158 雪の夜に
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― 朝凪亭 ―
……。
[子供が水を撒いている。 意図があってそうしたのではなく、零したのだという事は、一目瞭然である。 その様を、心配する言葉ひとつかけず、見守っていた。 笑顔の一つなく、無気力にぼうっと裏口前に佇む姿は、子供からすればお化けの一種にすら思えても、おかしくはない。]
魚。
[子供が、桶を手にとったところへ、声をかけた。]
中にいれた方がいいなら、開けてくれ。
(85) 2013/12/22(Sun) 22時頃
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ヒューは、ハナをうつろに見据えたまま、一歩だけ後ろに下がり、扉の前に空間を作った。
2013/12/22(Sun) 22時頃
――
[子供が少し口をとがらせたような、
何故か決まり悪そうな小声が零れた。]
……狩りも出来ねー位よぼよぼの爺さんになったら、また来る。
つった所なら、あるけど。
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[井戸桶と男の姿を見比べて、少女は大きく頷きました。 表情に現れているのは確かな決心。 なるほど、彼女にとっては大変勇気のいることだったようです。
中身を失って軽くなった井戸桶を抱えて小走りに。 ハナはヒューを大きく迂回して扉に取り付き蹴開けると、目前にある男の姿に今更驚いて、一歩二歩三歩と後じさりして、こけました。]
(86) 2013/12/22(Sun) 22時頃
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[子供が扉を開けるまでの一部始終へ、大きく迂回する様子までも含め、視線を送り続けた。 子供が蹴開けた扉に、ヒューは使えない腕のついている方の肩を引っ掛けた。 後ずさりの後、転んだらしい子供をまたぐようにして、幽鬼が如く朝凪亭の裏口から進入したヒューは、魚の入ったカゴを、いつも指定されている場所へと、ゆっくりと、置いた。]
(87) 2013/12/22(Sun) 22時頃
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―翌朝―
[朝凪亭は宿でもあるだけに、早朝から忙しい。 前の晩に仕込んでいたスープと魚のフライとで朝食の準備をし、起きがけの客を待っていた頃に、不穏な噂があちこちから届いた]
サイモンが死んでる?それも……
[話に聞くサイモンの亡骸の様子は、酸鼻極まるという感想が正しいように思えた]
どういう事だろうね、全く…朝から。 死んでまで人様に迷惑かける奴だねえ……
[あながち冗談でもない悪態をついて、ふとスープをかきまぜる手が止まった]
………まさか、ねえ……
(88) 2013/12/22(Sun) 22時頃
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ああ……、
[>>79 あの人もまた町を去った一人だ、 あのことが起こる前の記憶は、もう酷くおぼろげで、 いつだって思い出すのは、己の痛みばかりだった。
死ぬまで離れることはない、 その言葉に思わず零れたのは]
そう、 ……この町を愛してらっしゃるのね。
[そんなお定まりのような言葉。 自分がその理由かもしれないと、 ふと過ぎった感傷を否定したかったのかもしれない]
(89) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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ああ、お客さん。朝、食べていく?
[階段を下りてきたヤニクに声をかけたが、スープを一杯所望されただけだった]
……あいよ。ちょっと待ってな。
[お望み通りにスープを出し、空になった器を残して出ていく彼の姿が早朝の町に消えるのを眺めていた]
(90) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[目の前の無邪気な少女。 その存在こそが彼が歩んだ年月の、 ――幸いの象徴であるはずなのだから]
ご用事があるのなら、 お邪魔してはいけませんわね。
[>>84 不器用な言葉はかすかに記憶を揺さぶる、 確かに彼は、なにもわかってはいなかった]
……私も、 年頃の女の子の気持ちなんて、 もう思い出せませんわ。 それでも、お嬢さんはお付き合い頂けるかしら?
[そして教会の門をくぐる]
(91) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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船が着いた次の日にこれとは、あいつらついてないもんだねえ……
[軽くぼやくようにして、いつもよりざわめきの絶えない1階のテーブル席を眺めて、今日も変わりなく仕事を続ける。]
ああ…ご苦労さん。そこ置いといておくれ。 ……どうだい、外はずいぶん騒がしいかい。
[いつもの通り、裏口から入ってきたヒューにそう声をかけて、魚のかごを受け取る>>1:87。]
(92) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[拗ねたような口ぶりが、
かわいらしいと言ったら彼は不本意だろうから、
零れたのは小さな忍び笑いだけ]
そう、故郷の土地はなくても。
あなたには、
……ちゃんと帰る場所があるのね。
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[裏手からの、何かの物音に想像した図は、 せっかくの魚介が裏口にぶちまけられているという 目も当てられない凄惨な光景だったとか。]
……まさか、なぁ……
[こてりと首を傾げつつ、ひょいと顔を出す。 何事もなければそのまま引っ込めるが。]
(93) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[薄く積もった雪のお陰で、少女は無駄な負傷を作らずに済んだようです。 ごろごろと桶を抱えたまま二度三度転がって立ち上がると、付着した雪が身体から滑り落ちていきました。 遠巻きに、女将さんと男のやりとりを見つめます。]
(94) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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……多分、そういうんじゃねぇよ。
[人の間で人を喰い殺す狼が、
そんなに長くを生きられるとも思っていないし、]
そいつらの仲間になれる訳じゃないしな。
[きっとそれは叶える心算のない約束なのだ。]
旅から旅への根無し草だよ、俺は。
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>>89
[この町を愛している、そんな言葉に苦笑いを零す]
――……この町を愛している。 そうなんでしょうね。
[それは当たり前のことであるけれど]
少し、違うかもしれません。 そうですね。あの船をこの町が歓迎するのは、 一年たっても、いえ、幾年たっても、
この町は、変わらず、待っている、と、 ただ、
そんなところです。
(95) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[ダーラに声をかけられ、ゆっくりと顔を上げたヒューは、はい、と陰気な声で返事をした。 床に尻もちをついているハナへ、一度目を向けてから、カゴから棒だけ引き抜いた。]
ご存知でしたか。
[無論、それは外の騒ぎの事についてだ。 けれど、ダーラならば当然だろうと思った。]
はい。 多分……ある事ない事、皆噂してる頃だとおもいますよ。
……あねさんも、どうぞ注意なさってください。
(96) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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>>91
はい、これでも町の爺ですから。
[聖鏡のことを思い出して、小さくため息をつく]
ええ、是非お願いいたします。 この子は物心着く前に母親たる人をなくしてしまいましてな。
[赤ん坊の面倒を、いきなり年配の男がみることになったのだ。 その苦労は定かではない。 と、いっても、もう、若いものは知らぬ事実だ]
でも、もう、いまは、立派な乙女のようで。 の?
[ホレーショーとの仲は多分、そのような仲なのだろうと老人は、思っていたが、実際は、よくわかっていない]
(97) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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ティモシーは、この時ばかりはソフィアをちらと眺め、目を細めた。
2013/12/22(Sun) 22時半頃
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そりゃあねえ、ここに立ってりゃいやでもその辺の噂話は聞こえてくるよ。やけに騒がしいとは思ってたんだ。
まあ、気をつけとくよ。変な噂がたったら、下手したらうちの店の評判にまで響いちまう。 しかしまあ… そうだね。昨日の今日でついてないこったね。
あんたも気をつけとくれよ。
[ヒューに向けて、魚をとりだしながらそう声をかけた]
ハナはちゃんと仕事やってるかい?
(98) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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はい。用心してください。
[痛むのか寒いのか、無い方の腕を、無意識に何度かさすった。 ヒューは、裏口の傍に置かれていた、空になった持ち帰るべきカゴを手にとり、棒に引っ掛けた。]
あの……。
[遠慮がちに、ヒューは、ダーラに対して続けた。]
仲間には、美味いものを振舞ってやってくれたら、嬉しいです。
[昨日の今日で、と言ったのは、エレクトラ号の船員のことを指すのだと、ヒューは思った。 彼らを迷惑がって追い出すような事はしないで欲しい、という願いでもある。]
(99) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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[ヒューは、言葉だけでも自身の心配をされると、意外そうに目を瞬いていた。 微かに笑って、「はい」と答えた。 それから、ハナの事へ話しが移ると、自然、視線は桶を抱えている子供へ向いていた。]
ああ。
……。やってるんじゃないですか。 俺が来たから、仕事を中断させたかも。
(100) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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―朝凪亭― [女が部屋から降りてきたのはいつもの船での 起床時刻を大分過ぎてのことだった。 雰囲気がいつもと、何か違う。 ざわざわと人々の潜む声が絶えなく聞こえる感じ、 昨日の宴の席でもあったような、あの感じだ。]
……なんかざわざわしてるねえ。 今日は何かあったんだったっけ。
[欠伸を噛み殺し、はねの残る髪を撫でつける。]
(101) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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[>>95 女の紅い口唇は、 一度ふるりとわななき震えた。]
変わらず、……待っている。
そう……、 お優しいのね。
[それきり何も言葉は出ない。 ただ震える指を握り締めて――、
続いた言葉に吐息と共に、 胸に詰まる何かを吐き出した]
(102) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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まあ……、 それは大変でしたでしょう。 でも、きっと良いご家族に恵まれたのでしょうね。
立派なお嬢さんですもの。
[>>97 彼が揶揄するのとは別の意味で少女を見やる、 彼女の母の夭逝は、 幸いの中の不幸であると疑わずに。
彼の上に過ぎた年月が幸いであることを、 女は何ひとつ疑ってはいなかったのだ*]
(103) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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いいじゃないの。
いつか帰るかもしれない、
そんな場所があると思うくらいは、きっと
……生きる理由に、なるでしょう?
[それは酷く人間らしい思考だと己自身そう思った]
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ああ、気をつけるよ。こっちは従業員も抱えてるんだし。
[籠を持って帰ろうとするヒューに振り返らず答えたが、ふと後ろを振り返って怪訝そうな顔になった]
うん?ああ……そうだねえ。 その辺はあんたが心配しなくてもいいさ。金払ってくれるならちゃんとした客だし、 それに……噂みたいに人食い狼なら、宿の飯なんて食うもんかね。
………あ、いや。そういう噂だってだけ。 まあ、余所からの連中をいちいち気にしてちゃあね、その辺はさ。
(104) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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>>102
[婦人の様子がやや、変わったので、首をゆるく傾げる]
優しいだけだと言われました。
[ジェリーが行ってのち、もちろん、縁談の話がなかったわけではない。ただ、付き合ってみても、面白みのない彼は、若い頃はてんで、だったというだけだ]
(105) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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そう。ちゃんとやってるならいいのさ。 まだまだ遊びたい年頃だろうけど仕事の分はきちっとしてもらわないと。
[腰を手に当てて、扉の方向を見てため息をついた。]
ああ、セレスト。お早う。
[カウンターの向こう、酒場の方に視線を戻して軽く挨拶した。]
どうもこうも、サイモンがくたばったってさ。 死に方までご丁寧に狼に食われたみたいだって。 しばらくは無暗に外に出ない方がいいかもね。
(106) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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[怪訝そうな顔をしているダーラに反して、ヒューはほっとしたような顔をしていた。]
……そうですか。
はい。 噂は噂ですから。
(107) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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>>103
ええ、わしにはもう、この孫娘しかおりませんですがの。
[雑貨屋の店の中、泣き声はいつも背中の上に。 それから大きくなって、大変だとわかると、自然に家事をこなすようになった孫娘。
そう、感謝している。彼女がいなければ、老人の人生は本当に寂しいものだっただろう]
じゃ、わしは神父様のところに行ってくるよ。 ああ、ご婦人、失礼しました。
ティモシーと申します。こちらはソフィア。 貴女のお名前は?
[そして、名を尋ねた**]
(108) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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そうそう。噂だもの。
[朝食を食べ終えた客向けにコーヒーを淹れながら、ぽつりと呟いた]
まあ、噂だから馬鹿にできないってことも結構あるもんだけど。
[結局のところ、一番大事なのは宿のことなのだ。だから、この件に関してもそれに尽きる。]
早く片づくといいね。
(109) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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[ハナの話題と共に、彼女がついたため息には、何も言わずにおいた。 ダーラの居る位置からは、セレストが見えているらしく、挨拶をしているのを聞く。セレストにダーラが向けた言葉で、死んでいた男が「サイモン」という名前だったと知った。]
……そうですね。 何事もなければいいなと、思います。
じゃあ、俺は、戻ります。
[忙しく働くダーラに、声をかけた。 来た時と同じく裏口から出ていこうとして、再びハナと対峙した。]
(110) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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