52 薔薇恋獄
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[ 女は暫くその場に呆然と立ち尽くしていた ]
[ かつて女が愛した男と瓜二つなその相貌に ]
『暁様、暁様……!』
[ だけどその少年は、女の愛した男ではない ]
[ ましてや霊感を持たない生者と死者の間に ]
[ 伝えられる言葉など、あるはずもないのに ]
『暁様、わたしです、日向です……!』
[ 薔薇を綺麗だと呟く声まで、よく似ていた ]
[ 無邪気な笑顔も、愛した男と同じに見えた ]
『ううっ…………!』
[ 行ってしまった少年を見送って、女は泣き崩れた ]
[ 楽しい思い出と悲しい思い出が、一気に溢れ出す ]
『うう、ううう……』
『……う、ウウ……』
[ 咲き乱れる薔薇の中、薔薇の香りが濃く強くなる ]
『……う……ぅ……』
[ 女が涙を流すたび、雨がどんどん強くなっていく ]
[ 女が声を漏らすたび、雲が不穏に厚くなっていく ]
[ そして ]
[ 女の姿は、ぐずりと雨に溶けるように崩れていく ]
[ ぐずり、ぐずぐず、ぐずぐず、ぐずり、化物へと ]
[ *変わる* ]
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栖津井先生!
[まずは、保険医を呼ぶ。それから、]
あと、最上、それ! 寄越せ!
[すでに最上の手にコップ(>>386)が握られているなら、要求する。 まだ渡されていないなら、再び台所の方まで自分から向かうだろうか。]
(394) 2011/05/17(Tue) 23時頃
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[ *誰かがそこに訪れた時には、女の姿はもう何処にもない* ]
[順調そうな様子に満足げにフフンと鼻を鳴らす]
枕はむこーに持ってくから持参しろよ?
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[栖津井が耀に呼びかけ、最上が水を運びこむようなら、満足気に頷く。 トレーからは、ひとつだけコップを受け取った。]
サンキュ。 人、集まってっから、ガラスもん多く持ってんの危ねえ。 置いてきて、いい。
[何なら手伝うから、と添えて、そう最上に告げる。]
あとは……
(406) 2011/05/17(Tue) 23時頃
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珀。 厳しいかもしんねえけど、落ち着け。
甲斐いねえから、お前がテンパってると、耀もキツイ。
[届かないかもしれないが、そう声を掛け。 土橋が珀に要請をする(>>404)なら、耀を二人と栖津井に任せてその場を離れようとするか。]
(410) 2011/05/17(Tue) 23時頃
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[声が、聞こえる(>>409)。ということは、呼吸は出来ている。 とあれば、日ごろ交流のない自分よりは他のほうが適任だろうと、手のコップを耀の傍の誰かに渡して、その場を離れた。 最上のいる机の方に歩み寄り、天板に手をかけて安堵に近い息をつく。]
――甲斐、探してきたほうがいいかな。 あと、成瀬先生。
(422) 2011/05/17(Tue) 23時半頃
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[なにもできない。
いや、しない方がいい。
だから。
おろり。
見やるだけ]
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ともかくかよ。
[顧問の方をともかく、にする最上に突っ込みつつ、外、と言われれば聞こえてくる音に眉を寄せる。]
この雨の中、か。 つか、一応俺も声、聞いちゃいねえぞ。
[着いてすぐ眠り込んでいたせいではあるのだが、それは思慮の外で。 ただとりあえず、この喧騒に集まってきていないようなので、外というのには信憑性はあった。]
俺、傘持ってねえんだけどな。
[と半ばぼやきに近い呟きを零せば、そのうちに外へ向かおうと広間を出て行くのがすでに何人か。]
……行くべき?
[まずは伺い立てた。]
(437) 2011/05/17(Tue) 23時半頃
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…疲れた。
[そっと、センパイの近くによって呟いた。]
[お疲れ様、と後輩の頭をナデナデ。ついでにチロルを一つ]
でも、百瀬と仲良くカレー作ったろ。
夕食も、何食えるか楽しみにしてるから。
…… ひなた、っ……?
[ずきん。
幼馴染のことで頭がいっぱいで、気づいていなかったけれど。
落ち着いてくれば、いつも、霊の感情を汲み取ってしまうと痛む部分が、ずきずきと悲鳴をあげていた。
けれど、彼女の姿は周囲に見えず。
そっと胸元を押さえたまま、訝しげに眉を寄せた]
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