194 花籠遊里
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[紫煙に囲われる様をみれば、どうやら「お客」の相手が決まったようだ。 離れた双方の背中を、再び煙草を取り出しながら眺めていた。]
………涙啜らねェと飛べねェんだよ…
[小さく吐き捨てた言葉は、自嘲の笑みと共に消えていった。]
おっと、悪ィね。ずっと握り締めててよォ。 ………で、お前とは「抱かれても構わない奴は誰か」っつー話だったっけ?
[少し瞼を伏せてから簡単に手を離す。自分の火種で紙に火を灯した。ほぅと一吹き。 随分と前の話題を引き摺り出して、暗い瞳に笑みを投げた。]
(38) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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[今夜の花を決めたらしい蝶の言葉。>>36 また、媚びろとこの蝶は言う。]
……花の輝きは涙に暮れる姿。 成程。
[何故か反抗したくなり、笑顔で呟くのは繰り返す言葉であれど、何処か頑なな感情を宿し。
紫煙はまだ早かったらしいとうのすけを見送り、欲張りな蝶を見送る。]
(39) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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― 地下牢 ―
[今宵購うは玲瓏な面差しの朧月に、 季節の外れの花房垂らす藤の君。 態々、二人を纏めて買うのは、彼らの仲を知る男の性悪さ故。 無意識ながら、己に付いて回る派手遊びの噂を肯定。
行儀のよいばかりの蝶客に混じる夜蛾は、 牀台に敷かれた綿布団の上で脚を組む。
格子の内側に収まる男は、捕われたのではない。 この場は、蝶が花を囲う為の籠である。
睦まじく二輪揃えられる花を待ちながら、 咥えたままであった紙巻を、唇で淡く愛すと煙管盆へと放り。 ジュ、と短い音を立てて、僅かに空気に混じる焦げた香。
瞳に熱い色を宿し、唇の形だけで笑みを作った。]
(40) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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[――次々と歩みを宵闇へと向けて行く彼等の背中を見、ただ男は無機質な表情を仄灯りに照らして居た。]
こんな夜から大盤振る舞いなんて、随分なことだね
[先に投げられた言葉に返すように、小さく吐息を漏らしながら派手な背を見送る。
そうして脳裏に返るは朧月夜。揺らめく月光空より降り。
ただその月を手に入れたとならば――この飢えも満たせようか]
…。あの淡藤、今夜は俺が貰う。
[ただ廊下にその声を反響させたとならば、男もまた名も知らぬ花主の元へとその姿を見せに、声を届けに行ったことだろう]*
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……いえ、唯、指先は熱くは御座いませんでしたか?
[握られていた手を謝られ、熱を灯したばかりだった硬いライターの感触を少し、心配し。>>37>>38]
嗚呼、其のお話の続き、で御座いますか。
しかし、宜しいのですか? 僕との会話より、今宵の花を決めなくては。 お目当てに、先を越されかねません。
[相手が毒持つ蛾ならば、そう思う相手であればしなかっただろう心配を投げる。]
(41) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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櫻の梢を一本、所望したいのですが。
[花の主の元まできた僕は、 煙を纏った彼>>34にそう申し出た。
亀吉には「また後で」などと軽々しく言ったものの、そういえば櫻子にもまた会おうなどと言ったような記憶がある。 まあその「後で」が別に今夜のことでなくてもいいだろうと適当に考えると、可憐な櫻色のリボンに思いを馳せたのだった。
きっと櫻子となら平穏な甘いひと時を過ごせるだろうと期待して、地下牢へと向かった。*]
(42) 2014/09/14(Sun) 22時頃
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[男が言った矢先お客は二輪刺しを所望したように思えて、買われた者達には同情の二文字を送る。
次いで、考えがあってか天然なのか……天然だとしたら末恐ろしいが、頬にかかったブロンドの奥を恥ずかしげに染める蝶の提案に頷く。]
櫻子……慎ましい風の、アイツかな?
まだ俺も買った事がねェ花だ。
土産話、期待してるよ。
[言っては、続いて廊下に消え行く二人を見送るだろう。]
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
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ー少し前ー [苦みに震えた目元を見咎められていたとは思いもせず>>37、紅の花に会釈をして踵を返し、廊下を歩く
複数に混じるのは実は初めてで不安なことは、洩らしはしないが揺れる瞳に色づいていたろうか 朧を呼んだ後白一色の着物に袖を通す 焚き染めた香により僅かに香るは白梅紅、鏡面と言われた自分に戻る儀式
今宵も蝶の前で花開かんと、すっくと立ち上がり朧と共に地下牢へと向かった]
(43) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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[聞く前に残った一羽が指名したのは、日頃男が懇意にしている花の色。]
おうおう、了解。
今夜の花とは丁度いっしょにいる事だ。
お手手繋いで行こうかねェ。
[穏やかな気を纏う男の姿が見えなくなったならば、自分も後を追って*]
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―廊下― [さて。鼓膜を震わすは夜の音。何度も、何度も聞いて飽きた音。 所謂花達の色気が、艶が一番出る時間帯になったのを知らせるもの。]
……貴方様を満足させるような花があるかどうかは分かりません。 それが俺かもしれないし、他の花達かもしれない。 手折る事は禁じられておりますが、言い換えればそれ以外なら何をしても良いのと同じ。 お好きなように、夜をお楽しみください。
[蝶はどんな反応をしただろうか。>>9 詰まらなそうな表情か、それともまた別の顔か。 それが見れたか見れなかったか定かでは無いが、誰かが己を呼ぶ声がするのは確かに聞こえた。 声の主は藤之助だったか。それに一つ頷くと蝶を真正面から見つめ。]
申し訳ございません、今宵は別の蝶が俺をご所望のようです。
[一言そう断ってから、深く一礼を。 止められれば振り返るだろうし、何も無ければそのまま自室へと。*]
(44) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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[広間で過ごすひと時はいつも穏やかで。
外来語を学ぶのはそんなに得意でなくとも、こうして続けていられるのは気配りの行き届いた櫻子の手腕であろう。
少なくともこの男はそのように感じており。 腰を下ろしつつ>>175、僅か開けた窓から吹き込む夜風を頬をあてながら過ごしていた頃だったか。
今日も一輪、二輪と花が籠の中へと集められていく気配を感じたのは時計の針の所為。
今夜宴にて選ばれた花籠の中に櫻の梢も選ばれたことを知ったなら、名残惜しそうにしつつも本を閉じ。]
…夜風で肌を冷やさぬように。 風邪を引いてしまうかもしれませんから。
[などと、何れ近い内にち去ってしまうであろう櫻の梢に笑み浮かべては送り出そうとしたか。]
(45) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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[派手な山吹とは真反対の白い着物と微かない草の匂いを纏い、藤之助と向かうのは地下牢。 ゆっくり、ゆっくりと降りていけば蝶はもう既に居ただろう。>>40 藤之助と共に呼ばれた事に困惑しながらも、何も複数の花を愛でるのは珍しい事ではない。 のだが。]
………お待たせしてしまったようで。申し訳ございません。
[余計な物を振り払い、牢の中に舞う蝶へと一声かければ。 機嫌が良さそうな彼はどう応えただろうか。]
(46) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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[ふ、と。月は夜空を揺蕩う雲に隠され、その主張を弱めてしまった。 その寸分に彼>>21がどんな表情をしていたのか、男には皆目つかずに。]
…随分と、凛と咲く花なんだ?キミは。
[謙虚の中にも僅少視えた自信は、果たして謳い文句かそれとも。 ただ言葉を其の儘腹に据えれば、ぱちり、瞳に蓋をし また開く。 ――そう。彼の先程垣間見得た素顔>>0:256を、 今度は己が下で曝させるのも悪くは無い。…けれど、]
やっぱりさァ…強欲に行かなきゃダメだと思わないかい?
[その口端を上げ、自覚するまでの端麗な表情を崩したならば。燻る欲は唯軽いお月見を共にした彼に差し向け。 ゆうるり、己が腕を目前の一層謎めいた花へと向け、その頬を掠り撫でた。]
…キミとは、また今度ね。
[言葉尻には喉底から引っ張り出した笑声を。軈て手が彼から離れたならば、同時に背を向け影を見せ。 肩越しに緩く手を振ってみせたことだろう*]
(47) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
懐刀 朧は、メモをはがした。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
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火傷すんのは慣れてっから、気にすんな。
[万人が熱い物に触れた後のように態と手をヒラヒラさせる。
その後に続いた心配の言葉。心配を吐き出す元は、自分の事を宙に浮いてるとでも思っているのだろうか。
付かず離れず、「0か1か」という考えしか持たない男は大変焼きもきした。 今煙を吸い込んだら胸やけを起こしそうで中途半端に煙草を持った手を燻らせる。]
あ––––––……お目当ての花は表ではフラフラしてるが、夜になれば『布団の上で、行儀良く、待っててくれる奴』だろうから、大丈夫だろ。
なっ、お前そういう奴なんじゃねぇの?
[今晩はよろしく。 そう言う前に、煙を口に含んだ。
片方の手で、向かいの相手の髪をぐしゃりと撫で回して。 その髪が、今晩花を二輪抱く男に引っ張られたものであることとは梅雨知らず。]
(48) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
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[友と共に降りる地下牢、平常の顔を保ってはいたが困惑を隠しきれぬのは隣の友人も同じ様で>>46
一声、蝶に声掛ける友人の冷涼な声が地下牢に響き渡る。自分も人形の様だと揶揄された笑みを形作れば]
――お待たせ致しました。
[と、牢の中の蝶>>40へと告げる 唯、隣に友がいるということや複数人が初めてだという揺らぎが、鏡面に僅かに細波をたてていた]
(49) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 23時頃
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― 地下牢 ―
[花はいつも穢れを知らぬ白を纏いて地下に落ちる。 蝶の好色に染めさせる趣の純白は、男にとって少し眩しい。
しかし、格子戸の引く音を聞き、性質の悪い双眸を投じれば、 喜色に撓め、並ぶ月と藤に視線を這わせて歓待。>>46>>49]
なぁに、これから時を忘れさせてくれるんだろうよ。
二人とも此方へ着な、 ―――…今宵は俺がお前さん方の主人よ。
[傲慢な物言いで拒否権のない彼らを呼び、 逞しい両腕を開いて迎える二輪の花。 彼らが並び立てば、圧巻を覚えるほど美麗なる光景が広がり。]
(50) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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[彼らが牀台までの距離を消化すれば、 己は怠惰にも腰も上げぬまま、腕を伸ばす。 右腕に藤之助の尾骶骨を、左腕に朧の背を抱いて捕獲。 腕にそれぞれ違う体温を抱く贅沢を満喫。
強欲な男は、先に朧から唇を乞い、顎先を持ち上げた。 当然、傍らの藤之助の顔色を横目で覗きつつ。]
……ああ、これも一興だ。 答えずとも良いが、問うておこうか。
――――…お前さん方、こうして束買いされた事は?
[口付ける直前、笑む唇。 性悪な問いは、花束に慰みの幕開けを自覚させる。
特に、見せ付ける藤之助には、尾骶骨から臀部に掌を下ろし、 双丘を布地の上から割るように、指を立てて玩弄。]
(51) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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ー廊下→花主の部屋→ー
[ただ先を照らす仄灯りを頼りに、徐に廊下の果てを目指し。そうして軈てその先を見付けたのならば、重い扉を開き揺り籠に揺らめく宵闇を視界に映した]
――こんばんは。花主サン。
淡藤の蜜を、ちょいと頂きたいんだけど。 …たしか、亀吉って名を持ってた淡藤だった。
[視線の先。ただ揺らぐ宵闇の如何とも言い表せぬ雰囲気に意識の外にて押されながら、こくりと喉唾が下るのを感じ得る。 そうして男の口から肯定の意を、花を頂戴したならば、先に行った蝶の鱗粉を追うかの様に自分もまた地下牢へとゆうるり飛び行ったことだろう**]
(52) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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[火傷慣れ、そう言いながら何事も無かったかのようにする蝶の手を、少しだけ視線で追う。>>48 けれど、心配はこれ以上は不要だと言われるならば其の侭にしておくべきだろうと判断した。]
ふふ、意地が悪い上に、面白いことを仰る方だ。
[期待の言葉。 其れを重ねられているらしいと知れば、]
其れを貴方が僕にお望みなのであれば、僕はそう致しましょう。 ……きっとどの花も、貴方がそう言えば望みを叶えようとするものですが、ね。
[赤い髪を撫でる手は、まるで子供相手にするような。 其れは決して嫌ではなく、何処かくすぐったいものだった。
紫煙の香りに誘われれば。 承りました、と丁寧に一礼し、支度に向かうだろう。]
(53) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 23時頃
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[言われるがまま、しかし少し硬い動きで蝶の元へと。>>50 何の抵抗も無く慣れた動作で腕へと収まれば、隣の藤はどうだったか。 耳を震わす問いには淡く微笑む事で>>51返事とし、顎先が自分の意思とは別の力で上がれば、 まるで蝶が愛おしい相手かのように自然と唇を合わせただろう。
……何を考えて藤之助と俺なのか、意図が大体分かったような気はするが。 『花』である己には捨て置くべき事。 薄く唇を開けつつ、反応を伺う。]
(54) 2014/09/14(Sun) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 23時半頃
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[指名された花の成すことといえば、白い無地の召し物を纏うのが此処での決まり事であった。
白無垢で夜半を共にするなんて、ある意味皮肉のようにも思えたけれど、決まり事に逆らうことは良しとはしなかった。
というのも、逆らった末を知っている為に。他の花に比べれば経験など浅いものの、楼主が時折チラつかせる狂気めいたものは淡藤も瞳に映したことがあり。
煩わしいその決め事を今の今まで結局破ることは無かった。]
…また、櫻子さんのお時間の空いてる時に教えて下さると嬉しいです。
[これから彼が向かう先が何処であると知りつつも、太陽昇る平穏な空の元、話す言葉と同じことを口にして。
白磁に映えるであろう白無垢姿にうっとりしたように夢想した後、ひとり自室へと帰ろうと廊下に足を踏み入れようとして。 花や蝶以外の御人から伝えられた内容>>52に顔を曇らせつつ、早々と部屋に引き上げては真新しい着物を身に付けること数分。]
…余り物を拾うなんて、お優しい人…なのか。好きものなのか。
[ぶつぶつと呟きつつ、鉢の中の金魚を愛でた後にゆったりと地下牢へと向かっただろう。爪の色は白いまま。]
(55) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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むしろ忘れられなくなるかもしれませんよ。何にとは、言いませんが――――よしなに。
[此方へと誘う腕>>50にそう応えればその翅へと藤の花が触れんと房を垂らす。尾骶骨の辺りを触れる指>>51は迷いもなく、彼の手慣れた様子を伺わせた 友の顎先武骨な、しかし力強いであろう指がかかれば少しだけ心配そうな色を宿し朧の方を見つめたろう。朧月に口付ける際、男が問うた事に鏡面は揺らぐ]
……私は……
[珍しくも動揺を露わにしたのを見ればこの蝶はどんな反応したろうか 答えずともいい、という言葉に今は甘えて口を噤む。それが答えだとは思いもよらずに 内心漣をたてていたからか、双丘に彼の指が這い弄べば]
……っ
[吐息に混じる様に声が小さく、漏れ出たろう]
(56) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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─地下牢─
[素足の中降りれば足の裏から伝わる冷ややかさに少し身震いする。
地下独特の乾燥した空気の中、今宵夜を共にする御人のいらっしゃる牢を過ごす最中。
既に何人かの気配を感じれば、つい視線をやってしまう。
ツ──…と辿った先、高く結えられた焦げ茶>>54と並ぶ艶やかな黒髪>>49が垣間見えれば顔を背けて。
早足で辿るは鱗粉の後>>52 やがて一つの布団が敷かれた部屋で見つけたその姿を確認すれば、]
……よろしくお願い致します。
[媚を売ろうとして失敗したぎこちない笑みを向けただろう。]
(57) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 23時半頃
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―廊下―
望みを叶えてくれる花……に、なれんのかよ?お前。
[からかいが成す笑みを浮かべて、相手を囲わないように煙を吐き出す。]
今日は、お花が素直に口割いてくれるようにだけ祈っておくさァ。 ……じゃ、待っててくれよ。
[火傷は柔い髪の間に紛れて消えただろう。 一礼をして去る相手を見送って、男は花主の元へと*]
(58) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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―廊下→花主の部屋―
[地下に花が根付き始めた頃、閑散とした空気のなかを掻き分けるように進む。]
今日は新しい花を買う事にするよマスター。 ……あ、しまった。アイツの名前聞いてねェや。
え〜〜…赤い髪で、のっぽの…おォ、流石花主。これで分かるのかよ。
[見習わなくちゃな、軽口混じりに話をした後、再び静寂の中へと消え行く。
地下の牢屋の格子から、漏れて出るのは鳴き声か温もりか。**]
(59) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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[慣れた動作で腕へ収まる隣の友人
自分も楚々とそんな風に――普段ならできるはずだがかの男の腕へと留まる瞬間僅か、体が震えた
これではまるでおぼこではないかと自分を叱咤し次の瞬間にはいつもの、顔に]
[どこか何時もの様子………とは言っても闇夜に浮かぶ藤之助の姿を見た事は無いに等しかったか……に
心配そうに藤之助を一瞬みやる。視線は合っただろうか。
瞬きをしてしまえばその色も消え失せ意識は無理やり蝶へと。]
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[彼らの緊張を肌で感じ、早速一文字に結ばれた唇へと触れた。 朧の花は経歴も長いのだろう。心得調子であった。>>54
彼が薄く開いた唇の袷を軟体で詰って、生温い呼気を寄せ。 浸食するよう忍び込んだ舌は、ぐるりと巡らせ賞味。 白い歯列を一欠けらずつ擽り、紙巻の香を移して、堪能。
更には水音を態と立て、口腔と藤之助の耳に届けながら、 彼の舌先に深度を求め、突き誘って見せた。]
―――ん、悪くねぇ。 しかし、そうも見透かす眼をすんじゃねぇよ。
……嬲りたくなる。
[笑い声は抑えたものの、彼の舌先を手繰り、 淡く噛み散らすのは我慢しなかった。]
(60) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
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[視線が合えば少しだけ自分の瞳に浮かんだ不安を気取られてしまったろうか。心配そうな色を宿した眼差しに、大丈夫とばかりに笑みを浮かべる
瞬き一つで蝶へと心向ける彼を見れば、自分もまた蝶へと意識を戻す]
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―地下へと―
[身を清め、予め微かに甘い香を移した白の衣に袖を通す。 慣れた支度。 短い髪は濡らしても直ぐに乾く。
仄暗い地下の牢屋へ、歩みに何を感じるでもない。
唯。]
……ふふふ。
[今宵の蝶は、本当に面白い事を言う。 笑みを深くする自分より、花を弁えた花は居るというのに、何故選んだのが此の花だというのか。
其れだけは、心を僅か、揺さぶった。]
(61) 2014/09/15(Mon) 00時頃
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