人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 記者 イアン



 …………霞……先日の楽、楽しかった。
 また、どこぞで楽をあわせようぞ?

[偶然なのか、この祭りで出会い、楽をあわせられたのは。
 次、があるとは……けれどそう、口にした]

(75) 2010/08/09(Mon) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

― 鳥籠 ―

[火の勢いは止まらない。
 燃え盛る赫は焔となって、鳥が待つ鳥籠へと。
 その赤い舌をちろちろと伸ばし始める]

 ……っ、け、ほ…っ

[黒煙が立ち上る中囀り続けた喉が熱を持ったように熱い]

 うたわな、きゃ……。
 あの方が迷わずに迎えに来れる様に……。

  

(76) 2010/08/09(Mon) 13時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[背の方向から聞こえた「健気なる笛の子」という言葉。思わず振り返れば真っ先に目に入ったのは霞の月とその口元の赤]

[彼は獣か 夜光は獣に食われて死んだ 頭がまっしろになりかけて呆然と3人の方を見る]

(77) 2010/08/09(Mon) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

無論。
あの子は…こんなわたしには勿体無いほどによく出来た子…

[桜を切りそろえた子へと微笑んで。
 思い起こすは幾度も重ねた十月十日。
 生きて丈夫な子に育てと、窓の月見上げながらさすった腹を。]

えぇ、いつか…蓮咲く庭にて。
[その庭は、現にあるか、彼岸の先か。
 それでも約束には頷き、燃え上がる離れへと向かおうと。

 その先、見えたは…天満月の。]

(78) 2010/08/09(Mon) 13時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[交わりて子を成すは畜生が性。人を喰らい糧とするは畜生が性。
 
 されどそれ以外、人と獣になんの違いがあろうか。]

(79) 2010/08/09(Mon) 14時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、小僧 カルヴィンの名を呼びながら、血濡れの袖で焔を避ける。それでもそこは、酷く熱い…

2010/08/09(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

 …―――ほら。

[獣と識り
 けれどもう殺めるとしないイアンに]

 サンキュ。

[置かず振られた首にか
 殺めず抱かれた手にか
 触れて嬉しげに
 彼が月と話す間は静かに見守って居ただろう
 頷き、笑顔を向けるのみ
 視線に気付きそちらに向くも
 ただ穏やかな微笑みのみ]

[やがてその場を後にするなら
 明と
 刷衛と
 懸命に喚んで
 燃える屋敷を駆けていく**]

(80) 2010/08/09(Mon) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

天満月。わたしが憎いか?
そなたを守ろうとした者を、無惨に殺したわたしが憎いか?

憎まれようと、恨まれようと、わたしはわたしの道を行くのみ。

(81) 2010/08/09(Mon) 14時頃

【人】 記者 イアン

[受け取られた約束。約束は守るためにある。
 だから、受け取ってくれた以上は、何も言わない。

 常の朗らかな笑みを霞に向けうなづいた。
 人か、獣か、獣より獣たる人か?]

[元来人の交わりも子を成していたと言う、
 なれば、交わり子を成すのも、命を糧とするのも
 それさえも、如何程の違いがあるか?]

[そこにあるのは、欲望か?
 それとも………]

(82) 2010/08/09(Mon) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時頃


【人】 記者 イアン

 邦夜殿……?すまぬ、約束を守らず……
 火が上がってる、おぬしも逃げよ!

[霞が約束を受け取るのを見ると
 青年はセシルにうなづき
 こぼれる異国の御礼は懐かしい響き。
 小さくはにかんで答えて振り返る。
 そこには邦夜の姿

 二つの足、歩けるようなのを見れば
 青年の手はふさがっていたから
 そう声をかけて、まだ見ぬ他の者の名を呼び
 ぎりぎりまで駆けて行った**]

(83) 2010/08/09(Mon) 14時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

常ならば、殺し喰らった報いとして討たれることも構わぬが…
今は、私を待つものが居る。

そこを退け、天満月。
それとも…そなたもあの夜光の元へと逝きたいか?

[血濡れの懐剣を逆手に構え、乱れ髪の下から獣の目は見据える。
 退かぬならば、斬り捨てると。]

(84) 2010/08/09(Mon) 14時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[煙る鳥籠の中で、鳥は懸命に喉を振り絞る。

 天上の囀りと呼ばれたその声は、掠れはて。
 とても痛々しいものだったけれど。

 逢いたい、愛たいと。

 御霊削るかのような戀歌の旋律―しらべ―は、
 月下にいる全ての人の心に届いただろうか]

(85) 2010/08/09(Mon) 14時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[蓮咲くは、地獄の底の血の池かもしれぬが、
 それもまた血塗られ罪に穢れた我らには相応しいかと。]

…かりょう!!
[絶え絶えに切なげに届く戀歌のしらべ。
 愛しくて、いとしくて、焔の向こうへと叫ぶ。]

(86) 2010/08/09(Mon) 14時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――!
[殺したと言い放った霞の月を睨みつけ]

……憎いさ。憎いけど。生きるって約束したから。
今は残って夜光の形見を燃やすわけにはいかないから。

……何時か、仇は討ちにゆく。

[イアンとセシルの後を追って逃げ出そうと歩き出す**]

(87) 2010/08/09(Mon) 14時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 ……聞こえたっ。

[確りと、焔の壁の向こうから。
 己の名を呼ぶ月の声が――]

 なよたけの君……っ!!

[窓辺へと寄り、炎と同じ色の紅石榴を凝らす。
 身を赤く染める、一つに満ちる月の輝夜姫の姿を探して]

(88) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[天満月を突き飛ばすようにして脇を抜ける。
 その一瞬後、彼が立っていた位置へ燃え落ちた梁が崩れ落ちるか。]

ならば生きよ!いつか我許へ仇を討ちに来る為に!!

[身を焦がす焔の中を素足で走る。
 熱気に喉が焼け、咳き込みながらも。
 かかる焔に肌が焼けようとも。

 燃え上がる鳥籠まではあと少し…!]

(89) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 僕は此処です。
 此処にいます、なよたけの君……っ!!

[掠れる声で、彼の人の名前を呼ぶ。

 己の名前を呼んで、燃える炎の中迎えに来て下さったのが嬉しくて。
 自然と頬を涙が伝う]

(90) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[火の手の勢いは止むことがなく。
 煙を吸った為かクラクラと痛む頭。]

…かりょ…う……
[見えた金糸の髪。こちらを見つめる紅石榴の瞳。
 血塗られた手を、彼へとそっと差し伸べる。]

約束通り、迎えに……

(91) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【見】 落胤 明之進

―刷衛の部屋―
[炎よりも回りの早い、
煙の充満に視界の遮られる。
熱気はあれど、感じぬこの身は、
ただそれに揺らぐのみ]

 月瀬殿……?

[続きの間を開けど、
気配も存在も既にそこには感じられず。
案ずれど、おらぬにはひとつの安堵。
この身では、彼の道を切り開くは難しい]

 ……どうぞ、ご無事で。

[小さく瞑目してから、面を上げる。
そこにいまだある、描かれた夏の宵の夢]

(@9) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【見】 落胤 明之進


 ――……、

[それに触れられるかはわからない。
抱いた太刀は腰に佩き。

伸ばす指先は彷徨う、
描かれた絵画と、もう一つ描く為の道具]

 ……生きてさえいれば、

[生きる、妬ましく美しい言葉。
案ずることはあれど――それは捨てぬ、と信じている。
描くのは好きだ、と肯定したそれを思い出し、
願うように手を伸ばす]

 また、描けるでしょう。 
 ――己が為にも。

(@10) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[差し伸べられる手を確りと受け止め、
 紅く染まったその指先へと口接ける]

 はい……。お待ちしておりました。

[濡れた眸の侭、儚く微笑みをうかべて]

 何処へなりとも、連れて行って下さい。
 あなたが望む場所へ。この鳥も、一緒に。
 

(92) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 14時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[崩れ落ちる廊下の梁。もはや逃げ場はほとんど無いか。

 手を取る愛しい子を、腕の中へ強く抱き寄せて。]

…我侭な主で済まぬ。
行く道が地獄の底であろうと、共に付いてきてくれるか?

[微笑浮かべるその唇にくちづけを。]

願い叶うならば、次の生にはそなたと番の鳥に。
共に愛しき卵を育み、巣立ちの日まで見守れる鳥に…

(93) 2010/08/09(Mon) 14時半頃

【見】 落胤 明之進

[左の袖が熱風に煽られ、翻る。
その下に、現世の者に視える腕はすでにない。

炎の舌になぞられて
白き衣は緋色に染まり、
黒い瞳も紅を濃くして、
邸内を行くは主を追って――、

ふと――紅の月下に響く戀歌が途切れた]

(@11) 2010/08/09(Mon) 15時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[己を抱くその腕の強さに、愛しさが募る。
 付いて来てくれるかと尋ねられれば、
 答えの代わりにその背に腕を。ぎゅっと回して]

 僕の道は、あなたと共に。

 仮令そこが地獄の其処であろうとも、
 あなたが隣にいるのなら迦陵頻伽の鳴く天上と変わりません。

[落とされる口接けに、眸を閉じる]

 僕の番はあなただけ。
 かすみ……。愛しています。

[初めて口にする主の名。
 もう一度唇を重ねれば、炎に揺らめく影はいつしか一つへ]

(94) 2010/08/09(Mon) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あぁ、愛しているよ…かりょう。

[その声が呼ぶ己の名。
 愛惜しくその背を抱き、その唇を重ねて。

 いくら愛したとて、わたしは獣。
 今生で結ばれることの許されぬ仲ならば。

 その小さな手に握らせるのは、月に叢雲紋の懐剣。
 それは護身の為ではなく、気高く生きるそのために、自害のために持ち歩くもの。]

(95) 2010/08/09(Mon) 15時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[ずしりと重い、その懐剣を確りと握る]

 今生で果たせぬ夢ならば、次の生で。
 僕はもう一度、あなたに戀に堕ちる。

[鞘から刀を抜き、炎を照り返すその刀身に微笑んで]

 旅立つあなたを見届けて、すぐに僕も参ります。
 待っていて、下さいますか……?
 

(96) 2010/08/09(Mon) 15時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[抜かれる刀身。その華奢な手には重いかもしれぬが。

 いつかまた巡り逢うことを夢見て、少年の前へとひざまづき、
 祈るようにその目を閉じた。]

(97) 2010/08/09(Mon) 15時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[ひざをつく美しき獣へと。
 翳した刀身は吸い込まれていく。

 飛び散る血潮は鳥の華奢な身体を赤く染めて。
 旅立つ愛しき人へと、
 少年はその花のかんばせを綻ばせた]

(98) 2010/08/09(Mon) 16時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、記者 イアンはきちんと前を向いて生きてくれると信じて、

2010/08/09(Mon) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、小僧 カルヴィンの名を小さく呼んで、こと切れた。*

2010/08/09(Mon) 16時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[貫いたその身体から刀を引き抜き、
 血に濡れる叢雲の懐剣を逆手に構えて]

 ――――……ッ

[愛する人の血を吸った刀を己が胸へと突き立てる。

 口端を伝う朱を指で拭い、紅の代わりに主の唇へなぞって]

 やっぱり……あなたには紅が良く似合う。

[うっとりと呟き、折り重なる様に崩れる身体]

 愛してる……。

[紅引く唇に口接けを捧げて。

 漸く手に入れた愛しき人を腕に抱き、
 少年はゆっくりと、瞼を*閉じた*]

(99) 2010/08/09(Mon) 16時頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインに寄り添うように。旅立つ魂は、とこしえに共に……。**

2010/08/09(Mon) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 16時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 16時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 16時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 16時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/09(Mon) 16時半頃


【見】 落胤 明之進

[――――ふわり、と、
燃え盛る焔の中に白拍子。
紅蓮を映す、瞳は静か――血に塗れた獣を見つめる。
紅に染まる霞月、それはまさしく己を喰らうたその姿]


  喰らうて、
  喰らうて、

  ――小鳥が翼も
  血に染めて、連れて逝くのですか。

  どこまでも、業の深い。

[これは友を喰らい、己を喰らったもの。
たとえ、獣の憐れを知ったとて、
虚ろの消えることはなく]

(@12) 2010/08/09(Mon) 16時半頃

【見】 落胤 明之進

[歌の途切れた小鳥を見やれば、
紅染まる唇を、月に寄せて微笑むよう。

 地獄が池に咲く蓮は、
 血飛沫染まる赤芙蓉

獣に憐れは抱かずとても、
うたわぬ小鳥の、あわれなる。]


  ―――……、


[業火のかいなに抱かれて、
鳥籠はただ燃え上がる]

(@13) 2010/08/09(Mon) 17時頃

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