78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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案外、抵抗はしないか。 …いや。
[既に封じられ、逃げる事も適わない。 太陽《サイモン》は、ただ為すすべ無く、死を受け入れている様にも見えるが]
違うな。 お前はそれほど諦めは良くない。
だからこそ、運命≪Lachisis≫への大々的な干渉を敢行した。
(983) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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――……変ね。
[ぽつり、呟く。]
読めないわ。いえ……読めるのだけれど、何か、
[違和感を感じる。 「何故か読める」文字を追う感覚もそう。 内容についても、意味が通らなくはないが、地上のフロアで見たような 逸話を継ぎ接ぎしたような変哲も無い物。
身体が、脳が――失われたはずの記憶が、「そうではない」 と自分に訴えかけてくる。]
(984) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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レティーシャは、本を逆さまにして見た。
2012/02/01(Wed) 00時頃
レティーシャは、本を離して遠目に見てみた。
2012/02/01(Wed) 00時頃
レティーシャは、本を一度閉じ、表紙等に変な所が無いか確かめてみた。
2012/02/01(Wed) 00時頃
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[そんな筋者らしい男の方へ北極星は近寄っていく>>915。 なんだろう、と思うけど会話を聞くよりも 目的地、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》は一体どこだろうと。]
えっと…あの車、無人ってワケじゃないでしょうね。 あ、出てきた。 ねえ、キミ、大丈夫?
[車から出てきた人影>>978に近寄ろうと歩き出して……]
っ、きゃっ!
[なぜか張られていたロープのようなものにつまずいて、よろけて尻餅をついた。]
(985) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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そう、名前。 シメオンほどじゃないけど、お前に似てるんだ。
[>>972名前を間違って覚えてるなんて、俺は気づかなかった。]
燕慶……どこだ? 名前からいって、東方のどっか、だろうけど…。 ええと、ってことは……
[頭の中で、高校までで勉強したことを思い出そうとするけど、今の状況が状況で… こんな場所で落ち着いて物考えるとか、できるかぁっ!! 意識しないようにしてるけど、高いんだよ!! 怖死ぬぞ!!! そんなこと言えないけど!!]
……そういうの、降りた後じゃ、だめか…。
[思ったより情けない声になった…]
(986) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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龍!! わあ! こんなに早く会えるなんて思ってなかった! ねえ、龍は、守り神なんでしょう? ボクと友達になってよ!
[>>974 龍、という言葉に瞳を輝かせ、ケヴィンとヤニクの周囲を飛び回る。 ケヴィンの名を聞くと、訝しげな視線に満面の笑顔で応えた。]
ケヴィン…だね。 ボクはセレスト。 そうだね、双子星とも呼ばれてるみたい。 ねえねえ、そっちの人間は、なんていうの? ボクと、友達になってくれる?
[鳳の背と足を交互にせわしなく飛びながら、物珍しげに問いかける。 鳳はゆっくりと、飛んできた空を戻ろうとしていた。]
(987) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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運命は数多の戦士を廻り合せ。
聖火の勇者は再び覚醒した。 遥か古に失われた≪L.O.S.T≫すらも日の眼を浴びた。
……お前の差し金だな?
(988) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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華やかなケーキカットを期待しておくとしよう。
ふふ…ははは…っ
そうか、そういうことか…
因果律を歪ませてまで夢見て突き進んだ”素敵な世界”とやら―――面白い。
もしも運命≪Lachisis≫に抗うことができるのなら…
[言いかけて、言葉を途切れさせる]
―――ありえないか。
[必死に運命に抗おうとしている自分の入れ物。
変わらぬ運命を見続けてきた諦観にも似た響きだった]
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お前に、安ら静謐なる死を。
[両の拳が重なり、太陽の表面に合わさる。 総てを零に還す破壊の力が、収束しだす]
この星に、数奇なる運命を廻り逢せた。 その『役目』も、これが幕引きだ。
(989) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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[思わず悲鳴をあげそうになるくらい辛辣な言葉に、>>977 ダメージを受けるペラジー。>>982
下手な慰めはかえって傷つけそうである。]
ああ、うん…… そんなことより、今は大事なことがあるよね! …何か分かりそう?
[話題を変えようと、本を逆さまにしたり、遠目に見たりしているセイカへと尋ね。]
暗号?仕掛けがあるとか??
(990) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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[色々してみたが、それでどう変わる物ではなく。 筆跡も改めて見てみたが、本は慣れたシャーペンやボールペンではなく 少し滲むインク、しかもこちらの言語で書かれているから 自分の書いた文字かも判別できない。]
……暗号、とかだったらお手上げ――――、
[と、言ったところだ。一つの可能性に思い当たる。]
……まさか、
………まさか!?
え、なに。もしかして もしかしてそういうコト!?
[思いついた事を、試してみて――]
(991) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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―――ぷ はは あははははははははは はは あははっっ!!!
[突如、大爆笑した。]
(992) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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あ、おい、大丈ぶっ!
[助け起こそうとしたが薮蛇だった。>>985 地面に突っ込んでから、顔を上げた。 改めて、銀糸の女を見遣る]
……――
(993) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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わかった、その願い叶えよう。
[懇願する男>>969に北極星は言った。 組んでいた腕と足を解くと、ふわりと男へ顔を近づける。]
…ただし、前金制だ。 はあ。何故僕がこんな事をしなければならないんだ…。
[嘆きながら北極星は男に手を伸ばし、とても嫌そうな顔をしてからその額に口付けた。 南極星の残した星動力が輝き、北極星の金色の光が増す。]
何があっても、僕は責任を持たないからな。
[補給が終わればそれだけ前置きをして、北極星は男と距離を置く。 くるりと廻って後方へ降り立つと、ゆっくりと両手を左右へと開いた。
―――風が、啼く]
(994) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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ボクに似た、人間? へええ、それは会ってみたいなあ!
[>>986 勿論、名前が間違っているだとか不自然とかだとかに気がつくはずがない。
オスカーの考えこむ様子をじっと見つめていたが]
降りた後?ここから降りるの? この高さから降りたら、人間は、死んじゃうんじゃないかなあ。
[遠く下に見える砂漠と、彼を見て大真面目に答える。]
(995) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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……そうだな。
[降りたあと(>>986)、と聞けば、無論その通りだった。 下降し続けているのもあり大分地面は近くなったが、それでも元の高度が相当だ。 近場の大地を目指し、鳳凰は下降速度を早める――]
(996) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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――この素敵な星《おんな》の行く末は任せろ。
私よりも愛した星《おんな》の面倒を見るなぞ。 本当は、御断りだった筈だったのだがな。
[最期に告げる、夫への別れは随分と簡潔な物で。 それを知りながら。 何時かこの手に寄る死を知りながらも、この夫《サイモン》は女を娶り、女もまたそれを受け容れたのだ]
(997) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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[タイミング良く、鳳凰が下降速度を早めた。]
あ、そういうことかあ。
[頷くと、自分も鳳凰に合わせて高度を落とす。]
(998) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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では また何時か。な。
(999) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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[[[[ バ ギ ュ ゥ ウ !!!! ]]]]
[極限にまで細められた破壊の波動が太陽《サイモン》を貫いた。
それは、まるでこの巨大な太陽には、糸程の大きさですら無い。
数秒。数十秒。時間が凪いだように経過して。
何も、影響を及ぼさなかったのではないか。そう錯覚しそうになる頃]
(1000) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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っはあ 、あはは …… はあ、 はああ……
[向こう一年分は笑ったのではないかとすら思える。 未だ息は整わなかったが、ちらりと一目、良平を見て。]
い、いえ ちょっと。ちょっとね。
―――私も。『セイクリッド・レティーシャ』も。 ……貴方たちと、立派に同類だった……同類だったのよ。
[何が、四年前に卒業した>>189、だ。 1000飛んで4年ぶりにこんな物を見る事になろうとは。
この『聖火の書』正しい読み方は――]
(1001) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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- エウケ・アークエイン - ―――…《 》
[紡がれる透明な声を聞けたのは、コリーンだけだったか。 それとも。]
[ キィイイ…――― ]
[北極星が言葉を紡ぐと同時、金色が眩く溢れ。 ゆっくりと夢色へと変っていく。
夢色の光、それは、北極星が生み出す―――星命力《テュケイリア》]
(1002) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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>>992 [大笑いするセイカを横目に見る。少なからず何か収穫が会ったのだろうことを理解して]
…で、なにがわかったの?
[本を覗き込もうにも、まだ立ち上がるのは少ししんどい。 床に座ったままセイカを見上げ、首をかしげた]
(1003) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ああ―……鎌わねェ。やってくれ。 見ただろう、凶運《ナッシング》が食む様子を。 俺はもうこりごりなんだよ。
[誰かが張ったロープに足を取られる女性と 少女に見える少年?の姿が見える。ため息。 北極星《シメオン》が額に口づけるのを拒まない。]
―……ああ、太陽が歪む。
俺の気は 決して 晴れない
[天を仰いだ。]
(1004) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ピ
シ
ッ
・ ・ ・
(1005) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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[キィ…―――ィィン…]
『 だ れ か だ れ か
と め て
……エ リ ク シ エ ル…』
[微かな、ほんの微かな助けを求める声は、世界の喧騒にかき消され…]
(1006) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ピ
シ
パ キ キ キ
・ ・ ・
(1007) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ビ キ
ガ キ
ク キ ャ
ビ キ ィ ・ ・ ・ ・ ・
(1008) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ひっ――――
[>>995南極星《セレスト》はさすが南極星、真顔でひどい事言う……! こわいっつってんだろ言ってないけど!!]
それは降りるじゃなくて! 落ちるっていうんだああああ!!!!
(1009) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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ク
パ
ァ
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(1010) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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