64 色取月の神隠し
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―長屋通り/菊屋―
ただいま戻りました。
あー、疲れたー。 ありがとぉ、おっかさんも休んでね。ずっと仕込みで大変だったでしょう。 わたしも今日は早く休むよ。うん、大丈夫。かなり多めに餡は仕込んであるからね。 米も下拵えはできてるし、明日は向こうで、だんご丸めて…ふぁ。 …はい、おやすみなさい。
[菊が寝間に消えると、うーん、と伸びをして肩をとんとんと叩いた 少し外に出て、床机に座りぼんやりと空を眺める 月を見ていると、どこか胸がざわざわする感触が消えない こんなことは、今までにないことだった]
[カタン]
(184) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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[カタン]
[カタカタ]
(186) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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[裏で物音がして、菊が起きてきたのかと中を覗く しかし、人影はなく、たまこは首を傾げる よく聞いてあたりを見回すと―― 土間から長屋への上がり口、小さな茶箪笥から音は聞こえるようだった]
…? ……!
[眠気が覚めて急いで箪笥に駆け寄り引き出しを開けて中を覗き込む ―――!顔になにか当たって、ぽんと飛び出したものがあった]
わあぁっ
(187) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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ひっ
[声を上げようとして、はっと口を押さえた]
おか…あ、ちゃんの。
[宙にひらひらと浮ぶ、それは、亡くなった母の形見の簪であった
黒檀を薄く薄く蝶の形を模って削り、細かな透かし模様が彫り込まれ 透かしの部分には虹色の貝細工、そして真っ赤な珊瑚が一粒
およそ長屋に似つかわしくない高貴なそれは、縫い子であった母が 武家の姫さまの婚礼衣装を作ってたいそう気に入られた際に贈られた品だ]
(188) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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…痛…な、なぁに
[ぎゅっと瞑って開いた目の前は行灯もなく暗いはずなのにぽぅと淡い光]
…あ
[震える手を伸ばそうとしたそのとき ポン、と消えたかと思うとくるりとそれは人型になってたまこの前に立ったのだ]
『あー!やっと出れた! 気づいてくれないんじゃないかって、まったくそわそわしたよ。 たまこ。ちょっと、ぽかんとしすぎだよ。まぬけ面だねぇ。
…あたしは、揚羽。』
(189) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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[珊瑚のような真っ赤な髪をひとつに束ね波打って背中を滑り降りる 艶やかな紅を差した口を尖らせて、切れ長の目を細める 黒に派手な大輪の柄のお引きずりを着流して 花魁のように肩からずり落ちそうなくらい落としはだけた胸元 その細い白い手が、たまこの頬まで伸びて、ぺちんと軽く音を立てた]
『あたしは、揚羽という。 今日で齢100歳、満月の次の日、逢魔が時。よい機が重なったというもの。 この美麗な姿をごらん。 特別大切に扱われた高貴な古い古い品は、妖になる。 こうしてあたしはとうとう九十九神になれたというわけさ』
『おや』
[揚羽と名乗る九十九神は、頬に触れた手をそのままにふと動きを止める]
『ふぅむ。たまこ、お前は10年間あたしを大事に大事に磨いてくれたね。 どうやらそのせいか、ほんの少しあたしの霊力が移ったようだよ。 まぁ、あたしも新米であることだし、そんなにたいした力はないが』
(190) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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[お喋りがようやく止むと、たまこはぽかんとした口を閉じて 添えられた手に恐る恐る自分の手を重ねた]
こんなに、人みたいなのに。 人であらざるもの、妖、なの? 逢魔がとき…今が、そうなの?
[人であらざるもの、に初めに興味を持ったのは一平太だったか 小さい頃に、母が亡くなった――― ――と、聞かされていた頃に一平太に聞いたことがあった 母はほんとうに死んだのだろうか
逢魔時のはなし 隠世と現世のはなしをしてくれたのは、 一平太が学問を始めてもっと後のことだったろうか それとも たまこは、だんだん意識が薄れていく中でぼんやりとそんなことを*考えた*]
(191) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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団子屋 たまこは、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 02時半頃
たまこは、長屋の上がり口にもたれたまま*すやり*
2011/09/14(Wed) 02時半頃
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