3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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そうだな。ばかだ。
しかも 自分の欲望に理由をつけて
かっこわりぃ
[自分の欲望に理由をつけて。
その言葉が、ちくりと、した。
けれどその感覚も直ぐに消える。]
…… ふ。
[最後の言葉に小さく、笑った。]
まだ、欲しいのか?
[渇きはいつまで続くのか……。]
――…… 。
[何かに気付いて、黙る。]
まあ。止めて欲しい時は精一杯罵る事にするよ。
でも、何時僕に降りかかるかも判らないけどね。
[何故、『鬼』の殆どが 好かれた のか解らない。
もしかしたら、次は自分の可能性もある。]
気まぐれ、か。
――…、
[まだ、少し]
……―ーいまは、…まだ。
[罵って、だとか。莫迦だ、だとか聞こえて。
ただそこまでは、上手く頭が回らないでいた。]
|
策士って言っていいよ。
[クスクスと笑って、シガレットチョコを受け取る。 正直、触れられても問題はない部類の本音ではあるし。
…どうみても腹が黒いだけです、どうもありがt(ry
煙草は煙が嫌いなので、これから先、吸う事はないだろうけど。 キャロライナに何か問われても]
気のせいでしょ。
[と、惚ける心算。**]
(657) 2010/02/28(Sun) 02時頃
|
[様子を見る。]
[そして……]
苦しいよな………。
血ならやるから、こっちに来い。
お前の事情は、俺たちのほうが、わかっているさ。
[それは、同じ化け物としての……
鬼としての………もう、同じ舞台にたつものとしての……。]
人間に化け物であるのを見られたくはないだろう?
こっちに来い……。
[聴こえてた話には、苦笑い。]
飲みたいなら飲めばいい?
それがたまたま血液?
ふざけるな。
俺たちをペット扱いでもしてるのか。
――…。
…、バーニィ
[酷く、困ったような顔を、した。
嗚呼。自分は、鬼だから。]
[困った顔に、帽子の奥から鋭い視線を向ける。]
お前のために言ってるんだ。
そうやって、お人よしの血ばかりを吸いたいか?
嫌だろうが……。
[それは同じ衝動をもっているからこその、助言ではあるが…。]
――血なんか
吸いたくない、んだ
身体――勝手に、……
[唇を、噛む。]
[二人の会話に口を挟むことはないまま。
ただ、ぽろりと零れた名前に、低い声の主が思い至る。]
……ああ。
[あのおじさんか、と、ぼんやり思う。
飼育小屋関連で世話になることは多かった。]**
当たり前だ、血なんか吸いたくない。
同じだ。
同じなんだよ。
[その吸ったあとの虚しさも……。]
――……、
……嗚呼、
[そうだ。
そうなのだ。
酩酊の後の、――自己嫌悪は]
……、…―― でも、…どうするんだ。
…血なら、…やるって、謂っても。
お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。
あと、鬼になる決意はついたよ。
お前らみんな、護ってやるよ。
はは はは
はは はは
鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**
――……、
[見えないところで]
[表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]
[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]
……、――バーニィ……
[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]
―屋上から降りた頃―
……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。
[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]
そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。
……今度こそ、そっち戻るよ。
|
―保健室― [ディーンのお人好しではない、との言葉>>696には]
そう? 少なくとも、僕にはないものだよ。
[常の笑みを浮かべたまま首を傾げて。 ディーンやキャロライナ達のやりとりに参加している。
ミッシェルが入ってくれば>>684]
お帰り?
[そういって迎え入れて報告?を聞いていた*]
(705) 2010/02/28(Sun) 11時半頃
|
皆わりと自由だよねぇ。
[聞こえてきた言葉に答えながら、
クスクスと笑う声に、呆れに近い響きが籠もって。]
気にしてないよ。
こっちはこっちで動いてないんだから。
[そろそろ動かなきゃ行けないな、とかちょっと思った。]
ん、対して変わってないよ。
ドナルドとキャロライナが戻ってきたくらいで。
[他はまだ保健室にはいないと言外に言って。]
…待ってるよ。
…… 護る?
[何、から。 誰 から?]
…… な。 ケイトは見つけろって
でも、
黒い染み は ―― 彼女は 何処なんだろう。
―保健室に着く少し前辺り―
こういう時は単独行動した奴から危ないのにねえ。
[声が笑ってしまっているので冗談とは分かるはず。]
キャロ、ちゃんと人と居られる様になったんだ。
……良かった。
[詳細は語らないものの、彼女は立ち直ってくれたのだと知る。]
先生達は……まだ戻って無いんだね。
一番頼りになるはずの人がこれじゃあ、ばらばらにもなるさ。
[そんな他愛も無い会話の後、姿を現しただろう。]
[――…
ケイト。
ケイト。
――それは誰の 名前だったか]
――…、 …?
[思考を途切れさせる、誰かの声。]
―保健室を出て直ぐ―
[ごぼごぼと水の中で何かが暴れるような音。
常とは違い届くのはその音だけ。
問いかけられてもしばらくはその音以外何も聞こえないだろう。]
――ケイト。
……ケイト。
――鬼も
…ケイトを探す?
――何処に居る?
ふざけてる
―――ふざけてる
鬼は、 鬼を、
――鬼。
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