人狼議事


261 甘き死よ、来たれ

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―南シェルター―
ペットボトルを渡したとき。彼の笑顔は少しだけ戻ったような気がした。
     
            ”お帰り””さようなら”

彼の呟くように送った言葉に少し疲れも和らいだか。
頭を下げてそのまま立ち去ろうとする後ろから声がかかる。]

・・・・そうだな。

[自分のやりたいことは叶うだろうか。一言だけ返して南シェルターを離れていく。手に抱えた御礼をしまう為、東シェルターへと向かった。]

(79) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

[エフは、私がどんな風に見えたのだろう。
少なくとも、この目の状態を見れば、
誰だって震駭するだろうけれど、
それにしても、動揺の仕方が酷かったな、なんて。
私はそんなに醜いかしら?

とろとろと落ちていく眼球は
片栗粉を濃く溶かした水のようだ。
ほろり落ちる水晶体は、コンタクトレンズのような
茶色の虹彩を持っていた。

不思議と、強い痛みは感じずに
ひんやりとした掌に包まれているような感覚。

それもやがて溢れきってしまえば、眼窩の奥に
脈絡膜、視神経、いわば人の体内である
充血したピンク色が覗く。]

(80) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

 ……私、もうすぐ死ぬの?

[それはそれでいいのかな、なんて、無価値な私は思う。
まだ無事な片目で、片目だけになったぬいぐるみの瞳を見つめる。
違和感は以前から、あったといえばあったし、
なかったといえばなかった。

強いて言うならば、
何故私は、大切な人に渡し損ねただけのプレゼントを
こんなにも大事に持ち歩いているのだろう?]

(81) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

 晴は、私のこと、好きだったかしら……。

[自信がなくて、眉を下げる。
友人として、親友として、思い合っていたのは確かだけれど
それ以上の想いを抱いてたのは、私だけなのかもしれない。

臆病だったから。想いを打ち明けることをしなかった。
眠る彼女の頬に口接けて、満足をしたふり。
本当は唇と唇を触れさせたかったし、
柔らかな肌に触れたかった、
彼女だけのものになりたかった。

真っ直ぐに瞳を見つめて、好きだって言いたかった。]

 もう叶わないね。

[路地裏の猫は、時折撫でてくれる彼女を想う。
正体を隠したままで、喉を鳴らして、擦り寄った。]

(82) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

 貴女のものになりたかったなぁ。

[拾って欲しかった。
飼い猫になって、貴女のそばにいたかったな。
ずっとずっと、一緒にいたかったな。

過去形の願望を抱いては、すべてが打ち砕かれていく。]

 メリー、メリー。

[こぽりと、右腕の一部と肩の付け根が隆起して、肉が露出する。
ぬいぐるみの綿がはみ出している部分と、おんなじ。

不思議と血は流れないが、右腕はだらりと力なくぶらさがる。]

(83) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

[手を繋ぐように、左手でぬいぐるみの手を持って
煌くイルミネーションを眺める。

本当はね、こんなふうに、デートスポットで
リア充っていうのを、するつもりだったのよ。

恋人じゃないけれど、手を繋いで
お酒を飲んでいい雰囲気になったら、
好きって、言いたかったの。

愛してるなんて、そんな言葉は
まだあの時は言えなかったけれどね]

 ……あいしてる。

[貴女がいない今なら言えてしまう。
やっぱり私は、臆病者だ。]

(84) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 受付 アイリス

[きらきら、きらきら。
イルミネーションが幻覚だということに気づかない。]

 綺麗ね、そう思うでしょう?―――…藍。

[本当は、消えることのない、
ごうごうと燃え盛る炎の前で、
その赤を、見つめている。

私はメリー。
貴女に全てを捧げたかった、黒猫です。*]

(85) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[眼鏡の度が合わなくなったなんて優しい嘘なことくらいわかっている。それでも桜が見たいと言えば>>51]

 うん…いこう…度が合わないなら、
 私が今度は支えてあげる。
 ゆっくりでいいから。

[そういって二人で桜を目指す。]

(86) 2016/12/16(Fri) 20時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[なるべくみょんこの行きたい方向へ向かう。
そして、二人の歩みは、父だと思しき紫陽花の近くの桜へ>>52]

 え…?

[みょんこが座り込み、おいでと言ってくれた膝。
膝枕をしてくれるのかと合点がいけば、傍らに横になり、頭をみょんこの膝に。
上を向けばみょんこの顔の背景は、見事な桜の花。
夕日の赤と桜のピンク、その光景はとても幻想的だった。]

(87) 2016/12/16(Fri) 20時半頃



 ありがとう、おねえちゃん・・・

 


【人】 逃亡者 メルヤ

[こんな優しい姉がほしいと思っていた。
そして、その願いが叶ったと思っていた。

肌で知っている。
目が見えなくなる。それは、もう本当に今際の際なのだと。]

 ありがとう。

[そんな状態なのに、我が身より芽桜のことを気遣ってくれる。
最高の姉を持てて、幸せだった。
起き上がり、父の上着を脱いでみょんこに掛ける。
そして自分はみょんこにピッタリ寄り添って。]

 帰りたくなったら、言ってね。

[果たして返事はあっただろうか?*]

(88) 2016/12/16(Fri) 20時半頃



 だいすき…だよ。

 


[人の心を失っていた。

でも、人の心を取り戻してくれた

そのことが、心から嬉しかった。]


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/12/16(Fri) 20時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―昼 東シェルター―

[住み慣れたシェルターに戻る前、急に苦しくなって一度血を吐く。
ここ数日の無理が祟ったのか、発作は前回よりも苦しいものになっていた。

・・・っち。

[発作はおさまったものの、自分ももう長くは無いような気がする。
戸川に言われた一言が頭によぎり自分を焦らせていくのが妙にいらつく。]

・・・やるか。

[同じように歌瀬のことも考えていた。
感じる違和感。健康そうに見えるが、忘れっぽさは酷いようだ。
それが病気のものなのか、ここで死を見すぎた影響なのかはわからないが。母体はまだ問題なさそうにみえていた。]

その道誰かが面倒見なきゃならん・・・。

[そんな風に言い聞かせるようして住み慣れた東シェルターへと到着する。
まだ彼女は東入り口にいるのだろうか?*]

(89) 2016/12/16(Fri) 20時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/12/16(Fri) 21時頃


[膝の上に伝わる重み、温度
膝枕、これはいいですね。
見えなくたって、彼女の顔が何処にあるのか、すぐにわかります。

める、あたしからは見えませんけど、きみに桜は見えていますか?
あたしの顔も、見えてるんでしょうか。
きみにおねえちゃんって言われる度、喜びに泣きそうになる、あたしの顔が]


【人】 硯友社 みょんこ

[膝の上から消える重み>>88にあたしは見えない目で彼女の姿を追います。
見えなくてもすぐ傍に居てくれるみたいですから、それも難しくなかったでしょう。

肩にかけられたのは、何でしょうね。
なんだかあったかくて、安心する匂いがします。
それに、彼女も寄り添ってきてくれましたから、あたしの顔は自然とほろこんでいました]


     ……うん。こっちこそ、ありがとう。
     もうすこし、……こうさせてね。

 

(90) 2016/12/16(Fri) 21時頃

 

         あたしも、だいすき。

 


【人】 硯友社 みょんこ

 
  あのね
        ……めるに、お願いがあるの


[彼女の体に擦り寄って、ぽつぽつと言葉を落としていきましょう。ゆったり、時々、つっかえながら]


 えふくん…わかる? あのひとにね、
 あたし なにもできなかったね、ごめんね
 って、ゆっといて ほしいの


    …ああでも、こわかったら、いいよ。
    むり、しないでね。
    えふくん、悪いひとじゃないんだけど
    ……いいひとでも、ないからね。

[ほんとはこんなこと、彼女に頼みたくないんですけどね。
でも…ほら、ね。また行くっていう約束、破っちゃいましたし。……あれ。くるなって言われたんだし、気にしなくてもいいのかなあ?]

(91) 2016/12/16(Fri) 21時頃

【人】 硯友社 みょんこ

 
  あと、はるちゃんとれいくんにも
  おはなみ、あたしは無理そうだから
  ごめんねって、ゆっといて。

     あさって、だったよね。
     ここに居れば、ふたりとも、くるだろうしさ。
     めるも、ちゃんとお花見、するんだよ。


[不確かな、お花見の約束。
二日後にここに集まれるひとって、一体何人いるんでしょうね?
せめて…せめてこの子は、って。そう思うんですけど。
それはそれで、やっぱり残酷なのかもしれません]

(92) 2016/12/16(Fri) 21時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[こうしてみると、思い残すことって、結構あるものですね。
やりたいことも、見たいものも、まだまだたくさんあったんですね。
名前を挙げた人たち以外にも、いろいろ、伝えておきたいことだってあるのにな。
でももう、それをどう言葉にすればいいかだって、わからないです。

……あたし、自分はもう何にも持ってないんだと思ってました。
大切なものなんて、たったひとつだけなんだと思ってました。
心残りなんて、ない方がいいんでしょうけどね。
何でだろう、なんでかな…ちょっとだけ、嬉しいんです]

(93) 2016/12/16(Fri) 21時頃

 

    最後に、芽桜にもごめんねをしなきゃね。

 


 ほんの短い間だったけど、、
 きみの お姉ちゃんになれて、嬉しかったよ。

    あたしは多分、先に行くけど
    また、すぐに会えるよ。……多分ね。
    ……本当はすぐじゃない方が、良いんだけど。

[彼女は今、どんな表情をしているんでしょう。
見えないから、わかりません。
だけどその頬に触れたら、そこから少しでも彼女の思いが伝わるでしょうか]


      ごめんね。ちょっとだけ、我慢して。
       そうしたら、ずっと一緒だよ。


[ちらり、冷くんの言葉が思い出されます。
死んだらまた、会えますか?ずっと一緒にいれますか?
あたしが会えなくたっていいから、せめて彼女がひとりぼっちにならなければ、いいな]


 
 
   芽桜なら、出来るよね。
   ちゃんと最後まで、生きれるよね。

    あたしの妹……だもんね。


[あたしもそうしたから、きみも。
それはきっと、呪いのような言葉なんでしょうが]


【人】 硯友社 みょんこ


 
          ……けふ、


 ……ああなんだか、遺言みたいになっちゃった。
 ふふ、そんなつもり



             …なかったんだけど な。

[嘘だよ。あたし、そろそろ駄目なんじゃないかな。
だって今、腕を伸ばした彼女のあたたかさも、触れる感触も、わからないの。

  真っ暗で、静かで、まるで世界にひとりきりみたい*]

(94) 2016/12/16(Fri) 21時頃

[誰も見てないって、わかってるんですけどね。
答えなんて返ってこないって、わかってるんですけどね。
でも いっこだけ、聞いてもいいですか?

めるじゃなく、もっと 他の誰かへ。


  ────あたし、いいおねえちゃんだったかなあ?*]


【人】 逃亡者 メルヤ

[最期のみょんこの願いたち、叶えられるかどうかわからなかったけど]

 わかった…わかった…

[その言伝を、伝達するまでくたばるわけにはいかない。
それは、生きる希望になる気がしていた。]

 約束、する。

[みょんこの焦点が定まっていない。
頬に触れようと手を伸ばす。その手に添えて、みょんこが話し終えればギュッと抱きしめる。]

(95) 2016/12/16(Fri) 21時頃

 お姉ちゃんの願いなら、私が動ける限り動くから。
 そう、私はお姉ちゃんの妹になれたんだから。

[この声は届くだろうか。届かなくても、ささやき続ける。]


[他の誰かなんて、関係ない。
他の誰かが、偽物だと言おうがなんと言おうが

世界で最高のお姉ちゃんだから。

だから]

 ちょっとだけ、遅くなるかもしれないけど
 待っててね。

[こんな優しい言葉をかけられるほどの力を与えてくれた。
そんな姉が、最高じゃないなんて、誰にも言わせない。]


【人】 逃亡者 メルヤ

[約束するとは言ったものの、すでにこの場所に来るために力を使い果たした感もある。

途中で何度も咳き込んだ。

咳と一緒に血も出た。
もしかしたら、この場から動けない可能性のほうが高かった。

それでも]

(96) 2016/12/16(Fri) 21時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  約束、まもる、よ・・・

 

(97) 2016/12/16(Fri) 21時半頃

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