54 CERが降り続く戦場
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―レニェ村・雑貨屋―
…あー、あったあった。 よくわかってんじゃねえかここの親父。
[雑貨屋の品を勝手に漁って見つけたのは黒の眼帯。 呑み込んでしまったものと比べると頼りないがあるだけマシだ。]
ったく…”風”の野郎もよ…。 いっつも”熱く”べらべら喋ってくる癖に。
[言ってから、疑問符が沸く。 確かに喋る奴だが、そこまで”熱弁”する奴でもない。 がりがりと、頭を掻く。 高らかに誰かが声をあげていると気付いたのはその後のことだ。]
(24) 2011/06/10(Fri) 01時半頃
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―レニェ村:屋外―
うーん………何というか。
[非常に戦いにくい。]
欺こうと思ったのは途中からです。 …だからといって、何が変わるってわけでもないですよね。 だって、僕があの子を殺したのには変わりはないわけで…
[口に出せば、後戻りが出来ないのは明白であり。 詐欺師だったのか、という言葉には]
……あまり争いは好まないもので。
(25) 2011/06/10(Fri) 01時半頃
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おーい。
何か変な『正義の味方《HERO》』とか言う異形が強襲掛けて来たが。
こいつ、何に属してるか知ってるか?
[何度見ても異質な姿に思わず場違いな問い掛けをしていた]
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……共感はできないが、理解はできる。 キミも何か「信念」があるのではないか。
[両腕の焔がふっ、と消える。しかし構えは解かない。]
―……キミの「信念」を諦めなかった結果がアレであるなら。 それは私の「正義」とぶつかるのだ。 私も自分の信じる「正義の道」を諦めていないんでね。 キミにも「諦めないこと」ができるなら、 それは私の「不屈」とぶつかり合わなければならない!!
(26) 2011/06/10(Fri) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/10(Fri) 01時半頃
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…しかし…どういう生命体だ、これは?
[ムパの仲間と見られても動じる事無く姿を観察する。
要塞のどんぱちに似たような生命体がいたような気もするが、あれも同じ属性なのだろうかと思いつつ。
銀に輝くその体《ボディ》から発せられるのは、とても感情の溢れる人間の声。
中身《ヒト》がある事にはなかなか思い付かなかった]
(27) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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…信念かどうかはわかりませんが。目的は一つ、出来ました。 個人的には、出来たら貴方とは戦いたくはなかったけど、ぶつからざるを得ないのは火を見るよりも明らか。
Credo in sordes bestia,infinitas caligo. 邪譚の壱:夜闇色の刃《グラディウス・ノクティス》
[素早く詠唱を呟くと、闇色の剣を具現化させ、柄を強く握り締める。]
お相手願います。
(28) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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TWIN-GUN MODE=∵Heptagram∵展開ッ!!
[相手が闇色の剣を構えたのを見ると、 こちらは双頭の鷲《TWIN-GUN》を繰り出す。 一対の銃と呼応するように、背後に七芒星が浮かぶ。]
敵ながらその礼儀正しさには感服を覚える。 ―……こちらこそよろしくお願い申し上げる。
[そう言って、銃にエネルギーを充填し ジャブ代わりにムパムピスに向けて放つ。]
(29) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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― 神峰バイロン ― [静かに佇んだまま、雪煙に消えたネルの気配を追う。 移動が止まったあたりで、転移をしようと身構えた、その時。]
――っ この気配は…
[>>3 熾気を感じてか、左眼が鈍く痛んだ。 反射的に、天を見上げる。]
(30) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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……戦うのか。
[何となく落ち着くかなと思っていたが、そんな筈は無く。
闇の剣を手にしたムパと奇妙な音を立てて変形したヒーローを訝しげに見る]
では…《決闘》と言う事で…。 《立会人》を務めさせてもらおうか。
[成り行きで2人の戦いを見届ける事にしたが、立会人に飽きた、もしくはこちらにも戦いを挑んで来るならば。
この村ごと《終焉》を与えるだろう**]
(31) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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よろしくお願い申し上げる。じゃねえ。 人の同行者に何やってんだよてめえは…!!
[「ガァン」、乱暴に扉が蹴り開けられる。 舌打ちと共に出てきたのは再び眼帯を身に着けた軍人だ。]
チッ またてめえか…!! ただでさえ回り道になってんのに邪魔すんじゃねえ…。
[そう呟く声は酷く不機嫌なものだ。]
(32) 2011/06/10(Fri) 02時頃
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[『風』の力は、元々はネルから貰ったもの。>>29 世界を巡り、どこにでも在る風――それが、全世界を渡る力となった。 契約の終わった今は、「風」だけが手元に残っているが…こんな時だというのに、何故かネルの顔が思い出された。
風纏う男は、身軽に飛ぶように駆け、民家の壁の一つを盾にしたが]
……あ。ドナ君。
[半分ほど存在を忘れていた。まずい>>32]
待って、彼の狙い僕なんだよ、今出てきたら危ない!
(33) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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………あ、やっぱり人だ。
[目を凝らせば、やはりそうだ。 人だ――それも動いている。 だが、向こうの人物誰なのか、雪の幕に覆い隠された様に。 そして、それが、『善』なのか『悪』なのかも解らない]
ねーー!そこの人ー! 視えないんだけど誰ー!?
[白雪のカーテンを一枚ずつ掻き分ける様にしながら。 通る声を響かせて、その人物に近付いていく]
(34) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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[ ――正しく。 近づいてしまった ]
(35) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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なぁぁぁぁッ!?
[連射されるエネルギー弾。 そこへ入ってきたのは眼帯の軍人だった。]
ぬぅぅぅぅぅぅぅん!!!
[彼に弾丸が当たってはまずいと、気合の籠った叫びとともに エネルギー弾にエネルギー弾をぶつけて無理矢理軌道を変える。]
アキラくんを殺したこの男が、キミの仲間だと言うのか? なら、貴様もアキラくん殺しに関与しているということか。
(36) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/10(Fri) 02時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/10(Fri) 02時半頃
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…アキラ君の件には関係ないけど、 あの、僕が死ぬとこの人も死ぬ事になってて。
[言い辛そうにヒーローに告げる。 『ドナ君はいい人だよー』と言ったら盾にしているようだし、『こいつも悪い奴だよ』と言えばドナルドにとばっちりを食らわせるわけで。
…さてどうしよう。]
(37) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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るせぇ!お前が狙われてんなら俺も無関係じゃねえんだよ!
〔Code:A=1\3O#F3+\G-SV-9V7T6+\&7M@Q6B#M/+U?2\#8〕
[連射されるエネルギー弾が飛んでくる。 小さな機械音、それは軍人の詠唱の音。 エネルギー弾の軌道が変わったのは>>36 放った男が変えたからか、それとも…―――]
チッ お前が言ってる意味がさっぱりわかんねえけどよ。 二度言うが、邪魔するんじゃねえ。
その弾こいつに当てようってんなら、容赦はしねえ。
[喧嘩っ早さを窺わせる隻眼が、ぎらりと光った。]
(38) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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……ぬ…ぬうううううう。
[ヒーローの戦意が揺れる。 彼にとっては衝撃的な事実だったからだ。]
キミは知っているのか?それとも知らないのか? 意味がわからないのなら、もう一度わかりやすく言おう。 アキラくん……キミも《Front》での戦いで会っている少年だ。 この男が―……彼を…
[隻眼の軍人に言う声にも怒りが混じる。 それを努めて努めて抑えようとしているが]
(39) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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この男がアキラくんを殺したのだッ!!
[もはやそれは怒号に近い。]
キミがあの悪行に関与しているのならば、 私は迷わずキミたちふたりを相手に戦おう。 だが、キミが何も知らないと言うなら
―………私はどうすればいいのだ。
(40) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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…ねえヒーロー。 僕は一度貴方を騙したけれど、この件は嘘じゃありません。
僕…悪を殺す為に、関係のない善良…多分善良な人間が必ず死ぬ。そんな場合…貴方は、どうします?
悪を滅ぼすのが第一? 善良な人間を助ける為、悪を見逃す?
[ふと湧いた疑問を、ヒーローに尋ねた]
(41) 2011/06/10(Fri) 02時半頃
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ああ………っ!!
[突き付けられた疑問はヒーローの最大の矛盾であった。 彼の言葉を真実とすれば両立しない2者のどちらを取るか―]
正義を貫けば悪を倒さねば―……しかし… 悪を倒すことで善良な人間が命を落とすのであれば、 それは―……悪?
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
[頭を抱えてその場にしゃがんでしまう。 異常を知らせるかのように、ヒーローの体からは 何筋かの白煙がのぼっている。]
(42) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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―――…はぁ!?
[>>40男の怒号に、隻眼が”風”を見る。 どういうことだ、と言いたげな目ではあったが 小さく舌打ちをするとヒーローへと向き直る。]
……どうすりゃいいか、だって?
[本当に何も知らぬ軍人は緩く首を傾げ、 しかしそう長く思案せずにこう口にする。]
(43) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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……難しい質問だったけど、貴方自身の答えを聞きたかったんだ。 ごめんなさい。
[悩む姿も、また一つの答えであり>>42]
(44) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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―バイロン山―
聖雷の槍<ケラヴノス・ロンヒ>!
[雷を槍の穂先のように形成し、ネルめがけて投擲する。 しかし、やはり戦闘技術の甘い私にはソレを当てることも困難で、軽々とかわされてしまった]
く…これなら…どう! 聖雷の短剣<ケラヴノス・マケリ>!
[十指の間に短剣のように短い雷を生成し、右、左と順に投げる。 さらにそれが空中で分裂し、数多の雷撃がネルへと飛来する。 今度は流石によけ切れなかったのか…それともあえて避けなかったのか…数発の雷が彼へと命中した。 しかし、彼の表情は余裕を浮かべたままで、そのままこちらへ急接近、反撃されてしまう]
あ…ぐ!?
[至近距離からの散弾銃。 咄嗟に防壁を作ったものの、先程ほどしっかりしたものではなかったため、弾丸に身を貫かれることこそなかったけれど、無数の弾丸による衝撃が体を襲う。 激しい鈍痛と骨のきしむ感覚と共に私は後方へと弾き飛ばされた。 苦痛に表情が歪む]
(45) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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アルフレッドは、紫電を纏って沈黙する。
2011/06/10(Fri) 03時頃
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てめえに与えられた選択肢は二つだ。
――…ここで、大人しく引くか。 ――…それともここで、俺にぶっ飛ばされるか。
[話し合う―――…は、軍人の選択肢には、ない。]
好きな方選ばせてやる…が、何度も言うが”邪魔すんな”。
[”風”とヒーローのやり取りも台無しにする選択肢。 白煙上げる男にさあ、どうするよ。と 軍人は>>41連れの男がフォローした善良…とは 程遠い笑みを浮かべて哂った。**]
(46) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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[雪の帳をかき分けるようにして此方に向かってやってくる姿。 それは白い雪に映える黒衣を纏った少年だった。>>34]
君は……確か、《Front》で会ったな。 随分雰囲気は変わっているが。 こんなところで何をしている?
[ネルが「殺したい程許せない」と言っていた>>3:160 事を思い出すが、表情には出さない。 ただ、瞳を眇め、探るような視線を送った**]
(47) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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…この人はあんまり善良じゃないけど、多分恐らく悪党だけど、もしそんな事態に遭遇したらどうするか…貴方自身の答えを聞きたかったんだ。
[ドナルドの二択を受け、先の質問の訂正をした。>>44]
(48) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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……ッ!!
[軍人の言葉に顔を上げる。 メットで隠されているからわからないが、 その奥には紅い光が見えているか。]
…………。
[軍人の問いにも答えない、修道服の男の問いにも答えない。 周囲がどう動いても今のヒーローには止められない。 ただただ、もの言わずしゃがんだままである**]
(49) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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―― バイロン山 ――
[襲い来るネルを見止めれば、魔女の口元はニィと笑に歪む。 ネルは気づいていないだろう。 闇魔術の、呪いがネルに掛けられていることを>>3:267]
態々出向いて呉れるなんて、ご苦労な事。
[魔女はネルの本質など知らない。 半神半魔であることも、何も。
ただ―――アメリアを巻き込んだ、唯、それだけの、出来事が 魔女に殺意を宿らせた。]
(50) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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く…痛…ヤニクは、いつもこんなの平気な顔して受けてたのかしら…。
[戦闘どころか、『記憶』としてではない痛みを、リアルに感じたことは今までにほとんどない。 しかし、当然相手はそんなことに気を使ってくれるはずはなく、おまけだよ、という楽しげな声と共に、再びグレネードが発射された]
え!?
[ネルの声に反応するのが一瞬遅れ、対応も当然一呼吸遅くなる]
ケ、聖雷の領域<ケラヴノス・カタフィギオ>!
[なんとか防御は間に合ったものの、防壁は私の身体から程近いところに存在する。 弾丸のようなものならともかくこういった爆発物には余り効果がない。 爆発の炎こそ防げはするものの、その熱と、衝撃波をもろに受けてしまった]
(51) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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きゃあぁぁぁぁあああぁぁぁ!!
[私は数メートルは軽く吹き飛ばされ、山肌にたたきつけられた。 …尤も、雪が積もっていたので、直にぶつかるよりはダイブダメージは軽いはず。 それでも、全身をズキズキとした痛みが襲う。 今の熱波で火傷を負ったのだろう…少しだけ焼け焦げた臭いがした]
く…ぅ…。
[すかさず回復のためにチカラを使う。 傷自体は比較的すぐ直るけれど、刻み込まれた痛みとダメージは、暫くは抜けそうもない]
やっぱり、私にはこの程度しか無理なの…?
[ネルはロビーの相手をしているのだろうか…雪に埋もれた今の状況では、外の状況はわからなかった。 追撃してこないところを見ると、恐らくそうなのだろう…そうでなければ、そこまでする必要すらないと、相手にされていないのか…]
悔しいなぁ…。
[情けなくて悔しくて、私は奥歯をかみ締めた]
(52) 2011/06/10(Fri) 03時頃
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