人狼議事


249 Digital Devil Survivor

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【人】 許婚 ニコラス


 うん、その感激と、
 約束を忘れちゃったお詫びに
 ひとつ聞きたいんだけれども ―――― 、

         君は、「人間に戻りたいかい」?


[そして、飄々、読めない、読ませない風を吹かせて。
腕を広げもしたのなら、こてりと、首を倒し、傾げた。]


(薄っぺらい口振りとは反して、何処かそれは、
 "彼にとって"大事な選択を委ねるように、真直ぐと。)*

 

(75) 雨京 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―渡背山・蛟の呟き―

[蛟は川底に潜めていた意識を持ち上げ空を仰いだ。
 やれやれ、と随分と無茶をした狛犬に対して吐いた溜息は
 谷間を抜けるせせらぎとなって流れていく。

 マガツヒには随分と当てられてしまって、
 この騒動の最中も精々身を隠すのが関の山だった。
 それでも、山を侵そうとする悪魔にはお帰り頂いたのだけど。
 荒御魂に堕ちる事の怖ろしさを私はよく知っている。

 随分と人の子が逃げてきていたみたいだけれど。
 さて、そろそろ地に帰っても良いのではないか。
 ほら、護夜のモノも起き出した。
 今ならあそこの子に送って貰えるだろう]

(76) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[川辺に隠れていた人の子達を促し、蛟は再び川底に伏せる。
 悪い気というのは伝播するもので。
 まだもう少し、眠らせておいてはくれまいか。
 でないとほら、昔のように暴れてしまいそうになるから。
 私は元々気性が荒くて。
 マガツヒの誘惑に堪えるのは結構疲れたものなんだよ――**]

(77) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―御渡湖―

[>>70、立ち上がれば視線は自然と見上げるように]

 終わりに想いを馳せる割りに。
 あなたは随分、この浮世を愛しているみたい。
 この世に在るモノに興味がある内は
 あなたもきっと本気で死にたいなんて訳じゃないんでしょう。

[けれど、それが己を指しているとは思わないから。
 >>71、浮かんだ弧月の深い色合いに困惑の色を隠さない]

 どういう、事……?

[御渡を去るつもりらしいという事は解った。
 それ自体、元々この地の者ではないのだからおかしくない。
 しかし、その続きである]

 また、戻って来るの。それは私も嬉しいけれど。
 いったい、何年先のお話かな……。

(78) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ただの人の子の言う事なら迷う事もないけれど。
 彼は自分と比べてもあまりに永くを生きている。
 そんな彼の"また"とはいつの事なのか。
 今生ですらない可能性とてありえる訳で。

 苦笑は>>72、続いた言葉に凍り付いた]

 は。

 ……もう。
 無理を言って、くれるんだから。

[ぎこちなく、動きを止めていた唇を解いて。
 堪らない、と片手で目許を覆った]

 ……寂しいのは、嫌いなの。
 だから、ねえ。
 そう、人が皆忘れていくのなら。
 誰にも見向きもされないなら。
 安らかな眠りに恋をしたって、悪くはないと思わない?

(79) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[言い訳のように吐き出した想いを噛み締める。

 嗚呼、そうだ。
 私はずっと寂しかった。
 人の目に触れない日々はひどく、ひどく、辛かった。
 これ以上、寂しい想いをしたら泣いてしまいそうで。
 それなら、いっそもうこの魂を閉じてしまいたかった。
 
 ぽつり、雨だれのように吐き出す躊躇いに乗せて]

 ……私が朽ちるまでに。
 戻ってきてくれると言ってくれるなら。
 待っても、良い。

[望まれたならば応えたい、それが本来の性質だ。
 それよりも。

 それがこの身に向けられた我侭だというのなら。
 愚かしくも嬉しいと思ってしまったのだから*]

(80) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/27(Mon) 01時半頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

[生存者達と言葉を交わしながら、マガツヒの気配に
寄ってくる悪魔の群れを、これまでの取り分で
焼き払って腹を満たしていく。

ふと、灰青の視線。>>67

  (………そういえば)

悪魔として目覚める時から、今までの間、この女性には色々な姿を見られたものだ。
それをほんの少し恥ずかしいと思いながら、頭を下げ返した。*]

(81) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  あ、でも1つだけだから。
  鳴さん、ぐっすり寝てたから
  無防備すぎて、逆に遠慮しちゃったよ

[羽織の袂を確認する姿に、くつくつ。くつくつ。と笑う。>>65>>66
当時は人ならざる者としての親近感と、清浄さにほんの少しの苦手意識を持っていた。1つしか盗まなかったのはそちらが関係するというのに。]


  ………それは褒め言葉として受け取って
  いい…のか?

[なかなか複雑な気持ちにさせる男の名前が出てきたが。少し顔を歪ませた後、元の表情に戻って右目だけを閉じる]

 
  礼には及ばないが、言葉を受け取ることは出来る
  俺の方こそ、ありがとう
  

[跳ね除けることは出来ず、感謝の気持ちを受け取った。嗚呼、面映い。*]

(82) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[そんな穏やかなやりとりも、弧を描いた唇から絶望の
言葉を聞くまでだった。>>74]
  

  ちょ、ええええ…頑張ったのに!
  酷い!


[思考の背後で雷が落ちる。
哀れ。こうして褒美はアイスのように溶けてしまった。

しかし、思考の背後でわかっていた言葉でもあった。
そういう奴だよ、お前は。]
 

(83) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  “偶々”忘れてなかっただけだよ
  名前のない名を持つお客さんなんて…
  なかなかいないから、さ

  ……それに友人なら、今後忘れることもあるまいよ

[あくまで偶々だと言いつつ、一歩近づく男の瞳を覗く。

     君は、「人間に戻りたいかい」?

その問いかけの意図は何か。>>75
付喪神との会話の切れ端達が耳に届く。>>71>>80

その先に見据えているもの。
舞台役者のように大袈裟に腕を広げてみせる菫の男を
見透かす事は出来ない。

嗚呼────忌々しい。
自分が出来ることは、その問いに向き合うことらしい。]

(84) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[日常に潜む非日常に目を向けず、人間として在ろうと
した事もあった。

あの日々は、仮初めの夢のようなもの。
只、微睡みが過ぎただけ。
今回の件が無くとも“いずれ”自分はこうなっていた。]

  ・・・・・・。

  W仮にW人間になったとしても、俺にはもう
  家族も棲家もないんだけどなぁ…


[アイオライトを見つめても、相変わらずそこに
陰謀の色を見る事が出来ない。

「人間に戻る」、なんて事が出来るのだろうか
     この男なら“それが出来ても驚きはしない”。

いつかのような評価を下す。]

(85) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


[「人間に戻る」ということは、悪魔である自分が、
“この肉体”から消えることを意味する。

                その後は────。]


  それって、“俺を殺すってこと”、かな?



[為そうとしている事が何なのか、天秤を瞳に宿した。**]
 

(86) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃

小鈴は、穴を掘って埋まった。

Kirsch 2016/06/27(Mon) 12時頃


【人】 許婚 ニコラス

 
[>>78
のろりと昇る菫月につられてあがる、
黒檀めいた瞳硝子を、にこりと見下げる。]


 人間というものには、欲深いからね。
 見た事のない終わりを夢見もすれば、
 見た事のない未来にも焦れるものなのさ。

        ―――― …… いやあ、
        僕は本気のことしか言わないよ?
              半分くらいはねえ、


[しゃなり、揺れる金漣に併せて嘯く弧は、
困惑を見初めると一段と深く、性悪く、吊り上がる。
(これはもう、性質なものだから、仕方が無い。)]

 

(87) 雨京 2016/06/27(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 うん、
      …… まあ、そうだな。

[雨だれ、雨滴、夕滴。]
[雨樋から毀れ落ちる一粒のようなものが、
ぱらぱらと認められたのなら、それを掬うように、
(猫を撫でた時のように、)愛玩犬を撫でるような。

おもむろに近付いて、そのためらいごと。
伸びた手がわしゃわしゃと撫でようとする。]

 ……、 それでも、君は。

 人間を恨んでだとか、嫌いではないのだろう?
 信仰心をきちんと抱いた人間もいれば、
 大多数は、現金な者たちが多い。

 だからこそ、神様に頼りたがるひとたちも多いはずだ。
 寂しいなんて、言っている暇もないくらいに……ね。

(88) 雨京 2016/06/27(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ぽんぽん、と、]
["人間の、"だけではなく、
頭を叩きながら絡めた"僕の"エゴは、
そうだなあ 少しくらいは、妥協してあげようか。
無茶というものは、叶える範囲で言ってみるものだ。

(叶えられなくて消えてしまわれたら、
 やっぱり。 "寝覚めも悪い"ものだろう?)]

 何年後かは、分からないけれど、……ま、
 このあたりが復興したと聞けばすぐにでも
 戻ってきてあげるから、

   ―――― 頑張っておくれよ、 "神様"。

[人の子故の傲慢さで、目下のままに、
朽ちるを知らないものは、上から"神"にものを言う。]

(最後に微笑み直せば、手触りのいい黒原から手を離した。)*

(89) 雨京 2016/06/27(Mon) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 思い出だけでは生きられない。
 鮮やかな出来事ばかりが心を生かす。
 ……心のある生き物が欲に生きるのは、自然な事。

 そうだね、あなたはとても人らしい。

[けれど、そんな顔で笑うから。
 得体が知れなく見えるんだよ?

 揺れる月明かりを受けて、濡れた宵闇もまたはらと揺れた。
 距離が狭まれば少し顎が上がる。
 見上げた三日月の上には綺麗な菫色]

 好きだよ。
 私は人の子が、好き。
 好きでなければ、寂しいなんて思わない。

 私は……神様なんかじゃ、ないんだよ。
 付喪"神"なんて言うけれど、本当は妖だ。

(90) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 それでも。
 頼って、くれるというの。
 数多神のいるこの土地で、私みたいな紛い物を。

[欠けて煤けたみすぼらしい石塊に願いを掛ける者がいると。
 でも、それならば……――。

 いつぞやのように大きな手が降りてくる。
 遠い昔、物心ついたばかりの頃に繰り返し
 まだ綺麗だった毛並み(いや、石並みだろうか)と角を
 優しく撫でてくれた人がいた。

 瞼を閉じれば口許が震える。
 喉の奥、つんと湿ったものを飲み下して笑みを刷いた]

 ……私を"神様"にしようというの。
 なんて強欲な、人の子。
 いいえ、真の神をも畏れぬ人ならざるモノ。

(91) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[信仰とは崇めるばかりではないものだ。
 "そう在れ"と、願う心が神を育てる。

 髪を撫ぜた感触が離れていくのと入れ代わり、
 天に向かって手を伸ばす。
 叶うならその淡い金糸のひと房にほんの少し触れて、
 まるで月を掴まえたと戯れる子供のように無邪気に笑んだ]

 忘れられるとは思わない。
 あなたの生んだ神なのだから。

[己より永きを生きる"人の子"がこの存在を知っていてくれるなら。
 生涯、もう、寂しいと思う事はないのだろう]

 きっと、御渡はまた人の暮らす土地となる。
 神と暮らす、人の世が。
 この後も続くように……――。

[まだ私は頑張る事ができる。
 そう囁く声音は何処か晴れやかだった*]

(92) namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[それから。]
[憙。無情。]
[儚くドライアイスのように煙に撒かれ、
融けて往くは氷菓の夢————と言ったところか。
これ、若しかして、『悪』認定されるんじゃないかって
思ってしまったことも、忘れてしまうとしよう。うん。]


  いやあ、君達みたいに若くはないからなあ。
  最近すっかり、ここのところが……、

         ( ゆらりと伸びた人差し指で
           頭をこつ、こつ、叩き、 )

[巫山戯ているのか、本気なのか、
まったくもってわからないような調子で目を瞑れば
悩ましげに眉が八の字も描こうというもの。]

>>83…彼には『見透かされていた』だろうけれどね!)

(93) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 … 。

 偶然なのか、必然なのか、
 どちらなのかは、 僕には"見通せない"けれども、

   [>>84友人 と。
    はっきり、明瞭、明晰に。
    ゆられる、鼓膜にひびくおと。
    菫が、心なしか咲った。  ]

 うん、 嬉しいねえ。 『友人』 ——— いい響きだ。

[こくこく、と、何時もと同じ緩慢の首肯も、
そこに或る感情のように、力が籠っていたことを感じられるものはいるのか、居ないのか、分からないが、間延びした響きにも喜色のひとつは、間違いなく宿っていたのだった。]
       
         [ ———— そして、腕を擡げる。 ]


 

(94) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ( それを望むのであれば、"友人"のために
      ひとはだ脱ごうじゃあないか、と。 )

[同時に、彼は何を選ぶのか。]
[同時に、彼はどの道を選択するのか。]
[>>85見定めようと覗きこまれようものならば、
鏡のように磨かれた菫青石が反射をし返すことだろう。]

  それでも。
  どれだけ人が生き残っているかはしれないけれど、
  そのままなら、今居る友人、知人、 ……、

 それから、これから訪れるかも知れない、
 本来君が戻れたかもしれない、そして、
 "泥方ナツメ"として享受されるべきだった
 「人間として」の平穏な生を喪わずに済むかもしれない。

 逆に言えば、
 ……これから君がそのままで居るなら、
 棄てなければならないことも、あるかもしれない。

(95) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ( その覚悟は、"本当の意味で"出来ているのか。 )

[人間と、悪魔。

元々の生まれのその違いこそあっても……、
魂が何れだけ変容しようとも、
"しがない人間“だったころの魂にしがみついている、
所謂、「先輩」からの忠告、というところだろうか。

彼には、その顔が、その笑顔が。


( 『それって、“俺を殺すってこと”、かな?』 )


その問いににこり、と、嗤ったままの仕草が。
その天秤に、どう映るのかはわからない、けれども、だ。]

 

(96) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス



 何事にも、
 等価交換の法則は付き纏うものだ。
 何方にしても、ノーリスクとは行かないよ。
 
 方法だけは、幾らでもあっても ――――、
 …… なんせ、やったことも、見た事も無いからねえ。


[もう一度。]
[足を、彼との一歩半の距離まで運ぶ。]

 それでもやってみないと、どうなるかはわからないね。
 "分離"か、"消滅"か、…君という、存在まで消えるかも。

(深淵を見るものは、常に、深淵に見詰められているのだ。その喩えで言うのならば、菫はその時、正義を見定める彼自身の、深淵の役割を担っていただろう。)

 

(97) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃


【人】 許婚 ニコラス


[それから、
もう一歩踏み出した脚は、
そのまま、すれ違おうとする。]

  …… ま、今直ぐ結論は出せとは言わないよ。
   
  ただ、僕もやりたい事が出来て、ね。
  どちらにしても、君に渡したいものがあるから、
  今日の夜。 店の前にでも来ておくれよ。

[いやあ、剣呑な空気も、
真面目な話も長い間していたら疲れる年になってしまった。
今度はきっちり巫山戯たウィンクでも飛ばせば、
そのまま肩を叩いて、 ―――― 、

      ひとり、
      湖畔から辿れる清く浄された流に沿うように。
      御渡の山のほうへ、消えて往こうとした。]*

(98) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃

ヨーランダは、一度離脱**

ハチドリ 2016/06/27(Mon) 22時半頃


【人】 樫の樹の子ら リツ



  享受されるべきだったものと、
      棄てなければいけないもの──。


[一歩半程まで男との近づいてくる頃には、
彼が悪魔となった自分を、“どうにかしようとしている”事は理解できていた。>>97

それを決めるのは自分自身。

ごちゃりと混ざって
悪魔として黒く塗りつぶされている魂と肉体。

……そこから人間の色だけを抜き取ろうというのか。]
 

(99) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


  ははっ、すっごい賭け。
  でもそれが、錬金術の──
  ……否、世の理の一部分、だろうね

[賭けるのは単純に、“ ”だけでもない。
それはわかっていた。
正義か否かを判断する天秤は、普段と違う判断を
迫られて、瞳と共に大きく揺れる。

それを悟ってか、結論を出すまでには夜までの猶予が与えられた。
すれ違いざまに飛ばされたウインクをじっとりと睨み、叩かれた肩を一つ撫でる。>>98]

  渡したいもの……
  アイスクリームなら歓迎するよ
  それじゃ、また──夜に。

[御渡の山へと消える姿を見送った後、残る悪魔を平らげるため、反対側──御渡市内へと踏み出した。
夜までには片付いているといいけれど。*]

(100) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―夕暮れの頃・御渡湖―

[渡背山から人が少しずつ降りてきたのは、
 きっと幾分時が過ぎてからの事。
 悪魔はその数を大分減らしていただろうが、
 まだ人の子が安心して出歩くには遠い。

 先導してきた中に護夜の者の姿があれば、声を掛ける]

 こんなに、無事で……。

 山の方々がお守り下さった、のかな。
 こちらは、とても惨い事になったけれど。

[今は清らかさを取り戻した湖だが、
 その奥底には多くの無念が沈んでいる。
 マガツヒの名残は浄化されても、
 鎮まる事のない魂が残っている]

(101) namba 2016/06/27(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 私も……結局、救えなかった人がいる。
 殺めた人すらいる。

[瞳を閉ざされた遙>>48の亡骸。
 抱え上げる事はできなかったから、小さな波を湖に起こした。
 遙の元まで届いたそれに、そっとその身を預ける]

 ……――。

[静かに引いていく波。
 湖の底へと消えていく黒を見送って、
 淡く集まり始めた霧が夕映えに蛍のように煌めいた。

 野に、山に、花がいずれ咲いたなら。
 きっと手向けに戻って来よう。
 無論、慶一が眠り小鈴の鬼が消えたあの社にも。

 何の慰めにも救いにもならないかもしれない。
 それでも、この地で神の末席を汚すと決めたから。
 これはその始まりだった*]

(102) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

―やがて季節は巡り巡って―

[悪魔の気配が全て消えたのは、何日後だったろう。
 天津神の結界が解けたのは。
 国が封鎖を解いたのは。
 御渡での出来事はどのような"災害"として処理されたのか。

 靖水へ戻った後、幾度も山を降りては神の眠る地を巡った。
 水脈を通して平地を見通す術も覚え始めた。
 人々は被害の少なかった地域を中心に寄り集まり、
 その営みを再開させ、荒れた瓦礫を少しずつ片付けていった]

 ぬしさま。
 今年の梅雨ももう終わりですね。

(103) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[新緑から深緑へ、木々の色が深まる頃。
 しとしとと降る雨の下、木立の影に佇む姿]

 もう、人里はほとんど綺麗になりました。
 雨で崩れる瓦礫もありません。
 むしろ、これからは恵みの方が必要でしょう。

[かつて住宅地や繁華街があった場所。
 瓦礫を退けたその後にまだ新しく建つ施設はない。
 どうせ使わぬなら田畑にしよう。
 そんな話が進められたのはどういう経緯だったか]

 豊穣の神にはこれから頑張って貰わないと。
 勿論、水の神にも、ですけれども。

 ……面倒臭いなんて言わずに、お願いします。
 いえ、お前がやれと言われても。

[ぱしゃん、水音がひとつ遠ざかる]

(104) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃

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