人狼議事


194 花籠遊里

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[隣より聞こえるは、激しさを表す声でありました。
 肌の打ち合う音も、粘膜擦れる水音も。
 やがては明瞭でない嬌声が、弾ける瞬間を伝えたでしょう

 見えぬはずの涙の音が、此方へ届いた気さえします。

 他の牢でもきっと、花々は咲き乱れているはずです。
 此処はそういう場所なのですから。
 そしてそれが僕たち『花』の、『しあわせ』であるはずなのです。]


[僕の戯れのような接吻けに、頬を染めた銀花も
 誰ぞ彼の腕の中、咲き誇っているのでしょうか。

 丸窓からちらりとだけ、月の端が見えました。

 「月が欠ける前に」などという言葉を
 不意に僕は思い出し
 傾く月を眺めては、彼の『花』の行く末を想うのです。]




 あなたは、いま。

 『しあわせ』ですか?
 
 


[尋ねる事が出来たのは、亀吉さんだけでありました。
 丁助さんには、寸でのところで訊くのを躊躇ってしまいました。
 朧さんに訊けば、叱られてしまうでしょうか。
 藤之助さんに訊けば、困らせてしまうでしょうか。

 他の花たちにも、訊きたくとも訊けないでしょう。

 どうして、訊けないのでしょう?
 何故、訊けないのでしょう?

 わからないまま、僕はいつであろうとこう答えるのです。]





 僕は『しあわせ』です、───と。
 
 
 


──幸せとは、こんなにも胸が苦しいことなのですか。

[“教えて下さい”

闇世の中、音にさえならなかった吐息が小さく反響しては、消える。]


 僕は『しあわせ』です。

[何時の時もそう答えましょう。
 何方さまにもそう応えましょう。

 胸が苦しいなど、僕にはわからぬ想いなのです。

 朽ちた花の行く末を知ればこそ。
 その毒に囚われてはならないと。]


 
 
[櫻は誠の『しあわせ』に、まだ散るを知りません。

 咲いてさえ、いないのですから。]
 
 


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/16(Tue) 21時頃


 
 
‘Tis better to have loved and lost

 than never to have loved at all.
 
 


【人】 墓荒らし ヘクター

[薄い雲の向こうに、輪郭を暈して浮かぶな朧月。
彼の髪が舞い遊ぶ度に、長い髪が細い雨のように見えた。
夜を明かさぬように零れる花の香り、
享楽は男に明るい世界を忘れさせてくれた。

熱と欲で満たされて、それ以外は何もいらない。

白濁に穢れる彼に唇を浅く啄ばみ、腕に抱く。>>180
彼が友に伸ばした腕は、虚空を切り、優しさに届かない。
友情を踏み躙るほど、胸は満たされて、飢餓が癒える。

悪趣味なのは百も承知、己の気質など千も把握。
牀台に放った藤の花房へ、気を向ける朧の呼気を呑み、
その口付けから拡がる甘さに脳髄が灼けた。

―――花から漸く、人の香りがする。]

(228) 2014/09/16(Tue) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[己の子種を受け止めた藤は、未だ余韻に苛まれるだろうか。
新鮮な精が彼の奥で収縮に捏ねられ、内壁をじわと蝕んだ。
占有していた重量が抜けても、残香は内に留まった侭。>>188

褥の中で熱に苛まれ、揺れる花は艶然と欲を誘う。
美麗な二輪を揃えただけあり、双眸に深く悦を与え続ける。
刹那的な饗宴は、一時の熱を一層焦げ付くものへと変えた。]

 ―――…そんなに気になるかね?

[藤の瞳を認め、唇は円弧に撓んで歪み。
気怠げな笑みを浮かべて藤之助へ問いかけた。>>191
何処か霞がかった彼の視界に、接吻の様を映し、
不図、更なる悪趣味を企て、朧の身体を引き倒した。

――――丁度、藤之助に覆い被せる形で。]

(229) 2014/09/16(Tue) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[どさりと人形の様に扱う彼らを慮る心は非ず。
ただ、彼らが鈍く放つ心底の輝きに双眸を眇め。]

 こちらの方が、良く顔が見えようや。
 ―――眼を逸らすなよ、藤の字。

 ……お前さん方は皆、直ぐに眼を逸らしやがるなぁ。

[朧の背に掌を滑らせ、腰を持ち上げさせると強いる開脚。
朧に取らせるは藤之助を跨がせ、獣のように強請らせる体位。

彼らの眼前に友情を置いて、欲情で燻す算段。
藤も朧も、更に輝かせるように。

砕けた鏡、壊れた精巧の面差し。

自身を蝶と偽る悪辣な夜蛾は、
男は乾いた心を慰める様に、熱ごと息を吐き出した。]

(230) 2014/09/16(Tue) 22時頃

[この感情をどう表せばいいのか。
腹の辺りに渦巻くこれを。
怒りか、呆れか、それとも悲しみか、羞恥か。

『花』として誇りを持ち、美しく咲き誇れ。
俺を育てた花は口癖のように言っていた。
どんな辱めを受けようとも、どのような思いをしても蝶を惑わせる花であれ。

その言葉を道標に、今まで歩んできたはずなのに。]


【人】 墓荒らし ヘクター

[彼らに溺れる蝶など、何頭も居る。
高嶺の花に酔い痴れる伸びる手は数多。

されど、今宵、彼らを支配するのは、
溺れる分だけ彼らを抉り、砕いて、快楽を得る悪辣。>>234

触れ合う二人の肌に熱を孕ませ、育てながら、
差し向けた朧の双丘に添える自身の剛直。
朧の高く結んだ髪を掴んで、まるで手綱のように引く一時。

朧の顎を伝う白濁が、藤之助の頬にもポタリと落ちるか。
散った鏡の欠片を掻き集めさせることも許さず。]

 悦いねぇ、――…悦い返事だ。
 俺の命令だから、か。

[機嫌良さ気に、膝立ちの腰を揺らめかせると、
朧の窪みに先端の段差が引っ掛かり、縁襞を舐めて掻いた。]

 ―――…甘ぇ、蜜よな。

(240) 2014/09/16(Tue) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼らは籠の花、今は己の花。
散らすも愛でるも、一夜主人の匙加減一つ。

どれだけ夜を深めても、彼らの目の前には、朋が居る。
夜と切り離されたはずの、昼の世界も見えるだろうか。>>235]

 それもそうさな。
 ――では、藤の字よ。お前さんが教えてくんな。

 朧は今、どんな顔をしているかね。
 ―――…お前の朋は、どんな顔で啼いてくれるかね。

[態とらしく、思い至ったように嘯く唇。
ねとりと低音が朧の背に落ち、体液に塗れた怒張の先端が、
朧に自慰を強いて綻ばせた菊座を捉えた。]

 ………さぁ、教えてくれよ。

[朧の後ろ髪を強く引いて、痩躯を一息に穿つ。
狭隘な肉の狭間を押し進み、朋を犯した熱杭が、空に滲んで浮かぶ月さえ、辱め堕とす。]

(241) 2014/09/16(Tue) 23時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[逞しい熱は、斜に勢いづけて打ち込む角度。
最初から性器裏から始まる隆起に狙い定めて抉り。

己の熱は、万進するほどに欲情を呼び、硬度を取り戻す。
陰茎に浮き上がる血管すら、朧の体内へ細かい脈を走らせて。

グ、と腰が朧の臀部にぶつかるまで、身を軋ませた。
休息を与えず、満たす身体と、己の征服欲。]

 ―――ハ…ッ、

[朧月の向こうから惑う藤色を見下ろし、獣の瞳が声を促した]

(242) 2014/09/16(Tue) 23時頃

――……

[ごめんなさい、朧 

と。蝶の言葉により友の貌を伝える際に小さく告げる
命によりその怜悧な顔を穢し、なおも言葉で責めねばならぬ事への謝罪と、それでも目を逸らせぬことへの懺悔であった]


【人】 墓荒らし ヘクター

[朧の形整う肩に走る痙攣は、己の下肢に熱い欲を誘った。
媚を知るからこそ、無意識の痴態は不意打ち如く邪を掻き立て。
己の深層から滲む身震いは彼に収める熱にまで伝う。>>245

満たされる悦びを知っている肉体は甘く、
玲瓏な普段の面差しを忘れさせるほど内壁が妖しく絡みつく。
充足の呼気は途切れて熱を孕み、彼の臀部に手を掛け尻朶を左右に開いた。

そのまま。隙間無く己の形を覚えさせる狭隘を
拡張するように最初に与えるのは淡い旋回。
奥ばかりに円を描き、淫液を塗りこめ。彼の腰も追従させる躾。

ぐず、ぐちゅ、と水飴のように蕩けた音が三者の合間で立ち。
朧の身体で奏でる旋律は、砕鏡を細かく粉に変えさせる。]

(249) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 流石に年季が違うねぇ――…、
 男に強いられて、こんなに感じるかい。朧よ。

[年下の藤之助の前で、揶揄めいた賞賛を投げ、
素直に喘ぐ花に褒美の一打を深く与えた。

腰を引けば、懐いてくる媚肉を歪め、衝撃で均す。
その度に生々しい音が溢れ、牢に反響する性交の楽。

腹の内側を暴れる熱源は、従順な身体に最終的な成長を遂げ、
脈の一筋すら粘膜に刻み、体内に己の鼓動を覚えさせる。]

(250) 2014/09/16(Tue) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[彼の上で睦む蝶と花。
蜜吸いに喩えるには苛烈で、その様は捕食に似ていた。
朧の躯を串刺す度に、藤之助の瞳には色の浮き立つ友が映る。

近すぎる息遣い、近すぎる体温、近すぎる嬌声。
そのどれもが―――、彼を犯すようにも錯覚させるだろうか。

悪趣味な配置は計算されたもの。>>247
平静を装い、搾られた評価の声は、嬌声以上の糖度を伴った。
己の唇を舌で詰りながら拭い、強い眼差しが彼を覗く。]

(251) 2014/09/17(Wed) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ―――…花に月、とは、艶雅なことよ。
 だがな、藤の字よ。

[唐突に朧の顎に手を掛ければ、彼の眼差しと向き合わせ。
腰を放縦に繰り出すたび、勃起した朧の慾が彼の腹を掠め。]

 視たままを告げて良いんだぜ。
 ―――…なんて……、淫乱な朋だってな。

[明けを知らない夜の底。>>248
また、鏡の欠片がぶつかる音を聞いた気がした。]

(252) 2014/09/17(Wed) 00時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[光も閉ざしてしまう朔の闇へ。>>255
輝きは漆黒の中でこそ、最も価値を上げる。

朋の声で辱められる彼の貪婪に波を立てれば、また高く啼いた。
恥辱に塗れながら、彼は抗えぬ花月。
彼は花たる故に、咲き誇る以外を知らない。

淫蕩に融けた彼の顔は、藤之助の瞳に映して垣間見。
熱情の赴くままに、欲しい侭に貪ってゆく。
太い剛直が抽挿を繰り返し、奥に淫液を垂らしこんで、
熱烈に絞る肉の抱擁に喉を微かに上下させた。]

 見せてやれよ、朧。
 ―――…本当のお前さんを。

[彼を背中から緩く抱くと、ぴったりと背に逞しい胸が乗り。
朧藤の眼差しを繋げ、月も花房も夜に堕ちてしまう様を見る。]

(264) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[一時の熱は、己を慰めてくれる。
己の不足に慈雨を降らせ、渇きを癒してくれる。]

 ―――――……っ、

[長い悦は腰に蟠り、彼らの眼差しがぶつかる瞬間、
奔流の飛沫を朧の内側に爆ぜさせた。

重なる美しい二輪の花、うっそりと瞳を細め。
一度に収まらぬ逐情は、二度、三度と朧の腹を内より叩き。]

(265) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[身体を苛む蝶は背後、朧の目前に在るは藤の君。
愉悦に脆い花が、性感押し上げられて、頂を駆ける時も、
きっと、朋ばかりを視界に入れる。>>260

花を蝕んでいく毒は重く、貞淑を気取る彼の皮を剥く。
一枚下に隠れているものを暴くように。]

 ……悦ぃ―――…夜よなぁ、

[上がる息を乱し、それでも君臨するは夜の上。
熱い精を迸らせた朧の髪を漸く解放し、
藤之助の上に捨てるよう、背を押しやる。

悪辣な夜蛾は、熱の頂を越えて尚、
最後の最後に、何もかも突き放すよう、手離した。]

(266) 2014/09/17(Wed) 01時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[体液に塗れた二輪の花。

然して乱れの無い己の着衣を、緩やかに引いて、
内側に風を送り込めば、周囲に煙る艶香の濃度を知る。
夜を区切った檻の中には、それぞれ蜜が詰まっているのだろう。
――――たっぷりとした、甘い秘蜜が。

そうして、息を注ぐよう、低い天井を仰ぎ。
一時、耳を澄ませて、日常には無い悦に身を浸す。


チラと見やるは欲と精に穢れた二輪の花。


日が昇った後も、眼下の友情が、元通りに収まるかなど、
奔放に振舞った享楽蝶は与り知らぬところ。

だが、瞬きを数度越えると、黎明は案外近くまで迫っていた。*]

(267) 2014/09/17(Wed) 01時頃

[こんな、ゆめものがたりが誠であれば
 所謂『しあわせ』というものなのでしょう。

 ですが、なりません。

 『特別』になることも
 『特別』をもつことも

 『花』には許されざるべきことなのです。]


[僕たちに許されているのは、ただひとつ。


 『花』として咲く。


 ただ、それだけなのでございます。]


[――朧、朧

声ならぬ声で彼を呼ぶ
そんな顔をしないでと虚空を見つめる彼の頬から白を拭う
友にだけは、こんなに泣き濡れた姿を見せたくなかった
失望されたくないんだ、と]


 
 
             ――――退屈だよ。
 
 


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