人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

サイラス、指見せて。

[血が出ているのだろう傷口を
見せることを幾らか強く言葉にする。
現れた傷口に]

少し痛いかも。ごめんね。

[一言口にすると、その傷口を吸った。
破片のあるなしに拘わらず、だ。
傷口に細かい破片が残らないようにと
強めに吸った傷口から滲んだ血は
余った新聞紙に隠して一応は口の外に出す。
口内に残る血の鉄錆びた味にその唇は僅かに陶酔を帯びる。
傷口に滲む血を最後に舐めとり]

…沁みるよ。

[そのあとは、割と容赦なく
消毒薬で傷口を洗い、ガーゼと包帯で治療を終える]

(44) 2011/12/23(Fri) 09時頃

【人】 道案内 ノックス

 あっ……オスカー近づいたらだめだよー。
 片づけは、先輩に任せとけばいいって。

[驚いている間に初動が遅れたから、なんとなくバツが悪くて
現場に近づく同室の後輩に声をかける。
彼は、自分が言うまでもなく
それ以上何をするって訳でもなかったようだけれど。
後輩の面倒を見るという大義名分を得るように、
ぎゅむっと嫌がられなければ背後から抱きつくか。

受け入れられたにしろ、そうでないにしろ。
アイスブルーは、心配そうに手当てされるサイラスを見るけれど]

 ぼーっとしてるのは、俺じゃなくてサイラスだったみたい?

[先程のヴェスパタインの言葉に返すよう、茶化していうのは
しょんぼりしているサイラスに、
気にすんなという意味合いを込めた声音と表情で。]

(45) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

「君に──…………」

[薔薇は、一言、風のようなささやきを零す。
それは、病気がちの少年が、ずっと想い、支えとしていたもの。
決して表には出ない、小さな小さなトゲのような感覚]


 ほぇっ!?

[裡で呟けば、裡に返るように聴こえる声。
それは、目の前のモリスの物である気がするけれど。
しかし、耳で聞いたのではない感覚に、
眼を見開いたのは食器が鳴る音と同時。]

 えー、えー……何これ。
 モリス?……と、あれ、もう一人声が……?

[風に消えそうな細い声。
耳を澄ますように立ちすくめば、
サイラスに関する動きには遅れてしまう。]


 んー……何か、欲しいの?

[消え行く声を微か拾って、そっと裡で返してみる。
それは、オスカーを止めた頃合い。

オスカーを抱き止めれたなら、
その温もりが心を落ち着かせたのか。
否、誰かを求めるという植えつけられた慾が、
この異常事態を受け入れさせたのだろうか。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その間にも片付けは進むだろう]

ありがとーね、モリス。
後のゴミとか捨てとくよ、かして。
サイラスは明日ちゃんと保健室で
傷口を見てもらうこと。いい?

[首をかしげればポニーテールも同様に傾ぐ。
回りには、終わったから大丈夫だと
そんな顔をして一足先に食堂をでた]

(46) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

何、これ、だなんて…とんだご挨拶だね…。

[薔薇の園から囁く声は酔ったような甘いもの]

聞こえる?君達は……誰?
薔薇の声が、聞こえるのかい?


…うん。

[ほしいのかと聞かれれば肯定の意識が空気に乗って。
薔薇の香りが、そこに漂う]

枯れそう、なんだ。
君は…君達は、助けてくれる…?


【人】 薬屋 サイラス

…ぇ、ちょ、先輩???

[指先を吸われて、思わず真っ赤になって狼狽えた。
包みこむ唇の柔らかさと中の湿った温かさ、
俯いて長い髪の掛かる伏せた目元が彫刻作品のようにきれいで、
なんだかドキドキしてすっかりのぼせ上がってしまった。]

…ゥッ。

[最後にペロリと舐められて、ぞわりと微かに走った感覚。
それが何なのか、よくわからなかったけれど、
どこかぼんやりして居たのは、何処からともなくふんわりといい香りがしていたからか。

けどそれも、沁みる薬を塗られれば、情けなくじたじた痛みにもがく事になってしまったけれど。

結局、大袈裟に包帯を巻かれて、涙目でしょんぼり。**]

(47) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

 挨拶が欲しかったの?
 じゃあ、こんばんはー。

[返ってきた声に驚きつつも、暢気に挨拶を返す。
甘ったるい声に、ぞわっと背に走る感覚は、
覚えがないとは言わないけれど……。]

 誰って、俺はノックスだよ。
 高等部2年の。で、君は誰?
 それと、薔薇の声ってなに?

[必要ならばモリスの名も告げるが。
モリスは一発で判ったのに対し、
いつもツンケンとあしらわれているエリアスの甘い声音には、
気がつけなかったのは仕方ないこと。]


ありがとう。こんばんは。
名前…名前、なんだろう?

[ヤドカリのようなものなのだから、
自身に名前はないだろうけど]

体の名前は…エリアスっていうのかな?
君はノックス、ね。君、この子に相当嫌われてるみたいだね?

[くすくす。笑い声は花が零す香りのよう甘やかで]

薔薇が、ね。ちょっと悪戯をしたみたい。
なんで、君達なんだろうね?

[感染したとか、そういったことは一切口にしない。
ただ、自身は傷ついたカラダを癒したいだけだから、
他は正直どうでもよかった]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[しょんぼりとうなだれるサイラスの頭を
よく頑張りましたといわんばかりに頭を撫でる。
最近背が伸びているのを知っているだけに
そろそろ抜かされるかもしれないと
そんなことを思いながら]

…かもね?

[ノックスの指摘に笑って手を降る。
食堂のおばちゃんに陶器のゴミを捨てさせてもらい
長い髪を揺らしながら廊下へとでた。

冷えた廊下で感じる薔薇のあまいにおいに
瞳には微かに恍惚が混じり、
まだ血の名残を覚えている唇はため息をひとつ]

(48) 2011/12/23(Fri) 09時半頃

【人】 道案内 ノックス

[サイラスが手当てされる様を見ていれば、
その指がヴェスパタインの唇に吸い込まれる。]

 ぁっ

[小さく驚いたように上がる声は無意識。
瞬きを忘れた眸は、治療と言う名と艶めいた行為を見詰める。
唇から血と唾液が混じった液が、指先とつっと糸を紡いで
ふつりと途切れ、最後に舐め取られる様も具に。
サイラスの消毒に身もだえる様も……。

はぁっと詰めた息を吐いたのは、ヴェスパタインが去る間際。
近くにオスカーが居たのなら、熱が籠ったようなその息吐く音を
聴きとめていたかもしれず。
振られるヴェスパタインの手に、
ノックスにしては珍しい曖昧な微笑を返した。]

(49) 2011/12/23(Fri) 10時頃

 名前が、判らない?

[きょとんとした音を響かせる。
その後、体の名前と言われれば、訳が判らないと、
音は響かせないが、とった間の長さで知らせて。
実のところ、その間は、ヴェスパタインの行為に驚いて
出来たものであったけれど。]

 身体はエリアスって、うーん?

[嫌われてるという言葉に、眉を八の字に下げるも、
それは相手には見えないこと。]

 確かに、エリアス本人だったら、
 こんなに和やかに話できないだろうけど。
 薔薇が悪戯?された記憶ないけどなぁ。

[さっぱり判らないと、お手上げ風。]


だって、呼ばれる必要、なかったもの。
薔薇は見目よければそれだけで。
それとも君が名前をくれる?

前からこの子のカラダに居るんだけど。
僕が体力貰ってるから、妙に病気がちみたいだ。

[薔薇は人を殺すつもりは毛頭ない。
悪い言い方なら、寄生虫のようなものだから]

薔薇が、ね。君達に棘を指したか…
刺された誰かが、君達に触れたか。

どうしてそうなってしまったか、知りたい?
僕も枯れそうだし、教えてあげなくもないよ

[くすくす]


もう一人…誰だか知らないけど…でもいいよ
もし知りたかったら、夜中にでも会おうか?
教えてあげる、からさ…

[くすくす。あぁ、そのときは一人でね。
逢引は見られるものではないでしょう?**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[窓から差す月の光に吹雪が止んだことを知る。
窓の外を見下ろせば、雪のなかに]

…あ

[薔薇が確かに咲き綻んでいるように見えた。
思わず廊下の窓を開けば、冷えた風が肌を撫でて
白く甘く、ため息が溢れる]

(50) 2011/12/23(Fri) 10時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 10時半頃


 えーっと……ちょっとまってー。
 君がいるから、エリアスの調子が悪いの?
 だったら、他の所に行ってくれたらいいのに。

[一つ一つ与えられる情報を紐解くように呟く。]

 それで、名前は……
 話聴くとまるで君が薔薇みたいに聴こえるけど。
 そりゃ、必要ならあだ名つけるのはいいけどさ。

[ふっと想い浮かぶビジョンは、何色だったろう。
赤や蒼や白……ではなかった気がするけれど。]

 でもって、薔薇に刺されると声が聴こえるようになる?
 俺は薔薇に触れた記憶ないから、誰かから触れたのかなぁ。
 触られたというか、気がつかないうちに触った??


[うーんうーんと唸るうちに、教えてあげると甘い声。]

 今すぐに教えてくれればいいじゃないか。
 ケチだなぁ。

[教える方法が、逢引だとは知らず。
むぅっと唇を尖らした*]


【人】 道案内 ノックス

[もし、オスカーが抱きしめること赦してくれていたのなら
そっと腕の拘束を解いて。
涙目でしょんぼりしている、
サイラスに「泣くなら慰めにぎゅっとしちゃうぞー」なんて
言葉をかけながら冷めてしまった食事の前へ着く。

けれど、冷めてしまったから……と言う訳でなく
食はなかなか進まない。
ふぅっと吐息を吐けば、
何処からか甘い甘い薔薇の香りがする気がして*]

(51) 2011/12/23(Fri) 10時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 10時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[エリアス達との食堂での会話を思い出す。
薔薇はなぜ散らせたくなるのか]

──気持ちいいのかな。

[薔薇に限らずそんなことを思う。
踏み拉かれ、気ままに摘み取られ、散る。

そこに、無意識に求め続けている
恍惚はあるのだろうか]

(52) 2011/12/23(Fri) 10時半頃

ケチ?

[心外というように。そしてこれはノックスだけに聞こえるように囁く]

君が好きなことをしてくれればいいんだよ?

抱きしめるの、好きでしょう?
君が抱きしめてくれたら……

[秘密と言う花蜜を、そのくちびるに分けてあげる、と*]


【人】 本屋 ベネット

[ベッドの中、もそりと寝返りを打つ]

……今、何時?

[窓から見えるのは月明かり。眠い目を擦り顔を上げる。
眠ってからどれだけの時間が経ったのか、よくわからない。

雪が止んでいるのはわかったけれど]

(53) 2011/12/23(Fri) 11時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 11時頃


【人】 本屋 ベネット

[寒さにベッドの中に留まっていたかったのだが。
トイレに行こうと部屋を抜け出した]

ひょっとして、まだそんなに時間、経ってない?

[トイレからの帰り、食堂の方にはまだ明かりがともっていたか。
冷たい風がどこからか吹いてくる。
少し歩くと、ジェフェリーの同室であるヴェスパタインの姿が見えた。

思わず息を呑んだのは、月明かりが映し出す彼の姿が綺麗に見えたからだろう]

(54) 2011/12/23(Fri) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[薔薇の花は死の記憶に繋がる。
小さい頃に両親が死んだときにも。
兄と引き離され、別の家庭で育つことになったときにも。
そこで見た、結婚をしない叔父と、知らない男との]

──。

[薔薇の咲く庭の奥に広がっていた情事の光景にも。
まるで、蝶の標本か何かを作るように
奇妙な体勢で身を強張らせていた叔父の姿は死を思わせて]

……誰か

[教えてほしいと
刻み込んでほしいと
ただ踏み拉かれることを心のどこかで

つよく、つよく]

(55) 2011/12/23(Fri) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…あ。

[歪んだ思考を中断させたのは人の足音。
廊下の奥に見える上級生の姿に
口許を緩めながら軽く頭を下げた。
それから、窓を閉めてベネットの方へ歩き出す]

雪、止んだみたいだから
明日は外に出られそうですよー。

[近くの窓をこつ、と叩いて確かに笑った]

(56) 2011/12/23(Fri) 11時頃

【人】 本屋 ベネット

 ――あ、あ。この雪じゃ、あんまり出たくもないけどな。

[一瞬気後れてから声を出す]

 ……誰かって? 何かあった?

[聞こえた呟きが気になって聞いてみる。
窓の外からか流れ込んできた薔薇の香りが、閉めた今でも残るような]

 言いたくないなら、別に良いよ。ちょっと気になっただけだから。

(57) 2011/12/23(Fri) 11時半頃

学者 レオナルドは、メモを貼った。

2011/12/23(Fri) 11時半頃


【人】 学者 レオナルド

―廊下―

[人気の少なくなった寮内。人の声が聞こえれば自然と足はそちらに向き]

お二人も残っていたんですねえ

[元副会長の同室者とクラスメイトにのほほんと声をかけた。二人の会話は聞いていなかった素振りを見せる]

(58) 2011/12/23(Fri) 12時頃

【人】 新聞配達 モリス

いーえ。そのままナタリアのばっちゃんの手ェ煩わせるのもなんか嫌だし。気にしないでくださーい。

[モリスが見るとどうやらサイラスが指にケガをしている様子で。]

おいおい、大丈夫かー?

[モリスはサイラスの顔を覗きこむ。]

(59) 2011/12/23(Fri) 12時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

んー…秘密?

[軽く首をかしげ、口許は緩む。
瞳は言葉とは裏腹に何かをもとめるように
ベネットへと向けられ、微かに手を伸ばしかけるが]

ーーーッ

[聞こえた、元生徒会長の声に手は握って下ろされ]

…先輩こそ。

[やや曖昧に場を濁した]

(60) 2011/12/23(Fri) 12時頃

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