人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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だから 諦めるのか?

だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。
言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?

モラトリアムは 長くないぜ


─…っ

[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。
何故、と思わなかった自分もいて。]


…諦めたく、ない。

私のこと、見てなくても、子供扱いでも。
セシ兄に、笑ってて欲しい。

…ありがとね、ヴェス。

ヴェスも。諦めないんだね。


さて――

[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]

どうだかな。
願っても動いても叶わないことは あるからな。
要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。

だから――礼を言われる筋合いはない。

[いつものようにざくりと切り捨てて]

まぁ――脈はなくもないんじゃないか?

[皮肉るように言って話を打ち切った]


うん、それでも。
ありがとう、ヴェス。

脈?
─…ないよ、絶対。

セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。

[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。
儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]



 私は何を誤っているのだろう。
 


 好きなのに、こんなにも大切なのに
 私の言葉はナイフになってしまうんです。

 器用な恋愛なんて出来なくて。
 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。


 甘い誘惑でもなく、
 快楽でもなく、

 もっともっと純粋なものが私には分からない。


 腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。

 私は正直です。何処までも正直です。

 そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。



 もう、一層―――死んでしまいたい。
 


 そんな、絶望感に、苛まれています。

 だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。

 大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど

 それでも…――


 もしも、万が一
 
 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと

 その可能性がある、限りは

 私は、未だ、死ねない。



 私は……

 私は、

 何を、誤っているんだろう。
 


 パパ、ママ。
 はじめての恋で、めげそうです。

 だけれどパパとママが病に苦しみながらも
 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。

 私も苦しみながら、もがきながら、
 大切な人の幸せを――**


【人】 墓堀 ギリアン

―墓地―

[コリーンとまたに話をといわれる。]

 ―……ほいじゃ、ここじゃないどごで、話すがなぁ。

[そう言っておいた。
 どうやら、ペラジーの主のように、村から出た者もたくさんいるらしい。
 普段は、この容貌もあって、あまり村の主だったところには行かないようにしていたが、
 そんなに人がいないのであれば、いまさら遠慮しても仕方ないだろう。]

 ペラジーの牧場もあとからいっでみっがな?
 今は、主はいないだに、ペラジー牧場だべ。

[まだ残ってたペラジーにはそんな言葉をかけて、また仕事に戻る。]

(384) 2010/07/04(Sun) 08時頃

【人】 墓堀 ギリアン

[それから、ピッパが起き出す前に、また墓地には違う客がきていた。]

 ――……何だ?どうただが?サイモン?
 おま、村に残っただがが。
 ん?どうせもう感染してたら、外にいっでも同じ?

 まぁ、そうだな。
 だったら、どうせなら、村で今までやれながっだごどする?

 ――……おま……何する気ぃだ?

[元々陰鬱で、墓地にも人のいないところの散歩、霊とあえないかとやってくる男だ。
 なんだか、その眼は危ないものを映しているようで、心配になった。]

 あー、ちょっとまで。
 おでも行く。

[明らかにおかしいサイモンの様子に心配になり、変な笑いをたてて歩く彼の後を男は追った。**]

(385) 2010/07/04(Sun) 08時頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/04(Sun) 08時頃


[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]

 あなたは、立派よ?
 逃げなかったんですもの――。

 真っ直ぐに向かったんでしょ。

 思うところを、気持ちを伝えるため、に。


 私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。
 好きだったの、愛していたのに。



 怖かった、から。


 逃げた結果――。





 生まれたのは、別れ。

 あの頃に戻って、自分を変えたいと。

 何度後悔の涙を流したかしれない、わ。



 そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。
 私の心は壊れたまま――




 10年以上も
 深い深い疵を負った心の底で。

 ――時を止めたまま眠っている。


 でも、あなたは――。
 勇気をもって、想いを告げたの。

 
 最期まで生き抜くために――。

 最期の時を後悔しない、ために。


 それは――…。
 とても、大切なこと。



 あなたが、生きた証、よ。


 あなたの想いが届いて、――…。
 少しでも、あなたのために。

 大切な人が心を動かしてくれる事を。

 私も祈る、わ。






 あなたは私の鏡のような存在だから――…。


.



 あは、
 あははは、
 あははははは!!
 
 ―――、っ

 あははははははははははははははは!!!
 


【人】 墓堀 ギリアン

―村のどこか―

[サイモンは不気味な笑いをあげながらふらふら歩いていく。]

 おま…どこいくだ?あ?

[やがて、村の一軒、の家に入っていく…そこが彼のうちではないのはわかる。なぜなら、戸を叩いてから、反応がないのがわかると、蹴り飛ばし簡素な鍵を壊していったのだから。]

 ―……あ?

[そのまま入っていく……きっと、もう、街に向かって旅立ってしまった家なのだろう。]

(407) 2010/07/04(Sun) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

 サイモン……何してるんだべ?

[止めればよかったのだろうが、
 今の事態とサイモンの様子に呆気に取られ、そのままサイモンが出てくるのを待っている。

 やがて、家の中で何か大きな音がした気がした。何か殴ったり蹴ったりしている?
 誰かいたのだろうか、とどきどきする。
 少し躊躇ったが、しょうがなく、家の玄関に手をかける。]

 サイモン?何してるだ?あ?

[それでも音は止まず…入っていくと…。]

(408) 2010/07/04(Sun) 18時頃

【人】 墓堀 ギリアン

 な、何してる   だ!!

[そこには、家の中で一人暴れまわるサイモンの姿があった。
 どうやら、この家には彼の嫌いな奴が住んでいたらしい。
 誰もいないのを見計らって、中に入り、散々荒らしまわっていたのだ。
 その部屋はリビングだったらしい。
 だけど、床にはモノが散乱し、カーテンは破け、サイモンは鉄パイプみたいなものを振り回している。]

 ――………ッ

[近づくのも危なくて、本当にどうしていいかわからなくなると、サイモンはまた笑いながら、罵詈雑言を唱えて別の部屋に移動していく……。]

(409) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 さ、サイモンッ

[とりあえず、部屋に誰もサイモン以外はいないのを確認して、その姿がどこにいったか探す。

 途端、どこかで破裂音が鳴って、大きな巨体をビクリとさせた。



 そう、思いだしたのは、過去、自らが巻き込まれれた爆発……。
 それから、敵の捕虜になって…の、
 思い出したくない、過去…………。]

 ――……ッ

[頭を振り、音のほうへ向かう。]

(410) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

 あ……

[そして、とある部屋で、火のついた暖炉に酒瓶や、燃えやすいものを放り込んでいくサイモンを見た。

 爆発した火はあっというまにそこらへんを燃し始める。
 サイモンはやっぱり笑いながら、まだ燃えろとモノを投げ込む。]

 こ、コラ……あ、あぶな・……

[また大きな音が鳴った。一瞬眼をつぶるが、そうもしている間に舐めるように火が広がる。]

 わああああああ

[あとはよく覚えていない。
 とりあえず、サイモンの襟首を掴み、必死に逃げた。
 とにかく、家の外へ、外へ……。]

(411) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

―サイモンが火をつけた家の外―

 あああああ

[そして、サイモンを引きずるように、その家の外に出たあと………その家が燃え上がっていくのをガクリと膝をついてみていた。]




[茫然としている間に、サイモンはまたどこかに笑いながら去っていく。]

(412) 2010/07/04(Sun) 18時半頃

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