人狼議事


194 花籠遊里

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 伊達に長らく生きちゃいねぇよ。
 お前さん、何も変わらず生きる気かね。
 そいつぁ、良い子息、良い血筋、良い手本よ。

[一代で財を成した彼の親の集大成。
生まれながらの貴族を作り、彼はその様に育った。
決められた運命、彼の介入を許さぬ未来、永遠の鳥篭。]

 だがな、お前さんは花籠へ訪れた。

[せせら笑う男の笑みは深くも悪質。
頬を唇で舐めるように迫れば、吐息が稜線を下っていく。

彼の美しい金色の羽は鑑賞されるためにあるのか。
格子越しの空以外を知らぬまま、永劫を生きるのか。

―――彼は永遠の孤独に耐えうるのか。]


懐刀 朧は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 01時半頃


 ――…来いよ、ニコラス坊や。

 俺はお前さんのことを買っているんだ。
 俺と出会っちまったが、運の尽きと、諦めな。 

[傲慢な夜蛾の囁きが、淡く染まった肌に懐く。
何も知らない彼を染めるのではなく、壊してしまう程、勁い悪辣。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[彼の手首を不意に捕らえ、エスコートなど知らぬように強く引いた。踏鞴さえ踏ませて傍に侍らせる。彼の長躯は己の傍らに映えて、有無を言わせない。
掴んだ五指は、初めて彼に掛けられた束縛と代わり、顔を起こして小姓を呼ぶ。]

 ――…手隙の花を一輪つれてきな。
 誰でも良いとは言わねぇが、花主に告げりゃ見繕うだろう。

[采配を花主に任せ、白羽が立つのは蝶と同じ響きを持つ彼だろうか。覗かせる悪趣味の深淵は今宵も深く、傍らの蝶の否は聞かずに足を踏み出す。

慌てるように小姓が目的を問えば、野暮天と詰りつつも、
白い歯を覗かせ、うっそりと笑みを刻んだ。]

 ―――ああ? 決まってるだろう、
 可愛いニコラス坊やの躾に使うのさ。

[子供を躾ける折檻を思わせる声。
また、美しい彼が知らぬ世界を、夜蛾の閃きが開け放つ。**]

(58) 2014/09/20(Sat) 01時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 01時半頃


 以前の"丁"の話は、耳にしております。

[舌這う感触に息を呑んだ。
きゅ、と触れる指先を軽く握る。]

 ……ええ。
 丁は、蝶では御座いません。
 真似事をしても、決して飛ぶ事は出来ぬ花。

[首に痕残す感触にさえ、逆らえずに居る、哀れな花。]


[彼が何を思い"特別"だ等と告げるのか。
気付ける程に彼や"丁"を、己は知らず。

この己を閉じ込める花籠の主を、好ましく思う事は無く。
けれど、逆らい立場を危うくする賭けに出るでもなく。

行きません、とは言わず。
この花籠の外を望む唇で]

 花は、飛べはしないのですよ。

[とだけ、繰り返し。]


【人】 看板娘 櫻子

[大切な物は『最初から』なかったのだと、言い聞かせるという言葉は>>55
 どうしてでしょう。
 微かに僕の胸の裡を、漣立てて行きました。]

 『大事な物』なら、そう簡単には捨ても忘れも出来ません。
 だって、大事…なんですから。

[そうでしょう、そうであってほしいのです。
 僕はそう思いながら、朧月を見上げました。
 厚手の雲がかかっているように思います。
 これがもし、琴爪弾く指先ならばきっと違ったのでしょう。

 僕の手は、両方に大切なものを抱え上げます。
 それはとても我儘で、何一つとして捨てたくはなくて。

 そして一番拾い上げたいものに伸ばす指先を失くすのです。]

(59) 2014/09/20(Sat) 01時半頃

【人】 半の目 丁助

[冷えた温度が離れる。

息苦しさに開放された心地。
花主様に気取られぬよう息を吸う。]

 ……ッ。

[ひゅ、と微かな音をたて、肺が酸素を求めた。

脳裏に過ぎる過去は、決して落ちぬ穢れが如く。

去り行く黒へと振り返り、深く頭を下げる。
言葉を返せずに、其れを代わりにする事を、許されるかは判らないけれど。

唯、苦いものを噛んだかのような表情を、隠す。*]

(60) 2014/09/20(Sat) 02時頃



[そうして拾わぬものから目を背け
 それは『大事(しあわせ)』ではないと、謂い聴かせるのです。]
 
 


【人】 看板娘 櫻子

[無くしたのだと判ったのなら探しに歩けばいいはずなのに。
 行けぬ理由があるのでしょう。]

 『大事な物』が少なければ少ないほど。
 ひとつを失くせば、辛く思います。

[飽和するほどに抱えた僕と
 少ないものを大事にする朧さんと>>55
 同じ歳月重ねていても、幾分違うものでございます。
 苦み走った笑みに、そして続いたお言葉に>>56
 僕は、射干玉を向けたまま
 微笑むことなく、真っ直ぐに告げるのです。]


 判りました。
 『憶えて』おります。

[小さな身体を傾かせ、朧さんへと寄せましょう。
 叶うのならば、その身をきゅうと抱いて差し上げるのです**]

(61) 2014/09/20(Sat) 02時頃

 もし、違えば。
 縁起でもないことをと、櫻の花を叱ってください。

[何故、探すことが出来ないのか。
 何故、謂い聴かせねばならぬのか。
 何故、大事な物を持ってはならなかったのか。

 判らぬなりに拾う言葉と、判らぬ僕に聴かせる言葉で
 綾取りのように完成した言葉を紡ぎました。]




 ―――藤之助さんに、何かございましたか?


[きゅうとその身を少しばかり
 強く抱きしめたのでございます**]


看板娘 櫻子は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 02時頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 02時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[一階部屋の奥深く。
淀んだ穴倉に、小間使いの一つがやってきた。
言伝は蛾からの悪辣な鱗粉。
思い返すは背に聞いた喉の微かな音。]

本当に躾がいるのはどちらなものかね。

[しかして歪むは唇。
歪、歪にゆがんでは。]

丁にお伝え。

お前は二匹も引き寄せた。
魔性の花よ。


相手が出来ず悔しく思うよ、と。


[棒読みが愉悦を *滲ませる*]

(62) 2014/09/20(Sat) 02時半頃

明日の明け方。
沈丁花に降り積もる雪は。


それは多くあるだろうねえ。


[丁は“蝶”に在らず。
花は飛ぶに在らず。]


 
 
[しかし綿毛持つ蒲公英なれば―――… **]
 
 


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 02時半頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 02時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[「識っているぜ」

淡い指の感触が胸を突く。
彼は僕の何を識っているのだろう。
僕ですら知らない僕の何を。

僕とは一体]

(63) 2014/09/20(Sat) 03時頃

 なにも、変わらず…

[鸚鵡返しに彼の言葉を繰り返す。

きっとこれから僕は許婚と結婚して新しい姓を得る。家の稼業を継いで親の築いた財を富ますことに老いるまで執心することになる。子もできることだろう。
そんな人生を今までと変わらず…
何一つ不幸の無い幸福だと思っていた生が改めて眼前に突きつけられ、途端に虚無感を覚えた。

頬を息が吹く。
自分よりも長く、そして異なる生を送ってきた男の匂いが僕を囲っているような気がした。
彼の纏う空気は一体どんなものを積み重ねて得られたものなのだろうか。

羽ばたき方を識りたくて。
やっと得られた理解への渇望と共に、
僕は悪辣たる毒蛾の誘いに頷いた。]

 …はい。

[無知ゆえに毒を喰らうのではなく、
毒と判っていながら溺れる危うさで。]


【人】 許婚 ニコラス

 あっ…。

[ふいに引かれる強引さにされるがまま、
踏鞴を踏んで身体が毒蛾に寄る。
手首を掴む慣れぬその力の強さには、
抵抗の意思さえ湧かない。

その代わり頭に浮かぶのは、
思いの外温かいな、なんてことばかり。
初めて味わう従わせられる感覚に
悦びすら覚えていたかもしれない。

彼は小姓に花を一輪摘んでくるように言いつけると、理由を尋ねる小姓に言い放つ。

「可愛いニコラス坊やの躾に」と。

その笑みにぞくりと背筋が震えた。
それは恐怖ゆえに這い上る感覚ではなく…**]

(64) 2014/09/20(Sat) 03時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 03時半頃


【人】 営利政府 トレイル


[ひとつ。またひとつ。淡藤へと歩を近付ける。
霧を纏う霧雨は、ぼんやり彼の姿を消しに掛り、其の事に酷く怯えながら。

そうして先のからかい言葉に相反して、眈々と、何の色も見せずに紡がれた言の葉>>42は随分と、…随分と雨に濡れてしな垂れてしまっていると、眉間に皺を寄せては雨に打たれる事に不快感さえ覚え。]

 …蜜は無くとも花は在るじゃないか。

[返した言の葉は果たして、霧雨に融け消えてしまったのだったか。

進んだ足先は蜜無し花の隣へと。
随分と覇気も、儚気も無くなってしまった髪にはゆうるり羽織を掛け、花へと降り来たる恵みの雨を、空を仰ぐ花頭を遮る。]

 ほら、中に入ろう。

[濡れた花の気持を蝶は知らずに。
空を仰ぐその姿さえ何とやら。其処まで想ってしまうことには我ながら呆れの色さえ浮かべ。
冷えた手を包み込んでは――ただ、硝子戸の中へと誘う。
「風邪引くよ」と。昨晩櫻の花にも似たような事を言ったとぼんやり思い巡らしながら。]

(65) 2014/09/20(Sat) 10時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 10時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[空を翳らす曇天と、しくしく撒かれる霧雨。
残暑の名残すら奪い、人肌より体温を奪う。

足りないのは享楽か、愉悦か。
更に深き人の業か。

不遜な男は翅を閃かせ、金糸雀を鳥篭から花籠へ移す。
花鳥風月とはよく言ったもの。

鳥の飼い方、花の咲き方、蝶の遊び方。
今宵の地下はよくよく冷えていた。

散ってしまった花の熱を惜しむように。]

(66) 2014/09/20(Sat) 12時頃

[彼の人生には、安寧という言葉以外は存在しないのだろう。

恵まれた、と言えば聞こえは良いが、定められた生だ。
敗北の味を、従属の甘美を彼は知らない。

最初は傲慢な上流階級然とした態度に些細な興味。
次は蝶になりきらぬ横顔への好奇心。
果ては初体験に憧れる乙女のような彼に喉が渇いた。

深窓で育てられた彼の期待は、何処か幼く危うい。
されど、熟した果実のように蜜を滴らせ、己を誘う。

彼の傍が似合うのは白馬の王子様でも、可憐なお姫様でもない。
羞恥を掻き立て、下卑た悦びで彼を穢す、悪徳な支配者だ。]


【人】 墓荒らし ヘクター

― 地下牢 ―

[日を重ねるごとに花も蝶も減る。
元々蝶は素性が知れず、何処に飛び去っても不思議ではない。
元々花は保障がされず、何時枯れても不思議ではない。
だから、不在はさりとて気にせず、今宵を彩る花を待つ。

どうせ、花樹は何処にもいけやしないのだから。

格子の中に収まる木製の牀榻、跪台が傍ら。
呼んだ花は今頃、白装に身を包んでいる頃だろうか。

己は早速、ニコラスの肩を抱き寄せ、香を確かめてから、腕を解いて、牀榻へ先んじた。されど、彼には布団の上を許さず、自身の眼前に起立を命じる。]

 ――…さて、今宵の遊びはまた一興よ。
 

(67) 2014/09/20(Sat) 12時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 お前さんは――…、そうさな。売られてきたばかりの花よ。
 可愛そうに、あくどい客に購われた。

[先ず男が成したのは彼の立場の剥奪。
上に立つものとして育てられてきた彼から奪う翅。

自身の顎鬚をざらりと撫でて鑑賞の眼差しを注いだ。]

 全て脱ぎな。ニコラス。

[彼に強いるストリップは、端的。
全ての花に与えられる白装束すら、与えられぬ彼は未熟な蕾。
そんな、在りもしない幻想を拡げ、彼を惑わしていく。
淫靡で倒錯的な茶番だ、男の遊戯は今宵も行儀が悪い。

彼の羞恥を騒がせ、一糸纏わぬ裸身に変われと囃して。
悪趣味に巻き込まれる一輪は、宛ら彼の監督役と云った所。

―――堕ちた蝶の先行きを、花に見せるようにして。] 

(68) 2014/09/20(Sat) 12時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 12時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 12時半頃


[もしかすれば最初から彼の毒気に
魅かれていたのかもしれない。

家の者が見れば眉を顰めるであろうこの男に
恐れどころか好意を抱いたのは何故か。
未知への興味だけか?

僕は無意識に自分の求めているものが
分かっていたのではないか。

純白の処女雪然とした己の人生を穢す
荒々しい足跡を望んでいると。*]


【人】 許婚 ニコラス

ー地下牢ー

[今日は二人で暗い地下牢の中へと降り立つ。
三度目ではあるが、慣れるということはなく、
むしろ回を重ねるごとに緊張は増すようだ。

櫻色の恋人との逢瀬のような晩、
彼岸花の優しさに抱かれる夢、
そして今宵は……

肩を抱き寄せられる感触にどきりと心臓が飛び跳ねる。腕はすぐに離れるが、齎された緊張感にいつもの微笑を取り戻すことはできそうにない。]

(69) 2014/09/20(Sat) 15時頃

【人】 許婚 ニコラス

[彼が告げた茶番にこくりと従順に頷いて、花になった自分というものを想像してみる。

あくどい客とは目の前のこの男のことだろう。自分で自分をあくどいと称するとは。
可笑しさに笑みが漏れそうになるが、おそらく売られてきたばかりの花はそんなことをしない。

代わりに眉を下げて不安そうな顔を形作って見せると、裸体を晒すことを命じられた。]

 分かりました…。

[今夜の自分はニコラス坊やではない。
その呼称に実感すると、まずシャツの一番上の釦に細長い指をかけゆっくりと外した。

暑い夏の日ですら折り目正しく閉じられているはずのそこに、霧雨で下がった地下牢の空気が触れる。
続いて二つ目、三つ目と釦を解いていくが、薄い肌に触れる寒気に反比例するように身体の温度は上がっていくようだった。

釦を全て外しシャツを脱ぎ捨てる段になって、隙間から僅か見えてるばかりに過ぎない肌を覆うものがなくなることに不安を覚える。
不安を気取っていただけの表情は本当の羞恥に歪む。

それでも、一呼吸置くと僕はシャツを床に放り捨て、細い白い躯幹をあくどい客の視線の下に捧げた。]

(70) 2014/09/20(Sat) 15時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 15時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[頬を濡らし顎を伝う雨粒は地に水たまりを作っていく。
ぼんやりと浮かんだ水面に映る銀月は霞み曖昧に揺れては一つ、一つと雫を生み出し人影を滲ませる。

花見鳥の囀り>>65は霧雨と共に溶けていく。ぬかるんだ土の音が背後から迫ろうと『花』は振り返ることはない。

花は一人でに振り返ることは出来ないのだから。

香る夜露に月は更に隠れていく。
雨を遮る代わりに光を失えば、翳りを一つ二つ浮かび上がらせ顔を俯かせる。]

(…あったかい)

[触れた手のひらから伝わる温もりは、一昨日革手袋越しに触れたものとも、昨晩痩躯を暴いた手とも異なる形。

指先が拙く震えては動きを強張らせる。温かくて綺麗な白い手。
爪痕の出来た自分のものとは違う美しい透けるような肌に触れられていること、濡れた唇は歪み崩れて…]

(71) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 座敷守 亀吉

…行きたく、ない。

[硝子戸の奥へと花籠の中へと誘おうとする手を引いて縫い止める。

そのまま力を加えれば決して蝶の姿
を映すことなく顔を地へと落とせば、肩口に頭を寄せて掠れた声で言葉を紡ぐ。]

……貴方なんか、大嫌いです。
だから、…何処へなりとも行って下さい。二度と、会いたくない。
顔なんか見たくない。声も聞きたくない。アンタなんか、特別じゃない…、嫌いだ。

[雨は止まない。
唯々蝶が纏う闇により深く深く、水珠を滲ませて。
やがて顔を上げれば、にっこりと口元に三日月を刻んで微笑─]

(72) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 座敷守 亀吉

──…さようなら。

[踵を上げれば口端に掠めるような口付けを落とし、離れようと温もりを拒絶するように力を加えた。]

(73) 2014/09/20(Sat) 16時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/20(Sat) 16時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

[一度目は抱く側として、二度目は抱かれる側として。
そうして、三度目の今宵は虐げられるものとして。

彼が階段を下る度、花籠より立つ香は真実へと誘った。
淫欲を抱える冷たい地下牢には、数多の情と蜜が隠れている。無論、彼の熱情と秘密とて。>>69

己の与太に乗る彼に、喉を揺らして、幕の上がる音を聞く。
地位を失い転落した蝶など、花街でも珍しくは無い。
毛色の違う色を好むものは少なくなく、それ以上に蝶を強いる行為は雄の征服欲を刺激する。彼が本当に蝶が堕ちてしまえば、悦んで群がる男など幾らでも居るのだ。

色街の摂理に刹那、気をやるも、哀れな蝶の末路を更に語る。]

 ―――…お前さんには花より仕込が施された。
 だが、蝶が留まるは初めてのこと。

 淫欲に濡れて過ごした過日は習いであったのさ。
 夜蛾の前に屈する為の、な。

[彼の記憶と現状を混ぜ込んで唆していく低音。
櫻の梢に注いだ一昨夜も、沈丁花の種を孕んだ昨夜も、全ては客に奉仕する為の手順であったと、毒を垂らしこんだ。]

(74) 2014/09/20(Sat) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[即ち、白皙は何も知らぬ身体では無い。
男の欲求を満たす事を教えられた肉体だ。>>70
色を惹いて脱衣に至る所作さえ、この先の情事を自覚させる。]

 流石に卸したては綺麗なもんだな。
 ―――上席の花共は優しく教えてくれたかい?

[均整の取れた肢体はすらりと伸びて、絵画の中に住む麗人そのもの。牀榻に腰を落ち着けたままの男は、戯れに指先を起こし、鳩尾から腹の脇までを撫でてみせた。

指先に吸い付く質感はやはり、金の掛けられた造形。
美しい身体には、社交界で乙女たちが一曲強請らざるを得ない柔和な面差しが付いている。
だが、男は眼圧は鋭く掛け、色も淡い乳嘴を視線で舐めた。
本来ならば、伴侶となる娘にも受けない辱め。

されど、今の彼は堕ちた蝶。
未熟で硬い花蕾、甘い閨房しか知らぬ彼の初見世であった。]

(75) 2014/09/20(Sat) 16時頃

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