人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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             俺は、化け物だ。







               


[――黙していた、気配が。]




      ――ばけもの  …




[ただひとこと、己に刺すように、
小さく、呟いた。]


[低い声。
 やはり謝罪が聴こえて。訝しげな意識を向ける。
 続いた言葉に思い出すのは赤毛の少女。]



は。
……何、流行ってんの。そのフレーズ。

[この声も、もう一つの声も。聞き覚えがあるような、だが確証はない。]


そう罵って欲しいなら、そう呼ぶよ。

[自虐的だ、誰も、彼も――。]





      ああ、俺は、化け物だ。



   罵って?



        ああ、そうかもな。




 でも、そうじゃない。


[誰かの血を 飲んだのか。
 誰かを 犠牲に して 生きるのが

            化け物 
                     なら。]



     ……どうせ、僕も同じだ。





          罵ってほしいんじゃない。



   でも、罵ってもらえば、やめられるかもしれない。





……    ばかなの?


 




  そうだな。ばかだ。



      しかも 自分の欲望に理由をつけて



           かっこわりぃ


[自分の欲望に理由をつけて。
 その言葉が、ちくりと、した。
 けれどその感覚も直ぐに消える。]


…… ふ。

[最後の言葉に小さく、笑った。]





   まだ、欲しいのか?



[渇きはいつまで続くのか……。]


  ――…… 。

[何かに気付いて、黙る。]



 まあ。止めて欲しい時は精一杯罵る事にするよ。
でも、何時僕に降りかかるかも判らないけどね。

[何故、『鬼』の殆どが 好かれた のか解らない。
 もしかしたら、次は自分の可能性もある。]



気まぐれ、か。




   ――…、

                [まだ、少し]

  ……―ーいまは、…まだ。

  [罵って、だとか。莫迦だ、だとか聞こえて。
  ただそこまでは、上手く頭が回らないでいた。]





     [様子を見る。]




     [そして……]




   苦しいよな………。

        血ならやるから、こっちに来い。

     お前の事情は、俺たちのほうが、わかっているさ。





[それは、同じ化け物としての……
  鬼としての………もう、同じ舞台にたつものとしての……。]


      人間に化け物であるのを見られたくはないだろう?



      こっちに来い……。


 [聴こえてた話には、苦笑い。]


      飲みたいなら飲めばいい?
       それがたまたま血液?


          ふざけるな。


       俺たちをペット扱いでもしてるのか。



         




  ――…。


             …、バーニィ


 [酷く、困ったような顔を、した。
 嗚呼。自分は、鬼だから。]


[困った顔に、帽子の奥から鋭い視線を向ける。]



    お前のために言ってるんだ。

    そうやって、お人よしの血ばかりを吸いたいか?

    嫌だろうが……。



[それは同じ衝動をもっているからこその、助言ではあるが…。]


――血なんか


     吸いたくない、んだ

      
 身体――勝手に、……


         [唇を、噛む。]



わか

 
   ら、ない。

             なんで、お人よし、
  …ばっかり


[二人の会話に口を挟むことはないまま。
 ただ、ぽろりと零れた名前に、低い声の主が思い至る。]


 ……ああ。

[あのおじさんか、と、ぼんやり思う。
 飼育小屋関連で世話になることは多かった。]**




 当たり前だ、血なんか吸いたくない。



        同じだ。



          同じなんだよ。



[その吸ったあとの虚しさも……。]




   ――……、


            ……嗚呼、


  [そうだ。
    そうなのだ。

     酩酊の後の、――自己嫌悪は]


 ……、…―― でも、…どうするんだ。
 …血なら、…やるって、謂っても。




 お人よしの血が吸いたいなら、そうすればいい。
 ただ、そのほうが苦しいだろうと思っただけだからな。




 あと、鬼になる決意はついたよ。



 お前らみんな、護ってやるよ。




  はは  はは  



           はは  はは



    鬼は、やっぱり、化け物になるしかないなぁ。**



――……、


      [見えないところで]
      [表情を、痛みを堪えるようにゆがめた。]

[鬼になりきれない鬼。]
[半端な、黒い染み]

 
    ……、――バーニィ……


[渇く、わらい。
何も、謂えなかった。]


【人】 格闘技同好会 へクター

―体育館―
[人の気配、視覚が失われた分、他の五感が研ぎ澄まされたようだった
 瞑想を解き、目を開けた時、聞こえたのはあの声]

またあいつか?

[ゾワッと全身の毛が逆立ち、殺気立つ]

(680) 2010/02/28(Sun) 08時半頃

格闘技同好会 へクターは、メモを貼った。

2010/02/28(Sun) 08時半頃


―屋上から降りた頃―

……みんな結構度胸あるね、こんな中を散歩中みたい。
ほとんど連絡係に使っちゃってごめん。

[あちらこちらで人を見かけたのだ、
昼に一度戻った保健室とは様子が違うだろう。]

そっちは、大丈夫?
音楽室でまた騒ぎがあったけど、今は落ち着いたらしい。

……今度こそ、そっち戻るよ。


【人】 格闘技同好会 へクター

[目を開け見た先には対峙した少女ではないらしい人影
 脱いだ上着を着ながら、そちらに向かう]

お前も嫌われたのか?

[まだ誰と確認が出来ずに曖昧な呼び方
 普段とは違う呼び方
 下に何かが落ちていても視力が落ちている為に分からない]

あのお嬢は怒らせない方がいいぜ。
酷い目に遭うのは俺だけでいい。

[間近に来てやっと誰か分かり]

なぁ、ジェレミー。

(685) 2010/02/28(Sun) 09時半頃

【人】 格闘技同好会 へクター

……

[ジェレミーの返答は沈黙]

見えてない?
そんな事はねぇよ。

[一歩踏み出した先には死体
 踏んだ瞬間、飛び退く
 そして普段しない目を細める仕草]

誰だ、人形置いたのは?
またヤツか。

(688) 2010/02/28(Sun) 10時頃

【人】 格闘技同好会 へクター

[騒がしい気配、飛び退いた横をサイモンが走り去るのを感じ
 振り返る偶然か、必然か、視力は普段通りに見え
 サイモンとケイトを確認する]

ジェレミー、俺の後ろじゃね、ここから離れろ。
サイモン、こっちへ来い、そして一緒に離れろ。
お嬢、お前は俺が捕まえる!!

[言うと同時に体が自然動き、ケイトを組み伏せよう向かう]

今度はヘマしないぜ!!

(690) 2010/02/28(Sun) 10時半頃

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