122 BAR: a returnee
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[猛り切った雄に与えられる刺激と、響く卑猥な音が欲を煽る。
勝手に揺らめく腰を抑えたくても、体は言う事を聞かずに
もっと、と無意識に望んでいる。]
ア、ぁ こっち、見るな…、っばかまどか
[こうなることを望んだものの、いざそうなると、
死にたくなるほどの羞恥に襲われてつい悪態をついた。
顔をソファの背凭れへと向けてマドカの視線から逃げる。]
──はっ…、ん ぅン !
[ゆるりと与えられていた刺激は段々と激しさを増し、
抑えていたはずの声も酷くなっていく。]
[快楽でぐらぐらと揺れる感覚と、どこかへ落ちるような錯覚。
手は自然と縋りつくものを探して、マドカの髪の毛に触れる。
ふわふわの髪の毛を引っ張ったちょうどその時、]
ひっ──!!
[愛撫は前だけに留まらず、
ぬるりと後孔に押し込まれる何か──マドカの指。]
んな……! そ、なとこ、さわるな……!
[足を閉じようとしてもマドカの体を挟むだけ。
思わず上半身を起こしてマドカへと抗議の声を投げるが
聞き入れてくれるはずも無く、ゆっくりと中へ指を押し込んでくる。
勿論そんなところを触れるのはマドカが最初で、
奇妙な感覚に入り込んで来た指を強く咥えてしまう]
ゃだ、 いやだ、こわい、
[慣れないハジメテの愛撫は痛いのに、そこに快感を
見出してしまえばふるふると頭を振ってマドカに訴える。
涙で歪む視界には、自身を咥えて揺れるマドカの黄色い頭。
髪の毛を掴む手に力を込めて引き離そうと引っ張るも、
引き離せるほどの力が出ない。]
ンぐ……ぅあ、 や、ぁ……、
[マドカの口淫と、後ろに与えられる刺激に翻弄されて喘ぐだけ。]
う、く ア あっ、も、だめ ……っ!
────あ、あぁっ!!
[強い快楽に襲われ、湧き上がる欲をマドカの口へと吐き出した]
はっ……は、ぁ はぁ…
[白濁を吐き出しても、体の中には熱が燻り続けていた。
気持ちが良くて、既に死ぬような心地なのに
この先があるのかと思えばほんの少しの不安。
乱れた息を浅い呼吸を繰り返していれば呼吸は落ちついて行く。
涙で濡れた瞳でマドカを見れば、ごくりと飲み下す姿。]
ほ……んとうに、飲むな、そんなもの吐き出せ……!
っばか……!
[美味いものじゃないだろうに、まさか飲んでやるというのが
事実だとは思わずに、震える声で小さく罵倒。
マドカの視線に耐えられずに視線を落とせば、
ズボンの前を押し上げるマドカの怒張が見えた]
………俺も、した方がいいか…?
[慣れているであろうマドカとは違い上手には出来ないだろうが。
与えてもらった分は返さなければと、体を起こし、
迷いながらもするりと手を伸ばした]
[口の中に勢い良く吐き出される白濁を、ごくりと喉を鳴らして嚥下する。
苦いような甘いような、不思議な味。
最も甘く感じるのはヴェスパのものだから、なのだけれど。
罵倒にはにやりと笑って]
最高のカクテルだったぜ。
[口端に残る分を指で舐めとりながら。
自身の下腹部へと伸びてくる手を奪い取り]
………舐めて。
[これからヴェスパタインの中に入るイチブツだ。
なら彼の口で少しで滑りよくしてもらおうと、
すっかり勃ち上がり鎌首を擡げる凶悪なそれを見せつけた]
[舐めて、と言われて小さく頷く。]
(……………これを、口で…………?)
[だが、目の当たりにした生の雄に、いや無理だろう、と
僅かに残る冷静が訴えた。
やっぱりやめる、と怖気づいてちらりとマドカの顔を見やるも]
………。
[マドカの表情から無言の重圧。
いっそこのまま逃げたかったが無理なのだろう。
とりあえず、意を決してまずは先端をぺろりと舐めた。]
そんな顔をしてもダメ。
[目線で訴えるヴェスパタインにふるり首を振る。
口元へと雄を押し付ければ、ようやく観念したように彼の唇が開いて]
……………ふっ。
[ただ舐められただけだというのに、
まるで電気が走ったみたいに甘いしびれが掛け登る]
もっと、アイス舐めるみたいにさ。
オレがさっきしてやったみたいに、してみて。
[良いこと、長い髪を撫ぜながら、優しい声を落とす。
半端な刺激にますます熱を持つ雄を自分の手でこすりながら。
もっと……と、甘えるように強請った]
[耳に入るマドカの優しい声に少しだけ安心するが、
やってもらってる最中はあまり自我が無く。
思い出すのはやり方よりも与えられた快楽だけ。
また熱が篭る気がしたがそれを無視して、
こぼれる唾液とマドカの先走りも一緒に舌で絡め取りながら
言われた通りにアイスを舐めるように全体を丹念に舐めあげる]
……こ、う?
[上目でちらり。]
そ、う……。
いいよ、ヴェスパ……。
[自分の雄をヴェスパタインが舐めているという事実だけで、
ともすれば達しそうになるのをぐっと我慢する。
緩い刺激もこれはこれで結構クるものがあるなあ、なんて思いながら。
見上げる視線には好きだよと、声に出さず唇だけで紡ぐ]
これぐらい濡れれば、いいかな。
もういいよ。ありがと。
[唾液と先走りとで、
十分に準備できたのを確認すれば口から話すように言って]
それじゃメインイベントと行こうか。
[ヴェスパタインを組み敷き、割開いた膝の中に身を滑らせて。
先ほど濡れ解したつぼみへと、凶悪な雄をぴたりと押し付けた**]
[下手くそな舌遣いでも、いいと言ってくれれば
嬉しいと思ってしまう単純な心に、内心で苦笑。
時折ぴくりと震えるマドカをもっと悦ばせたくて、
亀頭をちゅ、と唇で挟むが]
………もういいのか?
[制止を受けて、素直に口を離す。
自分の唇と、マドカとが細い唾液の糸で繋がったのは一瞬の事。
まだイってないのに途中でやめると言う事は、
やはりダメだったのかとしゅんと落ち込む。
すこし不貞腐れていれば、ソファへと押し倒される]
え、あ なにを、 ……──!
[後孔にぴとりと当たる熱い、それ。
無知だった男同士のやり方を、うっすら理解する。]
む、むり……いやだ、絶対、むりだろ……
[多少ほぐれたとはいえ、そんな場所にそんなモノを
押し込まれるのは初めての事。
すんなり入るなんてことはまず無いだろう。
未知の体験に小さく肩を震わせた]
だって、俺トレイルより年上だもん。
――――、恥ずかしいだろ。
[思わずぷい、と顔を背けた。
出来れば心の中だけにしておいてほしい。
……恥ずかしがる姿を毎回見たいのなら
言えばいいのだけど、きっと悶えてしまう。]
……嬉しいな。
ずっと二人がいい。
[願わくばこの関係が続きますように。
このままシートでゆったり過ごすのかと思ったが
ワンダーランドは閉じるようだ。
甘いキスを受け取って、あぐっと優しく食む。
すっかり慣れたキスは何度しても気持ちいい。]
戻る?
[少し名残惜しそうに席を経つと、
先ほどとは別の意味でふらつきそうになる。
自分だけ気持ちよくなってしまったが、
トレイルは……どうなんだろう。
しかし猫なので自分からは聞かない。]
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―カウンター―
んー。
[手を引かれてカウンターに戻ると席に戻り、 眠そうな顔のままくってりと座る。]
(42) 2013/05/05(Sun) 00時頃
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[>>41 トレイルが戻ってきたのを見て、 アルコール瓶の横に並ぶ時計に視線をやる。 そこでようやく、賭けが何時頃から始まったのか、 確かめていなかったことに気付いた。
それほど長時間ではなかった気もするが、 ベネットやマスターと話しているのが楽しくて 時間が短く感じていただけかもしれない。]
おかえり。 サミュエルも落ち着いたようで良かった。
[ベネットの話>>1:208をふと思い出して、 今度は別の意味で大丈夫だろうか、と思ったが。 流石にそれを口にするわけにもいかなかったため、 フルーツをぱくりと口に放り込む。]
(43) 2013/05/05(Sun) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2013/05/05(Sun) 00時頃
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[サミュエルとトレイルが戻ってきたのを見れば、笑みを深める。 あからさまにそちらを見ないのは、一応の気遣い。]
賭けって…誰の勝ちかな?
[マスターが言うほどには長い時間ではなかった気がする。]
(44) 2013/05/05(Sun) 00時頃
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