64 色取月の神隠し
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おいしくて、大きくなれて……増える?
……????
[楽しそうに話されても、良く分からない
分からない。と、満面表すことになってしまった。
貰った飴を舐めながら、首を傾げる]
おしろいでおなかいっぱいだったの?
飴よりおいしい?あまいの?
……??辰のお兄ちゃんはきらいなの?
[さっぱり分からない]
おだんごとおなじぐらい、おいしいよ。おしろい。
おだんごは、もう たべれなくなっちゃったけど。
[人であった頃、団子が好きだった。
まだ残っている記憶。時折いまでも食べられるか試してみることもある。……食べられない、が。]
……俺はおすすめしないが、興味あるなら食べてみてもいいかもな。
意外と、口にあうかもしれん……
が、俺はおすすめしない。
ケサランパサラン以外には、そもそも食べものじゃない。
人と味覚が似てるなら、やめておいた方がいいぞ、夕顔。
[明之進が夕顔におしろいを推しているのを聞き、忠告をしておいた。]
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“焼いて欲しいって、雉を芙蓉さんが持ってきて… ね”
……!
“もしかして、たまこちゃんの所まで回らなかったの、かな。 ごめんね、もう少しだけ貰って私が届ければよかった”
[とても行き渡る程の量ではなかったことに思い至れば、申し訳なさそうに眉を寄せた。]
“でも、びっくりした。 すごく新鮮だったって言われたよ、卸の旦那さんに。”
[話題は巡る。雉の話、それから芙蓉の売る薬の話へと。 たまこが店に戻る時間になるまで、暫くは雑談に花が咲くのだろう。]
(180) 2011/09/14(Wed) 02時頃
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日向は、たまこと芙蓉が賑やかに会話を交わすのを嬉しげに眺めていた。*
2011/09/14(Wed) 02時頃
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[たまこが戻る時刻になったなら、二人に小さく手を振って、再び屋台巡りに戻った。 威勢の良い客寄せの声に振り返ったり、遠方から運ばれてきた珍しい細工を眺めたり。
軽やかな足取り。 無意識に周囲を見回して、こころ吹き抜ける風を探している。**]
(183) 2011/09/14(Wed) 02時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/09/14(Wed) 02時半頃
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