人狼議事


54 CERが降り続く戦場

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 ―――壊してしまっても構わないわよね?


[水鏡さえ揺らし始める天狼の力の震えに感心しながら]

お前さんは狼だ。
自然の守護神…。

自然の本能の赴くままに。

己の力を使うがいい。

[陽気な酒場のマスターではない、獣《ベースティア》が低く笑った]


 そう…だよね…。
 自然の再生には破壊が必要だもの…。

 いっそ滅びてしまえばいいのよ…。


……―――……


(ドリーマー?)

[ふと何かを感じたのだろうか。]


っ。

[突然かけられた言葉に、微かに動揺が走る。
アックは意識に語りかけられる…だとすれば、今の「会話」も聞かれたかもしれない。
…『彼女』に対する危険を増やすわけにはいかない。
もし聞かれていたなら…キャストに手を出すのは気が進まないが、この手で…。
アックの声に返答せず、そんな事を考えていると]

―――やめて、ヤニク。

[『彼女』の声が…意図してアックにも届くように発された彼女の声がした]

…な…!
『記憶の雫<メモリア>』! キミはまだ懲りて…!

―――大丈夫よ。
 彼に害はないわ…私が言うのだから、間違いないでしょ?

それはそうだが…!
しかし、情報の漏洩元が増えるのは…!


―――もしそうなったとしても、貴方が守ってくれる。
 だから大丈夫…ね?

…ちっ…。

[呆れたような舌打ちが、意識のなかに響いた]


【人】 漂白工 ピッパ

[―――――倒れ込んだ女神に、もうこの事態を切り開くための力は残されていなかった……]

(1326) 2011/06/05(Sun) 23時半頃

(やあ、君にも相棒が居たんだね
 いや、すみにおけない)

[いつもと同じ言語を使い、彼らの声に返す。]

(…………どうやら尻にしかれてるようだけど)

(はじめまして?
 ゛記憶の雫゛
 僕の事はしっているかな?)


[―― それが、自然の力、"天"の災厄を司る"狼"。

 ――― 天狼の彼女の本来の力の一部。]


【人】 漂白工 ピッパ

[――――――――否。

ただこの時に際して、運命《フォルトゥナ》は、一度だけ声を発した]

『栄光《グロリア》が……潰えようとも!
今日この時に成した事は無駄にはならない…!

その足掻きは徒労に終わらない!

今この時に成した事によって……!世界は、運命《フォルトゥナ》は、《過去》の栄光《グロリア》は、世界の何処かにあり続ける…』

(1330) 2011/06/05(Sun) 23時半頃

!!!!!

゛アリス゛!!!!

[僅かに感じた覚醒の気配!
けれども、また

また僅か ゛届かない゛]


(ホーライ・プレカーリー…… 君は)


 ねぇ――上手に出来たかな…?…パパ…?

[姿なく届く声の主。
記憶が混乱している彼女に届くその獣の声は、父に似た声で…。
だから、その声に従うのは、とても心地よく…。]


【人】 漂白工 ピッパ

『たとえ《Front》が、《Rebirth》がこの雨に飲み込まれようと世界は終わらない! 真なる太陽が《虹》を取り戻す運命《フォルトゥナ》を、私は世界の果てに見て待とう……』

『私の運命《フォルトゥナ》の残滓は閉ざされし聖地の中に…』

[その言葉を告げて、女は揺れ動く大地の中で意識を失った]

(1333) 2011/06/05(Sun) 23時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/06/05(Sun) 23時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[崩れゆく世界の中で、女は朦朧とする意識を押さえながら起き上った]

(1337) 2011/06/05(Sun) 23時半頃

[パパと呼ばれれば苦笑しか出来ないが、あながち間違いではない]

まぁ人間から見たら近い存在かな。

ああちゃんと自分の意志で力を動かせたんだな。
上出来上出来。

最初は哀しいかもしれんが、森の仲間達はいずれ感謝するだろう。

[全て崩壊した後に天狼が慈しんだモノが残るとは思っていない。
最終的に獣が全て滅ぼすから。

だが今はそれを伝えはしない。

利用する為ではなく、純粋に天狼が己の意志で動くように、応援するだけ。

対峙するその時まで]


 うん、大丈夫だよ。皆いつか死んじゃうもん。
 それが、少しだけ早くなっちゃっただけだよ。

[褒められると、嬉しそうにその言葉を続けて]

 そうだよね。世界が再生できなくなるほどに死んじゃってからじゃ遅いよね。
 今なら大丈夫だよ!ちゃんと世界が再生できるもん。

[壊れた笑いを続けるが、落ち着いたその時は更なる絶望が襲う。
それでも、今はただ嬉しそうに笑い、舞い踊る。]


【人】 漂白工 ピッパ

なんだこれは!! 一体何が起こっている!?

[女は右の赤い瞳で周囲を見渡しながらやたらに大きな声で叫んだ]

時空歪《クロノノイズ》が…… クラス18…19…20.03!?
2ケタ越え《ダブルデジット》どころじゃあない!!

くそっ、なんだこのザマは!?
このままでは《Front》そのものが……!

(1339) 2011/06/06(Mon) 00時頃

…アック、もし『記憶の雫<メモリア>』が私の中にいると他言したら…そのときは…。

―――ヤニク!

…万が一のときの話だ!

―――そうはならないから、そんな話は必要ないわ!

…勝手にしろ!

―――…えぇ、はじめまして。
 貴方のことももちろん『記憶』してるわ、アックアッツォーネ。
 貴方のことも、アリスのことも…全ては『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)のなかに…

…メモリア、それは…!
キミは…! 何処まで…!! 無計画なんだ…!!!
私が何のために…!

[ヤニクが珍しく感情を表に出し、怒鳴りつける]


―――『万物の記憶<ユニヴァース・メモリー>』(私)を『記憶の雫<メモリア>』と呼び、『万物の夢<ユニヴァース・ドリーム>』(貴方)が『夢見人<ドリーマー>』と名乗っているのか、わかってるのか!
 でしょう?
 もう聞き飽きたわ…。

…!!!!
…ッ! …ッッ…ッ…!!

[結局全部言ってしまったらしい『彼女』に、ヤニクは言葉も出ないようだ。

…そう、夢見人<ドリーマー>とは仮の名(名前ではないが)であり、記憶の雫<メモリア>も同様だ。
夢見人<ドリーマー>としての彼は、大局に現れるヘンジンとして通っているが、本来の彼等の名…『万物の記録<ユニヴァース・レコード>』は、その実在をほとんど知られていない。
それ故の仮の名だったのだが…]


【人】 漂白工 ピッパ

くそっ!! 貴様らぁ――――っ!!!!

[女はこの鳴動する大地の中でも地に這う事なく立位を保っている。地にしがみつく修道女然とした女の襟首を掴みあげた]

貴様!!なんだこれは!!今何が起こっている!?
答えろ!!

[彼女が答えようと答えまいと]

あいつの仕業か…!
この星だけ潰してももうどうにもならないかもしれないが…

[天狼である彼女を睨みつけ、近くに僅かに残っていた細剣の束を召し上げ、手に収めた]

(1352) 2011/06/06(Mon) 00時頃

[そう…つまりは、今までヤニクの語ったことはうそではないにせよ、本当ではなかった、ということだろう。
ただの観劇者などではなく、自分も役目と目的を持って『舞台』にいた。
大局をの間近に身を置き、己の…彼女の害になるようなことがあれば、即座に対応できるように視る…それが、ヤニクの役目]


【人】 漂白工 ピッパ

くそっ……!
散々我ら超上位種《エルダーロード》に抗った結果がこれかっ……

いいか良く聞け!!五分ほどとはいえ力ある者は去れ!
無き者はおとなしく滅べ!
そして……《闇》はこの場にて、永遠に消えろっ……!
《Front》が飲み込まれるより早く、ここを潰す!
今度こそ邪魔はさせんぞ!!

[周囲の人間に向けて叫び、飛んだ]

(1368) 2011/06/06(Mon) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

『そう、因果の糸があれば《過去》の《栄光》が――道を開く』

『そして、運命《フォルトゥナ》は宣言したのだから。《運命》は変えたいと願うものを変えるために。《運命》と《栄光》が選んだものは――まだ死ぬ定めにない』

(1371) 2011/06/06(Mon) 00時頃

(やっ ば!?)

(二人とも!
 君たちの事を他言無用にするのはもちろん了解するよ
 君《記憶の雫》の知識を悪用されるのは僕にとっても本意じゃないし
 二人のやりとりも聞いてて楽しいしねっ)

(それでもってドリーマー
 先ほどの約束を覚えているかい?
 僕さ 今が
 本当に困ってる時なんだけど)

(つまり 何が 言いたいかというと)


(助けてえ!!!!)


怒りに震える事も嘆く事も悼む必要もないのにな。全て終わるのに。

[命があるから、形があるから、想いがあるから苦しむのだろう。

獣からすれば与える終焉は獣なりの慈悲かもしれなかった]


語りかけろアック!
今ならキミの『言葉』が聞こえるはずだ!!


【人】 漂白工 ピッパ

[戦乙女の目には、ヒーローも彼が助けた修道女ももはやまるで映っていない。ただ剣を取って遥かな上空へと跳躍した]

やっぱりだ……完全に降る雨が黒くなっている!!

これはもう、この宙域だけでどうにかできる問題ではない!
くそっ、なんたる失態だ… どの面下げてイクスペリヤに戻れようか…

だが、それならばそれでせめて……

[呟く顔の先に、ふと光が漏れる。

――天の梯子の上で、少女が歌っていた――
空間が、割れる。

もう時間の余裕などはとうに過ぎていたのだが]

『運命《フォルトゥナ》は、栄光《グロリア》を信じている』

[彼女が成すべき事を為すまで、その様子を見守り、動く事はなぜかなかった]

(1390) 2011/06/06(Mon) 00時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/06/06(Mon) 01時頃


始めたり止めたり、忙しいな。

[混乱する天狼の声が耳に届く。
獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]

慌てるな、お前が悪いわけじゃない。
お前の大切なものはまだ生きているんだろう。
だったらそれを守ることだけに集中しろ。


ピッパは、オスカーに話の続きを促した。

2011/06/06(Mon) 01時頃


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