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「ご機嫌はいかがかな?《Wie geht es Ihnen?》」
「僕の 可愛いお姫様」
「笑う顔を見るだけで嬉しかった」
「お前がどうか、素晴らしい人生を送りますように」
嗚呼 Mutter, Vater...
私はあなたたちの願いに副うことは出来るのでしょうか。
ただ、産んでくれた事実は、"今此処に居る私"。
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 20時半頃
あなたは、呪うの?
誰かを――…。
村の人々が噂するように、本当に。
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 21時半頃
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― 道 ―
[広場でのんびりとした会話を堪能し、足は何処へ行くでもなく歩き続ける。 村の風景も何処かぼんやりと眺めていたが。]
……っ、あ?
[後ろから思い切り肩を掴まれ、引かれる。 反動でよろけながらも振り返ると、肩を掴んでいたのは中年の男。 父と時折酒を飲み交わしていた男だった。 何故彼に引き止められたのかよくわからなくて眉を寄せると、父の事について尋ねられた。]
は…?親父?
[そういえば昨日は帰ってこなかったと思い返していると、取り乱した様子の妹に会ったと父の友人は言った。 ざわ、と胸騒ぎがして。
一呼吸置いて父の友人へ軽く頭を下げると、弾ける様に駆け出した。]
(405) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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― 墓地 ―
[父が居るとしたら、恐らくあそこしかない。 そう思って足が向いたのは墓地。義母が眠るその場所。 メインストリートを疾走してその場所へ着けば。]
――――ッ!!
[父を抱きかかえて座る妹の姿が目に飛び込んできた。 乱れた呼吸のまま墓地に入り、二人の元へと近づく。]
…、は… はぁ… ッ……
[言葉が、何も出てこない。 ただ、傍に呆然と立ち尽くす。 耳に届く音が何処か遠くなっていって、自分の呼吸さえも何か別のもののように思えた。]
(406) 2010/07/06(Tue) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/06(Tue) 22時半頃
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……、…は
[妹の泣く声が聞こえて、漸く我に返った。 静かに屈み、父にそっと触れる。 冷たい肌。微かに強張った身体。 それはもう、魂の宿らない―――]
…は、…はは……。
[乾いた笑いが口から零れた。
さっきまで広場で笑っていたのが嘘のよう。 どうして穏やかに話をしていられたんだろう。
焼けた家、荒れた家、嘆く人々。 命を絶つもの絶たれたもの。 爪痕はそこかしこに在ったのに。 まさか、自分達だけは何かの奇跡が起こって助かるとでも思っていたのだろうか。]
(424) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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[目の当たりにする近しい者の死。 ひたり、ひたりと、何かが忍び寄る冷たい足音が聞こえた気がした。]
―――――ッ!
[父を抱いて泣く妹を、父ごと抱きしめる。 強く、零れ落ちてしまわないように。]
義母さんは 俺達の事呼んだりしねえよ…
(428) 2010/07/06(Tue) 23時半頃
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死にてえ場所で 死ねたんだ 親父、は…幸せ だろうよ
[唇を噛み、涙を堪える。 だが、後から後から込み上げて来るものは溢れて。 頬を雫が伝った。 妹の背を撫でながら、ぐいと濡れた頬を拭う。]
……ああ。
ちゃんと、…眠らせてやんなきゃな。
[そう言って立ち上がると、もう一度頬を拭って。 父を眠らせる準備へと移った。]
(439) 2010/07/07(Wed) 00時頃
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あなたは、死ぬのが、怖いの?
一人で逝くのが、残されて逝くのが怖い、の?
あなたの傍には――…。
あなたを想う人がいたのに、……
あなたも、その人を想っていたのでしょ?
選んだ道は正しかったの?
[何処から聞こえた、
の哄笑に、漏れる呟き。
目の前には、永遠の眠りにつこうとするゴドウィンがいて――。
せめて、静かに、との思いが沸いて。]
[でも、人は弱いから――…。
狂気に堕ちても、その人を責められる事だろう、か。]
――…。
[誰も、皆、心に弱さを抱えているのだから――]
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[埋葬を終えた人にスコップを借り、義母の隣へ父を眠らせる。 父が望んだ結末。最期に見た顔は何処か穏やかだった気がした。]
……。
[ちら、と妹へ視線を遣る。 頬に残る涙の跡。 男は一度、ぐ、と奥歯を噛んだ。]
思いっきり泣いたら、…もう泣くなよ。 お前が泣くと…、………親父や義母さんが困るだろ。
[途切れた言葉の後、濁すように言って。]
……怖いなら、ずっと傍に居てやるから。 俺が死ぬまで、お前の事守ってやるから。
んな顔、してんじゃねえよ。
[ぽんと頭を撫でた。]
(453) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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―――…じゃあな、親父。 義母さんも、また。
…馬鹿親父の事、宜しくな。
[墓に声を掛けていると、妹に服の裾を掴まれた。 その仕草は、今では殆ど見る事の無くなった「おうちへかえろう」というサイン。 懐かしい仕草に、強張っていた心が少し解けた気がした。]
ん……そうだな、…帰るか。
[わしわしと妹の頭を撫でてから手を離し、歩き始める。 歩幅はゆっくり、妹に合わせて。]
(466) 2010/07/07(Wed) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/07(Wed) 01時頃
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…ヴェス。
[帰り際に墓地へ来た彼と顔を合わせれば、少しだけ苦い顔をした。 祈りをあげると言ってくれた事には素直に小さく頭を下げる。]
――――…。
[憔悴した様子のヴェスが気にはなったものの、そのまますれ違えば背に、またなとだけ声をかけ。 妹と共に帰路へとついた。]
→ 自宅
(473) 2010/07/07(Wed) 01時頃
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