い魂の叫びか なにか声がしたけど ][聞こえない]
( だから )
ともだちを ちょうだい
あたしに ともだち を
[ ケラケラ と 壊れた哂い ]
(@37) 2010/03/03(Wed) 19時頃
|
ケイト
[苦しそうな、こえ。]
そうだね、『もっとお友達を 送ってあげ』る。
ここ だった の。
[行くためじゃなく、行かないために。
場所を聞いておけばよかった、と。]
いや、
あの、
ちょっと脱がされ……
[困ってた]
そうね、心配しなくちゃいけない子がいっぱい。
[ やみのつめたさも心地よさも 知って いるから ]
え? なに……
自主的に助かってください…!
[ つんとした声 ]
[23秒で見捨てられて、しょうがなく、またバカな頭で考えている。]
しょうが ないね。
[彼を助けるのはやぶさかではない。
本当は 彼女と 顔を合わせにくかった だけで。]
恩に、着てよ ね。
|
( クスクス )
( クスクス )
[ 闇の中で ]
[ 少女が哂う ]
[ すこしだけ ] [ かなしく ]
(@38) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
|
ちょ
最初から、そうやって逃げなよ!
[正論だと思います。]
いや、下手にすると怪我させちゃ、マズいだろうが……。
[意外に気遣いの獣だった。忘れてたのかもしれない。]
じゃあ、今も大人しく待ってればいいだろ。ばか。
ばーか、ばーか!
[少し、八つ当たり。]
……何も してない、し。
何もする必要なかった。
[あまり、見たくないものを見せられただけだった。]
|
[ 闇の中で 熱い魂を 喰らう、 やみ ]
( なまえ、 )
[ はらはらと ][ ひらひらと ] [ 桜吹雪は 彼の 魂の欠片のように 舞う ]
――――― …ター。
[ もう 帰れない ] [ もう 帰せない ] [ もう 逃がさない ] [ もう 逃げれない ]
ヘクター…、…
(@39) 2010/03/03(Wed) 20時頃
|
文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 20時頃
ねぇ、おっさん。
[服の下に、見えた 獣 のような 剛毛。
獣 に 変 わってしまうのだろうか。
自分が 闇 へと 変 じているように。]
おっさんは、ばかなままが、いいよ。
[恐らくは、本人には意味の解らないことを言った。]
文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 20時頃
先生は不細工は嫌いだよなぁ。
[帽子がなくて心もとない……。]
文芸部 ケイトは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 20時半頃
って、バカでいいんかなぁ。
不細工でバカって最低じゃねぇ?
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