3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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ふう、おっさんに興味はないかな。だったらありがたいが。
ま、まあまあ
お茶じゃなくてお水がよかったの?
そうだよね、喉渇くものね!
どういうことなの。
[日誌を呼んでの言葉と状況に重なった。]
うぇ、違 確かに火傷しにくいけ
そうじゃないよ!!
[相変わらず、視線は合わせられない。
もうやめて。
もうやめて。
居た堪れなくて しょうがない。]
…… 知らん。知らん。
[さっきのことが思い出されて
聞かないようにしたかった。]
[問いかけに 先程が思い出されて、厭なのだけど。]
…… いやうん。
[この会話には女性も居て。
日誌の内容、ケイトからの悪ふざけは性的なものが多い。この闇が彼女の闇を反映してるなら、と。]
…… まあ、皆思い至った、だろうけど。ね。
――嗚呼
……、
[少し、黙して。]
……、そう だな
確かに ――そうだ。
[しばし沈黙、して。]
―― ……まあ、仮定して。
それなら、防音がそこそこある所か、
人が来ない所か出入りの少ない場所。
[それなら3階だろうかと思うも。]
用具室って、あんまり高い所に設置はされないよね、とか。
思ったん、だけどね……。
[あとは、外からも見えないように、窓の無い所。]
用務員 バーナバスは、除草剤を受け取った。**
2010/03/04(Thu) 19時半頃
[ わずか眉根をしかめて ]
用具って、なんの用具なのかしらね?
体育用具かと思ったら、それだけとは限らないみたいだし。
約30年か…
校内見取り図、みたいな。
公的な資料は期待できないかもね。
…校長先生でさえ、手紙、隠してたんだもの。
きっと事件の痕跡は極力残さないようにしたんでしょうね。
[お祖母様が、小さく語尾に添えられた、呟き]
…――…、
用具、か。何処だろうな。
……
何処ぞの 準備室、とか?
…埋められてるってことは ないと思うが。
[最後の呟きは聞こえない振りをした。
踏み込んではいけないだろう、し。
もし踏み込むのだとしても それは、自分じゃない。]
ん、今なら教材室もある種用具室だし。
30年……
[自分が今まで生きてきた倍近い年数。
想像がつく様で、出来ない。]
そ っか
見落としがあればいいんだけどね……
水周り関係は、よほど大きな改装が入ってなければ
変わってないと思うんだけど
……やっぱり、
考えてるだけじゃどうしようもないわね。
とりあえず行ってみようかな。
他の子たちも気になるし。
そ だね…… こうしてても、
想像に過ぎないし
[でも、と。]
何か、火、持ってくか……
そこの嫌われてるおっさんと居たほーが、いいんじゃ。
……、
見ていくしかない、か。
……―――用具って、
なんの用具だろうな…
『受け容れたって いいんだけどね?』
[くすり 闇が、囁く。
少しずつ、また、濃くなって、いく。]
そうね、行くのは少しあとで。
折角だから、マーゴさんに、お話聞いてみようかな。
|
― 南棟一階廊下 ―
そっか、植物だから、除草剤、利くのかな。
[ドナルドからそれを受取って蓋を開けようとしたとき、ケイトが駆け出した。]
あ、おい…
[つられて駆け出すセシルをついおっかけてしまった。]
*末吉*
(275) 2010/03/04(Thu) 20時頃
|
…… そう。
僕は
[保健室は違うと思う、と思いながら。]
取り敢えず、一階をまわってみよう、かな。
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