人狼議事


52 薔薇恋獄

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 何故、そこで鳴瀬先生がでてくるんだ?

[きょとんとした表情をしていただろう。
何を言っていると……。

少し息を吐いて、押し倒された格好のまま、手を伸ばす。
怒るとは思っていたけれど、ここまでとは思わなかったので、これ以上は言わない方がいいと、口を紡いで。宥めるように頭に伸ばす手。

触れたなら、それに何かを思い出す。]

 ……そうなったら、俺はお前を選ぶよ。

[けれど、何かを掴むことはなく、その代わり零れる飲みこんだ筈の言葉。はっと、それに気がついて、誤魔化すように]

 お前が蘭香を。俺がお前を……そうしたら3人だろ。

[苦笑を浮かべた。]


[それだけ状況が悪いというのは、蛍紫自身が話したこと。
だから、たとえば、なんて仮定で済ませられるとは、感じられず]

 ……何で?

[きょとんとした表情に、問い返す声は、きっと眼差しに反して冷やか。
そんなつもりも無かったけれど、そうなってしまった。

だから、手が髪に触れたときも。
思わず、つよく振り払ってしまった手のちからだって、そんなつもりじゃなくて]


 ……っ、ごめ 、

[蛍紫より、自分のほうが驚いた。
まるく見開かれた瞳は、いま庭園で雫にうたれている薔薇の葉と、似た潤みを湛え]

 …………それでも、オレは、蘭香だけを選ばない。

[苦笑に、きっぱりと答えた表情は。
おなじ場所で、意識を失う前、ごめんと告げた、泣き笑いに似たそれと同じだった]


【人】 会計士 ディーン

 ……俺も、たまには冗談とかも言ったりするんだがな。

[今言ったことは冗談でなく。
そんな例えと言われたから、例えとして言ったまで。
襟首しめられていることは苦しいけれど、身体にかかる重さは耐えられない程ではないのは、珀が軽いからだろう。]

 まぁ、では、指図ではなくて、俺の勝手な願い……
 と言うことにしておいてくれ。

[結局いつものように、自ら引くことで場を収めようとした。

今更になって、眼鏡が飛んでいることに気がついて、珀の頭を撫でていた手を離すと、床の上を探る。]

(507) 2011/05/19(Thu) 12時半頃

[髪を撫でれば、首にかかる圧力に、思わずぐっと喉を鳴らすけれど。抵抗せぬまま、濡れた葉の色を見て、苦笑を深める。]

 何もかも……と思っていると
 そのうち抱えきれなくなって、全部取り落とすぞ?

[つっと眼を細めた段階で、眼鏡が飛んでいることに気がついた。
泣き笑いのような表情から逃げるように、指先が眼鏡を探った。]


 そうなったらなったで、……蘭香とお前には、迷惑かかんねーようにするさ。

[逸らされる視線には、気づいたから。
ちいさく苦く笑って、身を起こした]


【人】 会計士 ディーン

 ……例えば、猫耳とかか?

[先程の百瀬の大爆笑を思い出して、ぼそっと呟く。
己を除外するなという珀の言葉に、曖昧に微笑むのは、それこそ選ぶのは2人だからと思っているからで。]

 嗚呼、すまん、ありがとう。

[探していた眼鏡を、珀の手でかけられれば、紡ぐ礼の言葉。
謝られれば]

 謝るのは、俺の方だと思うんだけれどな。

[そう言葉にしたあたりで、扉ない入口のあたりに人影を見るだろうか。]

(518) 2011/05/19(Thu) 13時半頃

 俺は、別にお前に迷惑かけられても良いのだけどな。
 今更だろう……。

[冗談を言えというから、冗談を言ってみたという声音で、重くならぬように言う。]

 俺が言っているのは、そういうことではないよ。
 お前が心配なだけだ。

[己の放った言葉に、またデジャビュを覚えながら、身を起こす際に揺れる相手の髪を見つけた。]


 もう、十分掛けてるじゃんか。

[これ以上どうしろと、と肩をすくめて笑う。
今更といえば、今更でもあり]

 オレだって、お前が心配だよ。

[甘えている自覚はある。
けれど甘えられた覚えは無い。
迷惑かけようとしないのはどちらだと、思う]


【人】 会計士 ディーン

 おぉ、おぉぉおおお???

[入口に人影がと、眼鏡のお陰でいつもより明瞭な視界に捉えたところで、肩を掴まれた。そして、がっこんがっこん揺らされれば、言葉にならない言葉が尾を引くように口から漏れて行く。]

 いや、そんな、こと、は……な……―――。

[それでも、ぶつ切りに言葉を紡ぎながら、泣きそうな珀の肩を軽くぺしぺしと叩いた。折角、かけてもらった眼鏡が鼻の上でロデオ状態である。]

(523) 2011/05/19(Thu) 13時半頃

 そうか……。

[珀の言葉に、ふっと唇の端を持ち上げた。
その言葉だけで十分だという思いと。
そうでない想いが混ざって。

その話題に関しては、それ以上言葉を紡げない。

まるで無意識に、百瀬の質問から逃げたように。]


【人】 会計士 ディーン

 そこまで、意外、か?

[ガコガコが止まって一息いれる。
しかしながら、こう、ガコガコされ過ぎて、三半規管はやられてる感が否めない。

どれくらいやられているかというと。
身じろごうとして、体勢を崩して、近付いた顔に誤って、ちゅっといってしまったかもしれないくらいには。]

(525) 2011/05/19(Thu) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

 !?

[鳴瀬に接吻けた時は、結局は自分の意志だった。
だから、刹那で離した。

けれど、今は、事故で。
状態を認識するのに、結構と間があった。
そして、認識してからも、事が事だけにフリーズしていた。
だから、接吻けは、解かれぬまま。
まるで、望んでその状況を続けているように。

……そんな状況を、百瀬がどう見たかと、意識が向かうのは、百瀬の声がかかってから。]

 うわぁあああああっ

[慌てて飛びのいて、叫んだ。顔が赤い。]

(534) 2011/05/19(Thu) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

[壁に背をあずけ、口元を片手で覆って、ふるふると震える。
百瀬の言葉に、何か言い返そうとして唇を開けば、手に当たる感覚で、先程の珀の唇の感覚を思い出してしまい、かーっと赤くなる。]

 ………っ!!

[にっこり笑う一年に、ぶんぶんと金の髪を揺らして顔を横にふる。
わざとじゃない、事故だ、事故!!!
声にならない声は、視線で訴えるも伝わったかどうか。

助けを求めるように、珀を見るけれど、見たらみたで、先程を思い出して……以下悪循環である。]

(537) 2011/05/19(Thu) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

[基本的に、色恋沙汰というのは、人づきあいの苦手な蛍紫にとっては不得手とするところである。
隅でふるふるしながら、意外と手慣れた対応をする幼馴染を、頼もしく、その反面何かつきっと心に刺さるものを覚えながら見詰めていた。

事故と言うところでは、コクコクと頷いていたのだが。]

 ……なんのことだ?

[少しばかり余裕が出来たあたりで、放たれた百瀬の言葉に首を傾ぐ。洗面所でも、そういう旨のことを聴かれた記憶が思い出されるが、あの時はあの時で正常でなかった為、答えを濁していた。]

(541) 2011/05/19(Thu) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

 ―――……っ!?

[きゃーーーーっと、まるで乙女のように叫びそうになったのは、かろうじて口元を押さえることで耐えた。
後で、自分で想像してみて、キモかったので、よくぞ耐えたと思う。

そんな状況で、フリーズしながらも、紫の目を見開いて、がっつり見てしまっている。]

(546) 2011/05/19(Thu) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

 えっちーって、お前……。

[茫然としていた脳がやっとこさ動きだしたのは、珀から声がかかってからだろう。ちょっと腰が抜けてしまっているが、悟らせないようにその場に胡坐をかいた。]

 あー……。

[流石に鈍くても、色々悟ってくるものがある。
己に探りを入れるような百瀬の言動は、つまりはそういうことだろう。

こう、幼馴染がとか、男相手にとか、いろいろぐるぐるぐるぐるしてはいるのだけれど。珀が冷静に対処しようとするなら、合わせるべきかと、最大限の努力をする。……少し此方も視線を逸らしてしまう訳ではあるが。]

(549) 2011/05/19(Thu) 15時半頃

 そうか、世界は3人だけで閉じている訳ではないものな。

[ぼそっと呟いたのは、百瀬が去った後だろうか。]

 決めつけられれば、怒る、か。

[判っていたけれど、実際の所、判っていなかった事実を百瀬につきつけられた形。
世界は3人だけでないということだけでなく、幼馴染達もそれぞれ恋愛をするだろうということも、実際に同性同士に芽生える恋愛感情があるということも。

……と知らされて、ん?と何か引っかかったように、眉間に皺を寄せる。自身については、まだ、判っていないという風。]


 お前まで何言ってんだ。

[調音の言動だけでも分からないのに。
妙なことを言い出す幼馴染を、じとり]

 うん、怒るな。……分かったなら良い。

[脈絡は分からなかったが、多分自分が怒った理由を納得してくれたのかと思って。
うんうん頷いている。

根本的な解決にはならないけれど、それだけで少し嬉しかった]


【人】 会計士 ディーン

 ……いや、お前、好きって言ってくれている相手に
 あれはどうかと。

[ある意味慣れた態度って言えばそうなのかもしれないが。
もしかして、こいつ、今までも好意を示してくれた相手、本人自覚なくこんな感じで傷つけてるんじゃないか……などと、心の中で思った。言葉にはしないけれど。]

 気になるなら、追いかけてやればいいものを。

[呟きに、駄目だコイツ天然だ……と思ったのも、言葉にはしない。なんだか、とても疲れ切ったように眼鏡を直す。
百瀬を見送った視線が此方を向けば、少し躊躇って]

 悪かった。

[事故とはいえ、接吻けしたことを謝った。
何故か、忘れろとは云えなかったのだけれど。]

(552) 2011/05/19(Thu) 16時頃

[じとりと睨む珀に向ける眼差しは……
こいつ判ってないのか?という疑惑の眼差し。]

 ……ああ。

[なんだか、疲れてしまって、頷く相手に合わせた。]

 悪かった。

[ぼそっと接吻けてしまったことを含めて、謝罪した。]


 何だよ?

[疑惑の眼差しに、怪訝げな碧いろを向け]

 別に。

[気にすんな、というように笑ってみせたけれど。
やっぱり少し、寂しいような苦しいようなノイズが、混じってしまった]


ディーンは、プリシラ(百瀬)が流石に可哀想な気がしてきた。

2011/05/19(Thu) 16時頃


【人】 会計士 ディーン

[流石に……流石にこれは百瀬が可哀想だと、思った。
と、知れば百瀬は腹を立てるのだろうか。]

 ……俺は、気持ち悪いとかは思っていないが。

 楓馬、あれは友達の好きじゃない……と、思う。
 自信はないが。
 だから……その先は、言わなくても判ってくれ。

[気力を振り絞ってそれだけ告げると、後は自分で考えて欲しいとさじを投げるのは、元々得手な話題でないからか、他に理由があるからか。
最初、組み合った時に転がったモップを手にとると、それを杖代わりによろっと立ち上がる。]

 俺は、一旦部屋に戻るよ。
 風呂にも入りたいしな。
 珀も、冷えたままなら入れよ?

[叶うなら、手を伸ばして相手の髪をわしゃっと撫で、よろよろと階下に向かっていくだろう*]

(554) 2011/05/19(Thu) 16時頃

[結局、疑惑の内容を告げるも、自信のない分野故にあれが精一杯。
後は自分で考えてくれと、さじなげて、けれど去り際に頭を撫でようとしながら]

 ……1人で無茶はするなよ?

[囁くのは、日向に関して。
暗に何かあったら呼ばないと怒ると告げて、よろよろ去って行く*]


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 16時半頃


 こっちの台詞。

[にへらと笑って、むしろ心配な背を見送った*]


【人】 会計士 ディーン

― 自室 ―

[よろよろっとしたのは、珀にまったく通じていなかったからで。
だから、彼が一瞬己を拒否しようとしたことには気がつかなかった。]

 鳴瀬先生、まだ戻ってないのか……。
 風呂にいったのかな。

[モップをあるべき場所に戻すと、自室へ。
そこには鳴瀬の姿はなかったから、安堵すると共に]

 それとも……。

[つきっと傷む胸。抱えて隣の部屋を見る。
先程した用に耳を欹てようとするのを、理性で止めた。
ごろっと、先程鳴瀬が転がっていた場所に四肢を投げ出す。
指先で触れるのは、己の唇。思い出すのは2つの……。]

(573) 2011/05/19(Thu) 19時頃

【人】 会計士 ディーン

 ………。

[ぼんやりと、眼鏡をかけたまま中庭を見る。
珀が向かうと言っていたから、何かあったら駆けつけれるようにと。
そう、思うのに

             いつの間にか瞼は落ちて……*]

(574) 2011/05/19(Thu) 19時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/05/19(Thu) 19時頃


[花を輝かせる、想いの強さ。
ひとつひとつ、余す花無く感じられるすべてに。
誰かの遺した、想いの欠片がきらきらと眩く胸を刺す。

只中に居ると、今感じている痛みが、花々から感じるものか、雨によるものか、分からなくなる。
このまま、薔薇のいたみに埋もれて、千々に散っていきそうな感覚]

 っ、

[ぶん、と頭を振った。
いけない。
今は、引き摺られかけたら声を掛けてくれる相棒は居ないのだ。
しっかりしなくては。

その相棒は、自室で蘭香にもふもふされて気分の良いとこを。
闖入してきた調音に、警戒真っ盛りなのだが、知る由は無い]


 ……なにか、

[ともかく、何か。
引き摺られないように、生きていることを実感できること、考えなくては。
いきて、そう雨の中呟くくちびるに、気づけば指先は引き寄せられて]

 っ、

[ひた、と触れれば、はっと我に返る。
何してるのだか、こんな所で。
雨は酷いが、誰が見ているとも限らない。

意識を戻すには過ぎるほど強烈な思い出に。
慌てて指を引けば、一輪の棘に引っ掛かった]


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処刑者 (7人)

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