185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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そうですね
焦らずマイペース、が私ですから
[うんうんと、元気に頷こう]
お時間があれば、いつでも大丈夫ですが
[誰かから聞いた言葉]
ふふ…ほんとに皆さん、優しいです
[そこで区切れて、微かに聞こえた言葉]
…キッシュ?
残念ながら、私が作るとすれば和食ですが……
[何となく察しはしたけれどそう返して
どこか恥ずかしそうな彼にふふりと笑った]
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― 104号室 ―
[着替えて、シュシュで後ろ髪をまとめて。
ただの外食なものの、みっちゃんの前では可愛くありたくて。 服装はツーピース風の肩出しワンピースにしてみた。 上は薄めのピンクに、下は白めのスカートみたいになっていて。 ピンクは、昨日の話をちょっと意識していた。 悩んでこれにしてみたけれど。やっぱり新しい服は欲しいなと、明日の買い物が楽しみになる。 みっちゃんはどんなのが好みか後で聴いてみようと思いつつ。髪型は昨日のポニーテールより結ぶ位置を変えて、ちょっとだけ大人っぽい雰囲気に見えたら良いなとシュシュをつけてみて。 お化粧は薄目にかけて、何度か色々見直してみる。 こういう時間は、お腹が減っていても気にならない。]
うん。 …これでよし、かな。
[ただの外食なのでデートと言うほどではないと思うけれど、それでも楽しみで。 準備をしている間に結構時間は過ぎていたけれど。 自室の扉を開ければ、]
(358) 2014/07/16(Wed) 20時頃
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リッキィ!こんばんはー! はーい!みっちゃんと外食に行くデスよー。 似合ってますか?ありがとデース!
[いつもの口調でにこやかに笑って、いつものようにリッキィをハグしようとして。]
…?リッキィ、何かに悩んでますかー?
[と、何となく聴いてみた。]
(361) 2014/07/16(Wed) 20時半頃
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はーい、そうデスよー。
[リッキィの疑問には、なんてことなさそうに頷いて、 そしてリッキィが悩んでから問われた言葉には]
大好きデース!
[と、即答だった。 迷いなく、それはとても嬉しそうに。 ……してから、首を傾げて。 ちょっと失礼だけれど、いつものリッキィにしては珍しいことを聴くなぁなんて。]
もしかして、リッキィもみっちゃんのことを?
[と、問うてみた。]
(363) 2014/07/16(Wed) 20時半頃
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デスかー。安心しました!
[リッキィに頭を撫でられれば、嬉しそうに目を細めた。 でも、ちょっと疑問そうに。]
リッキィ、誰か気になる人が出来たデスかー?
[とストレートに聴いた。 リッキィとはお菓子のことや服のことで話したり、じゃれあったりすることはあったけれど。 恋愛トークだけはしたことがなかった気がして、もしかするとと思ったのだ。]
(366) 2014/07/16(Wed) 21時頃
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[言葉をつまらせた様子に、少し察して。]
構いませんよー。 リッキィの相談なら、大事なことデース!
[と嬉しそうに。
リッキィのことは、とても可愛いお姉さんだと思っていたけれど。 自覚がなさそうなのが勿体無いと思っていたのだ。 リッキィが誰かを気になるというなら、それはとても嬉しいことだった。]
(370) 2014/07/16(Wed) 21時半頃
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まゆー、こんばんは!
[と、明るい笑顔で挨拶をした。]
(371) 2014/07/16(Wed) 21時半頃
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栗栖も経験は少ないデスよー。
[リッキィにそう笑いかけて、]
はーい! それじゃ、ちょっとみっちゃんに話してくるデスよー。
[笑顔で承って、玄関の方へ。 みっちゃんの姿を見れば、申し訳なさそうに眉を下げて。]
みっちゃーん! ごめんね、ちょっとリッキィと大事な相談があって。 もう少し、待たせちゃうかも。キッチンは大丈夫そうだけど、どうしよう?
[と、事情を説明しようと。]
(377) 2014/07/16(Wed) 22時頃
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はーい! ごめんね、みっちゃん。
[みっちゃんに駆け寄れば、申し訳なさそうに頬にキスをしようとしてから。
そうして、リッキィの方へと戻っていった。]
ごめんね、リッキィ。 お待たせです。
[そうして、自室に招こうと]
(382) 2014/07/16(Wed) 22時頃
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あ、リッキィの部屋のが良かったかな? 栗栖の部屋は座る所がなくてごめんね。
[と謝りつつ、聴いてみた。 ベッドでも良かったけれど、リッキィに任せようと。 部屋に人を招くこと自体あまりなかったので、あとで椅子やテーブルも買わないとと思いつつ。]
大丈夫。 みっちゃん、何か作ってくれるみたい。
[と笑いかけた。]
(386) 2014/07/16(Wed) 22時半頃
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[ふふりと笑われたことに…苦笑いを浮かべて。]
……聞こえてましたか。
[とだけ一言。]
私、耳だけはいいんで気をつけてくださいね?
[なんてまた笑う]
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好き、は色々とありますよ。
[と、いつもの口調やイントネーションではなく――素の口調で栗栖は話し始めていた。リッキィの隣に座って、真剣にリッキィの話を聴いてから、]
初めて見た時の好き。 話してみた時の好き。 昨日の好き、今日の好き、全部違う好きです。 誰かに対する好きも、それぞれ違う好きだけれど。
[そうして、105号室の方を見ては、]
(390) 2014/07/16(Wed) 22時半頃
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気になる人への好きは、時には不安な好きだったり、切ない好きだったり、頼りになる好きだったり、楽しい好きだったり、逢いたい好きだったり――。 愛してる好きだったり、恋する好きだったり――。 その時々で、全部違う好きで――。
[そう、嬉しそうに――。]
リッキィの好きは、どんな好きなのか。 もっと、よく確かめてみると良いですよ。 大事な人たちへの好きは、恋する好きなのか。 独りで考えても、恋のことは分からないのです。 相手あっての恋。であれば、一度その人たちとそれぞれデートをしてみたらどうかな。
[優しく微笑みながら、リッキィの方に目を戻した。]
(391) 2014/07/16(Wed) 22時半頃
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[しれっとスルーした]
僕がフォローに回ったときの場合を考えようか。
そのときはマイクを使ってそちらに音が届くか試してみるから…
届いていたら届いたと言って貰えないだろうか。
あと、安田さんもフォローに回すという指示が出始めた場合には。
九十九さんを信頼していない訳ではないですが、ある程度までは反対しておいて貰いたいのです。
…手間を掛けるが頼めるでしょうか。全ての責任は…僕が負いますので。
マイクが通じていたら、明日にでもそっちの部屋にそっと行って…話が出来るかもしれないですね。
ふむ?協力できることならば
そのようなことにならないことを、祈りますが
色々研究も大変ですが、頑張りましょう
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[リッキィの赤面が可愛くて、頭を撫でつつ。]
一緒にいて、話してみれば良いだけです。 どこかに行くのも良いし、部屋で話すだけでもいいのです。 ただそれだけで、ドキドキするなら。 それを相手に伝えるだけで、良いのですよ。
それに、時にはがっかりすることもあるかもしれないし、喧嘩なんかもするかもしれないけれど。 やっぱりそれも、話をしなくちゃ分からない。 ちゃんと相手と接してみること、が一番大事なのです。
[そう言って、栗栖は笑って。]
リッキィは、とっても可愛いです。 きっと、格好次第でとても綺麗です。 優しくて、強くて、栗栖は大好きですよ。 その好きは恋する好きじゃないけど、こうして相談してくれたことはとても嬉しいです。
[年上のお姉さんを相手にしては、ちょっと子供扱いしている風な気もするけれど。 それでも、栗栖は真摯に――優しく、微笑んだ。]
(397) 2014/07/16(Wed) 23時頃
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[くすくすとリッキィの初心な様子を見て、微笑んで。]
うん。独りで恋は出来ないのです。 恋は一緒に育むものだから。 自分の気持ちに素直に、好きな相手を選ぶと良いですよ。
[大事な人"たち"と、リッキィは言っていたから。きっと、複数に好かれてるのだろうと栗栖は察していて。 リッキィが好きになった人と、ちゃんと恋が出来れば良いなと――栗栖は思った。]
その時を楽しみにしてますね、リッキィ。
[笑って両手を広げるリッキィに。 栗栖は嬉しそうに、ぎゅう、とハグをした。]
(407) 2014/07/16(Wed) 23時半頃
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