54 CERが降り続く戦場
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そうなれば、この宇宙を管轄する貴殿の責任を《評議会》に問われることになるのでは?
ここで争うより、惑星を消滅させない方法を考えるのがよいのではないか? 俺は、ここに集った人間ならば、遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨を退けることも可能ではないかと思うのだが。
[高次元に存在する者との戦闘に決着はつかないだろうと判断し、 フィリッパに呼びかけた**]
(853) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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[見物しながらも、届く声には優しく、しかし揺ぎ無い「答え」を知っている者として答える]
何故俺の声が聞こえる、か?
お前さんがただの狼ではないからだ。
神々の栄光《グロリア》が潰えた時、俺は解放される。
それに呼応して、お前さんの力も内から解放されるだろうな。
人間達にカミと崇められながら、人間の負の力で死に絶える末路へと至った…その運命。
人間が憎いか?
憎ければ、目覚めと共に滅ぼすが良い。
人間が愛しければ…牙を剥くがいい。
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[>>863 場を収めるための提案は、エルダーロードの背後に忍び寄った同胞にあっさり却下された。]
――は。相変わらず単細胞め。 仮に超上位種《エルダーロード》を倒す程の強大な力を発せれば セカイのバランスなどあっという間に崩れてしまうだろう。
[吐き捨てるように呟く**]
(930) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[続けての問いにも]
命はバランスで成り立っている。
増え過ぎても減り過ぎても命の輪は途絶える。
判り易く言えば人間が増え過ぎて自然の理を崩している。
それを元に戻すにはある程度人間の数を減らし、人間が自然を大切にする気持ちを生みだすよう、恐怖と混乱を与えなければいけない。
その役目を担ってるのがお前さんだ。
ま、ピンとこないだろうがな。
だからお前さんが力を操れるようになった時、
人間が悪いと思えば思う存分その力を人間や文明に奮えばいい。
そう言う事だ。
ただし、人間を守りたいと思ったら…俺と戦え。
[もう一度繰り返す言葉は、その時が来れば究極の選択になるかもしれなかった。
だがどちらを選んでも、最終的には戦う事になるだろうとも予測している。
天狼は自然の理を守る為に力を奮う。
反して獣は、自然の理ごと破滅させる為だけに存在するのだから]
[ 自分の言葉の後、心の裡だけで呟く。]
それ(バランスの崩壊)こそが俺の目的では、あるが。
[そうして、陽達を再び見つめて]
人間は…憎いわ。憎いけれど、優しい人もいるもの。
牙を剥いたり、滅ぼしたりなんかしないわ。
私は知ってるもの。憎しみで誰かを傷つけると、それは連鎖するもの。
[だから、自分は憎しみで誰かを傷つけない。
そう言いながらも、ただ某然と。]
それでも、それが運命ならば、森を仲間達を守るために必要なら…例えば彼の力で森が滅びるなら、あーちゃんが悲しんでも…。
[思考は自らの使命に重なって。]
バランス…?人間が増え過ぎたせいで、世界のバランスが壊れてるの?
[少しばかり分かりやすい答えが出れば、納得して]
それなら、話は簡単ね。つまり…
[天狼に掛けた声に反応したには]
なかなか面白い見物だな。
まぁ何とかなるだろうさ。
ああ、連中の前にいきなり獣の存在を見られるとまずいかい?
俺としてはどちらでも構わんがな。
[何処までも気紛れで真意を掴めるような発言はしない。
最も最終的に獣は破滅を与えるだけなのだから、そこに至る幾筋もの道を気ままに辿っているだけだ]
私が守りたい人を攻撃するなら、その時は戦うわ。
[その声に静かに反応しつつも、どこか、懐かしい、優しい。
どちらと答えればいいかわからないが、戦いたくはないと、本能的に感じる。]
だからお願い…私が守りたい人は壊さないで。
いや、純粋な獣《ベースティア》はいない。
いるのは俺よりもっと心優しい狼だ。
最も人間共には俺と大差ないだろうな。
破壊と混乱と混沌を与えると言う意味では。
どっちみち人間には倒すべき相手とみるだろうな。
[キン、とグラスの淵を叩けば、水鏡が揺れて映像が途切れる]
[静かに、だがはっきりと告げられたには満足げに笑う]
そうだ。
人間が自然を畏れ、敬うようになればまた緑の森や青い湖、温かな木漏れ日が戻って来る。
お前さんはその為に力を奮うんだな。
[獣は理性があるが故に気紛れだった。力を持つ者を成長させて、それを見届けてから屠る事もしばしばあった。
天狼や、柊に言葉を掛けた事もそれ故かは判らない]
[情を持つ人間がいるのか、揺れるには]
その時は、全力で俺に牙を剥け。
[手を出さないとは約束しない。少なくとも今はまだ、気紛れな獣は約束する気はなかった]
そうだとしても、あなたはきっと、バランスを崩す人間。
[聞こえて来た声には、さらに一度俯いて]
そう…させてもらうわ…。
[その時には、自分はどちらを選ぶのだろうか?
友人か使命か、今はまだ選べず…。]
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― 校庭 ― [中空に扉が開き、陽気な声が響く。 それを目を眇めて見た後、陽に声をかけた。]
アキラ。俺は一度《Rebirth》に戻る。 今の事を上に報告せねばならんのでな。
[陽に三つの立方体《ダイス》を取り出して]
すぐに戻る心算だが、もし何かがあるようならこれに呼びかけてくれ。 もいくは、こちらに戻る時にこれで位置を捕捉する。 ―― 君に、持っていて欲しい。
[三つのダイスを陽に握らせると、《Front》から《Rebirth》へ移動する。
→《Rebirth》へ**]
(992) 2011/06/04(Sat) 23時半頃
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「俺」の格付け、後で頼むわ。
[ドナルドを見送った後、獣《ベースティア》は楽しそうに哂う。
目の前の出来事に意識を奪われて肝心のモノがすぐ傍にある事に気付かない。
それは仕方ないとは言え、とても滑稽だった]
早く超上位種《エルダーロード》も増えないもんかね。
八つ裂きにしたい奴が多いなら、更に楽しくなる。
ウッオィエ ソ ゴヴォ ラ ブオィ
(運命はただの夢)
ホフト ソ ”ドリーマー” ガ ヴォリ エグゴガパイァ
(さすがはドリーマーと言った所だね)
ペヒペ…
(奇跡…)
ロオイゥサヴァ
(なあるほど)
ハウ ポッゴッ レ エプ ガ リ エエピヴァ
(そう簡単にいくといいけどね)
― 終局後 ―
サイォ エポロポグゴ
(ほら 行かなかった)
[食事と言う「干渉」が出来た事を改めて確認すると、まだゆらゆらと水面を揺らしているグラスの淵を叩く。
即座に静まり返り、映し出すのは栄光《グロリア》の過去。
小さな扉と呼ばれる少女。
成長したグロリアと誓約した為、ポチュラーカ自体が誓約の楔になる事はない。
だが多少なりとも獣を繋ぐ鎖である事は否定できず]
栄光《グロリア》はほっといても潰える。
だが、多少俺に影響を持つだろう過去の彼女も消すべきだ。
[解放された後の事をゆっくり考える。
超上位種《エルダーロード》を殺しに行くか、憂いを完全に断ち切る為に少女を殺すべきか]
どっちがいいかね…。
[悩ましい2択を思わず声に出していた]
アオァグギエイゥバイェ アゥグガ ボグポエ ロラポオァ
(思ってるよりずっと厄介なのかも)
”ドリーマー”オァ アグポイー
(ドリーマーもおつかれ)
オ グギ ”ヤニク” バッヴォサウ ト エエ?
(あ ヤニクって呼んだほうがいい?)
どちらでも好きにしろ。
それで…彼女の様子はどうだ?
周りが連鎖的に目覚めているが…彼女にはまだ『届かない』のか?
アェボオ バジェロイーギエイゥヘ ”ドリーマー” ヴィ ボ エエ
(じゃあ呼びなれてるしドリーマーで良いや)
[ハイーソ笑ウバウロ声色ヴォっゴ。]
ウウン(うーん)
エゲヴァ ガヴァエゴポガ アオァグゴッヴォ ロ ピヴァ
(一度届いたかと思ったんだけどな)
オガオァウ セガアヘ?
(後もう一押し?)
ロッヴォポ リ タオィン
(何だかすまないね)
ゴプホッ ペバウイェバプ ヘギ オァイォグギ
(たくさん協力してもらって)
なに、気にするな。
舞台が始まり、彼女がキャストだとわかったから手を貸しているだけだ。
『役目』を果たす前にアリスの出番が終わってもつまらんからな。
[喉を焼くほどの度数の酒を流し込みながら、先程の2択に更に悩む]
面倒だから栄光《グロリア》の関係者皆殺しにした方がいいか?
どうせ順番が違うだけで最終結果は同じなんだがな。
[どうすれば、一番面白くなるか延々考え込んでいた**]
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