249 Digital Devil Survivor
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 15時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 15時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 15時頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 17時頃
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[時間を知りたいという要望の直後。>>59 女性は何か言い淀んだ様子を見せた。 みすみすそれを聞き逃すような“私”ではないけれど、 敢えて触れる事はなかった。
こちらはまだ転生体として目覚めたばかり。 本来なら人間相手に慎重になる必要もないが 今は手の内を知られるわけにはいかない、との 判断だった。
しかし人間として振る舞うのは、不得手のようで。]
時間なら、これを見ればわかるらしいよ。ほら
[まるで自分のものではないような言い方。 即座に『言い方には気をつけろ』と“俺”が騒ぐ。 しかし構うことなく“私”は微笑んで、ポケットから取り出したスマホを女性に見せた。]
(61) 2016/06/14(Tue) 17時半頃
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[続く女性の言葉には、思わず目を光らせた。>>60 石について嗅ぎ回っているのは“私”だけではないようだ
先程よりも女性をジッと観察する。 彼女に見えるかは知らないが、腕にまとわりつく蛇も、同様に。
──嗚呼、本来ならばこの女性の思惑など、すぐに見透かす事ができるのに。]
白い石というのは、コレのこと? 私も偶々手に入れたこの石の事が気になって それでこの商店街に来たんだよ …不思議なくらい、かなり出回っている様子だから
[偶々手に入れた、だなんていけしゃあしゃあとよく言うものだと呆れた声の“俺”。 さっさと帰りたいなんて意見は届きそうにない。 目の前の困り顔の女性に“私”は興味が湧いてしまったようだから。*]
(62) 2016/06/14(Tue) 18時頃
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[ スマートフォンを取り出した男の行動に、一瞬、怪訝な顔をするも。>>61 画面が明るくなって時刻が表示されると、ようやく行動の意味を理解して笑顔になる。その程度には、機械に明るくない様子。]
やあ、おおきに、助かりました〜。 うち、そうゆうの持ってへんくて……。
[ (めっちゃ視られとる……) 話を続けながらも、どこかから感じるその視線を、彼女は無視した。 目の前にいる男から、害意を感じなかったからだ。たとえもし目の前の男が“鬼”だったとしても、それだけで討つ理由にはならない。 しかし、無視できていたとしても、視線は気になって仕方がない。 男の見せた白い石に、これ幸いと飛びついて、意識をそちらにやった。>>62]
あっ、何や、兄さんも同じ石探してはりましたん? その石、どこで手に入れはったんどす?
そない出回ってるなんて……兄さんは何でこの石のことが気にならはってますの? せっかく同じ石の出どころ探してはるんなら、一緒に調べてみますえ?
(63) 2016/06/14(Tue) 18時半頃
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[ ぽんぽんと、質問が飛び出す。 いささか相手のことを考えていない様子に、自分でもすぐに気付く。]
兄さ……やあん、うち、質問ばっかして、堪忍しとくれやす。 うちの悪いクセなんどす。
うち、小鈴ゆいます。小鈴って呼んでおくれやす〜。 兄さんは?
[ 急に男を質問攻めにしてしまったことを謝ると、彼女は名乗る。 無視を決め込んではいるものの、やはり視線は気なっていた。 (めっちゃ視られとる……)*]
(64) 2016/06/14(Tue) 18時半頃
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友愛組合 チアキがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(友愛組合 チアキは村を出ました)
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ー商店街ー
商店街…異常無しっと
[人通りの多い道を白が翻る
小さく呟く彼は何も意識高い系をしてる訳ではなく、ヤタガラスの命でもある「御渡市守護の任」としての巡回を真面目にこなしているだけであった(真面目とは限らない)
…もっとも、「守護」とは大層すぎる名前であって、実際は「怪奇現象」と定義されるものを人知れず祓うのみである。 加えてこの街には「お仲間」がそれなりにいるので、その仕事ですら最近は少なめなのだが]
『何か無いかな〜。ココとか、ココとか』
[適当に店をぶらついてる千秋に仕事感は無く、寧ろ先程から律儀に空を漂って何かを探しているポルターガイストの方が仕事をしてるように見えた]
(65) 2016/06/14(Tue) 18時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 18時半頃
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─ 路地裏・その後 ─
[ パラチーノは上背があって見栄えはするが 紛う事なき平々凡々な人の子である
少々、気配に敏感だったり ほんの少しだけ、勘が利いたり 見えなくてもいいものが見えたりするだけで
手にした武器も、本業の方々からしたら 取るに足らないオモチャでしかない自覚もある
(だからこそ、やるなら本気でとなるのだが)
目の前で、>>46斬り返して来るお相手さんは そこまでの、気は回っていないらしく ガチでやる気が満々漲っているかのようだった ]
(66) 2016/06/14(Tue) 18時半頃
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『チアキもちゃんと探してよー!ボクばっか働いててズルいぞ!』
働くも何もただ浮いてるだけじゃん そう言うのは成果を見せてから言ってくれ
『言ったなー?』
[千秋の雑な応対に簡単に乗せられた悪魔はぴゅーんと空高く飛んで商店街を探し始める
やれ何処かの路地裏で揉めてるだとか やれ何処かの店が閑古鳥だとか
そんな些細(?)なことをスルーして、悪魔はやがて前方に見慣れた着物姿の人影>>63>>64を見つけた]
『げげっ!?』
ん?どうし…あっ
[揃いも揃って変な声を上げながら]
(67) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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ー回想ー
[彼が御渡にやって来てから出来た知り合いの一人に、若い女性がいた。
和洋折衷な服装の彼女は”小鈴”という名であるらしく、最初に千秋が街で迷って偶然西の屋敷に辿り着いてしまった時に知り合ったのだ。以来、数少ない友人として時折遊びに来ている
もしかしたら己と彼女の身の上的にいざこざがあったかもしれないが、そこは千秋の奇跡的変人加減と適当さ具合によって普通の関係を築けている…筈
京都弁の彼女は正に大和撫子と形容すべき存在である。 が…実の所、千秋は彼女に敵わない]
(68) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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はぁ? あんた…何、カタギ相手にいきがってんの?
[ この時間のこの場所でウロウロしてるなら違うだろ
胡散臭い気配を漂わせている楽器ケースをちらり 中から「聴こえる声」は明らかに楽器のものではない
それを事も無げに持ってる学生くらいの人物となれば どう考えても「カタギではない」となってしまい
まあ、悪びれもせずにいる所からしたら 後ろ暗さはなさそうで 小悪人とかお尋ね者でもないだろうと踏み
まさか「平々凡々な一般市民」に来るとは 夢にも思っていなかった訳なのだが ── ]
(69) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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[あれは今から数日程前
千秋が偶然通りかかった商店街の出店で不思議な白い石…「マガタマ」を見つけた時のこと。 店主の話>>@1>>@2は非常に疑わしかったが、これはこれで面白そうなジョークグッズになりそうだと一つ購入したのがそれであった
そのまま暫く持ち歩いていたのだが、ふとその石を見た時、純白だったそこに小さな黒が生まれていた。
店主の言った通りになったことに大層驚いた千秋 悪魔関係の物かとポルターガイストに聞いてみても「さあ?」としか言われなかったもんだから、この土地特有の産物ならと友人を尋ねに行ったのだ。
…まあ、そこまでは良かった]
(70) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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「最初に買ったときは、絶対真っ白だったんだって! それが気付いたら黒い点みたいなのができて、少しずつ大きくなってる気がして… なあ、これについて何か知ってるか?」
[そのような言葉と共に白い石を見せる 尋ねて何も知らないようならそれで終わり…の筈だった
それで、彼女の返答はと言うと]
『それ、寄越せ』 「え?いやでも俺が買った奴」 『良いな?』 「アッハイ」
[>>32千秋の脳内によって誇張されているが、大体こんな感じで譲る(強奪される)こととなってしまった
「方言で迫られると迫力あるよね」と後に彼は語ったとか*]
(71) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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[ 顔見知りの同業者>>55>>58によって鎮火した パラチーノの素顔もそれなりにバタ臭いが 彼も負けじ劣らず、そちら寄りだ
そして、怪しさは断然 ── 彼が勝る ]
おい、ちょっ…ニコ 店の外ではそれで呼ぶなよ、恥ずかしい
俺は、影の薄い地味で存在感のない そこらにいる路傍の石な「一般人」ですよ?
[ するりと逃げた赤いフードの事はケロリと忘れ パラチーノは目の前にいる、ニコラスににやり笑う
── 胡散臭い相手に怯む事なく* ]
(72) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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ー回想終わりー
[そんなこんなで現在 折角気に入ってた石を貸してしまった手前微妙な気持ちだが、もし出来ることなら返してもらおうと彼女と見慣れぬ青年>>61>>62に近づいた筈だ (尚石は既に粉砕されている)]
こんちゃーす! スズちゃ…スズさんお元気?
『やい!あの石はボクが貰う予定だったんだぞ!早く返せおばブフッ!?』
[主人の後ろからとんでもない暴言を吐き出そうとした悪魔を千秋は有り余る袖をそれの顔面にぶつけることで回避しつつ、和かに挨拶した。
最も、もし二人が悪魔を見れないのならいきなり千秋が腕を上げたように見えたかもしれない*]
(73) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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―御渡市 とあるマンションの一室―
[単調な着信音が鳴り響く。]
……モしもし。 あー、確保した。
[カーテンの閉め切られた薄暗い部屋の中。 床に倒れた男の背を、大して力を入れている風でもなく土足で踏みつけたままプリペイド携帯を取り出す。]
ああ。 ……、…、……。
仕事は追跡と確保までだろ。 ソれ以上望むなら今の倍は積んでくれ。 割にあわな過ぎる。
[言うだけ言って仕事相手との電話を終える。 その右の頬には大きなガーゼがテープで張り付けられているが、よくよく見ればその下には犬のように裂けた口端が隠されている。]
(74) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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[柱状の総合栄養食品を齧り待って居れば。 やがて、見るからにガラの悪い男たちがやってくる。 そして確保していた男を何処かへ連れていき、代わりにそれなりに厚さを持った茶封筒が渡される。
その男の今後を聞きはしないし、興味もない。 ただ色の薄い目で一瞥する。]
……じゃ、また何かあれば声かけてくれ。 多少ヤバくてもいい。
[金が必要だと、暗に告げて。 振り返ることなくその部屋を出た。]
(75) 2016/06/14(Tue) 19時頃
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―御渡市街―
[マンションを出て人混みに紛れる。 雑然とした周囲の音に少しだけ顔を顰め。 肩下げのくたびれたカバンからイヤホンを取り出し耳にはめた時。]
[ぐるる]
[犬の唸り声が耳元でした気がした。 だが構わず音楽プレーヤーを再生する。]
(76) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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―渡背山・鳴流谷下流―
[流れる川の音は涼やかで、ひんやりとしている。 平安、鎌倉の頃に蛟が猛威を振るった川は幾つかある。 ここはその支流の1つが今も流れる谷である。 下流域は水幅も広く、昨年も水遊びの子供が溺れている。 幸い、死亡事故には至らなかったが。
件の神社が興されたのは確か、 南北朝から室町の頃だったか。 御渡靖水神社、というのが建立時の名前だった。 やすみずさん、せいすいさん、と言われた頃もあったが その呼び名も廃れて久しい。 社を治めた神主の一家も、今は市街に移っていた。 神社自体は続いているが、靖水の名はもうない。
鳴流谷、めいりゅうこく あるいは、めいりゅうのや。 書いて字の如く、川の流れる音の凄まじさを指した名だが。 今聞こえている音は耳に心地良い]
(77) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[それでも]
ざわざわ、してる。 大雨の後でもないのに。
[別段、川の流れに普段との大きな違いはない。 不意に、何かがきらりと水底で光を反射した]
……――?
[琥珀色の瞳が不安げに歪んだ。
視線の先、少し流れが急になった辺りの水底に 何か白っぽい石のようなものが光を反射していた]
(78) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[生家では犬神を祀っていた。 遥か昔の名前も知らないような祖先が呪法を行っただか、契っただか。 詳しい話は覚えていないし、出奔した今では調べ直す気もないが、その結果繁栄して今では生家は旧家と呼ばれていた。 だが、それだけで話は終わらない。
犬神は血筋に取り憑くのだ。
数代に一度、人ならぬものが生まれると。 地元ではまことしやかに囁かれていた。]
(79) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[新しい総合栄養食品を箱から取り出し齧る。]
……ナにか、食べるか。
[それでは足りぬように呟いて。 駅前の方へと足を向けた。**]
(80) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[あれは、何だか良くないものだ。 少なくとも、この川の中にあってはいけない。 不意に、先日の社の小火騒ぎの事を思い出す。 更に苦々しく目元が細められた。
ひたり、羽織を濡らして川に分け入る。 腰の上ほどまでの水深があった。 足先で恐る恐るその石に触れてみる]
……――。
[何やら迷う素振りを見せたが。 やがて、意を決してすぅと息を吸い込むと さぷんと小さな音を発てて頭を水面に沈めた]
(81) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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(ただの、石……?)
[それにしては、と指先が触れたその時。 水底に臥していた蛇がのたくるように、水が荒れた]
(あ、)
[と思う余裕もなく。 それきり、人影が浮かび上がる事はなかった]
→御渡市・市街を流れる川―
(82) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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→御渡市・市街を流れる川―
う、えっ、……げほ、……ふ、はっ……。
[引き流されるのはあっという間だった。 それも、到底自然な川の力とは思い難い。 霞んだ意識の隅で何故、という思いが巡った。
包帯を纏った額に触れる。 冷たい体をどうにか起こそうと、小さく唸った。 けれど、元々消耗していたのか 生傷だらけの体はふっと動きを止める。
深い、溜息]
……少し、だけなら。
[ここで休んでいても良いだろう。 水に浸かった下半身を引き上げて、 仰向けに身を投げ出すと瞼を閉じた*]
(83) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 19時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[おおきに、と“俺”の周囲の人間とは違う話し方を>>63 少しだけ物珍しく、また微笑ましく眺めながら、 “私”はその意味を“俺”に尋ねる。 『あれはありがとうって意味だよ』と返答があれば、 正義を司る悪魔としては大満足。 スマホという薄っぺらい玩具も偶には役に立つものだ。]
この石?ああ、ちょっと人助けのお礼にね
『正確にはひったくり犯から取り返した バッグの中から“盗んだ”、だろ?』
ただのお礼の品で済ますには、あまりにも珍しい …というよりも…妙な代物に思えたからね
[笑顔を向けたまま、“私”は心の中で“俺”に対して異論を唱えた。これは正当な報酬だろう、と。 質問攻めにされている事も特に気にしない、というよりも。思考の中で繰り広げられる“俺”とのやり取りの方が耳障りだった。]
(84) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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理由……なんとなく、かな。残念ながら 確信は持てないけどね。こんな形の石を、 ここらじゅうの人間の殆どが持っている。 それだけでただの石に思えないだろう? キミも同じように石について調べているのなら、 是非協力してほしいな。 [ちらり、ちらり。小鈴はどこか落ち着かない様子。>>64 もしかして“蛇”の存在に、気が付いているのかもしれない。ひょっとしたら、“私”の存在にも。しかしそれだけでは確信が持てないので、蛇をそっと下がらせる。これから彼女と協力関係を結ぶなら、尚更だ。]
ああ失礼、名乗っていなかった。 私の名前はアn
[おい!と刺すような“俺”の声。さすがの“私”もしまった、と一瞬目を見開いて。再び小鈴に微笑んだ。不自然な間が出来てしまったが、しかたない。]
………ナツメ。泥方 ナツメだよ。 よろしくね、小鈴
[蛇を下がらせた腕を伸ばして、友好の印として握手を求めてみた。ちなみにお年頃の“俺”が何やら恥じらっているけれど、悪魔にそんなものはない。*]
(85) 2016/06/14(Tue) 19時半頃
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[ パラチーノは、外見こそバタ臭いが 本名=戸籍上の名前は「久住遙(くすみはるか)」という
オルゴールの里である御渡市の 湖近くにあるオルゴール工房の家に生まれた三男坊 数代遡れば、きょうだい都市の亡国で 修行を積んだ名工の血筋ではあるが
取り立てて特徴的な家に生まれた訳ではない
両親、2人の兄たちも御渡市に多く住む 「紛う事なき大和民族」の外見をしている 「至って普通」の人々として、市内に住んでいた
彼が生まれるまでの間は ]
(86) 2016/06/14(Tue) 20時頃
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[ もちろん、生まれてからもそうなのだが
どう見ても、目鼻立ちから眼の色まで 異なる外見で末っ子の三男坊が生まれてから ちょっとした波紋があった様である
様であるとなってしまうのは、当の本人は 「外国帰りの親戚のおじさん」が現れるまで 何となく言葉に出来ないレベルの居た堪れなさだけを 理由も分からず感じていただけだからだ ]
(87) 2016/06/14(Tue) 20時頃
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