54 CERが降り続く戦場
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《6666》の《言の葉》のかわりに。
どうぞ《干渉》しないで下さい。
《私》の《存在》において。
[その言葉通り、栄光《グロリア》は6666の言の葉を紡ぎ続けた。
その中に《陽》を二つに分け、力を託す件もあったが、獣は黙ってそれを聞いていた。
そして《6666》の代償を聴き終えると]
《負》の言葉以外をこれほど長く貰ったのは初めてだな。
いいだろう、今はその勇気と知恵で俺に向かって来たことが気に入っている。
気分がいい。
今ならその願い聞き届けてやる。
[獣は調伏された訳でも、撤退した訳でもなく。
ただ栄光《グロリア》が気に入ったと言うだけで与えられた蝕《デーフェクトゥス》で《潜む》誓約をしたのだ。
全て獣の気紛れ。
一度くらい栄光《グロリア》と戦っても良かったけどな。
[獣はもう一度欠伸をしてそう呟いた**]
[うとうとする中で僅かに力を増した天狼を感じ取る]
少し力目覚めたか?
無理すんなよ。
今そこで暴れたら、他の連中に殺されるぞ。
まだそこまでの力は戻って来てないからな。
[あふっ、と欠伸ひとつして忠告だけはしておいた**]
本当に見ていたら、「何かあったか」などと聞かないだろう?
[見てなどいないさ、と溜め息混じりに答え]
…なるほど、それが『もう一人の彼女』…か?
これで彼女のチカラがどうなるか…楽しみにさせてもらうとしようか。
[当の本人が今、着衣程度のことである種の危機に瀕しているとは思いもしない]
ハイー オァ ポ ハウ
(それもそうか)
[ドリーマーの言葉に、あっさりと笑うように肯定をした。]
ホギ ポロ ヴァウロイゥ
(さてどうなるかな)
パイー ト ”アリス” ラ ポプヒエ レオァ
グロトグギ プイーイゥガ ピヴァ エエ…
(これがアリスの覚醒にも繋がってくれると良いけど…)
ロ ”天狼”
(天狼か)
ジャプ ラ パガ ソ アジャイギロエ ピヴァ オェゴエヴォ
(僕のことは覚えてないみたいだけど)
あ、そうだそうだ。
[うとうとしていたが、ふと《Rebirth》を望む者の存在を思い出し、起き上がると水鏡の淵を叩き呼び掛けた]
忘れてた。
超上位種《エルダーロード》が何か面白い事になってるぞ。
栄光《グロリア》の対となる運命《フォルトゥーナ》が出て来てる。
[楽しそうにそう告げて、何があったかと問われれば、見ていた事をそのまま教えるだろう**]
|
―海上―
…そうか。この星は終末を迎えるのか。 どんなものにも寿命はある…星も例外なく。 守るべきものを失い、彼らは戦えるのだろうか…
[荒れる海に現れた大渦や巨大な津波。安全な場所などどこにもなく、島が、人が、国が飲まれゆく。宙に浮かび、海を見下ろしながら片手の平を上に向け、口元に持っていき]
……僕に出来るせめてもの慰めだ。 “眠り姫の子守唄《ララバイ》”
[ふぅっと掌の上に息を吹きかける。目には見えぬ眠りの風が、大気に乗って世界に広がっていく。力を持たない人間は、たちまちの内に眠りの世界へ旅立つだろう。世界が終わる恐怖に襲われる事なく、優しい夢を視ている間に全ては終わる**]
(1153) 2011/06/05(Sun) 14時半頃
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|
まさか、世界の終わりに立ち会う事になるとはね… これも、世界に与えられた運命《フォルトゥーナ》か…
[聞かせるのを目的としていない呟きは、海に*消えた*]
(1154) 2011/06/05(Sun) 14時半頃
|
/*
ちょっと相談です。
グロリアのキリングどうしましょう?
お二方がまだ表に出たくないのであれば、私は全然表に出れるので、キリングできますよと。
どちらかと言えば派手な力を持っているので、私がキリングすると漏れなくグロリアのいる側は世界が滅びます。(酷い)
ただ、私がやるなら今夜でなければきついなと思ったので、ちょっと相談しました。
/*
グロリア襲撃、お二人に強い希望がなければ俺が表出ますよ。
箱前に戻ったら設定周り諸々回収したいと思いつつ。
/*
私のほうは希望はないので、誰が表で戦っても問題ないです。
やりたい人がやればいいかなぁと。いなければ全然表に出ますの精神だったのでww
[聞こえる声に寝惚け眼を開いて]
俺は栄光《グロリア》が潰えない限り動けないって言った筈だが?
/*
お疲れ様です。
グロリアとの約束で明日以降じゃないと動けませんのでお願いします。変な設定つけてしまってごめんなさい(汗)
天国壊しちゃっていいんじゃないですか。
どのみち明日以降天国壊しに行こうかな、と思ってたので景気良く壊して下さい。
2人一緒に行くのも暗躍するのもどっちも楽しそうなのでお2人の好きな方でお願いします。
[そうして銃声や、ざわつく様を見つめながら、冷たい視線を送る。]
ばかばかしい…今のままじゃ、皆の時間も終わるのに…。
でも、このままだとこの世界は本当に終わってしまうわ。
[少しだけ考えて、それから仕方なさそうに溜息を吐いて]
いっそ、世界を海で覆ってしまえばいいのかしら…。
時間が掛かるけど、間違いなく世界の再生には通じるもの。
[まだ出口が狭い感覚が残る。]
皆が死んでしまうのは哀しいけれど、それも仕方ないわよね。
[訪れるのは使命感。
全てのバランスを整えるために必要なのは、世界崩壊《リセット》]
[]
破壊と混乱と混沌を与える狼、ですか。
……その力は、多ければ多いほどいい。
《栄光》の玉座を破壊すれば、混沌の力はより一層濃くなるはず。
そうすれば、その狼ともこうやって通じる事ができるだろうか。
[天狼が人間の少女の姿になる所は、見ていなかった。]
[ 楽しそうな声が聞こえたのは、丁度王宮で状況を報告している時だった。]
運命《フォルトゥーナ》が?
一体、どういう事です?
[訝しげに問えば、彼の見ていた事を説明される。]
それは益々普通の人間の手に負えませんね。
貴殿への贄とすれば、最適かもしれませんが。
[ 寝ぼけた声に、頷きを返した。]
貴殿を《解放》する事――つまり、《栄光》に終焉を齎す事、が
俺と貴殿との《契約》です。
その為の準備も、もうすぐ整う。
《栄光》の力は既にセカイに影を落とし
《過去》もただ救いを求めて祈るのみ。
英雄がいくら集っても
セカイの崩壊を止めることはできない。
……暗い闇の世界は嫌いなの…。
闇に満ちた世界なんかいらない……。
―――ねぇ………
[水鏡さえ揺らし始める天狼の力の震えに感心しながら]
お前さんは狼だ。
自然の守護神…。
自然の本能の赴くままに。
己の力を使うがいい。
[陽気な酒場のマスターではない、獣《ベースティア》が低く笑った]
そう…だよね…。
自然の再生には破壊が必要だもの…。
いっそ滅びてしまえばいいのよ…。
……―――……
(ドリーマー?)
[ふと何かを感じたのだろうか。]
っ。
[突然かけられた言葉に、微かに動揺が走る。
アックは意識に語りかけられる…だとすれば、今の「会話」も聞かれたかもしれない。
…『彼女』に対する危険を増やすわけにはいかない。
もし聞かれていたなら…キャストに手を出すのは気が進まないが、この手で…。
アックの声に返答せず、そんな事を考えていると]
―――やめて、ヤニク。
[『彼女』の声が…意図してアックにも届くように発された彼女の声がした]
…な…!
『記憶の雫<メモリア>』! キミはまだ懲りて…!
―――大丈夫よ。
彼に害はないわ…私が言うのだから、間違いないでしょ?
それはそうだが…!
しかし、情報の漏洩元が増えるのは…!
―――もしそうなったとしても、貴方が守ってくれる。
だから大丈夫…ね?
…ちっ…。
[呆れたような舌打ちが、意識のなかに響いた]
(やあ、君にも相棒が居たんだね
いや、すみにおけない)
[いつもと同じ言語を使い、彼らの声に返す。]
(…………どうやら尻にしかれてるようだけど)
(はじめまして?
゛記憶の雫゛
僕の事はしっているかな?)
[―― それが、自然の力、"天"の災厄を司る"狼"。
――― 天狼の彼女の本来の力の一部。]
!!!!!
゛アリス゛!!!!
[僅かに感じた覚醒の気配!
けれども、また
また僅か ゛届かない゛]
(ホーライ・プレカーリー…… 君は)
ねぇ――上手に出来たかな…?…パパ…?
[姿なく届く声の主。
記憶が混乱している彼女に届くその獣の声は、父に似た声で…。
だから、その声に従うのは、とても心地よく…。]
[パパと呼ばれれば苦笑しか出来ないが、あながち間違いではない]
まぁ人間から見たら近い存在かな。
ああちゃんと自分の意志で力を動かせたんだな。
上出来上出来。
最初は哀しいかもしれんが、森の仲間達はいずれ感謝するだろう。
[全て崩壊した後に天狼が慈しんだモノが残るとは思っていない。
最終的に獣が全て滅ぼすから。
だが今はそれを伝えはしない。
利用する為ではなく、純粋に天狼が己の意志で動くように、応援するだけ。
対峙するその時まで]
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